JP6122621B2 - プロジェクトの計画及び管理のシミュレーション及び視覚化 - Google Patents

プロジェクトの計画及び管理のシミュレーション及び視覚化 Download PDF

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Description

本発明は概して、任意の数のタスクによって定義される製造プロジェクト等のプロジェクトを計画し管理することに関するものである。具体的には、本発明はプロジェクトをシミュレーション及び解析し、プロジェクトのシミュレーション結果のグラフィック表現を生成するシステム及び方法に関するものである。
製造プロジェクト等のプロジェクトは、任意の数のタスクによって定義することができる。プロジェクトは任意の数のタスクを実施することによって完了する。プロジェクトを定義する任意の数のタスクは、タスクを実施するのに必要なリソース、タスクを開始した時点からタスクを完了するまでかかる時間、及びタスク間の関係の観点から定義することができる。タスクを開始した時点からタスクを完了するまでかかる時間はタスクの所要時間と呼ぶことができる。一つのプロジェクトを完了するために行われるタスク間の関係は、順位拘束の観点から定義することができる。順位拘束により、プロジェクトを完了するために行われるどのタスクが、他のタスクを開始する前に実施する必要があるかが定義される。
プロジェクトの計画には、プロジェクトを完了するために必要な様々なタスクのスケジューリングを行い、プロジェクトを完了するのに望ましい目的を果たすために、これらのタスクに適切なリソースを配分することが含まれる。例えば、上記のある目的は特定の利用可能なリソースを使用して、特定の期間内にプロジェクトを完了することであってよい。別の例として、プロジェクトの計画には、プロジェクトを完了するのに必要な様々なタスクのスケジューリングを行い、プロジェクトを完了するのに要する合計時間を最短化するためにこれらのタスクに利用可能なリソースを割り当てることが含まれうる。
プロジェクトの管理には、タスクを実施しながらプロジェクトを監視し、タスクのスケジュールに全ての必要な調節を行うことが含まれる。プロジェクトの管理にはまた、状態の変化に応じてタスク間のリソースの再配分を行うことも含まれうる。
現在、プロジェクトの計画及び管理には様々な方法が使われる。これらの方法の多くは、業務用のソフトウェアのパッケージで入手可能である。さらに、これらの方法の多くは、クリティカルパス法、又はクリティカルパス法の一又は複数のバリエーションを用いる。
クリティカルパス法とは、プロジェクトタスクのセットをスケジューリングするアルゴリズムである。クリティカルパス法は一般に、特に建設業、航空宇宙・防衛、ソフトウェアの開発、リサーチプロジェクト、製品開発、エンジニアリング、及びプラント保全を含む全てのプロジェクトの形態で使用される。クリティカルパス法は、個別のタスクを有する全てのプロジェクトに適用することができる。
クリティカルパス法では、プロジェクトを完了するのに必要な全てのタスクのリスト、各タスクを実施するのにかかる所要時間、及びタスク間の依存関係を含むプロジェクトモデルを用いる。この情報を使用して、クリティカルパス法では、プロジェクトの開始から終了まで、計画されたタスクの最長所要時間シーケンスと、プロジェクトを長引かせないで各タスクを開始し終了させる最速及び最遅所要時間シーケンスを計算する。この工程では、最長所要時間シーケンスの一部であるタスクを「クリティカル」として識別する。したがって、プロジェクトの開始から終了までの計画されたタスクの最長所要時間シーケンスは「クリティカルパス」である。つまり、クリティカルパスとは、最長全体所要時間となる、プロジェクトの開始から終了までの計画されたタスクのシーケンスである。クリティカルパスにより、プロジェクトを完了することができる最短時間が判断される。クリティカルパス上のタスクの全ての遅延は、計画されたプロジェクト完了日に直接影響する。
クリティカルパスの所要時間よりも合計所要時間が短いプロジェクトの開始から終了までのタスクのシーケンスは、サブクリティカル又はノンクリティカルパスと呼ばれる。上記パス上のタスクは、プロジェクトの所要時間を全体的に伸ばさない限り、多少遅延しうる。プロジェクトの完了を全体的に遅らせずに、ノンクリティカルパス上のタスクを遅延することができる長さは、フロート又はスラックと呼ぶことができる。
最初は、クリティカルパス法では、タスク間の論理依存性のみが考慮された。その後、クリティカルパス法は、タスクベースのリソースの割当てとリソースのレベリングを通して、各タスクに関するリソースを含むように拡張された。リソースを平準化したタスクのスケジュールでは、要求された時点でリソースが入手不能なために起こる遅延と、この結果以前は短いパスだったものが最長の又は最も「リソースクリティカル」なパスとなりうることが考慮されうる。関連概念は、クリティカルチェーンプロジェクト管理と呼ばれる。クリティカルチェーンプロジェクト管理では、リソースの制約が起因の不測の遅延からタスクとプロジェクトの所要時間を保護しようと試みる。
プロジェクトのスケジュールは定期的に変化しうる。クリティカルパス法を使用して、スケジュールの継続的な監視をすることができる。クリティカルパス法は、プロジェクトマネージャがクリティカルタスクをトラッキングすることができるようにし、ノンクリティカルタスクが総スラックを超過して遅延しうる可能性をプロジェクトマネージャに警告することにより、新たなクリティカルパスを作成し、プロジェクトの完了を遅延させる。加えて、この方法は例えば、プログラム評価及びレビュー手法を使用して、確率予測の概念を組み込むことができる。
一般にPERTと略されるプログラム評価及びレビュー手法は、所定のプロジェクトの完了に伴うタスクを解析し提示するように設計された統計ツールである。プログラム評価及びレビュー手法は、プロジェクトを完了させるのに必要なタスク、これらのタスクの相互依存性、及び各タスクを実施するのに必要な時間及び時間の範囲の推定値を提示するデータを処理する。上記時間の予想には、各タスクに対する「最も可能性の高い時間」、「楽観的な時間」、及び「悲観的な時間」の推定値が含まれる。プログラム評価及びレビュー手法により、時間内にプロジェクトを完了するためにアウトルック上に情報を提供し、プロジェクトの完了を遅延させうる状態を強調し、これにより管理決定を指示することができる。プログラム評価及びレビュー手法は、フロープランのクリティカルネス及びスラックの両方、又はプロジェクトを完了させるために行わなければならない連続タスクのネットワークを明示し定義する。この手法は、現在の予想をスケジューリングされた完了日と比較し、スケジューリングされた日付までに完了する可能性を計算する。プログラム評価及びレビュー手法を使用して、オプションを実行する前に、プロジェクトのスケジュール上で様々なオプションの結果をシミュレーションすることができる。
プロジェクトを完了させるのに必要なタスクを行うための計画は、プロジェクトネットワークの形態で提示することができる。プロジェクトネットワークはまた、ネットワークチャートとも呼ぶことができる。プロジェクトネットワークとは、プロジェクトを完了させるために行う必要がある様々なタスクを実行するシーケンスを図示するグラフ又はフロー図である。プロジェクトネットワークは、プロジェクトを完了させるために行う必要がある様々なタスクをノードとして、タスク間の依存性をノードをつなぐエッジとして示すことによって、タスクのシーケンスを図示することができる。
現在のプロジェクト計画及び管理のシステム及び方法は改善可能である。例えば、現在のプロジェクト計画及び管理のシステム及び方法では、プロジェクトを完了させるために必要なタスクの所要時間の変動性を十分に考慮していない。さらに、現在のシステム及び方法は、プロジェクト計画及び管理に有用となりうるタスク及びプロジェクト情報の効果的な提示を提供しない。
したがって、上述した一又は複数の問題点並びに起こりうるその他の問題点を考慮に入れた方法及び装置を有することが望ましい。
本発明の一実施形態は、プロジェクト計画を生成する方法を提供する。この方法は、複数のタスクを含むプロジェクトの明細情報をプロセッサユニットによって受け取ることを含む。プロジェクトの明細情報は、タスク間の順位関係を示す情報、タスクの所要時間を示す情報、及びタスクの所要時間の変動性を示す情報を含む。プロジェクトの明細情報を使用して、プロセッサユニットによってプロジェクトのシミュレーションモデルが生成される。シミュレーションモデルは、クリティカルパスを形成するタスクのサブセットを識別し、シミュレーション結果データを生成するために複数回実行される。プロジェクトネットワークのプレゼンテーションは、シミュレーション結果データから生成される。プロジェクトネットワークのプレゼンテーションには、識別されたクリティカルパスを形成するタスクのサブセットが含まれる。
本発明の別の実施形態は、プロセッサユニット、シミュレーションモデルジェネレータ、シミュレータ、及びプレゼンテーションジェネレータを含む装置を提供する。プロセッサユニットは、複数のタスクを含むプロジェクトのプロジェクト明細情報を受け取るように構成されている。プロジェクト明細情報は、タスク間の順位関係を示す情報、タスクの所要時間を示す情報、及びタスクの所要時間の変動性を示す情報を含む。シミュレーションモデルジェネレータは、プロジェクト明細情報を使ってプロジェクトのシミュレーションモデルを生成するように構成されている。シミュレータは、クリティカルパスを形成するタスクのサブセットを識別し、シミュレーション結果データを生成するために、複数回シミュレーションモデルを実行するように構成されている。プレゼンテーションジェネレータは、シミュレーション結果データからプロジェクトネットワークのプレゼンテーションを生成するように構成されている。プロジェクトネットワークのプレゼンテーションには、クリティカルパスを形成するタスクのサブセットの表示が含まれる。
