JP6114825B2 - 施術用エプロンシート - Google Patents

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Description

本発明は、主に歯科治療に用いられる被施術者の顔および体を覆うための施術用の保護カバーを兼ねたシートに関し、特に、顔を被覆して口腔内細菌等の飛散を原因とする目の炎症等を防止するとともに被服を手術用水や薬液の飛散から保護し、口腔内の治療を安心容易とするため、顔や洋服を被覆して口腔内を治療する際に使用する、ずれにくい構造の施術用エプロンシートに関する。
従来より、手術を行う際に、術中の飛散物から被施術者を保護するために被施術者を覆う様々なシートが開発され、手術において使用されている。その中でも、特に、歯科治療においては、治療対象である歯を直接機器によって削るという治療方法であるため薬液等の飛散物が比較的多く発生し、この飛散物が洋服に付着したり、特に目に入ると炎症の原因となるなど、飛散物対策を施し被施術者を保護することが急務となっている。
このような、術中の被施術者を保護するシートに関する技術として、例えば、特開2001−46407号公報に開示された技術がある。ここでは、タオルのほぼ中央に、人体の口の形の大きさの窓孔が開けられた構造が開示されている。歯科・口腔用のタオルを人体の顔の上に縦長に被せ、かつ窓孔から口を露出させた状態で歯科や口腔の治療や処置を行なう方法や、タオルを顔の上で横に配置し、両端を手前に折り返して角部同士を重ねた状態で歯科や口腔の治療や処置を行なう方法が開示されている。これにより、衣類や顔、頭などに水滴や薬液や汚れが飛散して付着したりするのを防止することが可能となることが示唆されている。
しかし、開示された発明によるとタオルの被せ方によって被施術者の顔面の被覆領域が変化するため、確実に目を保護するという目的を達成することが出来ないという欠点があった。更に、被施術者が施術中に口を動かすと開口位置がずれ、そのたびに開口の位置を調整する必要が出てくるため、効率よく治療に専念することが難しいという問題点があった。
また、特開2007−181665号公報では、被処置者の顔面に掛けて使用する施術用エプロン(ドレープ)シートが開示されており、顔面に掛けられた際に、シートに設けられた開口部の縁部が、鼻唇溝付近からオトガイまたは顎の周りにかけて配置される構造や、開口部の下縁部が、下唇とオトガイの間にあるオトガイ唇溝付近に配置される構成や、シートの上端が被処置者の髪の生え際の近傍に配置される構成とした技術が開示されている。これにより、シートを被処置者の顔面に掛けても、ある程度大きく開けられた口腔内を外部から見ることができるため、治療等を支障なく行うことが可能となり、また、開口部の下縁が凹部であるオトガイ唇溝に係止されることや、縁部が鼻に係止されることなどにより、シートの上下方向の位置ズレを防止することが可能となることが示唆されている。
しかしながら、施術中に必要に応じて口を大きく開けると開口部の下縁が外れて開けられた口に入ったり開いた口を覆い隠す状態になり、施術中の口腔内が見え難くなるという欠点があった。
ここで開示されている発明によると、シートを固定するのは主に下唇部分であるため、被施術者は無意識のうちにシートがずれないように注意する事となるため、被施術者の心理的負担が少なからず存在していた。更に、被施術者が大きく口を動かす場合にはシートのずれを防止することが不可能であり、痛みを伴う治療中に確実にシートがずれないようにする事ができなかったのが実情である。
そこで、被施術者がどのように口を動かしてもシートがずれることなく固定でき、施術中に確実に被施術者を薬液等の飛散物から保護するとともに、製造が簡単で低コストである施術用エプロンシートの開発が望まれていた。
特開2001−46407号公報 特開2007−181665号公報
