JP6110031B2 - 高効率ワイヤレスネットワークにおける通信効率の改善のためのシステムおよび方法 - Google Patents

高効率ワイヤレスネットワークにおける通信効率の改善のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

[0001]本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスネットワークにおける通信を選択的にブロックする(blocking)ためのシステム、方法、およびデバイスに関する。
[0002]多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る、地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークはそれぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)として指定されるであろう。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために採用される物理媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期光ネットワーキング:Synchronous Optical Networking)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
[0003]ワイヤレスネットワークは、ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的接続性の必要があるとき、またはネットワークアーキテクチャが固定トポロジーではなくアドホックトポロジーで形成されている場合にしばしば選好される。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用する非誘導伝搬モード(an unguided propagation mode)では、無形物理媒体(intangible physical media)を採用する。ワイヤレスネットワークは、有利には、固定ワイヤードネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを容易にする。
[0004]ワイヤレスネットワーク中のデバイスは、互いの間で情報を送信/受信し得る。デバイスは、異なるデータレートにおいて通信し得る。多くのデバイスが通信ネットワークを共有し、デバイスネットワークの通信レートの間に大きい差がある場合、輻輳および非効率的なリンク使用が生じ得る。したがって、高効率ワイヤレスネットワークにおける通信効率を改善するためのシステム、方法、および非一時的コンピュータ可読媒体が必要とされる。
[0005]本発明のシステム、方法、およびデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独で本発明の望ましい属性を担当するとは限らない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本発明の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴について手短に説明する。この説明を考察すれば、特に「詳細な説明」と題するセクションを読めば、本発明の特徴が、制御フレームのサイズを減少させることを含む利点をどのように提供するかが理解されよう。
[0006]本開示の一態様は、ワイヤレス通信の方法を提供する。本方法は、通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して第1のメッセージを送信することを備える。本方法は、通信媒体の予約をクリアする(clear)ための第2のメッセージが、複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、複数のワイヤレスデバイスの第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して第2のメッセージをその後、送信し、それによって複数のワイヤレスデバイスの第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアすることを備える。
[0007]本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のためのデバイスを提供する。本デバイスは、第1の送信特性を有する通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1のメッセージを生成するように構成されたプロセッサを備え、上記プロセッサは、第2の送信特性を有する通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、複数のワイヤレスデバイスの第1のサブセットによって復号可能でないように、第2のメッセージを生成するようにさらに構成される。本デバイスは、第1のメッセージを送信するように構成された送信機を備え、上記送信機が、第2のメッセージをその後送信し、それによって複数のワイヤレスデバイスの第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアするようにさらに構成される。
[0008]本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のためのデバイスを提供する。本デバイスは、第1の送信特性を有する通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1のメッセージを生成するための手段を備える。本デバイスは、第2の送信特性を有する通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、複数のワイヤレスデバイスの第1のサブセットによって復号可能でないように、第2のメッセージを生成するための手段を備える。本デバイスは、第1のメッセージを送信するための手段を備える。本デバイスは、第2のメッセージをその後、送信し、それによって複数のワイヤレスデバイスの第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアするための手段を備える。
[0009]本開示の別の態様は、実行されたとき、通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して第1のメッセージを送信することを装置に行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。上記コードは、実行されたとき、通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、複数のワイヤレスデバイスの第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して第2のメッセージをその後、送信し、それによって複数のワイヤレスデバイスの第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアすることを装置にさらに行わせる。
[0010]本開示の態様が採用され得るワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0011]図1のワイヤレス通信システム内で採用され得るワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々な構成要素を示す図。 [0012]送信可(CTS:clear to send)−to−Selfフレームの一例を示す図。 [0013]コンテンションフリー(CF:contention free)−endフレームの一例を示す図。 [0014]ワイヤレス通信システム100内で利用され得る、CTS−to−SelfフレームとCF−endフレームとを含むタイミング図。 [0015]ワイヤレス通信システム100内で利用され得る、CTS−to−Selfフレームと、一連のCF−endフレーム(a sequence of CF-end frames)とを含む別のタイミング図。 [0016]ワイヤレス通信の例示的な方法のフローチャート。
詳細な説明
[0017]添付の図面を参照しながら、新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示の教示は、多くの異なる形態で実施され得るものであり、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈すべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の他の態様と組み合わされるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載の本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示するどの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0018]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのいくつかが例として、図および好適な態様についての以下の説明において示される。詳細な説明および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
