JP6103360B2 - ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット - Google Patents

ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6103360B2
JP6103360B2 JP2013051715A JP2013051715A JP6103360B2 JP 6103360 B2 JP6103360 B2 JP 6103360B2 JP 2013051715 A JP2013051715 A JP 2013051715A JP 2013051715 A JP2013051715 A JP 2013051715A JP 6103360 B2 JP6103360 B2 JP 6103360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever member
detachable unit
locking mechanism
main body
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013051715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014178437A (ja
JP2014178437A5 (ja
Inventor
賢二 本城
賢二 本城
新谷 剛史
剛史 新谷
経生 工藤
経生 工藤
大輔 富田
大輔 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013051715A priority Critical patent/JP6103360B2/ja
Publication of JP2014178437A publication Critical patent/JP2014178437A/ja
Publication of JP2014178437A5 publication Critical patent/JP2014178437A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6103360B2 publication Critical patent/JP6103360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、装置本体に対して着脱可能な着脱ユニットを装置本体にロックするロック機構、このロック機構を備えた画像形成装置および着脱ユニットに関するものである。
プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置においては、感光体と、帯電装置、現像装置およびクリーニング装置等のプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、装置本体に着脱可能とした着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジを備えたものが知られている。
特許文献1には、装置本体に設けられたレバー部材により、装着されたプロセスカートリッジを、抜き出し不能にロックするロック機構を備えた画像形成装置が記載されている。特許文献1に記載のロック機構のレバー部材は、プロセスカートリッジの装着方向に延びており、装着方向奥側端部が、装置本体に回動自在に支持されている。また、レバー部材の装着方向手前側端部には、プロセスカートリッジの抜き出し方向の移動を規制するための規制突起が、下方に突出する形で設けられている。この規制突起の装着方向手前側には、案内部として、装着方向手前側から奥側へいくに連れて、徐々にレバー部材から下方への突出量が大きくなるテーパ面が設けられている。
プロセスカートリッジのフレーム部材の上面には、上記レバー部材の規制突起が入り込む規制穴が設けられている。
プロセスカートリッジを装置本体に挿入していくと、規制突起のテーパ面にプロセスカートリッジの装着方向奥側上端が突き当たる。この状態からさらにプロセスカートリッジを挿入していくと、プロセスカートリッジの装着方向奥側上端により、テーパ面が押し上げられ、レバー部材が回動し、規制突起がフレーム部材の上面に乗り上げる。この状態からさらにプロセスカートリッジを挿入していき、プロセスカートリッジが所定の位置まで装着されると、自重あるいは付勢力でレバー部材が逆方向に回動し、規制突起が、プロセスカートリッジの規制穴に入り込む。この規制穴に入り込んだ規制突起の装着方向奥側の鉛直面が規制穴の装着方向奥側の端面部に突き当たる。これにより、プロセスカートリッジの装置本体から抜き出す向きの移動に対する規制が行なわれ、プロセスカートリッジが装置本体にロックされる。
しかしながら、特許文献1に記載のロック機構においては、何らかの要因で、規制突起に、規制穴から抜ける方向に力が加わったとき、レバー部材が容易に回動してしまい、規制突起が規制穴から抜け出して、移動の規制が解除されてしまうという課題が生じる。このような課題を解消するため、レバー部材の長さを短くして、その端部に存在する規制突起を、レバー部材の回動の支点近傍に近づけることも考えられる。これにより、規制突起に力が加わっても、レバー部材が回動し難くなり、規制突起が規制穴から抜けて移動の規制が解除されるのを抑制することができる。しかし、この場合、規制突起に設けた案内部としてのテーパ面を押し上げてレバー部材を回動させる際に大きな力が必要となる。このため、プロセスカートリッジ装着時の抵抗が増して、プロセスカートリッジが装着し難くなるという不具合が生じる。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、移動の規制が解除されるのを抑制することができ、かつ、着脱ユニットを装置本体に容易に装着することができるロック機構、画像形成装置および着脱ユニットを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、装置本体に対して着脱可能に構成された着脱ユニットまたは該装置本体に回動自在に支持されたレバー部材を備えたロック機構において、前記レバー部材は、前記着脱ユニットおよび前記装置本体のうち、前記レバー部材を支持してない方の部材と接触して、前記着脱ユニットの、前記装置本体から抜き出す方向の向きの移動を規制する規制部、および、前記着脱ユニット装着時に、前記着脱ユニットおよび前記装置本体のうち、前記レバー部材を支持してない方の部材に突き当たり、前記レバー部材が回動するように案内する案内部とを有し、前記規制部が、前記案内部よりも前記レバー部材の回動の支点側に位置するように前記案内部と離間させて設け、前記レバー部材の回動軸が、前記着脱ユニットの着脱方向と平行であり、前記レバー部材の両端に接触して、前記着脱ユニットの装着時に前記案内部に加わる押し込み力を受ける受け部を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、装置本体から抜き出す方向の向きの移動を規制する規制部を、レバー部材を回動させるための案内部から離間させて、レバー部材の回動の支点側に設けた。