JP6092251B2 - オーバーフローを検出するための装置、デバイス、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
本出願は、"DEVICES FOR DETECTING SATURATION"(飽和を検出するためのデバイス)に関する米国仮特許出願一連番号第61/584,109号(出願日:2012年1月6日)に関するものであり、"DEVICES FOR DETECTING SATURATION"(飽和を検出するためのデバイス)に関する米国仮特許出願一連番号第61/584,109号(出願日:2012年1月6日)からの優先権を主張するものである。
その方法は、オーバーフローが検出された場合にスケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングすることを含むことができる。その方法は、復号器及び/又は符号器によって行うことができる。
線形予測コーディング(LPC)コーダは、不安定性に関する課題を有することがある。例えば、不安定性は、特にフレームエラーが存在する状態での安定したトーン/共鳴信号に関してオーディオブローアップ(blow−up)を引き起こすおそれがある。フレームエラーは、符号器と復号器との間でミスマッチを引き起こす。このミスマッチは、特に安定したトーン/高共鳴信号に関して、不安定性を引き起こす可能性がある。例えば、このエラーは、全ポール(all pole)線形予測コーディング合成フィルタにおいてオーバーフローを引き起こす可能性があり、それが不安性に結びつき、オーディオブローアップを引き起こすおそれがある。飽和した線形予測コーディング合成フィルタ状態(例えば、メモリ)の確率が高くなり、それによって不安定性を引き起こすため、この現象は、有限精度(例えば、固定点)に関して誇張される。
インターフレーム/サブフレーム予測コンポーネントは、トーン/定常状態信号に関して非常に高くなることがあるため、トーンの品質に重大な影響を及ぼすことがあるため、スケーリングファクタは、次のフレーム/サブフレーム内に持ち越される(carried forward)信号(例えば、残差信号又は励振信号)は適用することができない。
さらに、ここにおいて開示されるシステム及び方法は、(例えば、対応する出力サンプルの生成前に)開ループ方式で合成フィルタの入力部への適応型スケールファクタの適用をトリガするために話声コーディングパラメータ(例えば、線形予測コーディング合成フィルタ利得、固定型コードブック利得及び/又は適応型コードブック利得)を使用するため、既知の閉ループ自動利得制御(QGC)と異なる。例えば、それらのシステム及び方法は、出力レベルを決定するために第1のパス(pass)が行われて出力レベルが入力にフィードバックされる既知のAGC技法は行わない。例えば、ここにおいて開示されるシステム及び方法は、代わりに開ループ/シングルパス方式でオーバーフローを検出し及び入力をスケーリングすることができる。
さらに、ここにおいて開示されるシステム及び方法は、線形予測コーディング合成フィルタ(例えば、励振−話声フィルタリング)に焦点を合わせることができ、長期予測(LTP)フィルタには必ずしも焦点を合わせないという点でその他の既知の技法と異なることができる。例えば、ここにおいて開示されるシステム及び方法は、合成フィルタ入力を(例えば、1よりも小さい率で)スケールダウンすることができる。入力をスケールダウンすべきかどうか(例えば、オーバーフローが検出されるかどうか)を決定することは、合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づくことができる。
ここにおいて説明される要素のうちの2つ以上をまとめて結合できることが注目されるべきである。ここにおいて用いられる場合の用語“結合する”及びその変形は、2つの要素を直接又は(例えば、他の要素を通じて)間接的に接続することができることを意味する。例えば、第2の要素に結合される第1の要素は、(例えば、ワイヤ又はバスによって)第2の要素に直接接続することができ又は第3の要素を通じて第2の要素に間接的に接続することができる。結合は、図内において線又は矢印として描くことができる。しかしながら、幾つかの場合は、簡略化、明確化、のため及び便宜上すべての可能な結合が描かれるわけではないことが注目されるべきである。
オーバーフロー検出器106は、オーバーフロー(例えば、予想オーバーフロー(prospective overflow)及び/又は飽和)が検出されるかどうかを決定することができる。例えば、オーバーフロー検出器106は、入力がスケールダウンされない場合に合成フィルタ110の出力部でオーバーフロー(例えば、及び/又は飽和)が発生することになるかどうかを決定することができる。例えば、オーバーフロー(例えば、予想オーバーフロー)が検出されるかどうかを決定することは、合成フィルタ110入力がスケールダウンされない場合は合成フィルタ110出力が最大割り当て(maximum allotted)ダイナミックレンジ(例えば、16ビット)を超えることになるかどうかを決定することを含むことができる。例えば、その場合に入力がスケールダウンされない場合は、出力の上限を最大値に設定することができる。一構成では、オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、合成フィルタ利得116及び固定型コードブック利得118に基づいて行うことができる。例えば、オーバーフロー検出器106は、合成フィルタ利得116が合成フィルタ利得スレショルドに達しているかどうか(例えば、≧18dB)を決定することができ及び固定型コードブック利得118が固定型コードブックスレショルドに達しているかどうか(例えば、≧2322)を決定することができる。
