JP6093021B2 - 選択的な較正チャンバを備える安全機器用の警報器強化保護カバー - Google Patents

選択的な較正チャンバを備える安全機器用の警報器強化保護カバー Download PDF

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Description

これは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、Wonらによって2012年10月2日付で出願された、「選択的な較正チャンバを備える安全機器用の警報器強化保護カバー(Alarm Enhancing Protective Cover For Safety Instruments With Optional Calibration Chamber)」と題された米国特許仮出願第61/708,839号の優先権を主張する、国際特許出願である。
現在開示されている発明は、携帯用安全機器用の保護カバーに関し、より具体的にはこのような装置の警報器からの聴覚および視覚出力を強化する保護カバーに関する。
携帯用安全装置は、極限環境で作業する個人によって使用および装着される場合が多い。このような安全装置は、毒性、可燃性であるかまたは揮発性有機化合物(VOCs)を含有するガスの濃度、あるいは酸素欠乏を監視することができる。一旦限界値に到達すると、携帯用装置は、潜在的な危険を個々に警告するために、視覚、聴覚、または振動警報器を作動させることができる。
一例として、油田、石油生産現場、および精製所の作業者は、低濃度で腐った卵のような周知の匂いを有する無色のガスである、硫化水素HSに頻繁に曝される。高濃度において、HSは急速に嗅覚を鈍らせ(150ppm)、急に倒れて意識を失わせる可能性があり(750ppm)、心停止および死に至らしめることさえある(1000ppm)。微弱な感覚的警告(たとえば、毒性レベルでの匂いの欠乏)、極端な毒性、およびこの危険性の広汎性のため、作業者はしばしば、曝露の可能性がある作業場所にいる間はいつもHS用の個人向けガス検出器を装着する必要がある。
しかしながら、携帯用安全装置の有用性は、このような検出器の精度に加えて、検出器からの警告信号に対するユーザの認識および反応に依存する。たとえば、上述の製油所など、多くの作業環境の極端であってしばしば非常にうるさい条件の下でも、作業者は聴覚信号を聞き取ることができなければならない。さらに、多くの環境において、ゴーグルまたは換気装置のため、あるいは単に作業者が行っているタイプの作業がこのような能力を妨害するため、作業者が視覚信号を観察することは困難であり得る。振動計法は、余分な保護服を着用している作業者によって検出されない可能性がある。
正確な聴覚、視覚、または振動警報を提供するための携帯用安全装置の故障は、しばしば衝撃試験および較正が滅多にないことに関連している。このような機器が適切に保守および較正されることは、作業者の安全にとって不可欠である。しかしながら、過度の追加時間および/または難しい手順を要する場合、使用中に作業者はこのような試験を行う時間を取ることができない。
携帯用安全装置からの強化信号出力を提供するためのアプローチの1つは、聴覚および/または視覚警報を増幅するために、外部スピーカーまたは追加光源を加えることであろう。このような解決策の難しさは、このような追加機能がもたらす携帯用装置のサイズおよび重量の増加、ならびにこのような追加機能に対応するために機器の電池に対する電力要求の増加である。
電話などの携帯用装置を対象とした音声を強化するために、従来技術において無電源伝音構造が提案されている。たとえば、米国特許第1,797,891号明細書および米国特許第5,778,062号明細書はいずれも、ユーザが電話に向かって話す際の音声の音質を強化するために電話のマイクロフォンの上に配置されてもよい、ボウル型の反射板を教示している。反射板は、ユーザの声を増幅しながら環境音を減衰させるように作用する。
携帯電話の内蔵スピーカーから発せられる音声を強化するために、類似のアイディアが開示されている。米国特許第8,086,285号明細書は、発生した音声の品質を強化するために、電話のスピーカーの付近でケースから外向きに延在する音響反射板を有する携帯電話を開示している。しかしながら音響反射板は、携帯電話の長さをさらに50%増加させると示されている。米国特許第8,180,075号明細書は、400〜500ヘルツ(Hz)の範囲で電話の内蔵スピーカーによって発生した音声を強化する共鳴パイプの一部を形成する、携帯電話筐体を教示している。
音響反射板はまた、安全装置としても開示されている。たとえば、米国特許第5,243,152号明細書は、攻撃者が装置のスピーカーの上に手を置いた場合など、警報器からの音声が消されないように音声を再配向できる、個人用警報器向けのバッフルを記載している。米国特許第4,963,855号明細書は、共鳴管のやり方で火災警報器からの音声を再配向および増強する、1組の通路を教示している。
非携帯用無電源伝音構造もまた、従来技術において提案されている。たとえば、米国特許出願第2002/0009195号明細書は、電話の内蔵スピーカーからの音声を増幅するための伝音ホーンアセンブリを含む、携帯電話用の取り付け台を記載している。米国特許第7,778,431号明細書は、空洞および反射面を含む共振器シェルの使用を通じて電話の内蔵スピーカーによって発生した音声を強化する、携帯電話用の取り付け台を教示している。空洞は、100から200cmの容積を有し、1500から500Hzの間に調整可能な共振周波数応答を提供する;内部空洞のサイズが大きくなると、周波数は低くなる。
上述の特許および明細書の各々は携帯用装置の音質を強化する方法を提供しているが、これらはすべて、携帯用装置自体に匹敵するサイズの追加装置を必要とする。たとえば、米国特許第7,778,431号明細書に開示された共鳴シェルは、100から200cmの空洞を有する。このような空洞が標準的な携帯用装置に追加された場合、装置の厚さを1から3インチ(約2.54cmから7.62cm)追加する必要があるだろう。さらに、米国特許第8,086,285号明細書の音響反射板は、携帯用装置にかなりの長さを追加することになり、携帯用安全装置の場合にしばしばそうであるように、装置を着用している個人に向かって音声を配向しない可能性がある。
400〜500Hzの範囲の音声を増幅する、米国特許8,180,075号明細書の共鳴パイプなど、より小さい機器も知られている。しかしながら、この装置は、話し声の周波数範囲(たとえば通常は80から1200Hzの範囲)の音声を対象としている。警報器に一般的に用いられる共振周波数(2000〜4500Hz)の音声を増幅することが可能な装置を記載している従来技術はない。さらに、従来技術は、小型かつ軽量なままでなければならない携帯用装置への追加に適した音声増幅を記載しておらず、また視覚警報器からの信号を増幅する方法も記載していない。
従来技術は、米国特許第5,243,152号明細書および米国特許第8,086,285号明細書で教示された音響反射板、米国特許第4,963,855および米国特許第8,180,075号明細書および米国特許出願第2002/0009195号明細書で教示された音響管、ならびに米国特許第7,778,431号明細書で教示された音響チャンバなどの、音声再配向要素を開示してきた。しかしながら、これらの特許のいずれも、2000から4500Hzの共振周波数範囲の聴覚警報器からの音圧波の再配向を記載していない。これらはまた、高レベルの背景雑音の環境において着用者による聴覚信号の検出を強化するように音圧波を再配向することも、記載していない。
