JP6120916B2 - Shift lever device for vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、車両用シフトレバー装置に関する。 The present invention relates to a vehicle shift lever device.
例えば、特許文献1にはシフトレバーの操作時に生じる打音を防止する緩衝部材をシフトレバーに装着した車両用シフトレバー装置が開示される。
For example,
しかし、特許文献1では、シフトレバーにベアリングと緩衝部材を装着するため、部品コストが高く、組み立て工数も大きい。
However, in
本発明の課題は、緩衝部材をシフトレバーに取り付けるのが簡単で安価な車両用シフトレバー装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a vehicular shift lever device that is simple and inexpensive to mount a buffer member on a shift lever.
本発明の車両用シフトレバー装置は、
シフトレバーとベースブラケットの開口部との間に緩衝部材を介在させる構成であって、シフトレバーに潤滑剤を含浸した緩衝部材を設けることを前提とする。
The vehicle shift lever device of the present invention is
It is assumed that a buffer member is interposed between the shift lever and the opening of the base bracket, and it is assumed that a buffer member impregnated with a lubricant is provided in the shift lever.
本発明によれば、潤滑剤を含浸した緩衝部材を用いるため、特許文献1のようにベアリングを設ける必要がない。よって、摩擦抵抗が少ない緩衝部材を安価で簡単に取り付けることができる。
According to the present invention, since the buffer member impregnated with the lubricant is used, it is not necessary to provide a bearing as in
そして、本発明は、上記前提要件に加えて、
シフトレバーは、
開口部を通してベースブラケットの内側から外側に突出して所定の軸回りに回転して開口部内を移動可能な突出部と、突出部が突出する上面と上面に接続する側面を含み突出部に接続する接続部を有し、
緩衝部材は、
突出部の突出方向の回りで、突出部が上面から突出する根元まで突出部に沿って延びて位置して突出部と開口部の衝突を緩衝する本体部と、本体部の下端から上面に沿って広がり、上面の外周部から側面に沿って下方に延びる土台部を有し、上下が開放された中空状に形成され、
土台部側から突出部に挿入させた緩衝部材を突出部の根元側に向けて移動させて土台部に接続部を嵌め込むことで緩衝部材をシフトレバーに装着させることを特徴とする。
And in addition to the said precondition, this invention,
The shift lever
A connection that connects to the protrusion including a protrusion that protrudes from the inside of the base bracket to the outside through the opening and rotates around the predetermined axis to move within the opening, and an upper surface from which the protrusion protrudes and a side surface that connects to the upper surface. Part
The buffer member
Around the projecting direction of the projecting part, the projecting part extends along the projecting part from the upper surface to the base projecting from the upper surface and cushions the collision between the projecting part and the opening, and from the lower end of the main body part along the upper surface It has a base part that extends downward along the side surface from the outer peripheral part of the upper surface, and is formed in a hollow shape that is open at the top and bottom,
Characterized in that for mounting the cushioning member by fitting the connecting portion is moved toward the root side to the base portion of the protruding portion a buffer member is inserted into the protruding portion from the base portion side to the shift lever.
これによれば、突出部に挿入させた緩衝部材を突出部の下端側に向けて移動させ、突出部に接続する接続部に対して緩衝部材の土台部を嵌め込むことで緩衝部材がシフトレバーに装着される。よって、緩衝部材をシフトレバーに取り付けるのが簡単な車両用シフトレバーを提供できる。 According to this, the buffer member inserted into the projecting portion is moved toward the lower end side of the projecting portion, and the buffer member is shifted to the shift lever by fitting the base portion of the buffer member into the connecting portion connected to the projecting portion. It is attached to. Therefore, it is possible to provide a vehicle shift lever in which the buffer member can be easily attached to the shift lever.
本発明の実施態様では、
接続部は、側面に被係合部を有し、
土台部は、被係合部と係合可能な係合部を有し、
土台部に接続部を嵌め込むと係合部と被係合部が係合して土台部が側面に固定される。
In an embodiment of the present invention,
The connecting portion has an engaged portion on the side surface,
The base portion has an engaging portion that can be engaged with the engaged portion,
When the connecting portion is fitted into the base portion, the engaging portion and the engaged portion are engaged to fix the base portion to the side surface.
これによれば、支持部の側面に土台部が固定されるため、シフトレバーに装着された緩衝部材の位置ずれを抑制できる。 According to this, since the base part is fixed to the side surface of the support part, it is possible to suppress the displacement of the buffer member attached to the shift lever.
本発明の実施態様では、
土台部は、土台部の下端から上方に凸状に切り欠かれた切欠部を有する。
In an embodiment of the present invention,
The base portion has a cutout portion that is cut out in a convex shape upward from the lower end of the base portion.
