JP6115970B2 - フォーク制御装置、リーチ型フォークリフト、フォーク制御方法及びフォーク制御プログラム - Google Patents

フォーク制御装置、リーチ型フォークリフト、フォーク制御方法及びフォーク制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、フォーク制御装置、リーチ型フォークリフト、フォーク制御方法及びフォー
ク制御プログラムに関する。
フォークリフトなどの作業用車両においては、作業機器を緻密に制御するため、制御対
象ごとの専用の制御基板がそれぞれ独立に車両に搭載される。各制御基板はそれぞれ電気
的に接続されることで、データのやりとりが行われる。
作業用車両の故障の原因の一つに制御基板の障害が挙げられる。制御基板の障害は、該
当する制御基板を交換することにより解消することができる。制御基板の交換の際に、交
換先の制御基板として非正規品を用いることは、安全性や信頼性の観点から好ましくない
特許文献1には、交換された制御ユニットが非正規品であるか否かを検出し、非正規品
である場合に所定の措置をとる技術が開示されている。
特開2008−1132号公報
交換された制御基板が非正規品であった場合、車両が動作しないように制御することで
、非正規品の不使用を促すことができる。他方、制御基板が非正規品である場合に車両が
動作しないよう制御すると、車両の故障が荷役作業中に発生した場合、当該車両が他の荷
役作業の妨げになってしまうおそれがある。そのため、制御基板が非正規品であったとし
ても最低限の荷役作業を継続できるようにしておく必要がある。
本発明の目的は、作業用車両の制御基板が非正規品に交換された場合に、最低限の荷役
作業を可能にしつつ、正規品の制御基板への交換を促すフォーク制御装置、リーチ型フォ
ークリフト、フォーク制御方法及びフォーク制御プログラムを提供することにある。
第1の態様は、自装置に接続された制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデ
ータを受信するか否かに基づいて、前記制御基板が正規基板であるか否かを判定する判定
部と、操作に応じて自装置を搭載するフォークリフトのフォークを進退させるフォーク制
御部とを備え、前記判定部は、前記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデー
タを受信する場合、前記制御基板が正規基板であると判定して、前記自装置から所定のフ
ラグ情報を含むデータを前記制御基板に送信し、前記制御基板から送信される所定のフラ
グ情報を含むデータを受信しない場合、前記制御基板が正規基板でないと判定し、前記フ
ォーク制御部は、前記制御基板が正規基板でない場合に、前記フォークの進退を制限し、
リフト制御及びチルト制御、並びに走行を禁止しないフォーク制御装置である。
また、第2の態様は、第1の態様において、前記フォーク制御部は、前記制御基板が正
規基板でない場合に、前記フォークを進出させないフォーク制御装置である。
また、第3の態様は、第1または第2の態様において、前記フォーク制御部は、前記制
御基板が正規基板でない場合に、前記フォークを後退させないフォーク制御装置である。
また、第4の態様は、第1から第3の何れかの態様において、フォーク制御装置を備え
るリーチ型フォークリフトである。
また、第5の態様は、第1の制御基板に接続された第2の制御基板から送信される所定
のフラグ情報を含むデータを受信するか否かに基づいて、前記第2の制御基板が正規基板
であるか否かを判定するステップと、操作に応じて前記第1の制御基板を搭載するフォー
クリフトのフォークを進退させるステップとを有し、前記第2の制御基板が正規基板であ
るか否かを判定するステップでは、前記第2の制御基板から送信される所定のフラグ情報
を含むデータを受信する場合、前記第2の制御基板が正規基板であると判定して、前記第
1の制御基板から所定のフラグ情報を含むデータを前記第2の制御基板に送信し、前記第
2の制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信しない場合、前記第2
の制御基板が正規基板でないと判定し、前記フォークを進退させるステップでは、前記第
2の制御基板が正規基板でない場合、前記フォークの進退を制限し、リフト制御及びチル
ト制御、並びに走行を禁止しないフォーク制御方法である。
また、第6の態様は、フォークリフトに搭載されたコンピュータを、当該コンピュータ
に接続された制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信するか否かに
基づいて、前記制御基板が正規基板であるか否かを判定する判定部、操作に応じて前記フ
ォークリフトのフォークを進退させるフォーク制御部として機能させ、前記判定部は、前
記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信する場合、前記制御基板
が正規基板であると判定して、前記コンピュータから所定のフラグ情報を含むデータを前
記制御基板に送信し、前記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信
しない場合、前記制御基板が正規基板でないと判定し、前記フォーク制御部は、前記制御