また、従来技術には、改良型携帯用ガス監視装置の機能性試験および較正を簡単かつ迅速にする必要性もあった。衝撃試験間隔とガス検出器故障との間の相関関係が確立されている(「Why bump testing saves lives」,D.Wagner,Industrial Scientific Corporation)。衝撃試験間隔の1日から1ヶ月への延長は、装置故障の可能性の4から5倍の増加と相互関連することが見出された。この故障率の増加は、取り付けが簡単で使いやすい較正ガスチャンバの利点をなくしてしまう。
したがって、当該技術分野には、携帯用ガス監視安全装置の聴覚および視覚警報を増幅するための無電源装置の需要があった。さらに、当該技術分野には、携帯用安全装置の衝撃試験および較正をより迅速でより簡単にする携帯用試験装置の需要もあった。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある(国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む)。
(先行技術文献)
(特許文献)
(特許文献1) 米国特許出願公開第2001/0050612号明細書
(特許文献2) 米国特許出願公開第2002/0008625号明細書
(特許文献3) 米国特許出願公開第2002/0009195号明細書
(特許文献4) 米国特許出願公開第2002/0126002号明細書
(特許文献5) 米国特許出願公開第2003/0107483号明細書
(特許文献6) 米国特許出願公開第2004/0119591号明細書
(特許文献7) 米国特許出願公開第2004/0128823号明細書
(特許文献8) 米国特許出願公開第2004/0145485号明細書
(特許文献9) 米国特許出願公開第2004/0215396号明細書
(特許文献10) 米国特許出願公開第2005/0252980号明細書
(特許文献11) 米国特許出願公開第2005/0202582号明細書
(特許文献12) 米国特許出願公開第2006/0224357号明細書
(特許文献13) 米国特許出願公開第2007/0078608号明細書
(特許文献14) 米国特許出願公開第2007/0171042号明細書
(特許文献15) 米国特許出願公開第2008/0061965号明細書
(特許文献16) 米国特許出願公開第2008/0094210号明細書
(特許文献17) 米国特許出願公開第2008/0240463号明細書
(特許文献18) 米国特許出願公開第2009/0115654号明細書
(特許文献19) 米国特許出願公開第2009/0312976号明細書
(特許文献20) 米国特許出願公開第2010/0170795号明細書
(特許文献21) 米国特許出願公開第2010/0072334号明細書
(特許文献22) 米国特許出願公開第2011/0316699号明細書
(特許文献23) 米国特許出願公開第2012/0018303号明細書
(特許文献24) 米国特許第3,960,495号明細書
(特許文献25) 米国特許第4,406,770号明細書
(特許文献26) 米国特許第4,525,872号明細書
(特許文献27) 米国特許第4,587,003号明細書
(特許文献28) 米国特許第4,775,083号明細書
(特許文献29) 米国特許第4,963,855号明細書
(特許文献30) 米国特許第5,005,419号明細書
(特許文献31) 米国特許第5,138,559号明細書
(特許文献32) 米国特許第5,243,152号明細書
(特許文献33) 米国特許第5,394,094号明細書
(特許文献34) 米国特許第5,464,983号明細書
(特許文献35) 米国特許第5,662,143号明細書
(特許文献36) 米国特許第5,668,302号明細書
(特許文献37) 米国特許第5,902,467号明細書
(特許文献38) 米国特許第5,914,019号明細書
(特許文献39) 米国特許第6,031,454号明細書
(特許文献40) 米国特許第6,055,840号明細書
(特許文献41) 米国特許第6,096,186号明細書
(特許文献42) 米国特許第6,119,186号明細書
(特許文献43) 米国特許第6,165,347号明細書
(特許文献44) 米国特許第6,284,545号明細書
(特許文献45) 米国特許第6,319,375号明細書
(特許文献46) 米国特許第6,338,266号明細書
(特許文献47) 米国特許第6,370,940号明細書
(特許文献48) 米国特許第6,402,933号明細書
(特許文献49) 米国特許第6,428,684号明細書
(特許文献50) 米国特許第6,435,003号明細書
(特許文献51) 米国特許第6,442,639号明細書
(特許文献52) 米国特許第6,447,659号明細書
(特許文献53) 米国特許第6,629,444号明細書
(特許文献54) 米国特許第6,632,674号明細書
(特許文献55) 米国特許第6,666,963号明細書
(特許文献56) 米国特許第6,679,094号明細書
(特許文献57) 米国特許第6,742,382号明細書
(特許文献58) 米国特許第6,888,467号明細書
(特許文献59) 米国特許第6,997,347号明細書
(特許文献60) 米国特許第7,007,542号明細書
(特許文献61) 米国特許第7,041,256号明細書
(特許文献62) 米国特許第7,275,411号明細書
(特許文献63) 米国特許第7,281,404号明細書
(特許文献64) 米国特許第7,534,333号明細書
(特許文献65) 米国特許第7,736,479号明細書
(特許文献66) 米国特許第7,778,431号明細書
(特許文献67) 米国特許第7,880,607号明細書
(特許文献68) 米国特許第8,086,285号明細書
(特許文献69) 米国特許第8,174,557号明細書
(特許文献70) 米国特許第8,180,075号明細書
(特許文献71) 英国特許出願公開第2423400号明細書
(特許文献72) 特開2002−344602号公報
(特許文献73) 国際公開第1995/26492号
(特許文献74) 国際公開第2001/082063号
(特許文献75) 国際公開第2011/163604号
(特許文献76) 国際公開第2014/055147号
(特許文献77) 米国特許出願公開第2003/150252号明細書
(非特許文献)
(非特許文献1) ANONYMOUS,"Solaris Multigas Detector"January 1,2005,Solaris Multigas Manual,pages 1−54
(非特許文献2) ANONYMOUS,"Solaris Multigas Detector"October 1,2006,Solaris Multigas Manual,pages 1−4
(非特許文献3) DING et al.,"Redundant Sensor Calibration Monitoring using Independent Component Analysis and Principal Component Analysis",Real Time Systems,January 1,2004,27:27−47
(非特許文献4) ENMET,"RECON/4 Manual"Enmet Corporation(Ann Arbor,MI),June 22,2009,20090622,Manual Pat No.80006−004,pages 1−10
