JP6110024B2 - 無線通信を提供するための方式 - Google Patents

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    • H04W84/12—WLAN [Wireless Local Area Networks]

Description

一般的に、データ送信にはＷｉ−Ｆｉネットワークなどの無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）を使用することが好ましく、その理由は、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）は通常、モバイルネットワークよりも低費用でありながら高いスループットで利用可能なことである。最近、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）を使用できる携帯デバイスの増加につれて、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）の品質および有用性を改善するための取り組みが注目されている。
一例では、クラウドシステムの制御下で行われる方法は、エンドデバイスから、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信することと、第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを判断することと、チャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークをエンドデバイスに提供するようにアクセスポイントに命令することとを含んでもよい。
別の例では、クラウドシステムは、エンドデバイスに接続するように構成された通信ユニットと、エンドデバイスから、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信するように構成された受信ユニットと、第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを判断するように構成された判断ユニットと、チャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークをエンドデバイスに提供するようにアクセスポイントに命令するように構成されたアクセスポイント制御ユニットとを備えてもよい。
さらに別の例では、エンドデバイスの制御下で行われる方法は、クラウドシステムに接続することと、クラウドシステムに、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を送信することと、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを判断することと、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことをクラウドシステムに通知することと、アクセスポイントによって提供されるチャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークに接続することとを含んでもよい。
さらに別の例では、エンドデバイスは、クラウドシステムに接続するように構成された接続ユニットと、クラウドシステムに、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を送信するように構成された送信ユニットと、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを判断するように構成された判断ユニットと、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことをクラウドシステムに通知するように構成された通知ユニットとを備えてもよい。接続ユニットは、通知ユニットによる通知の後で、アクセスポイントによって提供されるチャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークに接続してもよい。
さらに別の例では、実行されたことに応答してクラウドシステムに動作を行わせるコンピュータ実行可能命令をコンピュータ可読ストレージ媒体が保存していてもよく、動作は、エンドデバイスから、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信することと、第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったかどうかを判断することと、チャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークをエンドデバイスに提供するようにアクセスポイントに命令することとが含まれる。
前述した概要は説明のみを目的とし、決して限定を意図するものではない。上記の説明的な態様、実施形態、および特徴に加えて、さらなる態様、実施形態および特徴が、図面および下記の詳細な説明を参照することによって明らかになるであろう。
本開示の前述およびその他の特徴は、添付の図面と併せて下記の説明および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろう。それらの図面が単に本開示によるいくつかの実施形態を示し、したがって、本開示の範囲を限定するものとはみなされないという了解の下で、本開示は、添付図面を使用して、追加の特性および詳細によって記載される。
本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、クラウドシステム、アクセスポイント、第１のエンドデバイス、および第２のエンドデバイスを含むネットワーク通信環境の説明的な例を示す概略図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、クラウドシステム、アクセスポイント、第１のエンドデバイス、および第２のエンドデバイスを含むネットワーク通信環境の説明的な例を示す概略図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、クラウドシステム、アクセスポイント、第１のエンドデバイス、および第２のエンドデバイスを含むネットワーク通信環境の説明的な例を示す概略図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成されたクラウドシステムのためのアーキテクチャ例を示す概略ブロック線図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された第１のエンドデバイスのためのアーキテクチャ例を示す概略ブロック線図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、チャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークを提供するためにアクセスポイントを制御するクラウドシステムのプロセスの例を示すフロー線図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、チャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークに接続するための第１のエンドデバイスのプロセスの例を示すフロー線図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、無線通信を提供する方式を提供するために利用されてもよいコンピュータプログラム製品を示す図である。 本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、無線通信を提供する方式を提供するために利用されてもよいコンピューティングデバイスの例を示すブロック線図である。
下記の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面を参照する。図面において、別段の指示がない限り、同様の記号は通常、同様のコンポーネントを特定する。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲に記載される説明的な実施形態は、限定的であると意図されない。本明細書に提示される主題の趣旨および範囲を逸脱することなく、その他の実施形態が利用されてもよいし、その他の変更が行われてもよい。本開示の態様は、本明細書に一般的に記載され、図に示されるように、多種多様な異なる構成に配置、置換、結合、分離、および設計されることができ、それらのすべては本明細書で明示的に企図されている。
本開示は全体として、とりわけ、無線通信を提供するための方式に関する方法、装置、システム、デバイス、およびコンピュータプログラム製品に向けられている。Ｗｉ−Ｆｉネットワークなどの無線ローカルエリアネットワークをチャネルホッピングを抑制してエンドデバイスに提供するためにアクセスポイントを制御するための技術が全体的に説明される。