本発明の別の実施形態は、プロジェクト計画を生成する方法を提供する。複数のタスクを含むプロジェクトのプロジェクト明細情報は、プロセッサユニットによって受信される。プロジェクト明細情報は、タスク間の優先順位関係を示す情報、タスクの所要時間を示す情報、及びタスクの所要時間の変動性を示す情報を含む。プロジェクトネットワークのプレゼンテーションは、プロジェクト明細情報から生成される。プロジェクトネットワークのプレゼンテーションは、プロジェクトを完了させるためにクリティカルパスを形成するタスクのサブセットの表示を含む。プロジェクトネットワークのプレゼンテーションは、タスクに対応するノードと、ノード間の関係を示すノードをつなぐエッジを含む。ノードは、対応するタスクがクリティカルパス上にある可能性を示すために強調される。
特徴、及び機能は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
新規の機能と考えられる実施形態の特徴は、特許請求の範囲に明記される。しかしながら、実施形態と、好ましい使用モードと、さらにはその目的と特徴は、添付図面を参照して本発明の一実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより最もよく理解されるであろう。
例示の一実施形態によるプロジェクト計画及び管理環境のブロック図である。 例示の一実施形態によるプロジェクト計画及び管理システムのブロック図である。 例示の一実施形態によるプロジェクト計画及び管理システムへ入力されるプロジェクト明細情報の実施例の表である。 例示の一実施形態による決定論クリティカルパス法の計算結果の実施例の表である。 例示の一実施形態による決定論クリティカルパス法の計算結果の実施例のプロジェクトネットワーク図である。 例示の一実施形態によるモンテカルロプロジェクトシミュレーションの結果の実施例の表である。 例示の一実施形態によるモンテカルロプロジェクトシミュレーションの結果の実施例のプロジェクトネットワークを示す図である。 例示の一実施形態によるプロジェクト計画の工程を示すフロー図である。 例示の一実施形態によるプロジェクト計画のシミュレーションモデルを実行する工程を示すフロー図である。 例示の一実施形態による宇宙航空ビークルの製造及び保守方法を示すブロック図である。 例示の一実施形態を実装可能な宇宙航空ビークルを示すブロック図である。 例示の一実施形態によるデータ処理システムを示すブロック図である。
例示の異なる実施形態は、任意の数の異なる検討事項を認識して考慮している。本明細書でアイテムを参照する際に使用している「任意の数の」は、一又は複数のアイテムを意味する。例えば、任意の数の異なる検討事項は、一又は複数の異なる検討事項を意味する。
例示の異なる実施形態は、地球の製造環境においてうまく競合するために、限られたリソースを効果的に管理することが望ましいことを認識し考慮している。製造プロジェクト又はその他のプロジェクトの解析において、意志決定者はしばしば限りあるリソースをプロジェクトタスク間で配分し、改善努力をどこに集中させるかを決定する問題に直面する。例示の異なる実施形態は、意志決定者がプロジェクト計画及び管理ツールの改善を望んでいることを認識し、考慮している。
具体的には、例示の異なる実施形態は、タスクの所要時間の不確実性に対処した改善が望ましいことを認識し、考慮している。現在のプロジェクト計画及び管理の方法は、パスコンバージェンスを統計的に説明せず、プロジェクトの所要時間を過小評価する傾向がありうる。
例示の異なる実施形態は、シミュレーションがプロジェクト計画及び管理の有用なツールであることを認識し、考慮している。プロジェクト計画及び管理のシミュレーションを使用することで、不確実性の潜在的な影響を数値で表す能力が得られる。シミュレーションは、プロジェクトのリスクを識別し、軽減効果をサポートするのに有用である。シミュレーションはまた、プロジェクトのリソース配分をサポートするのにも有用である。
しかしながら、例示の異なる実施形態はまた、現在、実在の状況において、シミュレーションはプロジェクト管理の現実実務のプロジェクトマネージャによってしばしば使用されていないことも認識し、考慮している。プロジェクトマネージャは、様々な理由でシミュレーションを使用したがらない可能性がある。例えば、プロジェクト計画及び管理のシミュレーションの使用に対する一つの障害は、シミュレーションにおいて使用する正確なモデルを構築するのに必要となりうる時間、努力及び特殊な知識である。
本明細書で説明した例示の実施形態によるプロジェクト計画及び管理は、タスクの所要時間の変動性を説明するシミュレーションを使用することによって、従来のプロジェクト計画及び管理ツールの限界に対処するものである。例示の実施形態は、結果的に、用いたシミュレーション法の理解を深め、強化する対話式の方法及び視覚化を提供する。例示の実施形態によれば、プロジェクト計画及び管理のシミュレーションの使用に伴う重荷は、シミュレーションモデルの自動生成を提供することによって削減される。
したがって、例示の異なる実施形態は、様々なタスク間でのリソース配分を含む、プロジェクト計画及び管理の意志決定者へ、プロジェクト情報を効果的に伝えるプロジェクトネットワークを生成する意志決定支援ツールと手順を提供する。例示の実施形態は、プロジェクトタスクの明細情報と、タスク間の関係からシミュレーションモデルを自動生成する方法及び装置を提供する。プロジェクトタスクに伴うリスクを示す統計計測値は、シミュレーションモデルを実行することによって得られる結果から識別することができる。例示の実施形態は、シミュレーションを実行して得られた結果の視覚化を提供し、様々なタスク間へのリソース配分を含むプロジェクト計画及び管理に使用するために、プロジェクト情報を意志決定者へ効果的に伝える。
図1をまず参照する。図1は、例示の一実施形態によるプロジェクト計画及び管理環境のブロック図を示している。プロジェクト計画及び管理環境100は、プロジェクト104のプロジェクト計画及び管理102に使用することができる。例えば、非限定的に、プロジェクト104は製造プロジェクト106又はその他のプロジェクト108であってよい。
プロジェクト104はタスク110によって定義される。タスク110は、プロジェクト104を完了させるために実施しなければならない作業である。.タスク112間の関係は、他のタスクを開始する前に、どのタスク110を実施する必要があるかを定義する。タスク所要時間114とは、個別のタスク110を実施するのにかかる時間である。現実の世界では、タスクの所要時間114の正確で信頼性のある値はタスクの開始前に得ることができない。したがって、タスク所要時間114はしばしば変動性116の影響を受ける。
リソース118を用いてプロジェクト104を完了させることができる。リソース118には、人間又は他の資本リソースを含みうる。リソース118をタスク110間に分散させることができる。
リソース118を使用してタスク110を実行すると、結果的にプロジェクトの結果120が得られる。プロジェクト104の性質によっては、プロジェクトの結果120はプロダクト122又はその他のプロジェクトの結果124であってよい。タスク110のスケジューリング及びタスク110へのリソース118の適用により、プロジェクトの結果120の完了126の時間が決定されうる。
プロジェクト計画及び管理102には、所望の完了時間126においてプロジェクトの結果120が得られるように、タスク110をスケジューリング及び管理し、リソース118を配分することが含まれうる。プロジェクト計画及び管理102は、プロジェクト計画及び管理システム128を用いることができる。プロジェクト計画及び管理システム128を使用してプロジェクトネットワーク130を生成することができる。プロジェクトネットワーク130とは、プロジェクト104を完了するために実施すべきタスク110のシーケンスのグラフィック表現である。プロジェクトネットワーク130は、タスク110と、タスク間の関係112を示しうる。
図2は、例示の一実施形態によるプロジェクト計画及び管理システムのブロック図を示している。この実施例では、プロジェクト計画及び管理システム200は、図1のプロジェクト計画及び管理システム128の一実施態様の一例である。
例示の実施形態によれば、本明細書に記載するプロジェクト計画及び管理システム200の機能性は、データ処理システム202で実行されるソフトウェアにおいて実装可能である。例えば、非限定的に、データ処理システム202は、プロジェクト計画及び管理システム200の機能性を実施するようにプログラミングされた汎用コンピュータ又はその他のデータ処理デバイスであってよい。プロジェクト計画及び管理システム200の機能性は、任意のプログラミング言語又はプログラミング言語の組み合わせを使用してデータ処理システム202で実装可能である。例えば、非限定的に、プロジェクト計画及び管理システム200の機能性を、別のプログラミング言語、またはプログラミング言語の組み合わせを使用して、Java(登録商標)プログラミング言語において実装可能である。
例示の実施形態によれば、プロジェクト計画及び管理システム200は、プロジェクト明細受信機能204、シミュレーションモデルジェネレータ226、シミュレータ244、及びプレゼンテーションジェネレータ250を含むことができる。プロジェクト計画及び管理システム200は、本明細書に記載したその他の機能も含むことができる。
プロジェクト明細受信機能204は、プロジェクト計画及び管理システム200によって使用されるプロジェクト明細情報206を受信するように構成することができる。
