JP6103983B2 - 内視鏡 - Google Patents

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本発明は、挿入部の先端面に洗浄水を吹き付けて付着物を除去する内視鏡に関する。
内視鏡は医療分野等で広く利用されている。内視鏡は、細長い挿入部を体内に挿入することによって、体内を観察したり、処置具チャンネルに挿入した処置具を用いて各種処置をしたりする。挿入部の先端面には、撮像光学系の最外面の観察窓が設けられている。観察窓の表面に、細胞、血液、又は脂等が付着すると、観察が妨げられる。
特開平9−294714号公報には、観察窓の近傍に配設したノズルから洗浄水を先端面に吹き付けて付着物を洗い流すことで、明瞭な視界を確保する内視鏡が開示されている。
洗浄水には、精製水が使用されているが、付着物によっては十分に洗い流すことができず、明瞭な視界の確保が容易ではないことがあった。
特開平9−294714号公報
本発明は、先端面の付着物を効率的に除去できる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の内視鏡は、先端部に光学部材を有する挿入部と、前記挿入部の基端側に配設された把持部と、前記把持部から延設されたユニバーサルコードと、前記ユニバーサルコードの基端側に配設されたコネクタと、を具備し、前記挿入部の先端面を洗浄する洗浄水を送水する洗浄水送水管が、前記挿入部、前記把持部及び前記ユニバーサルコードの内部を挿通しており、前記洗浄水送水管と、pHが9〜11のアルカリイオン水が送水される第1の送水管と、pHが5〜7の精製水が送水される第2の送水管と、接続されており、前記アルカリイオン水又は前記精製水の少なくともいずれかを前記洗浄水として前記洗浄水送水管に送水する洗浄水切替部が、前記コネクタに配設されているとともに、前記洗浄水切替部の動作条件を設定する設定部が、前記把持部に配設されている。
本発明の別の実施形態の内視鏡は、先端部に光学部材を有する挿入部と、前記挿入部の先端面を洗浄する洗浄水が送水される洗浄水送水管と、第1の洗浄水が送水される第1の送水管と、第2の洗浄水が送水される第2の送水管と、前記洗浄水送水管、前記第1の送水管及び前記第2の送水管と接続されており、前記第1の洗浄水又は第2の洗浄水の少なくともいずれかを前記洗浄水として前記洗浄水送水管に送水する洗浄水切替部と、前記洗浄水切替部の動作条件を設定する設定部と、を具備し、前記第1の洗浄水のpHが9〜11であり、前記第2の洗浄水のpHが5〜7である。
本発明によれば、先端面の付着物を効率的に除去できる内視鏡を提供できる。
第1実施形態の内視鏡の斜視図である。 第1実施形態の内視鏡の先端部の斜視図である。 第1実施形態の内視鏡の送気送水ユニットの断面模式図である。 第2実施形態の内視鏡の構成を説明するための構成図である。 第3実施形態の内視鏡の構成を説明するための構成図である。 第4実施形態の内視鏡システムの斜視図である。
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の内視鏡1は、細長い挿入部10と、挿入部10の基端側に配設された把持部20と、把持部20から延設されたユニバーサルコード30と、ユニバーサルコード30の基端側に配設されたコネクタ40と、を具備する。
挿入部10は、先端部11と湾曲部12と軟性部13とからなる。先端部11には、観察のための光学部材である撮像光学系及び照明光学系が配設されている。湾曲部12は、把持部20のアングルノブ23の操作に応じて、上下左右方向に先端部11の向きを変える。
図2に示すように、先端部11の先端面11SAには、撮像光学系の観察窓15と、照明光学系の照明窓19と、鉗子孔18と、ノズル17と、前方送水管開口部16と、が配設されている。観察窓15及び照明窓19は、光学系の最外部のレンズの外面又はカバーガラスからなる。
ノズル17は洗浄水送水管(以下、単に「送水管」という)31を介して送水された洗浄水を先端面11SAの観察窓15に吹き付けられるように配設されている。前方送水管開口部16は、前方の観察対象に水を吹き付けられるように配設されている。