一般に、ある領域で、アクセスポイントによって提供されるＷｉ−Ｆｉネットワークなどの無線ローカルエリアネットワークの使用を意図するエンドデバイスが増加するにつれて、アクセスポイントに接続されたエンドデバイスの密度が過剰になることがある。よって、エンドデバイスがアクセスポイントを検出して捕捉しても、そのアクセスポイントは、チャネルホッピングに起因して、安定した無線ローカルエリアネットワークをエンドデバイスに提供することに失敗する。いくつかの例では、エンドデバイスがクラウドシステムに接続して、そのエンドデバイスの位置、エンドデバイスの付近のアクセスポイントの位置、ならびに、エンドデバイスおよびアクセスポイントの固有の識別子を含む情報を登録してもよく、固有の識別子はエンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレスおよびアクセスポイントＭＡＣアドレスなどである。エンドデバイスは、接続を希望するアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの元の位置の付近に戻ることがある。そのとき、エンドデバイスは、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの元の位置の付近に戻ったことをクラウドシステムに通知してもよい。
クラウドシステムはエンドデバイスの通知を受信すると、一定のネットワークチャネルに対するエンドデバイスの優先順位、ネットワーク強度などを含むパラメータをアクセスポイントに送信してもよい。次に、アクセスポイントはクラウドシステムから送信されたパラメータに基づいて、エンドデバイスに無線ローカルエリアネットワークを提供してもよい。よって、エンドデバイスがその無線ローカルエリアネットワークに一定の期間中、一定の優先度で接続されてもよく、それによりチャネルホッピングが抑制され得る。
図１Ａ〜図１Ｃは、本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、クラウドシステム１１０、アクセスポイント１２０、第１のエンドデバイス１３０および第２のエンドデバイス１４０を含むネットワーク通信環境１００の説明的な例を示す概略図である。非限定的な例として、アクセスポイント１２０は、Ｗｉ−Ｆｉネットワーク、第３世代（３Ｇ）モバイル通信ネットワークを含むモバイル通信ネットワーク、第４世代（４Ｇ）モバイル通信ネットワークおよびその他の任意のモバイル通信ネットワークを提供するモバイル運用サーバによって提供および／または制御されるＷｉ−Ｆｉアクセスポイントを含んでもよい。
さらに、非限定的な例として、第１のエンドデバイス１３０および第２のエンドデバイス１４０はそれぞれ、Ｗｉ−Ｆｉネットワークなどの無線ネットワークを使用および制御することのできる任意のタイプのモバイルデバイス、携帯デバイス、個人用通信端末を含んでもよい。
図１Ａに示されるように、アクセスポイント１２０はクラウドシステム１１０に接続してもよい。クラウドシステム１１０は、接続されているアクセスポイント１２０に関する情報を登録および管理してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０および第２のエンドデバイス１４０はアクセスポイント１２０に接続し、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０から距離ｄ１だけ離れていてもよい。アクセスポイント１２０は第１のエンドデバイス１３０および第２のエンドデバイス１４０に無線ローカルエリアネットワークを提供してもよい。アクセスポイント１２０によって提供される無線ローカルエリアネットワークはＷｉ−Ｆｉネットワークを含んでもよい。図１Ａに示される例では、１つのアクセスポイント１２０がクラウドシステム１１０に接続され、２つのエンドデバイス１３０および１４０がアクセスポイント１２０に接続されていると仮定され得る。ただし、クラウドシステム１１０には任意の数のアクセスポイントが接続されることができ、アクセスポイント１２０には任意の数のエンドデバイスが接続されることができることは当業者には理解されるであろう。
いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０は、ネットワークを介してクラウドシステム１２０にアクセスおよび接続してもよい（図１Ａに破線１５０で示されるように）。第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、アクセスポイント１２０および第１のエンドデバイス１３０に関する第１の情報を送信してもよい。非限定的な例として、第１の情報は、第１のエンドデバイス１３０の位置、アクセスポイント１２０の位置、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の経路情報、第１のエンドデバイス１３０のメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、アクセスポイント１２０のＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含んでもよい。経路情報の非限定的な例には、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の距離、アクセスポイント１２０および第１のエンドデバイス１３０の近傍に存在する障害物、第１のエンドデバイス１３０からアクセスポイント１２０への方向、または第１のエンドデバイス１３０の移動速度が含まれてもよい。非限定的な例として、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０に通信可能に結合された全地球測位システム（ＧＰＳ）、アンテナ、カメラ、マイクロフォン、または加速度計のうちの少なくとも１つを使用して経路情報を取得してもよい。非限定的な例として、第１のエンドデバイス１３０は、全地球測位システム（ＧＰＳ）、第３世代（３Ｇ）および／または第４世代（４Ｇ）のモバイル通信ネットワークシステムを使用する、よく知られた位置情報取得方式のいずれか１つを使用して位置情報を取得してもよい。クラウドシステム１１０は、送信された第１の情報を受信して、アクセスポイント１２０、第１のエンドデバイス１３０ならびに、アクセスポイント１２０および第１のエンドデバイス１３０の位置を特定してもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は、第１のエンドデバイス１３０およびアクセスポイント１２０に関する第２の情報を、第１の情報に基づいて計算してもよい。非限定的な例として、第２の情報は、第１のエンドデバイス１３０の正確な現在位置、アクセスポイント１２０の正確な現在位置、または、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の経路のうちの少なくとも１つを含んでもよい。よって、クラウドシステム１１０は、アクセスポイント１２０および第１のエンドデバイス１３０の位置情報を更新してもよい。
さらに、クラウドシステム１１０は、第１のエンドデバイス１３０から送信された第１の情報およびクラウドシステム１１０上で計算された第２の情報のうちの少なくとも１つを、クラウドシステム１１０のデータベースに保存および登録してもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は第１の情報および第２の情報のうちの少なくとも１つをアプリケーションに保存して、そのアプリケーションを第１のエンドデバイス１３０に送信してもよい。そのアプリケーションは第１のエンドデバイス１３０によってダウンロードされ、第１のエンドデバイス１３０にインストールされてもよい。
いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０は第１のエンドデバイス１３０のネットワーク状況を点検してもよい。例えば、第１のエンドデバイス１３０は、アクセスポイント１２０によって提供される無線ローカルエリアネットワークのチャネル混雑レベルを推定および評価してもよい。推定されたチャネル混雑レベルが所定の値より大きい場合は、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０で過度のチャネルホッピングなどの問題が発生したと判断してもよい。