現在開示されている発明は、携帯用安全装置用の保護カバーを提供する。保護カバーは、装置の聴覚警報器を強化する音響チャンバ、および選択的に、光学警報器の視認性を強化する視覚的警報器ガイドを含む。保護カバーは、携帯用安全装置を機械的衝撃および極端な温度から保護する、薄い耐衝撃性材料で形成されている。保護カバーは、装置に対して限られた追加サイズを加える。音響チャンバは、約3500±250Hzの、安全警報器に特に有用な共振周波数の範囲で携帯用安全装置の聴覚警報を増幅する。さらに、視覚的警報器ガイドは、ユーザが信号をより容易に検出できるように、視覚警報器からの光をユーザの視野に再配向する
現在開示されている発明は、従来技術と比較して小さい音響チャンバを含む。音響チャンバは40%の容積(3cmの音響チャンバ上で1.2cmの開口)を呈する、出口開口部を有する。音響チャンバは、聴覚安全警報器で一般的に使用される共振周波数範囲(2800から4500Hz)で最適に機能する。正常な人間の聴覚は20Hzから20,000Hzの音声を認識するが、聴力は3000Hzから4000Hzの範囲の音声に対して最も敏感である。この周波数範囲外の音声は、識別されるために比較的大きい振幅でなければならない。現在開示されている発明の音響チャンバは、人間の耳にとって最適な周波数範囲で機能する。
警報器強化保護カバーの実施形態はさらに、ガス監視装置などの携帯用安全装置内のガスセンサの容易な較正または衝撃試験を可能にする較正ガスチャンバを含んでもよい。
このため、その主要な態様によれば、および簡単に述べられたように、現在開示されている発明は、聴覚警報器を含む携帯用安全装置用の警報器強化保護カバーを含む。携帯用安全装置は、ケーシングの前面に位置するスピーカーポートを備えるケーシングを有する。警報器強化カバーは、出口開口部を有する前面パネルと、前記出口開口部に隣接して位置する音声向き転換面(sound redirecting surface)と、前面パネルの外周に連結された追加パネルと、を含む。追加パネルは、携帯用安全装置の各側面と着脱自在に嵌合するようになっている。携帯用安全装置に取り付けられると、カバーは携帯用安全装置と協働して、音響チャンバ出口開口部を有する音響チャンバを画定する。
保護カバーの前面パネルは、音響チャンバが2000から4500Hzの間、好ましくは3250から3750Hzの間の増幅された共振周波数応答を提供するように、携帯用安全装置のケーシングの前面の反対側に位置してもよい。さらに、音声向き転換面は、ケーシングの前面のスピーカーポートの反対側に位置し、ケーシングの前面に対して傾斜して配向されてもよい。このようにして、前面パネルは、携帯用安全装置用のケーシングの前面と平行な、またはこれに対して横の方向に、携帯用安全装置内のスピーカーからの音声を再配向する。好ましくは、角度は40°から50°である。
音響チャンバは、約2.7cmから3.3cmの容積、および1.05cmから1.35cmの開口面積を画定する出口開口部を、有してもよい。さらに、音響チャンバは、携帯用安全装置上の聴覚警報器からの音声出力を約8から12dBだけ、または約10から12%だけ、増幅させてもよい。
警報器強化保護カバーはさらに、可視光を反射させるための少なくとも1つの表面を含んでもよい。光反射面は、出口開口部に隣接する前面パネル上に位置する。反射面は、携帯用安全装置の前面上の視覚警報器の反対側に位置してもよい。少なくとも1つの反射面は、前面パネルが携帯用安全装置の視覚警報器からの光を、携帯用安全装置の前面と平行な、またはこれに対して横の方向に再配向するように、携帯用安全装置のケーシングの前面に対してある角度で傾斜していてもよい。この角度は40°から50°の間であってもよい。光反射面は鏡面であってもよい。
警報器強化保護カバーは、高衝撃成形材料で形成されてもよく、ボタン、視認画面、センサ、光源、および携帯用安全装置上に位置するアクセスポイントのうちの少なくとも1つへのアクセスを可能にする、開口を有してもよい。センサはガスセンサであってもよく、アクセスポイントは、電池充電ポート、アンテナ、マイクロフォン、SIMカードスロット、メモリ・カード・スロット、およびドッキングポート端子のうちのいずれかであってもよい。
たとえば携帯用安全装置が携帯用ガス監視装置であるとき、警報器強化保護カバーはさらに、側壁およびガス流入ポートを有する較正アダプタを有してもよい。較正アダプタの側壁は、カバーの前方部分と着脱自在に嵌合するようになっていてもよく、較正アダプタはカバーの前面パネル上の出口開口部を覆うように位置している。カバーの側面パネルが携帯用安全装置の各側面と嵌合したときに、較正アダプタはカバーおよびケーシングと協働して、較正チャンバを画定する。
現在開示されている発明はまた、携帯用安全装置の警報を増幅し、携帯用安全装置の有効性を改善し、携帯用安全装置を較正する方法も含む。
現在開示されている発明のその他の目的および利点は、現在開示されている実施形態の説明が進むにつれて、当業者にとって明らかとなるだろう。
現在開示されている発明の好適な実施形態の態様、特徴、恩恵、および利点は、以下の説明、実施例、添付請求項、および添付図面に関連して明らかとなる。以下の図面において、類似の参照番号は様々な図面の類似の特徴を表す。なお、別途明記されない限り、現在開示されている発明の実施形態の図を表すこれらの図面の特徴および構成要素は、必ずしも縮尺通りではないことに留意すべきである。
図1は、携帯用安全装置を含む、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーの外面側の斜視図である。 図2Aは、携帯用安全装置を含む、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーの外面側の斜視図である。 図2Bは、携帯用安全装置を含む、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーの外面側の前面図である。 図2Cは、携帯用安全装置を含む、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーの外面側の側面図である。 図3は、携帯用安全装置を含む、現在開示されている発明の特定の態様による、図2Bに示される警報器強化保護カバーの断面図である。 図4は、携帯用安全装置を含む、現在開示されている発明の特定の態様による、ユーザの耳に向けられた音波を示す、警報器強化保護カバーの外面側の側面図である。 図5は、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーを含む較正アダプタアタッチメントの外面側の斜視図である。 図6は、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーを備えるかまたは備えない携帯用安全装置の前部の周波数応答のグラフである。 図7は、現在開示されている発明の特定の態様による、警報器強化保護カバーを備えるかまたは備えない携帯用安全装置の上部の周波数応答のグラフである。
図面を参照すると、全体的に参照番号10で指定された、現在開示されている発明の警報器強化保護カバーの実施形態が、図1から図5に示されている。図1は、取り付けられる前の携帯用安全装置50と適合するカバー10の斜視図を示す。携帯用安全装置50は、単一成分ガス監視装置、多成分ガス監視装置、あるいは聴覚および/または視覚警報器を有するその他いずれかの携帯用機器または装置であってもよく、以下まとめて「装置」と称される。装置50は、ユーザによって担持されるか、ランヤードなどでユーザによって着用されるか、またはユーザの衣服の物品に取り付けられてもよい。
