JP6102372B2 - 演奏システム、演奏方法及びプログラム - Google Patents
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図4は本システムにおける操作子11の振り上げ角度と表示色との関係を説明するための図である。なお、図面では実際の色を表現できないため、便宜的に色の名前を付記してある。図中のRは赤色、Pは桃色、Wは白色、LBは水色、Bは青色を表している。
図8は演奏装置10(操作子11)のメイン処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、演奏装置10に設けられた制御部(CPU)14が記憶部15に記憶されたプログラム15aを読み込むことにより実行される。
ユーザが操作子11を静止させている間に加速度センサの重力方向を検知して、絶対座標を決定する。
ユーザが打面を叩いた時に加速度センサの波形が急激に変化することを利用して、その瞬間の操作子11の角度を角速度センサの情報を元に検知する。そして、打面に接触している時の操作子11の角度を基準にして振上げ角度を定義する。なお、振上げ角度の算出方法については後述する。
ユーザが任意に打面を叩いた時に得られる加速度センサの衝撃と角速度センサの速度から音量を検知し、音量に応じた振上げ角度の相関関係を検知する。この検知結果と標準的な振上げ角度と音量の相関関係とを比較すれば、ユーザが手に力が入っているかを判別することができる。
図9は上記図8のステップA12で実行される状態検知・演奏指示処理を示すフローチャートである。
図10は上記図8のステップA13で実行される発音処理を示すフローチャートである。
図11は上記図9のステップB13で実行される音楽データに対応する演奏指示処理を示すフローチャートである。
図12は上記図11のステップD12で実行される音楽データに対応する振上げ角度算出処理を示すフローチャートである。
ここで、ショット間隔Tが十分な場合は、自由落下に近い条件で音量Vに応じた振上げ角度α0を算出する。一方、ショット間隔Tが短くなってきた場合には、自由落下では間に合わなくなり、ユーザが手首に適切な力を入れて、スティックとして用いられる操作子11を高速にスウィングすることになる。したがって、角速度(厳密に言うと操作子11の先端部であるが、角速度で代用可能)が増した分、振上げ角度α0を減算する必要がある。
図13は上記図11のステップD13で実行される振上げ角度表示処理を示すフローチャートである。
・毎回均一なスティックのストローク(軌跡)を維持する
そのためには、スティック(操作子11)の振上げ角度を一定に保つ必要がある。振上げ角度さえ決まれば、後は腕を脱力し、重力に任せて打面にスティックを落とすことで発音することが可能になる。
制御部14は、下記の手法1〜4のいずれかを用いて待機時間中も含めて振上げ角度に関する演奏指示を行う。
操作子11のショット動作を行わない待機期間の間、操作子11の表示部13を色表示せずに消灯する。これにより、ユーザは表示部13に青色が表示された時に操作子11を振上げ、赤色が表示された時に操作子11を振下げることになる。つまり、色表示による演奏指示に従って、リズムパターンに合わせて演奏を行うことができる。この場合、必ずしも適正な振上げ角度を白表示する必要はないが、白表示も行えば、適正な振上げ角度をユーザに認識させることができる。
操作子11の待機期間を含めて、操作子11が次のショットに対して適正角度範囲にあるときは白表示、適正角度範囲を下回った場合は青表示、適正角度範囲を上回った場合は赤表示とする。この場合、ユーザは常に操作子11の表示色が白表示となるように振上げ/振下げ動作を行えば良いことになる。
上記手法2と同様に、操作子11の待機期間を含めて、操作子11が次のショットに対して適正角度範囲にあるときは白表示、適正角度範囲を下回った場合は青表示、適正角度範囲を上回った場合は赤表示とする。その際、操作子11の振上げ角度が適性角度に近づいたときに徐々に表示色を切り替える。図21、図22、図23に具体例を示す。図中のRは赤色、Pは桃色、Wは白色、LBは水色、Bは青色を表している。
操作子11の振上げ角度毎に表示色を固定する。電子譜面上に表示されている各音符は適正な振上げ角度に応じた色で表示する。これにより、ユーザは音量に応じた振上げ角度を、電子譜面上に表示されている各音符の色別に判断して、操作子11の表示部13がこの各音符の色と同じ色になるように操作子11を動かすことができる。図24、図25、図26、図27に具体例を示す。図中のRは赤色、Wは白色、Bは青色を表している。
[1]
表示部を有し、ショット動作を行うことにより楽音を発生させる操作子と、
楽曲のリズムパターンを含む音楽データに基づいて、上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出する振り角度算出手段と、
上記振り角度算出手段によって算出された振り角度に基づきショット動作時における上記操作子が適正角度か否かを上記表示部に表示させる演奏指示手段と
を具備したことを特徴とする演奏システム。
上記操作子の振り状態に基づいて振り角度を検知する振り角度検知手段をさらに具備し、
上記演奏指示手段は、上記振り角度検知手段によって検知された振り角度と、上記振り角度算出手段によって算出された振り角度とを比較し、当該比較結果に応じて上記表示部の表示を変化させることを特徴とする[1]記載の演奏システム。
上記振り角度算出手段は、上記楽曲のリズムパターンからショットの音量とショット間隔の情報を取得し、当該ショットの音量とショット間隔の情報に基づいて上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出することを特徴とする[1]または[2]記載の演奏システム。
上記演奏指示手段は、
上記操作子の振り角度がショット動作時に上記適正角度の範囲内にある場合に第1の表示色、上記適正角度の範囲を超えている場合に第2の表示色、上記適正角度の範囲未満の場合に第3の表示色を用いて上記表示部に表示させることを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載の演奏システム。