図１Ｂに示されるように、チャネルホッピングが抑制された安定した無線ローカルエリアネットワークの提供を受けるために、第１のエンドデバイス１３０はアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０は、アクセスポイント１２０の近くの、距離ｄ１より短い距離ｄ２の地点に移動してもよい。次に、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動したことを示す第１の通知を送信してもよい（図１Ｂに破線１６０で示されるように）。非限定的な例として、第１のエンドデバイス１３０は、ビーコンを発行することによって第１の通知をクラウドシステム１１０に送信してもよい。さらに、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、アクセスポイント１２０に近い第１のエンドデバイス１３０の位置、アクセスポイント１２０の位置、およびアクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の経路情報を含む第１の情報を送信してもよい。
いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は第１のエンドデバイス１３０から第１の通知を受信してもよい。クラウドシステム１１０は、第１の通知を受信すると、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動したと認識および判断してもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は、アクセスポイント１２０および第１のエンドデバイス１３０の位置を含む送信された第１の情報に基づいて、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の距離ｄ２を計算してもよい。次に、クラウドシステム１１０は計算結果に基づいて、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動したと判断してもよい。
さらに、図１Ｃに示されるように、第１のエンドデバイス１３０は第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ってもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０は、アクセスポイント１２０の位置から距離ｄ１だけ離れた元の位置に戻ってもよい。次に第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったことを示す第２の通知を送信してもよい（図１Ｃに破線１７０で示されるように）。非限定的な例として、第１のエンドデバイス１３０は、ビーコンを発行することによって第２の通知をクラウドシステム１１０に送信してもよい。さらに、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、第１のエンドデバイス１３０およびアクセスポイント１２０の位置を含む第１の情報を送信してもよい。
いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は第１のエンドデバイス１３０から第２の通知を受信してもよい。クラウドシステム１１０は、第２の通知を受信すると、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の距離、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０の近傍に存在する障害物、第１のエンドデバイス１３０からアクセスポイント１２０への方向、または第１のエンドデバイス１３０の移動速度などを含む登録済みの経路情報に基づいて、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の元の位置の付近に戻ったと認識および判断してもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は、アクセスポイント１２０および第１のエンドデバイス１３０の位置を含む送信された第１の情報に基づいて、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の距離ｄ１を計算してもよい。次に、クラウドシステム１１０は計算結果に基づいて、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の元の位置の付近に戻ったと判断してもよい。
第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったと判断すると、クラウドシステム１１０は、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０との間の距離、アクセスポイント１２０と第１のエンドデバイス１３０の近傍に存在する障害物、第１のエンドデバイス１３０からアクセスポイント１２０への方向、または第１のエンドデバイス１３０の移動速度などを含む経路情報に基づいて、Ｗｉ−Ｆｉネットワークなどの無線ローカルエリアネットワークをチャネルホッピングを抑制して第１のエンドデバイス１３０に提供するようにアクセスポイント１２０に命令してもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０はアクセスポイント１２０に、一定のネットワークチャネルに対する第１のエンドデバイス１３０の優先順位および無線ローカルエリアネットワークの強度のうちの少なくとも１つを含むパラメータを提供してもよい。次に、アクセスポイント１２０は提供されたパラメータに基づいて、第１のエンドデバイス１３０に無線ローカルエリアネットワークを提供してもよい。例えば、限定するものではないが、アクセスポイント１２０は優先順位に基づいて第１のエンドデバイス１３０に一定範囲のネットワークチャネルを割り当ててもよく、それによりアクセスポイント１２０はチャネルホッピングを抑制することができる。よって、第１のエンドデバイス１３０はその無線ローカルエリアネットワークに一定の期間中、一定の優先度でチャネルホッピングを抑制されて接続され得る。
無線ローカルエリアネットワークは第１のエンドデバイス１３０にチャネルホッピングを抑制されて提供されると説明したが、クラウドシステム１１０、アクセスポイント１２０、および第１のエンドデバイス１３０の間のプロセスと同じプロセスは、クラウドシステム１１０、アクセスポイント１２０、および第２のエンドデバイス１４０の間で行うこともでき、それにより無線ローカルエリアネットワークは第２のエンドデバイス１４０にチャネルホッピングを抑制されて提供され得ることは、当業者には理解されるであろう。
図２は、本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成されたクラウドシステム１１０のためのアーキテクチャ例を示す概略ブロック線図である。図２に示されるように、クラウドシステム１１０は通信ユニット２１０、受信ユニット２２０、判断ユニット２３０、アクセスポイント制御ユニット２４０、計算ユニット２５０、およびデータベース２６０を含んでもよい。図には個別のコンポーネントとして示されているが、様々なコンポーネントが追加コンポーネントに分割されても、より少数のコンポーネントにまとめられても、または完全に削除されても、本開示の主題の範囲内に企図されている。コンポーネントの各機能および／または動作が広範なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたは事実上それらの任意の組み合わせによって個別および／または集合的に実装されてもよいことは、当業者には理解されるであろう。その観点から、１つまたは複数の通信ユニット２１０、受信ユニット２２０、判断ユニット２３０、アクセスポイント制御ユニット２４０、計算ユニット２５０、およびデータベース２６０は、クラウドシステム１１０にホスティングされるアプリケーションの１つのインスタンスに含まれてもよい。
通信ユニット２１０はエンドデバイスに接続するように構成されてもよい。さらに、通信ユニット２１０は、無線ローカルエリアネットワークを提供するアクセスポイント１２０に接続するように構成されてもよい。アクセスポイント１２０はＷｉ−Ｆｉアクセスポイントを含んでもよく、アクセスポイント１２０によって提供される無線ローカルエリアネットワークはＷｉ−Ｆｉネットワークを含んでもよい。
さらに、通信ユニット２１０はエンドデバイスに、第１の情報および第２の情報を保存したアプリケーションを提供するように構成されてもよい。非限定的な例として、第１の情報は、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイント１２０の位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイント１２０のＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含んでもよい。さらに、第２の情報は第１の情報に基づいて計算されてもよい。非限定的な例として、第２の情報は、計算されたエンドデバイスの現在位置、計算されたアクセスポイント１２０の現在位置、およびエンドデバイスからアクセスポイント１２０への経路のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
