JP6101449B2 - ワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール - Google Patents

ワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール Download PDF

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Description

本発明は、車両などの移動体に設けられたウインドウガラスを昇降させるワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレールに関するものである。より詳細には、ワイヤを介してスライダベースを移動させることにより、該スライダベースに取り付けられたウインドウガラスを昇降させるワイヤ式ウインドウレギュレータに用いられるガイドレールに関するものである。
この種のワイヤ式ウインドウレギュレータは、特許文献1〜7に記載されているように、広く知られており、車両のウインドウガラスを昇降させるのに使用されている。例えば特許文献1に記載のガイドレールは、長手方向の両端部にワイヤガイド部を設け、このワイヤガイド部間のガイドレール表面側にワイヤの一部を移動可能に配している。
このような従来のガイドレールは、一般に、金属で形成されている。
特開2011−12469号公報 特開2012−57425号公報 特開2011−69059号公報 特開2012−92574号公報 特開2003−214030号公報 特開2007−56501号公報 特開2004−116074号公報
ところで、燃費向上のため、車両に搭載される部品の軽量化が進められており、そのための方法の一つとして材料を金属から樹脂に変更することが検討されている。しかし、樹脂部品が金属部品と同じ形状を採ると、当該部品に求められる強度を確保できないおそれがある。また、強度確保のために樹脂量を増やして肉厚を大きくしたのでは、却って十分な軽量化が図られない場合もある。他方、樹脂化に際して、強度向上のために単純にリブを設けたのでは、ガイドレール表面側を移動するワイヤがリブに干渉してしまうおそれすらある。
この点、特許文献1〜7は、ガイドレールの樹脂化について何ら検討しておらず、改善の余地が大いにあった。
本発明は、できるだけ少ない樹脂材料であっても効果的に強度をもたせることができ、しかも、ワイヤの移動を妨げることがないガイドレールを提供することをその目的としている。
本発明者がFEM解析により検討した結果、上記課題を解決し得る本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の樹脂製のガイドレールは、表面及び裏面を有すると共に、当該ガイドレールの長手方向の両端部がワイヤからの力を受けるものであり、且つ、当該両端部の間の前記表面側に、スライダベースとともに移動するワイヤの移動領域を有するものにおいて、前記裏面は、複数のリブが複数の方向に延びるようにして配され、前記表面は、前記長手方向に沿って形成され複数のリブが配されたリブ領域と、リブ領域の隣に前記長手方向に沿って形成されリブが配されていない非リブ領域と、を有し、リブ領域及び非リブ領域のうち、非リブ領域に前記移動領域が構成されているものである。
本発明によれば、表面において、強度を向上することと、ワイヤの移動を妨げないこととの両立を図ることができる。すなわち、表面は、リブ領域ではリブ構成によって強度を向上しつつ、非リブ領域ではワイヤの移動がリブ構成に干渉されずに済むことになる。とりわけ、リブ領域を長手方向に沿って形成しているので、ワイヤからの圧縮荷重が作用する長手方向に一定程度の強度を確保し易い。また、長手方向に沿って形成した非リブ領域にワイヤの移動領域を構成しているので、長手方向に移動するワイヤの移動が阻害されずに済む。しかも、表面においてはリブ領域と非リブ領域とを隣同士としており、両者の間に不要な領域が設けられないので、表面を必要以上に大きくしないで済む。加えて、裏面については、複数のリブによって、複数の方向からの荷重に対する強度を効率よく向上することができる。以上のような表面及び裏面の構成によって、ガイドレールの強度が効果的に且つ相乗的に向上し、できるだけ少ない樹脂材料を用いた場合にもガイドレールに強度を確保することができる。と同時に、ワイヤの移動を妨げることも防止することができる。
好ましくは、リブ領域における複数のリブは、両端部の間で長手方向に延びる2つの長手リブと、2つの長手リブの間で2つの長手リブ同士をつなぐ複数の短手リブと、を含むとよい。
