JP6114866B1 - 双方向sms配信装置及び双方向sms配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話端末から返信される返信データのバリエーションが広い双方向SMS配信装置及び双方向SMS配信方法を提供する。【解決手段】送信データ26A、26N、26Sをキャリア直収プロトコル形式で送信する送信装置23と、前記送信データに対する返信データ、をSMSプロトコル形式で受信する端末間受信部31を有する受信装置30と、前記端末間受信部31の固有IDをセンダIDとして前記送信データ26に含ませるセンダID設定部25’とを備える。前記受信装置30は、前記返信データをSMSプロトコル形式で受信する端末間受信部31に加え、前記返信データをキャリア直収プロトコル形式で受信するキャリア直収受信部36を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、SMS(ショートメッセージサービス)を利用して、携帯電話端末との間で双方向に情報のやりとりを行う双方向SMS配信装置及び双方向SMS配信方法に関する。
携帯電話サービスを提供する通信事業者(キャリア)が提供する携帯電話端末はSMS機能を備えている。SMSは電話番号を宛先として指定してメッセージをやりとりできるサービスであり、SMSのメッセージは、携帯電話端末の通話回線の制御チャンネルを使用してデータが送信されるので、電子メール(Eメール)に比べてリアルタイム性に優れるとともに、相手がメッセージを受け取ったことを確認することが可能である等の理由で、SMSは多くの国で既に利用されている(例えば、特許文献1参照)。
これらリアルタイム性等を有するというSMSの特徴を利用して、企業等のサーバからSMSによりユーザの携帯電話端末にメッセージを提供するサービスが行われている。例えば、ユーザの携帯電話端末に、株式情報等の時々刻々と変化する情報をメッセージとして提供するサービスや、携帯電話端末を所持する利用者の安否を確認するサービスが提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2010−34928号公報 特開2009−105908号公報 特開2014−99731号公報
しかしながら、SMSは、リアルタイム性や相手の受け取り確認が可能であるものの、メッセージとして、概ね半角140字程度のテキストデータを送受信するものでありメッセージの容量やメッセージに使用できるキャラクタコードが限られている。送信側は定型内容であるためメッセージの容量を考慮した対応が比較的簡単であるが、受信側(返信側)は定型以外の自由なコメントや種々のキャラクタコードを使いたいという潜在的な要求を十分に満たせていないことがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、携帯電話端末から返信される返信データのバリエーションが広い双方向SMS配信装置及び双方向SMS配信方法を提供することを目的とする。
なお、本明細書において、「キャリア」は携帯電話サービスを提供するNTTドコモやKDDI等の通信事業者を意味する。
本発明の双方向SMS配信装置は、
送信データを作成する送信データ作成部を有し、前記送信データをキャリア直収プロトコル形式で送信する送信装置と、
前記送信データに対する返信データをSMSプロトコル形式で受信する端末間受信部を有する受信装置と、
前記端末間受信部の固有IDをセンダIDとして前記送信データに含ませるセンダID設定部とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、返信データはSMSプロトコル形式による端末間通信により受信されるものであり、端末間通信はキャリア直収よりも取り扱い可能なデータのバリエーションが広いため、双方向SMS配信装置から携帯電話端末に返信される返信データのバリエーションを広くできる。
前記受信装置は、前記返信データをSMSプロトコル形式で受信する前記端末間受信部に加え、前記返信データをキャリア直収プロトコル形式で受信するキャリア直収受信部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、返信データをキャリア直収により受信することも選択できる。
前記送信データ作成部は、SMS送信リクエストに基づいて、送信先のキャリアを判定するキャリア判定部を有し、
前記センダID設定部は、前記キャリア判定部により判定された送信先のキャリアが特定キャリアの場合に、前記固有IDをセンダIDとして選定することを特徴としている。