受信ユニット２２０はエンドデバイスから第１の情報を受信するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、受信ユニット２２０は第１の情報をエンドデバイスから定期的に受信してもよい。非限定的な例として、エンドデバイスは、全地球測位システム（ＧＰＳ）、第３世代（３Ｇ）および／または第４世代（４Ｇ）のモバイル通信ネットワークシステムを使用する、よく知られた位置情報取得方式のいずれか１つを使用して、エンドデバイスおよびアクセスポイント１２０の位置情報を取得してもよく、取得した位置情報を第１の情報として受信ユニット２２０に送信してもよい。
さらに、受信ユニット２２０はエンドデバイスから、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを示す通知を受信するように構成されてもよい。非限定的な例として、受信ユニット２２０は、通知を含むビーコンを受信してもよい。
判断ユニット２３０は、受信ユニット２２０によって受信された第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったと判断するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の近くに移動すると、エンドデバイスが、そのエンドデバイスの位置情報を受信ユニット２２０に送信してもよい。さらに、エンドデバイスがそのエンドデバイスの元の位置に戻ると、エンドデバイスが、そのエンドデバイスの位置情報を受信ユニット２２０に送信してもよい。受信された位置情報に基づいて、判断ユニット２３０が、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったと判断してもよい。いくつかの実施形態では、判断ユニット２３０が、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを示す通知を受信ユニット２２０が受信した場合に、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったと判断してもよい。
アクセスポイント制御ユニット２４０は、無線ローカルエリアネットワークをチャネルホッピングを抑制してエンドデバイスに提供するようにアクセスポイント１２０に命令するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったと判断ユニット２３０が判断すると、アクセスポイント制御ユニット２４０がアクセスポイント１２０に、一定のネットワークチャネルに対するエンドデバイスの優先順位および無線ローカルエリアネットワークの強度のうちの少なくとも１つを含むパラメータを提供してもよい。次に、アクセスポイント１２０が、提供されたパラメータに基づいて、エンドデバイスに無線ローカルエリアネットワークを提供してもよい。例えば、限定するものではないが、アクセスポイント１２０は優先順位に基づいてエンドデバイスに一定範囲のネットワークチャネルを割り当ててもよく、それによりアクセスポイント１２０はチャネルホッピングを抑制することができる。
計算ユニット２５０は、エンドデバイスの現在位置、アクセスポイント１２０の現在位置、およびエンドデバイスとアクセスポイント１２０との間の経路のうちの少なくとも１つを含む第２の情報を、第１の情報に基づいて計算するように構成されてもよい。
データベース２６０は、第１の情報および第２の情報のうちの少なくとも１つを保存するように構成されてもよい。
図３は本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された第１のエンドデバイス１３０のためのアーキテクチャ例を示す概略ブロック線図である。図３に示されるように、第１のエンドデバイス１３０は、接続ユニット３１０、送信ユニット３２０、判断ユニット３３０、および通知ユニット３４０を含んでもよい。図には個別のコンポーネントとして示されているが、様々なコンポーネントが追加コンポーネントに分割されても、より少数のコンポーネントにまとめられても、または完全に削除されても、本開示の主題の範囲内に企図されている。コンポーネントの各機能および／または動作が広範なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたは事実上それらの任意の組み合わせによって個別および／または集合的に実装されてもよいことは、当業者には理解されるであろう。その観点から、１つまたは複数の接続ユニット３１０、送信ユニット３２０、判断ユニット３３０、および通知ユニット３４０は、第１のエンドデバイス１３０上でホスティングされるアプリケーションの１つのインスタンスに含まれてもよい。
接続ユニット３１０は、ネットワークを介してクラウドシステム１１０に接続するように構成されてもよい。さらに、接続ユニット３１０は、アクセスポイント１２０に接続されて、アクセスポイント１２０からＷｉ−Ｆｉネットワークなどの無線ローカルエリアネットワークを提供されるように構成されてもよい。
送信ユニット３２０は、第１のエンドデバイス１３０の位置、アクセスポイント１２０の位置、第１のエンドデバイス１３０のメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイント１２０のＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む情報をクラウドシステム１１０に送信するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、送信ユニット３２０は情報をクラウドシステム１１０に定期的に送信してもよい。
判断ユニット３３０は、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の位置の付近に戻ったと判断するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の近くに移動すると、第１のエンドデバイス１３０が、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動したと判断してもよい。さらに、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の元の位置に戻ると、第１のエンドデバイス１３０が、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったと判断してもよい。
通知ユニット３４０は、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったことをクラウドシステム１１０に通知するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、通知ユニット３４０は、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったことを示す通知を、ビーコンを発行することによってクラウドシステム１１０に送信してもよい。
第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったことを示す通知を通知ユニット３４０がクラウドシステム１１０に送信すると、クラウドシステム１１０は、無線ローカルエリアネットワークをチャネルホッピングを抑制して第１のエンドデバイス１３０に提供するようにアクセスポイント１２０に命令してもよい。接続ユニット３１０は、次に、アクセスポイント１２０によってチャネルホッピングを抑制して提供された無線ローカルエリアネットワークに接続するように構成されてもよい。
図４は、本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、チャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークを提供するためにアクセスポイント１２０を制御するクラウドシステム１１０のプロセス４００の例を示すフロー線図である。図４の方法は、図１Ａ〜図１Ｃに示されるように、クラウドシステム１１０、アクセスポイント１２０、第１のエンドデバイス１３０および第２のエンドデバイス１４０を含む通信環境１００内に実装されてもよい。プロセスの例は、１つまたは複数のブロック４１０、４２０、４３０および／または４４０によって示されるように、１つまたは複数の動作、行為、または機能を含んでもよい。図には個別のブロックとして示されているが、所望の実装に依って、様々なブロックが追加ブロックに分割されてもよいし、より少数のブロックにまとめられてもよいし、削除されてもよい。処理はブロック４１０で開始してもよい。