これにより、何らかの要因で、規制部に力が加わったときにレバー部材が回動して移動の規制が解除されるのを抑制つつ、着脱ユニットを装着する際に、案内部に突き当ててレバー部材を回動させるときの力を低減して着脱ユニットを装置本体に容易に装着することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。 4つの作像ユニットのうちの1つを示す拡大図である。 プロセスカートリッジのプリンタ本体への着脱時の様子を示す斜視図。 4つのプロセスカートリッジのうちのひとつを示す斜視図。 レバー部材の斜視図。 プロセスカートリッジに取り付けられたレバー部材を示す図。 プロセスカートリッジのセット動作時におけるレバー部材の動きについて説明する図。
以下に、本発明を、電子写真方式の画像形成装置であるプリンタに適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
このプリンタは、その内部の略中央に像担持体である中間転写体としての中間転写ベルト56を備えている。中間転写ベルト56は、ポリイミドやポリアミド等の耐熱性材料からなり、中抵抗に調整された基体からなる無端状ベルトで、4つのローラ52,53,54,55に掛け渡して支持され、図中矢印A方向に回転駆動される。中間転写ベルト56の上方にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーに対応した4つの作像ユニットが中間転写ベルト56のベルト面に沿って並んでいる。
図2は、4つの作像ユニットのうちの1つを示す拡大図である。
いずれの作像ユニットも同様の構成であるので、ここでは、色の区別を示すY、M、C、Kの添え字を省略する。各作像ユニットは、像担持体としての感光体1を有している。各感光体1の周りには、感光体表面を所望電位(マイナス極性)となるように一様に帯電させる帯電手段としての帯電装置2が配置されている。また、感光体表面に形成された静電潜像をマイナス極性に帯電された各色トナーで現像してトナー像とする現像手段としての現像装置4が配置されている。また、感光体表面に潤滑剤を塗布により供給する潤滑剤供給装置である潤滑剤塗布装置3、トナー像転写後の感光体表面のクリーニングを行うクリーニング装置8も配置されている。
本実施形態において、作像ユニットは、感光体1、帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置8および潤滑剤塗布装置3を一つのユニットとして筐体に保持させて、プリンタ本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構成される。
また、図1を参照すると、4つの作像ユニットの上方には、帯電した各感光体表面に各色の画像データに基づいて露光して露光部分の電位を落とし、静電潜像を書き込む静電潜像形成手段としての露光装置9が備えられている。また、中間転写ベルト56を挟んで、各感光体1と対向する位置には、感光体1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト56上に一次転写する転写手段としての一次転写ローラ51がそれぞれ配置されている。一次転写ローラ51は、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。
中間転写ベルト56のローラ52で支持された部分の外側には、二次転写手段としての二次転写ローラ61が圧接されている。二次転写ローラ61は、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。二次転写ローラ61と中間転写ベルト56との接触部が二次転写部であり、中間転写ベルト56上のトナー像が記録材としての転写紙に転写される。二次転写部の図中左側には、転写紙上のトナー像を転写紙に定着させる定着装置70が備えられている。定着装置70は、内部にハロゲンヒータを有する加熱ローラ72及び定着ローラ73に巻き掛けられた無端の定着ベルト71と、定着ベルト71を介して定着ローラ73に対向、圧接して配置される加圧ローラ74とから構成されている。プリンタの下部には、転写紙を載置し、二次転写部に向けて転写紙を送り出す不図示の給紙装置が備えられている。
感光体1は、有機感光体であり、ポリカーボネート系の樹脂で表面保護層が形成されている。帯電装置2は、帯電部材として導電性芯金の外側に中抵抗の弾性層を被覆して構成される帯電ローラ2aを備える。帯電ローラ2aは、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。帯電ローラ2aは、感光体1に対して微小な間隙をもって配設される。この微小な間隙は、例えば、帯電ローラ2aの両端部の非画像形成領域に一定の厚みを有するスペーサ部材を巻き付けるなどして、スペーサ部材の表面を感光体1表面に当接させることで、設定することができる。
現像装置4は、感光体1と対向する位置に、内部に磁界発生手段を備える現像剤担持体としての現像スリーブ4aが配置されている。現像スリーブ4aの下方には、図示しないトナーボトルから投入されるトナーを現像剤と混合し、攪拌しながら現像スリーブ4aへ汲み上げるための2つのスクリュー4bが備えられている。現像スリーブ4aによって汲み上げられるトナーと磁性キャリアからなる現像剤は、ドクターブレード4cによって所定の現像剤層の厚みに規制され、現像スリーブ4aに担持される。現像スリーブ4aは、感光体1との対向位置において同方向に移動しながら、現像剤を担持搬送し、トナーを感光体1上の静電潜像部分に供給する。なお、図1においては、二成分現像方式の現像装置4の構成を示したが、これに限るものではなく、一成分現像方式の現像装置であっても適用可能である。
潤滑剤塗布装置3は、固定されたケースに収容された固形潤滑剤3bと、固形潤滑剤3bから削り取った粉体状の潤滑剤を感光体1の表面に塗布する塗布手段を構成する供給部材としての塗布ローラ3aとを備える。塗布ローラ3aは、ブラシローラ、ウレタン状発泡ローラを用いることができる。
