JP6110821B2 - 雨滴検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウィンドシールドに雨滴が付着したことを検出する雨滴検出装置に関する。
従来より、車両のウィンドシールドに付着した雨滴を検出する雨滴検出装置が、例えば特許文献1で提案されている。具体的には、発光素子と、発光素子から照射された光をウィンドシールドに導くと共にウィンドシールドで反射した光を受光素子に導く光学体と、光学体から光を受光する受光素子と、を備えた構成が提案されている。
光学体は、受光素子から離れる方向に発光素子から照射された光を光学体に導入するための第1コリメートレンズと、第1コリメートレンズを介して光学体内に導入された光を反射させるための平面状の反射面と、を有している。第1コリメートレンズは発光素子側に突出した突形状になっている。また、光学体は、受光素子側に発光素子から照射された光を光学体に導入してウィンドシールドに導くための第2コリメートレンズを有している。
これにより、第1コリメートレンズを介して光学体に導入された光は反射面で反射すると共にウィンドシールドで反射するという第1光路を経て受光素子に導かれる。一方、第2コリメートレンズを介して光学体内に導入された光はウィンドシールドで反射するという第2光路を経て受光素子に導かれる。
特開2009−109518号公報
しかしながら、上記従来の技術では、発光素子から第1コリメートレンズまでの距離が発光素子から第2コリメートレンズまでの距離よりも短いので、発光素子から各コリメートレンズまでの距離の差が大きくなってしまう。そして、発光素子から照射される光の強度は発光素子に近いほど強いので、第1光路を進む光の強度が第2光路を進む光の強度よりも強くなる。これに伴い、光学体を介してウィンドシールドに照射された第1光路の光の強度と第2光路の光の強度との不均一が発生する。したがって、ウィンドシールド表面での雨滴検出感度が不均一になってしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑み、第1光路と第2光路とでウィンドシールドに照射される光の強度の差を小さくすることができる雨滴検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内面(220)及び外面(210)を有するウィンドシールド(200)の外面(210)に付着する雨滴を検出する雨滴検出装置であって、以下の点を特徴としている。
まず、ウィンドシールド(200)の内面(220)側に配置されると共に、当該内面(220)側に向かって発光する発光部(110)を備えている。また、ウィンドシールド(200)の内面(220)側に配置されると共に、ウィンドシールド(200)の外面(210)で反射した光を受光する受光部(120)を備えている。
さらに、発光部(110)から照射された光をウィンドシールド(200)に導くと共に、ウィンドシールド(200)の外面(210)で反射した光を受光部(120)に導くレンズ部(140)を備えている。
そして、レンズ部(140)は、発光部(110)から離れるように凹んだ形状であり、発光部(110)から照射された光のうち受光部(120)側とは反対側に照射された光を、当該光の直進性を維持しつつ当該レンズ部(140)の内部に導く入射側凹面(141)を有している。
また、レンズ部(140)は、入射側凹面(141)を介して当該レンズ部(140)に導入された光を反射させると共に平行光になるようにコリメートし、当該コリメートした光を第1光路(145)を介してウィンドシールド(200)の外面(210)に導く入射側反射面(142)を有している。
さらに、レンズ部(140)は、発光部(110)から照射された光のうち受光部(120)側に照射された光を当該レンズ部(140)の内部に導くと共に平行光になるようにコリメートし、当該コリメートした光を第2光路(146)を介してウィンドシールド(200)の外面(210)に導く入射側レンズ面(143)を有していることを特徴とする。
これによると、入射側凹面(141)が光の直進性を阻害することなく光を入射側反射面(142)に導いているので、発光部(110)から入射側反射面(142)までの距離と、発光部(110)から入射側レンズ面(143)までの距離と、の差を小さくすることができる。したがって、第1光路(145)を介してウィンドシールド(200)に達する光の強度と、第2光路(146)を介してウィンドシールド(200)に達する光の強度と、の差を小さくすることができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る雨滴検出装置の断面図である。 図1に示されたレンズ部の平面図である。 図1に示された反射面の形状を説明するための一部断面図である。 図1に示されたレンズ部の光路を説明するための断面図である。 