把持部20には、鉗子孔18と挿通している処置具チャンネルの挿入口24がある。処置具を挿入口24から挿入し、処置具先端部を鉗子孔18から突出して処置を行うことができる。
術者は、把持部20の送気送水ボタン21の操作により、ノズル17から洗浄水を吹き付けたり、空気を吹き付けたりする。すなわち、ノズル17は送気管32(図3参照)とも接続されているが、送気についての説明は省略する。
そして、後述するように、内視鏡1では、術者は把持部20の設定部(SW)22の設定により、ノズル17から吹き付ける洗浄水の種類を切り替えることができる。
コネクタ40の電気コネクタ45はプロセッサ(不図示)と接続され、ライトガイド48は光源装置(不図示)と接続され、送気管コネクタ49は送気ポンプ(不図示)と接続される。プロセッサは撮像信号を処理し内視鏡画像を生成してモニタ(不図示)に表示する。ライトガイド48は、ユニバーサルコード30、把持部20、及び挿入部10を挿通し、先端部11の照明光学系の照明窓19から照明光を出射する。
そして、内視鏡1のコネクタ40には、2つの送水管41(第1の送水管41A及び第2の送水管41B)が配設されている。
図3に示すように、第1の送水管41Aには、送水チューブ43Aを介して第1のボトル51Aの第1の洗浄水52Aが送水される。一方、第2の送水管41Bには、送水チューブ43Bを介して第2のボトル51Bの第2の洗浄水52Bが送水される。
すなわち、図3に示すように、送気送水切替部46の切替が行われると、加圧管42(42A、42B)及び加圧チューブ44(44A、44B)を介して、第1のボトル51A及び第2のボトル51Bに加圧空気が導入される。すると、ボトルの内部の洗浄水が空気圧により送水管に送水される。
なお、加圧管は1本であってもよい。この場合には、内視鏡1の外部に分岐部を設けて、2本の加圧チューブ44(44A、44B)を接続すればよい。また、洗浄水をポンプによって直接送水してもよい。
洗浄水切替部47(以下、「切替部」ともいう)は、送水管31、第1の送水管41A及び第2の送水管41Bと接続されており、設定部22の設定に応じて、第1の洗浄水52A又は第2の洗浄水52Bを洗浄水として送水管31に送水する、例えば流路調整バルブ(Valve)である。すなわち、切替部47は、送水されてきた2種類の洗浄水のうちの1種類を送水管に送水する。
送水管31は、ユニバーサルコード30、把持部20、挿入部10の内部を挿通し、先端部11のノズル17につながっている。そして、送水管31を介して送水された洗浄水52(第1の洗浄水52A又は第2の洗浄水52B)が、ノズル17から観察窓15に吹き付けられる。
ここで、第1の洗浄水52Aは、pHが9〜11のアルカリ性であり、第2の洗浄水52BはpHが5〜7の弱酸性であることが好ましい。なお、「〜」は、「以上、未満」を意味している。
前記範囲のpHの第1の洗浄水52Aは、生体組織に悪影響を及ぼすことなく、精製水では除去困難な付着物、例えば油脂汚れ、を効率的に洗い流し除去することができる。すなわち、pHが前記範囲未満では付着物除去効果が顕著ではない場合があり、前記範囲以上では体内組織を変質したり、体内組織に刺激を与えたりするおそれがある。
そして、第1の洗浄水としては、アルカリイオン水が特に好ましい。アルカリイオン水は、電気分解反応により、水素イオン(H)を水素ガスとして放出することにより水酸化物イオン(OH)の濃度を上げてアルカリ性とした水である。成分としてアルカリ金属イオン及びアルカリ土類金属イオンが比較的少ないアルカリイオン水は、体内組織に対して低変質性・低刺激性であり、機器のメンテナンス性にも優れている。アルカリイオン水は市販のアルカリイオン製水器を用いて作製される。
第2の洗浄水52Aとしては、例えば逆浸透膜処理装置、脱イオン装置、蒸留装置等により、不純物等を除去した医療用の精製水が特に好ましい。精製水は中性(pH7)とされることもあるが、実際の使用状態においては、空気中の炭酸ガスを吸収し前記範囲の弱酸性となっている。
なお、第1の洗浄水52A又は第2の洗浄水52Bの少なくともいずれかに、生体適合性のある界面活性剤を含ませても良い。例えば、市販品では、Tween80(ICIアメリカズ社)、ノニオン、プロノン(日本油脂)、エマルゲン(花王)、ノイゲン(第一工業製薬)、Triton(ロームアンドハース社)、Sterox(モンサント社)等を用いることができる。