[0019]ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、WiFi(登録商標)、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意のメンバーなど、任意の通信規格に適用され得る。たとえば、本明細書で説明する様々な態様は、IEEE 802.11ah、801.11ac、802.11n、802.11g、および/または802.11bプロトコルの一部として使用され得る。
[0020]いくつかの態様では、サブギガヘルツ帯域中のワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)、直接シーケンススペクトル拡散(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、OFDMとDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11ahプロトコルに従って送信され得る。802.11ahプロトコルの実装形態は、センサー、メータリング、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利には、802.11ahプロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコル、たとえば802.11bおよび/または802.11gなどを実装するデバイスよりも少ない電力を消費し得、および/または比較的長い距離、たとえば約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る。
[0021]本明細書で説明するデバイスのうちのいくつかは、さらに、多入力多出力(MIMO)技術を実装し得る。これは802.11ah規格の一部としても実装され得る。MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたはストリームとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、ただし、Ns≦min{Nr,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は、1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善された性能(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
[0022]いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(「AP」)と(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントとがあり得る。概して、APはWLANのためのハブまたは基地局として働き、STAはWLANのユーザとして働く。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話などであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を取得するためにWiFi(たとえば、802.11ahなどのIEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
[0023]アクセスポイント(「AP」)はまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[0024]また、局「STA」は、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラーフォン、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)フォン、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽またはビデオデバイス、あるいは衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0025]上記で説明したように、本明細書で説明するデバイスのいくつかは、たとえば、802.11ah規格を実装し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されるのか、APとして使用されるのか、他のデバイスとして使用されるのかにかかわらず、スマートメータリングのためにまたはスマートグリッドネットワークにおいて使用され得る。そのようなデバイスは、センサー適用例を提供するか、またはホームオートメーションにおいて使用され得る。デバイスは、代わりにまたは追加として、たとえばパーソナルヘルスケアのためにヘルスケアコンテキストにおいて使用され得る。それらはまた、(たとえばホットスポットで使用するための)拡張範囲インターネット接続性(extended-range Internet connectivity)を可能にするために、またはマシンツーマシン通信(machine-to-machine communications)を実装するために、監視のために使用され得る。
[0026]図1に、本開示の態様が採用され得るワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば、802.11ah、802.11ac、802.11n、802.11gおよび802.11b規格のうちの少なくとも1つに従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信するAP104を含み得る。
[0027]様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTA106との間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれることがある。代替的に、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100はCDMAシステムと呼ばれることがある。
[0028]AP104から複数のSTA106のうちの1つまたは複数への送信を容易にする通信リンクはダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、複数のSTA106のうちの1つまたは複数からAP104への送信を容易にする通信リンクはアップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。
[0029]AP104は、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを与え得る。AP104は、AP104に関連し通信のためにAP104を使用するSTA106とともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有しないことがあり、むしろ、複数のSTA106間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、複数のSTA106のうちの1つまたは複数によって代替的に実施され得る。
[0030]図2に、ワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス202において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104を備えるかまたは複数のSTA106のうちの1つを備え得る。
[0031]ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に与える。メモリ206の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ204は、一般に、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ206中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するために実行可能であり得る。
[0032]プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサで実装された処理システムを備えるか、またはそれの構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは情報の計算または他の操作を実行することができる任意の他の好適なエンティティ、の任意の組合せで実装され得る。
[0033]処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体をも含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明する様々な機能を処理システムに実行させる。
[0034]ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔ロケーションとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機210と受信機212とを含み得るハウジング208を含み得る。送信機210と受信機212とは組み合わせられてトランシーバ214になり得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202はまた、たとえば、MIMO通信中に利用され得る、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含み得る。
