JP6117463B2 - toothbrush - Google Patents
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Description
本発明は、歯ブラシに関する。 The present invention relates to a toothbrush.
歯ブラシにおいては、その基本性能である清掃性を向上させるために、例えば、植毛密度、用毛の毛丈、用毛の束(毛束)の径などを調整することがある。
例えば、特許文献1には、歯垢除去力を高めつつ柔らかい感触を得るために、植毛面の中央の領域(以下、「中央領域」という。)に植毛された毛束よりも、中央領域よりも外側の領域(以下、「外側領域」という。)に植毛された毛束の束径を小さく且つ毛丈を低くすることが開示されている。
特許文献2には、歯垢除去力とステイン除去性を向上させるために、中央領域の植毛密度を外側領域の植毛密度より高くし、中央領域の毛束の毛丈を外側領域の毛束の毛丈より低くすることが開示されている。
特許文献3には、歯垢除去力と電動駆動により振動させた際の清掃実感を高くするために、中央領域の植毛密度を外側領域の植毛密度より高くし、中央領域の毛束の毛丈を外側領域の毛丈より高くすることが開示されている。
In a toothbrush, in order to improve the cleanability which is the basic performance, for example, the density of flocked hair, the hair length of the hair, the diameter of the hair bundle (hair bundle) may be adjusted.
For example, in
In Patent Document 2, in order to improve plaque removal force and stain removal property, the flock density in the central region is made higher than the flock density in the outer region, and the hair length of the central region is set to the hair length of the outer region. It is disclosed to make it lower than the hair length.
In Patent Document 3, in order to increase the cleaning feeling when vibrating by plaque removal force and electric drive, the hair density in the central region is made higher than the hair density in the outer region, and the hair length of the hair bundle in the central region. Is made higher than the hair length of the outer region.
通常、歯磨きにおいては、歯磨き剤を使用するが、歯磨き剤の泡立ちが速い程、泡径が小さい程、有効成分の歯肉等への浸透性が高くなる(以下、泡立ちの速さおよび泡径によって評価される泡立ちの程度のことを「泡立ち性」という。)。そのため、歯磨き剤自体の泡立ち性を向上させるだけでなく、歯ブラシに対しても歯磨き剤の泡立ち性を向上させるものが求められている。例えば、特許文献1〜3に記載の歯ブラシでは、歯磨き剤の泡立ち性を充分に高くすることは困難であった。
歯磨き剤の泡立ち性を向上させる歯ブラシとしては、植毛面に設けられた毛束全体の輪郭形状を特定したものが提案されている(特許文献4参照)。
しかしながら、特許文献4に記載の歯ブラシは、歯磨き時の使用感(口腔内の隅々まで磨ける刷掃感、歯肉への当たり心地等)が充分ではなかった。
Usually, a dentifrice is used in toothpaste. The faster the dentifrice foams, the smaller the foam diameter, the higher the penetration of the active ingredient into the gums (hereinafter, depending on the speed of foaming and the foam diameter). The degree of foaming evaluated is referred to as “foaming”.) Therefore, there is a demand for not only improving the foaming property of the dentifrice itself but also improving the foaming property of the dentifrice with respect to the toothbrush. For example, in the toothbrushes described in
As a toothbrush which improves the foaming property of dentifrice, what specified the outline shape of the whole hair | bristle bundle provided in the flocked surface is proposed (refer patent document 4).
However, the toothbrush described in Patent Document 4 does not have a sufficient feeling when brushing teeth (such as a brushing feeling that can be brushed to every corner of the oral cavity, a feeling of hitting the gums, etc.).
そこで、本発明は、歯磨き剤の泡立ち性および使用感が共に優れる歯ブラシを提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the toothbrush which is excellent in both the foamability and the usability | use_condition of a dentifrice.
本発明は、以下の態様を有する。
[1]植毛面に設けられた複数の植毛穴に、複数本の用毛を束ねた毛束が植毛された歯ブラシにおいて、植毛面の中心を含む0.4〜1.0cm2の領域であり、植毛密度が40%以上70%以下且つ植毛本数が900〜3000本/cm2の高密度植毛領域と、該高密度植毛領域の周囲に配置された、植毛密度が20%以上40%未満の低密度植毛領域とを有することを特徴とする歯ブラシ。
[2]前記低密度植毛領域における毛束はテーパー毛を有し、前記高密度植毛領域における毛束はストレート毛を有する、[1]に記載の歯ブラシ。
[3]前記高密度植毛領域における毛束の毛丈Lbは前記低密度植毛領域における毛束の毛丈Laよりも長く、その毛丈差(Lb−La)が0.5〜2.0mmである、[1]または[2]に記載の歯ブラシ。
[4]電気的な駆動により振動する、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
The present invention has the following aspects.