プロジェクト明細受信機能204は、データ処理システム202に提供されたプロジェクト明細情報206を受信する、別のデータ処理システムからプロジェクト明細情報206をポーリングする、又はこれらの両方を実施するように構成することができる。
プロジェクト明細情報206は、タスク情報208、タスク関係情報210、及びタスク所要時間情報212を含むことができる。タスク情報208は、プロジェクトを完了させるために実施する必要があるタスクを識別する情報を含むことができる。タスク関係情報210は、他のタスクを開始することができる前に、どのタスクを実施しなければならないかを識別する情報を含みうる。
タスク所要時間情報212は、開始から終了までタスクの実施にかかる時間を識別する情報を含みうる。どのタスクについても、タスク所要時間情報212は単一の時間値を含みうる。しかしながら、タスク所要時間情報212は好ましくは所要時間変動情報214も含むことができる。所要時間変動情報214は、タスクを実施するのにかかる時間の可能な変動性又は不確実性を識別する情報を含みうる。例えば、非限定的に、所要時間変動情報214はタスクの時間値の範囲を含みうる。所要時間変動情報214は、あるタスクの時間値の範囲におけるタスク所要時間の確率分布を示す情報を含みうる、又は含まなくてよい。
例示の実施形態によれば、プロジェクト明細情報206は様々な情報形式218でプロジェクト明細受信機能204へ提供することができる。プロジェクト明細受信機能204は、既存のデータ処理システム上でプロジェクトマネージャ又はその他のオペレータによって現在使用されている情報形式218でプロジェクト明細情報206を受信するように構成可能であることが好ましい。例えば、非限定的に、情報形式218はテキストファイル220、電子スプレッドシートファイル222、その他の形式224、又は様々な形式の組み合わせを含むことができる。例えば、非限定的に、電子スプレッドシートファイル222は、ワードプロセッサ又はその他のコンピュータプログラムを使用して生成することができる。例えば、非限定的に、その他の形式224は拡張マークアップ言語(XML)の形式を含むことができる。拡張マークアップ言語は、プラットフォーム非依存で広く受け入れられている。
プロジェクト明細受信機能204は、入力システム207を介してプロジェクト明細情報206を受信することができる。入力システム207は、任意の数の情報形式218でデータを受信する任意の数のシステムを含むことができる。例えば、非限定的に、入力システム207はキーボードとモニター、ポータブル磁気ディスク又は光ディスクから情報を読み取るディスクドライブ、ポータブルメモリデバイスを受けるように構成されたポート接続部、コンピュータネットワークへの有線又は無線接続部、又はその他のデータ入力システム又はシステムの組み合わせを含むことができる。一例では、非限定的に、入力システム207の一部又は全てをデータ処理システム202の一部として提供可能である。
シミュレーションモデルジェネレータ226は、シミュレーションモデル228を生成するように構成されている。シミュレーションモデル228は、シミュレータ244上で実行できるプロジェクトネットワークのモデルである。例えば、シミュレーションモデルジェネレータ226は、プロジェクト明細情報206を既存のタスクモデル230と組み合わせて使用して、自動的にシミュレーションモデル228を生成することができる。
シミュレーションモデルジェネレータ226は、プロジェクト明細情報206で提供されるタスク所要時間情報212と、所要時間変動情報214に基づいて、タスクの所要時間をモデル化するための適切な統計形式を決定することができる。例えば、非限定的に、三角分布はタスク所要時間情報212が単一のタスク所要時間値であり、所要時間変動情報214は最長タスク所要時間の単一値及び最短タスク所要時間の単一値を含むタスクの所要時間をモデル化するための適切な統計形式であってよい。タスク所要時間情報212と所要時間変動情報214が別の統計形式が適切でありうることを示す別の情報を含む場合、タスクの所要時間をモデル化するために、別の適切な統計形式、例えば均一分布、ガウス分布、対数正規分布、又はその他の分布を決定することができる。
シミュレーションモデル228は、実行パラメータ232によって定義することができる。実行回数234は非限定的に、実行パラメータ232の一例である。実行回数234は、シミュレーション結果データ248を得るために、シミュレータ244によってシミュレーションモデル228が実行される回数である。例えば、非限定的に、実行回数234は1000回の実行又はその他任意の実行回数であってよい。
一又は複数の実行パラメータ232はオペレータ236によって選択可能でありうる。例えば、非限定的に、オペレータ236は、プロジェクトの計画、プロジェクトの管理、又はその両方を行うプロジェクト計画及び管理システム200を使用するプロジェクトマネージャ又はその他人間のオペレータであってよい。オペレータ236は、オペレータインターフェース238を用いてパラメータの選択242を行うことができる。例えば、非限定的に、オペレータインターフェース238はグラフィカルユーザインターフェース(GUI)240を含むことができる。グラフィカルユーザインターフェース240はオペレータ236にパラメータの選択242を行うようにプロンプトすることができる。オペレータ236によるパラメータの選択242がない場合、実行パラメータ232のデフォルト値を使用することができる。
シミュレータ244は、実行パラメータ232にしたがってシミュレーションモデル228を実行するように構成されている。例えば、シミュレータ244はシミュレーションモデル228を実行回数234だけ実行してモンテカルロシミュレーション246を実施することができる。シミュレーションモデル228の実行回数234の情報は、シミュレータ244によってコンパイルされ、シミュレーション結果データ248が得られる。
プレゼンテーションジェネレータ250は、シミュレーション結果データ248の有用なプレゼンテーションを生成するように構成されている。プレゼンテーションジェネレータ250は、様々なプレゼンテーションパラメータ252を用いることができる。プレゼンテーションパラメータ252は、どのようにシミュレーション結果データ248を提示すべきかを定義することができる。例示の実施形態によれば、一又は複数のプレゼンテーションパラメータ252はオペレータ236によって選択可能でありうる。例えば、非限定的に、オペレータ236は例えばカラースキーム、及びタスクパラメータのグラフィック属性との関連性等のプレゼンテーションパラメータを選択することができる。オペレータ236はオペレータインターフェース238を使用して、プレゼンテーションパラメータ252のパラメータの選択242を行うことができる。
プレゼンテーションジェネレータ250は、シミュレーション結果データ248からプロジェクトネットワークプレゼンテーション256を生成することができる。 プロジェクトネットワークプレゼンテーション256は、テキストプレゼンテーション258、略図プレゼンテーション260、又はその両方を含むことができる。略図プレゼンテーション260は、エッジ264でつながったノード262のグラフィック表示としてプロジェクトネットワークを提示することができ、ノード262はタスクに対応し、エッジ264はタスク間の関係を示す。
例示の実施形態によれば、プレゼンテーションジェネレータ250は、様々なオペレータが選択可能なインジケータを使用して、略図プレゼンテーション260の情報を伝えるように構成することができる。例えば、非限定的に、情報はノードの形状、エッジの形状、サイズ、カラー、ラベル、ツールチップ、他のグラフィックへのJavaScript(登録商標)リンク又はその他のインジケータを単独で又は任意の組み合わせで使用して、情報を略図プレゼンテーション260内で伝えることができる。
例示の実施形態によれば、略図プレゼンテーション260も、オペレータ236がそれによって追加の情報を取得することができるインターフェースを提供することができる。例えば、非限定的に、略図プレゼンテーション260は、オペレータ236がノード262、エッジ264、又はその両方を選択することによって、対応するタスク及びタスク間の関係に関する追加情報を取得することができるように構成することができる。例えば、略図プレゼンテーション260は、オペレータ236がマウスを操作して略図プレゼンテーション260の複数のノード262のうちの一つの上にカーソルを停止させると、ダイアログボックスが現れて追加情報を提供するように構成することができる。この追加情報は、さらなる追加情報への一又は複数のリンクを含むことができる。
プレゼンテーションジェネレータ250によって生成されたプロジェクトネットワークプレゼンテーション256は、出力システム254に提供されうる。出力システム254は、プロジェクトネットワークプレゼンテーション256が表示されたディスプレイデバイス266を含むことができる。例えば、非限定的に、ディスプレイデバイス266はコンピュータのモニター又はその他のディスプレイデバイスであってよい。出力システム254はまた、オペレータ236がディスプレイデバイス266上に表示されたプロジェクトネットワークプレゼンテーション256と交信することを可能にする一又は複数の入力デバイスも含むことができる。
あるいは、又はさらに、出力システム254は記憶システム268を含むことができる。記憶システム268は、プロジェクトネットワークプレゼンテーション256、シミュレーション結果データ248、又はその両方を後に使用するために記憶することができる任意のデバイス又はシステムを含むことができる。
図2に示す図は物理的又はアーキテクチャ的な限定であることを暗示するものではなく、例示の異なる実施形態を実装可能である。図示されたコンポーネントに加えて、代えて、又は加え及び代えて他のコンポーネントを使用することができる。一部の例示の実施形態では幾つかのコンポーネントは不要である。また、ブロックは、機能的なコンポーネントを示すために提示されている。例示の異なる実施形態において実施されるとき、これらの一又は複数のブロックは、異なるブロックに合成又は分割することができる。