上記演奏指示手段は、
上記操作子の振り角度に応じて順次表示部の表示色を変化させることを特徴とする[1]から[4]のいずれかに記載の演奏システム。
上記演奏指示手段は、
上記操作子でのショット動作を行っていない待機期間の間、上記表示部を非表示とすることを特徴とする[1]から[5]のいずれかに記載の演奏システム。
上記演奏指示手段は、
上記操作子でのショット動作を行っていない待機期間を含めて、上記操作子の振り角度がショット動作時に上記適正角度の範囲にある場合に上記第1の表示色、上記適正角度の範囲を超えている場合に上記第2の表示色、上記適正角度の範囲未満の場合に上記第3の表示色を用いて上記表示部に表示させることを特徴とする[4]記載の演奏システム。
上記楽曲のリズムパターンを表示する楽譜表示部をさらに具備し、
上記楽譜表示部は、上記リズムパターンを構成する音符毎に上記算出された振り角度に応じた表示色で、上記各音符を表示することを特徴とする[5]記載の演奏システム。
表示部を有し、ショット動作を行うことにより楽音を発生させる操作子を用いて演奏を行う演奏方法において、
楽曲のリズムパターンを含む音楽データに基づいて、上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出するステップと、
上記算出された振り角度に基づきショット動作時における上記操作子が適正角度か否かを上記表示部に表示させるステップと
を備えたことを特徴とする演奏方法。
表示部を有し、ショット動作を行うことにより楽音を発生させる操作子を用いて演奏を行うコンピュータによって実行されるプログラムであって、
上記コンピュータに、
楽曲のリズムパターンを含む音楽データに基づいて、上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出する機能と、
上記算出された振り角度に基づきショット動作時における上記操作子が適正角度か否かを上記表示部に表示させる機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
Claims (10)
- 表示部を有し、ショット動作を行うことにより楽音を発生させる操作子と、
楽曲のリズムパターンを含む音楽データに基づいて、上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出する振り角度算出手段と、
上記振り角度算出手段によって算出された振り角度に基づきショット動作時における上記操作子が適正角度か否かを上記表示部に表示させる演奏指示手段と
を具備したことを特徴とする演奏システム。 - 上記操作子の振り状態に基づいて振り角度を検知する振り角度検知手段をさらに具備し、
上記演奏指示手段は、上記振り角度検知手段によって検知された振り角度と、上記振り角度算出手段によって算出された振り角度とを比較し、当該比較結果に応じて上記表示部の表示を変化させることを特徴とする請求項1記載の演奏システム。 - 上記振り角度算出手段は、上記楽曲のリズムパターンからショットの音量とショット間隔の情報を取得し、当該ショットの音量とショット間隔の情報に基づいて上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出することを特徴とする請求項1または2記載の演奏システム。
- 上記演奏指示手段は、
上記操作子の振り角度がショット動作時に上記適正角度の範囲内にある場合に第1の表示色、上記適正角度の範囲を超えている場合に第2の表示色、上記適正角度の範囲未満の場合に第3の表示色を用いて上記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の演奏システム。 - 上記演奏指示手段は、
上記操作子の振り角度に応じて順次表示部の表示色を変化させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の演奏システム。 - 上記演奏指示手段は、
上記操作子でのショット動作を行っていない待機期間の間、上記表示部を非表示とすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の演奏システム。 - 上記演奏指示手段は、
上記操作子でのショット動作を行っていない待機期間を含めて、上記操作子の振り角度がショット動作時に上記適正角度の範囲にある場合に上記第1の表示色、上記適正角度の範囲を超えている場合に上記第2の表示色、上記適正角度の範囲未満の場合に上記第3の表示色を用いて上記表示部に表示させることを特徴とする請求項4記載の演奏システム。 - 上記楽曲のリズムパターンを表示する楽譜表示部をさらに具備し、
上記楽譜表示部は、上記リズムパターンを構成する音符毎に上記算出された振り角度に応じた表示色で、上記各音符を表示することを特徴とする請求項5記載の演奏システム。 - 表示部を有し、ショット動作を行うことにより楽音を発生させる操作子を用いて演奏を行う演奏方法において、
楽曲のリズムパターンを含む音楽データに基づいて、上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出するステップと、
上記算出された振り角度に基づきショット動作時における上記操作子が適正角度か否かを上記表示部に表示させるステップと
を備えたことを特徴とする演奏方法。 - 表示部を有し、ショット動作を行うことにより楽音を発生させる操作子を用いて演奏を行うコンピュータによって実行されるプログラムであって、
上記コンピュータに、
楽曲のリズムパターンを含む音楽データに基づいて、上記楽曲のリズムパターンに対応する上記操作子の振り角度を算出する機能と、
上記算出された振り角度に基づきショット動作時における上記操作子が適正角度か否かを上記表示部に表示させる機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
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Applications Claiming Priority (1)
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