基板が正規基板でない場合に、前記フォークの進退を制限し、リフト制御及びチルト制御
、並びに走行を禁止しないフォーク制御プログラムである。

上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、フォーク制御装置は、制御基板が正規
基板でない場合に、操舵範囲の少なくとも一部においてパワーステアリング機能を制限す
る。これにより、例えばフォークリフトであれば、荷の上げ下げや走行を行うことができ
るため、荷役作業を継続することができる一方、車両の操舵を困難にすることで、利用者
に正規基板への交換を促すことができる。
第1の実施形態に係るフォークリフト100の斜視図である。 第1の実施形態に係るフォークリフト100の制御システムの構成を示す概略ブロック図である。 走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206とが互いに正規基板であるか否かを確認する動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る荷役制御装置219のソフトウェア構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態に係る荷役制御装置219の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る荷役制御装置219の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。リーチ型フォークリフト
であるフォークリフト100について説明を行う。
《第1の実施形態》
図1は、第1の実施形態に係るフォークリフト100の斜視図である。
フォークリフト100の車両本体101の前方には、車両本体101の幅方向の端に1
つずつ、前方へ延びる1対のストラドルアーム102が設けられる。1対のストラドルア
ーム102には、フォーク104の昇降動作を案内するマスト103が、車両本体101
の上方へ延びるように設けられる。マスト103には、荷役対象物を昇降させるフォーク
104が取り付けられている。本実施形態に係るフォークリフト100においては、前輪
がストラドルアーム102に設けられ、後輪が車両本体101に設けられる。
フォーク104は、マスト103に沿って昇降する。フォーク104をマスト103に
沿って上昇させる制御を、リフトアップ制御という。他方、フォーク104をマスト10
3に沿って下降させる制御を、リフトダウン制御という。また、マスト103を後傾させ
ることでフォーク104の先端部を上方向に傾ける制御をチルトアップ制御という。他方
、マスト103を前傾させることでフォーク104の先端部を下方向に傾ける制御をチル
トダウン制御という。
マスト103は、フォーク104と共にストラドルアーム102に沿って進退する。マ
スト103及びフォーク104をストラドルアーム102に沿って進出させる制御を、リ
ーチアウト制御という。他方、マスト103及びフォーク104をストラドルアーム10
2に沿って後退させる制御を、リーチイン制御という。
なお、マスト103及びフォーク104は、油圧回路によって作動する。
フォークリフト100の車両本体101には、作業者が搭乗する運転席105が設けら
れる。運転席105には、アクセルレバー106、リフトレバー107、リーチレバー1
08、チルトレバー109、操舵ハンドル110、及びディスプレイ111が設けられる

アクセルレバー106は、車両本体101の前進・後退を制御するためのレバーである
。具体的には、アクセルレバー106を前方(運転席105の奥側)へ倒すことで車両本
体101が前進し、アクセルレバー106を後方(運転席105の手前側)へ倒すことで
車両本体101が後退する。
リフトレバー107は、リフト制御(リフトアップ制御及びリフトダウン制御)のため
のレバーである。具体的には、リフトレバー107を前方へ倒すことでリフトダウン制御
がなされ、リフトレバー107を後方へ倒すことでリフトアップ制御がなされる。
リーチレバー108は、リーチ制御(リーチイン制御及びリーチアウト制御)のための
レバーである。具体的には、リーチレバー108を前方へ倒すことでリーチアウト制御が
なされ、リーチレバー108を後方へ倒すことでリーチイン制御がなされる。
チルトレバー109は、チルト制御(チルトアップ制御及びチルトダウン制御)のため
のレバーである。具体的には、チルトレバー109を前方へ倒すことでチルトダウン制御
がなされ、リフトレバー107を後方へ倒すことでチルトアップ制御がなされる。
操舵ハンドル110は、車両本体101の後輪の角度の変更のためのインターフェース
である。操舵ハンドル110が作業者によって回転されると、図示しない操舵機構を介し
て当該回転が車両の後輪に伝達され、後輪の角度が変更される。
ディスプレイ111は、バッテリー214の残存容量、走行速度、走行距離、フォーク
104の負荷などの情報を表示する。ディスプレイ111は、例えばVFD(Vacuu
m Fluorescent Display:蛍光管ディスプレイ)によって実現され
る。
図2は、第1の実施形態に係るフォークリフト100の制御システムの構成を示す概略
ブロック図である。
車両本体101の内部には、走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード
203、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205、アクセサリ用ボード206
、走行インバータ207、走行モータ208、荷役インバータ209、荷役モータ210
、操舵インバータ211、操舵モータ212、充電器213、バッテリー214、ディス
プレイ111、方向指示器215、回転灯216及びブザー217が設けられる。走行用
ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用ボード204、ディス
プレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206は、制御基板の一例である。
走行用ボード201は、フォークリフト100の主制御である走行を制御する基板であ
る。走行用ボード201には、走行制御装置218が設けられる。走行制御装置218は
、フォークリフト100の走行機能を管理する。例えば、走行制御装置218は、フォー
クリフト100の走行速度、走行距離、走行設定情報などを管理したり、アクセルレバー
106の傾きなどの情報に基づいて走行モータ208の回転数を決定する。なお、走行制
御装置218と、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用ボード204、ディ
スプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206とは電気的に接続される。
荷役用ボード202は、フォークリフト100の主制御である荷役を制御する基板であ
る。荷役用ボード202には、荷役制御装置219が設けられる。荷役制御装置219は
、フォークリフト100の荷役機能を管理する。例えば、荷役制御装置219は、フォー
クリフト100の荷役速度、フォーク104の負荷、荷役設定情報などを管理したり、リ
フトレバー107、リーチレバー108及びチルトレバー109の傾きなどの情報に基づ
いて荷役モータ210の回転数を決定する。
操舵用ボード203は、フォークリフト100の操舵を制御する基板である。操舵用ボ
ード203には、操舵制御装置220が設けられる。操舵制御装置220は、操舵ハンド
ル110の回転などの情報に基づいて操舵モータ212の回転数を決定する。
充電用ボード204は、フォークリフト100の充電を制御する基板である。充電用ボ
ード204には、充電制御装置221が設けられる。充電制御装置221は、充電器21
3の操作情報に基づいてバッテリー214の充電方法を決定する。
ディスプレイ用ボード205は、ディスプレイ111の表示を制御する基板である。デ
ィスプレイ用ボード205には、ディスプレイ制御装置222が設けられる。ディスプレ
イ制御装置222は、バッテリー214の残存容量、走行速度、走行距離、フォーク10
4の負荷などの情報に基づいてディスプレイ111の表示内容を決定する。
アクセサリ用ボード206は、方向指示器215、回転灯216、ブザー217を制御
する基板である。アクセサリ用ボード206には、アクセサリ制御装置223が設けられ
る。アクセサリ制御装置223は、作業者の操作に基づいて方向指示器215、回転灯2
16、ブザー217を制御する。
走行インバータ207、荷役インバータ209及び操舵インバータ211は、それぞれ
走行制御装置218、荷役制御装置219及び操舵制御装置220が算出した回転数に基
づいて、モータを駆動するための周波数及び電圧を変化させる。
走行モータ208は、回転により車両本体101の後輪を回転させる。これにより、車
両本体101が前進しまたは後退する。
荷役モータ210は、回転により油圧回路の油の供給量を変化させる。これにより、マ
スト103及びフォーク104が作動する。
操舵モータ212は、回転により操舵機構に駆動力を付与する。操舵モータ212は、
操舵機構が電動式である場合、操舵モータ212のトルクにより直接操舵機構に駆動力を
付与する。操舵モータ212は、操舵機構が油圧式である場合、操舵機構の油圧回路に油
を供給することで、操舵機構に駆動力を付与する。
バッテリー214は、フォークリフト100に搭載される各種電気機器に供給すべき電
気を蓄える。
走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用ボード204
、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206は、互いに電気的に接続さ
れることで、データの受け渡しを行う。なお、走行用ボード201、荷役用ボード202
、操舵用ボード203、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサ
リ用ボード206は、CPUである走行制御装置218、荷役制御装置219、操舵制御
装置220、充電制御装置221、ディスプレイ制御装置222及びアクセサリ制御装置
223以外に、図示しない主記憶装置、補助記憶装置、インタフェースを備える。走行用
ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用ボード204、ディス
プレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206は、互いにインタフェースを介して