かかる構成によれば、圧縮荷重が作用する長手方向を長手リブで支えるようになり、かつ、その長手リブ間を短手リブで支えるようになるため、長手方向の強度を効率よく向上することができる。
より好ましくは、複数の短手リブは、ジグザグ状に形成されているとよい。
この構成によれば、トラス構造のように補強されるため、例えば一方向にのみ延びる複数の短手リブに比べて、リブ領域の強度を大きく向上することができる。とりわけ、長手方向に作用する圧縮荷重に対する強度を少ない樹脂材料で向上できる点で有用となる。
より好ましくは、ガイドレールには、ワイヤに動力を伝達する動力ユニットを取り付けるための複数の取付け孔が形成され、リブ領域における複数のリブは、2つの長手リブの一方から延びるがその他方には距離をおいた少なくとも1つの円弧リブを有するとよい。少なくとも一つの円弧リブは、複数の取付け孔の少なくとも1つを囲繞するように形成され、複数の短手リブは、少なくとも1つの円弧リブを介して、2つの長手リブ同士をつなぐと共にジグザグ状に形成されているとよい。
この構成によれば、強度を向上するためのリブ領域に、強度を低下させ易い取付け孔が存在している場合であっても、かかる取付け孔付近について、円弧リブで補強することができる。しかも、短手リブ、円弧リブ及び長手リブが互いにつながっているため、リブ構成による補強効果を高めることができる。
より好ましくは、複数の取付け孔は、リブ領域に形成された2つの第1の取付け孔と、非リブ領域に形成された第2の取付け孔と、を有しており、少なくとも1つの円弧リブは、2つの第1の取付け孔をそれぞれ囲繞するように形成された2つの円弧リブを有するとよい。
この構成によれば、ガイドレールに対する動力ユニットの3点止めを確保しつつ、強度を低下させ易い2つの第1の取付け孔の付近それぞれについて、円弧リブで補強することができる。
より好ましくは、第2の取付け孔は、2つの第1の取付け孔の間に位置するとよい。
この構成によれば、バランス良く3点止めできる。また、第2の取付け孔による強度低下の影響を最小限に抑えることができる。
好ましくは、第2の取付け孔は、ガイドレールの長手方向における略中間に位置するとよい。
この構成によれば、ガイドレール全体としてバランスの良い強度分布にすることができる。
好ましくは、前記裏面には、複数の取付け孔をそれぞれ中央に有する複数の第1の隆起部が形成されており、前記裏面における複数のリブは、複数の第1の隆起部同士をつなぐ複数の第1の連結リブを有しているとよい。
この構成によれば、強度を低下させ易い取付け孔付近について、裏面における形状変化(第1の隆起部)によって強度を高めることができる。また、第1の隆起部同士が第1の連結リブによって互いにつながれているため、第1の隆起部による補強効果とリブ構成による補強効果とが相乗的に強度を向上することができる。
より好ましくは、前記裏面における複数のリブは、ガイドレールの長手方向に延びる両端部と複数の第1の隆起部とをつなぐ複数の第2の連結リブを有しているとよい。
この構成によれば、第1の隆起部等を利用してガイドレールの長手方向に延びる両端部同士を連結することができる。
好ましくは、ガイドレールには、ドアパネルにガイドレールを固定するための複数の固定穴が形成されており、前記裏面には、前記複数の固定穴をそれぞれ中央に有する複数の第2の隆起部が形成され、前記裏面における複数のリブは、複数の第2の隆起部を複数の第1の隆起部につなぐ複数の第3の連結リブを有しているとよい。
この構成によれば、強度を低下させ易い固定穴付近についても第2の隆起部によって強度を高め、かつ、第1及び第2の隆起部による補強効果とリブ構成による補強効果とが相乗的に強度を向上することができる。
より好ましくは、複数の固定穴は、前記表面においては非リブ領域に形成されているとよい。
好ましくは、2つの長手リブは、長手方向の各端部が互いにつながれているとよい。
この構成によれば、より一層強度を向上することができる。
好ましくは、前記裏面における複数のリブは、ワイヤを繰り出し・巻き取り可能に巻回するドラムを囲繞するためのドラム囲繞リブを有しているとよい。
この構成によれば、ドラム囲繞リブを有効に利用して強度を高めることができる。