例えば、合成フィルタ利得116は、表現(representation)のためのビット数を要求することができ及び固定型コードブック利得118は、表現のための他のビット数を要求することができる。合成フィルタ利得116及び固定型コードブック利得118を表現するために要求されるビット総数が、合成フィルタ110の出力部における最大ダイナミックレンジに関して利用可能なビット数(又は他のスレショルド量)を超えている(例えば、幾つかの構成においては同じであるか又は超えている)場合は、オーバーフローを検出することができる。
一例では、18dBの合成フィルタ利得116が3ビットに対応し(例えば、1ビットが6dBに対応する)、固定型コードブック利得118に関する2322の値を表現するために12ビットが要求される。この結果、出力は3+12=15ビットのダイナミックレンジを要求し、それは、符号付き16ビット数字に関する最大ダイナミックレンジである。
オーバーフローが検出された場合は、オーバーフロー検出器106は、スケーリングファクタ決定ブロック/モジュール108にそれを示す表示(indication)122を提供することができる。この場合は、スケーリングファクタ決定ブロック/モジュール108は、スケーリングファクタ124を決定することができる。例えば、スケーリングファクタ124は、合成フィルタ110(例えば、合成された信号128)の出力が最大許容ダイナミックレンジを超えないように決定することができる。さらに加えて又は代替として、スケーリングファクタ124は、線形予測合成フィルタがヘッドルームの量(例えば、1ビット)を許容する形で決定することができる。
図1において例示されるように、信号112a(例えば、残差信号又は励振信号)は、スケーリングファクタ124に基づいてスケーリングすることができる。例えば、信号112aは、合成フィルタ110内に入れられる前にスケーリングファクタ124により乗算器126によってスケーリングすることができる。例えば、オーバーフローが検出された場合は、信号112aはスケールダウンすることができる。オーバーフローが検出されない場合は、信号112aはスケーリングされない(又は、1の率でスケーリングすることができる)。その結果得られる信号112b(例えば、オーバーフローが検出された場合は信号112aとスケーリングファクタ124の積又はオーバーフローが検出されない場合はスケーリングされない(又は1によってスケーリングされる)信号)は、合成フィルタ110に提供することができる。従って、信号112aをスケールダウンすることは、オーバーフロー(又は予想オーバーフロー)が検出されたときに実際のオーバーフローが発生するのを防止することができる。後続フレームまで持ち越される残差信号又は励振信号は、(例えば、トーンの品質に影響を与える可能性があるため)スケーリングすることができないことが注目されるべきである。
図1において例示される要素(例えば、合成フィルタ利得決定ブロック/モジュール104、オーバーフロー検出器106、スケーリングファクタ決定ブロック/モジュール108、乗算器126及び合成フィルタ110)は、符号器、復号器又は両方内に含めることができることが注目されるべきである。例えば、それらの要素は、復号器に含めることができ、電子デバイス102は、コーディングされた信号を受信及び復号して音声信号(例えば、合成された話声信号)を生成する。さらに加えて又は代替で、それらの要素は、オーバーフローを防止するために符号器に含めることができる。
その他の構成では、この決定204は、適応型コードブック利得120にさらに基づくことができる。例えば、合成フィルタ利得116が合成フィルタ利得スレショルドに達し、固定型コードブック利得118が固定型コードブック利得スレショルドに達し及び適応型コードブック利得120が適応型コードブック利得スレショルドに達した場合は、電子デバイス102は、オーバーフローを検出することができる。そうでない場合は、オーバーフローは検出できない。ピッチ又は適応型コードブック利得をどのようにして決定することができるかを示す一例が、3GPP2 C.S0014−B、version1.0 section4.9.4.9.に記載されている。しかしながら、その他のアプローチ法を使用することができる。適応型コードブック(ACB)又はピッチ及び固定型コードブック(FCB)又は革新利得(innovation gain)を決定するための幾つかのアプローチ法がCELPに基づく話声コーダと関連して知られていることが注目されるべきである。さらに、異なるタイプの固定型コードブックが存在する。しかしながら、ここにおいて開示されるシステム及び方法は、特定のタイプの固定型コードブックには限定されないことが注目されるべきである。
