JP6116958B2 - 移動通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムに関する。
LTE(Long Term Evolution)方式では、上りリンクにおけるカバレッジを確保するために、図5(a)及び図5(b)に示すように、複数のサブフレームに跨がってPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を介して同一の上りリンクデータを送信する「TTI-bundling」が規定されている(非特許文献1参照)。
また、LTE方式のRelease-10において、20MHzを超える広帯域通信(例えば、100Hzの通信)を実現するために、同一の無線基地局eNB配下の複数のCC(Component Carrier:コンポーネントキャリア)を束ねて通信を行うCA(Carrier Aggregation:キャリアアグリゲーション)、すなわち、「Intra-eNB CA」が導入された(図6(a)参照)。
その後、LTE方式のRelease-12以降で、「Small Cell enhancement」が提案され、従来よりも更に柔軟なネットワークアーキテクチャの1つとして、異なる無線基地局eNB配下のCC(セル)を束ねて通信を行う「Inter-site CA(Inter-eNB CA)」の導入が検討されている。
例えば、「Inter-site CA」を用いて、信頼性の必要な制御信号(C-plane信号)については、SRB(Signaling Radio Bearer)を介して無線基地局eNB#1配下のセル#1(マクロセル)で通信を行い、広帯域通信の必要なユーザデータ信号(U-plane信号)については、DRB(Data Radio Bearer)を介して無線基地局eNB#11配下のセル#11(スモールセル)で通信を行うといった運用も考えられる(図6(b)参照)。
3GPP TS36.321 3GPP TS36.300
しかしながら、現在のLTE方式の規定では、「TTI-bundling」を行わなければならないような品質の悪い移動局UEに対してはCAを行わせないという思想から、移動局UEに対して「TTI-bundling」及び上りリンクにおけるCAを同時に設定することができない。
したがって、現在のLTE方式の規定では、上りリンクにおけるCAを行っている移動局UEに対して「TTI-bundling」を開始する際に、かかる上りリンクにおけるCAの設定を解除しなければならない。
その後、「TTI-bundling」を停止し、かかる上りリンクにおけるCAを再開するためには、再度、移動局UEに対して、上りリンクにおけるCAの設定を行わなければならず、かかる上りリンクにおけるCAの再開遅延(U-plane信号の導通遅延)が発生してしまうという問題点があった。
なお、「Inter-site CA」の場合には、図7に示すように、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#11との間の信号のやり取りが加わるため、「Inter-site CA」の再開遅延は、通常のCA(「Intra-site CA」)の再開遅延よりも大きくなる。
特に、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#11との間のインターフェイスにおける遅延が大きい場合、「Inter-site CA」の再開遅延は致命的になり得る。
無線基地局eNB#1から移動局UEに対して送信される「RRC connection reconfiguration」に、Scellを追加或いは削除するための制御信号を含めなければならないため、不要なRRCシグナリングオーバヘッドが発生してしまう。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、「TTI-bundling」を停止した後、短い遅延で「Inter-site CA」を再開することができる移動通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局が、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを用いてキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムであって、前記第1無線基地局が、前記キャリアアグリゲーションを行っている前記移動局に対して、前記第1セルにおいて、連続するサブフレームに跨って同一の上りリンクデータを送信するTTIバンドリング制御を開始するように指示した場合、該第1無線基地局及び前記第2無線基地局は、該キャリアアグリゲーションの設定を維持し、該第2無線基地局は、前記第2セルにおける該移動局に対する上りリンクデータのスケジューリングを停止するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、「TTI-bundling」を停止した後、短い遅延で「Inter-site CA」を再開することができる移動通信システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局eNB#1の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局eNB#1の動作を示すフローチャートである。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、セル#1を管理する無線基地局eNB#1と、セル#11を管理する無線基地局eNB#11とを具備している。
ここで、セル#11は、スモールセル(ファントムセル)であり、セル#1は、マクロセルである。なお、セル#11のカバレッジエリアと、セル#1のカバレッジエリアのカバレッジエリアとは、少なくとも一部で重なるように配置されている。
なお、無線基地局eNB#1は、マクロ無線基地局(Macro-eNB)と呼ばれてもよく、無線基地局eNB#11は、スモール無線基地局(Small-eNB)やファントム無線基地局(Phantom-eNB)と呼ばれてもよい。
また、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、かかる本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEは、「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている。
なお、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEは、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#11配下のセル#11を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている。
図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局eNB#1は、TTI-bundling制御部11と、CA制御部12とを具備している。
TTI-bundling制御部11は、移動局UEに対する「TTI-bundling」の設定及び解除についての決定を行うように構成されている。
例えば、TTI-bundling制御部11は、移動局UEに対して「TTI-bundling」を設定すると決定すると、移動局UEに対して、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」を送信することによって、セル#1における「TTI-bundling」の開始を指示するように構成されている。
一方、TTI-bundling制御部11は、移動局UEに対して「TTI-bundling」を解除すると決定すると、移動局UEに対して、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」を送信することによって、セル#1における「TTI-bundling」の停止を指示するように構成されている。
CA制御部12は、移動局UEについてのCA、特に、「Inter-site CA」に係る制御を行うように構成されている。
例えば、TTI-bundling制御部11が、「Inter-site CA」を行っている移動局UEに対して、セル#1において「TTI-bundling」を開始するように指示した場合、CA制御部12は、「Inter-site CA」の設定を維持し、無線基地局eNB#11に対して、スケジューリング停止要求を送信するように構成されてもよい。