本発明は上記問題を解決するために、主に歯科治療に用いられる被施術者の顔および体を覆うための施術用のドレープ機能のあるエプロンシートであって、特に、顔を被覆して口腔内細菌等の飛散を原因とする目の炎症等を防止するとともに口腔内の治療を容易とするため、顔を被覆して口腔内を治療する際にずれにくい構造であるとともに、製造が簡単で低コストである施術用エプロンシートを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る施術用エプロンシートは、少なくとも一方の面に防水加工処理および/または防水性薄膜の貼着処理を施したエプロン状の施術用エプロンシートであって、前記施術用エプロンシートは、被施術者の顔面を覆うとともに口腔内の治療を行うための口型の開口が設けられた顔面被覆部からなり、前記開口は、前記顔面被覆部を顎に掛けて固定することで顔面被覆部と被施術者の顔面との間の隙間を最小限にするため、被施術者のオトガイ下部または下顎線に係合してオトガイまたは顎が前記開口に嵌る形とする略半楕円形に切設した係合部を下端部に設けるとともに、上端部は被施術者の鼻梁に沿って係合するように、方形に形成し、更に、上端部に鼻形の先端から左右に分離する三角形からなる切欠きを開口上端から上方向に切設するとともに該三角形の切欠きの上端に縦条の切込みからなるスリットを更に設けた形状からなる鼻梁係合部を設けた構成である。
また、前記施術用エプロンシートは、さらに前記顔面被覆部の下端部に被施術者の胴体を覆う胴体被覆部を設けた構成である。
更に、前記胴体被覆部は、顔面被覆部よりも幅広とする肩部が形成されており、該肩部にはシート本体を人体に固定するための装着長片部が一部切離可能に一体的に付設されている構成でもある。
本発明は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.開口の下端部に被施術者のオトガイ下部または下顎線に係合する略半楕円形に切設した係合部を設けたため、開口の下端をオトガイの下部または下顎に確実に装着係合させることが出来るので、被施術者の口の動きによってずれたり、係合が外れたりすることはなく、顔面被覆部を正確に固定することが可能となる。また、開口の上端部に、顔面被覆部が鼻形の先端から左右に分離するスリットおよび切欠きを、開口の上端から上方向に向けて切設した形状からなる鼻梁係合部を設けたため、顔面被覆部が被施術者の鼻梁に沿って係合するため、施術用エプロンシートのずれを防止することが可能となる。
2.顔面被覆部の下端部に胴体被覆部を設けたため、被施術者の胴体を覆うことができ、被施術者の肌や被服が施術中の液体等の飛散物に含まれる口腔内細菌等により汚染される事を防ぐことができる。
.胴体被覆部に顔面被覆部よりも幅広とする肩部を形成したため、肩部を被施術者に固定することが可能となる。また、肩部に装着長片部を一部切離可能に一体的に設けた構造としたため、シート本体を被施術者の胴体に容易に装着または係合固定可能となるとともに、装着用の長片部がシート本体と一体的に形成することが可能となり、紐等を用意する必要がなく製造が簡単で低コストで無駄なく利用できる施術用エプロンシートを構成することが可能となる。
以下、本発明に係る施術用エプロンシートを、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1aは、本発明の施術用エプロンシートの正面図であり、図1bは、胴体被覆部が設けられた施術用エプロンシートの正面図である。図2aは、施術用エプロンシートの使用状態を示す正面図であり、図2bは、施術用エプロンシートの使用前の状態を示す正面図である。図3は、装着長片部を設けた施術用エプロンシートの正面図であり、図4は、長い装着長片部または輪状部を設けた施術用エプロンシートの正面図である。図5は、施術用エプロンシートの別の実施例を示す正面図である。
本発明の施術用エプロンシートは、図1aに示すように、シート本体10と、顔面被覆部30と、開口40とからなる。また、図1bに示すように、シート本体10と、胴体被覆部20と、顔面被覆部30と、開口40とからなる構成とすることも可能である。
