JP6106386B2 - 糖アルコールを含有する包装用紙 - Google Patents

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本発明は、紙に関するものであり、特に物品の包装を目的とした包装用紙に関する。
紙においては、保管環境・使用環境における水分の変化でカールや波うちが生じる。物品や食品を包む包装用紙においても、上記のような環境による状態の変化が起き、包装としての美装をこらす目的を果たせない、包装を行なう際にカールがかかっていると束から一枚ずつ取り難く、作業性が悪いといった問題があった。
また、現代において物品の包装の目的は、単に包装される物品を保護することにとどまらず、包装紙の審美性や手触りなどの感性によって、受領する側に、包装された物品がより付加価値の高いものと認識され得る効果を生むことにも波及している。
これまで、電子写真方式やインクジェット方式により画像を形成する場合に、印刷機を通過した際のインクやトナーの定着のためにかかる熱によって起こる通紙カールを抑制する方法についてさまざまな検討がなされてきた。
例えば、特開2008−138064号公報(特許文献1)は、普通紙、再生紙あるいはコート紙に対して、印字後の紙のカールを減少させることを目的として、四炭糖、五炭糖および六炭糖から選ばれた1種以上の糖類を含有するインクジェット記録用インクを開示している。
また、特開2007−52135号公報(特許文献2)は、水溶性高結晶化材料を使用したカール抑制効果のある電子写真用記録用紙(いわゆる普通紙)を開示している。
しかしながら、包装される物品の付加価値をあげる包装用紙は、手触りが良いことが好ましく、また、食品の包装においては、より薄く、より柔らかい紙を使用する場合があり、風合いが良いことが好ましいが、上記文献に開示されるような普通紙等の紙は印刷機を通過するための剛性をもつため、その用途に適していなかった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とする。すなわち、保管環境・使用環境によるカール・波うちの問題を改善し、さらに、より手触りがよく柔らかいという特徴を有する物品の包装を目的とした紙を提供することを目的とする。
本発明者らは、物品の包装を目的とした紙のカールの抑制および良好な手触りや柔らかさについて鋭意検討した結果、糖アルコールを用いることで、上記課題を克服できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
さらに本発明者らは、糖アルコールによって処理した紙は、水分を保持する性質が付与され、その結果、包装を目的とした紙において、束から取り出す際に起きる静電気を抑制し、包装作業を行なう者にとっても作業しやすい紙であるという特徴をも見出した。
すなわち本発明は、第一に、糖アルコールを含有した、厚みが0.1mm以下でかつ坪量が10〜60g/m2である、包装用紙である。
第二に、糖アルコールを含有しない場合に比べ、絶乾率が0.1〜3%増加することを特徴とする、上記第一に記載の包装用紙である。
第三に、糖アルコールを含有しない場合に比べ、柔らかさの測定値が1〜20%低減されることを特徴とする、上記第一または第二に記載の包装用紙である。
第四に、カール防止率が10%以上であることを特徴とする、上記第一から第三のいずれか一つに記載の包装用紙である。
第五に、静電気が低減されることを特徴とする、上記第一から第四のいずれか一つに記載の包装用紙である。
第六に、前記糖アルコールがソルビトールであることを特徴とする、上記第一から第五のいずれか一つに記載の包装用紙である。
以下に本発明について、さらに詳細に説明する。
本発明でいう紙とは、植物繊維を主原料として繊維を膠着して製造されるもののうち、板紙と呼ばれる厚い紙を除いた紙を表す。また、本発明に係る包装用紙は、物品の包装を第一の目的として製造されているものであれば、その製造法については問わない。したがって、一般に包装用紙として流通しているものの他、食品や医薬品を包むことで間接的に手指以外の人体の部位へ触れるいわゆる衛生紙や雑種紙もまた本発明の対象となる。
また、本発明に係る包装用紙は、晒包装用紙のような漂白されたパルプから製造された紙でもよく、両更晒クラフト紙、片艶晒クラフト紙、純白ロール紙などが含まれる。さらに、衛生用紙、雑種紙はJIS P0001「紙・板紙及びパルプ用語」に定められる紙であるが、本発明においては食品包装において食品に直接触れる紙を含む。