ブロック４１０（第１の情報を受信する）で、クラウドシステム１１０はエンドデバイスから第１の情報を受信してもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は第１のエンドデバイス１３０から第１の情報を受信してもよい。第１の情報は、第１のエンドデバイス１３０の位置、アクセスポイント１２０の位置、第１のエンドデバイス１３０のメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイント１２０のＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含んでもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０は、第１の情報を第１のエンドデバイス１３０から定期的に受信してもよい。処理はブロック４１０からブロック４２０に進んでもよい。
ブロック４２０（通知を受信する）で、クラウドシステム１１０はエンドデバイスから、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったことを示す通知を受信してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の近くに移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置に戻ると、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の位置の付近に戻ったことを示す通知を送信してもよい。処理はブロック４２０からブロック４３０に進んでもよい。
ブロック４３０（エンドデバイスがアクセスポイントの付近に移動してから戻ったと判断する）で、クラウドシステム１１０は、ブロック４１０で受信した第１の情報に基づいて、エンドデバイスがアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったと判断してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０に近づくと、第１のエンドデバイス１３０が、アクセスポイント１２０に近い第１のエンドデバイス１３０の位置およびアクセスポイント１２０の位置を含む第１の情報を送信してもよい。次に、クラウドシステム１１０は、受信した第１の情報に基づいて、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動したと判断してもよい。さらに、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の元の位置に戻ると、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０の元の位置およびアクセスポイント１２０の位置を含む第１の情報を送信してもよい。次に、クラウドシステム１１０は、受信した第１の情報に基づいて、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の位置の付近に戻ったと判断してもよい。処理はブロック４３０からブロック４４０に進んでもよい。
ブロック４４０（チャネルホッピングを抑制してＷＬＡＮを提供するようにアクセスポイントに命令する）で、クラウドシステム１１０は、エンドデバイスにチャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークを提供するようにアクセスポイント１２０に命令してもよい。いくつかの実施形態では、クラウドシステム１１０がブロック４３０で、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったと判断した場合は、クラウドシステム１１０は、第１のエンドデバイス１３０にチャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークを提供するようにアクセスポイント１２０に命令してもよい。非限定的な例として、クラウドシステム１１０はアクセスポイント１２０に、一定のネットワークチャネルに対する第１のエンドデバイス１３０の優先順位および無線ローカルエリアネットワークの強度のうちの少なくとも１つを含むパラメータを提供してもよい。次に、アクセスポイント１２０は提供されたパラメータに基づいて、第１のエンドデバイス１３０に無線ローカルエリアネットワークを提供してもよい。例えば、限定するものではないが、アクセスポイント１２０はネットワークチャネルに対する優先順位に基づいて第１のエンドデバイス１３０に一定範囲のネットワークチャネルを割り当ててもよく、それによりアクセスポイント１２０はチャネルホッピングを抑制することができる。したがって、第１のエンドデバイス１３０はその無線ローカルエリアネットワークに一定の期間中、一定の優先度でチャネルホッピングを抑制されて接続され得る。
図５は、本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、チャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークに接続するための第１のエンドデバイス１３０のプロセス５００の例を示すフロー線図である。図５の方法は、図１Ａ〜図１Ｃに示されるように、クラウドシステム１１０、アクセスポイント１２０、第１のエンドデバイス１３０および第２のエンドデバイス１４０を含む通信環境１００内に実装されてもよい。プロセスの例は、１つまたは複数のブロック５１０、５２０、５３０、５４０および／または５５０によって示されるように、１つまたは複数の動作、行為、または機能を含んでもよい。図には個別のブロックとして示されているが、所望の実装に依って、様々なブロックが追加ブロックに分割されてもよいし、より少数のブロックにまとめられてもよいし、削除されてもよい。処理はブロック５１０で開始してもよい。
ブロック５１０（クラウドシステムに接続する）で、第１のエンドデバイス１３０はネットワークを介してクラウドシステム１１０に接続してもよい。処理はブロック５１０からブロック５２０に進んでもよい。
ブロック５２０（情報をクラウドシステムに送信する）で、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、第１のエンドデバイス１３０の位置、第１のエンドデバイス１３０がアクセスするアクセスポイント１２０の位置、第１のエンドデバイス１３０のメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイント１２０のＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む情報を送信してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、情報を定期的に送信してもよい。処理はブロック５２０からブロック５３０に進んでもよい。
ブロック５３０（エンドデバイスがアクセスポイントの付近に移動してから戻ったと判断する）で、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の位置の付近に戻ったと判断してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０に近づくと、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０はアクセスポイント１２０の位置の付近に移動したと判断してもよい。さらに、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の元の位置に戻ると、第１のエンドデバイス１３０は、第１のエンドデバイス１３０が第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったと判断してもよい。処理はブロック５３０からブロック５４０に進んでもよい。
ブロック５４０（クラウドシステムに通知する）で、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の元の位置の付近に戻ったことを通知してもよい。いくつかの実施形態では、第１のエンドデバイス１３０はクラウドシステム１１０に、ビーコンを発行することによって、第１のエンドデバイス１３０がアクセスポイント１２０の位置の付近に移動してから第１のエンドデバイス１３０の位置の付近に戻ったことを示す通知を送信してもよい。処理はブロック５４０からブロック５５０に進んでもよい。
ブロック５５０（チャネルホッピングが抑制されたＷＬＡＮに接続する）で、第１のエンドデバイス１３０は、チャネルホッピングが抑制された無線ローカルエリアネットワークに接続してもよい。いくつかの実施形態では、ブロック５４０で第１のエンドデバイス１３０がクラウドシステム１１０に通知を送信し、クラウドシステム１１０が通知を受信した後に、クラウドシステム１１０がアクセスポイント１２０に、チャネルホッピングを抑制して第１のエンドデバイス１３０に無線ローカルエリアネットワークを提供するように命令してもよい。次に、第１のエンドデバイスが、アクセスポイント１２０によってチャネルホッピングを抑制して提供された無線ローカルエリアネットワークに接続してもよい。