この特徴によれば、送信先のキャリアがキャリア直収のSMS受信(返信)に対応していない場合やキャリア直収のSMS返信(受信)を使用できない場合でも、受信装置は端末間通信により携帯電話端末から返信データを受信することができる。
前記固有IDは前記端末間受信部のSIMのSIM番号であることを特徴としている。
この特徴によれば、既知のSIM番号を用いているので、新たに固有IDを用意する必要がない。
前記特定キャリアはSMS送信をサポートしSMS受信をサポートしないキャリアであることを特徴としている。
この特徴によれば、特定キャリアはキャリア直収のSMS送信をサポートしキャリア直収のSMS受信をサポートしないキャリアとし、他キャリアはキャリア直収のSMS送信/受信をサポートしこれらを利用できるため、メッセージの到達率を高めることができる。
前記キャリア判定部は、携帯電話端末とキャリアとを対応付けたテーブルを参照し、送信先のキャリアを判定することを特徴としている。
この特徴によれば、携帯電話端末とキャリアとを対応付けたテーブルを準備しておくことでキャリア判定を高速化できる。
また、本発明の双方向SMS配信方法は、
顧客システムはSMS送信リクエストを双方向SMS配信装置に要求するステップと、
前記双方向SMS配信装置は、前記SMS送信リクエストに基づいて、送信データを作成し、キャリア直収プロトコル形式で前記送信データをキャリア直収I/Fに送信するステップと、
前記送信するステップにおいて、前記双方向SMS配信装置の端末間受信部の固有IDをセンダIDとして前記送信データに含ませるステップと、
前記キャリア直収I/Fは前記送信データを受信し、SMSプロトコル形式で携帯電話端末にSMS送信を行うステップと、
前記携帯電話端末は、前記SMS送信を受信し、当該SMS送信の内容に基づいて、前記センダID宛に端末間通信によりSMSプロトコル形式でSMS返信するステップと、
前記端末間受信部は前記SMS返信を受信するステップと、
前記双方向SMS配信装置は前記端末間受信部の受信内容に基づき前記顧客システムにSMS受信レスポンスを応答するステップとを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、返信データはSMSプロトコル形式による端末間通信により受信されるものであり、端末間通信はキャリア直収よりも取り扱い可能なデータのバリエーションが広いため、双方向SMS配信装置から携帯電話端末に返信される返信データのバリエーションを広くできる。
また、本発明の双方向SMS配信方法は、
顧客システムがSMS送信リクエストを双方向SMS配信装置に要求するステップと、
前記双方向SMS配信装置は、前記SMS送信リクエストに基づいて、送信データを作成し、キャリア直収プロトコル形式で前記送信データをキャリア直収I/Fに送信するステップと、
前記SMS送信リクエストに基づいて、送信先のキャリアを判定し、当該送信先のキャリアが特定キャリアの場合に、前記双方向SMS配信装置の端末間受信部の固有IDをセンダIDとして前記送信データに含ませ、当該送信先のキャリアが他キャリアの場合に、前記双方向SMS配信装置に予め登録されている電話番号をセンダIDとして前記送信データに含ませるステップと、
キャリア直収I/Fは前記送信データを受信し、SMSプロトコル形式で携帯電話端末にSMS送信を行うステップと、
携帯電話端末は、前記SMS送信を受信し、当該SMS送信の内容に基づいて、前記センダID宛にSMSプロトコル形式で返信データをSMS返信するステップと、
前記センダIDが前記電話番号である場合に、前記双方向SMS配信装置のキャリア直収受信部は、前記SMS返信を受信した前記キャリア直収I/Fから返信データを受信するステップと、
前記センダIDが前記端末間受信部の固有IDである場合に、前記端末間受信部は前記SMS返信を受信するステップと、
前記双方向SMS配信装置は前記返信データの内容に基づき前記顧客システムにSMS受信レスポンスを応答するステップとを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、送信先のキャリアがキャリア直収のSMS返信機能を有していない場合やキャリア直収のSMS返信機能が使用できない場合でも、受信装置は端末間通信により携帯電話端末から返信データを受信することができる。