好ましくは、ガイドレールを形成する樹脂は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスルホン、ポリフェニレンスルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂、液晶ポリマー、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタンが例として挙げられる。また耐熱性、機械的強度等をアップする目的で、必要に応じて無機または有機の充填材を熱可塑性樹脂に配合することができる。好適な充填材としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、アラミド繊維、チタン酸カリウム、アスベスト、炭化ケイ素、セラミック、窒化ケイ素、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、カオリン、クレ−、パイロフィライト、ベントナイト、セリサイト、ゼオライト、マイカ、雲母、ネフェリンシナイト、タルク、アタルパルジャイト、ウオラストナイト、PMF、フェライト、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化鉄、二流化モリブデン、黒鉛、石膏、ガラスビ−ズ、ガラスバル−ン、石英、石英ガラス等の強化充填材を挙げることができ、これらは中空であっても良い。また、これらの強化充填材は2種以上を併用することが可能であり、必要によりシラン系、チタン系等のカップリング剤で予備処理して使用する事ができる。望ましくはポリアミド66のグラスファイバーを重量比較30%添加したものであるとよい。こうすることで、ガイドレールという部品の用途に適した効果(例えば、強度、成形性、コストのバランスが良い。)を奏することができる。
実施形態に係るワイヤ式ウインドウレギュレータを表面側から見た斜視図である。 図1のワイヤ式ウインドウレギュレータを裏面側から見た斜視図である。 図1のA−A線で切断した断面図である。 図1のワイヤ式ウインドウレギュレータに用いられるガイドレールを表面側から見た斜視図である。 図3のガイドレールを裏面側から見た斜視図である。 図3のガイドレールの正面図である。 図3のガイドレールの背面図である。 図3のガイドレールの左側面図である。 図3のガイドレールの右側面図である。 図3のガイドレールの平面図である。 図3のガイドレールの底面図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。以下では、車両のウインドウガラスを昇降させるワイヤ式ウインドウレギュレータを例に説明する。なお、以下の説明で使用する上、下などの位置に関する用語は、図1を基準としたものである。
図1〜3に示すように、ワイヤ式ウインドウレギュレータ1は、全体として弓状に湾曲した長尺のガイドレール2と、ガイドレール2の上端部に軸支されたプーリ3と、ガイドレール2の下端部に形成されたワイヤガイド部4と、ガイドレール2の裏側の上下中間部に設けられた動力ユニット5と、動力ユニット5とは反対側でガイドレール2に案内されるスライダベース6と、を備えている。動力ユニット5は、正逆回転可能なモータ11と、モータ11の出力軸に減速機構を介して連結されたドラム12と、を有している。ドラム12の周面には、上下2本のワイヤ13,14が繰出し・巻取り可能に巻回されている。この場合、ドラム12を一方向へ回転させると、ワイヤ13がドラム12から繰り出され且つワイヤ14がドラム12に巻き取られるように、ワイヤ13,14が互いに逆回りとなるようにドラム12に巻回されている。ワイヤ13は、ドラム12からの繰出し部分がプーリ3に巻き掛けられて下方に方向変換されており、繰出し先端部がスライダベース6に接続されている。同様に、ワイヤ14は、ドラム12からの繰出し部分がワイヤガイド部4を経由して上方に方向変換されており、繰出し先端部がスライダベース6に接続されている。スライダベース6は、ガイドレール2を挟んで両側となる一対の取付け部8,8にねじ等を介して車両のウインドウガラスWに取り付けられている。スライダベース6は、ガイドレール2の長手方向に沿った端部2bに形成されたレール部54に摺接されながら、ガイドレール2の長手方向に沿って移動することで、ウインドウガラスWが昇降する。なお、図3ではワイヤ13,14を省略した。
このようなワイヤ式ウインドウレギュレータ1においては、モータ11を駆動することによりドラム12が回転し、ワイヤ13,14の一方が繰り出され、他方が巻き取られる。ワイヤ13,14は、このようにしてモータ11からの動力が伝達され、移動することになる。そして、このワイヤ13,14の移動によって、ワイヤ13,14を接続したスライダベース6がガイドレール2に沿って上方又は下方に移動し、スライダベース6と一緒にウインドウガラス9が車両のドアに対して昇降することになる。