[0035]ワイヤレスデバイス202は、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る、信号検出器218をも含み得る。信号検出器218は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含み得る。DSP220は、送信のためのデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットは物理レイヤデータユニット(PPDU:physical layer data unit)を備え得る。いくつかの態様では、PPDUはパケットと呼ばれる。
[0036]ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様では、ユーザインターフェース222をさらに備え得る。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を搬送し、および/またはそのユーザから入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
[0037]ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素は、バスシステム226によって互いに結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバス、ならびに、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されるか、または互いに入力を受け付け、または与え得ることを当業者は諒解されよう。
[0038]図2には、いくつかの別個の構成要素が示されているが、構成要素のうちの1つまたは複数が組み合わされ得るかまたは共通に実装され得ることを当業者は認識されよう。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上記で説明した機能を実装するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上記で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示す構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[0039]上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106を備え得、通信を送信および/または受信するために使用され得る。ワイヤレスネットワークにおける複数のデバイスの間で交換される通信は、パケットまたはフレームを備え得るデータユニットを含み得る。いくつかの態様では、データユニットは、データフレーム、制御フレーム、および/または管理フレームを含み得る。データフレームは、APおよび/またはSTAから他のAPおよび/またはSTAにデータを送信するために使用され得る。制御フレームは、(たとえば、データの肯定応答受信、APのポーリング、エリアクリアリング動作(area-clearing operations)、チャネル捕捉(channel acquisition)、キャリア検知保守機能など)様々な動作を実行するために、およびデータを確実に配信するために、データフレームとともに使用され得る。(たとえば、ワイヤレスネットワークに加わり、そのネットワークから離れるなどのための)様々な監視機能のために、管理フレームが使用され得る。
[0040]図3に、CTS−to−Selfフレームの一例を示す。CTS−to−Selfフレーム300は、通信のためのチャネルまたは媒体を予約するためにデバイスによって送信され得る。CTS−to−Selfフレーム300は、4つの異なるフィールド、すなわち、フレーム制御(FC)フィールド302と、持続時間フィールド304と、(受信機アドレス(a1)とも呼ばれる)受信機アドレス(RA)フィールド306と、フレーム検査シーケンス(FCS)フィールド308とを含む。図3はさらに、それぞれ、フィールド302、304、306および308の各々のオクテットでのサイズを2、2、6および4と示す。フィールドサイズのすべての値を合計すると、14オクテットである、CTS−to−Selfフレーム300の全体的サイズが得られる。RAフィールド306は、48ビット(6オクテット)値である、デバイスのフルMACアドレスを含む。CTS−to−Selfフレームの場合、RAフィールド306におけるMACアドレスは、CTS−to−Selfフレームを送信するデバイスに対応するであろう。CTS−to−Selfフレーム300は、それを送信した同じデバイスにアドレッシングされるので、CTS−to−Selfフレーム300を復号することが可能であり通信チャネル上でリッスンするすべての他のデバイスは、持続時間フィールド304において示される持続時間の間、サイレントにされる。
[0041]図4に、コンテンションフリー終了(CF−end)フレーム400を示す。CF−endフレーム400は、コンテンションフリー期間の終了をシグナリングするデバイスによって送信され得る。したがって、CF−endフレーム400は、ネットワーク割振りベクトル(NAV:a network allocation vector)、たとえば、図3のCTP−to−Selfフレーム300に応答して行われた予約を取り消すために使用され得る。CF−endフレーム400を受信した受信機は、次いで、NAVが取り消されるべきであると決定し得る。CF−endフレーム400は、5つの異なるフィールド、すなわち、フレーム制御(FC)フィールド402と、持続時間フィールド404と、(受信機アドレス(a1)とも呼ばれる)受信機アドレス(RA)フィールド406と、(送信機アドレス(a2)とも呼ばれる)送信機アドレス(TA)フィールド408と、フレーム検査シーケンス(FCS)フィールド410とを含む。図4はさらに、それぞれ、フィールド402、404、406、408および410の各々のオクテットでのサイズを2、2、6、6および4と示す。フィールドサイズのすべての値を合計すると、20オクテットである、CF−endフレーム400の全体的サイズが得られる。持続時間フィールド404は、送信機会(TXOP)の完了を示すために、生成STA(generating STA)によって0に設定され得る(すなわち、受信STA(receiving STAs)のNAVを0に設定する)。RAフィールド406およびTAフィールド408の各々は、48ビット(6オクテット)値である、デバイスのフルMACアドレスを備える。したがって、たとえば、CTS−to−Selfフレーム300の持続時間304の間、前にサイレントにされた、通信チャネル上でリッスンする、CF−endフレーム400を復号することができるすべてのデバイスは、再び通信チャネル上で通信することが可能になる。
[0042]図5に、ワイヤレス通信システム100内で利用され得る、CTS−to−SelfフレームとCF−endフレームとを含むタイミング図を示す。図5は、1つまたは複数のワイヤレスデバイスを、1つまたは複数の他のワイヤレスデバイスが通信することを可能にされる間、サイレントにするために利用され得る例示的なシーケンスを示す。タイミング図500は、ビーコン502、CTS−to−Selfフレーム504およびCF−endフレーム506を示す。図5では、図1のAP104は、たとえば、CTS−to−Selfフレーム504をそれ自体に送信し得る。CTS−to−Selfフレーム504は任意の時間に送信され得るが、ビーコン502の近くでCTS−to−Selfフレーム504を送信することは、CTS−to−Selfフレーム504が送信されるとき、STA、たとえば、STA106a〜106dが目覚めて(awake)いることを保証する。CTS−to−Selfフレーム504は、受信STAがCF−endフレームを受信し、復号しない限り、受信STAがその間にサイレントである区間520を開始し(initiate interval 520)得る。
[0043]AP104は、少なくともサイレントにされるべきワイヤレスデバイスがCTS−to−Selfフレーム504を復号することができるように、送信特性を使用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。たとえば、図1に関して、STA106dが干渉なしにAP104と通信し得るように、STA106a、106b、および106cをサイレントにすることが望ましいことがある。したがって、送信特性は、少なくともSTA106a、106bおよび106cがCTS−to−Selfフレーム504を復号し得るようなものであり得る。STA106a〜106cがCTS−to−Self504フレームを検出したとき、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504内の持続時間フィールドによって識別された区間520の間サイレントにされる。CTS−to−Selfフレーム504の持続時間フィールドは、総通信時間の所定の割合が、STA106dが通信するために予約されるように設定され得る。STA106dはまた、CTS−to−Selfフレーム504を復号することが可能であり得る。
[0044]AP104は、通信のためにクリアされるべき少なくとも1つのワイヤレスデバイスがCF−endフレーム506を復号することができ、サイレントにされるべき少なくとも1つのワイヤレスデバイスがCF−endフレーム506を復号することができないように、別の送信特性を使用してCF−endフレーム506をその後、送信し得る。CF−endフレーム506は区間520の持続時間内に送信され得る。たとえば、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能であり得る。CF−endフレーム506を復号することは、STA106dのために、CTS−to−Selfフレーム504によって呼び出されて(invoked)いることがある任意のサイレンスコマンドをクリアする。このようにして、AP104は、STA106dのために少なくとも1つの通信チャネルをクリアし得る。さらに、AP104は、周期的間隔に従って、CTS−to−Selfフレーム504を送信することと、CF−endフレーム506をその後送信することとを繰り返し得る。