第1光路及び第2光路によってウィンドシールドの外面に照射された測定光の光分布を示した図である。 発光部を構成するLEDに対して、A面、B面、C面を設定した図である。 図6に示された各面での光強度を示した図である。 図6に示された各面での光相対強度を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る雨滴検出装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る雨滴検出装置の一部断面図である。 本発明の第4実施形態に係る雨滴検出装置の断面図である。 図11に示されたレンズ部の光路を説明するための断面図である。 本発明の第5実施形態に係る雨滴検出装置の一部断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る雨滴検出装置は、車両のウィンドシールドに付着した雨滴を検出するものである。図1に示されるように、雨滴検出装置100は、発光部110、受光部120、回路基板130、及びレンズ部140を備えて構成されている。
発光部110は、ウィンドシールド200の外面210に付着した雨滴を検出するための測定光を照射する発光装置である。このため、発光部110はウィンドシールド200の内面220側に配置されると共に、当該内面220側に向かって発光する。発光部110は、ウィンドシールド200に向かって発光する発光ダイオード(LED)として構成されている。発光部110は例えば半導体チップに形成されている。なお、ウィンドシールド200の外面210は車両の外側の面であり、内面220は車室内の面である。
受光部120は、発光部110の光を受光する受光装置である。受光部120は、ウィンドシールド200の内面220側に配置されると共に、ウィンドシールド200の外面210で反射した発光部110の光を受光する。受光部120は、受光した光の強度を検出するフォトダイオード(PD)として構成されている。受光部120は例えば半導体チップに形成されている。
回路基板130は、一面131を有する板状のものである。回路基板130は例えばプリント基板である。回路基板130は、発光部110、受光部120、及びICチップやコネクタ等の図示しない電子部品が一面131に実装されている。また、受光部120は、回路基板130の一面131において、発光部110に対して所定の距離だけ離されて実装されている。
さらに、回路基板130は、発光部110を駆動する駆動回路や受光部120の検出結果を処理する処理回路を有している。駆動回路は、発光部110を例えばPWM制御する。すなわち、駆動回路は、パルス信号によって発光部110を点滅させる。もちろん、一定の電圧で発光部110を駆動しても良い。処理回路は、受光部120の信号を増幅処理等して外部装置に出力する。
レンズ部140は、発光部110から照射された光をウィンドシールド200に導くと共に、ウィンドシールド200の外面210で反射した光を受光部120に導くように構成されている。レンズ部140は、ガラス、ポリカーボネート、アクリル等の材料によって形成されている。図1及び図2に示されるように、レンズ部140は、入射側凹面141、入射側反射面142、入射側レンズ面143、及び出射側レンズ面144を有している。
入射側凹面141は、発光部110から照射された光のうち受光部120側とは反対側に照射された光を、当該光の直進性を維持しつつ当該レンズ部140の内部に導く入射面である。「光の直進性を維持しつつ」とは、入射側凹面141の「光を屈折させない」という機能を示している。入射側凹面141は、発光部110から離れるように凹んだ形状であり、例えば球面形状や非球面形状に形成されている。
本実施形態では、入射側反射面142は、発光部110の発光点を原点とした球面になっている。これにより、発光部110の光は、広範囲に広がり、かつ、均一になる。
また、本実施形態では、入射側凹面141は、入射側反射面142で反射した光と干渉しないようにレンズ部140に設けられている。これによると、入射側反射面142で反射した光が入射側凹面141で干渉しないので、入射側反射面142で反射してウィンドシールド200に達する光の強度が低下することを防止することができる。
入射側反射面142は、入射側凹面141を介してレンズ部140の内部に導入された光を反射させる反射面である。また、入射側反射面142は、反射させた光が平行光になるようにコリメートしてウィンドシールド200の外面210に導く。入射側反射面142は、鏡面加工されて光を全反射させる形状になっている。
図3に示されるように、入射側反射面142の形状は、発光部110の発光点を原点としてウィンドシールド200に対して45°傾けた回転軸を持つ非球面形状である。すなわち、入射側反射面142は、非球面形状である放物面形状になっている。