なお、付着物を容易に除去するためにアルカリ性の第1の洗浄水52Aだけを洗浄水として使用することも可能である。しかし、第1の洗浄水52Aは、精製水からなる第2の洗浄水52Bと比較すると、高価である。このため、軽微な汚れに対してまで第1の洗浄水52Aを用いているとコスト高となる。
これに対して、本実施形態の内視鏡1では、術者は汚れに応じて、第1の洗浄水52A又は第2の洗浄水52Bを用いることができるため、安価に処置を行うことができる。
以上の説明のように、先端部11に光学部材を有する挿入部10と、挿入部10の先端面11SAを洗浄する洗浄水52が送水される洗浄水送水管31と、第1の洗浄水52Aが送水される第1の送水管41Aと、第2の洗浄水52Bが送水される第2の送水管41Bと、洗浄水送水管31、第1の送水管41A及び第2の送水管41Bと接続されており、第1の洗浄水52A又は第2の洗浄水52Bのいずれかを洗浄水52として洗浄水送水管31に送水する洗浄水切替部47と、洗浄水切替部47の動作条件を設定する設定部22と、を具備する本実施形態の内視鏡1は、先端面11SAの付着物を効率的に除去できる。
<第2実施形態>
第2実施形態の内視鏡1Aは、第1実施形態の内視鏡1と類似しているので、第1実施形態と同じ図3等を用いて説明する。また、内視鏡1と同じ構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。
図3に示す内視鏡1Aの、洗浄水切替部47Aは、設定部22Aの設定にもとづいて、第1の洗浄水52Aと第2の洗浄水52Bとを所定比率で混合して洗浄水52として送水管31に送水する。なお、混合比率は、0%以上100%以下である。
一般的に洗浄水のpHは高いほど、付着物の除去効果は高い。しかし、すでに説明したように、pHの高い洗浄水は高価であるだけでなく、生体組織を変質したり刺激したりするおそれがある。pH11未満の洗浄水による生体組織の変質・刺激は極めて小さい。しかし、例えば、pH10.5の洗浄水は、pH9.5の洗浄水に比べると、変質・刺激の可能性が僅かであっても高い。
内視鏡1Aでは、第1の洗浄水52Aとして許容pHの上限である、例えばpH10.9のアルカリイオン水を用いる。そして、第1の洗浄水52Aと弱酸性の第2の洗浄水52Bとを混合して洗浄水52とすることで、汚れに応じたpHの洗浄水を用いることができる。
例えば、最初に第2の洗浄水52Bを用いて洗浄しても付着物が除去できなかった場合に、第2の洗浄水52Bに第1の洗浄水52Aを少し混合した、pHの少し高い、例えば、pH7.5の洗浄水が用いられる。pH7.5の洗浄水でも除去できなかった場合には、さらにpHの高い洗浄水が用いられる。
すなわち、切替部47Aは、第1の洗浄水52A、第2の洗浄水52B、又は混合洗浄水を、洗浄水として送水管31に送水する。
本実施形態の内視鏡1は、内視鏡1の効果を有し、さらに必要最小のpHの洗浄水を用いることができるため、高価なアルカリ性の第1の洗浄水52Aの使用量が少なくなるため経済的であり、さらに、生体組織を変質したり刺激したりするおそれが、より小さい。
<第3実施形態>
第3実施形態の内視鏡1Bは、内視鏡1Aと類似しているので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。
図4に示すように、内視鏡1Bの先端部11には、洗浄水52のpHを測定するpHセンサ63が配設されている。送水管31を送水されてきた洗浄水52はノズル17から放出され、撮像ユニット15Aの先端面11SAの観察窓15を洗浄する。
洗浄水切替部47Bは、洗浄水制御部であるCPU(60)の制御により、洗浄水が設定部22Bで設定された値になるように第1の洗浄水52Aと第2の洗浄水52Bとを自動的に所定比率で混合する。
すでに説明したように、内視鏡1Aでは、第1の洗浄水52Aと第2の洗浄水52Bとの混合比率を変えることで、pHの異なる洗浄水を用いることができた。しかし、混合比率は術者がトライアンドエラーで最適値を選定する必要があった。