ここで、ドラム12からのワイヤ13,14の繰出し部分に関しては、約半分が、ガイドレール2の長手方向に沿った端部2aの側方にあり、プーリ3及びワイヤガイド部4で方向変換された後の残りの約半分が、ガイドレール2の表面20側にある。この表面20側にある繰出し部分13a,14aは、ガイドレール2のレール部54と平行に配され、且つ、モータ11の駆動によりスライダベース6とともに移動する。すなわち、ガイドレール2の表面20側には、プーリ3とワイヤガイド部4との間に、スライダベース6とともに移動する繰出し部分13a,14aの移動領域16が構成されている。また、ガイドレール2の上端部及び下端部(すなわち長手方向の両端部)は、プーリ3及びワイヤガイド部4を介してワイヤ13,14からの力(長手方向への圧縮荷重)を受けるようになっている。
次に、ガイドレール2について詳細に説明する。
ガイドレール2の材料としては、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスルホン、ポリフェニレンスルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂、液晶ポリマー、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタンが例として挙げられる。また耐熱性、機械的強度等をアップする目的で、必要に応じて無機または有機の充填材を熱可塑性樹脂に配合することができる。好適な充填材としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、アラミド繊維、チタン酸カリウム、アスベスト、炭化ケイ素、セラミック、窒化ケイ素、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、カオリン、クレ−、パイロフィライト、ベントナイト、セリサイト、ゼオライト、マイカ、雲母、ネフェリンシナイト、タルク、アタルパルジャイト、ウオラストナイト、PMF、フェライト、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化鉄、二流化モリブデン、黒鉛、石膏、ガラスビ−ズ、ガラスバル−ン、石英、石英ガラス等の強化充填材を挙げることができ、これらは中空であっても良い。また、これらの強化充填材は2種以上を併用することが可能であり、必要によりシラン系、チタン系等のカップリング剤で予備処理して使用する事ができる。これらの中でも、強度、成形性、コストのバランスが良いといった観点からすれば、ポリアミド66のグラスファイバーを重量比較30%添加したものを用いることが好ましい。
図4〜11に示すように、ガイドレール2は、表面20及び裏面22を有する長尺状部材であり、長手方向の両端部24,26がワイヤからの力を受けることになる。ガイドレール2の上端部24には、プーリ3を回転可能に軸支する円板状のワイヤガイド部25が形成されている。また、ガイドレール2の下端部26には、下方に凸となる半円弧状のワイヤガイド部4が形成されている。これらのワイヤガイド部25,4は、表面20から隆起するように形成されている。他方、裏面22においては、ワイヤガイド部25が存在する位置に円形リブ29が突出して形成されており、円形リブ29の一部はガイドレール2の端部2aに位置しこれにつながれている。
また、ガイドレール2には、ワイヤガイド部25,4のそれぞれの近傍に2つの固定穴30,32が貫通形成されている。固定穴30,32は、ガイドレール2の長手方向と平行な線上に位置し、ガイドレール2を車体のドアインナパネルに固定するのに使用される。すなわち、固定穴30,32に嵌めた留め具によって、ガイドレール2をドアインナパネルに固定する。固定穴30,32は、表面20側から見て座ぐり穴の態様で形成されており、これに嵌めた留め具の頭部が表面20から突出しないようになっている。また、裏面22側においては、固定穴30,32をそれぞれ中央に有する隆起部34,36(第2の隆起部)が形成されている。隆起部34,36は、裏面22から略円形カップ状に隆起しており、一部がガイドレール2の長手方向に沿った端部2bに位置しこれにつながれている。
また、ガイドレール2には、長手方向の中央部に3つの取付け孔40,42,44が貫通形成されている。取付け孔40,42,44は、それぞれが略正三角形の頂点を構成するように配置されており、動力ユニット5をガイドレール2に取り付けるのに使用される。すなわち、取付け孔40,42,44に嵌めた留め具によって、動力ユニット5をガイドレール2に取り付ける。取付け孔40,42は、ガイドレール2の端部2a寄りに形成され、ガイドレール2の長手方向と平行な線上に位置している。取付け孔44は、取付け孔40,42の間に位置し、且つ、ガイドレール2の長手方向における略中間に位置している。裏面22側においては、取付け孔40,42,44をそれぞれ中央に有する隆起部50,52,54(第1の隆起部)が形成されており、隆起部50,52,54は、裏面22からドーム状に隆起している。