本明細書に開示されるこのプロセスおよび方法、ならびにその他のプロセスおよび方法について、プロセスおよび方法の中で行われる機能は異なる順序で実装されてもよいことが当業者には理解されるであろう。さらに、概要を説明したステップおよび動作は単に例として示されており、ステップおよび動作のいくつかは、本開示の実施形態の本質から逸脱することなく任意選択であってもよいし、より少数のステップまたは動作にまとめられてもよいし、または、追加のステップおよび動作に拡大されてもよい。
図６は、本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、無線通信を提供する方式を提供するために利用されてもよいコンピュータプログラム製品を示す図である。プログラム製品６００は信号担持媒体６１０を含んでもよい。信号担持媒体６１０は、１つまたは複数の命令６２０を含んでもよく、この命令は、例えばプロセッサによって実行されると、図１Ａ〜図５に関して前述した機能を提供してもよい。非限定的な例として、命令６２０は、エンドデバイスから、エンドデバイスの位置、エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、およびアクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信するための１つまたは複数の命令と、エンドデバイスがアクセスポイントの位置の付近に移動してからエンドデバイスの位置の付近に戻ったかどうかを、第１の情報に少なくとも部分的に基づいて判断するための１つまたは複数の命令と、チャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークをエンドデバイスに提供するようにアクセスポイントに命令するための１つまたは複数の命令とを含んでもよい。よって、例えば、図４を参照すると、クラウドシステム１１０は命令６２０に応答して、図４に示されるブロックのうち１つまたは複数を実行してもよい。
いくつかの実施形態では、信号担持媒体６１０はコンピュータ可読媒体６３０を包含してもよく、コンピュータ可読媒体はハードディスクドライブ、ＣＤ、ＤＶＤ、デジタルテープ、メモリなどであるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、信号担持媒体６１０は記録可能媒体６４０を包含してもよく、記録可能媒体はメモリ、読み出し／書き込み（Ｒ／Ｗ）ＣＤ、Ｒ／Ｗ ＤＶＤなどであるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、信号担持媒体６１０は通信媒体６５０を包含してもよく、通信媒体はデジタルおよび／またはアナログの通信媒体（例えば、光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど）であるが、これらに限定されない。よって、例えば、プログラム製品６００はクラウドシステム１１０の１つまたは複数のモジュールに、ＲＦ信号担持媒体６２０によって搬送されてもよく、ここで信号担持媒体６２０は無線通信媒体６５０（例えば、ＩＥＥＥ８０２．１１標準に準拠する無線通信媒体）によって搬送されてもよい。
図７は、本明細書に記載される実施形態の少なくともいくつかによって構成された、無線通信を提供する方式を提供するために利用されてもよいコンピューティングデバイスの例を示すブロック線図である。これらの例では、コンピューティングデバイス７００の要素が、あるデバイスのために配置または構成されてもよい。ごく基本的な構成７０２では、コンピューティングデバイス７００は通常、１つまたは複数のプロセッサ７０４およびシステムメモリ７０６を含む。プロセッサ７０４とシステムメモリ７０６との間の通信のためにメモリバス７０８が使用されてもよい。
所望の構成に依って、プロセッサ７０４は、マイクロプロセッサ（μＰ）、マイクロコントローラ（μＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない任意のタイプでもよい。プロセッサ７０４は、レベル１キャッシュ７１０およびレベル２キャッシュ７１２などの１つまたは複数のレベルのキャッシング、プロセッサコア７１４、およびレジスタ７１６を含んでもよい。プロセッサコアの例７１４は、算術論理演算ユニット（ＡＬＵ）、浮動小数点演算ユニット（ＦＰＵ）、デジタル信号処理コア（ＤＳＰコア）、またはそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。メモリコントローラの例７１８もまたプロセッサ７０４と共に使用されてもよいし、いくつかの実施形態では、メモリコントローラ７１８はプロセッサ７０４内部の部品であってもよい。
所望の構成に依って、システムメモリ７０６は、揮発性メモリ（ＲＡＭなど）、不揮発性メモリ（ＲＯＭ、フラッシュメモリなど）、またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない任意のタイプでもよい。システムメモリ７０６は、オペレーティングシステム７２０、アプリケーション７２２および、プログラムデータ７２４を含んでもよい。アプリケーション７２２は命令７２６を含んでもよく、この命令は、図２に示されるクラウドシステムアーキテクチャに関して説明された行為を含む、または、図２に示されるフローチャートに関して説明された行為を含む、本明細書に記載された機能を行うように構成されてもよい。いくつかの例では、本明細書に記載される無線通信を提供するための方式が提供され得るように、アプリケーション７２２は、プログラムデータ７２４を使用してオペレーティングシステム７２０上で動作するように構成されてもよい。
コンピューティングデバイス７００は、基本構成７０２と任意の必要なデバイスおよびインターフェースとの間の通信を容易にするために追加の特徴または機能、および追加のインターフェースを有してもよい。例えば、ストレージインターフェースバス７３４を介した基本構成７０２と１つまたは複数のデータ記憶装置７３２との間の通信を容易にするためにバス／インターフェースコントローラ７３０が使用されてもよい。データ記憶装置７３２は取外し式ストレージデバイス７３６、非取外し式ストレージデバイス７３８、またはそれらの組み合わせでもよい。取外し式ストレージおよび非取外し式ストレージには、フレキシブルディスクドライブおよびハードディスクドライブ（ＨＤＤ）などの磁気ディスクデバイス、コンパクトディスク（ＣＤ）ドライブまたはデジタル多機能ディスク（ＤＶＤ）ドライブなどの光ディスクドライブ、半導体ドライブ（ＳＳＤ）、およびテープドライブなどがある。コンピュータストレージ媒体例には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他のデータなどの情報のストレージのための任意の方法または技術で実装された、揮発性および不揮発性、取外し式または非取外し式の媒体が含まれてもよい。
システムメモリ７０６、取外し式ストレージデバイス７３６、および非取外し式ストレージデバイス７３８は、コンピュータストレージ媒体の例である。コンピュータストレージ媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリもしくはその他のメモリ技術、ＣＤ−ＲＯＭ、デジタル多機能ディスク（ＤＶＤ）もしくはその他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、またはその他の、所望の情報を保存するために使用でき、コンピューティングデバイス７００によってアクセスできる媒体を含むが、これらに限定されない。任意のこのようなコンピュータストレージ媒体は、コンピューティングデバイス７００の一部であってもよい。
コンピューティングデバイス７００はまた、様々なインターフェースデバイス（例えば、出力デバイス７４２、周辺インターフェース７４４、および通信装置７４６）から基本構成７０２へのバス／インターフェースコントローラ７３０を介した通信を容易にするためのインターフェースバス７４０を含んでもよい。出力デバイス例７４２は、グラフィック処理ユニット７４８およびオーディオ処理ユニット７５０を含み、それらは、ディスプレイまたはスピーカなどの様々な外部デバイスと１つまたは複数のＡ／Ｖポート７５２を介して通信するように構成されてもよい。周辺インターフェース例７４４は、シリアルインターフェースコントローラ７５４またはパラレルインターフェースコントローラ７５６を含み、それらは入力デバイス（例えば、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイスなど）などの外部デバイスまたはその他の周辺デバイス（例えば、プリンタ、スキャナなど）と１つまたは複数のＩ／Ｏポート７５８を介して通信するように構成されてもよい。通信装置例７４６はネットワークコントローラ７６０を含み、このコントローラは、１つまたは複数の通信ポート７６４を介した１つまたは複数のコンピューティングデバイス７６２とのネットワーク通信リンク上での通信を容易にするように構成されてもよい。