固形潤滑剤3bは、直方体状に形成されており、後述する押圧機構3cにより塗布ローラ3a側に押圧されている。固形潤滑剤3bの潤滑剤としては、少なくとも脂肪酸金属塩を含有する潤滑剤を用いる。脂肪酸金属塩としては、例えば、フッ素系樹脂、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウムなどのラメラ結晶構造を持つ脂肪酸金属塩や、ラウロイルリジン、モノセチルリン酸エステルナトリウム亜鉛塩、ラウロイルタウリンカルシウムなどの物質を使用することができる。また、これらの脂肪酸金属塩の他に、シリコーンオイルやフッ素系オイル、天然ワックスなどの液状の材料、ガス状にした材料を外添法として添加することもできる。
また、固形潤滑剤3bの潤滑剤は、無機潤滑剤である窒化ホウ素を含むことが好ましい。窒化ホウ素の結晶構造としては、六方晶系の低圧相のもの(h−BN)や、立方晶系の高圧相(c−BN)等を挙げることができる。
本実施形態の固形潤滑剤3bは、ステアリン酸亜鉛と窒化ホウ素とを含有した潤滑剤原料を圧縮成型したものを用いた。なお、固形潤滑剤3bの成型方法は、これに限定されることはなく、溶融成型などの他の成型方法を採用してもよい。これにより、上述したステアリン酸亜鉛の効果と上述した窒化ホウ素窒の効果とを得ることができる。
固形潤滑剤3bは塗布ローラ3aによって削り取られ消耗し、経時的にその厚みが減少するが、押圧機構3cにより押圧されているために常時塗布ローラ3aに当接している。塗布ローラ3aは、回転しながら削り取った潤滑剤を感光体表面に塗布する。その後、感光体1の表面とクリーニングブレード8aとの接触により、塗布された潤滑剤が押し広げられて薄膜状になる。これにより、感光体1の表面の摩擦係数が低下する。なお、感光体1の表面に付着した潤滑剤の膜は非常に薄いため、帯電ローラ2aによる帯電を阻害することはない。
クリーニング装置8は、クリーニング部材としてのクリーニングブレード8a、支持部材8b、トナー回収コイル8cを備える。クリーニングブレード8aは、ウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴムを板状に形成してなり、そのエッジが感光体1表面に当接するようにして設けられ、転写後に残留する感光体1上のトナーを除去する。クリーニングブレード8aは、金属、プラスチック、セラミック等からなる支持部材8bに貼着されて支持され、感光体1表面に対し所定の角度で設置される。なお、クリーニング部材としては、クリーニングブレードのほか、クリーニングブラシなどの公知のものを広く利用することができる。
本実施形態において、潤滑剤塗布装置3は、クリーニング装置8よりも下流側に配置される。潤滑剤塗布装置3によって感光体表面に塗布された潤滑剤は、その後に均しブレード8dが感光体表面を摺擦することで引き延ばし、感光体表面に塗布された潤滑剤の塗布ムラをおおまかに均すことができる。
図3は、プロセスカートリッジ10のプリンタ本体への着脱時の様子を示す斜視図である。図3に示すように、不図示の開閉可能な前面扉を開くと、本体筐体の前側板101に設けられたメンテナンス用の開口部101aを露出させることができる。この開口部101aを露出させると、各色のプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10Kが外部に露出し、それぞれ独立してプロセスカートリッジの長手方向にプリンタから着脱可能である。この状態でプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10Kを前側から手前側に引き抜くようにしてスライド移動させることで、プロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10Kをプリンタから取り外すことができる。また、プリンタの前側から後側に押し込むようにプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10Kを、スライド移動させることで、プロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10Kを装置内に装着することができる。
図4は、4つのプロセスカートリッジのうちのひとつを示す斜視図である。
なお、各色のプロセスカートリッジ10の構成は、同じであるので、以下の説明では、色の区別を示すY、M、C、Kの添え字を省略する。
図4に示すように、プロセスカートリッジ10の筐体たるフレーム部材10aの手前側側面上部に、プロセスカートリッジ10を、装置本体から抜け出さないようにロックするロック機構のレバー部材20が回動自在に取り付けられている。
図5は、レバー部材20の斜視図である。
図5に示すように、レバー部材20は、回動支点部24と、回動支点部24から図中左側へ延びるアーム部25とを有している。回動支点部24には、フレーム部材10aの回転軸部114が貫通する貫通孔24aが設けられている。また、アーム部25の上面には、規制部22と、案内部21とが設けられている。規制部22は、案内部21よりも回動支点部24側に設けられている。案内部21の後側には、後側から前側に向けて、徐々にアーム部25からの高さが高くなるようなテーパ面21aを有している。また、規制部22は、案内部21より高さが低くなっており、また、図中右側が、下側に傾斜している。
また、アーム部25の前側側面には、取っ手部23が設けられている。また、アーム部25の先端には、切り欠き部25aが形成されている。
図6は、プロセスカートリッジ10に取り付けられたレバー部材20を示す図である。図6(a)は、プロセスカートリッジ10のレバー部材20付近の平面図である。また、図6(b)は、プロセスカートリッジ10のレバー部材20付近の正面図であり、図6(c)は、図6(a)のA−A断面図である。
レバー部材20は、プロセスカートリッジ10のフレーム部材10aに回動自在に取り付けられる。フレーム部材10aは、感光体1、帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置8、潤滑剤塗布装置3をそれぞれセットして位置決めできる構成としている。そうすることにより、すべての装置を精度よく配置、管理することができる。そのため、レバー部材20に関してもフレーム部材10aに保持する構成としている。
プロセスカートリッジ10のフレーム部材10aには、レバー部材20が回動するための窪み部110と、レバー部材20の回動支点部24が、取り付けられる支点取り付け部111とを有している。また、フレーム部材10aには、図6(b),図6(c)に示すように、レバー部材20をガイドするガイド部115、レバー部材20を閉位置で止める第1止め部112、レバー部材20を開位置で止める第2止め部113とを有している。