装置50は、前面72ならびに側面74、76、78、および80を画定するケース70を含む。側面74、76、78、および80は各々、前面72に連結されている。前面72は、装置50の聴覚警報器の構成要素であるスピーカー52の上に位置するポート82を含む。
警報器強化保護カバー10は、音声向き転換面302を含む前面パネル100を含む。カバー10はさらに、各々が前面パネルの外周において前面パネル100にそれぞれ連結されている、側面パネル104、106、108、および110を含む。側面パネル104、106、108、および110は、前面パネル100と協働して、空洞112を画定する。ケース70の前面72ならびに側面74、76、78、および80の少なくとも一部は、空洞112内に受容可能である。
側面パネル104、106、108、および110は、側面74、76、78、および80とそれぞれ着脱自在に嵌合するための構造18を含む。側面パネル104、106、108、および110が携帯用安全装置50のケースの各側面と嵌合するときには、音響反射面302を含むカバー10の前面パネル100は携帯用装置50のカバーの前面から離間して配置され、カバー10の前面パネル100とケース70の前面72との間で音響チャンバ12を画定する。側面パネル104、106、108、および110のうちの少なくとも1つは、音響チャンバ12の出口開口部114を少なくとも部分的に画定している。音声は、ケース70の前面72のポート82で音響チャンバ12に入力される音波に応えて、音響チャンバ12から出口開口部114を通じて出力される。
好適な実施形態の態様の実施例において、側面パネル104は具体的には、協働して側面パネル104および前面パネル100が出口開口部114を画定するように、前面パネル100と協力して出口開口部114を画定する。
好ましくは、装置50は、危険な状態の感知に応えて可視光の信号を生成する、光学警報器120を含む。カバー10の前面パネル100は、光学警報器120からの可視光によって照射されるように位置決めされた付加表面122および124を含む、光学警報器等級14を含む。表面122および124は、表面122および124が光学警報器からの光をユーザの正常な視野の中に再配向するように、光学警報器12からの光の入射に対してある角度で傾斜した鏡面である。ユーザが装置50を略垂直位置で身に着けて担持しているとき、光反射面122および124は、ケース70の前面72の表面に対して40°から50°の角度を画定する。
カバー10は、装置50の外側部分にぴったり適合するようになっている。カバー10は、少なくとも1つの聴覚警報器52を有する装置50の面、通常は装置の前側を、保護的に包囲してもよい。装置50はまた少なくとも1つの視覚警報器54も有してよい。このような警報器は、限界値に到達したことおよび/または超過したことを装置が感知したときに起動されてもよい。たとえば単一成分ガス監視装置の場合、装置が検出するように設計されている単一成分ガスの限界値に到達したときおよび/または超過したときに、警報器が起動されてもよい。装置はまた、視認画面56、様々な制御ボタン60、およびカバー10の取り付けの場所および手段を提供する取り付け機構58も、含むことができる。
カバー10は、高い衝撃強度を提供し、落下または別途衝撃を受けた場合に装置50にさらなる保護を提供する、いずれかの硬質プラスチック、硬質ゴムなどで成形されてもよい。さらに、成形カバー材料は、自然な装飾効果を提供することができる(たとえば、三次元隆起領域、エンボス領域、様々な色)。たとえば塗装、または付加的な事前着色済み成形用材料層の適用によって、その他の装飾効果が適用されてもよい。
カバー10は、装置50上の聴覚警報器52の音声を増幅する音響チャンバ12を部分的に画定する。カバー10が装置50に取り付けられているとき、音響チャンバ12は内部空洞および出口開口部114を有する。出口開口部114は、音圧波が音響チャンバ12からユーザの方向に発せられるように、カバー10の上に位置決めされる。音響チャンバ12は、たとえばスピーカー、ブザー、サイレン、ベル、エアホーンなど、当該技術分野において周知のいずれかの聴覚警報器52と共同して動作する。さらに、聴覚警報器52は、人間の聴力によって認識されるいずれかの周波数範囲の、通常は20Hzから20,000Hzの間の音を発生する。
カバー10はさらに、装置50の視覚警報器54からの信号を再配向する、少なくとも1つの視覚的または光学警報器ガイド14を含んでもよい。視覚警報器54からの信号は、人間の視覚によって検出可能な電磁スペクトルのいずれかの部分の範囲内、通常は可視光と称される約390から700nmの間の波長に収まる。
視覚警報器54からの信号は、固定的に再配向されてもよく、あるいはユーザ制御されてもよい。たとえば、図1の視覚的警報器ガイド14は、視覚警報器54からの光を、ユーザの正常水平視野より下のどこか(たとえば、ユーザのベルト、シャツ、またはコート)に垂直に(図示されるように)装置50が着用されているときに、ユーザの正常水平視野の方向に再配向する。ユーザが視野より上に(たとえば帽子に)装置50を着用したい場合には、視覚的警報器ガイド14は、視覚警報器54からの信号(光)がユーザの正常水平視野に再配向されるように、回転される(180°回される)ことが可能である。
特定の実施形態において、視覚警報器54からの信号は、導光管、導光体、プリズム光導体、または光ファイバ(図示せず)を用いてユーザの視野に配向されてもよい。このようなことで、視覚警報器54からの光は収集され、ヘルメットまたは帽子にあるいはゴーグルまたは眼鏡に取り付けられるなど、ユーザの正常水平視野内に配置されてもよい導光管、導光体、光導体、または光ファイバの遠位末端に再配向される。
カバー10は、装置50の視認画面56の遮るもののない点検およびアクセスを提供するための、視認画面アクセス開口16を有してもよい。視認画面アクセス開口16は、視認画面56に接するサイズであってもよく、視認画面よりも大きくてもよく、あるいは視認画面よりも小さくてもよい。さらに、視認画面アクセス開口16はまた、装置50の前面のボタンまたはキーパッドへのアクセスも提供することができる。
装置50の様々なボタン60またはポートへのアクセスを提供するために、カバー10に追加開口20が提供されてもよい。たとえば、追加開口は、装置のガスセンサ領域などのセンサ、電池充電ポート、様々なアンテナ、メモリ・カード・スロット、ユーザアクセス可能ボタン、およびドッキングポート端子のために提供されてもよい。これらのためのカバーの開口は、装置の対応するポートまたは領域と整合および適合してもよい。開口(16、20)はカバー10上の特定の配置において図示されているものの、特定の装置に適合するのに必要ないずれの配置および数の開口も、想定される。