これに対して、内視鏡1Bでは、術者は設定部22BでpHを設定することにより、より簡便に所望のpHの洗浄水を用いることができる。例えば、強い汚れに対してはpH10のアルカリイオン水を、軽微な汚れに対しては、pH6の精製水を、通常の汚れにはアルカリイオン水と精製水を1:1の比率で混合したpH8の混合水を洗浄液に用いることが、内視鏡1Bでは容易である。
すなわち、本実施形態の内視鏡1Bは、内視鏡1Aの効果を有し、さらに先端面11SAの付着物をより効率的に除去できる。
<第4実施形態>
第4実施形態の内視鏡1Cは、内視鏡1、1A、1Bと類似しているので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。すなわち、内視鏡1Cは、内視鏡1等と同様に設定部22Cの設定に応じて、第1の洗浄水又は第2の洗浄水の少なくともいずれかを洗浄水52として送水管31に送水する洗浄水切替部47Cを有する。
そして、図5に示すように、内視鏡1Cは、送水管31の内部の洗浄水52を加熱する加熱部61と、洗浄水52の温度を測定する温度センサ62とを、先端部11にさらに具備する。
なお、図6では加熱前後の温度を測定するために2つの温度センサ62を具備する例を示しているが、加熱された洗浄水52の温度を測定する1つの温度センサを具備していればよい。
洗浄水52の洗浄効果は、温度が高いほど効果的である。内視鏡1Cでは、設定部22Cの設定に応じて、洗浄水制御部であるCPU(60)が、洗浄水を加熱する。すなわち、内視鏡1Cでは、術者が設定部22Cで洗浄水のpHと温度とを設定すると、CPU(60)が切替部47Cと加熱部61とを、制御することで、設定されたpH、温度の洗浄水52が送水される。
洗浄水の加熱温度は、25℃〜40℃が好ましく、33℃〜37℃が特に好ましい。前記下限以上であれば、効率的に汚れが除去でき、前記上限未満であれば、生体組織を変質したり刺激したりするおそれがない。
ここで、例えば、ボトル内の洗浄水を加熱する場合には使用しない洗浄水まで加熱してしまう。また、温度の変更には時間を要する。これに対して、内視鏡1Cは、先端部11において加熱を行うため、実際に吹き付ける洗浄水だけを加熱できるため、効率的である。さらに、洗浄水の温度調整を短時間に行うことができる。
以上の説明のように、内視鏡1Cは、内視鏡1、1A、1Bの効果を有し、さらに加熱された洗浄液を用いるため、さらに先端面11SAの付着物をより効率的に除去できる。
<第5実施形態>
第5実施形態の内視鏡システム2は、内視鏡1等と類似しているので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明を省略する。
内視鏡システム2の内視鏡1Dは、先端面11SAを洗浄する洗浄水を送水する機能を有していない。しかし、図6に示すように、内視鏡システム2は、送水ユニット71と、挿入部10が挿通されるオーバーチューブ70と、を具備する。そして、送水管31はオーバーチューブ70の内部を挿通している。
送水ユニット71の第1の送水管41Aには第1のボトル51Aの第1の洗浄水52Aが送水される。一方、第2の送水管41Bには第2のボトル51Bの第2の洗浄水52Bが送水される。そして洗浄水切替部47Dは、送水管31、第1の送水管41A及び第2の送水管41Bと接続されており、設定部22Dの設定に応じて、第1の洗浄水52A又は第2の洗浄水52Bの少なくともいずれかを洗浄水として送水管31Dに送水する。
内視鏡システム2の内視鏡1Dは、オーバーチューブ70及び送水ユニット71と組み合わせて使用することで、内視鏡1等と同様の効果を有する。また、オーバーチューブ70に、内視鏡1A〜1Cと同様のpH調整機能又は温度調整機能を付与してもよいことは言うまでも無い。
なお、内視鏡1Dとしては、挿入部が軟性部及び湾曲部を有しない、いわゆる硬性鏡であってもよい。
ここで、以上の第1実施形態から第4実施形態の説明では、洗浄水52を観察窓15に吹き付ける内視鏡等について説明したが、洗浄水52を照明光学系の照明窓19にも吹き付けてもよい。さらに、前方送水管開口部16から放出される水についても、同様の構成を用いることで、観察対象の部位に付着している血液等を効率的に除去することができる。