ガイド部115は、窪み部110の図中左側端部(支点取り付け部111と反対側端部)に設けられており、図中上下方向に延びている。このガイド部115に、レバー部材20の先端に設けられた切り欠き25aが嵌り込んでいる。第1止め部112は、ガイド部115の上端から、前側へ延びた面である。第2止め部113は、窪み部110の底面に設けられている。
レバー部材20の回動支点部24の貫通孔24aに回転軸部114が挿入されて、レバー部材20の回動支点部24が、フレーム部材10aの支点取り付け部111に回動自在に取り付けられる。回転軸部114には、レバー部材20を付勢する不図示の付勢部材が配置されており、この不図示の付勢部材により、レバー部材20は、図6(b)のF1方向に付勢されている。これにより、通常時(レバー部材20が外力を受けていない状態)において、レバー部材20の先端が、第1止め部112に突き当たっており、閉位置に位置している。
このように、第1止め部112により、レバー部材20を閉位置で止めることで、レバー部材20が必要以上に回転しない構成とすることができる。これにより、予期せぬ位置等への接触、干渉による破損を防止できる。また、プロセスカートリッジ10のセット時においてレバー部材20の回動動作をスムーズに行うことができる。
図7は、プロセスカートリッジ10のセット動作時におけるレバー部材20の動きについて説明する図である。
図7(a)に示すように、プロセスカートリッジ10を挿入していくと、レバー部材20の案内部21のテーパ面21aに前側板101の開口部101aの上端が突き当たる。この状態から、さらに、プロセスカートリッジ10を挿入していくと、テーパ面21aが、開口部101aの上端に押し込まれる。すると、開口部101aの上端からの押し込み力F2の下側の成分F2zにより、レバー部材20は、不図示の付勢部材の付勢力に抗して、図中反時計周りに回動する。また、このとき、図7(a)に示すように、レバー部材20には、開口部101aの上端から手前側にF2yの力で押される。
開口部101aの上端から受ける押し込み力F2の前側の成分F2yにより、レバー部材20が撓むおそれがある。また、上記前側の成分F2yにより、レバー部材20が破損するおそれもある。そのため、本実施形態においては、上記前側の成分F2yを、フレーム部材10aで受けている。具体的には、先の図6(a)に示す支点取り付け部111の前側側面(S2y−1)と、図6(c)に示すガイド部115の後側の面(S2y−2)で受けている。このように、上記前側の成分F2yの成分を、レバー部材20の長手方向一端側と、他端側とで受けることで、上記前側の成分F2yの成分を両端で均等にうけることができる。これにより、レバー部材20が両持ち支持のような形態となり、レバー部材20の撓み等による破損を防止することができる。
また、本実施形態においては、案内部21が、レバー部材20の回動の支点に対して、規制部22よりも離れた箇所にある。そのため、少ない力で、レバー部材20を回動させることができる。これにより、開口部101aの上端から受ける押し込み力F2が小さく済み、プロセスカートリッジ10を装着するときの抵抗を低減することができる。これにより、プロセスカートリッジ10をスムーズに装着することができる。また、押し込み力F2の前側の成分F2yも弱くできるので、レバー部材20の撓み等による破損を良好に抑制することができる。
図7(b)に示すように、テーパ面21aの上端までいたると、レバー部材20は開状態となり、先の図6(b)に示すように、レバー部材20の先端が、第2止め部113に突き当たり、レバー部材20が開位置に移動する。図7(b)に示すように、レバー部材20が開位置にあるとき、案内部21よりも回動の支点側にある規制部22が、開口部101aの上端よりも下側に位置する。これにより、規制部22が、開口部101aを通って、前側板101よりも後側に位置させることができる。また、規制部22の図中右側(回点支点部側)は、下側に傾斜している。これにより、レバー部材20の回動量を抑えることができ、案内部21の高さを低くすることができる。また、フレーム部材10aの窪み部110の深さを抑えることができる。
そして、プロセスカートリッジ10が、装着されると、図7(c)に示すように、レバー部材20の案内部21と規制部22とが、開口部101aを通って、前側板101よりも後側に位置する。これにより、不図示の付勢部材により、レバー部材20が、図中時計回りに回動する。そして、レバー部材20の先端が、フレーム部材10aの第1止め部112と突き当たり、レバー部材20が閉位置に位置する。これにより、前側板101の後ろ側の面に、規制部22が対向する。これにより、プロセスカートリッジ10の抜き出し方向の移動が規制され、装置本体内でプロセスカートリッジ10がロックされる。
プロセスカートリッジ10が装置本体の正規位置に装着されると、装置本体に配置されている図示しない駆動手段や、バイアス印加手段、セット検知手段等によりプロセスカートリッジが手前側に押される。規制部22の前側端部は、案内部21の前側端部よりも前側にある。そのため、プロセスカートリッジ10が手前側へ押されると、位置決め面としての規制部22の手前側の面22aが、前側板101に突き当たる。これにより、プロセスカートリッジ10が、前後方向に位置決めされる。すなわち、本実施形態では、規制部22の手前側の面22aと、装置本体内のプロセスカートリッジを手前側に押す手段と、規制部22の手前側の面22aが突き当たる前側板101とで、プロセスカートリッジの前後方向の位置決めを行う位置決め手段として機能している。
また、このように、プロセスカートリッジ10が装着されると、規制部22が前側板101に突き当たることから、レバー部材20は前側板101の反力F3を受ける。この反力F3によりレバー部材20が変形等してしまうと位置決めが正確に行えなくなる。しかし、本実施形態において、この反力F3も、フレーム部材10aで受けている。具体的には、先の図6(a)に示す支点取り付け部111の後側側面(S3−1)と、図6(c)に示すガイド部115の前側の面(S3−2)で受ける。この場合も、前側板101からの反力F3を、レバー部材20の長手方向一端側と、他端側とで受けることで、プロセスカートリッジセット時にレバー部材20に撓みが発生するのを抑制することができる。
装置正面から見て上下方向や左右方向におけるプロセスカートリッジ10の位置決めは、図示しない面板部材により行われる。ねじ止め等により各色を単独で上下方向や左右方向に位置決めする構成も知られているが、それぞれ単独で位置決めを行った場合、画像形成時において各色の色ずれが発生する可能性がある。そのため、本実施形態においては、ひとつの面板部材により各色のプロセスカートリッジ(4色)と中間転写ベルト56を備えた中間転写装置とを同時に位置決めする構成としている。具体的には、上述したように、プロセスカートリッジ10を装置本体に装着して、プロセスカートリッジ10を前後方向に位置決めした後、不図示の面板部材を装置本体に取り付ける。これにより、プロセスカートリッジが上下方向、左右方向に位置決めされ、プロセスカートリッジを画像形成装置内で正規の位置に配置することができる。また、中間転写装置と、各色のプロセスカートリッジとの関係が正規な関係となり、色ずれなどを抑制することができる。