実施例1の双方向SMS配信システムの構成を示すブロック図である。 実施例1の送信データの構成図である。 実施例2の双方向SMS配信システムの構成を示すブロック図である。 実施例2の携帯電話端末とキャリアとの関係を示す表図である。 実施例2のセンダIDの選択を示すフローチャートである。 実施例2のキャリア直収のSMS送受信の可否の例を示す表図である。
本発明に係る双方向SMS配信装置及び双方向SMS配信方法を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
図1〜図2を参照して実施例1を説明する。双方向SMS配信システムは、顧客システム1、双方向SMS配信装置2、キャリア直収I/F6、ユーザの携帯電話端末7から主に構成され、双方向SMS配信装置2と携帯電話端末7との間で双方向にSMSプロトコル形式のデータをやりとりするものである。
顧客システム1は、コンピュータであって、双方向SMS配信装置2に、SMS送信リクエスト10を送り、その結果であるSMS受信レスポンス11を受け取るものである。SMS送信リクエスト10には「問い合わせ内容」と「問い合わせを行うユーザ」が含まれる。ここで、「問い合わせ内容」は、例えば安否確認であり、「問い合わせを行うユーザ」は予め登録されている3000人のユーザから選ばれたユーザ名のリストである。なお、ユーザ名に代えてユーザの携帯電話端末7の電話番号としてもよい。また、SMS受信レスポンス11は、例えば問い合わせを行ったユーザ毎の安否情報である。
双方向SMS配信装置2は、ユーザの携帯電話端末7にSMSにより問い合わせた結果を顧客にレスポンスするサーバであり、送信キュー登録部20、送信DB21、送信装置23、受信装置30、受信キュー登録部34、受信DB35から主に構成されている。送信キュー登録部20は、受け付けたSMS送信リクエスト10を、送信DB21に登録する。
送信装置23は、送信データ作成部24と、センダID設定部25から主に構成され、キャリアゲートウェイの機能を有し、SMS送信キュー22毎にキャリア直収送信プロトコル形式の送信データ26を送信(キャリア直収送信)する。送信データ26は、「問い合わせ内容」である「コンテンツ」と送信元を示す「センダID」を少なくとも含んで構成されている(図2)。送信データ作成部24は、SMS送信キュー22の「問い合わせ内容」を基に「コンテンツ」を作成し、「ユーザ名」を基に図示しない「ユーザ−電話番号リスト」を参照し、問い合わせをする携帯電話端末7の電話番号宛の送信データ26を作成する。また、センダID設定部25は後述する端末間受信部31のSIM32のSIM番号を受け取り、このSIM番号をセンダIDとして送信データ26に含ませる。
キャリア直収I/F6は、送信データ26を受け取り、SMSプロトコル形式に変換するとともに、「ユーザ−電話番号リスト」から取得した問い合わせをする携帯電話端末7の電話番号を用いて、コンテンツ及びセンダIDを含む送信データ60を携帯電話端末7にSMS送信する。
送信データ60を受け取った携帯電話端末7の表示部には、送信元の電話番号とともに、問い合わせ内容が表示される。ここで、表示される送信元の電話番号はセンダIDである端末間受信部31のSIM番号である。携帯電話端末7のユーザは、表示部に表示された問い合わせ内容に応じた回答(例えば、安否確認の問い合わせに応じて、安全である旨の回答)操作をした後、表示部に表示された電話番号(SIM番号)宛に返信操作を行う。
この返信操作により、携帯電話端末7は、回答内容を含むデータをSMSプロトコル形式の返信データ70としてSMS返信する。返信データ70の宛先は、端末間受信部31のSIM番号が指定されているため、この返信データ70は、端末間受信部31と携帯電話端末7との間の端末間通信により送られる。端末間通信としては、HTTP、SMTP、無線通信LAN機能を用いる通信等周知の通信方法を採用することができる。
返信データ70を受け取った端末間受信部31は、返信データ70に含まれる「回答内容(例えば安否情報)」と「ユーザ名」を含む、SMS受信キュー33を生成し、受信キュー登録部34に送信する。受信キュー登録部34はSMS受信キュー33を受信DB35に登録する。SMS送信リクエスト10により問い合わせを行った全てのユーザからの回答(無応答等の回答も含む)が受信DB35に受信キューとして登録された後、これらの回答をテーブル形式にまとめ、双方向SMS配信装置2は顧客システム1にSMS受信レスポンス11として応答する。