シート本体10は、図1aまたは図1bに示すように、エプロン状のシートからなり、少なくとも一方の面に防水加工処理および/または防水性薄膜の貼着処理を施した構成となっている。この構成とすることにより、施術中に飛散した口腔内細菌等がシート本体10に付着し浸透通過して被施術者の被服を汚したり、浸透し通過した液体中に含まれる雑菌が被施術者に接したり、目等に入り込む事を防止することが可能となる。
なお、シート本体10は、その材質として液体吸収材を用いることが可能である。液体吸収材を用いることにより、飛散した薬液や口腔内細菌等の液体がシート本体10に吸収され、シート本体10内に保持される。これにより、被施術者の被服を汚したり、液体中に含まれる雑菌が被施術者に接したり目等に入り込む事を防止することが可能となる。この場合、液体吸収材の被施術者に接する側の面に防水加工処理および/または防水性薄膜の貼着処理を施すのが望ましい。これにより、飛散した薬液や口腔内細菌等の液体を効果的に吸収するとともに、浸透した液体が被施術者の洋服や体に接する事を防止することが可能となる。シート本体10は、その素材として、紙、不織布の他、レーヨンやポリエステル系繊維を用いる事が可能であるが、これらに限定されるものではない。
シート本体10は、顔面被覆部30から構成される。顔面被覆部30は、図1a、図1bおよび図2aに示すように、被施術者の顔面を覆うための部材である。顔面被覆部30は被施術者の顔面を覆い、施術中の飛散物から顔面(特に目)を保護し、雑菌による汚染や感染症を防止する役割を果たす。
顔面被覆部30は、その目的から、被施術者の顔全体が隠れる程度の大きさであることが望ましい。本実施例では、顔面被覆部30の横幅を350〜400mm程度としており、縦幅を250〜300mm程度としているが、これに限定されることはなく、被施術者の体形に応じて大きさを選定する事が可能である。また、顔面被覆部30の形状は、本実施例では、略長方形としているが、これに限定されることはなく、半円形や楕円形などのように顔の形状に合わせた形状、または動物、キャラクターの顔面形状など、さまざまな形状を選択することが可能である。
開口40は、図1a、図1bおよび図2aに示すように、顔面被覆部30の中央に穿設されている施術に用いられる口型からなる開口であり、本発明に係る施術用エプロンシートを着用した被施術者の口腔内の治療を行うために設けられる。開口40は、顔面被覆部30を被施術者の顔面に被せた際に、被施術者の口に該当する位置に穿設される。
開口40は、図1aおよび図1bに示すように、下端部を被施術者のオトガイ下部(下顎の先端部分)または下顎線に係合するように略半楕円形に切設し、係合部42を設けた構成である。この構成とすることにより、図2aに示すように、施術中に顔面被覆部30を被施術者に被せた際、開口40から被施術者の口腔のみが露出して施術可能になるとともに、被施術者が口を大きく動かした場合であっても、下端部の係合部42が被施術者のオトガイ下部または下顎(すなわち、顎から喉の間部分)に係合し、オトガイまたは顎が開口40に嵌る形となる。この構造により、施術中に大きく口を開いてもオトガイの下または下顎線に係合している開口の下端は、外れることはないので、ドレープまたはエプロンシートの端部が口に入ったり施術中の口腔を塞いで見えにくくすることはない。また、被施術者が口を開閉した場合も、ドレープまたはエプロンシートはオトガイまたは下顎の動きに応動するため、顔面被覆部30が被施術者の口を覆い隠して施術を中断せざるを得ないような事態になることを確実に防止することが可能となる。
また、係合部42によりオトガイまたは顎が開口40に嵌る形となることから、顔面被覆部30と被施術者の顔面との間の隙間が最小限となり、被施術者が施術中に口を動かした場合であっても隙間が広がることがほとんどなくなる。これにより、飛散した薬液等の液体が隙間に入り込む危険性を低減することが可能となるとともに、施術中であっても、施術者と被施術者のコミュニケーションを容易かつ安全に行うことが可能となる。
開口40は、シート本体10の顔面被覆部30を固定するため、上端部に被施術者の鼻梁に沿って係合する鼻梁係合部44を設けた構成である。鼻梁係合部44は、開口40の上端部に設けられるスリットおよび/または切欠きであり、鼻形の先端から左右に分離する構成である。鼻梁係合部44は、開口40の上端部から上方向に切設されている。