例えば、入力システム207、オペレータインターフェース238、及び出力システム254を、データ処理システム202において全体的に又は部分的に実装することができる。入力システム207、オペレータインターフェース238、及び出力システム254は、任意の数の共有コンポーネントを使用して全体的に又は部分的に実装することができる。
例示の実施形態の特定例を、図3〜7を参照しながら提示する。この実施例では、図3〜7に示す図は、図2のプロジェクトネットワークプレゼンテーション256の実施例である。例示の実施形態は、提示された特定例に限定されるものではない。
ここで図3に注目する。図3は、プロジェクト計画及び管理システムへ入力するための例示のプロジェクト明細情報の表を例示の実施形態にしたがって図示したものである。この実施例において、表300の情報は、図2のプロジェクト明細情報206の一例である。
表300の情報は、14のタスクを有するプロジェクトを表したものである。各タスクは、タスク識別番号302、タスク名304、及び識別番号306によって参照される後続タスクのリストを有する。各タスクは、タスク所要時間情報も有する。この実施例では、タスク所要時間は三角分布に従うと想定される。したがって、この実施例では、タスク所要時間情報は最短308、モード310、及び最長312時間値を含む。
ここで、例示の実施形態に従って確定的クリティカルパス法の例示の計算結果の表を示す図4に注目する。この実施例では、表400の情報は、図3の表300の情報に適用された確定的クリティカルパス法の計算結果である。プロジェクトネットワークの各タスクに対して、早期開始402、早期終了404、遅延開始406、遅延終了408、及びスラック410が計算される。この場合、予想タスク所要時間を使用し、タスク所要時間の変動性を考慮せずに、基本的なクリティカルパス法の計算が行われる。平均タスク所要時間412は、三角に分布した処理時間の想定に基づいて識別される。タスクのスラックがゼロに等しい場合、タスクはクリティカル414としてラベル表示する。このように、表400はどのタスクがクリティカルパス上にあるかを表示する。
ここで、例示の実施形態にしたがって確定的クリティカルパス法の例示の計算結果を示すプロジェクトネットワーク図である図5に注目する。この実施例において、ネットワーク図500は、図4の表400の情報のグラフィック表現である。例示の実施形態によれば、ネットワーク図500は、上述した基本のクリティカルパス法の計算結果に基づいて自動的に生成可能である。ネットワーク図500を生成するのに使用する一又は複数のパラメータは、オペレータによって選択可能である。
この実施例において、ネットワーク図500はアクティビティオンノードタイプのネットワーク図である。タスクは、例えばノード502及び504等のノードによって表される。タスク間の順位拘束関係は、ノードをつなぐエッジによって表される。例えば、ノード502及び504をつなぐエッジ506は、ノード502及び504によって表されるタスク間の順位拘束関係を示す。この場合、エッジ506はノード502からノード504までを指している矢印の形である。したがって、この場合、エッジ506は、ノード504によって表されるタスクHを開始できる前に、ノード502によって表されるタスクAを実施しなければならないことを示す。この実施例では、タスク名とスラックの両方がノードにリスト記載されている。
例示の実施形態によれば、ノードは、ノードのサブセット内のノードによって表されるタスクのスラック値に基づいてノードのサブセットを示す特性の識別を含むことができる。この実施例において、ノードのサブセットは、ノードのサブセット内のノードによって表されるタスクの異なる範囲のスラック値に基づいて、異なる色で色付けされている。例えば、非限定的に、ノードのサブセット内のノードの色は、最大スラック値を有するタスクの青から、クリティカルパス上のタスクの赤まで連続的な色のスペクトルに沿った範囲であってよい。この実施例において、異なる色は、図5のノードの異なるハッシュマークによって表される。
クリティカルパス上のタスクを表すノードのサブセットと、クリティカルパス上にはない別の少なくとも2つのノードのサブセットを含む少なくとも3つのノードのサブセットは、この方法又は別のやり方の特性の識別を使用して強調することができることが好ましい。ノードのサブセットをこの方法で強調することによって、プロジェクトプランナー又はプロジェクトマネージャがクリティカルパス上にあるタスク、クリティカルパス上にはないが、状態の変化によりクリティカルパス上となる可能性が高いタスク、及び状態の変化によりクリティカルパス上となる可能性が低いタスクを簡単に識別することが可能になる。この実施例では、ノード502、504、508、510、512、及び514を赤で色付けすることができる。これは、対応するタスクA、タスクH、タスクI、タスクL、タスクM、及びタスクEはそれぞれクリティカルパス上にあることを示す。
この実施例では、エッジの厚さはスラック値に基づいてスケーリングされる。あるいは、他の色、他の識別特性、又は識別特性の任意の組み合わせを使用して、ノード又はノードのサブセットに関するスラック値を示すことができる。
例示の実施形態によれば、ネットワーク図500は、オペレータが追加の情報を得ることができるインターフェースを提供することもできる。例えば、非限定的に、ネットワーク図500は、オペレータが対応するタスク及びタスク間の関係に関する追加情報を得るために、表示されたノード、エッジ、又は両方を選択できるように構成可能である。例えば、ネットワーク図500は、オペレータがマウスを操作してカーソルをネットワーク図500の複数のノードのうちの一つの上に停止させたときに、追加の情報を提供するダイアログボックスが現れるように構成することができる。この追加の情報は、さらなる追加情報への一又は複数のリンクを含みうる。
図6は、例示の一実施形態によるモンテカルロプロジェクトシュミレーションの例示結果の表を示している。モンテカルロシミュレーションでは、シミュレーションモデルはある回数だけ実行される。その回数の実行結果を組み合わせて全体結果が得られる。この実施例において、表600は、図3の表300のプロジェクト明細情報から生成されたシミュレーションモデルを使用して、1000回実行されたモンテカルロシミュレーションの結果を示すものである。
表600は、様々な施策の要約統計量を提供する。スラック410と遅延終了408は、確定的クリティカルパス法の計算に対応する。平均シミュレーションスラック602は、全1000回の実行にわたるスラックの平均である。クリティカルの割合604は、タスクのスラックがゼロである実行割合である。この値はしたがって、タスクがクリティカルパス上にあると判断されたシミュレーションの合計実行回数の割合を示す。遅延終了606の95%信頼区間は、全1000回の実行にわたる遅延終了の計算に基づくものである。
ここで、例示の実施形態によるモンテカルロプロジェクトシミュレーションの例示の結果のプロジェクトネットワーク図を示す図7に注目する。この実施例において、ネットワーク図700は、図6の表600に提示される情報のグラフィック表現である。
この実施例では、タスクはノードと、エッジによる順位拘束によって表される。ノードラベルは、タスク名、確定的タスク所要時間を使用して計算されたスラック、シミュレーションで観測されたスラック値の範囲、及びタスクがクリティカルパス上にある時間割合を含む。スラック値統計のタプルは、全シミュレーションの実行にわたって観測されたスラック値の最小値、平均値、及び最大値である。
この実施例において、シミュレーションの合計実行回数の異なる割合に対し、ノード702と704に対応するタスクがクリティカルパス上にあると判断されたことを示すために、ノード702と704は異なる方法で強調されている。したがって、ノード702と704は異なる方法で強調されて、ノード702及び704に対応するタスクがクリティカルパス上になる異なる可能性を示す。例えば、非限定的に、タスクがクリティカルパス上にあるシミュレーションの実行割合に基づいて、異なる色を使用してノードを色づけすることができる。例えば、非限定的に、色のスペクトルは、クリティカルパス上にある実行割合が最も低いタスクの青から、クリティカルパス上の実行割合が最も高いタスクの赤までの幅がある。この実施例において、異なる色は図7のノードの異なるハッシュマークによって表される。この実施例において、エッジの厚さは、基本の確定的スラック値に基づいてスケーリングされる。
例示の実施形態によれば、ネットワーク図700はまた、オペレータが追加の情報を取得できるインターフェースを提供することもできる。例えば、非限定的に、ネットワーク図700は、オペレータが表示されたノード、エッジ、又は両方を選択して対応するタスクと、タスク間の関係に関する追加情報を取得することができるように構成可能である。例えば、ネットワーク図700は、オペレータがマウスを操作してカーソルをネットワーク図700の複数のノードのうちの一つの上に停止させた時に、追加情報を提供するダイアログボックスが現れるように構成可能である。この追加情報は、さらなる追加情報への一又は複数のリンクを含みうる。
ここで、例示の一実施形態によるプロジェクトの計画工程のフロー図を示す図8に注目する。例えば、図8の工程は図2のプロジェクトの計画及び管理システム200において実行可能である。
