JP6107203B2 - 増幅回路、アンテナモジュール及び無線通信装置 - Google Patents

増幅回路、アンテナモジュール及び無線通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、送受信手段が受信した搬送波を増幅する増幅回路、アンテナモジュール及び無線通信装置に関する。
近年では、二次電池等により駆動し、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)等を用いた近距離の無線通信を行う携帯機器が普及されている(特許文献1)。この携帯機器等では、機器内に内蔵するアンテナの小型化が望まれている。しかしながらアンテナを小型化すると、ゲイン低下により通信性能が低下する。そのため近年の携帯機器では、アンテナの通信性能を維持しつつ省スペースで携帯機器に格納する工夫が成されている。
例えば従来では、アンテナを薄いフィルム状にして二次電池を含む電池パックに貼り付けたり、アンテナを細長く作り、携帯機器の横隅や下隅に配置するような技術が既に知られている。
しかしながら上記従来の技術では、アンテナは携帯機器の空きスペースから考え出された形状となる場合が多い。したがって携帯機器の大きさや形状に合わせて、アンテナの形状や配置場所が変わる場合が多い。
このため従来では、携帯機器毎にアンテナの形状や配置場所を考慮する必要があった。またアンテナの配置場所が変われば、アンテナの後段の回路との間のインピーダンスが変化する。このため携帯機器毎にインピーダンスの調整等が必要であり、アンテナを取り付ける際の工程が煩雑であった。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、通信性能を維持しつつアンテナを小型化することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明の増幅回路は、入力された信号から搬送波を検出する搬送波検出部と、前記搬送波の振幅値の変化に基づき、前記搬送波が所定の通信信号が載せられた所定の搬送波であることを検出する振幅検出部と、前記搬送波に重畳される前記搬送波と位相が同期した重畳波を生成する重畳波生成部と、前記搬送波に前記重畳波を加算した増幅搬送波を出力する増幅部と、を有し、前記所定の搬送波が検出されたとき、前記増幅搬送波を出力する。
本発明によれば、通信性能を維持しつつアンテナを小型化することができる。
第一の実施形態のアンテナモジュールを説明する図である。 第一の実施形態の搬送波の増幅を説明する図である。 第一の実施形態の増幅回路を説明する図である。 増幅回路に入力される変調搬送波を説明する図である。 第二の実施形態の増幅回路を説明する図である。
本発明では、アンテナから受信した搬送波に、搬送波と位相が同期しており且つ所定周波数の重畳波を重畳させて無線通信装置へ出力することで、通信性能を維持しつつアンテナの小型化を可能とする。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態のアンテナモジュールを説明する図である。
本実施形態のアンテナモジュール10は、増幅回路100と、アンテナ200とを有し、無線チップ11と接続されている。
本実施形態のアンテナモジュール10は、アンテナ200が受信した搬送波に、振幅値の変化により表される通信信号が載せられていたとき、搬送波を増幅し、振幅変化を広げて無線チップ11に供給する。本実施形態のアンテナモジュール10では、この構成によりアンテナ200を小型化した場合でも通信性能を維持することができる。
以下に図2を参照して本実施形態における搬送波の増幅を説明する。図2は、第一の実施形態の搬送波の増幅を説明する図である。
本実施形態では、重畳波生成部110において所定周波数の信号(重畳波)が生成され、高調波除去部120において生成された信号の高調波成分が除去される。重畳波は搬送波と位相が同期した信号である。そして高調波成分が除去された信号は、ドライバ130を介してアンテナ200が受信した搬送波に加算される。このため本実施形態では、搬送波の振幅を広げることができ、アンテナ200の小型化によりゲインが低下した場合でも通信性能を維持することができる。
図3は、第一の実施形態の増幅回路を説明する図である。
本実施形態の増幅回路100は、重畳波生成部110、高調波除去部120、ドライバ130、スイッチ部140、減算部150、アッテネータ160、振幅検出部170を有する。また本実施形態の増幅回路100は、端子T1〜T4を有する。本実施形態の増幅回路100において、端子T1,T2は入力端子であり、端子T3,T4は出力端子である。
