JP6095703B2 - スタンド機構及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯用情報機器を起立させるスタンド機構及び該スタンド機構と携帯用情報機器とを備える電子機器に関する。
近年、タッチパネル式の液晶ディスプレイを有し、物理的なキーボードを持たないタブレット型パーソナルコンピュータ(タブレット型PC)が急速に普及している。タブレット型PCは、通常、手で把持した状態で操作する場合と、机上等に置いた状態で操作する場合とがあり、机上等に置いた状態で操作する場合には、スタンドを利用して立てた状態で使用されることがある。
例えば、特許文献1には、タブレット型PCの背面側を覆う保護フレームの背面に、金属棒状のスタンドを回動可能に設けた構成が開示されている。
実用新案登録第3164188号公報
ところで、上記のようなタブレット型PCでは、その外観品質や操作性、収納性等の面から薄型化の要望が大きい。ところが、上記特許文献1のようにタブレット型PCの背面側にスタンドを設けた構造では、スタンドの非使用時にスタンドを収納したとしても保護フレームの背面側の厚みが大きくなるため、機器全体での板厚が増加することになる。
また、タブレット型PCは、通常の使用時には手で把持した状態で操作されることが多く、その使用中に誤って落下させることなく安定して手で把持できることが望ましい。この点、上記特許文献1のような構造は、把持し易さの面ではほとんど寄与しない。特に、近年の技術の進歩や小型化且つ大画面化の要望から、タブレット型PCでは筐体の外形に対するディスプレイの占める割合が増加しており、手でしっかりと把持しようとするとタッチパネルに触れてしまうこともある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、タブレット型PCのような携帯用情報機器を様々な使用形態で安定して使用することを可能とするスタンド機構及び該スタンド機構と携帯用情報機器とを備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係るスタンド機構は、平板形状の筐体を有した携帯用情報機器を起立させるスタンド機構であって、前記筐体の一側面に該筐体と並んで配置され、前記筐体の一側面に平行する方向の回転軸を持った第1ヒンジを介して前記筐体と連結される平板部を備え、前記平板部を前記筐体の一側面で該筐体と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢と、前記平板部を前記第1ヒンジによって前記筐体の一側面から折り曲げることで前記携帯用情報機器を起立保持可能なスタンド姿勢とに姿勢変化可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、携帯用情報機器の筐体の側部にこれと並ぶように配置される平板部を備えるため、収納姿勢ではこの平板部を手で安定して把持することができ、携帯用情報機器を安定して使用できる。しかも、第1ヒンジを介して平板部を適宜回動させたスタンド姿勢では、携帯用情報機器を設置面上で安定して起立させることができる。これにより、携帯用情報機器を様々な使用形態で安定して使用することが可能となる。
前記平板部は、前記第1ヒンジを介して前記筐体と連結される第1平板部と、前記筐体の一側面に直交する方向の回転軸を持った第2ヒンジを介して前記第1平板部と連結されることで、前記筐体から離間可能な第2平板部とを有する構成であってもよい。これにより、第1ヒンジ及び(又は)第2ヒンジを適宜回動させると、携帯用情報機器を縦置きや横置きの所望の起立角度で起立させることができる。
前記第1平板部は、互いに直交する2辺を有し、そのうち一辺が前記第1ヒンジを介して前記筐体と連結され、他の一辺が前記第2ヒンジを介して前記第2平板部と連結された構成であってもよい。
前記第2平板部は、互いに直交する2辺を有し、そのうち一辺が前記第2ヒンジを介して前記第1平板部と連結され、他の一辺が前記収納姿勢で前記筐体の一側面と平行に配置された構成であってもよい。
前記平板部には、指を通して把持することができる把持孔が形成されていると、把持孔に通した指により、より安定して携帯用情報機器を把持することができる。