この工程は、プロジェクト明細データを受け取ることから開始される(作業802)。受け取ったプロジェクト明細データを使用して、シミュレーションモデルを生成する(作業804)。このシミュレーションモデルを次に、ある実行回数だけ実行することができる(作業806)。シミュレーションモデルを実行することによって得られた結果から、プロジェクトネットワークプレゼンテーションを生成することができる(作業808)。プロジェクトネットワークプレゼンテーションを次に表示することができ(作業810)、その後工程は終了する。
次に図9を参照する。図9は、例示の一実施形態による、プロジェクトの計画のシミュレーションモデルを実行する工程のフロー図である。この実施例では、図9の工程は、図8の作業806を実行する工程の一例である。
この工程は、シミュレーションモデルの各タスクのランダム所要時間を抽出することによって開始される(作業902)。次に、クリティカルパス法の計算を、ランダム所要時間を使用してプロジェクト全体に対して行うことができる(作業904)。各タスクの要約統計量を次に更新することができる(作業906)。次に、選択された実行回数のシミュレーションモデルが完了したか否かを判断することができる(作業908)。選択された実行回数は固定の、又はオペレータによって選択可能な値であってよい。選択された実行回数が完了していない場合、工程は作業902を繰り返し行う。選択された実行回数が完了した場合、工程は終了する。
一又は複数の例示の実施形態により、プロジェクトネットワーク解析の意志決定サポートツールが提供される。 例示の実施形態により、製造又はその他のプロジェクト環境でのタスクの離散集合を含むプロジェクトのプロジェクトネットワークの理解を深めるために、シミュレーションモデルの生成ツールと視覚化が提供される。一又は複数の例示の実施形態により、製造及びその他のプロジェクト工程を改善し、リソースインベストメントの最適化をサポートする能力が得られる。予想のタスク所要時間は、促進リソースの追加によって短縮されうる。希少リソースの配分に関する決定は、例示の実施形態の確率的性質によって改善できる。例示の実施形態は、タスクの所要時間特有の変動性を認識し考慮しており、シミュレーションを用いてこの変動性を収集し理解してプロジェクトの計画及び管理を改善する。
本発明の実施形態は、図10に示す航空宇宙機の製造及び保守方法1000、及び図11に示す航空宇宙機1100に照らし説明することができる。まず図10に注目すると、例示の実施形態による航空宇宙機の製造及び保守方法のブロック図が示されている。
製造前の段階では、航空宇宙機の製造及び保守方法1000は、図11の航空宇宙機1100の仕様及び設計1002、並びに材料調達1004を含みうる。製造段階では、構成要素及びサブアセンブリの製造1006と、図11の航空宇宙機1100のシステムインテグレーション1008とが行われる。したがって、図11の航空宇宙機1100は認可及び納品1010を介して、運航1012される。
顧客によって運航1012される間に、図11の航空宇宙機1100は定期的な整備及び保守1014(改造、再構成、改修、及び他の整備又は保守なども含みうる)が予定されている。この実施例において、航空宇宙機の製造及び保守方法1000は、航空宇宙機の方法として示される。異なる例示の実施形態を、その他の種類のビークルを含むその他の種類のプラットフォーム向けの製造及び保守方法を含む他の種類の製造及び保守方法に適用することができる。
航空宇宙機の製造及び保守方法1000の各工程は、システムインテグレータ、第三者、オペレータ、又は上記エンティティの任意の組み合わせによって実施又は実行されうる。これらの実施例では、オペレータは顧客であってもよい。この説明のために、システムインテグレータは限定しないが、任意の数の航空宇宙機メーカー、及び主要システムの下請け業者を含むことができる。第三者は限定しないが、任意の数の供給メーカー、下請け業者、及びサプライヤを含むことができる。オペレータは、会社、軍事エンティティ、サービス組織等であってよい。
ここで、例示の実施形態を実装可能な航空宇宙機のブロック図を示す図11を参照する。この実施例では、航空宇宙機1100は、図10の航空宇宙機の製造及び保守方法1000によって製造される。航空宇宙機1100は、航空機、宇宙機、又は空中を飛行する、宇宙を飛行する、又は空中と宇宙の両方で稼働できるその他すべてのビークルを含むことができる。航空宇宙機1100は、複数のシステム1104及び内装1106を有する機体1102を含むことができる。
複数のシステム1104の例は、推進システム1108、電気システム1110、油圧システム1112、及び環境システム1114のうちの一又は複数を含む。例示の実施形態は、航空宇宙機1100、複数のシステム1104、又は航空宇宙機1100のその他全ての構成要素の製造、作業、及び整備に関するプロジェクトの計画に使用することができる。例示の実施形態はまた、上記プロジェクトの管理にも使用可能である。航空宇宙産業の例を示したが、自動車産業などの他の産業に異なる例示の実施形態を適用することができる。
本明細書で説明した装置及び方法は、図10の航空宇宙機の製造及び保守方法1000の段階のうちの少なくとも一つの段階で使用可能である。本明細書において、列挙されたアイテムと共に使用する「〜のうちの少なくとも1つの」という表現は、列挙されたアイテムのうちの一又は複数からなる様々な組み合わせが使用可能であり、且つ列挙された各アイテムが1つだけあればよいことを意味する。例えば、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定しないが、「アイテムA」、又は「アイテムAとアイテムB」を含む。この例は、「アイテムAとアイテムBとアイテムC」、又は「アイテムBとアイテムC」も含む。
例示の一実施例では、図10の構成要素及びサブアセンブリの製造1006において製造される構成要素又はサブアセンブリは、航空宇宙機1100の図10の運航中1012に製造される構成要素又はサブアセンブリと同様の方法で作製又は製造される。
さらに別の実施例では、任意の数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせは、図10の構成要素及びサブアセンブリの製造1006並びにシステムインテグレーション1008などの製造段階で利用可能である。本明細書でアイテムを参照する際に使用している「任意の数の」は、一又は複数のアイテムを意味する。例えば、任意の数の装置の実施形態は一又は複数の装置の実施形態を意味する。任意の数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせは、図10で航空宇宙機1100が運航中1012及び/又は整備及び保守1014の段階で利用可能である。
任意の数の異なる例示の実施形態の利用は、航空宇宙機1100のアセンブリを大幅に促進しうる。任意の数の異なる例示の実施形態により、航空宇宙機1100の費用が削減されうる。例えば、一又は複数の異なる例示の実施形態を、構成要素及びサブアセンブリの製造1006、及び/又はシステムインテグレーション1008に使用可能である。さらに、異なる例示の実施形態を、図10の運航中1012、及び/又は整備及び保守1014の間にも使用可能である。異なる例示の実施形態は、図10の航空宇宙機の製造及び保守方法1000のこれらの部分及びその他の部分に使用して、プロジェクトの計画及び管理をさらに効果的にすることができる。
ここで、例示の一実施形態によるデータ処理システムのブロック図を示す図12に注目する。この実施例では、データ処理システム1200は、図2のデータ処理システム202の一実施態様の一例である。この実施例では、データ処理システム1200は通信ファブリック1202を含む。通信ファブリック1202により、プロセッサユニット1204、メモリ1206、固定記憶域1208、通信ユニット1210、入力/出力(I/O)ユニット1212、及び表示装置1214との間の通信が可能になる。メモリ1206、固定記憶域1208、通信ユニット1210、入力/出力(I/O)ユニット1212、及び表示装置1214は、通信ファブリック1202を介してプロセッサユニット1204によってアクセス可能なリソースの例である。
プロセッサユニット1204は、メモリ1206に読み込まれうるソフトウェアに対する命令を実行するように働く。プロセッサユニット1204は、特定の実装態様に応じて、任意の数のプロセッサ、マルチプロセッサコア、又は他の形式のプロセッサであってもよい。さらに、プロセッサユニット1204は、単一チップ上でメインプロセッサが二次プロセッサと共存する異種プロセッサシステムを任意の個数だけ使用して実装されてもよい。別の例示的な実施例では、プロセッサユニット1204は同一形式の複数のプロセッサを含む対称型マルチプロセッサシステムであってもよい。
メモリ1206及び固定記憶域1208は、記憶デバイス1216の例である。記憶デバイスは、例えば、限定しないが、データ、機能的な形態のプログラムコード、及び/又は他の好適な情報などの情報を、一時的に又は永続的に記憶することができる任意のハードウェア部分である。記憶デバイス1216は、これらの実施例ではコンピュータで読取可能な記憶デバイスと呼ばれることもある。このような実施例では、メモリ1206は、例えば、ランダムアクセスメモリ又は他の何らかの適切な揮発性又は不揮発性の記憶デバイスであってもよい。固定記憶域1208は、特定の実装態様に応じて様々な形態をとることができる。
例えば、固定記憶域1208は、一又は複数のコンポーネント又はデバイスを含みうる。例えば、固定記憶域1208は、ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換え型光ディスク、書換え可能磁気テープ、又はそれらの何らかの組み合わせである。固定記憶域1208によって使用される媒体は着脱式であってもよい。例えば、着脱式ハードドライブは固定記憶域1208に使用しうる。