カバー10は、聴覚警報器52を含む装置50の表面上に適合するようになっている。ほとんどの装置50では、これは前面である。さらに、カバー10は全体的に長方形の形状で図示されているものの、装置50を覆って、音響チャンバ12および、選択的に視覚的警報器ガイド14を提供する、いずれの形状も想定される。図1に示されるように、カバー10は、前面72、ならびに装置50の前面72に連結された4つの側面74、76、78、および80の上に適合する。装置50上の少なくとも1つの取り付け機構58をしっかりと、しかし解放可能に嵌合するために、カバー10上の少なくとも1つの対になる取り付け要素18が使用されてもよい。取り付け要素18は、戻り止め装置またはネジファスナであってもよい。加えて、取り付け要素18は、図1に示されるようにカバー10の内側など、カバー10のパネルのいずれかに形成されてもよい。対になった取り付け要素18および機構58は、バックル、留め金、フック、対になったくぼみと突起、対になった突起、磁気スナップ、または面ファスナを含むがこれらに限定されない、いずれか周知の締結手段を用いて、互いに機械的に嵌合してもよい。好適な実施形態の態様において、装置50へのカバー10の取り付けは、工具を使用せずに手作業で行われてもよい。
図2Aから図2Cは、装置50に取り付けられた現在開示されている発明のカバー10の実施形態の斜視図である。カバー10の視覚的警報器ガイド14は、装置50の視覚警報器54に隣接して位置するように示されている。カバー10の音響チャンバ12および視認画面アクセス開口16、ならびにループ200およびクリップ202など装置50をユーザに取り付けるための手段もまた、示されている。
図3は、図2Bの線3−3に沿った、装置50に取り付けられたカバー10の断面図である。単一の取り付け機構58は、装置50の面に対して直角な装置50の上面の突起として示されている。取り付け機構58は、カバー10の対向面に対して直角なカバー10の内面のくぼみ(取り付け要素)と対になる。ユーザの衣服またはランヤードへの装置50の取り付けに役立つループ200およびベルトクリップ202もまた、示されている。
音響チャンバ12は、装置50のスピーカーなど、聴覚警報器52の少なくとも一部に隣接して位置してもよく、聴覚警報器52のスピーカー52および前面72のポート82の反対側に位置する傾斜面である音声再配向または音声反射面302を有してもよい。カバー10の特定の実施形態において、傾斜面302は、聴覚警報器52から直角な方向に対して約45°±5°の角度で、聴覚警報器52の上方に位置合わせされてもよい。傾斜面302の角度は、聴覚警報器52から発せられて音響チャンバ12によって増幅される音圧波の様々な出口方向に適合するように、変更されてもよい。
さらに、音響チャンバ12は、上記で論じられたように、装置50に取り付けられたときにカバー10によって少なくとも部分的に形成される、内部チャンバ300および出口開口部306を画定することができる。音響チャンバ12の様々な寸法および構成が想定されるものの、開示される発明の音響チャンバ12の好適な実施形態の態様は、Industrial Scientific Corporationによって提供されるTango(商標)TX1などの携帯用安全装置に適合する。カバー10のチャンバ300は、約3cm±10%の内容積、約1.2cm±10%の表面積を有する出口開口部306、および約3cm±10%の聴覚警報器52から出口開口部306までの距離を有するように、設計されてもよい。このような実施形態において、音圧波、2000から4500Hzの共振周波数範囲で、約8から12デシベル(dB)に対応する約10から12%だけ、音響チャンバ12内で増幅されることが可能である。
従来技術において周知の音響チャンバは、本明細書において開示されるチャンバ300よりも大きい。たとえば、米国特許第7,778,431号明細書において教示される音響チャンバは、5から30cmの出口開口部を備える100から200cmの内部空洞を有し、500から1500Hzの間で調整可能な共振周波数応答を提供する。音響チャンバ300は、2000から4500Hzの範囲の共振周波数応答を強化する。
現在開示されている発明の再配向面302(図3)の角度は、カバー10を使用する人によって最適に検出されるように、聴覚警報器向けに一般的に使用される周波数範囲(図6および図7参照)の共振周波数応答を強化して信号を再配向するのに最適である。
図4を参照すると、音響チャンバ12は、聴覚警報器からの音声を耳404で表されるユーザの可聴範囲に向かう方向402に再配向するように示されている。警報器からの音圧波は、再配向面302によって再配向され、ユーザが音声を検出するのに最適な方向402で音響チャンバ12から出るように集中させられてもよい(音波はユーザの耳404に衝突するように示されている)。カバー10の特定の実施形態において、音響チャンバ12は、装置50がユーザの帽子、腕、または肩に着用された場合、またはユーザがこれを従来と違う向きで自分で担持する場合にそうであるように、聴覚警報器からの音波圧が異なる方向に再配向されるように設計されてもよい。一例として、装置50がユーザの帽子に着用されている場合、音響チャンバ12の出口開口部306(図3)は、再配向面302の角度と同様に、図1から図5に示されるのに対して180°回転させられてもよい。
図3に戻ると、視覚的警報器ガイド14は、傾斜した反射面を有してもよい。傾斜面は、警報器から伝播する光信号の方向に対して約45°±5°の角度で装置50の視覚警報器54に隣接して位置合わせされてもよい。このような角度は、装置がユーザのベルト上またはランヤードで首回りに着用されている場合など、装置50を見下ろすユーザにとって信号検出を最適化するように選択される。装置50が別の場所に配置された場合には、視覚的警報器ガイド14の反射面の角度は変更されて、上記で論じられたように、ユーザ検出を最適化してもよい。このような角度の変更は、固定的に実現されてもよく、あるいは回転手段を用いて視覚的警報器ガイド14を旋回させることによって実施されてもよい。さらに、装置50の視覚警報器54からの信号を強化するために、視覚的警報器ガイド14の反射面は鏡であってもよく、あるいは当該技術分野において周知のその他いずれかの高反射材料で構成されてもよい。
図3はまた、カバー10の内表面と装置50のケース70との間の間隙304も示す。間隙304はさらに、落下の際または衝撃を受けた場合に装置50を損傷から保護するのに役立つ。加えて、間隙304は、温度限界に曝された場合に装置50を損傷から保護する、熱障壁の役割を果たすこともできる。好適な実施形態の態様において、間隙304は0.5から1mmの間である。
図5は、現在開示されている発明の警報器強化保護カバー10と適合する較正アダプタ500を描写している。較正アダプタ500の陥凹領域504は、出口開口部114を覆うように音響チャンバ12を画定するカバー10の部分を最終的に受容する。参照のため、カバー10の音響チャンバ12、視覚的警報器ガイド14、および視認画面アクセス開口16も示されている。
較正アダプタ500は、カバー10が装置に取り付けられたときに携帯用安全装置50上のガスセンサ領域に隣接する警報器強化カバー10の前方部分にぴったり適合するサイズになっていてもよい。好ましくは較正アダプタ500は、側壁508、510、512、および514、ならびにガス流入ポート510を有する。側壁508、510、512、および514は、出口開口部114を覆うように、カバー10の少なくとも一部と着脱自在に嵌合するようになっている。取り付けられると、較正アダプタ500、カバー10、およびケース70の前面72はともにガスセンサの周りに較正チャンバを画定する。較正アダプタ500は、装置50上のガスセンサが周知の濃度の標的ガスに曝されるように、較正チャンバ内にガスを注入するために使用されてもよいガス流入ポート502を含む。