[0045]一実装形態では、送信特性は物理レイヤ(PHY)モードであり得る。この実装形態では、STA106a〜106cは、IEEE802.11b規格に従うモードで動作するPHYを含み得る。したがって、STA106a〜106cは、802.11acに関連するPHYモードを利用して送信されたメッセージを復号することができる。対照的に、STA106dは、IEEE802.11ac規格に従って動作するPHYを有し得、したがって、802.11acに関連するPHYモードを利用して送信されたメッセージを復号することが可能であり得る。この実装形態では、AP104は、たとえば、802.11b規格に関連するPHYモードを利用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504を復号することができ、区間520の間サイレントになる。AP104は、802.11ac規格に関連するPHYモードを利用してCF−endフレーム506をその後、送信し得る。STA106a〜106cは、802.11b規格に関連するPHYモードを利用して動作するので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム506を復号することが可能でなく、区間530の間サイレントのままである。しかしながら、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能になり、区間530の間STA106a〜106cからの干渉なしにAP104と通信することを可能にされる。このようにして、特定のPHYモードで動作するデバイスは、区間530の間、別のPHYモードで動作するデバイスのほうを優先してブロックされ得る。
[0046]別の実装形態では、送信特性は変調コーディング方式(MCS:a modulation coding scheme)であり得る。この実装形態では、STA106a〜106cは、たとえば、コンプリメンタリコードキーイング(CCK:complementary code keying)を利用し得、したがって、CCK方式に従って送信されたメッセージを復号することが可能であり得る。対照的に、STA106dは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用し得、したがって、OFDM方式に従って送信されたメッセージを復号することが可能であり得る。この実装形態では、AP104は、CCKを利用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504を復号することが可能であり得、区間520の間サイレントになる。AP104は、OFDMを利用してCF−endフレーム506をその後、送信し得る。STA106a〜106cはCCK方式を利用して動作するので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム506を復号することが可能でなく、区間530の間サイレントのままである。しかしながら、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能になり、区間530の間STA106a〜106cからの干渉なしに通信することを可能にされる。このようにして、特定のMCSの下で動作するデバイスは、区間530の間、別のMCSの下で動作するデバイスのほうを優先してブロックされ得る。
[0047]また別の実装形態では、送信特性は帯域幅であり得る。この実装形態では、STA106a〜106cは、20MHzの帯域幅を利用して通信し得、したがって、20MHz帯域幅を利用して送信されたメッセージを復号することが可能であり得る。対照的に、STA106dは、たとえば、20MHz、40MHz、80MHzおよび160MHzのいずれかの帯域幅を利用して通信し得、したがって、20MHz、40MHz、80MHzおよび160MHzのいずれかの帯域幅を利用するメッセージを復号することが可能であり得る。この実装形態では、AP104は、20MHzの帯域幅を利用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504を復号することが可能であり得、区間520の間サイレントになる。AP104は、80MHzの帯域幅を利用してCF−endフレーム506をその後、送信し得る。STA106a〜106cは20MHzの帯域幅を利用して動作するので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム506を復号することが可能でなく、区間530の間サイレントのままである。しかしながら、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能になり、区間530の間STA106a〜106cからの干渉なしに通信することを可能にされる。このようにして、特定の帯域幅を利用するデバイスは、区間530中に、別の帯域幅を利用するデバイスのほうを優先してブロックされ得る。
[0048]また別の実装形態では、送信特性は送信周波数であり得る。この実装形態では、STA106a〜106cは、2.4GHzの周波数において通信し得、したがって、2.4GHzにおいて送信されたメッセージを復号することが可能であり得る。対照的に、STA106dは、たとえば、5GHzの周波数において、通信し、メッセージを復号し得る。この例では、AP104は、2.4GHzの周波数においてCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504を復号することが可能であり得、区間520の間サイレントになる。AP104は、5GHzの周波数においてCF−endフレーム506をその後、送信し得る。STA106a〜106cは2.4GHzの周波数において動作するので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム506を復号することが可能でなく、区間530の間サイレントのままである。しかしながら、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能になり、区間530の間STA106a〜106cからの干渉なしに通信することを可能にされる。このようにして、特定の周波数において動作するデバイスは、区間530の間、別の周波数において動作するデバイスのほうを優先してブロックされ得る。
[0049]また別の実装形態では、送信特性はMIMOストリームの数であり得る。この実装形態では、STA106a〜106cは、単一のデータストリームのみを利用して、通信し、メッセージを復号し得る。対照的に、STA106dは、たとえば、1つと8つとの間の任意の数のデータストリームを利用して通信し得、したがって、STA106dは、1つと8つとの間の任意の数のデータストリームを利用して送信されたメッセージを復号することが可能であり得る。この例では、AP104は、単一のデータストリームを利用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504を復号することが可能であり得、区間520の間サイレントになる。AP104は、たとえば4つのMIMOデータストリームを利用してCF−endフレーム506をその後、送信し得る。STA106a〜106cは単一のデータストリームを利用するので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム506を復号することが可能でなく、区間530の間サイレントのままである。しかしながら、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能になり、区間530の間STA106a〜106cからの干渉なしに通信することを可能にされる。このようにして、特定のMIMO構成において、またはMIMOなしに動作することのみが可能なデバイスは、区間530の間、別のMIMO構成において動作することが可能なデバイスのほうを優先してブロックされ得る。
[0050]また別の実装形態では、送信特性はストリームごとのデータレートであり得る。この実装形態では、STA106a〜106cは、1、2、5.5または11Mb/sのデータレートを利用して、通信し、メッセージを復号し得る。対照的に、STA106dは、たとえば、最高800Mb/s超において、通信し、メッセージを復号し得る。この実装形態では、AP104は、11Mb/sのデータレートにおいてCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム504を復号することが可能であり得、区間520の間サイレントになる。AP104は、たとえば54Mb/sのデータレートにおいてCF−endフレーム506をその後、送信し得る。STA106a〜106cは最高わずか11Mb/sにおいて通信し得るので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム506を復号することが可能でなく、区間530の間サイレントのままである。54Mb/sで送信されたCF−endフレーム506は、代わりに、STA106a〜106cにとって雑音として現れ得る。しかしながら、STA106dは、CF−endフレーム506を復号することが可能になり、区間530の間STA106a〜106cからの干渉なしに通信することを可能にされる。このようにして、低い通信レートを有するデバイスは、区間530の間、より高い通信レートを有するデバイスのほうを優先してブロックされ得る。