[1] In a toothbrush in which a hair bundle obtained by bundling a plurality of bristles is planted in a plurality of flock holes provided on a flocked surface, the region is 0.4 to 1.0 cm 2 including the center of the flocked surface. A high-density flocking region having a flocking density of 40% or more and 70% or less and a flocking number of 900 to 3,000 / cm 2 and a flocking density of 20% or more and less than 40% arranged around the high-density flocking region. A toothbrush comprising a low-density flocked region.
[2] The toothbrush according to [1], wherein the hair bundle in the low-density flocked region has a tapered hair, and the hair bundle in the high-density flocked region has a straight hair.
[3] the density Hair length L b of the tufts in the bristle region longer than Hair length L a of the tufts in the low-density flocked regions, the bristles length difference (L b -L a) is 0.5 The toothbrush according to [1] or [2], which is 2.0 mm.
[4] The toothbrush according to any one of [1] to [3], which vibrates when electrically driven.
本発明の歯ブラシは、歯磨き剤の泡立ち性および使用感が共に優れる。 The toothbrush of the present invention is excellent in both foaming property and feeling of use of the dentifrice.
本発明の歯ブラシの一実施形態について説明する。
図1および図2に、本実施形態の歯ブラシを示す。本実施形態の歯ブラシ1は、複数の用毛を束ねた毛束11が植毛されたヘッド部10と、ヘッド部10に延設された長尺状のハンドル部20(以下、ヘッド部とハンドル部とを合わせてハンドル体という。)とを備える。
An embodiment of the toothbrush of the present invention will be described.
The toothbrush of this embodiment is shown in FIG. 1 and FIG. The
ハンドル体は、全体として長尺状に一体成形されたものであり、例えば、樹脂を材料とし射出成形により得られるものである。
ハンドル体の材質としては、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリスチレン樹脂(PS)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、ポレアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂(AS)などが挙げられる。これらは1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、ハンドル体は、把持性を向上させるため、例えばエラストマーなどの柔軟な樹脂が部分的又は全体に被覆されていてもよい。
The handle body is integrally formed in a long shape as a whole. For example, the handle body is obtained by injection molding using a resin as a material.
As the material of the handle body, polypropylene resin (PP), polyacetal resin (POM), polystyrene resin (PS), polyethylene terephthalate resin (PET), acrylonitrile butadiene styrene resin (ABS), polarate resin, polycarbonate resin, acrylonitrile styrene resin (AS) etc. are mentioned. These may be used individually by 1 type and may use 2 or more types together.
Further, the handle body may be partially or wholly covered with a flexible resin such as an elastomer in order to improve gripping properties.
本実施形態においては、図2に示すように、ヘッド部10の楕円形状の植毛面12に、千鳥配列の多数の植毛穴13a,13bが形成され、それら植毛穴13a,13bに毛束が植毛されている。植毛穴13a,13bは開口部が円形状であり、ヘッド部10の長手方向の軸線に対して対称に配列されている。
また、植毛面12は、その中心を含む0.4〜1.0cm2の略六角形状の中央領域からなる高密度植毛領域12aと、高密度植毛領域12aの周囲に、植毛面12の縁に沿って配置された環状の低密度植毛領域12bとを有する。
高密度植毛領域12aの面積が前記下限値未満であると、泡立ち性が発揮されないことがあり、前記上限値を超えると、植毛面12に低密度植毛領域12bの場所を確保できなくなる。高密度植毛領域12aの面積は好ましくは0.4〜1.0cm2、より好ましくは0.45〜0.8cm2である。
また、植毛面12における高密度植毛領域12aの面積割合は40〜70%であることが好ましく、50〜70%であることがより好ましい。高密度植毛領域12aの面積割合が前記下限値以上であれば、泡立ち性がより高くなり、前記上限値以下であれば、使用感がより高くなる。
また、高密度植毛領域12aにおいては、ヘッド部10の長手方向と平行方向の長さが、ヘッド部10の基端から先端に向かう、植毛領域の長さの60〜85%であることが好ましい。また、高密度植毛領域12aにおいては、ヘッド部10の短手方向と平行方向の長さが、植毛領域の幅の35〜50%であることが好ましい。なお、植毛領域は、最外側の各植毛穴13bの穴縁の最外部分を結んだ際に得られる仮想線T2によって囲まれる領域である。