次に、ガイドレール2の表面20及び裏面22におけるリブ構成ついて説明する。なお、表面20及び裏面22に形成される各リブは、成形の観点からは同じ肉厚とすることが望ましい。
表面20は、図6に示すように、概ね、長手方向に延びる2つの領域に区分けされており、その一つが、複数のリブが配されたリブ領域57であり、もう一つが、リブが配されていない非リブ領域59である。リブ領域57及び非リブ領域59は、ともに長手方向に沿って隣同士となるように形成されている。上述の取付け孔40,42はリブ領域57に形成される一方、取付け孔44及び固定穴30,32は非リブ領域59に形成されている。また、表面20には、図1のスライダベース6を案内するレール部54が形成されており、このレール部54とリブ領域57との間の領域が非リブ領域59となっている。
リブ領域57は、複数のリブとして、2つの長手リブ60,62、複数の短手リブ70a、70b及び円弧リブ80,82という、概ね3種類のリブを有している。これら3種類のリブは、表面20に突出形成されており、いずれも同じ高さとなっている。
長手リブ60,62は、両端部24,26の間で長手方向に延びている。このうち、長手リブ60は、長手方向に沿って直線的に一続きに延びているものであるが、長手リブ62は、中央部が外側に膨らむように、長手方向に沿って曲線的に延びている。長手リブ62は、円弧リブ80,82を介して長手方向に一続きとなっている。長手リブ60は、リブ領域57と非リブ領域59との間の長手方向の境界を規定している。長手リブ60,62は、長手方向の各端部が互いにつながれている。詳細には、長手リブ60,62の各上端部は、ワイヤガイド部25の近傍で横リブ64によって互いにつながれている。また、長手リブ60,62の各下端部は、ワイヤガイド部4につながれることによって、互いにつながれている。
短手リブ70a、70bは、長手リブ60,62の間にて長手方向に沿ってジグザグ状に形成されており、長手リブ60,62同士を複数箇所でつないでいる。詳細には、短手リブ70aは、概ね、図6において右斜め上方に延びており、短手リブ70bは、図6において左斜め上方に延びている。短手リブ70aと短手リブ70bとは、基本的に、長手リブ60,62同士を繋ぐ箇所を同じにしながら、全体としてジグザグ状に配されている。ただし、円弧リブ80,82が存在する位置では、短手リブ70aと短手リブ70bとは、円弧リブ80,82を介して長手リブ60,62同士をつないでいると共に、円弧リブ80,82を介してジグザグ状に形成されている。
円弧リブ80、82は、それぞれ、長手リブ62側の一部が開放された円弧状のリブであり、取付け孔40,42を囲繞するように形成されている。円弧リブ80,82は、それぞれの周方向の両端部が長手リブ62につながれている。円弧リブ80,82は、長手リブ62から長手リブ60に向かって延びているが、長手リブ60に対しては距離がおかれていてつながれていない。
このようなリブ領域57におけるリブ構成(特に、長手リブ60,62及び短手リブ70a、70b)によって、ワイヤ13,14からの圧縮荷重が作用する長手方向を柱のような構造で支えるようになり、長手方向の強度を効率よく向上することができる。とりわけ、短手リブ70a、70bがジグザグ状に形成されていることにより、これが一方向にのみ延びる場合に比べて、長手方向の強度を少ない樹脂材料で大きくすることができている。また、円弧リブ80、82によって、強度を低下させ易い取付け孔40,42のまわりが補強されている。
ここで、図1及び3に示すように、リブ領域57及び非リブ領域59のうち、非リブ領域59に、ワイヤ13,14の繰出し部分13a,14aの移動領域16が構成されている。つまり、繰出し部分13a,14aは、リブ領域57には存在せず、非リブ領域59にのみ存在するようになっており、非リブ領域59において長手方向に移動するようになっている。
裏面22は、図7に示すように、複数のリブ(29、100a、100b、102a,102b、112a、112b,114a、114b、116,117、118,119、120、122a,122b,122c、130、140a,140b,140c、142、150、152,154)が複数の方向に延びるようにして配されている。別の見方をすれば、裏面22における複数のリブは、裏面22の領域を長手方向に沿って区分けすることなく、且つ、隆起部34,36,50,52,54を個々に孤立させることなく、裏面22全体に広く亘るようにして形成されている。以下に、各リブの配置について説明する。