[0051]上記で説明した例示的な実装形態に加えて、本出願は、限定はしないが、上記の例示的な実装形態の任意の組合せを企図する。たとえば、AP104は、少なくともサイレントにされるべきSTAに適合する(compatible with)MCSを利用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し、次いで、通信のためにクリアされるべき1つまたは複数のSTAに適合し、サイレントにされるべきSTAに適合しないいくつかのMIMOチャネルを利用してCF−endフレーム506を送信し得る。
[0052]本発明概念は、サイレントにされるべきデバイスの単一のグループ、および通信のためにクリアされるべきデバイスの単一のグループに限定される必要はない。別の実装形態では、連続的に異なる送信特性とのSTA適合性(STA compatibility)に基づいて通信チャネルへの連続アクセスを可能にするために、連続的に異なる送信特性を有する一連のCF−endフレームが送信され得る。このようにして、どのデバイスがどの区間の間にブロックされるかのよりきめ細かい制御(finer grained control)が影響を及ぼされ得る。
[0053]図6に、ワイヤレス通信システム100内で利用され得る、CTS−to−Selfフレームと、一連のCF−endフレームとを含む別のタイミング図を示す。図6は、1つまたは複数のワイヤレスデバイスを、複数の他のワイヤレスデバイスが1つまたは複数の送信特性とのそれらの適合性に基づいて連続区間の間に(during successive intervals)通信することを可能にされる間、サイレントにするために利用され得る例示的なシーケンスを示す。タイミング図600は、ビーコン602、CTS−to−Selfフレーム604、CF−endフレーム606a、CF−endフレーム606b、およびCF−endフレーム606cを示す。3つのCF−endフレームが示されているが、本出願はそのように限定されず、任意の数のCF−endフレームを含み得る。図6では、AP、たとえば、図1のAP104は、CTS−to−Selfフレーム604をそれ自体に送信し得る。CTS−to−Selfフレーム604は任意の時間に送信され得るが、ビーコン602の近くでCTS−to−Selfフレーム604を送信することは、CTS−to−Selfフレーム604が送信されるとき、STA、たとえば、STA106a〜106dが目覚めていることを保証する。CTS−to−Selfフレーム604は、受信STAがその間にサイレントである区間620を開始し得る。
[0054]AP104は、少なくともサイレントにされるべきワイヤレスデバイスがCTS−to−Selfフレーム604を復号し得るように、送信特性を使用してCTS−to−Selfフレーム604を送信し得る。たとえば、図1に関して、STA106dが干渉なしにAP104と通信し得るように、少なくともある区間の間STA106a、106b、および106cをサイレントにすることが望ましいことがある。AP2104は、STA106a、106bおよび106cが復号することができる送信特性を使用してCTS−to−Selfフレーム604を送信し得る。したがって、STA106a〜106cは、CTS−to−Selfフレーム604内の持続時間フィールドによって識別された区間620の間サイレントになる。STA106dはまた、CTS−to−Selfフレーム604を復号することが可能であり得る。
[0055]一実装形態では、図1のSTA106aのみが、単一のデータストリームを利用して通信することが可能であり得る。STA106bは、単一のデータストリームまたは2つのMIMOデータストリームのいずれかを利用して通信することが可能であり得る。STA106cは、1つと3つとの間の任意の数のデータストリームを利用して通信することが可能であり得る。STA106dは、1つから4つまでの任意の数のデータストリームを利用して通信することが可能であり得る。したがって、この実装形態では、AP104は、STA106a〜106dの各々が、CTS−to−Selfフレーム604を復号し、サイレントであり得るように、単一のデータストリームを利用してCTS−to−Selfフレーム604を送信し得る。
[0056]AP104は、4つのMIMOデータストリームを利用してCF−endフレーム606aをその後、送信し得る。したがって、STA106dは、CF−endフレーム606aを復号することが可能になり、少なくとも区間630の間排他的に(in exclusivity)通信チャネル上で通信するためにクリアされる。STA106a〜106cは、4つのMIMOデータストリームを利用して送信されたメッセージを復号することができないので、STA106a〜106cは、CF−endフレーム606aを復号することができず、サイレントのままである。
[0057]AP104は、3つのMIMOデータストリームを利用してCF−endフレーム606bをその後、送信し得る。したがって、STA106cとSTA106dの両方は、CF−endフレーム606bを復号することが可能になる。STA106dは、CF−endフレーム606aによって通信のためにすでにクリアされている。次に、STA106cは、少なくとも区間640の間、STA106dとともに、通信チャネル上で通信するためにクリアされる。STA106a〜106bは、3つのMIMOデータストリームを利用して送信されたメッセージを復号することができないので、STA106a〜106bは、CF−endフレーム606bを復号することができず、サイレントのままである。
[0058]AP104は、2つのMIMOデータストリームを利用してCF−endフレーム606cをその後、送信し得る。したがって、STA106b〜106dの各々は、CF−endフレーム606cを復号することが可能になる。STA106cおよび106dは、それぞれ、CF−endフレーム606bおよび606aによって通信のためにすでにクリアされている。次に、STA106bは、少なくとも区間650の間、STA106cおよび106dとともに、通信チャネル上で通信するためにクリアされ、STA106aはサイレントのままである。
[0059]上記実装形態は送信特性としてMIMOデータチャネルの数を利用したが、本出願はそのように限定されない。他の実装形態は、図5に関して前に説明したものと同様の、PHYモード、MCS、帯域幅、送信周波数、データレート、またはそれらの送信特性の任意の組合せを含む、しかしそれらに限定はしない、送信特性を利用し得る。さらに、AP104は、周期的間隔に従って、CTS−to−Selfフレーム604を送信することと、一連のCF−endフレーム606a〜606cをその後送信することとを繰り返し得る。図5および図6に関して上記で説明した例はCTS−to−SelfフレームおよびCF−endフレームを利用するが、これらのフレームタイプは例示的なものにすぎず、本出願はそのように限定されない。たとえば、通信のために1つまたは複数のチャネルまたは媒体を予約するように働く(serve)任意のフレームまたはメッセージが、CTS−to−Selfフレームの代わりに利用され得る。同様に、1つまたは複数のチャネルまたは媒体のそのような予約をクリアするように働く任意のフレームまたはメッセージが、CF−endフレームの代わりに利用され得る。
[0060]図7に、ワイヤレス通信の例示的な方法の態様のフローチャートを示す。方法700は、上記で説明したフレームのいずれかを生成し、送信するために使用され得る。フローチャート700の方法について、図5および図6に関して前に説明したタイミング図500および600を参照しながら本明細書で説明する。フレームは、AP104によって、図1に示されたSTA106a〜106dのうちの1つまたは複数に送信され得る。さらに、上記で説明したように、図2に示されたワイヤレスデバイス202は、AP104のより詳細な図を表し得る。したがって、一実装形態では、フローチャート700における複数のステップのうちの1つまたは複数が、図2のプロセッサ204および送信機210など、プロセッサおよび/または送信機によって実行され得るか、またはそれらと連動して実行され得るが、本明細書で説明する複数のステップのうちの1つまたは複数を実装するために他の構成要素が使用され得ることを当業者は諒解されよう。ブロックは、ある順序で起こるものとして説明されることがあるが、ブロックは並べ替えられ得、ブロックは省略され得、および/または追加のブロックが追加され得る。
[0061]まず、ブロック702において、AP104は、通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して第1のメッセージを送信し得る。たとえば、AP104は、少なくともSTA106a、106bおよび106cがCTS−to−Selfフレーム504を復号し得るように、送信特性を使用してCTS−to−Selfフレーム504を送信し得る。そのような例では、少なくともSTA106a〜106cが区間520の間サイレントにされる。
[0062]次いで、ブロック704において、AP104は、通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、複数のワイヤレスデバイスの第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して第2のメッセージをその後、送信する。これは、複数のワイヤレスデバイスの第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアする。たとえば、AP104は、STA106dがCF−endフレーム506を復号し得るように、送信特性を使用してCF−endフレーム506を送信し得る。これは、CTS−to−Selfフレーム504によって呼び出されていることがあるSTA106d内のサイレンスコマンドをクリアする。