また、TTI-bundling制御部11が、移動局UEに対して、セル#1において「TTI-bundling」を停止するように指示した場合、CA制御部12は、無線基地局eNB#11に対して、スケジューリング再開要求を送信するように構成されてもよい。
なお、上述したスケジューリング停止要求及びスケジューリング再開要求については、無線基地局eNB#11に対して、複数回送信されてもよい。例えば、無線基地局eNB#1は、所定期間、無線基地局eNB#11からの送達確認がとれないことを検出した場合に、スケジューリング停止要求及びスケジューリング再開要求を送信するように構成されていてもよい。
これにより、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#11との間の伝送路において、スケジューリング停止要求及びスケジューリング再開要求が欠落する場合であっても、無線基地局eNB#11において、スケジューリング停止要求及びスケジューリング再開要求を受信しやすくなるという効果を奏することができる。
以下、図3を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図3に示すように、無線基地局eNB#1は、ステップS1001において、セル#1及びセル#11を介して「Inter-site CA」を行っている移動局UEに対して「TTI-bundling」を設定すると決定すると、ステップS1002において、移動局UEに対して、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」を送信すると共に、ステップS1003において、無線基地局eNB#11に対して、スケジューリング停止要求を送信する。
ステップS1004において、移動局UEは、無線基地局eNB#1に対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信し、ステップS1005において、無線基地局eNB#11は、無線基地局eNB#1に対して、スケジューリング停止要求応答を送信する。
ここで、無線基地局eNB#11は、無線基地局eNB#1からのスケジューリング停止要求に応じて、セル#2における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを停止する。
なお、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#11は、移動局UEに対する「Inter-site CA」の設定を維持するものとする。すなわち、移動局UEと無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#11との間のコネクションは維持されるものとする。
また、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」に応じて、セル#11における上りリンクデータの送信を延期してもよい。
或いは、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」に応じて、セル#11を非アクティブ化してもよい。
なお、かかる非アクティブ化については、無線基地局eNBからの指示を以って行われてもよいし、移動局UEによって自律的に行われてもよい。
或いは、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」に応じて、セル#11に対して管理しているTA(Timing Alignment)タイマを停止してもよい。
その後、無線基地局eNB#1は、ステップS1006において、移動局UEに対して「TTI-bundling」を解除すると決定すると、ステップS1007において、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」を送信し、ステップS1008において、無線基地局eNB#11に対して、スケジューリング再開要求を送信する。
ステップS1009において、移動局UEは、無線基地局eNB#1に対して、「RRC connection reconfiguration complete」を送信し、ステップS1010において、無線基地局eNB#11は、無線基地局eNB#1に対して、スケジューリング再開要求応答を送信する。
ステップS1011において、移動局UEは、無線基地局eNB#11との間でランダムアクセス手順を行う。
ステップS1012において、無線基地局eNB#11は、セル#2における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを再開する。
無線基地局eNB#11は、無線基地局eNB#1からのスケジューリング再開要求に応じて、セル#2における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを再開してもよい。
また、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」に応じて、セル#11における上りリンクデータの送信を再開する。
なお、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」を受信した後、無線基地局eNB#1からセル#11のアクティブ化指示を受信した場合に、セル#11における上りリンクデータの送信を再開してもよい。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#11との間の信号のやり取りを待たずに、上述の「Inter-site CA」を再開することができるため、「Inter-site CA」の再開(U-plane信号の導通)までにかかる時間をより短縮することができる。
また、本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNB#1から移動局UEに対して送信される「RRC connection reconfiguration」に、Scellを追加或いは削除するための制御信号を含める必要がないため、不要なRRCシグナリングオーバヘッドの発生を回避することができる。
また、図4を参照して、本実施形態に係る無線基地局eNB#1の動作について説明する。
図4に示すように、無線基地局eNB#1は、ステップS101において、CAを行っている移動局UEに対して「TTI-bundling」を設定すると決定すると、ステップS102において、設定されているScellが無線基地局eNB#1以外の無線基地局eNB配下のセルであるか否かについて判定する。
「YES」の場合、本動作は、ステップS103に進み、「NO」の場合、本動作は、ステップS104に進む。
ステップS103において、無線基地局eNB#1は、Scellを維持し、ステップS104において、無線基地局eNB#1は、Scellを削除する。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動局UEが、無線基地局eNB#1(第1無線基地局)配下のセル#1(第1セル)及び無線基地局eNB#11(第2無線基地局)配下のセル#11(第2セル)を用いて「Inter-site CA(キャリアアグリゲーション)」を行うことができるように構成されている移動通信システムであって、無線基地局eNB#1が、「Inter-site CA」を行っている移動局UEに対して、セル#1において、「TTI-bundling(連続するサブフレームに跨って同一の上りリンクデータを送信するTTIバンドリング制御)」を開始するように指示した場合、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#11は、「Inter-site CA」の設定を維持し、無線基地局eNB#11は、セル#2における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを停止するように構成されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、上りリンクにおけるCAを行っている移動局UEに対して「TTI-bundling」を開始する際に、かかる上りリンクにおけるCAの設定を維持しておくように構成されているため、その後、「TTI-bundling」を停止し、かかる上りリンクにおけるCAを再開する際に、上りリンクにおけるCAの再開(U-plane信号の導通)までにかかる時間を短縮することができる。