In this embodiment, as shown in FIG. 2, a large number of staggered flocking
In addition, the flocked
If the area of the high-density flocked
Moreover, it is preferable that the area ratio of the high-density flocking area |
Moreover, in the high-density hair transplantation area |
高密度植毛領域12aは、植毛密度が40%以上70%以下且つ植毛本数が900〜3000本/cm2の領域である。ここで、植毛本数とは、植毛面12から突出している毛の数のことであり、用毛の本数の倍数である。また、高密度植毛領域12aの植毛密度は、[高密度植毛領域12aにおける植毛穴13aの面積の合計/高密度植毛領域12aの面積]×100(%)の式で求められた値である。高密度植毛領域12aの植毛穴13aは、植毛面12の縁に隣接する植毛穴13b以外の植毛穴であり、高密度植毛領域12aの範囲内に中心が配置されているものである。高密度植毛領域12aの面積は、植毛穴13aの各穴縁の最外部分を結んだ際に得られる仮想線T1によって囲まれる領域の面積である。この仮想線T1は隣接する植毛穴13a,13a同士の接線を構成する。
高密度植毛領域12aにおける植毛密度が前記下限値未満であると、泡立ち性が不充分になり、前記上限値を超えると、毛束11が密集しすぎて撓みにくくなるため、使用感が損なわれる。
高密度植毛領域12aにおける植毛本数が前記下限値未満であると、泡立ち性が不充分になり、前記上限値を超えると、その本数に対応できる細さの用毛を作製することが困難になると共に、十分な清掃実感が得られにくくなる。
また、高密度植毛領域12aの植毛密度は40〜70%であることが好ましく、50〜70%であることがより好ましい。高密度植毛領域12aの植毛本数は900〜3000本/cm2であることが好ましく、900〜2100本/cm2であることがより好ましい。
The high-
When the flocking density in the high-
When the number of flocks in the high-density flocked
Moreover, it is preferable that the flocking density of the high-density flocking area |
低密度植毛領域12bは、植毛密度が20%以上40%未満の領域である。ここで、低密度植毛領域12bの植毛密度は、[低密度植毛領域における植毛穴13bの面積の合計/低密度植毛領域12bの面積]×100(%)の式で求められた値である。低密度植毛領域12bの面積は、仮想線T2と仮想線T3とによって囲まれる領域の面積である。仮想線T2は、植毛面12の縁に隣接する植毛穴13bのうち最外側の各植毛穴13bの穴縁の最外部分を、ジグザグにならないように結んだ際に得られる線である。仮想線T3は、植毛穴13bのうち最内側の各植毛穴13bの穴縁の最内部分を、ジグザグにならないように結んだ際に得られる線である。
低密度植毛領域12bにおける植毛密度が前記下限値未満であっても、前記上限値を超えても、使用感が損なわれる。
また、低密度植毛領域12bの植毛密度は20〜40%であることが好ましく、30〜40%であることがより好ましい。
低密度植毛領域12bにおける植毛本数は500〜2500本/cm2であることが好ましく、600〜1500本/cm2であることがより好ましい。低密度植毛領域12bにおける植毛本数が前記下限値以上であれば、高密度植毛領域12aで泡立てた泡の保持性が高くなり、前記上限値以下であれば、使用感がより高くなる 。
The low density flocked
Even if the flocking density in the low-
Moreover, it is preferable that the flocking density of the low-
Preferably flocking number in the low-
毛束11を構成する用毛としては、毛先に向かって漸次その径が小さくなる用毛(テーパー毛)、毛先の丸め部を除いて外径がほぼ同一である用毛(ストレート毛)、毛先がヘラ状、球状、先割れ状などの形状になっている用毛を用いることができる。
本実施形態の歯ブラシ1においては、泡立ち性と清掃性の向上の点から、高密度植毛領域12aにおける毛束11はストレート毛を有し、低密度植毛領域12bにおける毛束11はテーパー毛を有することが好ましい。
高密度植毛領域12aにおける毛束11中のストレート毛の割合は、泡立ち性がより高くなることから、70%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましく、90%以上であることが特に好ましい。
低密度植毛領域12bにおける毛束11中のテーパー毛の割合は、清掃性がより高くなることから、70%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましく、90%以上であることが特に好ましい。
The hair constituting the
In the
The ratio of the straight hair in the
The ratio of the tapered hairs in the
用毛の材質としては、例えば、ポリアミド(例:6−12ナイロン、6−10ナイロン)、ポリエステル(例:ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート)、ポリオレフィン(例:ポリプロピレン)、エラストマー(例:オレフィン系、スチレン系)などの合成樹脂材料が挙げられる。これらの樹脂材料は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、用毛は、芯部と該芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造であってもよい。
Examples of the hair material include polyamide (eg, 6-12 nylon, 6-10 nylon), polyester (eg, polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, polytrimethylene terephthalate), polyolefin (eg, polypropylene), elastomer ( Examples: Synthetic resin materials such as olefin and styrene. These resin materials may be used alone or in combination of two or more.