実施例としては、図1aおよび図1bに示すように、鼻梁係合部44は、開口40の上端部に縦一直線に設けられる切れ込みからなるスリット状の切れ込みとすることが可能であり、この縦条のスリットである鼻梁係合部44が被施術者の鼻に当接すると、図2aに示すように、顔面被覆部30は鼻梁係合部44のスリットの切れ込みにより鼻の稜線に沿うようにして左右に分離する。
また、別の実施例としては、図5に示すように、鼻梁係合部44を開口40の上端部に設けられる切欠き形状とすることが可能である。また、鼻梁係合部44は、切欠きを設けるとともに、該切欠きの上端に縦条の切れ込みからなるスリットを更に設ける構成としてもよい。この、切欠きからなる鼻梁係合部44、または切欠きとスリットの組み合わせからなる鼻梁係合部44が被施術者の鼻に当接すると、顔面被覆部30は鼻の稜線に沿うようにして左右に分離することとなる。
鼻梁係合部44を設けることにより、顔面被覆部30は鼻の稜線に沿うようにして左右に分離した状態で鼻梁に係合する事となり、顔面被覆部30が顎方向(下方向)に引っ張られても正確な装着位置を保ち続けることが出来、装着のずれを防止することが出来る。また、この係合により顔面被覆部30は両頬に接する程度まで近接可能となるため、顔面被覆部30と被施術者の顔面の間の隙間を最小限とすることが可能となり、飛散した薬液等の液体が隙間に入り込む危険性を低減することが可能となる。
特に、開口40の上端部にスリットを設けた構成では、鼻に薬液等の液体が飛散して付着する際の不快感を防止する事が期待できる。また、切欠きを設けた構成では、鼻へしっかりと係合することとなるため、ずれ防止効果が期待できる。更に、切欠きとスリットを組み合わせた構成では、より一層顔面被覆部30が被施術者の顔面に密着する事となり、薬液等の液体の飛散による不快感の抑制や感染症の防止などの効果が期待できる。
鼻梁係合部44のスリットの形状および長さは、縦一直線形に限定されるものではなく、鼻の形に沿った傾斜線であっても三角であってもよい。この構造とすることにより、開口40は、被施術者の鼻梁に沿って係合することとなる。
開口40の縦幅は、本実施例では、90〜100mm程度としているが、この幅長に限定されることはなく、被施術者の顔やオトガイまたは顎の大きさに合わせて適宜選択することが出来る。また、開口40の横幅は、本実施例では、65〜70mm程度としているが、これに限定されることはなく、被施術者の口やオトガイまたは顎の形や大きさに合わせて適宜選択が可能である。更に、開口40の上端部は、本実施例では、例えば図1aおよび図1bに示すように鼻梁係合部44のスリットのなす角が90度となっており、上端部は方形となっているが、この形状に限定されることはなく、縦一直線以外にも三角形や半円形に切り落とすことも可能である。
シート本体10は、胴体被覆部20を設けることが可能である。胴体被覆部20は、被施術者の胴体を覆うための部材であり、図1bおよび図2aに示すように、顔面被覆部の下端部に設けられる。胴体被覆部20は、被施術者の胴体を覆い、皮膚や被服などを施術中の飛散物から保護し、雑菌等による汚染を防止する役割を果たす。
胴体被覆部20は、その目的から、被施術者の両肩から腹部までを覆う大きさであることが望ましい。本実施例では、胴体被覆部20の横幅を450〜500mm程度としており、縦幅を330〜400mm程度としているが、これに限定されることはなく、例えば大人用や子供用、男性用や女性用のように、被施術者の体格や体型等に応じて大きさを任意選定する事が可能である。また、胴体被覆部20の形状は、本実施例では、略長方形としているが、これに限定されることはなく、台形や人間の胴体の形状や動物形、キャラクター形など、さまざまな形状とすることが可能である。
本発明に係る施術用エプロンシートは、施術を行う前は、図2bに示すように、顔面被覆部30は折り畳まれ、胴体被覆部20と重なる状態としている。これにより、被施術者は、施術者と容易にコミュニケーションを図ることが可能となる。施術中は、図2aに示すように、折り畳まれている顔面被覆部30が被施術者の顔面を覆う。この際、開口40から被施術者の口腔が露出するため、容易に施術可能となるとともに、被施術者は、施術中に生じる飛散物により顔面、特に目が汚染される事から保護されることとなる。