通常、ガスは、装置の衝撃試験または較正のために、圧縮ガスシリンダから較正アダプタ500に供給される。浸透オーブンおよび電気化学的ガス発生器など、ガス監視装置を較正するためのその他のガス源が使用されることも可能である。ほとんどの場合、ガスはガス流入ポート502に取り付けられた管を通じて較正アダプタ500に送達される。したがって、較正アダプタ500のガス流入ポート502が、1若しくはそれ以上の共通サイズの可撓性管類が取り付け可能なレセプタクルを包含していれば、有利である。このレセプタクルは、バーブ継手であれば最も都合よく、ガス流入ポート502の一部となるように設計されている。一般的な管類サイズは0.125、0.375、および0.25インチ(およそ3mm、5mm、6mm)外径の管類であるが、その他のサイズもまた想定される。あるいは、管類をレセプタクルに挿入することによって、狭口径管類がレセプタクルに取り付けられることも可能である。
装置は、装置上の聴覚および/または視覚警報器が応答するように設定されている限界値を超える濃度で、装置上のガスセンサが反応するガスをガス流入ポート502を通じて較正アダプタ500内に注入することによって、容易に衝撃試験されることが可能である。ガスへの曝露が警報器を起動させない場合には、装置は現場の使用に適しておらず、使用に先立って洗浄または修理されなければならない。
較正アダプタ500はまた、携帯用安全装置を較正するために使用されてもよい。ガス検出装置の較正プロセスにおいて、通常の初期工程は、センサが反応する、またはセンサに対して悪影響を及ぼすいずれの成分も含まないガス混合物(通常は周囲空気)をゼロとして、装置を設定することである。多くの場合、ゼロ設定プロセスは清浄空気を用いて実行され、その後ユーザは、1若しくは複数のセンサが反応するかなりの濃度の活性ガスを含まない環境において装置がゼロ設定されることを確認しなければならない。
較正プロセスの第二部は、1若しくは複数のセンサが反応するように意図される成分を含有する試験ガスの適用である。試験ガスは、較正チャンバが試験ガスで満たされるように、ガス流入ポート502を通じて注入されてもよい。いくつかの例において、試験ガスは、較正チャンバ内の濃度が一定のままとなるように、一様な流れとして注入されてもよい。この段階の間、装置からの出力(表示、警報レベルなど)は、この濃度のガスに曝されたときに装置の応答が試験ガスの公称値に対応するように、調整される。2つ以上のセンサを備える、または2種類以上のガスを検出するように設計されている装置では、いくつかの異なるガス混合物が装置に適用されてもよく、あるいはセンサを較正するために2つ以上の活性成分を含有する試験ガス混合物が使用されてもよい。
警報器強化保護カバー10および較正アダプタ500は、様々なセンサタイプ(中でもたとえば電気化学、光イオン化、触媒ビーズ、赤外線、および光学)を採用する多様なガス検出装置とともに使用されることが可能である。
図5はまた、較正アダプタ500をカバー10にしっかりと取り付けるために使用される、取り付けクリップ506も示す。取り付けクリップ506は、カバー10上の対になった取り付け要素の恩恵を受けても受けなくても、カバー10と嵌合することができる。さらに、取り付けクリップ506は、バックル、留め金、フック、対になったくぼみと突起、対になった突起、磁気スナップ、または面ファスナなど、様々なファスナを用いて機械的にカバー10と嵌合してもよい。
現在開示されている発明はまた、ガス監視装置であってもよい携帯用安全装置の警報を増幅する方法にも関する。方法は、聴覚警報器、および選択的に視覚警報器を有する携帯用安全装置の一部に、上記で詳述されたような警報器強化保護カバーを取り付ける工程を有する。一旦取り付けられると、携帯用安全装置から発せられたいずれの聴覚および/または視覚信号も、信号認識の強化を提供するために、増幅されてユーザに向けて再配向されることが可能である。つまり、カバーの音響チャンバは、携帯用安全装置上の聴覚警報器から発せられた音圧波を再配向および増幅して、このような音波をユーザの耳の付近に衝突させることができる。さらに、カバーの視覚的警報器ガイドは、携帯用安全装置からのいずれの視覚信号も再配向して、ユーザの視野の範囲内の領域にこれを衝突させることができる。
現在開示されている発明はさらに、装置の効率を改善する方法に関する。方法は、聴覚警報器、および選択的に視覚警報器を有する携帯用安全装置の一部に、上記で詳述されたような警報器強化保護カバーを取り付ける工程、ならびに較正アダプタが少なくとも1つのガスセンサを包囲する較正チャンバを形成するように、警報器強化保護カバーの一部に、上記で詳述されたような較正アダプタを取り付ける工程を、有する。方法はさらに、ガス較正アダプタのガス流入ポートを通じて較正チャンバ内にガスを注入する工程、およびガスが装置上の聴覚または視覚警報器を適切に起動または始動することを検証する工程を、有する。装置は、注入されるガスの濃度が、装置上の聴覚および/または視覚信号を起動または始動するように期待されている閾値濃度よりも高い場合に、衝撃試験されてもよい。
さらに装置は、装置の検出範囲内の周知の濃度でガスが注入される場合に較正されてもよい。ユーザは、装置の測定値が注入されるガスの周知の濃度に十分に近いか否かを決定するために装置読み取り値を使用してもよく、相応に装置のガスセンサを較正してもよい。較正は、たとえばガスの周知の濃度と一致するように装置の出力読み取り値を調整することによって、実現されてもよい。上述のように、特定の較正手順において、装置は第一工程としてゼロ設定されてもよい。これは、較正アダプタ500が携帯用安全装置50上のカバー10に取り付けられていないときに、清浄空気を用いて実現されてもよい。あるいは装置は、携帯用安全装置50上のカバー10に較正アダプタ500を取り付けて、センサが反応するいずれの成分も含まないガス混合物を注入することによって、ゼロ設定されてもよい。装置からの出力(表示、警報レベルなど)はその後、装置の応答が検出ガスのないまたはゼロの読み取り値に対応するように、調整される。
先の記載は、当業者が本明細書に記載される様々な例示的実施を実践できるようにするために、提供されている。これらの変動に対する様々な変形例は当業者にとって容易に見出されるものであり、本明細書において定義される一般的な原理は、その他の実施に適用されてもよい。当業者にとって周知のまたは後に周知となる本開示の様々な図および例の要素のすべての構造的および機能的同等物は、参照により明確に本明細書に組み込まれる。
いくつかの異なる音響チャンバが、例示的な携帯用安全装置(Industrial Scientific Corporationによって提供されるTango(商標)TX1)と嵌合したカバーに関連して設計された。3Dプリンタ製部品を用いて、小、中、および大変形例が試験された。カバーされた装置の前および上から、各サイズ変形例について3500Hzで音圧が測定された。結果を表1に示す。
Figure 0006093021
上記の試験結果および試験に使用された特定の装置の前面の構成に基づいて、装置のボタンへの改良されたアクセスを提供するために、音響チャンバが狭められた。変更された音響チャンバは、3Dプリンタ製部品を用いて再び試験された。カバーされた装置の前からの音圧が3500Hzで測定され、11.6dBだけ上昇することが見出された。
Figure 0006093021