接続される。具体的には、走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード20
3、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206は
、CAN(Controller Area Network)通信やCR(Cell
Relay)通信などの通信規格に従って接続される。
走行用ボード201に搭載される走行制御装置218、荷役用ボード202に搭載され
る荷役制御装置219、充電用ボード204に搭載される充電制御装置221、ディスプ
レイ用ボード205に搭載されるディスプレイ制御装置222及びアクセサリ用ボード2
06に搭載されるアクセサリ制御装置223は、操舵用ボード203と通信を行い自装置
に接続される操舵用ボード203が正規基板であるか否かを判定する。同様に、操舵用ボ
ード203に搭載される操舵制御装置220は、走行用ボード201、荷役用ボード20
2、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206と
通信を行い自装置に接続される走行用ボード201、荷役用ボード202、充電用ボード
204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206が正規基板であるか
否かを判定する。
図3は、走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用ボー
ド204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206とが互いに正規基
板であるか否かを確認する動作を示すフローチャートである。
フォークリフト100のキースイッチ(図示せず)がONに切り替えられると、バッテ
リー214から走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充電用
ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206に電気が供給
される。操舵用ボード203に電気が供給されると、操舵制御装置220は、所定のフラ
グ情報を含む初期通信のデータを、接続された走行用ボード201、荷役用ボード202
、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206に送
信する(ステップS1)。
走行用ボード201に電気が供給されると、走行制御装置218は、所定の時間の間、
接続された操舵用ボード203からの初期通信のデータの受信を待機する(ステップS2
a)。走行制御装置218は、電気の供給から所定の時間が経過しても所定のフラグ情報
を含むデータを受信できない場合(ステップS2a:NO)、接続された操舵用ボード2
03が非正規基板であると判定する(ステップS3a)。他方、走行制御装置218は、
所定の時間以内に初期通信のデータを受信した場合(ステップS2a:YES)、接続さ
れた操舵用ボード203が正規基板であると判定し(ステップS4a)、所定のフラグ情
報を含む応答データを、接続された操舵用ボード203に送信する(ステップS5a)。
荷役用ボード202に電気が供給されると、荷役制御装置219は、所定の時間の間、
接続された操舵用ボード203からの初期通信のデータの受信を待機する(ステップS2
b)。荷役制御装置219は、電気の供給から所定の時間が経過しても所定のフラグ情報
を含むデータを受信できない場合(ステップS2b:NO)、接続された操舵用ボード2
03が非正規基板であると判定する(ステップS3b)。他方、荷役制御装置219は、
所定の時間以内に初期通信のデータを受信した場合(ステップS2b:YES)、接続さ
れた操舵用ボード203が正規基板であると判定し(ステップS4b)、所定のフラグ情
報を含む応答データを、接続された操舵用ボード203に送信する(ステップS5b)。
充電用ボード204に電気が供給されると、充電制御装置221は、所定の時間の間、
接続された操舵用ボード203からの初期通信のデータの受信を待機する(ステップS2
c)。充電制御装置221は、電気の供給から所定の時間が経過しても所定のフラグ情報
を含むデータを受信できない場合(ステップS2c:NO)、接続された操舵用ボード2
03が非正規基板であると判定する(ステップS3c)。他方、充電制御装置221は、
所定の時間以内に初期通信のデータを受信した場合(ステップS2c:YES)、接続さ
れた操舵用ボード203が正規基板であると判定し(ステップS4c)、所定のフラグ情
報を含む応答データを、接続された操舵用ボード203に送信する(ステップS5c)。
ディスプレイ用ボード205に電気が供給されると、ディスプレイ制御装置222は、
所定の時間の間、接続された操舵用ボード203からの初期通信のデータの受信を待機す
る(ステップS2d)。ディスプレイ制御装置222は、電気の供給から所定の時間が経
過しても所定のフラグ情報を含むデータを受信できない場合(ステップS2d:NO)、
接続された操舵用ボード203が非正規基板であると判定する(ステップS3d)。他方
、ディスプレイ制御装置222は、所定の時間以内に初期通信のデータを受信した場合(
ステップS2d:YES)、接続された操舵用ボード203が正規基板であると判定し(