胴体被覆部20は、顔面被覆部30よりも幅広の構成とし、顔面被覆部30との接合部分の左右に肩部22a、22bを形成した構成とすることが可能である。肩部22a、22bは、図1bに示すように、胴体被覆部20の上端左右に形成されるため、この部分をクリップ等の接合手段により被施術者の被服等に固定することが可能となる。これにより、施術中に施術用エプロンシートがずれて落ちることを防止する事が可能となる。
また、肩部22a、22bには、シート本体10を被施術者に固定するための装着長片部24a、24bを形成することが可能である。装着長片部24a、24bは紐状の部材であり、左右の肩部22a、22bに接合する。施術用エプロンシートの使用時には、左右の肩部22a、22bから伸延する装着長片部24a、24bを被施術者の首の後ろで結ぶことにより、被施術者の被服等に固定することが可能となる。これにより、施術中の施術用エプロンシートの落下を防止出来る。
装着長片部24a、24bは、一部切離可能に胴体被覆部20と一体的に設ける構成とすることが可能である。例えば、図3に示すように、顔面被覆部30の左右側縁を切離可能に構成して、該部分を装着長片部24a、24bとすることが出来る。また、より長めの装着長片部24a、24bが必要である場合には、図4に示すように、顔面被覆部30の左右両側と更に上端部分を切離可能に構成することにより、装着長片部24a、24bを形成することが出来る。更に、切り離した後に輪となるように形成して紐として結束するのではなく頭からかぶって装着する形状とすることも可能である。これにより、容易に装着長片部24a、24bまたは輪状部を形成することが出来るとともに、施術用エプロンシートを製造する上でも肩部と顔部との幅の差で切欠部(切り落とし)の無駄が全く生じない効率の良い製品の製造が可能となる。
本発明の施術用エプロンシートの正面図 胴体被覆部が設けられた施術用エプロンシートの正面図 施術用エプロンシートの使用状態を示す正面図 施術用エプロンシートの使用前の状態を示す正面図 装着長片部を設けた施術用エプロンシートの正面図 長い装着長片部または輪状部を設けた施術用エプロンシートの正面図 施術用エプロンシートの別の実施例を示す正面図
10 シート本体
20 胴体被覆部
22a、22b 肩部
24a、24b 装着長片部
30 顔面被覆部
40 開口
42 係合部
44 鼻梁係合部

Claims (3)

  1. 少なくとも一方の面に防水加工処理および/または防水性薄膜の貼着処理を施したエプロン状の施術用エプロンシートにおいて、
    前記施術用エプロンシートは、被施術者の顔面を覆うとともに口腔内の治療を行うための口型の開口が設けられた顔面被覆部からなり、
    前記開口は、前記顔面被覆部を顎に掛けて固定することで顔面被覆部と被施術者の顔面との間の隙間を最小限にするため、被施術者のオトガイ下部または下顎線に係合してオトガイまたは顎が前記開口に嵌る形とする略半楕円形に切設した係合部を下端部に設けるとともに、上端部は被施術者の鼻梁に沿って係合するように、方形に形成し、更に、上端部に鼻形の先端から左右に分離する三角形からなる切欠きを開口上端から上方向に切設するとともに該三角形の切欠きの上端に縦条の切込みからなるスリットを更に設けた形状からなる鼻梁係合部を設けたことを特徴とする施術用エプロンシート。
  2. 前記施術用エプロンシートは、さらに前記顔面被覆部の下端部に被施術者の胴体を覆う胴体被覆部を設けたことを特徴とする請求項1記載の施術用エプロンシート。
  3. 前記胴体被覆部は、顔面被覆部よりも幅広とする肩部が形成されており、該肩部にはシート本体を人体に固定するための装着長片部が一部切離可能に一体的に付設されていることを特徴とする請求項記載の施術用エプロンシート。
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