まず、隆起部54を中心に見ると、隆起部54は、隆起部50,52にリブ100a、100bによってつながれていると共に、ガイドレール2の端部2aにリブ102a,102bによってつながれている。これらリブ100a、100b、102,102bは、隆起部54の小さい円筒リブ54aの周面に略90度のピッチでつながれている。次に、隆起部50,52を中心に見ると、隆起部50、52は、ガイドレール2の端部2a、2bにリブ112a、112b,114a、114bによってつながれ、隆起部34,36にリブ116,117によってつながれ、また、ドラム囲繞リブ113にリブ118,119によってつながれている。隆起部54の場合と同様に、隆起部50につながれているリブ100a、112a、112b、116、118は、隆起部50の小さい円筒リブ50aの周面につながれている。また、隆起部52につながれているリブ100b、114a、114b、117、119は、隆起部52の小さい円筒リブ52aの周面につながれている。ドラム囲繞リブ113は、ガイドレール2の端部2a側の一部が開放された円弧状のリブであり、それぞれの周方向の両端部がガイドレール2の端部2aにつながれている。ドラム囲繞リブ113は、裏面22に配置されるドラム12の周面を囲繞する。
また、隆起部34を中心に見ると、隆起部34の周面には、リブ116がつながれていると共に、円形リブ29へとつながるリブ120がつながれ、さらに、ガイドレール2の端部2a,2bへとつながるリブ122a,122b,122cがつながれている。円形リブ29は、3本のリブ130によって、ガイドレール2の端部2b及び上端につながれている。同様に、隆起部36を中心に見ると、隆起部36の周面には、リブ117がつながれていると共に、ガイドレール2の端部2a,2bへとつながるリブ140a,140b,140cがつながれ、さらに、ガイドレール2の下端へとつながるリブ142がつながれている。また、ガイドレール2の端部2a,2b及び下端間をつなぐリブ150、152,154も形成されている。
ここで、裏面22における複数のリブというのは、数が多いほど、裏面22側からガイドレール2の強度を高めることはできる。しかし、数が多いと、それだけ樹脂量が増えるため、軽量化には適さない。この点、本実施形態の裏面22における複数のリブは、ガイドレール2の表面20における強度との関係において、できるだけ少ない樹脂量で裏面22側から必要十分な強度を提供する本数・配置となっていることがFEM解析により確認されている。
例えば、隆起部34、隆起部54及びガイドレール2の端部2bに着目すると、隆起部34の一部は端部2bにつながっているが、隆起部54は端部2bにつながっていない。そこで、隆起部54と端部2aとをリブ102a、102bによってつなぎ、さらに、このつないだ箇所と隆起部34の一部が端部2bにつながれている箇所との間を補強すべく、これら両箇所の略中間位置をリブ112a,122aでつないでいる。このような工夫により、隆起部34と隆起部54との間では、できるだけ少ない樹脂量(リブ本数)で必要十分な強度を提供している。
同様の観点から、隆起部50,54同士及び隆起部52,54同士をリブ100a,100b(第1の連結リブ)でつないだり、隆起部34,36と隆起部50,52とをリブ116,117(第3の連結リブ)でつないだり、さらには、隆起部34,36,50,52をリブを介してガイドレール2の端部2bにつなぐ工夫が施されている。また、ガイドレール2の上下の両端部24,26には圧縮荷重が作用することを考慮し、上端部24においては円形リブ29と共に複数のリブ130を形成し、下端部26においてはリブ150、152,154をやや密集して形成するなどの工夫が施されている。なお、特許請求の範囲における「第2の連結リブ」に相当するリブは、リブ102a,102b、112a,112b,114a,114bである。
以上説明した本実施形態のガイドレール2によれば、表面20において、強度を向上することと、ワイヤ13,14の移動を妨げないこととの両立を図ることができる。
具体的には、リブ領域57をガイドレール2の長手方向に沿って形成しているので、リブ領域57のリブ構成が、ワイヤ13,14からの圧縮荷重が作用する長手方向において、一定程度の強度を高めることに寄与する。また、非リブ領域59をガイドレール2の長手方向に沿って形成し、表面20側におけるワイヤ13,14の移動が非リブ領域59で行われるようにしているので、長手方向に移動するワイヤ13,14の移動を表面20上のリブによって妨げずに済む。