入射側レンズ面143は、発光部110から照射された光のうち受光部120側(つまり入射側凹面141とは反対側)に照射された光をレンズ部140の内部に導くレンズ面である。また、入射側レンズ面143は、レンズ部140の内部に導入した光が平行光になるようにコリメートしてウィンドシールド200の外面210に導く。
出射側レンズ面144は、ウィンドシールド200の外面210で反射した光を受光部120に導くレンズ面である。出射側レンズ面144は入射側レンズ面143と受光部120との間に位置している。
以上が、本実施形態に係る雨滴検出装置100の構成である。発光部110及び受光部120が実装された回路基板130、レンズ部140は図示しないカバーハウジングに収容されてパッケージ化されている。レンズ部140は一部がカバーハウジングから露出している。
そして、図1に示されるように、レンズ部140はシート300に押し付けられる。シート300は、雨滴検出装置100とウィンドシールド200とに挟まれる部材であり、例えばシリコンシートが採用される。レンズ部140に導入された測定光はこのシート300を介してウィンドシールド200に入射する。
次に、上記のレンズ部140の内部における測定光の光路について説明する。図4に示されるように、測定光は、発光部110から第1光路145及び第2光路146を経由して受光部120で受光される。
第1光路145の光は、発光部110から照射された測定光のうち受光部120側とは反対側に照射された光が入射側凹面141からレンズ部140の内部に進み、入射側反射面142で反射すると共にコリメートされてウィンドシールド200の外面210に導かれる経路をたどる。また、第1光路145の光は、ウィンドシールド200の外面210から出射側レンズ面144を介して受光部120に集光される経路をたどる。
一方、第2光路146の光は、発光部110から照射された測定光のうち受光部120に照射された光が入射側レンズ面143からレンズ部140の内部に進むと共にコリメートされてウィンドシールド200の外面210に導かれる経路をたどる。また、第2光路146の光は、ウィンドシールド200の外面210から出射側レンズ面144を介して受光部120に集光される経路をたどる。
ここで、第1光路145をたどる測定光は、入射側反射面142によってウィンドシールド200の外面210に対して45°の角度にコリメートされる。また、第2光路146をたどる測定光は、入射側レンズ面143によってウィンドシールド200の外面210に対して45°の角度にコリメートされる。言い換えると、レンズ部140は、各光路145、146の光がシート300を介してウィンドシールド200の外面210の雨滴検出面で全反射(臨界角以上)するように形成されていると言える。
上述のように、第1光路145及び第2光路146はレンズ部140への入射の経路が異なるが、ウィンドシールド200の外面210で反射した光はいずれも出射側レンズ面144によって受光部120に集光される。
図5に示されるように、第1光路145によってウィンドシールド200の外面210に照射された測定光は、第1光分布145aのように照射される。一方、第2光路146によってウィンドシールド200の外面210に照射された測定光は、第2光分布146aのように照射される。
したがって、雨滴検出装置100は、ウィンドシールド200の外面210に雨滴が付着していない状態で第1光分布145a及び第2光分布146aが形成されたときの受光部120の受光量を100%とし、この受光量に対する変化を雨滴として検出する。この雨滴検出結果は、車両のワイパの自動制御に用いられる。
以上説明したように、本実施形態では、第1光路145については入射側凹面141ではなく入射側反射面142で測定光がコリメートされ、第2光路146については入射側レンズ面143によって測定光がコリメートされる構成となっている。つまり、入射側凹面141で光を屈折させない構成になっていることが特徴である。
このような構成としたことは、発光部110を構成するLEDの特性にも関係している。図6に示されるように、LEDに対してz方向のA面、B面、及びC面の各位置における光強度は図7に示されるようにA面で最も強くなり、C面で均一になる。同様に、図8に示されるように、50%における光相対強度を見ても、A面における光の広がりは小さく、C面における光の広がりが大きく均一になっている。
したがって、発光部110から照射された光を発光部110から遠くに設けられた反射面で反射(コリメート)させることが望ましい。この要望を満たすため、本実施形態では、入射側凹面141では測定光を屈折させずにレンズ部140に測定光を導入し、入射側反射面142に測定光をコリメートする機能を持たせている。
このように、入射側凹面141が発光部110から入射側反射面142に向かう光の直進性を阻害させないので、発光部110から入射側反射面142までの距離と、発光部110から入射側レンズ面143までの距離と、の差を小さくすることができる。すなわち、発光部110の光は広範囲に広がり、かつ、均一になるので、発光部110から入射側反射面142までの光強度と、発光部110から入射側レンズ面143までの光強度と、の差を小さくすることができる。したがって、第1光分布145aと第2光分布146aとの光強度の差を小さくすることができる。