本実施形態では、レバー部材20の規制部22の位置決め面22aにより、前後方向にプロセスカートリッジ10を位置決めした後、不図示の面板部材により、上下、左右方向にプロセスカートリッジ10が位置決めされる。そのため、不図示の面板部材により、上下、左右方向にプロセスカートリッジ10を位置決めする際、プロセスカートリッジ10が多少なりとも、上下方向、左右方向に移動せしめられる。その結果、規制部22の位置決め面22aが前側板101をスライド移動する。位置決め面22aと前側板101との静止摩擦力の方が、レバー部材20を回動させる力よりも大きいと、位置決め面22aが前側板101の表面を移動せずに、レバー部材20が回動する場合がある。具体的に説明すると、プロセスカートリッジ10が、上側に移動するとき、位置決め面22aと前側板101との静止摩擦力は、下側に働き、規制部22に、レバー部材20を閉位置から開位置へ回動させようとする力が生じる。規制部22が、案内部21と同じ箇所にあり、レバー部材20の先端部付近にある場合、付勢部材に抗して、レバー部材20を回動させるのに必要な力が弱くてすむ。従って、静止摩擦力の方が、レバー部材20を回動させる力よりも大きくなり、レバー部材20が回動してしまう。これにより、規制部22と、前側板101との接触が、本来の接触状態で無くなってしまう。
また、プロセスカートリッジ10が、面板部材による位置決めにより上側に移動する場合、規制部22は、図7(c)に示す正規の前側板101との当り位置よりも下側で当たっており、規制部20の上端部付近のみ、前側板101と当接した状態となっている。プロセスカートリッジ10が面板部材による位置決めにより上側に移動した際に、規制部22が、前側板101に対して、上側へ移動せずに、レバー部材20が回動してしまうと、当接状態が改善されない。すなわち、図7(c)に示す正規の前側板101との当り状態に改善されず、規制部20の上端部付近のみ、前側板101と当接した状態のままとなる。従って、例えば、プロセスカートリッジ10が振動するなどの何らかのきっかけで、移動の規制が解除され、プロセスカートリッジが前側へ動いてしまうという不具合が生じるおそれもある。
このような不具合を回避するため、規制部22のアーム部からの高さを高くすることが考えられる。しかし、この場合、レバー部材20の回動量が多くなり、テーパ面21aの傾斜が急になる。これにより、プロセスカートリッジ10を装置本体に装着するときの抵抗が大きくなるという不具合が生じる。
一方、本実施形態においては、規制部22を、案内部21から離間させて、回転の支点の近傍に設けている。これにより、付勢部材に抗して、レバー部材20を回動させるために規制部22に加える力が大きくなる。これにより、規制部22に静止摩擦力などのレバー部材を閉位置から開位置へ回動させようとする力が生じたとき、レバー部材が回動するのを抑制することができる。その結果、プロセスカートリッジ10が移動しても、レバー部材20を、閉位置に位置させることができる。これにより、プロセスカートリッジが上下、左右方向に移動しても規制部22と、前側板101とを本来の接触状態で維持できる。また、規制部22と前側板101と接触が外れやすくなるという不具合が生じるのを防止することができる。
プロセスカートリッジ10を取り外すときは、図示しない面板部材を取り外した後、レバー部材20の取手部23を下側へ押し、レバー部材20を回動させ、レバー部材20を開位置へ移動させて移動の規制を解除する。本実施形態においては、レバー部材20が開位置まで回動させると、レバー部材20が、先の図6(b)に示した第2止め部113に突き当たる。これにより、必要以上にレバー部材20が回動操作されるのを防止することができ、不図示の付勢部材の破損や機能低下を抑制することができる。また、必要以上、レバー部材20が回動しないので、プロセスカートリッジ10の取り外し作業の低下を抑制することができる。
また、レバー部材20を、プロセスカートリッジ10の装着方向手前側に設けることで、解除レバーなどを設けずとも、レバー部材20を回動させて、移動の規制を解除することができる。これにより、部品点数を削減することができ、装置を安価にすることができる。また、レバー部材20の姿勢を目視で確認することができ、プロセスカートリッジ10をセットしたとき、正しく位置決めされているか否かを確認することができる。
なお、上述では、プロセスカートリッジ10の装置本体に対するロックに、本発明を適用した実施形態について説明したが、装置本体に対して、着脱自在に設けられたユニットに本発明を適用することができる。例えば、現像装置4に補給するトナーを収納し、装置本体に対して着脱可能に構成されたトナーボトルに本発明を適用することができる。また、中間転写装置、中間転写ベルト56の表面をクリーニングするベルトクリーニング装置にも本発明を適用できる。また、ベルトクリーニング装置やクリーニング装置8で除去した廃トナーを収納する廃トナー容器にも本発明を適用することができる。また、上述では、水平方向に着脱されるユニットに本発明を適用した実施形態について説明したが、例えば、上方から装置本体に着脱されるユニットにも、本発明を適用することができる。
また、上述では、着脱ユニットであるプロセスカートリッジ10にレバー部材20を設けているが、レバー部材20は、装置本体に設けてもよい。
また、上述では、レバー部材20の回動軸が、プロセスカートリッジ10の着脱方向に平行であるが、回動軸を、プロセスカートリッジ10の着脱方向に直交させたロック機構においても、本発明を適用することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ10などの着脱ユニットまたは装置本体に回動自在に支持されたレバー部材20を備えたロック機構において、レバー部材20には、着脱ユニットおよび装置本体のうち、レバー部材20を支持してない方の部材(本実施形態では、装置本体の前側板101)と接触して、着脱ユニットの、装置本体から抜き出す方向の向きの移動を規制する規制部22、および、着脱ユニット装着時に、着脱ユニットおよび前記装置本体のうち、レバー部材を支持してない方の部材に突き当たり、レバー部材20が回動するように案内する案内部21とを有し、規制部22が、案内部21よりもレバー部材20の回動の支点側に位置するように案内部と離間させて設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、移動の規制が外れるのを抑制することができ、かつ、着脱ユニットを装置本体に容易に装着することができる。