本実施形態の増幅回路100において、端子T1,T2はアンテナ200と接続されており、端子T3,T4は無線チップ11と接続されている。またアンテナ200は、インピーダンス調整回路12を介して無線チップ11と接続されている。インピーダンス調整回路12は、アンテナ200と無線チップ11との間のインピーダンスを調整する回路である。
本実施形態の増幅回路100は、端子T1,T2から入力された搬送波の振幅値に基づき所定の通信信号が載せられた搬送波を検出する。そして増幅回路100は、検出した搬送波に、搬送波と位相が同期した所定周波数の信号(以下、重畳波)を重畳して増幅し、インピーダンス調整回路12及び無線チップ11へ出力する。
以下に本実施形態の無線チップ11についてさらに説明する。本実施形態の無線チップ11は、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)チップ等であり、無線チップ11が搭載された携帯機器を識別する識別情報等が格納されたメモリを有していても良い。また本実施形態の無線チップ11は、RFIDチップで無くても良く、例えばRFIDリーダ/ライタにもなり得るRFIDコントローラであっても良い。
無線チップ11は、例えばRFIDリーダ等に接近すると、RFIDリーダから送信される所定周波数(例えば13.56MHz)の搬送波をアンテナモジュール10を介して受信する。
本実施形態のアンテナモジュール10は、アンテナ200が受信した搬送波に振幅値の変化により表される通信信号が載せられていたとき、増幅回路100により搬送波を増幅して無線チップ11へ供給する。以下の本実施形態の説明では、通信信号が載せられた搬送波を変調搬送波と呼ぶ。
無線チップ11は、変調搬送波が供給されると、無線チップ11内の負荷(図示せず)を切り換える負荷変調により、アンテナモジュール10を介して応答信号を返送する。尚無線チップ11が応答信号を返送する期間は、アンテナ200が振幅値が変化しない搬送波を受信している期間である。
尚本実施形態では、アンテナモジュール10は無線チップ11に供給される変調搬送波を増幅するものとして説明するが、これに限定されない。アンテナモジュール10は無線チップ11が負荷変調により搬送波の振幅値を変化させた応答信号を増幅し、アンテナ200に供給しても良い。
図4は、増幅回路に入力される変調搬送波を説明する図である。図4は、RFIDリーダから送信される変調搬送波の一例を示している。本実施形態では、例えば所定周波数で振幅値H1の波形と振幅値H2の波形とが交互に出現する信号を、RFIDリーダから送信される変調搬送波とした。
本実施形態の増幅回路100では、変調搬送波を受信したことを検出し、この変調搬送波に重畳波を重畳して増幅した変調搬送波を無線チップ11へ出力する。無線チップ11は増幅回路100から受けた増幅された変調搬送波をエネルギー源として動作し、メモリに格納された識別情報等を増幅された変調搬送波の無変調区間の振幅を変えて、RFIDリーダへ返送する。
以下に図3を参照して本実施形態の増幅回路100について説明する。
本実施形態の重畳波生成部110は、アンテナ200が受信した変調搬送波に重畳される重畳波を生成する。本実施形態の重畳波は、例えばRFIDリーダから送信される変調搬送波と位相が同期しており、同じ周波数である。また本実施形態の重畳波生成部110は、例えばPLL(Phase Locked Loop)回路等により実現されても良い。
本実施形態の高調波除去部120は、生成された重畳波の高調波成分を除去する。
本実施形態のドライバ130は、変調搬送波と重畳波とを加算(重畳)して変調搬送波を増幅した信号を出力する。以下の本実施形態の説明では、変調搬送波に重畳波を加算して増幅した信号を増幅変調搬送波と呼ぶ。
スイッチ部140は、ドライバ130と端子T3,T4の接続を制御するものであり、振幅検出部170から供給される制御信号によりオン/オフが制御される。
本実施形態の減算部150は、端子T1,T2とアッテネータ160との間に設けられており、端子T1,T2からの入力からドライバ130の出力を減算する。
アッテネータ160は、減算部150から出力された搬送波を減衰させる。振幅検出部170は、端子T1,T2から入力される搬送波から変調搬送波を検出し、検出した変調搬送波をドライバ130へ供給する。また本実施形態の振幅検出部170は、変調搬送波を検出するとスイッチ部140に対し、スイッチ部140をオンさせる制御信号を出力する。振幅検出部170の詳細は後述する。