通信ユニット1210はこれらの例では、他のデータ処理システム又はデバイスとの通信を提供する。このような実施例では、通信ユニット1210はネットワークインターフェースカードである。通信ユニット1210は、物理的及び無線の通信リンクのいずれか一方又は両方を使用することによって、通信を提供することができる。
入出力ユニット1212により、データ処理システム1200に接続可能な他のデバイスによるデータの入力及び出力が可能になる。例えば、入出力ユニット1212は、キーボード、マウス、及び/又は他の幾つかの好適な入力デバイスを介してユーザ入力への接続を提供することができる。さらに、入出力ユニット1212は出力をプリンタに送ることができる。表示装置1214はユーザに情報を表示する機構を提供する。
オペレーティングシステム、アプリケーション、及び/又はプログラムに対する命令は、通信ファブリック1202を介してプロセッサユニット1204と通信する記憶デバイス1216内に配置されうる。これらの例示的な実施例では、命令は固定記憶域1208上の機能的な形態になっている。これらの命令は、プロセッサユニット1204によって実行するためにメモリ1206に読み込まれうる。異なる実施形態の工程は、メモリ(例えば、メモリ1206)に配置される、コンピュータで実施される命令を使用して、プロセッサユニット1204によって実行されうる。
これらの命令は、プログラム命令、プログラムコード、コンピュータで使用可能なプログラムコード、又はコンピュータで読取可能なプログラムコードと呼ばれ、プロセッサユニット1204内のプロセッサによって読込及び実行されうる。異なる実施形態のプログラムコードは、メモリ1206又は固定記憶域1208など、異なる物理的な又はコンピュータで読取可能な記憶媒体上に具現化しうる。
プログラムコード1218は、選択的に着脱可能でコンピュータで読取可能な媒体1220上に機能的な形態で配置され、プロセッサユニット1204での実行用のデータ処理システム1200に読込み又は転送することができる。プログラムコード1218及びコンピュータで読み取り可能な媒体1220は、これらの実施例においてコンピュータプログラムプロダクト1222を形成する。一つの実施例では、コンピュータで読取可能な媒体1220は、コンピュータで読取可能な記憶媒体1224又はコンピュータで読取可能な信号媒体1226であってもよい。
コンピュータで読取可能な記憶媒体1224は、例えば、固定記憶域1208の一部であるハードドライブなどのように、記憶デバイス上に転送するための固定記憶域1208の一部であるドライブ又は他のデバイスに挿入又は配置される光ディスク又は磁気ディスクなどを含みうる。コンピュータで読取可能な記憶媒体1224はまた、データ処理システム1200に接続されているハードドライブ、サムドライブ、又はフラッシュメモリなどの固定記憶域の形態をとりうる。幾つかの例では、コンピュータで読取可能な記憶媒体1224はデータ処理システム1200から着脱可能ではないことがある。
これらの実施例では、コンピュータで読込可能な記憶媒体1224は、プログラムコード1218を伝搬又は伝送する媒体よりはむしろプログラムコード1218を記憶するために使用される物理的な又は有形の記憶デバイスである。コンピュータで読込可能な記憶媒体1224は、コンピュータで読込可能な有形の記憶デバイス又はコンピュータで読込可能な物理的な記憶デバイスとも呼ばれる。換言すると、コンピュータで読込可能な記憶媒体1224は、人が触れることのできる媒体である。
代替的に、プログラムコード1218はコンピュータで読取可能な信号媒体1226を用いてデータ処理システム1200に転送可能である。コンピュータで読取可能な信号媒体1226は、例えば、プログラムコード1218を含む伝播されたデータ信号であってもよい。例えば、コンピュータで読取可能な信号媒体1226は、電磁信号、光信号、及び/又は他の好適な形式の信号であってもよい。これらの信号は、無線通信リンク、光ファイバケーブル、同軸ケーブル、有線、及び/又は他の好適な形式の通信リンクなどの通信リンクによって伝送されうる。すなわち、通信リンク及び/又は接続は、例示的な実施例で物理的なもの又は無線によるものでありうる。
例示の幾つかの実施形態では、プログラムコード1218は、コンピュータで読み取り可能な信号媒体1226により、ネットワークを介して別のデバイス又はデータ処理システムから固定記憶域1208にダウンロードされて、データ処理システム1200内で使用される。例えば、サーバーデータ処理システムのコンピュータで読取可能な記憶媒体に記憶されたプログラムコードは、ネットワークを介してサーバーからデータ処理システム1200にダウンロードすることができる。プログラムコード1218を提供するデータ処理システムは、サーバーコンピュータ、クライアントコンピュータ、又はプログラムコード1218を記憶及び伝送することができる他のデバイスであってもよい。
データ処理システム1200に対して例示されている異なるコンポーネントは構造上の制限を設けることを意図しておらず、異なる実施形態が実装可能である。異なる例示的実施形態は、データ処理システム1200に対して図解されているコンポーネントに対して追加的及び/又は代替的なコンポーネントを含むデータ処理システム内に実装しうる。図12に示した他のコンポーネントは、実施例から異なることがある。異なる実施形態は、プログラムコードを実行できる任意のハードウェアデバイス又はシステムを使用して実施することができる。一実施例として、データ処理システム1200は、無機コンポーネントと統合された有機コンポーネントを含むことができる、及び/又はすべて人間以外の有機コンポーネントから構成することができる。例えば、記憶デバイスは有機半導体を含んでいてもよい。
別の例示的な実施例では、プロセッサユニット1204は、特定用途のために製造又は構成された回路を有するハードウェアユニットの形態をとってもよい。この種のハードウェアは、工程を実行するように構成された記憶デバイスからメモリにプログラムコードを読み込む必要なく、工程を実施することができる。
例えば、プロセッサユニット1204がハードウェアユニットの形態をとる場合、プロセッサユニット1204は回路システム、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス、又は任意の数の作業を実施するために構成された他の好適な形式のハードウェアであってもよい。プログラマブル論理デバイスにより、デバイスは任意の数の作業を実施するように構成されている。このデバイスはその後再構成する、又は任意の数の作業を実施するために永続的に構成することができる。プログラマブル理論デバイスの例としては、たとえば、プログラマブル論理アレイ、プログラマブルアレイ論理、フィールドプログラマブル論理アレイ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、及び他の適するハードウエアデバイスが含まれる。この種の実装態様では、異なる実施形態の工程がハードウェアユニットで実施されるため、プログラムコード1218は省略されてもよい。
さらに別の例示的な実施例では、プロセッサユニット1204は、コンピュータ及びハードウェアユニットの中に見出されるプロセッサの組み合わせを利用して実装可能である。プロセッサユニット1204は、プログラムコード1218を実行するように構成されている任意の数のハードウェアユニット及び任意の数のプロセッサを有していてもよい。ここに描かれている実施例では、工程の一部は任意の数のハードウェアユニットで実行することが可能であるが、一方、他の工程は任意の数のプロセッサで実行可能である。
別の実施例では、バスシステムは、通信ファブリック1202を実装するために使用することができ、システムバス又は入出力バスといった一又は複数のバスを含むことができる。言うまでもなく、バスシステムは、バスシステムに取り付けられた異なるコンポーネント又はデバイス間でのデータ伝送を行う任意の適切な種類のアーキテクチャを使用して実施することができる。
加えて、通信ユニット1210は、データの送信、データの受信、又はデータの送受信を行う任意の数のデバイスを含みうる。通信ユニット1210は、例えば、モデム又はネットワークアダプタ、2個のネットワークアダプタ、又はこれらの何らかの組み合わせであってもよい。さらに、メモリは例えば、通信ファブリック1202に備わっていることがあるインターフェース及びメモリコントローラハブにみられるような、メモリ1206又はキャッシュであってもよい。
文章及び図面において、プロジェクト計画を生成する方法が開示されており、この方法は、プロセッサユニット1204によって、タスク110間の順位関係を記述する情報、タスクの所要時間を示す情報、及びタスク110の所要時間の変動性116を示す情報を含むプロジェクト明細情報206であって、複数のタスク110を含むプロジェクト104のプロジェクト明細情報206を受信し、プロセッサユニット1204によって、プロジェクト明細情報206を使用してプロジェクト104のシミュレーションモデル228を生成し、シミュレーションモデル228を複数回実行234して、クリティカルパスを形成するタスク110のサブセットを識別し、シミュレーション結果データ248を生成し、シミュレーション結果データから、クリティカルパス104を形成するタスク110の識別されたサブセットを含むプロジェクトネットワークプレゼンテーション256を生成することを含む。
この方法はさらに、テキストファイル220、電子スプレッドシートファイル222、及び拡張マークアップ言語ファイルからなる情報形式218のグループから選択された情報形式のプロジェクト明細情報206をプロセッサユニット1204によって受信することを含む。この方法はさらに、プロジェクト104のシミュレーションモデル(228)を生成することが、タスク110の所要時間を示す情報と、タスク110の所要時間の変動性を示す情報に基づいて、タスク110の所要時間をモデル化するための統計的形式を判断することを含む。