これによれば、土台部に支持部を嵌め込んだ際に土台部に生じる応力を分散させることが可能となる。 According to this, it is possible to disperse the stress generated in the base portion when the support portion is fitted into the base portion.
図1A及び図1Bは本発明の一例である車両用シフトレバー装置(以下、シフトレバー装置1)を示す。シフトレバー装置1は車両の運転者により操作され、運転者が車両の走行状態に応じてレバーの位置をパーキング、リバース、ニュートラル、ドライブ等の各操作位置に切り替えることで、自動変速機を操作する。
1A and 1B show a vehicle shift lever device (hereinafter referred to as shift lever device 1) which is an example of the present invention. The
図2に示すようにシフトレバー装置1は、シフトレバー装置1を車両に取り付ける土台となるベースブラケット2と、車両の運転者に操作されるシフトレバー3と、シフトレバー3が操作された際、シフトレバー3が開口部2a1と当たって打撃音が発生するのを防止する緩衝部材4を備える。
As shown in FIG. 2, the
ベースブラケット2は、外形が凸状かつ内部が中空の殻状に形成され、シフトレバー装置1を車両に取り付ける土台として機能する。ベースブラケット2は、横長状の上面2aと、上面2aに上端が接続する側面2bと、側面2bの下端に接続する脚2cを備える。
The
ベースブラケット2を上から見た図3に示されるように、上面2aは、段状に形成された開口部2a1を有する。開口部2a1は、図3の上側に位置して横長状に形成された開口部P1と、開口部P1の下側に位置して開口部P1の片側(右側)に連なる横長状の開口部P2を有する。
As shown in FIG. 3 when the
図2に戻って、側面2bは上下が開放された中空角柱状に形成される。側面2bは、開放された上端が上面2aに接続し、開放された下端には脚2cが接続する。
Returning to FIG. 2, the
脚2cは、脚2cを上下方向に貫通する貫通孔2c1を有する。貫通孔2c1に、例えば、締結部材を挿入して脚2cを図示しない車両の本体に固定することで、ベースブラケット2が車両に取り付けられる。
The
図2のシフトレバー3から緩衝部材4が取り外された図4に示すようにシフトレバー3は、レバー部3aと、レバー部3aの下部を覆うようにしてレバー部3aに接続する本体部3bを備える。
As shown in FIG. 4 in which the
レバー部3aは、軸線Oに沿って延びる上下が開放された中空円柱状のパイプ部5と、パイプ部5に挿入されるロッド6を備える。パイプ部5は、本体部3bから上方に突出して位置する上部5a(図4で図示される部分)と、上部5aに接続して本体部3bを図4の上下に貫通して位置する下部5b(図5参照)を備える。下部5bには図4に示すように縦長状の貫通孔5cが形成される。図4には図示されていないが、2つの貫通孔5cが対向してパイプ部5に形成される。一対の貫通孔5cの下方に位置するパイプ部5の内部には、図5に示すバネ5dが取り付けられる。ロッド6は、図5に示すように軸線Oに沿って延びる棒状に形成され、下端部に貫通孔6aを有する。ロッド6は、パイプ部5に挿入された状態でパイプ部5の上から上端部が突出して位置する。パイプ部5に挿入されたロッド6の下端部は、パイプ部5の内部のバネ5dにより上方に付勢される。また、図4等で図示省略してあるが、レバー部3aの先端部には、シフトレバー3の操作時に運転者が握るノブが取り付けられる。運転者はノブを操作することで、シフトレバー3の操作をロックするロックの解除及びロックが解除されたシフトレバー3の位置の切り替えをする。運転者がノブを操作してロックを解除する場合は、ロッド6の先端がパイプ部5の内部のバネ5dの付勢に抗してパイプ部5の下端側に向けて移動する。なお、パイプ部5が本発明の「突出部」に相当する。
The
図4に示すように本体部3bは、パイプ部5の下部5b(図5参照)を支持する支持部7と、支持部7を貫通するディテントピン8と、支持部7の下方に位置して二股に分かれる二股部9と、を備える。
As shown in FIG. 4, the