以下に本実施形態のアンテナモジュール10の動作を説明する。まず本実施形態のアンテナモジュール10が変調搬送波を受信した場合の動作を説明する。
本実施形態のアンテナモジュール10において、端子T1,T2を介してアンテナ200が受信した信号が入力されると、入力された信号は減算部150に供給される。本実施形態の減算部150は、入力された信号からドライバ130の出力を減算した信号を搬送波としてアッテネータ160へ出力する。搬送波は、アッテネータ160を介して振幅検出部170へ供給される。
本実施形態の振幅検出部170は、アッテネータ160を介して供給された搬送波の振幅に基づき、この信号が変調搬送波であるか否かを判断する。具体的には例えば本実施形態の振幅検出部170は、例えば搬送波除去フィルタを含むコンパレータ等の二値化回路等である。振幅検出部170は、例えばアッテネータ160から供給された搬送波の振幅値がH1の場合はハイレベル(以下、Hレベル)の出力し、振幅値がH2の場合はローレベル(以下、Lレベル)を出力しても良い。以下の説明では、振幅検出部170が検出した振幅に基づき出力する2値の信号を変調2値信号と呼ぶ。
本実施形態では、例えば変調2値信号がHレベルである期間t1、出力がLレベルの期間t2、出力がHレベルの期間t3というように(図4参照)、変調2値信号が変化したとき、端子T1,T2に入力される搬送波を変調搬送波として検出する。尚本実施形態の振幅検出部170における変調搬送波の検出方法は、上述したパターンに限定されない。本実施形態の振幅検出部170は、例えば変調2値信号の変化が予め決められた所定パターンとなった場合に、入力された信号を変調搬送波として検出しても良い。
本実施形態の振幅検出部170は、変調2値信号を検出すると、スイッチ部140に対し、スイッチ部140をオン/オフさせる制御信号を出力する。具体的には振幅検出部170は、変調搬送波を検出すると、制御信号によりスイッチ部140をオンさせる。また本実施形態の振幅検出部170は、検出された変調搬送波をドライバ130へ出力する。
また本実施形態では、入力された搬送波はアッテネータ160を介して重畳波生成部110に供給される。重畳波生成部110では、搬送波と重畳波との位相を合わせる位相補正を行うことが好ましい。
スイッチ部140が制御信号によりオンされると、ドライバ130と端子T3,T4とが接続される。
本実施形態ではドライバ130には、重畳波生成部110で生成された重畳波と、振幅検出部170を介して供給される変調搬送波とが入力される。本実施形態のドライバ130において変調搬送波は、重畳波が加算された増幅変調搬送波となる。増幅変調搬送波は、端子T3,T4を介して無線チップ11へ供給される。
ここで本実施形態の減算部150の役割について説明する。本実施形態の減算部150は、端子T1,T2から入力される信号から搬送波を高精度に検出するために設けられた搬送波検出部である。
本実施形態の増幅回路100の端子T1,T2は、インピーダンス調整回路12を介して端子T3,T4と接続されている。このため増幅回路100では、端子T1,T2から入力される搬送波に、端子T3,T4から出力される増幅回路100自身の出力信号が加算される場合がある。
このような場合、増幅回路100は、自身の出力信号の影響により搬送波の振幅値が変動して所定パターンとならず、変調搬送波であるか否かを正しく検出できない可能性がある。
そこで本実施形態の減算部150は、端子T1,T2から入力される信号から、ドライバ130の出力信号を減算する。このように減算を行うことで、減算部150の出力はアンテナ200から受信された搬送波のみとなる。
よって本実施形態では、アンテナ200を介して受信された搬送波を高精度に検出することができる。よって本実施形態の振幅検出部170は、搬送波の振幅値の変化を正確に検出することができる。また本実施形態の重畳波生成部110は、搬送波と位相が同期しており、同じ周波数である重畳波を生成することができる。
次に本実施形態のアンテナモジュール10が無線チップ11から出力された応答信号を送信する場合の動作を説明する。
本実施形態のアンテナモジュール10において増幅回路100の端子T1,T2は、無線チップ11とも接続されている。したがってアンテナモジュール10には、無線チップ11から出力された応答信号も入力される場合がある。この場合も、端子T1,T2から入力される搬送波の振幅値が変動し所定パターンとならない。よってスイッチ部140はオフのままであり、ドライバ130と端子T3,T4とは接続されず、アンテナモジュール10からは信号は出力されない。