ステップS4d)、所定のフラグ情報を含む応答データを、接続された操舵用ボード20
3に送信する(ステップS5d)。
アクセサリ用ボード206に電気が供給されると、アクセサリ制御装置223は、所定
の時間の間、接続された操舵用ボード203からの初期通信のデータの受信を待機する(
ステップS2e)。アクセサリ制御装置223は、電気の供給から所定の時間が経過して
も所定のフラグ情報を含むデータを受信できない場合(ステップS2e:NO)、接続さ
れた操舵用ボード203が非正規基板であると判定する(ステップS3e)。他方、アク
セサリ制御装置223は、所定の時間以内に初期通信のデータを受信した場合(ステップ
S2e:YES)、接続された操舵用ボード203が正規基板であると判定し(ステップ
S4e)、所定のフラグ情報を含む応答データを、接続された操舵用ボード203に送信
する(ステップS5e)。
操舵制御装置220は、初期通信のデータを送信すると、所定の時間の間、接続された
走行用ボード201、荷役用ボード202、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード
205及びアクセサリ用ボード206からの応答データの受信を待機する(ステップS6
)。操舵制御装置220は、初期通信のデータの送信から所定の時間が経過しても所定の
フラグ情報を含むデータを受信できない場合(ステップS6:NO)、接続された走行用
ボード201、荷役用ボード202、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205
及びアクセサリ用ボード206が非正規基板であると判定する(ステップS7)。他方、
操舵制御装置220は、所定の時間以内に初期通信のデータを受信した場合(ステップS
6:YES)、接続された走行用ボード201、荷役用ボード202、充電用ボード20
4、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206が正規基板であると判定
する(ステップS8)。
上記手順により、走行用ボード201、荷役用ボード202、操舵用ボード203、充
電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206とは、互
いに正規基板であるか否かを確認することができる。具体的には、走行用ボード201、
荷役用ボード202、充電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ
用ボード206が非正規基板である場合、走行用ボード201、荷役用ボード202、充
電用ボード204、ディスプレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206は、操舵
用ボード203が送信された初期通信のデータを適切に受信することができないため、操
舵用ボード203は応答データを受信することができない。他方、具体的には、操舵用ボ
ード203が非正規基板である場合、操舵用ボード203は正規の初期通信のデータを送
信しないため、走行用ボード201、荷役用ボード202、充電用ボード204、ディス
プレイ用ボード205及びアクセサリ用ボード206は初期通信のデータを受信すること
ができない。
本実施形態では、操舵用ボード203が非正規基板である場合に、荷役制御装置219
が、リーチ機能を制限することで、最低限の荷役作業を可能にしつつ、正規品の操舵用ボ
ード203への交換を促す。
図4は、第1の実施形態に係る荷役制御装置219のソフトウェア構成を示す概略ブロ
ック図である。
荷役制御装置219は、荷役用ボード202に搭載される補助記憶装置が記憶する所定
のプログラムを実行することで、判定部301、操作入力部302、フォーク制御部30
3を備える。
判定部301は、接続される操舵用ボード203が正規基板であるか否かを判定する。
操作入力部302は、リフトレバー107、リーチレバー108、及びチルトレバー1
09の傾きを取得する。
フォーク制御部303は、操作入力部302が取得した各レバーの傾きに基づいて、荷
役制御装置219に対して、油圧回路のバルブの開閉及び荷役モータの回転を指示する。
次に、本実施形態に係る荷役制御装置219の動作について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る荷役制御装置219の動作を示すフローチャートである

フォークリフト100のキースイッチ(図示せず)がONに切り替えられ、バッテリー
214から荷役用ボード202に電気が供給されると、荷役制御装置219の判定部30
1は、上述した手順により接続された操舵用ボード203が正規基板であるか否かを判定
する(ステップS101)。このとき、判定部301は、荷役制御装置219の主記憶装
置に、判定結果を記録する。
次に、操作入力部302は、リフトレバー107、リーチレバー108またはチルトレ
バー109の何れかが傾けられているか否か(傾きが0度でないか否か)を判定する(ス
テップS102)。つまり、操作入力部302は、いずれかのレバーに対して操作の入力
があったか否かを判定する。操作入力部が、いずれのレバーも傾けられていないと判定し
た場合(ステップS102:NO)、フォーク104の操作の入力がないため、フォーク