[0063]通信媒体の予約をクリアするための2つ以上のメッセージ(たとえば、CF−endフレーム)が送信される場合、方法700はブロック706を続け得る。ブロック706において、AP104は、通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、各々は、複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、複数のワイヤレスデバイスの第1のサブセットによって復号可能でない異なる送信特性を利用する。たとえば、連続的に異なる送信特性とのSTA適合性に基づいて通信チャネルへの連続アクセスを可能にするために、連続的に異なる送信特性を有する一連のCF−endフレームが送信され得る。図6に関して前に説明したように、AP104は、STA106cが復号することができる送信特性を利用してCF−endフレーム606bを送信し得る。次に、STA106cは、少なくとも区間640の間、STA106dとともに、通信チャネル上で通信するためにクリアされ、STA106a〜106bはサイレントのままである。AP104は、STA106bが復号することができるさらに異なる送信特性を利用して、CF−endフレーム606cをその後、送信し得る。次に、STA106bは、少なくとも区間650の間、STA106cおよび106dとともに、通信チャネル上で通信するためにクリアされ、STA106aはサイレントのままである。
[0064]上記実装形態は、レガシー802.11ワイヤレスSTAに適合し、何らかのPHYまたはMAC変更を必要としない。その上、本明細書で開示した1つまたは複数の方法を制定する(instituting)ワイヤレスデバイスは、送信されたフレームの送信特性が、特定のSTAが特定の区間の間に通信することをブロックされるかどうかを決定するので、周囲のSTAの数または能力のアウェアネス(an awareness)を必要としない。
[0065]本明細書で使用する「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造で探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。さらに、本明細書で使用する「チャネル幅」は、いくつかの態様では帯域幅を包含することがあるか、または帯域幅と呼ばれることもある。
[0066]本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーするものとする。
[0067]上記で説明した方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/または(1つまたは複数の)ソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つまたは複数の)モジュールなど、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。概して、図に示したどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。
[0068]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0069]1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含むコンピュータ通信媒体と、コンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
[0070]本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0071]説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。
[0072]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示した動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
[0073]ソフトウェアまたは命令はまた、伝送媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
[0074]さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。さらに、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[0075]特許請求の範囲は、上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
[0076]上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、それの基本的範囲から逸脱することなく考案され得、それの範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して前記第1のメッセージを送信することと、
前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して前記第2のメッセージをその後、送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアすることと
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C2] 前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性をそれぞれが利用し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアすることをさらに備え、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、C1に記載の方法。
[C3] 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記第2のメッセージが前記持続時間内に送信される、C1に記載の方法。
[C4] 前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、持続時間を設定することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C5] 周期的間隔に従って、前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとを繰り返すことをさらに備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つである、C1に記載の方法。
[C8] 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C1に記載の方法。
[C10] 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C2に記載の方法。
[C11] 前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、C1に記載の方法。
[C12] 第1の送信特性を有する通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、前記第1のメッセージを生成するように構成されたプロセッサと、前記プロセッサは、第2の送信特性を有する前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、前記第2のメッセージを生成するようにさらに構成される、
前記第1のメッセージを送信するように構成された送信機と、前記送信機が、前記第2のメッセージをその後送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアするようにさらに構成される、
を備える、ワイヤレス通信のためのデバイス。
[C13] 前記プロセッサは、前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを生成し、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性を利用する、ようにさらに構成され、
前記送信機が、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアするようにさらに構成され、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、
C12に記載のデバイス。
[C14] 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記送信機が、前記持続時間内に前記第2のメッセージを送信するようにさらに構成された、C12に記載のデバイス。
[C15] 前記プロセッサは、前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、前記持続時間を設定するようにさらに構成された、C14に記載のデバイス。
[C16] 前記送信機が、周期的間隔に従って、前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとを繰り返すようにさらに構成された、C12に記載のデバイス。
[C17] 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C12に記載のデバイス。
[C18] 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C12に記載のデバイス。