Further, the bristle may have a multi-core structure having a core part and at least one or more sheath parts provided outside the core part.
用毛の横断面形状は円形が好ましいが、円形に必ずしも限定されるものではなく、歯ブラシ1の目的用途に応じて任意の形状とすることができる。例えば、楕円形、多角形(例えば、三角形、四角形、五角形、六角形等。)、異形(例えば、星形、三つ葉のクローバー形、四つ葉のクローバー形等。)等とすることができる。
The cross-sectional shape of the bristle is preferably a circle, but is not necessarily limited to a circle, and can be any shape depending on the intended use of the
各用毛の太さは、特に限定されず、例えば、横断面が円形の場合、4〜8mil(1mil=1/1000inch=0.025mm)が好ましい。前記下限値以上であれば、自立性が向上して清掃性がより高くなり、前記上限値以下であれば、毛束11の毛腰が適度になり、当たり心地がより良好になる。
毛束11を構成する用毛は、全てが同じ太さであってもよいし、2種以上の異なる太さの用毛が組み合わされてもよい。
The thickness of each hair is not particularly limited. For example, when the cross section is circular, 4 to 8 mil (1 mil = 1/1000 inch = 0.025 mm) is preferable. If it is more than the lower limit, the self-supporting property is improved and the cleaning property is higher, and if it is not more than the upper limit, the fluff of the
The hairs constituting the
用毛の毛丈は、大人用で8mm〜13mm、子供用で6mm〜9mmとすることが好ましい。また、口腔内の使用性や使用感の点から、選択された用毛の直径が小さいほど、用毛の毛丈を短くすることが好ましい。また、使用感や、刷掃感、清掃効果、耐久性などの目的に応じて、太さの異なる複数本の用毛を組み合わせて用いてもよい。 The hair length of the hair is preferably 8 to 13 mm for adults and 6 to 9 mm for children. In addition, from the viewpoint of usability in the oral cavity and usability, it is preferable to shorten the hair length of the hair as the diameter of the hair selected is smaller. Further, a plurality of hairs having different thicknesses may be used in combination depending on purposes such as a feeling of use, a feeling of cleaning, a cleaning effect, and durability.
また、高密度植毛領域12aにおける毛束11の毛丈Lbは、低密度植毛領域12bにおける毛束11の毛丈Laよりも長いことが好ましく、具体的には、その毛丈差(Lb−La)が0.5〜2.0mmであることが好ましく、0.5〜1.0mmであることがより好ましい。ここで、毛束11の毛丈とは、植毛面12から毛束先端(最も長い用毛の先端)までの距離のことである。Lb−Laが前記下限値以上であれば、毛先の可撓性が高くなり、泡立ち性がより高くなる。また、毛丈差の違いにより形成された段差が歯と歯肉との境目に密着しやすく、当たり心地がより良好になり、使用感がより向上する。しかし、La−Lbが前記上限値を超えると、歯肉への当たり心地が損なわれる傾向にある。
毛先の毛切り形状(毛先のプロファイル)としては、平切り、ドーム型、凸型、さざ波型のいずれであってもよいが、上記の毛丈差にしやすく、より高い泡立ち効果が望めることから、ドーム型、凸型、さざ波型が好ましい。
Further, Hair length L b of the
The hair cutting shape (profile of the hair tip) may be any of flat cutting, dome shape, convex shape, and ripple shape, but it is easy to achieve the above-mentioned hair length difference and a higher foaming effect can be expected. Therefore, a dome shape, a convex shape, and a ripple shape are preferable.