一方、本発明に係る包装用紙は、厚みが0.1mm以下でかつ坪量が10〜60g/m2である。厚みが0.1mmを超えると包装対象によっては厚みがありすぎて包装に適さず、糖アルコールによる効果も得にくい。また、坪量が10g/m2未満では包装に耐える強度を得難く、60g/m2を超えると重量が大きいため審美性だけでなく、糖アルコールにより良好な手触りや柔らかさを得にくくなる。
本発明における糖アルコールとは、マルチトール、キシリトール、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、還元パラチノース、還元澱粉糖化物などを挙げることができ、2種以上を組み合わせてもよい。特に、水分の保持性からソルビトールが好ましい。
糖アルコールを対象となる紙へ処理する方法としては、結果として糖アルコールが紙に含有されることとなればその方法は問わない。好適には、表面サイズプレス、表面への塗布・塗工・印刷・浸漬が用いられるが、これは紙の表面に糖アルコールが処理されることで、環境と紙の水分の移動に関与するためである。
本発明は、糖アルコールによって紙に水分が保持されやすい特徴が付与された紙である。水分は、JIS P8203において規定される絶乾率で示され、絶乾率は温度23℃、相対湿度50%で保持して標準状態とした紙を105℃で2時間乾燥し、乾燥前重量と乾燥後重量の変化率を示す以下の式で表される。
絶乾率(%)=(乾燥後重量/乾燥前重量)×100
したがって、絶乾率が高いほうが乾燥時に蒸発する水分が少ないことを意味し、本発明では糖アルコールの処理により、処理しない場合に比べ、高い絶乾率を示す。つまり、水分保持性は糖アルコールの処理の場合の絶乾率と、処理しない場合の絶乾率の差で示され、その差は0.1%以上である。さらに絶乾率は、糖アルコールの処理量に従い高くなるが、本発明で使用される糖アルコールの量から、本発明では水分保持性が0.1%〜3%の範囲が好適である。
また、カールの抑制について、本発明では以下の式で求められるカール防止率として表される。
カール防止率(%)=100−(各試験区カール値/水塗布区カール値)×100
ここでいうカール値とは、紙を50×100mmに裁断し、水または糖アルコールで処理したのち適宜乾燥させ、当該紙を水平に置いたときの、カールした紙の四隅の高さの平均値である。
このとき、裁断する紙の長辺は紙の縦方向、短辺は横方向となるように裁断される。
さらに、カール防止率は糖アルコールの処理量、紙の厚み、坪量によっても異なるが、本発明に係る包装用紙では10%以上のカール防止率を示す。
また、柔らかさについては、J−TAPPI No.34において規定される、ハンドルオメーターを使用して測定される方法で測定した。
ハンドルオメーターは熊谷理機工業株式会社製No.2050ハンドルオメーターを使用し測定した。紙の方向は常に横方向を測定するように行った。また、測定環境は、温度23℃、相対湿度50%で行った。
本発明品は、糖アルコールを処理していない紙に比べ柔らかさが増すが、処理していない場合に比べ柔らかさが増したと感受できる程度は、測定値で好ましくは3%以上低減した紙である。また、本発明の糖アルコールの処理が出来る範囲では20%まで低減することができる。
さらに、静電気に関係する表面電気抵抗率は、JIS K6911に準拠して測定される。つまり、温度23℃、相対湿度50%で保持して標準状態とした紙を、印加電圧10Vまたは100Vで測定した表面電気抵抗率である。表面電気抵抗率測定器は三菱油化株式会社製のMCP−HT260 TESTERを使用した。
本発明の糖アルコールを処理した紙は、処理していない紙と比べ、水分が保持されることによって、導電性が増し、表面電気抵抗率は低減する。低減する程度は、処理していない場合に比べ表面電気抵抗率が25%以上低減し、最大で80%まで低減することができる。
糖アルコールの処理量は、0.3〜5g/m2であることが好ましい。0.3g/m2未満の場合には本発明の効果を得にくく、5g/m2を超えると紙にべたつきをもたらすこととなる。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
サンプル紙の作成