前記平板部は、少なくとも前記筐体の一側面と対向する一辺の長さ寸法が、該筐体の一側面の長さ寸法と略同一に設定されていると、スタンド機構が携帯用情報機器と一体的に構成されるため高い外観品質が得られる。
前記携帯用情報機器に着脱可能であって、該携帯用情報機器の筐体の少なくとも一部を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材と前記平板部との間が前記第1ヒンジによって連結されることで、前記平板部が前記筐体の一側面と連結される構成であってもよい。
前記第1ヒンジは、前記筐体に対して直接固定され、前記平板部は、前記携帯用情報機器の筐体の一部として設けられる構成であってもよい。
前記平板部に対して前記第1ヒンジを介して連結された係合片を備え、該係合片を前記筐体の一側面に形成された係合穴に対して係合させることで前記携帯用情報機器に対して着脱可能な構成であってもよい。
また、本発明に係るスタンド機構は、平板形状の筐体を有した携帯用情報機器を起立させるスタンド機構であって、前記筐体の一側面に該筐体と並んで配置され、前記筐体の一側面と連結される平板部を備え、前記平板部は、前記筐体と連結される第1平板部と、前記筐体の一側面に直交する方向の回転軸を持った第2ヒンジを介して前記第1平板部と連結されることで、前記筐体から離間可能な第2平板部とを有し、前記第1平板部及び前記第2平板部を前記筐体の一側面で該筐体と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢と、前記第2ヒンジによって前記第2平板部を前記第1平板部の一側面から折り曲げることで前記携帯用情報機器を起立保持可能なスタンド姿勢とに姿勢変化可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、携帯用情報機器の筐体の側部にこれと並ぶように配置される平板部を備えるため、収納姿勢ではこの平板部を手で安定して把持することができ、携帯用情報機器を安定して使用できる。しかも、第2ヒンジを介して平板部を構成する第2平板部を第1平板部から適宜回動させたスタンド姿勢とすることができ、携帯用情報機器を設置面上で安定して起立させることができる。これにより、携帯用情報機器を様々な使用形態で安定して使用することが可能となる。
前記第1平板部は、前記筐体の一側面に平行する方向の回転軸を持った第1ヒンジを介して前記筐体と連結される構成であってもよい。これにより、第1ヒンジ及び(又は)第2ヒンジを適宜回動させると、携帯用情報機器を縦置きや横置きの所望の起立角度で起立させることができる。
前記第1平板部及び前記第2平板部の少なくとも一方には、指を通して把持することができる把持孔が形成されていてもよい。
また、本発明に係る電子機器は、上記構成のスタンド機構と、タッチ操作可能なディスプレイとを有する前記携帯用情報機器とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、スタンド機構が携帯用情報機器の側部に並んで配置されるため、ユーザはこのスタンド機構を安定して把持することができ、ディスプレイに対して誤ったタッチ操作をすることが防止される。
本発明によれば、スタンド機構を手で安定して把持することができ、また平板部を適宜回動させることで携帯用情報機器を設置面上で安定して起立させることができる。これにより、携帯用情報機器を様々な使用形態で安定して使用することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスタンド機構を備えた電子機器の斜視図である。 図2は、図1に示すスタンド機構からタブレット型PCを取り外した状態を示す斜視図である。 図3は、図1に示す電子機器のスタンド機構を収納姿勢とした状態を示す斜視図である。 図4は、図1に示す電子機器を収納姿勢で壁掛け保持させた状態を示す正面図である。 図5は、図1に示す電子機器のスタンド機構を縦置き用のスタンド姿勢とした状態を示す斜視図である。 図6は、図3中のVI−VI線に沿う断面図である。 図7は、図3中のVII−VII線に沿う断面図である。 図8は、図1に示すスタンド機構の変形例に係るスタンド機構を備えた電子機器の斜視図である。 図9は、図1に示すスタンド機構の別の変形例に係るスタンド機構を備えた電子機器の分解斜視図である。