このように、双方向SMS配信装置2と携帯電話端末7との間の通信を、双方向SMS配信装置2から携帯電話端末7へはキャリア直収のSMS送信とし、携帯電話端末7から双方向SMS配信装置2へは端末間通信によるSMS返信としている。そして、キャリア直収のSMS送信はメッセージの到達率が他の方式に比べ格段に高いため、問い合わせをユーザの携帯電話端末7に確実に到達させることができる。また、キャリア直収のSMS送信は、受信側である携帯電話端末7が送信データ60を受信したか否かの情報を得ることができるため、双方向SMS配信装置2はメッセージの到達状況を正確に把握することができる。
また、携帯電話端末7から双方向SMS配信装置2へは端末間通信により返信データ70をSMS送信しているため、キャリア直収のSMS送信に比較し、メッセージに含める容量を増やすことや、メッセージに含めることのできるキャラクタコードのバリエーションを増やすことができる。例えば安否確認の回答メッセージに自由コメントとして使用できるキャラクタコードのバリエーションに富み、表現の自由度を高めることができる。
また、携帯電話端末7のユーザは、表示部に表示された問い合わせ内容に応じた回答操作をした後、表示部に表示された電話番号(SIM番号)宛に返信操作を行えばよく、通常のSMS送受信操作と変わることがなく、ユーザの操作性に優れる。
また、送信先のキャリアがキャリア直収のSMS受信(返信)に対応していない場合(すなわちキャリア直収のSMS受信をサポートしていない場合)やキャリア直収のSMS返信を使用できない場合(例えばキャリア直収I/Fの異常や故障によりキャリア直収のSMS返信ができない場合)でも、端末間受信部31は携帯電話端末7から端末間通信により返信データ70を受信することができる。
また、端末間受信部31の既知のSIM番号を用いているので、センダID用に新たに固有IDを用意する必要がない。
図3〜図6を参照して実施例2を説明する。なお、実施例1と同様の事項についてはその説明を省略する。実施例2は、問い合わせ先の携帯電話端末7(7A、7N、7S)が特定キャリアNの携帯電話端末7Nの場合に携帯電話端末7Nからの返信を端末間通信によるSMS返信(受信)で行い、他キャリアの携帯電話端末7A、7Sの場合に携帯電話端末7A、7Sからの返信をキャリア直収のSMS送信で行う点が、主に実施例1と相違している。なお、説明の便宜上、特定キャリアに関連する事項に符号N、他キャリアに関連する事項に符号A、符号Sを付している。また、実施例2では、特定キャリアNは、キャリア直収のSMS送信をサポートしキャリア直収のSMS受信をサポートしないキャリア、それ以外の他キャリアA、Sはキャリア直収のSMS送信/SMS受信をサポートするキャリアとしている。
送信装置23には、キャリア判別部27が設けられており、SMS送信キュー22の「ユーザ名」を基に図4の「ユーザ名−キャリア対応テーブル」を参照し、ユーザの携帯電話端末7(7A、7N、7S)のキャリアの判別を行う。なお、図4では、ユーザが3000人U01〜U3000である例を示している。
また、センダID設定部25’は、特定キャリアNである場合には、送信データ26NのセンダIDとして端末間受信部31のSIM32のSIM番号を設定し、一方、他キャリアA、Sである場合には、送信データ26NのセンダIDとして双方向SMS配信装置2に割り当てられた他キャリアA、Sの予め登録されている電話番号を設定する。
詳細には、SMS送信キュー22,22,・・毎に、キャリア判別部27により図4の「ユーザ名−キャリア対応テーブル」を参照し、各SMS送信キュー22に対応するキャリアA、N、Sを判別し(S10)、特定キャリアNであればセンダIDとしてSIM番号を設定し(S11)、一方、他キャリアA、SであればセンダIDとして他キャリアA、Sの電話番号を設定する(S12)。
送信装置23は、実施例1でも説明したとおり、キャリアゲートウェイの機能を有し、SMS送信キュー22毎にキャリアのプロトコルに従って、キャリア直収送信プロトコル形式の送信データ26(26A、26N、26S)を送信(キャリア直収送信)する。
送信データ26Nの送信/返信(受信)については実施例1の送信データ26の送信/返信(受信)と同様であるのでその説明を省略する。また、他キャリアA、Sについては、キャリアに固有のプロトコル以外は同様であるので、他キャリアAの送信/受信について説明し他キャリアSの送信/受信の説明を省略する。
キャリア直収I/F6Aは、送信データ26Aを受け取り、SMSプロトコル形式に変換するとともに、問い合わせをする携帯電話端末7Aの電話番号を用いて、コンテンツ及びセンダIDを含む送信データ60Aを携帯電話端末7AにSMS送信する。