支持部7は、中空角柱状に形成され、上面7aと、上面7aに接続する上端が開放された中空角柱状の側面7bを備える。支持部7の内部には、パイプ部5の下部5bが挿入され、パイプ部5が支持部7により支持される。上面7aは、図5に示すように上面7aを貫通する開口7a1を有する。図4に戻って側面7bは、側面7bの上端部に位置する隆起部10と、隆起部10の下方に位置する貫通孔11を備える。隆起部10は、側面7bの上端部を基点として下方に向けて次第に側面7bの外側にせり出した後、側面7bに沿って下方に延びるように形成される。貫通孔11は、隆起部10の下方に位置し、パイプ部5の貫通孔5cの全体が剥き出しになるように縦長状に形成される。図4では側面7bに隠れて図示されていないが、側面7bには、隆起部10が対向して位置するとともに、貫通孔11も対向して位置する。そのため、パイプ部5の貫通孔5cと支持部7の貫通孔11が同一線上に並んで位置する。また、パイプ部5に挿入されたロッド6の貫通孔6a(図5参照)も貫通孔5c、11とともに同一線上に位置する。パイプ部5に挿入されたロッド6の貫通孔6aは、パイプ部5の内部のバネ5dによりロッド6が上方に付勢された状態で貫通孔11、貫通孔5cの上端側に位置する。なお、支持部7が本発明の「接続部」、隆起部10が本発明の「被係合部」に相当する。
The
同一線上に位置するロッド6の貫通孔6a、パイプ部5の貫通孔5c及び支持部7の貫通孔11にディテントピン8が挿入される。ディテントピン8は棒状に形成される。棒状の両端部がベースブラケット2の被係合部(図示省略)と係合可能な係合部として働き、両者が係合するとシフトレバー3の操作がロックされ、その係合が解除されるとロックが解除される。シフトレバー3の操作のロックを解除するために運転者がノブを操作すると、ロッド6がバネ5d(図5参照)の付勢に抗して下がる。また、ロッド6の貫通孔6aにはディテントピン8が挿入されているため、ロッド6と一緒にディテントピン8が下がり、ディテントピン8とベースブラケット2の係合が解除され、シフトレバー3の操作のロックが解除される。なお、シフトレバー3の操作をロックする場合には逆の動きになる。
The
ディテントピン8の下方には二股部9が位置する。二股部9は、図4の左右に二股に分かれて形成される。例えば、二股部9の二股部分を貫通する軸線O1と、軸線O1に立体交差(軸線O1に直交するように立体交差)する軸線O2回りでシフトレバー3が回転可能なように二股部9が図示しない軸部等により支持される。主に軸線O2回りにシフトレバー3を回転させることで、シフトレバー3の操作位置が切り替えられ、特定の操作位置にシフトレバー3を切り替える場合に軸線O1回りにシフトレバー3を回転させる。
A
図1Aに示すようにシフトレバー3がベースブラケット2に装着されると、図1Aで図示しないアームにワイヤー(図示省略)の一端が取り付けられ、そのワイヤーの他端が自動変速機(図示省略)に取り付けられる。よって、車両の運転者がノブ(図示省略)を操作してシフトレバー3の位置を切り替えると、図示しないワイヤーにより自動変速機の変速等が切り替わる。
When the
図2に戻って、シフトレバー3には、レバー部3aと本体部3bに跨るように緩衝部材4が装着される。図6と図7に示すように緩衝部材4は、上下が開放された中空の筒状に形成される。緩衝部材4は、軸線O3回りに位置する本体部12と本体部12の下端に接続する土台部13を備える。緩衝部材4は弾性変形可能に構成され、例えば、弾性部材4の素材として熱可塑性エラストマー等が採用され、射出成型等により形成される。形成される緩衝部材4としては、潤滑剤を含浸させたものが採用される。
Returning to FIG. 2, the
本体部12は、軸線O3回りに円筒状に形成され、内部にレバー部3aのパイプ部5(図4参照)が挿入されてパイプ部5が嵌り込むことが可能な大きさ(径)に形成される。本体部12が、運転者のシフトレバー3の操作時にレバー部3aのパイプ部5とベースブラケット2の開口部2a1との衝突を緩衝する役割をなす。
The
図6に戻って、土台部13は、上下が開放された角柱状に形成され、下端側から内部に支持部7(図4参照)の先端部が挿入されて支持部7の先端部が嵌り込むことが可能な大きさに形成される。図6に示すように土台部13は、上端が本体部12の下端に接続する上壁13aと、上壁13aに接続する側壁13bを有する。側壁13bは、隆起部10(図4参照)を内側に収容可能な矩形状の開口部13b1と、側壁13bの下端から上方に向けて凸状に切り欠いた切欠部13b2を有する。側壁13bには一対の開口部13b1が対向して位置するとともに、一対の切欠部13b2も対向して位置する(ただし、開口部13b1と切欠部13b2は対向して位置しない)。開口部13b1が本発明の「係合部」に相当する。
Returning to FIG. 6, the
以上のベースブラケット2、シフトレバー3及び緩衝部材4を組み立てることでシフトレバー装置1が組み立てられる。以下、シフトレバー装置1の組み立て方法の一例を説明する。図4に示すように先ず、シフトレバー3のロッド6の軸線Oと緩衝部材4の本体部12の軸線O3が同一線上に位置するようにシフトレバー3の上方に緩衝部材4を準備する。
The
次に、シフトレバー3の上方から緩衝部材4の土台部13を先頭にして緩衝部材4にレバー部3a(パイプ部5及びロッド6)を挿入させる。緩衝部材4がレバー部3aに挿入されるに従い、緩衝部材4の上端からレバー部3aの先端が飛び出し、緩衝部材4がレバー部3aの下端側に向けて挿入される。