ある変形例では、この方法において、シミュレーションモデル(228)を複数回実行234して、シミュレーション結果データを生成することが、タスク110の所要時間を示す情報と、タスク110の所要時間の変動性116を示す情報を使用して、タスク110のランダム所要時間を識別し、各ランダム所要時間に対し、プロジェクト104のクリティカルパスを形成するタスク110のサブセットを識別し、各タスク110の要約統計量を更新することを含む。ある変形例では、この方法において、タスクがクリティカルパスにあると識別された複数の実行回数234を示す要約統計量を含む。
ある実施例において、この方法は、プロジェクトネットワークプレゼンテーション256が、複数のタスク110のサブセットのうちのタスク110のスラックに基づき複数のタスク110のサブセットを示すことを含み、複数のタスク110のサブセットは、クリティカルパスを形成しているタスク110のサブセットと、クリティカルパスではない少なくとも2つの他のタスク110のサブセットを含む。
さらに別の実施例では、この方法において、プロジェクトネットワークプレゼンテーション256は、タスク110に対応するノード262と、ノード262をつないでノード262間の関係を示すエッジ264を含み、ノード262は、対応するタスク110のスラック範囲を示すために強調される。ある変形例において、この方法は、異なるスラックの範囲を示すために異なる色を使用してノード262を強調することを含む。さらに別の変形例において、この方法は、エッジ264の厚さにより、エッジ264がつなぐノード262に対応するタスク110のスラック値を示すことを含む。
一態様において、装置が開示されており、この装置は、タスク110間の順位関係を記述した情報、タスクの所要時間を示す情報、及びタスク110の所要時間の変動性116を示す情報を含むプロジェクト明細情報206であって、複数のタスク110を含むプロジェクト104のプロジェクト明細情報206を受信するように構成されたプロセッサユニット1204と、プロジェクト明細情報206を使用してプロジェクト104のシミュレーションモデル228を生成するように構成されたシミュレーションモデル228ジェネレータと、シミュレーションモデル228を複数回実行234して、クリティカルパスを形成するタスク110のサブセットを識別し、シミュレーション結果データ248を生成するように構成されたシミュレータ244と、シミュレーション結果データ248から、クリティカルパス104を形成するタスク110のサブセットの提示を含むプロジェクトネットワークプレゼンテーション256を生成するように構成されたプレゼンテーションジェネレータ250を含む。さらに別の態様において、装置は、テキストファイル、電子スプレッドシートファイル222、及び拡張マークアップ言語ファイルからなる情報形式218のグループから選択された情報形式のプロジェクト明細情報206を受信するプロセッサユニット1204を含む。別の実施例において、装置は、タスク110の所要時間を示す情報と、タスク110の所要時間の変動性116を示す情報に基づいて、タスク110の所要時間をモデル化するための統計形式を判断するように構成されたシミュレーションモデルジェネレータ228を含む。ある場合には、装置は、タスク110の所要時間を示す情報と、タスク110の所要時間の変動性116を示す情報を使用して、タスク110のランダム所要時間を識別し、各ランダム所要時間に対し、プロジェクト104のクリティカルパスを形成するタスク110のサブセットを識別し、各タスク110に対し要約統計量を更新するように構成されたシミュレータ244を含む。
この場合、要約統計量は、タスクがクリティカルパスにあると識別された複数の実行回数234を示すことができる。
さらに別の実施例では、装置において、プロジェクトネットワークプレゼンテーション256は、複数のタスク110のサブセット内のタスク110のスラックに基づいて、複数のタスク110のサブセットを示し、複数のタスク110のサブセットは、クリティカルパスを形成するタスク110のサブセットと、クリティカルパスにはない少なくとも2つの他のタスク110のサブセットを含む。さらに別の実施例では、装置において、プロジェクトネットワークプレゼンテーション256は、タスク110に対応するノード262と、ノード262をつないでノード262間の関係を示すエッジ264を含み、ノード262は、対応するタスク110のスラックの範囲を示すために強調される。別の場合では、装置において、スラックの異なる範囲を示すために異なる色を使用してノード262が強調される。
一実施例では、装置において、エッジ264の厚さは、エッジ264でつながったノード262に対応するタスク110のスラック値を示す。
別の態様では、プロジェクト計画を生成する方法が開示されており、この方法は、複数のタスク110を含むプロジェクトのプロジェクト明細情報206であって、タスク110間の順位関係を記述する情報、タスク110の所要時間を示す情報、及びタスク110の所要時間の変動性116を示す情報を含むプロジェクト明細情報206をプロセッサユニット1204によって受信し、プロジェクト明細情報206から、プロジェクト104を完了するためにクリティカルパスを形成しているタスク110のサブセットの表示を含み、且つタスク110に対応するノード262と、ノード262をつないでノード262間の関係を示すエッジ264を含むプロジェクトネットワークプレゼンテーション256を生成することを含み、対応するタスク110がクリティカルパス上にある可能性を示すためにノード262が強調される。さらに別の場合では、方法において、エッジ264の厚さは、エッジ262によってつながったノード262に対応しているタスク110のスラック値を示す。
本明細書に図示したフロー図及びブロック図は、例示の実施形態の幾つかの可能な実装態様の構造、機能性、及び作業を示している。その際、フロー図又はブロック図の各ブロックは、工程又はステップのモジュール、セグメント、機能又は部分を表わすことができる。幾つかの代替的な実装態様では、ブロックに記載された機能又は機能群は、図の中に記載の順序を逸脱して現れることがある。例えば、場合によっては、連続して示されている2つのブロックの機能をほぼ同時に実行しても、又は時には含まれる機能性によってはブロックに図示した順番とは逆に実行してもよい。また、図示した機能、追加の機能、又はこれら両方の他のブロックを、図示したフロー図又はブロック図の例示のブロックに追加することが可能である。
異なる例示の実施形態の説明は、例示及び説明を目的として提示されているものであり、網羅的な説明であること、又は開示された形態に実施形態を限定することを意図していない。当業者には、多数の修正例及び変形例が明らかであろう。さらに、異なる例示の実施形態は、他の例示の実施形態と比較して異なる特徴を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施形態の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正との理解を促すために選択及び記述されている。
100 プロジェクト計画及び管理環境
102 プロジェクトの計画及び管理
104 プロジェクト
106 製造プロジェクト
108 その他のプロジェクト
110 タスク
112 タスク間の関係
114 タスク所要時間
116 変動性
118 リソース
120 プロジェクトの結果
122 プロダクト
124 その他のプロジェクトの結果
126 完了時間
128 プロジェクトの計画及び管理システム
130 プロジェクトネットワーク
200 プロジェクトの計画及び管理システム
202 データ処理システム
204 プロジェクト明細受信機能
206 プロジェクト明細情報
208 タスク情報
210 タスク関係情報
212 タスク所要時間情報
214 所要時間変動情報
216 リソース
218 情報形式
220 テキストファイル
222 電子スプレッドシート
224 その他の形式
226 シミュレーションモデルジェネレータ
228 シミュレーションモデル
230 タスクモデル
232 実行パラメータ
234 実行回数
236 オペレータ
238 操作インターフェース
240 グラフィカルユーザインターフェース
242 パラメータの選択
244 シミュレータ
246 モンテカルロシミュレーション
248 シミュレーション結果データ
250 プレゼンテーションジェネレータ
252 プレゼンテーションパラメータ
254 出力システム
256 プロジェクトネットワークのプレゼンテーション
258 テキストプレゼンテーション
260 図表プレゼンテーション
262 ノード
264 エッジ
266 ディスプレイデバイス
268 記憶システム
300 プロジェクト明細情報206の一例の表
302 タスク識別子
304 タスク名
306 後続識別子
308 最短
310 モード
312 最長
400 確定的クリティカルパス法の計算結果の表
402 早期開始
404 早期終了
406 遅延開始
408 遅延終了
410 スラック
412 平均
414 クリティカル
500 ネットワーク図
502 ノード
504 ノード
506 エッジ
508 ノード
510 ノード
512 ノード
514 ノード
600 モンテカルロシミュレーションの結果の表
602 平均シミュレーションスラック
604 クリティカルの割合(%)
606 遅延終了の95%信頼区間
700 ネットワーク図
702 ノード
704 ノード
802 プロジェクト明細データを受信するステップ
804 シミュレーションモデルを生成するステップ
806 ある実行回数だけシミュレーションモデルを実行するステップ
808 シミュレーションモデルを実行することで得た結果からプロジェクトネットワークのプレゼンテーションを生成するステップ