このためアンテナ200には無線チップ11から出力される信号のみが供給され、送信される。
以上のように本実施形態では、アンテナ200が受信した搬送波が、通信信号が載せられた変調搬送波である場合のみ、この変調搬送波に重畳波を加算した増幅変調搬送波として無線チップ11へ供給することができる。よって本実施形態によれば、通信性能を維持しつつアンテナを小型化することができる。
尚本実施形態では、振幅検出部170は、変調搬送波を検出したときスイッチ部140によりオンさせてドライバ130と端子T3,T4とを接続させる構成としたが、これに限定されない。
振幅検出部170は、例えば搬送波の振幅値がH1のときのみ、スイッチ部140をオンさせてドライバ130と端子T3,T4とを接続させても良い。この場合、図4に示す期間T1と期間T3においてスイッチ部140がオンされ、搬送波に重畳波が加算される。よってドライバ130から出力される増幅変調搬送波は、期間T1,T3のみの振幅値が増幅されることとなり、より振幅変化を広げることができる。
さらには例えば重畳波を搬送波と逆位相とし、搬送波の振幅値がH2の期間のみ、搬送波と逆位相の重畳波を搬送波に加算しても良い。この場合搬送波の振幅値H2は、重畳波により相殺されるため、変調搬送波の振幅の変化を大きくすることでできる。
また本実施形態では、アンテナモジュール10は増幅回路100とアンテナ200による構成としたが、アンテナモジュール10の中に無線チップ11が含まれる構成であっても良い。また本実施形態では、無線チップ11と増幅回路100とがアンテナ200に並列に接続された形態としたが、これに限定されない。例えば無線チップ11は、増幅回路100の後段に接続されていても良い。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態は、搬送波検出手部の役割を果たすアンテナを設けた点が第一の実施形態と相違する。以下の本発明の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図5は、第二の実施形態の増幅回路を説明する図である。
本実施形態のアンテナモジュール10Aは、増幅回路100A、アンテナ200、210を有する。
本実施形態の増幅回路100Aは、重畳波生成部110A、高調波除去部120、ドライバ130、スイッチ部140、アッテネータ160、180、振幅検出部170、を有する。また本実施形態の増幅回路100Aは、端子T1,T2,T3,T4,T5,T6を有する。
本実施形態のアンテナ200とアンテナ210は、同様の特性を持つ同様のアンテナである。したがってアンテナ200とアンテナ210は、それぞれが同様の搬送波を受信する。
本実施形態の増幅回路100Aにおいて、アンテナ210は、端子T5,T6を介してアッテネータ180と接続されている。アッテネータ180の出力は、重畳波生成部110Aに供給される。
本実施形態の重畳波生成部110Aは、振幅検出部170により、アンテナ200から受信した搬送波が変調搬送波であることが検出されると、アンテナ210を介して受信される搬送波に基づき重畳波を生成する。本実施形態の重畳波生成部110Aは、例えばPLL回路等で実現されており、アンテナ210を介して受信した搬送波と位相が同期し且つ周波数が同じ搬送波を生成する。
すなわち本実施形態では、重畳波生成部110Aにアッテネータ180のみを介して接続され、且つアンテナ200と同様の搬送波を受信するアンテナ210が受信した搬送波に基づき重畳波を生成する。よって重畳波生成部110Aは、端子T1,T2から入力される搬送波に端子T3,T4から出力される増幅回路100A自身の出力信号が加算された場合でも、アンテナ200が受信した搬送波を高精度に検出でき、搬送波と位相が一致した重畳波を生成することができる。
尚本実施形態の重畳波生成部110Aは、振幅検出部170により変調搬送波が検出されると重畳波を生成する構成として説明したが、これに限定されない。例えば増幅回路100Aでは、振幅検出部170と重畳波生成部110Aとは接続されておらず、重畳波生成部110Aは常に重畳波を生成し、高調波除去部120へ供給していても良い。