以下、本発明に係るスタンド機構について、この機構を備えた電子機器を例示して好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスタンド機構10を備えた電子機器12の斜視図であり、携帯用情報機器であるタブレット型PC14を机上等の設置面上で横置きに起立させた状態を示している。また、図2は、図1に示すスタンド機構10からタブレット型PC14を取り外した状態を示す斜視図である。本実施形態に係るスタンド機構10は、タブレット型PC14以外、例えばスマートフォンや電子手帳等の各種の携帯用情報機器に利用できる。
先ず、タブレット型PC14の構成を説明する。
図1に示すように、タブレット型PC14は、矩形平板形状の筐体16の前面にタッチ操作可能な液晶表示部であるディスプレイ18を備え、筐体16の内部に基板、演算装置及びメモリ等の各種電子部を収納した構成である。
本実施形態の場合、タブレット型PC14は縦横比率が異なる長方形の外形を有し、スタンド機構10を用いることにより、横置き(図1参照)又は縦置き(図4参照)の所望の角度で起立させることができる。タブレット型PC14は、その外形(ディスプレイ18)の縦横比率が16:9や4:3等に設定された公知なものを使用可能である。
次に、スタンド機構10の構成を説明する。
図3は、図1に示す電子機器12のスタンド機構10を収納姿勢とした状態を示す斜視図であり、図4は、図1に示す電子機器12を収納姿勢で壁掛け保持させた状態を示す正面図であり、図5は、図1に示す電子機器12のスタンド機構10を縦置き用のスタンド姿勢とした状態を示す斜視図である。また、図6は、図3中のVI−VI線に沿う断面図であり、図7は、図3中のVII−VII線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、スタンド機構10は、タブレット型PC14の筐体16の背面及び4辺の側面を覆うカバー部材20と、カバー部材20の他辺のうちの一方の側面20aに設けられた平板部22とを備える。
カバー部材20は、ある程度硬質な樹脂等で形成され、筐体16に対して背面側から着脱可能に収容する収容部20bを有する容器状のカバーであり、筐体16の外形形状よりも僅かに大きな薄型構造とされている。カバー部材20は、タブレット型PC14を衝撃から保護する保護部材としても機能する。
平板部22は、カバー部材20の側面20aに並んで配置され、タブレット型PC14を収容したカバー部材20と略同一の板厚を有した矩形平板形状のブロック状部材である。平板部22は、カバー部材20と第1ヒンジ24(図6参照)を介して回動可能に連結された第1平板部26と、第1平板部26と第2ヒンジ25(図7参照)を介して回動可能に連結された第2平板部27とを備えた2分割構造となっている。
第1平板部26は、平面視略正方形状の平板形状である。第1平板部26は、4辺のうちの一辺26aが、カバー部材20の側面20aと対向するように平行配置されると共に第1ヒンジ24を介してカバー部材20と連結される。さらに、この一辺26aと直交する別の一辺26bが、第2平板部27の一辺27aと対向するように平行配置されると共に第2ヒンジ25を介して第2平板部27と連結される。これにより、第1平板部26は、タブレット型PC14の筐体16の側面16aと並んで配置され、実質的に側面16aに対して第1ヒンジ24を介して連結された状態となる。
第2平板部27は、平面視長方形状の平板形状であり、その第1平板部26側とは反対側の端部に寄った位置にユーザが手の親指等を通すことのできる把持孔28が形成されている。把持孔28は、第1平板部26に設けてもよく、第1平板部26及び第2平板部27の両方に設けてもよく、板厚方向に貫通しない凹形状でもよい。第2平板部27は、4辺のうちの一辺27aが、第1平板部26の一辺26bと対向するように平行配置されると共に第2ヒンジ25を介して第1平板部26と連結される。さらに、この一辺27aと直交する別の一辺27bが、カバー部材20の側面20aと対向するように平行配置される。これにより、第2平板部27は、第1平板部26と共にタブレット型PC14の筐体16の側面16aと平行に並んで配置され、側面16a(側面20a)から離間可能な状態となる。