[C19] 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、C12に記載のデバイス。
[C20] 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C12に記載のデバイス。
[C21] 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C13に記載のデバイス。
[C22] 前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、C12に記載のデバイス。
[C23] 第1の送信特性を有する通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、前記第1のメッセージを生成するための手段と、
第2の送信特性を有する前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、前記第2のメッセージを生成するための手段と、
前記第1のメッセージを送信するための手段と、
前記第2のメッセージをその後、送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアするための手段と
を備える、ワイヤレス通信のためのデバイス。
[C24] 前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを生成するための手段と、前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性を利用する、
前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアするための手段と、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、
を備える、C23に記載のデバイス。
[C25] 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記第2のメッセージが前記持続時間内に送信される、C23に記載のデバイス。
[C26] 前記第1のメッセージを生成するための前記手段は、前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、前記持続時間を設定する、C25に記載のデバイス。
[C27] 前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとが周期的間隔に従って繰り返される、C23に記載のデバイス。
[C28] 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C23に記載のデバイス。
[C29] 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C23に記載のデバイス。
[C30] 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、C23に記載のデバイス。
[C31] 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C23に記載のデバイス。
[C32] 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C24に記載のデバイス。
[C33] 前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、C23に記載のデバイス。
[C34] 実行されたとき、
通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して前記第1のメッセージを送信することと、
前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して前記第2のメッセージをその後、送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアすることと
を装置に行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C35] 実行されたとき、前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性を利用し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアすることを前記装置に行わせるコードをさらに備え、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C36] 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記第2のメッセージが前記持続時間の間に送信される、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C37] 実行されたとき、前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、持続時間を設定することを前記装置に行わせるコードをさらに備える、C35に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C38] 実行されたとき、周期的間隔に従って、前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとを繰り返すことを前記装置に行わせるコードをさらに備える、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C39] 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C40] 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C41] 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C42] 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C34に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C43] 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、C35に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C44] 前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、C34に記載の方法。

Claims (40)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、前記方法はプロセッサが実行し、
    通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して前記第1のメッセージを送信することと、
    前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して前記第2のメッセージをその後、送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアすることと、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  2. 前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性をそれぞれが利用し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアすることをさらに備え、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記第2のメッセージが前記持続時間内に送信される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、持続時間を設定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 周期的間隔に従って、前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとを繰り返すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項2に記載の方法。
  11. 第1の送信特性を有する通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、前記第1のメッセージを生成するように構成されたプロセッサと、前記プロセッサは、第2の送信特性を有する前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、前記第2のメッセージを生成するようにさらに構成される、
    前記第1のメッセージを送信するように構成された送信機と、前記送信機が、前記第2のメッセージをその後送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアするようにさらに構成され、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、
    を備える、ワイヤレス通信のためのデバイス。
  12. 前記プロセッサは、前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを生成し、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性を利用する、ようにさらに構成され、