毛束11の植毛方法としては、平線を打ち込む方法、熱溶着する方法など公知の方法を適用できる。
平線を打ち込む方法では、用毛を複数本束ねて二つ折りにし、その間に平線と呼ばれる抜止め具を挟んで植毛穴13a,13bに打ち込むことによって、毛束11を各植毛穴13a,13bに植毛する。
平線は、植毛穴13a,13bの中心部を通り、且つ、植毛穴13a,13bを跨ぐように植毛穴13a,13bに打設されている。平線の材質としては、例えば、真鍮やステンレスなどの金属を挙げることができ、その他にも硬質プラスチックや生分解性プラスチックなどを挙げることができる。
平線の長さや幅、厚みは、毛束11や植毛穴13a,13bに合わせて任意に調整すればよいが、通常、平線の長さは植毛穴13a,13bの直径よりも大きく、平線の幅は植毛穴13a,13bの深さよりも小さくされる。また、平線の厚みを調節することによって、毛束11を植毛穴13a,13b内に確実に固定して空隙を少なくすることができる。また、平線は、植毛穴13a,13bからの抜けを防ぐため、植毛穴13a,13bの両側からはみ出した部分の長さの合計が0.3〜0.6mmであることが好ましい。
As a method for implanting the
In the method of driving a flat wire, a plurality of bristles are bundled and folded in half, and a
The flat line passes through the center of the flocked
The length, width, and thickness of the flat wire may be arbitrarily adjusted according to the
植毛穴13a,13bの開口面積は1.6mm2以下であることが好ましく、1.4mm2以下であることがより好ましい。植毛穴13a,13bの開口面積が1.6mm2以下であれば、毛束11が細くなるため、撓み性が向上して使用感がより良好になる。
また、植毛穴13a,13bの直径は生産可能な最小径以上であることが好ましく、毛束11の過度な撓みや疎毛感を抑制する点では、1.0mm以上であることがより好ましい。
The opening area of the flocking
Moreover, it is preferable that the diameter of the flock holes 13a and 13b is not less than the minimum diameter that can be produced, and is more preferably not less than 1.0 mm from the viewpoint of suppressing excessive bending of the
本実施形態の歯ブラシ1は、電気的な駆動により振動する電動歯ブラシであってもよい。電気的な駆動により振動させながら歯ブラシ1を用いて歯磨きした場合には、泡立ちがより速くなると共に泡径がより小さくなり、泡立ち性がより向上する。
The
電動歯ブラシとしては、ハンドル部20の基端側の内部に、電池と、各部の駆動を制御する制御回路とが水密に内蔵され、ハンドル部20のヘッド部10側の内部に、超音波振動や音波振動などの振動を発生させる振動子が内蔵されたものが一例として挙げられる。
電池は、一次電池(例えば、単3又は単4の乾電池)であってもよいし、二次電池(例えば、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池)であってもよい。
制御回路は、電池と接続されて、ハンドル部20に設けられた操作ボタンを使用者が操作した際に、その操作に応じた制御信号を生成し、この制御信号に基づいて後述する振動子への電力供給、並びに振動子の駆動を制御するものである。
振動子は、配線を介して上記ハンドル部20内の制御回路と電気的に接続され、電力が供給された際に振動するものである。
As an electric toothbrush, a battery and a control circuit for controlling the driving of each part are built in a watertight manner inside the proximal end side of the
The battery may be a primary battery (for example, an AA or AAA battery) or a secondary battery (for example, a nickel cadmium battery, a nickel hydrogen battery, or a lithium ion battery).
The control circuit is connected to the battery and generates a control signal corresponding to the operation when the user operates an operation button provided on the
The vibrator is electrically connected to the control circuit in the
なお、電動歯ブラシは、上記制御回路を備えていなくてもよく、例えば、操作ボタンを使用者が操作した際に、電池から振動子へと電力を直接供給し、振動子が駆動するようになってもよい。 The electric toothbrush may not include the control circuit. For example, when the user operates the operation button, power is directly supplied from the battery to the vibrator, and the vibrator is driven. May be.
上記した実施形態の歯ブラシ1においては、低密度植毛領域12bに植毛された毛束11,11同士が接触しにくく、口腔内で撓みやすくなっており、しかも高密度植毛領域12aに高密度に毛束11が植毛されているため、使用感に優れる。また、高密度植毛領域12aにおける植毛密度が高く、植毛本数が多いため、歯磨き剤に空気を混入させやすく、且つ、細かい気泡を形成させやすくなっている。したがって、歯ブラシ1は泡立ち性に優れる。
In the
なお、本発明は、上記実施形態に限定されない。
植毛穴13a,13bの開口部の形状は特に限定されず、例えば、楕円形、四角形などであってもよい。
植毛穴13a,13bの配列は、千鳥配列である必要はなく、格子配列や非対称な配列、その他どのような配列でもよい。ヘッド部10の長手方向の軸線に対して植毛穴13a,13bの配列が対称である必要もない。
高密度植毛領域12aの形状は、例えば、楕円形状や長方形状であってもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment.