制御部303は、荷役制御装置219への指示を出力しない。そして、荷役制御装置21
9は、処理をステップS102に戻しレバーの傾きの判定を継続する。
他方、操作入力部302が、いずれかのレバーが傾けられたと判定した場合(ステップ
S102:YES)、フォーク制御部303は、ステップS101で操舵用ボード203
が正規基板であると判定されたか否かを特定する(ステップS103)。具体的には、フ
ォーク制御部303は、荷役制御装置219の主記憶装置に記録された判定結果を読み出
す。
操舵用ボード203が正規基板であると判定されている場合(ステップS103:YE
S)、フォーク制御部303は、傾けられたレバーに対応する油圧回路のバルブの開閉及
び荷役モータ210の回転の指示を、荷役制御装置219に出力する(ステップS104
)。これにより、フォークリフト100はリフト制御、リーチ制御またはチルト制御を行
う。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS102に戻しレバーの傾きの判定
を継続する。
他方、操舵用ボード203が正規基板でないと判定されている場合(ステップS103
:NO)、フォーク制御部303は、レバーの操作がリーチアウト制御を指示するもので
あるか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、フォーク制御部303は、リ
ーチレバー108が前方へ向けて傾けられているか否かを判定する。フォーク制御部30
3は、レバーの操作がリーチアウト制御を指示するものでないと判定した場合(ステップ
S105:NO)、傾けられたレバーに対応する油圧回路のバルブの開閉及び荷役モータ
210の回転の指示を、荷役制御装置219に出力する(ステップS104)。これによ
り、フォークリフト100はリフト制御若しくはチルト制御、またはリーチイン制御を行
う。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS102に戻しレバーの傾きの判定
を継続する。
他方、フォーク制御部303は、レバーの操作がリーチアウト制御を指示するものであ
ると判定した場合(ステップS105:YES)、フォーク制御部303は、荷役制御装
置219への指示を出力しない。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS10
2に戻しレバーの傾きの判定を継続する。
ここで、操舵用ボード203が正規基板でない場合にリーチアウト制御を行わない理由
を説明する。
フォークリフト100は、フォーク104を後退させると、フォーク104の一部また
は全部が一対のストラドルアーム102の間に格納されるため、荷役を行うことができな
くなる。その代わりに、フォークリフト100の最小旋回半径が小さくなるため、フォー
ク104を後退させることでフォークリフト100の機動性が高まる。そのため、フォー
クリフト100によって荷役作業を行う場合、フォーク104を進出させておく必要があ
る。
ここで、荷役作業中に操舵用ボード203の故障が発生し、非正規品の操舵用ボード2
03に交換された場合、本実施形態に係る荷役制御装置219は、リフト制御及びチルト
制御、並びに走行を禁止しないため、継続して荷役作業を行うことができる。荷役作業を
終えた場合、リーチイン制御によりフォーク104をストラドルアーム102の間に格納
させて、フォークリフト100を邪魔にならない場所へ退避させることができる。これに
より荷役制御装置219は、フォークリフト100による最低限の荷役作業を可能にする
ことができる。
他方、操舵用ボード203が非正規品である場合、本実施形態に係る荷役制御装置21
9は、リーチアウト制御を禁止するため、一度リーチイン制御を行うと、当該フォークリ
フト100は、次回の荷役作業を行うことができなくなる。これにより、荷役制御装置2
19は、正規品の操舵用ボード203への交換を促すことができる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係るフォークリフト100は、操舵用ボード203が正規基板でない
場合に、リーチアウト制御をさせないものである。これに対し、第2の実施形態に係る荷
役制御装置219は、操舵用ボード203が正規基板でない場合に、リーチイン制御をさ
せないものである。
第2の実施形態に係るフォークリフト100の構成は、第1の実施形態に係るフォーク
リフト100の構成と同じであり、荷役制御装置219のフォーク制御部303の動作が
異なる。
図6は、第2の実施形態に係る荷役制御装置219の動作を示すフローチャートである

フォークリフト100のキースイッチ(図示せず)がONに切り替えられ、バッテリー
214から荷役用ボード202に電気が供給されると、荷役制御装置219の判定部30
1は、上述した手順により接続された操舵用ボード203が正規基板であるか否かを判定
する(ステップS201)。
次に、操作入力部302は、リフトレバー107、リーチレバー108またはチルトレ
バー109の何れかが傾けられているか否かを判定する(ステップS202)。操作入力
部が、いずれのレバーも傾けられていないと判定した場合(ステップS202:NO)、
フォーク104の操作の入力がないため、フォーク制御部303は、荷役制御装置219