(態様2)
また、(態様1)において、レバー部材20の回動軸が、プロセスカートリッジ10などの着脱ユニットの着脱方向と平行である。
かかる構成を備えることで、位置決めが外れるのを抑制することができ、かつ、着脱ユニットを装置本体に容易に装着することができる。
(態様3)
また、(態様2)において、レバー部材20の両端に接触して、着脱ユニットの装着時に案内部21などの回動駆動部に加わる押し込み力を受ける受け部(本実施形態では、フレーム部材10aのガイド部115と、支点取り付け部111)を有する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、レバー部材20の撓み変形や、破損を抑制することができる。
(態様4)
(態様1)乃至(態様3)いずれかにおいて、レバー部材20は、規制部22によりプロセスカートリッジ10などの着脱ユニットの移動を規制する第1の姿勢(本実施形態における閉位置)と、着脱ユニットの移動の規制を解除する第2の姿勢(本実施形態における開位置)とを取りうるように回動するものであって、レバー部材20が、第1姿勢を取るように付勢する付勢部材を設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、付勢部材の付勢力によりレバー部材20を常時第1の姿勢(閉位置)を取るようにすることができ、ロックを解除する方向にレバー部材を回動させ難くすることができる。これにより、着脱ユニットを、前後方向に良好に位置決めすることができる。
(態様5)
また、(態様4)において、第1の姿勢でレバー部材20の回動を止める第1止め部112と、第2の姿勢でレバー部材20の回動を止める第2止め部113とを有する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、レバー部材20が必要以上に回転しない。これにより、予期せぬ位置等への接触、干渉による破損を防止できる。また、プロセスカートリッジ10のセット時においてレバー部材20の回動動作をスムーズに行うことができる。
(態様6)
また、(態様1)乃至(態様5)いずれかにおいて、プロセスカートリッジ10などの着脱ユニットが装着状態のとき、着脱ユニットを押し込んで、規制部22を、レバー部材20を支持してない方の部材(本実施形態では、装置の本体の前側板)に押し当てることで、着脱ユニットを装着方向に位置決めする手段を有し、レバー部材20の回動軸が、着脱ユニットの着脱方向と平行であって、着脱ユニットが装着状態のとき、レバー部材20の両端に接触して、規制部22に加わる力を受ける受け部(本実施形態では、フレーム部材10aのガイド部115と、支点取り付け部111)を有する。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、着脱ユニットを位置決めしているときに、レバー部材20が撓むのを抑制することができ、位置決め精度が低下するのを抑制することができる。
(態様7)
また、(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、規制部22のプロセスカートリッジ10などの着脱ユニット装着方向手前側端部が、案内部の着脱ユニット装着方向手前側端部よりも、着脱ユニット装着方向手前側に位置する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、規制部22のみを、レバー部材を有していない方の部材(本実施形態では、前側板101)に当てて、位置決めを行うことができる。
(態様8)
また、(態様1)乃至(態様7)いずれかにおいて、レバー部材20の回動をガイドするガイド部115を設けた。
ガイド部115でレバー部材20の回動をガイドすることで、レバー部材20をスムーズに回動させることができる。
(態様9)
また、(態様8)において、ガイド部115が、レバー部材20に加わる力を受ける受け部として機能する。
かかる構成を備えることで、ガイド部115とは別に、レバー部材20に加わる力を受ける受け部を設ける必要がなくなる。
(態様10)
また、(態様1)乃至(態様9)いずれかにおいて、プロセスカートリッジ10などの着脱ユニットの着脱方向が、着脱ユニットの長手方向である。
かかる、構成を備えることで、着脱ユニットを長手方向から着脱できる。
(態様11)
また、(態様1)乃至(態様10)いずれかにおいて、案内部21などの回動駆動部の、プロセスカートリッジ10などの着脱ユニット装着時に、装置本体および着脱ユニットのうち、レバー部材20を支持してない方の部材が押し当たる箇所が、レバー部材20の回動方向および着脱ユニットの着脱方向いずれにも直交するテーパ面21aである。
かかる構成を備えることで、プロセスカートリッジなどの着脱ユニット装着時に、装置本体および着脱ユニットのうち、レバー部材20を支持してない方の部材に回動部材が押し込まれることで、レバー部材を回動させることができる。
(態様12)
(態様1)乃至(態様11)いずれかにおいて、レバー部材20を、プロセスカートリッジ10などの着脱ユニットの装着方向手前側に設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、解除レバーなどを設けずとも、レバー部材20を回動させて、位置決めを解除することができる。これにより、部品点数を削減することができ、装置を安価にすることができる。また、レバー部材20の姿勢を目視で確認することができ、プロセスカートリッジ10をセットしたとき、正しく位置決めされているか否かを確認することができる。
(態様13)
また、(態様12)において、装置本体に対して着脱可能に設けられたプロセスカートリッジなどの着脱ユニットと、着脱ユニットを着脱ユニットの着脱方向に位置決めする位置決め機構とを備えた画像形成装置において、位置決め機構として、(態様1)乃至(態様12)いずれかの位置決め機構を備えた。
かかる構成を備えることで、精度よくプロセスカートリッジなどの着脱ユニットを、着脱ユニットの着脱方向に位置決めすることができ、色ずれなどを抑制した高品位な画像を得ることができる。また、着脱ユニットの交換作業を容易に行うことができる。
(態様14)
また、(態様13)において、着脱ユニットが、感光体1などの像担持体と、帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置8および潤滑剤塗布装置3の少なくともひとつとをフレーム部材10aに収納したプロセスカートリッジである。
かかる構成とすることで、色ずれなどを抑制した高品位な画像を得ることができる。また、プロセスカートリッジの交換作業を容易に行うことができる。