表1に記載の厚み及び坪量を有する各種紙をエタックエンジニアリング社製ETAC HIFLEX FX−210P恒温恒湿機で、温度23℃、相対湿度50%で、3時間保持した紙に糖アルコールを用いて処理した。糖アルコールはソルビトール(三菱商事フードテック株式会社製L−70)を希釈して使用し、処理方法は、希釈した糖アルコール溶液に紙の片面のみが接するように漬けて60秒間保持することで均一に塗布する方法とした。希釈した濃度は、所望の糖アルコールの処理量になるよう、任意に設定した。つまり、希釈後の糖アルコール濃度が高いほど、多くの糖アルコールを処理することが出来る。この糖アルコールを処理した紙を、塗布面を上にした状態で17℃〜25℃の室温で12時間以上乾燥させたのち、再度恒温恒湿機で、温度23℃、相対湿度50%で、3時間保持し、標準状態サンプル紙とした。標準状態のサンプル紙の重量を精秤し、糖アルコールの処理によって増加した量を糖アルコール処理量とした。
また常に対照として、標準状態基準紙を用意した。ここでいう標準状態基準紙は、糖アルコールのかわりに水を処理した以外はそれぞれ同種の紙を使用し、上記の方法で処理をした紙である。
Figure 0006106386
水分保持性の確認
サンプル紙を140×229mmに裁断し、重量を精秤したのち、東京理化器械社製VOS−300SD型乾燥機で105℃で、2時間乾燥した。乾燥後のサンプルはデシケーター内で常温まで冷却したのち乾燥後重量を精秤して、絶乾率を求めた。各サンプルにつき、5サンプルの平均を取り、標準状態基準紙の絶乾率と比較した値を表2−1と表2−2に示す。
Figure 0006106386
Figure 0006106386
この結果から、本発明に係る包装用紙は、水分保持性に優れていることが分かる。
柔らかさの確認
サンプル紙の柔らかさは、紙を100×100mmに裁断した後ハンドルオメーターで測定した。各サンプルにつき、6サンプル測定し、最小値、最大値を示した結果を除く4サンプルの平均値で評価した。表3−1と表3−2に結果を示す。
Figure 0006106386
Figure 0006106386
この結果から、本発明に係る包装用紙は、良好な柔らかさを有することが分かる。
カール抑制の確認
カールについては、紙を裁断した後、糖アルコールによる処理を行い、サンプル紙を作成して前述の通りカール値の測定を行った。各サンプルにつき3サンプルの四隅をそれぞれ測定し、各サンプルのカール値からカール防止率を求め、3サンプルのカール防止率の平均値を求めた。表4−1と表4−2に結果を示す。
Figure 0006106386
Figure 0006106386
この結果から、本発明に係る包装用紙は、優れたカール抑制効果を有することが分かる。
静電気抑制の確認
サンプル紙を140×229mmに裁断した後、表面電気抵抗率を測定した。実施例1−1、1−2、3−1、3−2、3−3については100Vの、実施例1−3、1−4については10Vの印加電圧をかけ、各サンプルにつき、6サンプル測定し、最小値、最大値を示した結果を除く4サンプルの平均値で評価した。表5−1と表5−2に結果を示す。
Figure 0006106386
Figure 0006106386
この結果から、本発明に係る包装用紙は、静電気を有意に低減できることが分かる。
以上より、本発明に係る包装用紙は、糖アルコールを含有させることにより、審美性やより柔らかい手触りという効果を発揮すると共に、カール防止および静電気低減という作業性や効果に優れた紙として使用することができる。
特開2008−138064号公報 特開2007−52135号公報

Claims (5)

  1. 糖アルコールを含有した、厚みが0.1mm以下でかつ坪量が10〜60g/m2であり、カール防止率が10%以上であることを特徴とする、包装用紙。
  2. 糖アルコールを含有しない場合に比べ、絶乾率が0.1〜3%増加することを特徴とする、請求項1に記載の包装用紙。
  3. 糖アルコールを含有しない場合に比べ、柔らかさの測定値が1〜20%低減されることを特徴とする、請求項1または2に記載の包装用紙。
  4. 静電気が低減されることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一つに記載の包装用紙。
  5. 前記糖アルコールがソルビトールであることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一つに記載の包装用紙。

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