への指示を出力しない。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS202に戻し
レバーの傾きの判定を継続する。
他方、操作入力部302が、いずれかのレバーが傾けられたと判定した場合(ステップ
S202:YES)、フォーク制御部303は、ステップS201で操舵用ボード203
が正規基板であると判定されたか否かを特定する(ステップS203)。具体的には、フ
ォーク制御部303は、荷役制御装置219の主記憶装置に記録された判定結果を読み出
す。
操舵用ボード203が正規基板であると判定されている場合(ステップS203:YE
S)、フォーク制御部303は、傾けられたレバーに対応する油圧回路のバルブの開閉及
び荷役モータ210の回転の指示を、荷役制御装置219に出力する(ステップS204
)。これにより、フォークリフト100はリフト制御、リーチ制御またはチルト制御を行
う。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS202に戻しレバーの傾きの判定
を継続する。
他方、操舵用ボード203が正規基板でないと判定されている場合(ステップS203
:NO)、フォーク制御部303は、レバーの操作がリーチイン制御を指示するものであ
るか否かを判定する(ステップS205)。具体的には、フォーク制御部303は、リー
チレバー108が後方へ向けて傾けられているか否かを判定する。フォーク制御部303
は、レバーの操作がリーチイン制御を指示するものでないと判定した場合(ステップS2
05:NO)、傾けられたレバーに対応する油圧回路のバルブの開閉及び荷役モータ21
0の回転の指示を、荷役制御装置219に出力する(ステップS204)。これにより、
フォークリフト100はリフト制御若しくはチルト制御、またはリーチアウト制御を行う
。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS202に戻しレバーの傾きの判定を
継続する。
他方、フォーク制御部303は、レバーの操作がリーチイン制御を指示するものである
と判定した場合(ステップS205:YES)、フォーク制御部303は、荷役制御装置
219への指示を出力しない。そして、荷役制御装置219は、処理をステップS202
に戻しレバーの傾きの判定を継続する。
このように、本実施形態に係る荷役制御装置219は、操舵用ボード203が正規基板
でない場合に、リーチイン制御を禁止する。つまり、荷役制御装置219は、操舵用ボー
ド203が正規基板でない場合に、フォーク104を後退させない。これにより、フォー
ク104を一対のストラドルアーム102の間に格納したときと比較して、最小旋回半径
が大きくなるため、フォークリフト100の機動性が低下する。これにより、操舵用ボー
ド203の交換を促すことができる。他方、リーチイン制御を禁止した場合にも、フォー
ク104を一対のストラドルアーム102の間に格納したときと比較して機動性は低下す
るものの、フォークリフト100を走行させることは可能である。また、本実施形態に係
る荷役制御装置219は、リフト機能及びチルト機能並びに走行を禁止しないため、荷役
作業を継続し、フォークリフト100を邪魔にならない場所に退避させることができる。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト100は、操舵用ボード203が非正規
品に交換された場合に、最低限の荷役作業を可能にしつつ、正規品の制御基板への交換を
促すことができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述
のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、上述
した実施形態に係る荷役制御装置219は、操舵用ボード203が非正規基板である場合
に、リーチアウト制御かリーチイン制御かのいずれか一方を禁止するが、これに限られな
い。例えば、他の実施形態に係る荷役制御装置219は、操舵用ボード203が非正規基
板である場合に、リーチアウト制御とリーチイン制御の両方、つまりリーチ制御を禁止し
ても良い。
また例えば、上述した実施形態に係るフォークリフト100は、バッテリー214によ
って走行するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係るフォークリフト100
は、燃料によりエンジンを駆動させて走行する車両であっても良い。
なお、少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置は、一時的でない有形の媒体
の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェースを介して接続
される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等
が挙げられる。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータに配信される場合
、配信を受けたコンピュータが当該プログラムを主記憶装置に展開し、上記処理を実行し
ても良い。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置に既に記憶されている他のプロ
グラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっ
ても良い。
100…フォークリフト 101…車両本体 102…ストラドルアーム 103…マ
スト 104…フォーク 105…運転席 106…アクセルレバー 107…リフトレ
バー 108…リーチレバー 109…チルトレバー 110…操舵ハンドル 111…
ディスプレイ 201…走行用ボード 202…荷役用ボード 203…操舵用ボード
204…充電用ボード 205…ディスプレイ用ボード 206…アクセサリ用ボード
207…走行インバータ 208…走行モータ 209…荷役インバータ 210…荷役
モータ 211…操舵インバータ 212…操舵モータ 213…充電器 214…バッ
テリー 215…方向指示器 216…回転灯 217…ブザー 218…走行制御装置
219…荷役制御装置 220…操舵制御装置 221…充電制御装置 222…ディス
プレイ制御装置 223…アクセサリ制御装置 301…判定部 302…操作入力部
303…フォーク制御部

Claims (6)

  1. 自装置に接続された制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信する
    か否かに基づいて、前記制御基板が正規基板であるか否かを判定する判定部と、
    操作に応じて自装置を搭載するフォークリフトのフォークを進退させるフォーク制御部

    を備え、
    前記判定部は、前記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信する
    場合、前記制御基板が正規基板であると判定して、前記自装置から所定のフラグ情報を含
    むデータを前記制御基板に送信し、
    前記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信しない場合、前記制
    御基板が正規基板でないと判定し、
    前記フォーク制御部は、前記制御基板が正規基板でない場合に、前記フォークの進退を
    制限し、リフト制御及びチルト制御、並びに走行を禁止しない
    フォーク制御装置。
  2. 前記フォーク制御部は、前記制御基板が正規基板でない場合に、前記フォークを進出さ
    せない
    請求項1に記載のフォーク制御装置。
  3. 前記フォーク制御部は、前記制御基板が正規基板でない場合に、前記フォークを後退さ
    せない
    請求項1または請求項2に記載のフォーク制御装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のフォーク制御装置を備えるリーチ型フォー
    クリフト。
  5. 第1の制御基板に接続された第2の制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデ
    ータを受信するか否かに基づいて、前記第2の制御基板が正規基板であるか否かを判定す
    るステップと、
    操作に応じて前記第1の制御基板を搭載するフォークリフトのフォークを進退させるス
    テップと
    を有し、
    前記第2の制御基板が正規基板であるか否かを判定するステップでは、前記第2の制御
    基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信する場合、前記第2の制御基板
    が正規基板であると判定して、前記第1の制御基板から所定のフラグ情報を含むデータを
    前記第2の制御基板に送信し、
    前記第2の制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信しない場合、
    前記第2の制御基板が正規基板でないと判定し、
    前記フォークを進退させるステップでは、前記第2の制御基板が正規基板でない場合、
    前記フォークの進退を制限し、リフト制御及びチルト制御、並びに走行を禁止しない
    フォーク制御方法。
  6. フォークリフトに搭載されたコンピュータを、
    当該コンピュータに接続された制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータ
    を受信するか否かに基づいて、前記制御基板が正規基板であるか否かを判定する判定部、
    操作に応じて前記フォークリフトのフォークを進退させるフォーク制御部
    として機能させ、
    前記判定部は、前記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信する
    場合、前記制御基板が正規基板であると判定して、前記コンピュータから所定のフラグ情
    報を含むデータを前記制御基板に送信し、
    前記制御基板から送信される所定のフラグ情報を含むデータを受信しない場合、前記制
    御基板が正規基板でないと判定し、
    前記フォーク制御部は、前記制御基板が正規基板でない場合に、前記フォークの進退を
    制限し、リフト制御及びチルト制御、並びに走行を禁止しない
    フォーク制御プログラム。
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