図1及び図6に示すように、カバー部材20(筐体16)と第1平板部26との間を連結する第1ヒンジ24は、筐体16の側面16aと平行する方向の回転軸A1を有する構造である。第1ヒンジ24は、カバー部材20及び第1平板部26の背面同士を連結している。これにより、第1平板部26は、第1ヒンジ24によってカバー部材20の側面20a(筐体16の側面16a)から背面側に向かって折り曲げられるように回動可能である。なお、図6では、構造を明示するため第1ヒンジ24の大きさを誇張して図示しており、図7に示す第2ヒンジ25についても同様である。
図1及び図7に示すように、第1平板部26と第2平板部27との間を連結する第2ヒンジ25は、筐体16の側面16aと直交する方向の回転軸A2を有する構造であり、第1平板部26及び第2平板部27の背面同士を連結している。これにより、第2平板部27は、第2ヒンジ25によって第1平板部26の一辺26bから背面側に向かって折り曲げられるように回動可能である。
このようなスタンド機構10を構成する平板部22は、第1平板部26と第2平板部27とを合わせた全体の外形のうち、少なくともカバー部材20の側面20a(筐体16の側面16a)と対向する一辺の長さ寸法(一辺26aと一辺27bの合計長さ寸法)が、カバー部材20の側面20a(筐体16の側面16a)の長さ寸法と略同一に設定されている(図1〜図5参照)。また、平板部22の板厚は、カバー部材20(筐体16)の板厚と略同一である(図3、図6及び図7参照)。これにより、平板部22は、図3に示す収納姿勢とした際に、カバー部材20の側面20a(筐体16の側面16a)を外側に延長したような一体的な平面形状を構成する。
次に、以上のように構成されたスタンド機構10の姿勢変化によって電子機器12の使用形態を変化させる方法を説明する。
先ず、平板部22をカバー部材20の側面20a(筐体16の側面16a)と平行させた状態、つまり第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25を180度開いた形態とし、筐体16、第1平板部26及び第2平板部27とを一体的な平面形状とした場合は、図3に示す収納姿勢となる。この収納姿勢では、電子機器12の全体が1つの平板形状に構成されるため、その板厚が最少となり、持ち運びや鞄等への収納が容易である。
さらに、この収納姿勢は、タブレット型PC14の長辺の長さ寸法を実質的に延長させた構成であるため、ユーザは通常のタブレット型PCと同様に手で把持して円滑に使用できる。この際、図3中に2点鎖線で示すように、例えば左手の親指である指Fを把持孔28に通して平板部22を把持することにより、電子機器12(タブレット型PC14)を極めて安定した状態で把持して使用できる。その結果、5本の指でタブレット型PC14の筐体16を把持し、片手が完全に塞がることを回避できるため、例えば親指である指Fを把持孔28に引っ掛けてタブレット型PC14を把持した同じ手で電車の吊り革等を掴むこともできる。勿論、把持孔28に指Fを通さない場合も、タブレット型PC14の側方に突出した平板部22が取っ手として機能し、これを手で安定して把持することができるため、例えば指Fがディスプレイ18に誤ってタッチしてしまうことも回避される。
そこで、第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25の回動トルクは、例えば図3に示すように平板部22の第2平板部27を把持した状態で、タブレット型PC14(カバー部材20)や第1平板部26がその自重によって当該第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25部分で折れ曲がることがなく、ユーザが外力をかけて意図的に回動させようとした際にはある程度良好に折り曲げ可能な程度な大きさに設定される。なお、図6及び図7中に破線で示すように、カバー部材20の側面20aと第1平板部26の一辺26aとの間、さらに第1平板部26の一辺26bと第2平板部27の一辺27aとの間に互いに吸着する磁石30N,30Sを設けてもよい。そうすると、収納姿勢では磁石30N,30S同士が吸着するため、平板部22の安定性が向上する。