この場合振幅検出部170は、変調搬送波を検出した場合にドライバ130に変調搬送波を出力し、スイッチ部140にスイッチ部140をオンさせる制御信号を出力すれば良い。このようにすれば、変調搬送波が検出された場合のみ、重畳波生成部110Aがアンテナ210から受信した搬送波に基づき生成した重畳波が、振幅検出部170から出力された変調搬送波に重畳され、無線チップ11へ供給される。
また本実施形態では、アンテナ210と重畳波生成部110Aとの間にアッテネータ180を有する構成としたが、これに限定されない。例えばアンテナ210は、アッテネータ180を介さずに、重畳波生成部110Aに直接接続されていても良い。
以上のように本実施形態では、通信性能を維持しつつアンテナを小型化することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10、10A アンテナモジュール
100、100A 増幅回路
110、110A 重畳波生成部
120 高調波除去部
130 ドライバ
140 スイッチ部
150 減算部
160、180 アッテネータ
170 振幅検出部
200、210 アンテナ
特開2009−65426号公報

Claims (7)

  1. 入力された信号から搬送波を検出する搬送波検出部と、
    前記搬送波の振幅値の変化に基づき、前記搬送波が所定の通信信号が載せられた所定の搬送波であることを検出する振幅検出部と、
    前記搬送波に重畳される前記搬送波と位相が同期した重畳波を生成する重畳波生成部と、
    前記搬送波に前記重畳波を加算した増幅搬送波を出力する増幅部と、を有し、
    前記所定の搬送波が検出されたとき、前記増幅搬送波を出力する増幅回路。
  2. 前記搬送波を受信する送受信部と接続された入力端子と、
    前記入力端子と外部回路を介して接続されており、前記増幅搬送波が出力される当該増幅回路の出力端子と、を有し、
    前記搬送波検出部は、
    前記入力端子から入力される信号から前記増幅搬送波を減算する減算部である請求項1記載の増幅回路。
  3. 搬送波を受信する第一の送受信部と接続された第一の入力端子と、
    前記搬送波を受信する第二の送受信部と接続された第二の入力端子と、
    前記第一の入力端子から入力される搬送波の振幅値の変化に基づき、前記搬送波が所定の通信信号が載せられた所定の搬送波であることを検出する振幅検出部と、
    前記第二の入力端子から入力される搬送波と位相が同期した重畳波を生成する重畳波生成部と、
    前記第一の入力端子から入力される搬送波に前記重畳波を加算した増幅搬送波を出力する増幅部と、を有し、
    前記所定の搬送波が検出されたとき、前記増幅搬送波を出力する増幅回路。
  4. 前記増幅部の出力と、当該増幅回路の出力端子との接続を制御するスイッチ部を有し、
    前記振幅検出部は、
    前記所定の搬送波を検出したとき、前記増幅部の出力と前記出力端子とが接続されるように前記スイッチ部を制御する請求項2又は3に記載の増幅回路。
  5. 前記増幅部の出力と前記出力端子との接続を遮断するオフ期間を設けるように前記スイッチ部を制御するスイッチ制御部を有し、
    前記重畳波生成部は、
    前記スイッチ部のオフ期間に受信された搬送波と逆位相の重畳波を生成する請求項4記載の増幅回路。
  6. 無線による信号の送受信を行う送受信部と、
    入力された前記信号から搬送波を検出する搬送波検出部と、前記搬送波の振幅値の変化に基づき、前記搬送波が所定の通信信号が載せられた所定の搬送波であることを検出する振幅検出部と、前記搬送波に重畳される前記搬送波と位相が同期した重畳波を生成する重畳波生成部と、前記搬送波に前記重畳波を加算した増幅搬送波を出力する増幅部と、を有し、前記所定の搬送波が検出されたとき、前記増幅搬送波を出力する増幅回路と、
    を有するアンテナモジュール。
  7. 無線による信号の送受信を行う送受信部と、
    前記信号による通信を行う無線通信部と、
    入力された前記信号から搬送波を検出する搬送波検出部と、前記搬送波の振幅値の変化に基づき、前記搬送波が所定の通信信号が載せられた所定の搬送波であることを検出する振幅検出部と、前記搬送波に重畳される前記搬送波と位相が同期した重畳波を生成する重畳波生成部と、前記搬送波に前記重畳波を加算した増幅搬送波を出力する増幅部と、を有し、前記所定の搬送波が検出されたとき、前記増幅搬送波を無線通信部へ出力する増幅回路と、
    を有する無線通信装置。
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