(態様15)
また、(態様14)において、フレーム部材が収納する装置を、フレーム部材に位置決め保持し、前記レバー部材を、前記フレーム部材に設けた。
かかる構成を備えることで、プロセスカートリッジが保持する各装置を、画像形成装置内で高精度に位置決めすることができる。
(態様16)
装置本体に対して着脱可能に設けられた着脱ユニットにおいて、回動自在に支持されたレバー部材20を備え、レバー部材20は、装置本体と接触して、着脱ユニットの、装置本体から抜き出す方向の向きの移動を規制する規制部22、および、着脱ユニット装着時に、装置本体に突き当たり、レバー部材20が回動するように案内する案内部21とを有し、規制部22が、案内部21よりもレバー部材20の回動の支点側に位置するように互い離間させて設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、移動の規制が外れるのを抑制することができ、かつ、着脱ユニットを装置本体に容易に装着することができる。
1:感光体
2:帯電装置
3:潤滑剤塗布装置
4:現像装置
8:クリーニング装置
10:プロセスカートリッジ
10a:フレーム部材
20:レバー部材
21:案内部
21a:テーパ面
22:規制部
22a:位置決め面
23:取手部
24:回動支点部
24a:貫通孔
25:アーム部
25a:切り欠き部
101:前側板
101a:開口部
110:窪み部
111:支点取り付け部
112:第1止め部
113:第2止め部
114:回転軸部
115:ガイド部
特許第4542365号公報

Claims (14)

  1. 装置本体に対して着脱可能に構成された着脱ユニットまたは該装置本体に回動自在に支持されたレバー部材を備えたロック機構において、
    前記レバー部材は、前記着脱ユニットおよび前記装置本体のうち、前記レバー部材を支持してない方の部材と接触して、前記着脱ユニットの、前記装置本体から抜き出す方向の向きの移動を規制する規制部、および、前記着脱ユニットの装着時に、前記着脱ユニットおよび前記装置本体のうち、前記レバー部材を支持してない方の部材に突き当たり、前記レバー部材が回動するように案内する案内部とを有し、
    前記規制部が、前記案内部よりも前記レバー部材の回動の支点側に位置するように前記案内部と離間させて設け
    前記レバー部材の回動軸が、前記着脱ユニットの着脱方向と平行であり、
    前記レバー部材の両端に接触して、前記着脱ユニットの装着時に前記案内部に加わる押し込み力を受ける受け部を有することを特徴とするロック機構。
  2. 請求項1に記載のロック機構において、
    前記レバー部材は、前記規制部により前記着脱ユニットの移動を規制する第1の姿勢と、前記着脱ユニットの移動の規制を解除する第2の姿勢とを取りうるように回動するものであって、
    前記レバー部材が、前記第1の姿勢を取るように付勢する付勢部材を設けたことを特徴とするロック機構。
  3. 請求項2に記載のロック機構において、
    前記第1の姿勢で前記レバー部材の回動を止める第1止め部と、前記第2の姿勢で前記レバー部材の回動を止める第2止め部とを有することを特徴とするロック機構。
  4. 請求項1乃至いずれかに記載のロック機構において、
    前記着脱ユニットが装着状態のとき、着脱ユニットを押し込んで、前記規制部を、前記レバー部材を支持してない方の部材に押し当てることで、前記着脱ユニットを装着方向に位置決めする手段を有し
    記着脱ユニットが装着状態のときも、前記レバー部材の両端は、前記受け部に接触することを特徴とするロック機構。
  5. 請求項1乃至いずれかに記載のロック機構において、
    前記規制部の着脱ユニット装着方向手前側端部が、前記案内部の前記着脱ユニット装着方向手前側端部よりも、前記着脱ユニット装着方向手前側に位置することを特徴とするロック機構。
  6. 請求項1乃至いずれかに記載のロック機構において、
    前記レバー部材の回動をガイドするガイド部を設けたことを特徴とするロック機構。
  7. 請求項に記載のロック機構において、
    前記ガイド部が、前記レバー部材に加わる力を受ける受け部として機能することを特徴とするロック機構。
  8. 請求項1乃至いずれかに記載のロック機構において、
    前記着脱ユニットの着脱方向が、前記着脱ユニットの長手方向であることを特徴とするロック機構。
  9. 請求項1乃至いずれかに記載のロック機構において、
    前記案内部の、前記着脱ユニットの装着時に、前記装置本体および前記着脱ユニットのうち、前記レバー部材を支持してない方の部材が押し当たる箇所が、前記レバー部材の回動方向および前記着脱ユニットの着脱方向いずれにも直交するテーパ面であることを特徴とするロック機構。
  10. 請求項1乃至いずれかに記載のロック機構において、
    前記レバー部材を、前記着脱ユニットの装着方向手前側に設けたことを特徴とするロック機構。
  11. 装置本体に対して着脱可能に設けられた着脱ユニットと、
    前記着脱ユニットを装置本体にロックするロック機構とを備えた画像形成装置において、
    前記ロック機構として、請求項1乃至10いずれかに記載のロック機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11の画像形成装置において、
    前記着脱ユニットが、像担持体と、帯電装置、現像装置、クリーニング装置および潤滑剤塗布装置の少なくともひとつとをフレーム部材に収納したプロセスカートリッジであることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12の画像形成装置において、
    前記フレーム部材が収納する装置を、前記フレーム部材に位置決め保持し、前記レバー部材を、前記フレーム部材に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 装置本体に対して着脱可能に設けられた着脱ユニットにおいて、
    回動自在に支持されたレバー部材を備え、
    前記レバー部材は、前記装置本体と接触して、前記着脱ユニットの、前記装置本体から抜き出す方向の向きの移動を規制する規制部、および、前記着脱ユニットの装着時に、前記装置本体に突き当たり、前記レバー部材が回動するように案内する案内部とを有し、前記規制部が、前記案内部よりも前記レバー部材の回動の支点側に位置するように互い離間させて設け
    前記レバー部材の回動軸が、前記着脱ユニットの着脱方向と平行であり、
    前記レバー部材の両端は、前記着脱ユニットの装着時に前記案内部に加わる押し込み力を受ける受け部に接触することを特徴とする着脱ユニット。