    前記送信機が、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアするようにさらに構成され、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、
    請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記送信機が、前記持続時間内に前記第2のメッセージを送信するようにさらに構成された、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記プロセッサは、前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、前記持続時間を設定するようにさらに構成された、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記送信機が、周期的間隔に従って、前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとを繰り返すようにさらに構成された、請求項11に記載のデバイス。
  16. 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載のデバイス。
  17. 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項11に記載のデバイス。
  18. 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、請求項11に記載のデバイス。
  19. 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項11に記載のデバイス。
  20. 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項12に記載のデバイス。
  21. 第1の送信特性を有する通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、前記第1のメッセージを生成するための手段と、
    第2の送信特性を有する前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、前記第2のメッセージを生成するための手段と、
    前記第1のメッセージを送信するための手段と、
    前記第2のメッセージをその後、送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアするための手段と、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、
    を備える、ワイヤレス通信のためのデバイス。
  22. 前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを生成するための手段と、前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性を利用する、
    前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアするための手段と、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、
    を備える、請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記第2のメッセージが前記持続時間内に送
    信される、請求項21に記載のデバイス。
  24. 前記第1のメッセージを生成するための前記手段は、前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、前記持続時間を設定する、請求項23に記載のデバイス。
  25. 前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとが周期的間隔に従って繰り返される、請求項21に記載のデバイス。
  26. 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載のデバイス。
  27. 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載のデバイス。
  28. 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、請求項21に記載のデバイス。
  29. 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項21に記載のデバイス。
  30. 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコン
    テンションフリー終了メッセージを備える、請求項22に記載のデバイス。
  31. 実行されたとき、
    通信媒体を予約するための第1のメッセージが複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第1のサブセットによって復号可能であるように、第1の送信特性を利用して前記第1のメッセージを送信することと、
    前記通信媒体の予約をクリアするための第2のメッセージが、前記複数のワイヤレスデバイスの少なくとも第2のサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、第2の送信特性を利用して前記第2のメッセージをその後、送信し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスをクリアすることと、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットが、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットから相互排他的でない、
    を装置に行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
  32. 実行されたとき、前記通信媒体の予約をクリアするための少なくとも1つの追加のメッセージを送信し、前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージの各々が、前記複数のワイヤレスデバイスの異なるサブセットによって復号可能であり、前記複数のワイヤレスデバイスの前記第1のサブセットによって復号可能でないように、各々は異なる送信特性を利用し、それによって前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々のために前記少なくとも1つの通信チャネルへのアクセスを連続的にクリアすることを前記装置に行わせるコードをさらに備え、ここにおいて、前記複数のワイヤレスデバイスの前記異なるサブセットの各々が、前記第1のメッセージを復号することが可能である、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  33. 前記第1のメッセージが持続時間を有し、前記第2のメッセージが前記持続時間の間に送信される、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  34. 実行されたとき、前記少なくとも1つの通信チャネル上での総通信時間の所定の割合が前記複数のワイヤレスデバイスの前記第2のサブセットのために予約されるように、持続時間を設定することを前記装置に行わせるコードをさらに備える、請求項32に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  35. 実行されたとき、周期的間隔に従って、前記第1のメッセージを前記送信することと、前記第2のメッセージを前記その後送信することとを繰り返すことを前記装置に行わせるコードをさらに備える、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  36. 前記第1の送信特性が、第1の送信周波数と、第1の物理レイヤモードと、第1の変調コーディング方式と、同時データストリームの第1の数と、第1のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  37. 前記第2の送信特性が、第2の物理レイヤモードと、第2の変調コーディング方式と、同時データストリームの第2の数と、第2のデータレートとのうちの少なくとも1つを備える、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  38. 前記第1のメッセージが送信可メッセージを備える、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  39. 前記第2のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項31に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  40. 前記通信媒体の予約をクリアするための前記少なくとも1つの追加のメッセージがコンテンションフリー終了メッセージを備える、請求項32に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
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