また、裏面22については、複数の方向に延びた複数種のリブによって、複数の方向からの荷重に対する強度を効率よく向上することができる。加えて、強度が低下し易い固定穴30,32及び取付け孔40,42,44のまわりについて、形状変化である隆起部34,36,50,52,54によって強度を高めることができる。すなわち、裏面22では、リブ構成による補強効果と隆起部による補強効果とが、相乗的に強度を向上している。
したがって、ガイドレール2によれば、できるだけ少ない樹脂材料としつつも、強度を効果的に確保することができ、車両の燃費向上にも寄与することができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。以上の具体例は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施形態のみに限定する趣旨ではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、形状、サイズ、個数などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
例えば、短手リブ70a、70bは、ジグザグ以外の態様であってもよく、例えば、一方向にのみ延びる態様や、正方格子又は六角格子などの格子状を示す態様を採用することも可能である。もっとも、短手リブ70a、70bは、三角形を基本にして組んだような態様(すなわち、トラス構造のような態様)であることが好ましく、そのような態様としては、ジグザグ状のほか、略X字となるように互いに交差する態様が考えられる。この中でも、強度と重量とのバランスを考慮すれば、上記の如くジグザグ状とすることが望ましい。
W:ウインドウガラス、 1:ワイヤ式ウインドウレギュレータ、 2:ガイドレール、 5:動力ユニット、 6:スライダベース、 13,14:ワイヤ、 16:移動領域、 20:表面、 22:裏面、 24:上端部、 26:下端部、 30,32:固定穴、 34,36:隆起部(第2の隆起部)、 40,42,44:取付け孔、 50,52,54:隆起部(第1の隆起部)、 57:リブ領域、 59:非リブ領域、 60、62:長手リブ、 70a、70b:短手リブ、 80,82:円弧リブ、 100a,100b:リブ(第1の連結リブ)、102a,102b、112a,112b,114a,114b:リブ(第2の連結リブ)、116,117:リブ(第3の連結リブ)。

Claims (17)

  1. ワイヤを介してスライダベースを移動させることにより、該スライダベースに取り付けられたウインドウガラスを昇降させるワイヤ式ウインドウレギュレータに用いられるガイドレールであって、
    表面及び裏面を有すると共に、当該ガイドレールの長手方向の両端部がワイヤからの力を受けるものであり、且つ、当該両端部の間の前記表面側に、スライダベースとともに移動するワイヤの移動領域を有するガイドレールにおいて、
    当該ガイドレールは、樹脂製であり、
    前記裏面は、複数のリブが複数の方向に延びるようにして配され、
    前記表面は、
    前記長手方向に沿って形成された、複数のリブが配されたリブ領域と、
    前記リブ領域の隣に前記長手方向に沿って形成された、リブが配されていない非リブ領域と、を有し、
    前記リブ領域及び前記非リブ領域のうち、前記非リブ領域に前記移動領域が構成されており
    前記リブ領域における前記複数のリブは、
    前記両端部の間で前記長手方向に延びる2つの長手リブと、
    前記2つの長手リブの間で当該2つの長手リブ同士をつなぐ複数の短手リブと、を含む、ワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  2. 前記複数の短手リブは、ジグザグ状に形成されている、請求項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  3. 前記ワイヤに動力を伝達する動力ユニットを取り付けるための複数の取付け孔が形成されており、
    前記リブ領域における前記複数のリブは、
    前記2つの長手リブの一方から延びるがその他方には距離をおいた少なくとも1つの円弧リブであって、前記複数の取付け孔の少なくとも1つを囲繞するように形成された少なくとも1つの円弧リブを有し、
    前記少なくとも1つの円弧リブの近傍に配される前記複数の短手リブは、前記少なくとも1つの円弧リブを介して、前記2つの長手リブ同士をつなぐと共にジグザグ状に形成されている、請求項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  4. 前記複数の取付け孔は、前記リブ領域に形成された2つの第1の取付け孔と、前記非リブ領域に形成された第2の取付け孔と、を有しており、