ネットワーク通信リンクは、通信媒体の一例でもよい。通信媒体は通常、搬送波またはその他の伝送機構などの変調されたデータ信号内にコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたはその他のデータによって具体化され、任意の情報配信媒体を含んでもよい。「変調されたデータ信号」は、ひとまとまりの信号特性のうちの１つまたは複数を有するか、または信号内の情報を符号化するように変更されている信号であり得る。非限定的な例として、通信媒体は有線ネットワークまたは直接配線された接続などの有線媒体、ならびに、音波、無線周波数（ＲＦ）、マイクロ波、赤外線（ＩＲ）その他の無線媒体などの無線媒体を含んでもよい。本明細書で使用されるとき、用語「コンピュータ可読媒体」は、ストレージ媒体と通信媒体の両方を含んでもよい。
コンピューティングデバイス７００は、上記のいずれかの機能を含む、携帯電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、個人用メディアプレイヤーデバイス、無線ウェブ視聴デバイス、個人用ヘッドセットデバイス、特定用途向けデバイス、または複合デバイスなどのフォームファクタの小さい（またはモバイル）電子デバイスの一部として実装されてもよい。コンピューティングデバイス７００はまた、ラップトップコンピュータおよび非ラップトップコンピュータの両方の構成を含むパーソナルコンピュータとして実装されてもよい。
本開示は、本出願に記載される特定の実施形態に限定されるものではなく、それらの実施形態は様々な態様の説明として意図される。当業者には明らかであるように、その趣旨および範囲から逸脱することなく多くの修正および変形を加えることができる。本明細書に列挙された方法および装置に加えて、本開示の範囲内で機能的に等価な方法および装置が、上記の記載から当業者には明らかであろう。そのような修正および変形は、添付の特許請求の範囲の中に入ると意図される。本開示は添付の特許請求の範囲、および添付の特許請求の範囲が権利を有する均等物のすべての範囲によってのみ限定される。本開示が、当然ながら変化する可能性のある特定の方法、試薬、化合物、組成、または生物系に限定されないことは理解されよう。また、本明細書で使用される用語は特定の実施形態を説明する目的のみに使用され、限定的であると意図されないことも理解されよう。
本明細書における実質的にすべての複数形および／または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および／または用途に適切なように、複数形から単数形に、および／または単数形から複数形に変換することができる。様々な単数形／複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲（例えば、添付の特許請求の範囲の本体部）において使用される用語は、全体を通じて「オープンな（ｏｐｅｎ）」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう（例えば、用語「含む（ｉｎｃｌｕｄｉｎｇ）」は、「含むがそれに限定されない（ｉｎｃｌｕｄｉｎｇ ｂｕｔ ｎｏｔ ｌｉｍｉｔｅｄ ｔｏ）」と解釈されるべきであり、用語「有する（ｈａｖｉｎｇ）」は、「少なくとも有する（ｈａｖｉｎｇ ａｔ ｌｅａｓｔ）」と解釈されるべきであり、用語「含む（ｉｎｃｌｕｄｅｓ）」は、「含むがそれに限定されない（ｉｎｃｌｕｄｅｓ ｂｕｔ ｉｓ ｎｏｔ ｌｉｍｉｔｅｄ ｔｏ）」と解釈されるべきである、など）。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも１つの（ａｔ ｌｅａｓｔ ｏｎｅ）」および「１つまたは複数の（ｏｎｅ ｏｒ ｍｏｒｅ）」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「１つまたは複数の」または「少なくとも１つの」および「ａ」または「ａｎ」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「ａ」または「ａｎ」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に１つのそのような記載を含む実施形態に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない（例えば、「ａ」および／または「ａｎ」は、「少なくとも１つの」または「１つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである）。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう（例えば、他の修飾語なしでの「２つの記載（ｔｗｏ ｒｅｃｉｔａｔｉｏｎｓ）」の単なる記載は、少なくとも２つの記載、または２つ以上の記載を意味する）。さらに、「Ａ、ＢおよびＣ、などの少なくとも１つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている（例えば、「Ａ、Ｂ、およびＣの少なくとも１つを有するシステム」は、Ａのみ、Ｂのみ、Ｃのみ、ＡおよびＢを共に、ＡおよびＣを共に、ＢおよびＣを共に、ならびに／またはＡ、Ｂ、およびＣを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない）。「Ａ、Ｂ、またはＣ、などの少なくとも１つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている（例えば、「Ａ、Ｂ、またはＣの少なくとも１つを有するシステム」は、Ａのみ、Ｂのみ、Ｃのみ、ＡおよびＢを共に、ＡおよびＣを共に、ＢおよびＣを共に、ならびに／またはＡ、Ｂ、およびＣを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない）。２つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および／または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方（ｏｎｅ ｏｆ ｔｈｅ ｔｅｒｍｓ）、当該用語のいずれか（ｅｉｔｈｅｒ ｏｆ ｔｈｅ ｔｅｒｍｓ）、または両方の用語（ｂｏｔｈ ｔｅｒｍｓ）を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、句「ＡまたはＢ」は、「Ａ」または「Ｂ」あるいは「ＡおよびＢ」の可能性を含むことが理解されよう。
さらに、本開示の特徴または態様がマーカッシュグループの観点から記載される場合は、当業者ならば、本開示がそれによって、マーカッシュグループのいずれかの個々の要素またはサブグループの要素によっても記載されることがわかるであろう。
当業者には理解されるように、明細書の提供などのいかなる目的に対しても、本明細書に開示されるすべての範囲は、考え得るあらゆる下位範囲およびそれら下位範囲の組み合わせもまた包含する。記載された範囲がすべて十分に説明的であり、その同じ範囲を分割して少なくとも二等分、三等分、四等分、五等分、十等分などにすることができることは容易に認められる。非限定的な例として、本明細書に述べられる各範囲は、容易に下部３分の１、中部３分の１、上部３分の１などに分割することができる。当業者には理解されるように、「以下の」「少なくとも」などの語句のすべては記載された数値を含み、その後前述したように下位範囲に分割することのできる範囲を指す。最後に、当業者には理解されるように、範囲は個々の要素を含む。よって、例えば、１〜３個の小集団を有する群は、１個、２個、または３個の小集団を有する群を指す。同様に、１〜５個の小集団を有する群は、１個、２個、３個、４個または５個の小集団を有する群を指し、以下同様である。
前述の内容から、本開示の様々な実施形態が説明の目的で記載されていること、および、本開示の範囲および趣旨を逸脱することなく様々な修正が行われてもよいことが理解されるであろう。したがって、本明細書に開示される様々な実施形態は限定的であると意図されず、真の範囲および趣旨は下記の特許請求の範囲によって示される。

Claims (21)

  1. クラウドシステムの制御下で行われる方法であって、
    エンドデバイスから、前記エンドデバイスの第１の位置、前記エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、前記エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、および前記アクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信することと、
    前記第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の第３の位置に戻ったことを判断することと、
    前記エンドデバイスにチャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークを提供するように前記アクセスポイントに命令することと