810 プロジェクトネットワークのプレゼンテーションを表示するステップ
902 シミュレーションモデルの各タスクのランダム所要時間をサンプリングするステップ
904 ランダム持続時間を使用してプロジェクト全体のクリティカルパス法の計算を実施するステップ
906 各タスクの要約統計量を更新するステップ
1000 航空宇宙機の製造及び保守方法
1002 仕様及び設計
1004 材料の調達
1006 構成要素及びサブアセンブリの製造
1008 システムインテグレーション
1010 認可及び納品
1012 運航
1014 整備及び保守
1100 航空宇宙機
1102 機体
1104 システム
1106 内装
1108 推進システム
1110 電気システム
1112 油圧システム
1114 環境システム
1200 データ処理システム
1202 通信ファブリック
1204 プロセッサユニット
1206 メモリ
1208 固定記憶域
1210 通信ユニット
1212 入力/出力ユニット
1214 表示装置
1216 記憶デバイス
1218 プログラムコード
1220 コンピュータによって読み取り可能な媒体
1222 コンピュータプログラムプロダクト
1224 コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体
1226 コンピュータによって読み取り可能な信号媒体

Claims (10)

  1. 宇宙航空ビークルの製造プロジェクト計画を生成するための方法であって、この方法は、
    複数のタスク(110)を含む製造プロジェクト(104)のプロジェクト明細情報(206)であって、前記タスク(110)間の順位関係を記述する情報、前記タスク(110)の所要時間を示す情報、及び前記タスク(110)の所要時間の変動性(116)を示す情報を含む前記プロジェクト明細情報(206)をプロセッサユニット(1204)によって受信し、
    前記タスク(110)間の順位関係を記述する情報、前記タスク(110)の所要時間を示す情報、及び前記タスク(110)の所要時間の変動性(116)である情報を使用して前記プロセッサユニット(1204)によって、前記製造プロジェクト(104)の開始から終了までのモデルに対応するシミュレーションモデル(228)を生成し、
    前記シミュレーションモデル(228)を複数回実行(234)して、各タスク(110)のスラック、及び、スラックがゼロであると判断された割合を示すクリティカル割合を計算し、クリティカルパスを形成しているタスク(110)のサブセットを識別し、
    前記各タスク(110)の前記スラック及び前記クリティカル割合に基づいて、前記クリティカルパを形成しているタスク(110)の識別されたサブセットを含むプロジェクトネットワークプレゼンテーション(256)を生成することを含み、
    前記プロジェクト明細情報(206)は、テキストファイル(220)、電子スプレッドシートファイル(222)、及び拡張マークアップ言語ファイルからなる情報形式(218)のグループから選択された情報形式で前記プロセッサユニット(1204)によって受信される方法。
  2. 前記製造プロジェクト(104)の前記シミュレーションモデル(228)を生成することが、前記タスク(110)の所要時間を示す情報と、前記タスク(110)の所要時間の変動性を示す情報に基づいて、前記タスク(110)の所要時間をモデル化するための統計形式を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記シミュレーションモデル(228)を前記複数回実行(234)して、クリティカルパスを形成するタスク(110)のセットを識別することが、
    前記タスク(110)の所要時間を示す情報と、前記タスク(110)の所要時間の前記変動性(116)を示す情報を使用して、前記タスク(110)のランダム所要時間を識別し、
    前記ランダム所要時間のそれぞれに対して、前記製造プロジェクト(104)の前記クリティカルパスを形成する前記タスク(110)のサブセットを識別し、
    前記タスク(110)それぞれの要約統計量を更新する
    ことを含み、
    前記要約統計量は、タスクが前記クリティカルパスにあると識別された前記複数回実行(234)の回数を示す
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記プロジェクトネットワークプレゼンテーション(256)が、複数のタスク(110)のサブセット内のタスク(110)のスラックに基づいて、前記複数のタスク(110)のサブセットを示し、前記複数のタスク(110)のサブセットは、前記クリティカルパスを形成している前記タスク(110)のサブセットと、前記クリティカルパスにはない少なくとも2つの他のタスク(110)のサブセットを含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記プロジェクトネットワークプレゼンテーション(256)が、前記タスク(110)に対応するノード(262)と、前記ノード(262)をつないでノード(262)間の関係を示すエッジ(264)を含み、前記ノード(262)は、対応するタスク(110)のスラック範囲を示すために強調され、
    前記ノード(262)は、異なる色を使用して異なるスラック範囲を示すように強調されており、
    前記エッジ(264)の厚さは、前記エッジ(264)によってつながった前記ノード(262)に対応する前記タスク(110)のスラック値を示す、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 複数のタスク(110)を含む宇宙航空ビークルの製造プロジェクト(104)のプロジェクト明細情報(206)であって、前記タスク(110)間の順位関係を記述する情報、前記タスク(110)の所要時間を示す情報、及び前記タスク(110)の所要時間の変動性(116)を示す情報を含む前記プロジェクト明細情報(206)を受信するように構成されたプロセッサユニット(1204)と、
    前記タスク(110)間の順位関係を記述する情報、前記タスク(110)の所要時間を示す情報、及び前記タスク(110)の所要時間の変動性(116)を示す情報を使用して前記製造プロジェクト(104)の開始から終了までのモデルに対応するシミュレーションモデル(228)を生成するように構成されたシミュレーションモデルェネレータ(226)と、
    前記シミュレーションモデル(228)を複数回実行(234)して、各タスク(110)のスラック、及び、スラックがゼロであると判断された割合であるクリティカル割合を計算し、クリティカルパスを形成しているタスク(110)のサブセットを識別るように構成されたシミュレータ(244)と、
    前記各タスク(110)の前記スラック及び前記クリティカル割合に基づいて、前記クリティカルパスを形成している前記タスク(110)のサブセットの表示を含むプロジェクトネットワークプレゼンテーション(256)を生成するように構成されたプレゼンテーションジェネレータ(250)を含み、
    前記プロジェクト明細情報(206)は、テキストファイル、電子スプレッドシートファイル(222)、及び拡張マークアップ言語ファイルからなる情報形式(218)のグループから選択された情報形式で前記プロセッサユニット(1204)によって受信される装置。
  7. 前記シミュレーションモデルジェネレータ(226)が、前記タスク(110)の所要時間を示す情報と、前記タスク(110)の所要時間の前記変動性(116)を示す情報に基づいて、前記タスク(110)の所要時間をモデル化する統計形式を決定するように構成されている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記シミュレータ(244)は、
    前記タスク(110)の所要時間を示す情報と、前記タスク(110)の所要時間の前記変動性(116)を示す情報を使用して、前記タスク(110)のランダム所要時間を識別し、
    前記ランダム所要時間それぞれに対して、前記製造プロジェクト(104)の前記クリティカルパスを形成している前記タスク(110)のサブセットを識別し、
    前記タスク(110)それぞれの要約統計量を更新する
    ように構成されており、
    前記要約統計量は、タスクが前記クリティカルパスにあると識別された前記複数回実行(234)の回数を示す、請求項6又は7に記載の装置。
  9. 前記プロジェクトネットワークプレゼンテーション(256)は、複数のタスク(110)のサブセット内のタスク(110)のスラックに基づいて、前記複数のタスク(110)のサブセットを示し、前記複数のタスク(110)のサブセットは、前記クリティカルパスを形成している前記タスク(110)のサブセットと、前記クリティカルパスにはない少なくとも2つの他のタスク(110)のサブセットを含む、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記プロジェクトネットワークプレゼンテーション(256)が、前記タスク(110)に対応するノード(262)と、前記ノード(262)をつないで前記ノード(262)間の関係を示すエッジ(264)を含み、前記ノード(262)は、対応するタスク(110)のスラック範囲を示すために強調され、
    前記ノード(262)は、異なる色を使用して異なるスラック範囲を示すように強調されており、
    前記エッジ(264)の厚さは、前記エッジ(264)によってつながった前記ノード(262)に対応する前記タスク(110)のスラック値を示す、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の装置。
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