本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNB#11は、無線基地局eNB#1からのスケジューリング停止要求に応じて、セル#11における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを停止するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、無線基地局eNB#1が、無線基地局eNB#11に対して、セル#11における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングの停止タイミングを指示することができる。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)(TTIバンドリング制御の開始指示)」に応じて、セル#11における上りリンクデータの送信を延期するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、Scell(セル#11)の設定を維持したまま、セル#1において「TTI-bundling」を開始することができる。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」に応じて、セル#11を非アクティブ化(deactivation)するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、Scell(セル#11)の設定を維持したまま、セル#1において「TTI-bundling」を開始することができる。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=ON)」に応じて、セル#11に対して管理しているTAタイマを停止するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、Scell(セル#11)の設定を維持したまま、セル#1において「TTI-bundling」を開始することができる。
本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」を送信した場合(TTIバンドリング制御を停止するように指示した場合)、無線基地局eNB#11は、セル#11における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを再開するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、セル#1における移動局UEに対する「Inter-site CA」を再開するために、かかる「Inter-site CA」を再設定するという事態を回避することができる。
本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNB#11は、無線基地局eNB#1からのスケジューリング再開要求に応じて、セル#11における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングを再開するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、無線基地局eNB#1が、無線基地局eNB#11に対して、セル#11における移動局UEに対する上りリンクデータのスケジューリングの再開タイミングを指示することができる。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」に応じて、セル#11における上りリンクデータの送信を再開するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、移動局UEは、Scell(セル#11)再設定することなく、セル#1及びセル#11を介した「Inter-site CA」を再開することができる。
本実施形態の第1の特徴において、移動局UEは、「RRC connection reconfiguration(TTI-bundling=OFF)」を受信した後、無線基地局eNB#1からセル#11のアクティブ化(Activation)指示を受信した場合に、セル#11における上りリンクデータの送信を再開するように構成されていてもよい。
かかる特徴によれば、無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、セル#1及びセル#11を介した「Inter-site CA」の再開タイミングを指示することができる。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNB#1/eNB#11の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB#1/eNB#11内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB#1/eNB#11内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB#1、eNB#11…無線基地局
UE…移動局
11…TTI bundling制御部
12…CA制御部

Claims (9)

  1. 移動局が、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを用いてキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムであって、
    前記第1無線基地局が、前記キャリアアグリゲーションを行っている前記移動局に対して、前記第1セルにおいて、連続するサブフレームに跨って同一の上りリンクデータを送信するTTIバンドリング制御を開始するように指示した場合、該第1無線基地局及び前記第2無線基地局は、該キャリアアグリゲーションの設定を維持し、該第2無線基地局は、前記第2セルにおける該移動局に対する上りリンクデータのスケジューリングを停止するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局からのスケジューリング停止要求に応じて、前記第2セルにおける前記移動局に対する上りリンクデータのスケジューリングを停止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記移動局は、前記TTIバンドリング制御の開始指示に応じて、前記第2セルにおける上りリンクデータの送信を延期するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信システム。
  4. 前記移動局は、前記TTIバンドリング制御の開始指示に応じて、前記第2セルを非アクティブ化するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信システム。
  5. 前記移動局は、前記TTIバンドリング制御の開始指示に応じて、前記第2セルに対して管理しているTAタイマを停止するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信システム。
  6. 前記第1無線基地局が、前記移動局に対して、前記TTIバンドリング制御を停止するように指示した場合、前記第2無線基地局は、前記第2セルにおける該移動局に対する上りリンクデータのスケジューリングを再開するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の移動通信システム。
  7. 前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局からのスケジューリング再開要求に応じて、前記第2セルにおける前記移動局に対する上りリンクデータのスケジューリングを再開するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の移動通信システム。
  8. 前記移動局は、前記TTIバンドリング制御の停止指示に応じて、前記第2セルにおける上りリンクデータの送信を再開するように構成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の移動通信システム。
  9. 前記移動局は、前記TTIバンドリング制御の停止指示を受信した後、前記第1無線基地局から前記第2セルのアクティブ化指示を受信した場合に、該第2セルにおける上りリンクデータの送信を再開するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の移動通信システム。
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