    を含む方法。
  2. 前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の前記第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の前記第３の位置に戻ったことを示す通知を前記エンドデバイスから受信することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
  3. 前記通知がビーコンによって前記クラウドシステムに送信される、請求項２に記載の方法。
  4. 前記命令することが、ネットワークチャネルの優先順位および前記無線ローカルエリアネットワークの強度のうちの少なくとも１つを含むパラメータを前記アクセスポイントに提供することを含む、請求項１に記載の方法。
  5. 前記アクセスポイントが、前記パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記チャネルホッピングを抑制する、請求項４に記載の方法。
  6. 前記第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、前記エンドデバイスの現在位置、前記アクセスポイントの現在位置、および前記エンドデバイスから前記アクセスポイントへの経路のうちの少なくとも１つを含む第２の情報を計算することをさらに含む、請求項１に記載の方法。
  7. 前記第１の情報および前記第２の情報のうちの少なくとも１つを前記クラウドシステムのデータベースに保存することをさらに含む、請求項６に記載の方法。
  8. 前記第１の情報および前記第２の情報のうちの少なくとも１つを保存しているアプリケーションを前記エンドデバイスに提供することをさらに含む、請求項６に記載の方法。
  9. 前記アクセスポイントがＷｉ−Ｆｉアクセスポイントを含み、前記無線ローカルエリアネットワークがＷｉ−Ｆｉネットワークを含む、請求項１に記載の方法。
  10. エンドデバイスに接続するように構成された通信ユニットと、
    前記エンドデバイスから前記エンドデバイスの第１の位置、前記エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、前記エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、および前記アクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信するように構成された受信ユニットと、
    前記第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の第３の位置に戻ったことを判断するように構成された判断ユニットと、
    前記エンドデバイスにチャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークを提供するように前記アクセスポイントに命令するように構成されたアクセスポイント制御ユニットと
    を備える、クラウドシステム。
  11. 前記受信ユニットが、前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の前記第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の前記第３の位置に戻ったことを示す通知を前記エンドデバイスから受信する、請求項１０に記載のクラウドシステム。
  12. 前記受信ユニットが前記通知を含むビーコンを受信する、請求項１１に記載のクラウドシステム。
  13. 前記アクセスポイント制御ユニットが、ネットワークチャネルの優先順位および前記無線ローカルエリアネットワークの強度のうちの少なくとも１つを含むパラメータを前記アクセスポイントに提供するようにさらに構成される、請求項１０に記載のクラウドシステム。
  14. 前記アクセスポイントが、前記パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記チャネルホッピングを抑制する、請求項１３に記載のクラウドシステム。
  15. 前記第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、前記エンドデバイスの現在位置、前記アクセスポイントの現在位置、および前記エンドデバイスから前記アクセスポイントへの経路のうちの少なくとも１つを含む第２の情報を計算するように構成された計算ユニットをさらに含む、請求項１０に記載のクラウドシステム。
  16. 前記第１の情報および前記第２の情報のうちの少なくとも１つを保存するように構成されるデータベースをさらに含む、請求項１５に記載のクラウドシステム。
  17. 前記通信ユニットが、前記第１の情報および前記第２の情報のうちの少なくとも１つを保存しているアプリケーションを前記エンドデバイスに提供するようにさらに構成される、請求項１５に記載のクラウドシステム。
  18. 前記アクセスポイントがＷｉ−Ｆｉアクセスポイントを含み、前記無線ローカルエリアネットワークがＷｉ−Ｆｉネットワークを含む、請求項１０に記載のクラウドシステム。
  19. 実行されたことに応答してクラウドシステムに動作を行わせるコンピュータ実行可能命令を保存している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記動作が、
    エンドデバイスから、前記エンドデバイスの第１の位置、前記エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、前記エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、および前記アクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む第１の情報を受信することと、
    前記第１の情報に少なくとも部分的に基づいて、前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の第３の位置に戻ったかどうかを判断することと、
    前記エンドデバイスにチャネルホッピングを抑制して無線ローカルエリアネットワークを提供するように前記アクセスポイントに命令することと
    を含む、非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体。
  20. エンドデバイスの制御下で行われる方法であって、
    クラウドシステムに接続することと、
    前記エンドデバイスの第１の位置、前記エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、前記エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、および前記アクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む情報を前記クラウドシステムに送信することと、
    前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の第３の位置に戻ったことを判断することと、
    前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の前記第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の前記第３の位置に戻ったことを前記クラウドシステムに通知することと、
    前記アクセスポイントによってチャネルホッピングを抑制して提供される無線ローカルエリアネットワークに接続することと
    を含む、方法。
  21. クラウドシステムに接続するように構成された接続ユニットと、
    エンドデバイスの第１の位置、前記エンドデバイスがアクセスするアクセスポイントの位置、前記エンドデバイスのメディアアクセスコントロール（ＭＡＣ）アドレス、前記アクセスポイントのＭＡＣアドレスのうちの少なくとも１つを含む情報を前記クラウドシステムに送信するように構成された送信ユニットと、
    前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の第３の位置に戻ったことを判断するように構成された判断ユニットと、
    前記エンドデバイスが前記アクセスポイントの付近の前記第２の位置に移動してから前記エンドデバイスの前記第１の位置の付近の前記第３の位置に戻ったことを前記クラウドシステムに通知するように構成された通知ユニットとを備え、
    前記接続ユニットが、前記通知ユニットによる前記通知の後で、前記アクセスポイントによってチャネルホッピングを抑制して提供される無線ローカルエリアネットワークに接続するようにさらに構成される、エンドデバイス。
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