Next, the
緩衝部材4がレバー部3aの下端側に向け挿入するときに、緩衝部材4の開口部13b1にシフトレバー3の隆起部10が収まるように緩衝部材4の位置を調節しながら緩衝部材4の土台部13を支持部7の先端部に向けて挿入する。
When the
土台部13の内部に支持部7が挿入されると、土台部13の下端側から側壁13bが隆起部10に乗り上がり、土台部13が外側に広がるように弾性変形する。土台部13が弾性変形することで、土台部13の内部(奥)に支持部7を挿入するのが許容される。そして、そこから更に土台部13に支持部7が挿入されると、土台部13の上壁13aの裏面13c(図5参照)が支持部7の上面7aに到達するとともに、土台部13の側壁13bが隆起部10を乗り越えて隆起部10が開口部13b1に収納される(図8)。隆起部10が開口部13b1に収納されると、隆起部10を乗り越えるために弾性変形して広がった土台部13が復元して開口部13b1の内周部が隆起部10の根元を囲むように位置する。よって、隆起部10が開口部13b1に係合し、緩衝部材4をロッド6の先端側に引いても緩衝部材4は支持部7から抜けない状態となる。
When the
図8に示すようにシフトレバー3に緩衝部材4が取り付けられた状態で、緩衝部材4の本体部12は、レバー部3aのパイプ部5が支持部7の上面7aから突出するパイプ部5の根元部分に位置する。具体的には、図4に示すようにパイプ部5が支持部7の上面7aに接続する根元までパイプ部5に沿って本体部12は位置する。図8に戻って、緩衝部材4の土台部13は、本体部12の下端から支持部7の上面7a(図4参照)に沿って広がり、上面7aの外周部から側面7bに沿って下方に延びるように位置する。
As shown in FIG. 8, in the state where the
シフトレバー3に緩衝部材4を装着した後は、図2に示すようにシフトレバー3の上方にベースブラケット2を準備した後、ベースブラケット2にシフトレバー3を装着する。例えば、ベースブラケット2の開口部2a1を通じてベースブラケット2の内側から外側にパイプ部5が突出するようにシフトレバー3をベースブラケット2に挿入する。そして、図示しない軸部等を用いてシフトレバー3をベースブラケット2に固定することで、シフトレバー装置1が組み立てられる。組み立てられたシフトレバー装置1では、例えば、軸線O2回りにシフトレバー3が回転することで、パイプ部5がベースブラケット2の開口部2a1内を移動する。開口部2a1内を移動するパイプ部5には緩衝部材4が装着されるため、パイプ部5と開口部2a1が直接当たるのを防ぐことができ、打撃音が発生しない。
After mounting the
以上のように構成されたシフトレバー装置1では、図4と図8(図4→図8)に示すようにレバー部3aを支持する支持部7に対して緩衝部材4の土台部13を嵌め込むと、緩衝部材4がシフトレバー3に装着される。よって、緩衝部材4をシフトレバー3に取り付けるのが簡単である。
In the
図8に示すように土台部13に支持部7を嵌め込むと、支持部7の隆起部10が土台部13の開口部13b1に収まり、開口部13b1の内周部が隆起部10の根元(外周部)に沿って位置する。よって、開口部13b1が隆起部10に係合して土台部13が側面7bに固定され、シフトレバー3に装着された緩衝部材4の位置ずれを抑制できる。
As shown in FIG. 8, when the
図6に示すように土台部13は、土台部13の下端から上方に凸状に切り欠かれた切欠部13b2を有するため、土台部13に支持部7を嵌め込んだ際に土台部13に生じる応力を分散させることが可能となる。また、開口部13b1も応力を分散させるのに寄与し、開口部13b1と切欠部13b2により相乗的に応力を分散させることが可能となる。
As shown in FIG. 6, since the
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその具体的な記載に限定されることなく、例示した構成等を技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせて実施することも可能であるし、またある要素、処理を周知の形態に置き換えて実施することもできる。 The embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to the specific description, and the illustrated configurations and the like can be appropriately combined within a technically consistent range. In addition, certain elements and processes may be replaced with known forms.