The shape of the openings of the flocking
The arrangement of the flock holes 13a and 13b is not necessarily a staggered arrangement, and may be a lattice arrangement, an asymmetric arrangement, or any other arrangement. The arrangement of the flock holes 13a and 13b need not be symmetric with respect to the longitudinal axis of the
The shape of the high-density flocked
(実施例1)
植毛面の植毛穴に毛束を植毛したヘッド部を備える歯ブラシを作製した。植毛穴(内径1.4mm)の配列パターンは表1に示すものとした。
本例では、植毛面の中心を含む略六角形状の中央領域の植毛密度を55%、植毛本数を2098本/cm2として高密度植毛領域とし、用毛を断面円形で4milのストレート毛とした。また、中央領域(高密度植毛領域)は、面積を0.45cm2とし、ヘッド部の長手方向と平行方向の長さを15.9mm、短手方向と平行方向の長さを、3.2mmとした。
また、中央領域の外側に配置された外側領域の植毛密度を35%、植毛本数を1424本/cm2として低密度植毛領域とし、用毛を断面円形で4milのストレート毛とした。
また、毛切り形状を平切りとして、中央領域の毛束と外側領域の毛束の毛丈差(Lb−La)を0mmとした。
Example 1
A toothbrush provided with a head portion in which a hair bundle was implanted in the flocked hole of the flocked surface was produced. The arrangement pattern of the flock holes (inner diameter 1.4 mm) was as shown in Table 1.
In this example, the hair density of the substantially hexagonal central region including the center of the hair surface is 55%, the number of hair transplants is 2098 / cm 2 to form a high-density hair transplant region, and the hair is a straight hair having a circular cross-section and 4 mils. . The central region (high-density flocking region) has an area of 0.45 cm 2 , a length in the direction parallel to the longitudinal direction of the head portion is 15.9 mm, and a length in the direction parallel to the short direction is 3.2 mm. It was.
In addition, the outer region disposed outside the central region had a hair density of 35%, the number of hair transplants was 1424 / cm 2 to form a low density hair transplant region, and the hair was a straight hair having a circular cross section and 4 mils.
Further, the hair cutting shape was a flat cut, and the difference in hair length (L b −L a ) between the hair bundle in the central region and the hair bundle in the outer region was set to 0 mm.
(実施例2)
中央領域における植毛本数を925本/cm2として高密度植毛領域とし、中央領域および外側領域の用毛を断面星形で6milのストレート毛としたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 2)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 1 except that the number of flocks in the central region was set to 925 / cm 2 to obtain a high-density flocked region, and the hair in the central region and the outer region was made into a 6 mil straight hair with a star-shaped cross section. did.
(実施例3)
中央領域における植毛本数を996本/cm2として高密度植毛領域とし、中央領域および外側領域の用毛を6milのテーパー毛としたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 3)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 1 except that the number of flocks in the central region was 996 / cm 2 to obtain a high-density flocked region, and the hair in the central region and the outer region was a 6 mil tapered hair.
(実施例4)
外側領域の用毛のみを断面星形で6milのストレート毛としたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
Example 4
A toothbrush was prepared in the same manner as in Example 1 except that only the outer region hair was a 6 mil straight hair with a star cross section.
(実施例5)
毛切り形状をドーム型とし、毛丈差(Lb−La)を1mmとしたこと以外は実施例4と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 5)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 4 except that the hair cutting shape was a dome shape and the hair height difference (L b −L a ) was 1 mm.
(実施例6)
毛切り形状を凸型とし、毛丈差(Lb−La)を1mmとしたこと以外は実施例4と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 6)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 4 except that the hair cutting shape was a convex shape and the hair height difference (L b −L a ) was 1 mm.
(実施例7)
毛切り形状をさざ波型とし、毛丈差(Lb−La)を1mmとしたこと以外は実施例4と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 7)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 4 except that the hair cutting shape was a ripple shape and the hair length difference (L b −L a ) was 1 mm.
(実施例8)
中央領域における植毛本数を1351本/cm2として高密度植毛領域とし、中央領域の用毛を断面円形で5milのストレート毛とし、外側領域の用毛を6milのテーパー毛としたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 8)
Example except that the number of flocks in the central region is 1351 / cm 2 , a high-density flocking region is used, the hair in the central region is a 5 mil straight hair with a circular cross section, and the hair in the outer region is a 6 mil tapered hair A toothbrush was prepared in the same manner as in Example 1.