つまり、各光分布145a、146aの光強度が均一になるので、各光分布145a、146aに対応したウィンドシールド200の外面210での雨滴検出感度を均一にすることができ、ひいては雨滴検出性能を向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図9に示されるように、レンズ部140は反射膜147を有している。反射膜147は、入射側反射面142を覆うように当該入射側反射面142に設けられている。また、反射膜147は、入射側反射面142を介してレンズ部140の外部に透過しようとする光を反射させる役割も果たす。
反射膜147として、例えば、アルミニウム、銀、炭酸マグネシウム、酸化アルミニウム等の金属膜や、塗膜等が用いられる。反射膜147として金属膜を採用した場合は蒸着等の方法によりレンズ部140の入射側反射面142に反射膜147を形成することができる。塗膜の場合は入射側反射面142に塗料を直接コーティングしても良いし、塗膜を入射側反射面142に貼り付けても良い。
以上説明したように、入射側反射面142に反射膜147を設けることにより、入射側反射面142からレンズ部140の外部に漏れる光が無くなるので、第1光路145を介してウィンドシールド200に達する光の強度が低下することを抑制することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。図10に示されるように、入射側レンズ面143は、第1凸面143a及び第2凸面143bによって構成されている。第1凸面143aは、発光部110側に位置するレンズ面である。また、第2凸面143bは受光部120側に位置するレンズ面である。
このような構成によると、入射側レンズ面143を大きく形成することができるので、第2光路146による雨滴検出面積を大きくすることができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分について説明する。図11に示されるように、レンズ部140は、上記構成の他に、出射側反射面148及び出射側凹面149を有している。このうちの出射側反射面148は、ウィンドシールド200の外面210で反射した光のうち出射側レンズ面144よりも受光部120側に進む光を受光部120側に反射させる反射面である。
出射側反射面148は、鏡面加工されて光を全反射させる形状になっている。また、出射側反射面148の形状は、例えば受光部120の受光エリアの中心を原点としてウィンドシールド200に対して45°傾けた軸を中心とした放物面形状になっている。
また、出射側凹面149は、出射側反射面148で反射した光を、当該光の直進性を維持しつつ当該受光部120に導くレンズ面である。出射側凹面149は、受光部120から離れるように凹んだ形状になっている。出射側凹面149は、入射側凹面141と同様に、光を屈折させない形状になっている。
そして、図12に示されるように、第1光路145は上記各実施形態と同じ経路となるので、ウィンドシールド200の外面210で反射した測定光は出射側レンズ面144を介して受光部120に入射する経路となる。一方、第2光路146は、出射側レンズ面144を介して受光部120に入射する経路だけでなく、出射側反射面148で反射して出射側凹面149を介して受光部120に入射する経路も含まれる。
以上により、入射側レンズ面143のうち最も受光部120側から入射側レンズ面143を介してレンズ部140の内部に入射すると共にウィンドシールド200の外面210で反射した光を受光部120で取り込むことができる。したがって、雨滴検出装置100の雨滴検出面積を大きくすることができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第4実施形態と異なる部分について説明する。図13に示されるように、出射側レンズ面144は、第3凸面144a及び第4凸面144bによって構成されている。第3凸面144aは、発光部110側に位置するレンズ面である。また、第4凸面144bは、受光部120側に位置するレンズ面である。
このような出射側レンズ面144の構成によると、出射側レンズ面144を大きく形成することができるので、雨滴検出装置100の雨滴検出面積を大きくすることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された雨滴検出装置100の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、発光部110と受光部120との組み合わせは一対に限られない。発光部110が2個に対して受光部120が1個でも良い。