また、図3に示す収容姿勢で把持孔28を壁掛け用のフック32に引っ掛けると、図4に示すように電子機器12(又はスタンド機構10)を壁掛け収納し又は吊下げ状態で使用することもできる。勿論、フック32に代えて、例えば電車の吊り革を把持したユーザの手の親指等を把持孔28に引っ掛けることでもタブレット型PC14を吊下げ状態で使用できる。
次に、図3に示す収納姿勢から第2ヒンジ25を介して第2平板部27を所定角度回動させ、カバー部材20(タブレット型PC14)の下辺と、第2平板部27の下辺とを設置面上に着地させると、図1に示す横置きのスタンド姿勢となる。この横置きのスタンド姿勢では、第2ヒンジ25による第2平板部27の回動角度を調整することにより、タブレット型PC14の起立角度の調整が可能である。さらに、この横置きのスタンド姿勢では、第1ヒンジ24を介して第1平板部26を所定角度回動させることもできる。そうすると、第2平板部27の下辺がカバー部材20(タブレット型PC14)の背面側に回り込むため、起立時の安定性が向上し、起立角度の調整幅も拡大する。
次に、図3に示す収納姿勢から第1ヒンジ24を介して平板部22を構成する第1平板部26及び第2平板部27を一体的に所定角度回動させ、この平板部22を設置面上に着地させると、図5に示す縦置きのスタンド姿勢となる。この縦置きのスタンド姿勢においても第1ヒンジ24による平板部22の回動角度を調整することにより、タブレット型PC14の起立角度の調整が可能である。
なお、当該スタンド機構10では、その用途や仕様により、第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25の一方のみを設けた構成としてもよい。つまり、第2ヒンジ25を省略した構成では、例えば平板部22が第1平板部26と第2平板部27を一体化した平板形状で構成され、この1枚板状の平板部22が第1ヒンジ24を介してカバー部材20の側面20a側に連結される。一方、第1ヒンジ24を省略した構成では、例えば第1平板部26がカバー部材20と一体に構成される。
図8は、図1に示すスタンド機構10の変形例に係るスタンド機構10Aを備えた電子機器12の斜視図である。
上記したスタンド機構10は、図1及び図2に示すように、スタンド機構10がカバー部材20を介してタブレット型PC14に対して着脱可能に構成されている。これに対し、このスタンド機構10Aは、タブレット型PC14の筐体16の一部として設けられ、タブレット型PC14と一体構造となっている。つまり、このスタンド機構10Aでは、第1平板部26が第1ヒンジ25を介して筐体16の側面16aに直接的に連結されている。このような構成であっても、スタンド機構10Aは、図3に示すような収納姿勢でタブレット型PC14と一体的な平面形状を構成するため、タブレット型PC14の外観品質や操作性を損なうことがなく、またスタンド機構10のような別体構造に比べて強度や剛性が向上する。
図9は、図1に示すスタンド機構10の別の変形例に係るスタンド機構10Bを備えた電子機器12の分解斜視図である。
上記したスタンド機構10Aは、第1平板部26を第1ヒンジ25を介して筐体16の側面16aに直接的に連結することでスタンド機構10Aをタブレット型PC14と一体構造にしている。これに対し、このスタンド機構10Bは、タブレット型PC14の筐体16の側面16aに対して着脱可能に構成されている。つまり、このスタンド機構10Bは、第1平板部26の一辺26aから突出するように該第1平板部26に対して第1ヒンジ24を介して連結された係合片34を備え、この係合片34がタブレット型PC14の筐体16の側面16aに形成された係合穴36に対して係合可能とされている。このような構成では、カバー部材20が省略されたことでスタンド機構10Bが小型化され、タブレット型PC14と分離させた状態での収納や持ち運びが容易になる。
以上のように、本実施形態に係るスタンド機構10(10A,10B)は、タブレット型PC14の筐体16の側面16aに該筐体16と並んで配置され、筐体16の側面16aに平行する方向の回転軸A1を持った第1ヒンジ24を介して筐体16と連結される平板部22を備える。そして、平板部22を筐体16の側面16aで該筐体16と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢(図3参照)と、平板部22を第1ヒンジ24によって筐体16の側面16aから折り曲げることでタブレット型PC14を起立保持可能なスタンド姿勢(図5参照)とに姿勢変化可能である。