上記の説明では、開口部13b1と切欠部13b2を有する緩衝部材4を例示したが、そのいずれか一方のみを有する緩衝部材でもよいし、両方とも有しない緩衝部材を用いてもよい。
In the above description, the
上記の説明では、被係合部として隆起部10を例示したが、板バネ状の爪部を用いてもよい。例えば、爪部としては、側面7bの上端部を基点として側面7bから次第に離れるように下方に延び出した後、側面7bに沿って下方に延びるように形成される。この爪部は、基点における弾性変形に基づき爪部が側面7bから離れる方向に付勢される。
In the above description, the raised
この爪部を用いて緩衝部材4を支持部7に装着する場合は、土台部13の内部に支持部7が挿入されると、土台部13の下端側から側壁13bが爪部に乗り上がり、爪部が支持部7の側面7b側に沿うように弾性変形する。爪部が弾性変形すると、土台部13の内部(奥)に支持部7を挿入するのが許容される。そして、そこから更に土台部13に支持部7が挿入されると、土台部13の上壁13aの裏面13c(図5参照)が支持部7の上面7aに到達するとともに、土台部13の側壁13bが爪部を乗り越えて爪部が開口部13b1に収納される。開口部13b1に収納された爪部は、支持部7の側面7bから離れる方向に付勢され、爪部の先端が開口部13b1の内周部に沿うように位置する。よって、爪部が開口部13b1に係合し、緩衝部材4をロッド6の先端側に引いても緩衝部材4は支持部7から抜けない状態となる。
When the
1 シフトレバー装置 2 ベースブラケット
2a 上面 2a1 開口部
3 シフトレバー 3a レバー部
4 緩衝部材 5 パイプ部(突出部)
7 支持部(接続部) 7a 上面
7b 側面 10 隆起部(被係合部)
12 本体部 13 土台部
13b1 開口部(係合部) 13b2 切欠部
O、O1、O2、O3 軸線
DESCRIPTION OF
7 Support part (connection part) 7a Upper surface
7b Side face 10 Raised part (engaged part)
12
Claims (3)
前記シフトレバーは、
前記開口部を通して前記ベースブラケットの内側から外側に突出して所定の軸回りに回転して前記開口部内を移動可能な突出部と、前記突出部が突出する上面と前記上面に接続する側面を含み前記突出部に接続する接続部を有し、
前記緩衝部材は、
前記突出部の突出方向の回りで、前記突出部が前記上面から突出する根元まで前記突出部に沿って延びて位置して前記突出部と前記開口部の衝突を緩衝する本体部と、前記本体部の下端から前記上面に沿って広がり、前記上面の外周部から前記側面に沿って下方に延びる土台部を有し、上下が開放された中空状に形成され、
前記土台部側から前記突出部に挿入させた前記緩衝部材を前記突出部の根元側に向けて移動させて前記土台部に前記接続部を嵌め込むことで前記緩衝部材を前記シフトレバーに装着させることを特徴とする車両用シフトレバー装置。 A buffer member is interposed between the shift lever and the opening of the base bracket, and the buffer member impregnated with a lubricant is provided in the shift lever ,
The shift lever is
A protrusion projecting outward from the inside of the base bracket through the opening and rotating about a predetermined axis to move within the opening; an upper surface from which the protrusion protrudes; and a side surface connected to the upper surface. Having a connection to connect to the protrusion,
The buffer member is
A main body configured to buffer the collision between the projecting part and the opening, the projecting part extending along the projecting part from the upper surface to a base projecting from the upper surface around the projecting direction of the projecting part; It has a base part that extends from the lower end of the part along the upper surface and extends downward from the outer peripheral part of the upper surface along the side surface, and is formed in a hollow shape in which the upper and lower sides are opened,
The buffer member inserted into the protruding portion from the base portion side is moved toward the base side of the protruding portion, and the buffer member is fitted to the shift lever by fitting the connecting portion into the base portion. A shift lever device for a vehicle.
前記土台部は、前記被係合部と係合可能な係合部を有し、
前記土台部に前記接続部を嵌め込むと前記係合部と前記被係合部が係合して前記土台部が前記側面に固定される請求項1に記載の車両用シフトレバー装置。 The connection portion has an engaged portion on the side surface,
The base portion has an engaging portion that can be engaged with the engaged portion,
The vehicle shift lever device according to claim 1 , wherein when the connection portion is fitted into the base portion, the engaging portion and the engaged portion are engaged to fix the base portion to the side surface.
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