試験装置の2つの視覚警報器の強度を再配向および増幅する2つの視覚的警報器ガイドの追加機能を組み込んだカバーが製造された。いずれも3cmの音響チャンバを備える、いくつかの異なる生産装置の前および上から観察された音圧の上昇の合計は、表2に示される。カバーは、いずれも3500Hzの共振周波数において、11.8dBの携帯用安全装置の前から検出された音圧の平均上昇、および8.9dBの側面からの平均上昇を提供する。
本発明の警報器強化保護カバーを備えるおよび備えない、同じ試験装置の前向きスピーカーからの周波数応答が、図6および図7に示される。試験装置(Industrial Scientific Corporationによって提供されるTango(商標)TX1)の前で検出された周波数応答は、図6に示される:曲線600は、カバーがないときの試験装置の周波数応答を提供し、曲線610は、3cmの音響チャンバを有する現在開示されている発明の警報器強化保護カバーを備える同じ装置の周波数応答を提供する。特に振幅における周波数応答改善が、3500Hzの共振周波数において見られる。図6において使用される同じ警報器強化保護カバーを備える(曲線710)および備えない(曲線700)、同じ携帯用安全装置の上から検出された周波数応答は、図7に示される。振幅における周波数応答改善はやはり3500Hzから4000Hzの共振周波数範囲にわたって見られる。
本発明の特定に実施形態が詳細に記載されたものの、本開示の全体的な教示を踏まえて様々な修正および変更および適用が開発可能であることは、当業者によって理解されるべきである。したがって、開示される特定の配置、システム、装置、および方法は、説明目的のみであって、本発明の範囲を限定するように意図されるものではない。

Claims (26)

  1. 携帯用安全装置のための警報器強化保護カバーであって、前記安全装置は、前面および当該前面の外周に連結された少なくとも2つの側面を画定するケースを有し、前記前面は聴覚警報器のスピーカー用のポートを含み、前記安全装置はさらに光学警報器を含み、前記警報器強化保護カバーは、
    音声向き転換面(sound redirecting surface)を有する前面パネルと、
    前記前面パネルの外周に連結された側面パネルであって、前記前面パネルとともに空洞を画定するものであり、前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面および前記側面の少なくとも一部は前記空洞内に受容可能であり、前記側面パネルのうちの少なくとも1つは前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と着脱自在に嵌合する構造を有し、前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合すると、前記音声向き転換面を含む前記カバーの前記前面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面から離間して配置され、前記カバーの前記前面パネルと前記ケースの前記前面との間に音響チャンバを画定するものであり、前記側面パネルのうちの少なくとも1つは前記音響チャンバの出口開口部を少なくとも部分的に画定し、前記ケースの前記前面の前記ポートを通じて前記音響チャンバに音声が入力されるのに応答して音声が前記出口開口部から出力されるものである、前記側面パネルと、
    可視光を反射する少なくとも1つの光反射面であって、前記携帯用安全装置上の前記光学警報器の出力によって照射される位置で前記前面パネル上に位置しているものであり、前記光反射面は、前記前面パネルの前記光反射面が前記携帯用安全装置上の前記光学警報器からの光を再配向するように、前記光学警報器からの光の入射に対してある角度で傾斜しているものである、前記光反射面と
    を有する警報器強化保護カバー。
  2. 請求項1記載の保護カバーにおいて、前記前面パネルは、前記少なくとも1つの側面パネルおよび前記前面パネルが協働して、前記出口開口部が前記音声向き転換面に隣接して位置する前記出口開口部を画定するように、前記出口開口部を部分的に画定するものである、保護カバー。
  3. 請求項1記載の保護カバーにおいて、前記音響チャンバは、前記ケースの前記前面の前記ポートを通じて前記音響チャンバに音声が入力されるのに応答して、前記出口開口部において2000ヘルツから4500ヘルツの周波数範囲で音声を増幅するものである、保護カバー。
  4. 請求項3記載の保護カバーにおいて、前記前面パネルの前記音声向き転換面は、前記ケースの前記前面の前記スピーカー用のポートの反対側で前記音響チャンバ内に位置するものである、保護カバー。
  5. 請求項4記載の保護カバーにおいて、前記前面パネルの前記音声向き転換面は、前記前面パネルが前記音響チャンバに侵入する音声を前記前面パネルの前記出口開口部に向かって再配向するように、前記ケースの前記前面に対してある角度で傾斜した表面を画定するものである、保護カバー。
  6. 請求項5記載の保護カバーにおいて、前記音声向き転換面は、前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面に対して横の方向に音声を再配向するものである、保護カバー。
  7. 請求項3記載の保護カバーにおいて、前記携帯用安全装置の前記カバーのそれぞれの側面と着脱自在に嵌合するための前記構造は、戻り止め部材を有するものである、保護カバー。
  8. 請求項3記載の保護カバーにおいて、前記携帯用安全装置の前記カバーのぞれぞれの側面と着脱自在に嵌合するための前記構造は、ファスナを有するものである、保護カバー。
  9. 請求項3記載の保護カバーにおいて、前記カバーの前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合するときに、前記カバーの前記前面パネルは前記カバーの前記前面から離間して配置されて、その間に少なくとも0.5mmの間隙を画定するものである、保護カバー。
  10. 請求項3記載の保護カバーにおいて、前記カバーの前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合するときに、前記カバーの前記側面パネルは前記カバーのそれぞれの側面から離間して配置されて、その間に少なくとも0.5mmの間隙を画定するものである、保護カバー。
  11. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記音響チャンバは約2.7cmから3.3cmの内容積を有するものである、警報器強化保護カバー。
  12. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記音響チャンバの前記出口開口部は、1.05cmから1.35cmの開口面積を画定するものである、警報器強化保護カバー。
  13. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記前面パネルの前記音声向き転換面は、前記安全装置の前記ケースの前記前面に対して40°から50°の角度で配向された表面を画定するものである、警報器強化保護カバー。
  14. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記音響チャンバは、前記携帯用安全装置の前記聴覚警報器から出力される音声を10から12%だけ増幅するものである、警報器強化保護カバー。