また、本実施形態に係るスタンド機構10(10A,10B)は、筐体16の側面16aに該筐体16と並んで配置され、筐体16の側面16aと連結される平板部22を備え、平板部22は、筐体16と連結される第1平板部26と、筐体16の側面16aに直交する方向の回転軸A2を持った第2ヒンジ25を介して第1平板部26と連結されることで、筐体16から離間可能な第2平板部27とを有する。そして、第1平板部26及び第2平板部27を筐体16の側面16aで該筐体16と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢(図3参照)と、第2ヒンジ25によって第2平板部27を第1平板部26の一辺26bから折り曲げることでタブレット型PC14を起立保持可能なスタンド姿勢(図1参照)とに姿勢変化可能である。
このように、当該スタンド機構10(10A,10B)は、タブレット型PC14の側部にこれと並ぶように配置される平板部22を備えるため、収納姿勢でこの平板部22を手で安定して把持することができ、タブレット型PC14を安定して使用できる。また、スタンド機構10(10A,10B)は、タブレット型PC14(電子機器12)の板厚への影響がほとんどないため、その外観品質や操作性、収納性に影響を及ぼすことがない。しかも、第1ヒンジ24又は第2ヒンジ25を介して平板部22を適宜回動させることで、縦置き又は横置きのスタンド姿勢でタブレット型PC14を起立させることができる。従って、タブレット型PC14を様々な使用形態で安定して使用することが可能となる。
さらに、スタンド機構10(10A,10B)では、第1平板部26を第1ヒンジ24で筐体16(カバー部材20)に連結し、第2平板部27を第2ヒンジ25で第1平板部26に連結していることで、タブレット型PC14を縦置き及び横置きのいずれの姿勢でも起立させることができる。しかも、第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25の2軸構造であることにより、例えば図1に示す横置きのスタンド姿勢において第1ヒンジ24及び第2ヒンジ25の回動角度をいずれも調整することで、その起立安定性が向上し、起立角度の調整幅が大幅に拡大する。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,10A,10B スタンド機構
12 電子機器
14 タブレット型PC
16 筐体
16a,20a 側面
18 ディスプレイ
20 カバー部材
22 平板部
24 第1ヒンジ
25 第2ヒンジ
26 第1平板部
26a,26b,27a,27b 一辺
27 第2平板部
28 把持孔
34 係合片
36 係合穴
A1,A2 回転軸
F 指

Claims (12)

  1. 平板形状の筐体を有した携帯用情報機器を起立させるスタンド機構であって、
    前記筐体の一側面に該筐体と並んで配置され、前記筐体の一側面に平行する方向の回転軸を持った第1ヒンジを介して前記筐体と連結される平板部を備え、
    前記平板部を前記筐体の一側面で該筐体と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢と、前記平板部を前記第1ヒンジによって前記筐体の一側面から折り曲げることで前記携帯用情報機器を起立保持可能なスタンド姿勢とに姿勢変化可能であり、
    前記平板部は、前記第1ヒンジを介して前記筐体と連結される第1平板部と、
    前記筐体の一側面に直交する方向の回転軸を持った第2ヒンジを介して前記第1平板部と連結されることで、前記筐体から離間可能な第2平板部とを有することを特徴とするスタンド機構。
  2. 請求項記載のスタンド機構において、
    前記第1平板部は、互いに直交する2辺を有し、そのうち一辺が前記第1ヒンジを介して前記筐体と連結され、他の一辺が前記第2ヒンジを介して前記第2平板部と連結されることを特徴とするスタンド機構。
  3. 請求項記載のスタンド機構において、
    前記第2平板部は、互いに直交する2辺を有し、そのうち一辺が前記第2ヒンジを介して前記第1平板部と連結され、他の一辺が前記収納姿勢で前記筐体の一側面と平行に配置されることを特徴とするスタンド機構。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のスタンド機構において、