JP2013051715A 2013-03-14 2013-03-14 ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット Active JP6103360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013051715A JP6103360B2 (ja) 2013-03-14 2013-03-14 ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013051715A JP6103360B2 (ja) 2013-03-14 2013-03-14 ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014178437A JP2014178437A (ja) 2014-09-25
JP2014178437A5 JP2014178437A5 (ja) 2017-01-12
JP6103360B2 true JP6103360B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=51698459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013051715A Active JP6103360B2 (ja) 2013-03-14 2013-03-14 ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6103360B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6645332B2 (ja) * 2016-04-18 2020-02-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
KR20220094507A (ko) 2020-12-29 2022-07-06 한국전기연구원 마그네트론 주파수와 위상제어를 통한 플라즈마 발생장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5627317B2 (ja) * 2009-07-30 2014-11-19 キヤノン株式会社 カラー電子写真画像形成装置、及び感光体カートリッジ
JP2011232362A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014178437A (ja) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7272339B2 (en) Process cartridge including first and second frames and separating member moving the second frame to a separated position and image forming apparatus detachably mounting the cartridge
JP5004870B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
US8170444B2 (en) Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP4869289B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2007322554A (ja) 感光体ユニットおよび画像形成装置
JP4384251B1 (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
US8180251B2 (en) Cover and cartridge
JP2007079284A (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007279532A (ja) 画像形成装置
US9046871B2 (en) Process cartridge, main cartridge, sub cartridge, and image forming apparatus
JP2007057646A (ja) 感光体カートリッジ、現像カートリッジ、及び画像形成装置
US20120107020A1 (en) Developing device, image forming unit and image forming apparatus
US20110013933A1 (en) Process cartridge and image forming apparatus
JP2012150522A (ja) プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
US9377752B2 (en) Image forming apparatus with image bearing member protection
US8543034B2 (en) Electrophotographic color image forming apparatus and cartridge
US9857761B2 (en) Image forming apparatus having a supporting member for dismountably supporting one or more cartridges
JP6103360B2 (ja) ロック機構、画像形成装置および着脱ユニット
JP2010107775A (ja) 画像形成装置
JP2009210966A (ja) 画像形成装置
KR102323007B1 (ko) 트레이에 소모품 카트리지 장착을 위한 가이드 부재를 포함하는 화상형성장치
JP2012203208A (ja) 画像形成装置
JP4685197B2 (ja) 電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US20060165433A1 (en) A process cartridge for an image forming apparatus
US9581957B2 (en) Image forming apparatus and detachable component

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6103360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151