  15. 請求項記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記前面パネルの前記光反射面は、前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面に対して40°から50°の角度を画定するものである、警報器強化保護カバー。
  16. 請求項記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記前面パネルの前記光反射面は鏡面である、警報器強化保護カバー。
  17. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記保護カバーは高衝撃成形材料からなるものである、警報器強化保護カバー。
  18. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記カバーは、前記カバーの前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合するときに、前記携帯用安全装置上に位置するボタン、視認画面、センサ、光源のうちの少なくとも1つへのアクセスを可能にする少なくとも1つの開口を有するものである、警報器強化保護カバー。
  19. 請求項18記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記携帯用安全装置上に位置する前記センサはガスセンサである、警報器強化保護カバー。
  20. 請求項3記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記携帯用安全装置は携帯用ガス監視装置である、警報器強化保護カバー。
  21. 携帯用安全装置のための警報器強化保護カバーであって、前記安全装置は、前面および当該前面の外周に連結された少なくとも2つの側面を画定するケースを有し、前記前面は聴覚警報器のスピーカー用のポートを含み、前記警報器強化保護カバーは、
    音声向き転換面(sound redirecting surface)を有する前面パネルと、
    前記前面パネルの外周に連結された側面パネルであって、前記前面パネルとともに空洞を画定するものであり、前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面および前記側面の少なくとも一部は前記空洞内に受容可能であり、前記側面パネルのうちの少なくとも1つは前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と着脱自在に嵌合する構造を有し、前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合すると、前記音声向き転換面を含む前記カバーの前記前面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面から離間して配置され、前記カバーの前記前面パネルと前記ケースの前記前面との間に音響チャンバを画定するものであり、前記側面パネルのうちの少なくとも1つは前記音響チャンバの出口開口部を少なくとも部分的に画定し、前記ケースの前記前面の前記ポートを通じて前記音響チャンバに音声が入力されるのに応答して音声が前記出口開口部から出力されるものである、前記側面パネルと、
    側壁とガス流入ポートとを有する較正アダプタであって、前記較正アダプタの前記側壁は前記保護カバーの前方部分と着脱自在に嵌合するようになっており、前記較正アダプタは、前記較正アダプタの前記側壁が前記保護カバーと嵌合すると前記カバーの前記出口開口部を覆い、前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合すると前記ケースと協働し、前記側壁が前記保護カバーと嵌合すると前記保護カバーと協働して、較正チャンバを画定するものである、前記較正アダプタ
    を有する警報器強化保護カバー。
  22. 請求項21記載の警報器強化保護カバーにおいて、前記較正チャンバは前記携帯用安全装置内のガスセンサと連絡しているものである、警報器強化保護カバー。
  23. 携帯用安全装置の有効性を改善する方法であって、前記方法は、
    前記携帯用安全装置の前面に位置するスピーカーポートを有する聴覚警報器を含む携帯用安全装置に警報器強化保護カバーを取り付ける工程であって、
    前記携帯用安全装置は、前面および当該前面の外周に連結された少なくとも2つの側面を画定するケースを有し、
    前記保護カバーは音声向き転換面を有する前面パネルと、前記前面パネルの外周に連結された側面パネルとを含み、
    前記側面パネルは前記前面パネルとともに空洞を画定し、前記携帯用安全装置のケースの前記前面および前記側面の少なくとも一部は前記空洞内に受容可能であり、前記側面パネルのうちの少なくとも1つは前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と着脱自在に嵌合する構造を有し、前記側面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの各側面と嵌合すると、前記音声向き転換面を含む前記カバーの前記前面パネルが前記携帯用安全装置の前記ケースの前記前面から離間して配置され、前記カバーの前記前面パネルと前記ケースの前記前面との間に音響チャンバを画定するものであり、前記側面パネルのうちの少なくとも1つは前記音響チャンバの出口開口部を少なくとも部分的に画定するものである、
    前記警報器強化保護カバーを取り付ける工程と、
    前記警報器強化保護カバーの前方部分に較正アダプタを取り付ける工程であって、前記較正アダプタは、ガス流入ポートと、側壁とを有し、当該側壁は、前記保護カバーの前方部分と着脱自在に嵌合して前記保護カバーと嵌合すると前記保護カバーの前記出口開口部を覆うようになっており、前記較正アダプタは、前記側面パネルが前記携帯用安全装置の各側面と嵌合すると前記携帯用安全装置の前記カバーと協働し、前記側壁が前記保護カバーと嵌合すると前記保護カバーと協働して、前記ガス流入ポートと連通する較正チャンバを画定するものである、前記較正アダプタを取り付ける工程と、
    前記ガス流入ポートを通じて前記較正チャンバに周知の濃度の少なくとも1つの成分を有するガスを注入する工程と、
    前記周知の濃度の少なくとも1つの成分ガスに対する前記携帯用安全装置の精度を決定する工程と、
    を有するものである方法。
  24. 請求項23記載の携帯用安全装置の有効性を改善する方法において、さらに
    周知の濃度前記少なくとも1つの成分ガスが前記携帯用安全装置の前記聴覚警報器を始動するために必要とされる閾値濃度よりも高いときに前記携帯用安全装置の前記聴覚警報器が起動されることを検証する工程を有するものである、方法。
  25. 請求項23記載の携帯用安全装置の有効性を改善する方法において、さらに
    前記携帯用安全装置からの出力読み取り値が前記ガスの周知の濃度と一致するか否かを決定する工程と、
    前記携帯用安全装置によるガス濃度の測定値が前記ガスの周知の濃度に対応するように、前記携帯用安全装置の中の少なくとも1つのガスセンサを較正する工程と、
    を有するものである、方法。
  26. 請求項25記載の携帯用安全装置の有効性を改善する方法において、前記較正する工程は、前記少なくとも1つのガスセンサの出力を、前記ガスの周知の濃度に対応するように調整する工程を有するものである、方法。
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