また、第1の洗浄水として、水中に直径が1μm未満の超微細気泡を含む、いわゆるナノバブル水を用いてもよい。ナノバブル水は、例えば、空気を多孔体フィルタ等を介して水中に放出することで微細気泡とし、さらに微細気泡に超音波を照射して微細気泡に物理的刺激を与えることにより生成される。ナノバブル水は低pHであっても洗浄効果に優れている。
本発明は上述した実施形態等に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等ができる。
1、1A〜1D…内視鏡、10…挿入部、11…先端部、20…把持部、21…送気送水ボタン、22…設定部、30…ユニバーサルコード、31…洗浄水送水管、40…コネクタ、41A…第1の送水管、41B…第2の送水管、47…洗浄水切替部、52…洗浄水、52A…第1の洗浄水、52B…第2の洗浄水、61…加熱部、62…温度センサ、63…pHセンサ、70…オーバーチューブ、71…送水ユニット

Claims (8)

  1. 先端部に光学部材を有する挿入部と、前記挿入部の基端側に配設された把持部と、前記把持部から延設されたユニバーサルコードと、前記ユニバーサルコードの基端側に配設されたコネクタと、を具備し、前記挿入部の先端面を洗浄する洗浄水を送水する洗浄水送水管が、前記挿入部、前記把持部及び前記ユニバーサルコードの内部を挿通している内視鏡であって、
    前記洗浄水送水管と、pHが9〜11のアルカリイオン水が送水される第1の送水管と、pHが5〜7の精製水が送水される第2の送水管と、接続されており、前記アルカリイオン水又は前記精製水の少なくともいずれかを前記洗浄水として前記洗浄水送水管に送水する洗浄水切替部が、前記コネクタに配設されているとともに、
    前記洗浄水切替部の動作条件を設定する設定部が、前記把持部に配設されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 先端部に光学部材を有する挿入部と、
    前記挿入部の先端面を洗浄する洗浄水が送水される洗浄水送水管と、
    第1の洗浄水が送水される第1の送水管と、
    第2の洗浄水が送水される第2の送水管と、
    前記洗浄水送水管、前記第1の送水管及び前記第2の送水管と接続されており、前記第1の洗浄水又は第2の洗浄水の少なくともいずれかを前記洗浄水として前記洗浄水送水管に送水する洗浄水切替部と、
    前記洗浄水切替部の動作条件を設定する設定部と、を具備し、
    前記第1の洗浄水のpHが9〜11であり、前記第2の洗浄水のpHが5〜7であることを特徴とする内視鏡。
  3. 前記第1の洗浄水がアルカリイオン水であり、前記第2の洗浄水が精製水であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記洗浄水切替部が、前記設定部の設定にもとづき、前記第1の洗浄水と前記第2の洗浄水とを所定比率で混合し、前記洗浄水として送水することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記洗浄水送水管が、前記挿入部の内部を挿通しており、
    前記挿入部の基端部側に配設された把持部に、前記設定部が配設されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記洗浄水のpHを測定するpHセンサを前記先端部に具備するとともに、
    前記洗浄水のpHが、前記設定部で設定された値になるように、前記洗浄水切替部を制御する洗浄水制御部を具備することを特徴とする請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記洗浄水を加熱する加熱部及び前記洗浄水の温度を測定する温度センサを前記先端部に具備し、
    前記洗浄水制御部が、前記洗浄水の温度が前記設定部で設定された値になるように、前記加熱部を制御することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡。
  8. 前記洗浄水送水管が、前記挿入部が挿通されているオーバーチューブの内部を挿通していることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
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