送信データ60Aを受け取った携帯電話端末7Aの表示部には、送信元の電話番号とともに、問い合わせ内容が表示される。ここで、表示される送信元の電話番号は、双方向SMS配信装置2に割り当てられた他キャリアAの電話番号である。携帯電話端末7のユーザは、表示部に表示された問い合わせ内容に応じた回答操作をした後、表示部に表示された電話番号宛に返信操作を行う。
この返信操作により、携帯電話端末7は、回答内容を含むデータをSMSプロトコル形式の返信データ70AとしてSMS返信する。返信データ70Aを受け取ったキャリア直収I/F6Aは、返信データ70Aを受信装置30のキャリア直収受信部36が受信可能な形式に変換し、キャリア直収受信部36に返信データ61Aとして返信(キャリア直収返信)する。
返信データ61Aを受け取ったキャリア直収受信部36は、返信データ61Aに含まれる回答内容とユーザ名を含む、SMS受信キュー37を生成し、受信キュー登録部34に送信する。
このような構成としたため、実施例1と同様の作用効果を奏する。
また、特定キャリアNの場合には、双方向SMS配信装置2から携帯電話端末7Nへはキャリア直収のSMS送信とし、携帯電話端末7Nから双方向SMS配信装置2へは端末間通信によるSMS返信とするとともに、他キャリアA、Sの場合には双方向ともキャリア直収SMSによるSMS送信/SMS受信としているため、図6に示すように、特定キャリアNがキャリア直収のSMS受信を提供していない場合であっても、全てのキャリアA、N、Sにおいて双方向のSMSサービスを提供することができる。さらに、最大限キャリア直収のSMS送信/SMS受信を使う構成としたため、メッセージの到達率を高めることができる。
また、携帯電話端末7A、7N、7Sのユーザ名とキャリアA、N、Sとを対応付けたテーブル(図4)を準備しておくことでキャリア判定を高速化できる。なお、携帯電話端末7A、7N、7Sの電話番号とキャリアA、N、Sとを対応付けたテーブルを準備しておいてもよい。
以上、本発明の実施例を図面とともに説明したが、具体的な構成はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明の用紙を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施例1、2では、メッセージの問い合わせ内容として安否確認を説明したが、アンケートの照会、株価の提供等その内容は問わない。
また、携帯電話端末7、7A、7N、7Sは、電話番号を用いてSMSによりショーとメッセージを送れるものであれば、その端末の種類は問わない。
また、顧客システム1における顧客は広義の意味であり双方向SMS配信装置2を利用する者のシステムであればよい。また顧客システム1はコンピュータを例に説明したが携帯情報端末や携帯電話端末であってもよい。
また、双方向SMS配信装置2は、送信装置23と受信装置30とが一つのサーバ内に組み込まれた構成でもよいし、別々に分散して設けられた構成でもよい。
また、問い合わせを行うユーザは予め登録されているユーザ(U01〜U3000)の例について説明したが、顧客システム1に予め登録されていないユーザを対象としてもよい。この場合には、SMS送信リクエスト10に当該登録されていないユーザの携帯電話端末の電話番号及びキャリアを含めればよい。これに代えて、SMS送信リクエスト10に当該登録されていないユーザの携帯電話端末の電話番号を含めるようにして、双方向SMS配信装置2は当該電話番号に基づいて当該携帯電話端末のキャリアを判別する手段(例えば外部の「携帯電話端末−キャリア」データベース等にアクセスしてキャリア情報を判別する手段)を別途も受けてもよい。
また、実施例2では、キャリアの数が3の例について説明したが、3以外の2又は4以上であってもよい。
また、携帯電話端末7A、7N、7Sはいずれも少なくともキャリア直収のSMS送信に対応したものについて説明したが、キャリア直収のSMS送信/受信に対応しない携帯電話端末ともメッセージをやりとりするようにしてもよい。この場合には、当該携帯電話端末と双方向SMS配信装置2とは送受信とも端末間通信によるSMS送信をするように構成すればよい。
また、送信装置23がセンダIDを設定する例について説明したが、これに限られず、例えば送信キュー登録部20が送信キューを作成する際にセンダIDを設定するものであってもよい。
1 顧客システム
2 双方向SMS配信装置
6、6A、6N、6S キャリア直収I/F
7、7A、7N、7S 携帯電話端末
10 SMS送信リクエスト
11 SMS受信レスポンス
23 送信装置
24 送信データ作成部
25、25’ センダID設定部
26、26A、26N、26S 送信データ