また、レンズ部140の入射側レンズ面143は、当該入射側レンズ面143で反射した光が入射側凹面141に干渉しないようになっていたが、必ず干渉しない形状にすべきではなく、レンズ部140の設計に応じて多少干渉する形状でも構わない。
第3実施形態では、入射側レンズ面143が2つの凸面143a、143bに分割されていたが、これは2つの凸面143a、143bに限定されるものではない。すなわち、第1凸面143a及び第2凸面143bで成立する構成であるから、第3の凸面や第4の凸面のように入射側レンズ面143が3以上の複数の凸面で構成されていても構わない。第4実施形態で示された出射側レンズ面144についても2つの凸面144a、144bに限定されず、出射側レンズ面144が3以上の複数の凸面で構成されていても構わない。
110 発光部
120 受光部
140 レンズ部
141 入射側凹面
142 入射側反射面
143 入射側レンズ面
145 第1光路
146 第2光路

Claims (6)

  1. 内面(220)及び外面(210)を有するウィンドシールド(200)の前記外面(210)に付着する雨滴を検出する雨滴検出装置であって、
    前記ウィンドシールド(200)の内面(220)側に配置されると共に、当該内面(220)側に向かって発光する発光部(110)と、
    前記ウィンドシールド(200)の内面(220)側に配置されると共に、前記ウィンドシールド(200)の外面(210)で反射した光を受光する受光部(120)と、
    前記発光部(110)から照射された光を前記ウィンドシールド(200)に導くと共に、前記ウィンドシールド(200)の外面(210)で反射した光を前記受光部(120)に導くレンズ部(140)と、
    を備え、
    前記レンズ部(140)は、
    前記発光部(110)から離れるように凹んだ形状であり、前記発光部(110)から照射された光のうち前記受光部(120)側とは反対側に照射された光を、当該光の直進性を維持しつつ当該レンズ部(140)の内部に導く入射側凹面(141)と、
    前記入射側凹面(141)を介して当該レンズ部(140)に導入された光を反射させると共に平行光になるようにコリメートし、当該コリメートした光を第1光路(145)を介して前記ウィンドシールド(200)の外面(210)に導く入射側反射面(142)と、
    前記発光部(110)から照射された光のうち前記受光部(120)側に照射された光を当該レンズ部(140)の内部に導くと共に平行光になるようにコリメートし、当該コリメートした光を第2光路(146)を介して前記ウィンドシールド(200)の外面(210)に導く入射側レンズ面(143)と、
    を有していることを特徴とする雨滴検出装置。
  2. 前記入射側凹面(141)は、前記入射側反射面(142)で反射した光と干渉しないように前記レンズ部(140)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の雨滴検出装置。
  3. 前記レンズ部(140)は、前記入射側反射面(142)を覆うように前記入射側反射面(142)に設けられていると共に、前記入射側反射面(142)を介して前記レンズ部(140)の外部に透過しようとする光を反射させる反射膜(147)を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の雨滴検出装置。
  4. 前記入射側レンズ面(143)は、前記発光部(110)側の第1凸面(143a)と、前記受光部(120)側の第2凸面(143b)と、によって構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の雨滴検出装置。
  5. 前記レンズ部(140)は、
    前記第1光路(145)及び前記第2光路(146)を介して前記ウィンドシールド(200)の外面(210)で反射した光を前記受光部(120)に導く出射側レンズ面(144)と、
    前記第2光路(146)を介して前記ウィンドシールド(200)の外面(210)で反射した光のうち前記出射側レンズ面(144)よりも前記受光部(120)側に進む光を前記受光部(120)側に反射させる出射側反射面(148)と、
    前記受光部(120)から離れるように凹んだ形状であり、前記出射側反射面(148)で反射した光を、当該光の直進性を維持しつつ当該受光部(120)に導く出射側凹面(149)と、
    を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の雨滴検出装置。
  6. 前記出射側レンズ面(144)は、前記発光部(110)側の第3凸面(144a)と、前記受光部(120)側の第4凸面(144b)と、によって構成されていることを特徴とする請求項5に記載の雨滴検出装置。
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