(実施例9)
毛切り形状を凸型とし、毛丈差(Lb−La)を1mmとしたこと以外は実施例8と同様にして歯ブラシを作製した。
Example 9
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 8 except that the hair cutting shape was a convex shape and the hair height difference (L b −L a ) was 1 mm.
(実施例10)
毛切り形状を内側さざ波型とし、毛丈差(Lb−La)を1mmとしたこと以外は実施例8と同様にして歯ブラシを作製した。
(Example 10)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 8 except that the hair cutting shape was an inner rippled shape and the hair height difference (L b −L a ) was 1 mm.
(比較例1)
植毛穴の配列パターンを表1に示すものに変更し、中央領域の植毛密度を36%、中央領域の植毛本数を1311本/cm2に、中央領域の面積を0.41cm2にしたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Comparative Example 1)
The arrangement pattern of planting pores was changed as shown in Table 1, 36% of the flocking density in the central region, the flocked number of central region 1311 present / cm 2, except that the area of the central region to 0.41 cm 2 Prepared a toothbrush in the same manner as in Example 1.
(比較例2)
植毛穴の配列パターンを表1に示すものに変更し、外側領域の植毛密度を50%にしたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Comparative Example 2)
A toothbrush was produced in the same manner as in Example 1 except that the arrangement pattern of the flock holes was changed to that shown in Table 1 and the flock density in the outer region was 50%.
(比較例3)
中央領域の植毛本数を676本/cm2、中央領域および外側領域の用毛を断面円形で7milのストレート毛にしたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Comparative Example 3)
A toothbrush was prepared in the same manner as in Example 1 except that the number of flocks in the central region was 676 / cm 2 , and the bristles in the central region and the outer region were 7 mil straight hairs with a circular cross section.
(比較例4)
中央領域の植毛本数を569本/cm2、中央領域および外側領域の用毛を断面星形で8milのストレート毛にしたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Comparative Example 4)
A toothbrush was prepared in the same manner as in Example 1 except that the number of flocks in the central region was 569 / cm 2 , and the hair in the central region and the outer region was made into 8 mil straight hair with a cross-sectional star shape.
(比較例5)
中央領域の植毛本数を3733本/cm2、中央領域および外側領域の用毛を断面円形で3milのストレート毛にしたこと以外は実施例1と同様にして歯ブラシを作製した。
(Comparative Example 5)
A toothbrush was prepared in the same manner as in Example 1 except that the number of flocks in the central region was 3733 / cm 2 , and the bristles in the central region and the outer region were 3 mil straight hairs with a circular cross section.
実施例1〜10および比較例1〜5の歯ブラシについて、以下に記載する方法により、泡立ち速さ、泡径、使用感を評価した。評価結果を表2に示す。 About the toothbrush of Examples 1-10 and Comparative Examples 1-5, the foaming speed, the bubble diameter, and the usability | use_condition were evaluated by the method described below. The evaluation results are shown in Table 2.
[泡立ち速さ]
歯ブラシの毛先面に1gの歯磨きペーストを載せ、刷掃板(幅20mm、厚さ14mm)の表面を刷掃し、刷掃板から泡が溢れ出して落下するまでの刷掃回数を測定した。刷掃回数が少ない程、泡立ちが速く、泡立ち性に優れる。
評価基準は、刷掃回数が20回以下のものを◎、21〜40回のものを○、41〜60回のものを△、61回以上のものを×とした。
[Bubbling speed]
1 g of toothpaste paste was placed on the toothbrush tip of the toothbrush, the surface of the brush plate (
The evaluation criteria were as follows: の も の when the number of brushes was 20 or less, ○ when 21 to 40 times, △ when 41 to 60 times, and × when 61 times or more.
[泡径]
歯ブラシの毛先面に1gの歯磨きペーストを載せ、刷掃板(幅20mm、厚さ14mm)の表面を300回刷掃した。そして、泡の直径を、実体顕微鏡を用いて測定した。泡径が小さい程、泡立ち性に優れる。
評価基準は、泡径が200μm以下のものを◎、201〜220μmのものを○、221〜240μmのものを△、241μm以上のものを×とした。
[Bubble diameter]
1 g of a toothpaste paste was placed on the tip of the toothbrush and the surface of the brush plate (
The evaluation criteria were ◎ for a bubble diameter of 200 μm or less, ◯ for 201-220 μm, Δ for 221-240 μm, and x for 241 μm or more.