27 キャリア判別部
30 受信装置
31 端末間受信部
32 SIM
36 キャリア直収受信部
A、S 他キャリア
N 特定キャリア

Claims (8)

  1. 送信データを作成する送信データ作成部を有し、前記送信データをキャリア直収プロトコル形式で送信する送信装置と、
    前記送信データに対する返信データをSMSプロトコル形式で受信する端末間受信部を有する受信装置と、
    前記端末間受信部の固有IDをセンダIDとして前記送信データに含ませるセンダID設定部とを備える
    ことを特徴とする双方向SMS配信装置。
  2. 前記受信装置は、前記返信データをSMSプロトコル形式で受信する前記端末間受信部に加え、前記返信データをキャリア直収プロトコル形式で受信するキャリア直収受信部を有していることを特徴とする請求項1に記載の双方向SMS配信装置。
  3. 前記送信データ作成部は、SMS送信リクエストに基づいて、送信先のキャリアを判定するキャリア判定部を有し、
    前記センダID設定部は、前記キャリア判定部により判定された送信先のキャリアが特定キャリアの場合に、前記固有IDをセンダIDとして選定することを特徴とする請求項2に記載の双方向SMS配信装置。
  4. 前記固有IDは前記端末間受信部のSIMのSIM番号であることを特徴とする請求項3に記載の双方向SMS配信装置。
  5. 前記特定キャリアはキャリア直収のSMS送信をサポートしキャリア直収のSMS受信をサポートしないキャリアであることを特徴とする請求項3又は4に記載の双方向SMS配信装置。
  6. 前記キャリア判定部は、携帯電話端末とキャリアとを対応付けたテーブルを参照し、送信先のキャリアを判定することを特徴とする請求項ないし5のいずれかに記載の双方向SMS配信装置。
  7. 顧客システムはSMS送信リクエストを双方向SMS配信装置に要求するステップと、
    前記双方向SMS配信装置は、前記SMS送信リクエストに基づいて、送信データを作成し、キャリア直収プロトコル形式で前記送信データをキャリア直収I/Fに送信するステップと、
    前記送信するステップにおいて、前記双方向SMS配信装置の端末間受信部の固有IDをセンダIDとして前記送信データに含ませるステップと、
    前記キャリア直収I/Fは前記送信データを受信し、SMSプロトコル形式で携帯電話端末にSMS送信を行うステップと、
    前記携帯電話端末は、前記SMS送信を受信し、当該SMS送信の内容に基づいて、前記センダID宛に端末間通信によりSMSプロトコル形式でSMS返信するステップと、
    前記端末間受信部は前記SMS返信を受信するステップと、
    前記双方向SMS配信装置は前記端末間受信部の受信内容に基づき前記顧客システムにSMS受信レスポンスを応答するステップと
    を含むことを特徴とする双方向SMS配信方法。
  8. 顧客システムがSMS送信リクエストを双方向SMS配信装置に要求するステップと、
    前記双方向SMS配信装置は、前記SMS送信リクエストに基づいて、送信データを作成し、キャリア直収プロトコル形式で前記送信データをキャリア直収I/Fに送信するステップと、
    前記SMS送信リクエストに基づいて、送信先のキャリアを判定し、当該送信先のキャリアが特定キャリアの場合に、前記双方向SMS配信装置の端末間受信部の固有IDをセンダIDとして前記送信データに含ませ、当該送信先のキャリアが他キャリアの場合に、前記双方向SMS配信装置に予め登録されている電話番号をセンダIDとして前記送信データに含ませるステップと、
    キャリア直収I/Fは前記送信データを受信し、SMSプロトコル形式で携帯電話端末にSMS送信を行うステップと、
    携帯電話端末は、前記SMS送信を受信し、当該SMS送信の内容に基づいて、前記センダID宛にSMSプロトコル形式で返信データをSMS返信するステップと、
    前記センダIDが前記電話番号である場合に、前記双方向SMS配信装置のキャリア直収受信部は、前記SMS返信を受信した前記キャリア直収I/Fから返信データを受信するステップと、
    前記センダIDが前記端末間受信部の固有IDである場合に、前記端末間受信部は前記SMS返信を受信するステップと、
    前記双方向SMS配信装置は前記返信データの内容に基づき前記顧客システムにSMS受信レスポンスを応答するステップと
    を含むことを特徴とする双方向SMS配信方法。
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