    前記少なくとも1つの円弧リブは、前記2つの第1の取付け孔をそれぞれ囲繞するように形成された2つの円弧リブを有する、請求項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  5. 前記第2の取付け孔は、前記2つの第1の取付け孔の間に位置する、請求項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  6. 前記第2の取付け孔は、当該ガイドレールの前記長手方向における略中間に位置する、請求項又はに記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  7. 前記裏面には、前記複数の取付け孔をそれぞれ中央に有する複数の第1の隆起部が形成されており、
    前記裏面における前記複数のリブは、前記複数の第1の隆起部同士をつなぐ複数の第1の連結リブを有している、請求項ないしのいずれか一項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  8. 前記裏面における前記複数のリブは、当該ガイドレールの前記長手方向に延びる両端部と前記複数の第1の隆起部とをつなぐ複数の第2の連結リブを有している、請求項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  9. ドアパネルに当該ガイドレールを固定するための複数の固定穴が形成されており、
    前記裏面には、前記複数の固定穴をそれぞれ中央に有する複数の第2の隆起部が形成され、
    前記裏面における前記複数のリブは、前記複数の第2の隆起部を前記複数の第1の隆起部につなぐ複数の第3の連結リブを有している、請求項又はに記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  10. 前記複数の固定穴は、前記表面においては、前記リブ領域及び前記非リブ領域のうち前記非リブ領域に形成されている、請求項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  11. 前記2つの長手リブは、前記長手方向の各端部が互いにつながれている、請求項ないし10のいずれか一項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  12. ドアパネルに当該ガイドレールを固定するための複数の固定穴が形成されており、
    前記複数の固定穴は、前記表面においては、前記リブ領域及び前記非リブ領域のうち前記非リブ領域に形成されている、請求項1ないしのいずれか一項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  13. 前記裏面には、前記複数の固定穴をそれぞれ中央に有する複数の第2の隆起部が形成されており、
    前記裏面における前記複数のリブは、前記複数の第2の隆起部につながれた複数のリブを含む、請求項12に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  14. 前記ワイヤに動力を伝達する動力ユニットを取り付けるための複数の取付け孔が形成されており、
    前記裏面には、前記複数の取付け孔をそれぞれ中央に有する複数の第1の隆起部が形成され、
    前記裏面における前記複数のリブは、前記複数の第1の隆起部同士をつなぐ複数の第1の連結リブを有している、請求項1または2に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  15. 前記裏面における前記複数のリブは、当該ガイドレールの前記長手方向に延びる両端部と前記複数の第1の隆起部とをつなぐ複数の第2の連結リブを有している、請求項14に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  16. 前記裏面における前記複数のリブは、ワイヤを繰り出し・巻き取り可能に巻回するドラムを囲繞するためのドラム囲繞リブを有している、請求項1ないし15のいずれか一項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
  17. 前記樹脂は、ポリアミド66のグラスファイバーを重量比較30%添加したものである、請求項1ないし16のいずれか一項に記載のワイヤ式ウインドウレギュレータ用ガイドレール。
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