[使用感評価]
専門パネラー10名により、「口腔内の隅々まで磨ける刷掃感」と「歯肉への当たり心地」について、官能評価を行った。評価基準は、10人のパネラーのうち9人以上が良いとしたものを◎、6〜8人が良いとしたものを○、3〜5人が良いとしたものを△、2人以下が良いとしたものを×とした。
[Usage evaluation]
Ten expert panelists performed sensory evaluations on "a feeling of brushing to polish every corner of the oral cavity" and "feeling of hitting the gums". The evaluation criteria are: ◎ if 9 or more out of 10 panelists are good, ◯ if 6-8 are good, △ if 3-5 is good, △, 2 or less are good What was made was set as x.
[総合評価]
上記泡立ち性および使用感より判定される総合評価は以下の通りである。
◎:泡立ちがとても良く、使用感もとても良い。
○:泡立ちがかなり良く、使用感もかなり良い。
△:泡立ちはやや良いが、使用感があまり良くない。
×:泡立ちが悪く、使用感もあまり良くない。
[Comprehensive evaluation]
Comprehensive evaluation determined from the foaming property and feeling of use is as follows.
A: The foaming is very good and the feeling of use is also very good.
○: Foaming is quite good and the feeling of use is also quite good.
(Triangle | delta): Although foaming is somewhat good, a usability | use_condition is not so good.
X: Foaming is poor and the feeling of use is not so good.
中央領域の植毛密度が40%以上70%以下且つ植毛本数が900〜3000本/cm2で高密度植毛領域になっていると共に外側領域の植毛密度が20%以上40%未満で低密度植毛領域になっている実施例1〜10の歯ブラシは、泡立ち性および使用感に優れていた。
中央領域の植毛密度が40%未満の比較例1の歯ブラシは、泡立ち性および使用感共に不充分であった。
外側領域の植毛密度が40%を超えていた比較例2の歯ブラシは、使用感が不充分であった。
中央領域における植毛本数が900本/cm2未満の比較例3,4の歯ブラシは、泡立ち性および使用感共に不充分であった。
中央領域における植毛本数が3000本/cm2を超えていた比較例5の歯ブラシは、使用感が不充分であった。
A low density flocked region in which the flocking density in the central region is 40% or more and 70% or less, the flocking number is 900 to 3000 / cm 2 , and the flocking density in the outer region is 20% or more and less than 40%. The toothbrushes of Examples 1 to 10 were excellent in foaming properties and usability.
The toothbrush of Comparative Example 1 in which the flock density in the central region was less than 40% was insufficient in both foamability and feeling of use.
The toothbrush of Comparative Example 2 in which the flock density in the outer region exceeded 40% was insufficient in use feeling.
The toothbrushes of Comparative Examples 3 and 4 in which the number of flocks in the central region was less than 900 / cm 2 were insufficient in both foamability and feeling of use.
The toothbrush of the comparative example 5 in which the number of flocks in the central region exceeded 3000 / cm 2 was insufficient in the usability.
1 歯ブラシ
10 ヘッド部
11 毛束
12 植毛面
12a 高密度植毛領域
12b 低密度植毛領域
13a,13b 植毛穴
20 ハンドル部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
植毛面の中心を含む0.4〜1.0cm2の領域であり、植毛密度が40%以上70%以下且つ植毛本数が900〜3000本/cm2の高密度植毛領域と、該高密度植毛領域の周囲に配置された、植毛密度が20%以上40%未満の低密度植毛領域とを有し、
前記高密度植毛領域は、前記ヘッド部の長手方向と平行方向の長さが植毛領域の長さの60〜85%であり、且つ、前記ヘッド部の短手方向と平行方向の長さが前記植毛領域の幅の35〜50%であり、
前記高密度植毛領域の前記用毛の太さは、4〜8milであることを特徴とする歯ブラシ。 In a toothbrush in which a hair bundle obtained by bundling a plurality of bristles is planted in a plurality of flock holes provided on the flocked surface of the head part ,
An area of 0.4~1.0Cm 2 including the center of the bristle surface, a high-density flocking area flocking density is and flocked number less 70% 40% 900 to 3000 present / cm 2, the dense flocked disposed around the area, flocking density is perforated and a low-density flocked area of less than 20% to 40%
The high-density flocked region has a length in the direction parallel to the longitudinal direction of the head portion of 60 to 85% of the length of the flocked region, and a length in the direction parallel to the short direction of the head portion. 35-50% of the width of the flocked area,
Thickness of the bristles of the high-density flocked regions, toothbrush characterized by 4~8mil der Rukoto.
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