    前記平板部には、指を通して把持することができる把持孔が形成されていることを特徴とするスタンド機構。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のスタンド機構において、
    前記平板部は、少なくとも前記筐体の一側面と対向する一辺の長さ寸法が、該筐体の一側面の長さ寸法と略同一に設定されていることを特徴とするスタンド機構。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のスタンド機構において、
    前記携帯用情報機器に着脱可能であって、該携帯用情報機器の筐体の少なくとも一部を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材と前記平板部との間が前記第1ヒンジによって連結されることで、前記平板部が前記筐体の一側面と連結されることを特徴とするスタンド機構。
  7. 平板形状の筐体を有した携帯用情報機器を起立させるスタンド機構であって、
    前記筐体の一側面に該筐体と並んで配置され、前記筐体の一側面に平行する方向の回転軸を持った第1ヒンジを介して前記筐体と連結される平板部を備え、
    前記平板部を前記筐体の一側面で該筐体と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢と、前記平板部を前記第1ヒンジによって前記筐体の一側面から折り曲げることで前記携帯用情報機器を起立保持可能なスタンド姿勢とに姿勢変化可能であり、
    前記第1ヒンジは、前記筐体に対して直接固定され、
    前記平板部は、前記携帯用情報機器の筐体の一部として設けられることを特徴とするスタンド機構。
  8. 平板形状の筐体を有した携帯用情報機器を起立させるスタンド機構であって、
    前記筐体の一側面に該筐体と並んで配置され、前記筐体の一側面に平行する方向の回転軸を持った第1ヒンジを介して前記筐体と連結される平板部を備え、
    前記平板部を前記筐体の一側面で該筐体と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢と、前記平板部を前記第1ヒンジによって前記筐体の一側面から折り曲げることで前記携帯用情報機器を起立保持可能なスタンド姿勢とに姿勢変化可能であり、
    前記平板部に対して前記第1ヒンジを介して連結された係合片を備え、該係合片を前記筐体の一側面に形成された係合穴に対して係合させることで前記携帯用情報機器に対して着脱可能であることを特徴とするスタンド機構。
  9. 平板形状の筐体を有した携帯用情報機器を起立させるスタンド機構であって、
    前記筐体の一側面に該筐体と並んで配置され、前記筐体の一側面と連結される平板部を備え、
    前記平板部は、前記筐体と連結される第1平板部と、前記筐体の一側面に直交する方向の回転軸を持った第2ヒンジを介して前記第1平板部と連結されることで、前記筐体から離間可能な第2平板部とを有し、
    前記第1平板部及び前記第2平板部を前記筐体の一側面で該筐体と平行させて一体的な平板形状を構成する収納姿勢と、前記第2ヒンジによって前記第2平板部を前記第1平板部の一側面から折り曲げることで前記携帯用情報機器を起立保持可能なスタンド姿勢とに姿勢変化可能であることを特徴とするスタンド機構。
  10. 請求項記載のスタンド機構において、
    前記第1平板部は、前記筐体の一側面に平行する方向の回転軸を持った第1ヒンジを介して前記筐体と連結されることを特徴とするスタンド機構。
  11. 請求項又は10記載のスタンド機構において、
    前記第1平板部及び前記第2平板部の少なくとも一方には、指を通して把持することができる把持孔が形成されていることを特徴とするスタンド機構。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のスタンド機構と、タッチ操作可能なディスプレイとを有する前記携帯用情報機器とを備えることを特徴とする電子機器。
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