電子デバイス102は、固定型コードブック利得118を決定する304ことができる。幾つかの構成では、電子デバイス102は、(例えば、異なる電子デバイス又は同じ電子デバイス102の符号器から)固定型コードブック利得118を受信することによって固定型コードブック利得118を決定する304ことができる。代替として、電子デバイス102は、固定型コードブック利得118を計算することができる。例えば、固定型コードブック利得118は、固定型コードブックベクトル、合成フィルタインパルス応答及び知覚領域目標信号(perceptual domain target signal)に基づいて決定する304ことができる。例えば、固定型コードブック利得118は、式
電子デバイス102は、スケーリングファクタ124に基づいて信号112をスケーリングする312ことができる。例えば、これは、図2に関連して上述されるように行うことができる。電子デバイス102は、合成フィルタ利得116を決定する302ために戻ることができる。これは、後続するフレーム又はサブフレームに関して行うことができる。
電子デバイスは、固定型コードブック利得118を決定することができる。例えば、固定型コードブック利得118は、図3に関連して上述されるように決定することができる。
電子デバイス102は、適応型コードブック利得120を決定する406ことができる。幾つかの構成では、電子デバイス102は、(例えば、符号器から)適応型コードブック利得120を受信することによって適応型コードブック利得120を決定する304ことができる。代替として、電子デバイス102は、適応型コードブック利得120を計算することができる。例えば、適応型コードブック利得120は、合成された信号(例えば、重みが付けられオリジナルの話声ベクトル)、適応型コードブック励振及び合成フィルタインパルス応答に基づいて決定する406ことができる。例えば、ピッチ又は適応型コードブック利得120は、3GPP2 C.S0014−B、version1.0 section4.9.4.9.における記述に従って決定することができる。しかしながら、その他のアプローチ法を使用できることができる。
電子デバイス102は、スケーリングファクタ124に基づいて信号112をスケーリングする416ことができる。例えば、これは、図2に関連して上述されるように完遂させることができる。電子デバイス102は、合成フィルタ利得116を決定する402ために戻ることができる。これは、後続するフレーム又はサブフレームに関して行うことができる。
係数614は、合成フィルタ利得決定ブロック/モジュール604に及び合成フィルタ610に提供することができる。幾つかの構成では、係数614は、ラインスペクトルペア(LSP)又はラインスペクトル周波数(LSF)から変換することができる。
適応型コードブック682は、ピッチラグ650及び前励振(prior excitation)692に基づいて適応型コードブック励振684を生成することができる。例えば、適応型コードブック682は、ピッチラグ650に基づいて適応型コードブック励振684を生成することができる。さらに、適応型コードブック682は、前励振692に基づいて更新することができる。適応型コードブック励振684は、第3の乗算器686に提供することができる。
適応型コードブック利得620は、第3の乗算器686に提供することができる。幾つかの構成では、適応型コードブック利得620は、オーバーフロー検出器606に任意選択で提供することができる。幾つかの構成では、適応型コードブック利得620は、量子化することができる。
コードブックインデックス666は、固定型コードブック672に提供することができる。固定型コードブック672は、コードブックインデックスに基づいて固定型コードブックコントリビューション(contribution)674を生成することができる。例えば、コードブックインデックス666に基づいて特定のコードブックエントリを選択することができる。選択されたコードブックエントリは、コードブックインデックス666によって示すことができ及び固定型コードブックコントリビューション674に対応することができる。固定型コードブックコントリビューション674は、第2の乗算器676に提供することができる。
固定型コードブック利得618は、第2の乗算器676及びオーバーフロー検出器606に提供することができる。幾つかの構成では、固定型コードブック利得618は、量子化することができる。第2の乗算器676は、固定型コードブックコントリビューション674に固定型コードブック利得618を乗じてスケーリングされた固定型コードブックコントリビューション678を生成することができ、それは、加算器680に提供することができる。第3の乗算器686は、適応型コードブック励振684に適応型コードブック利得620を乗じてスケーリングされた適応型コードブック励振688を生成することができ、それは、加算器680に提供することができる。加算器680は、スケーリングされた固定型コードブックコントリビューション678及びスケーリングされた適応型コードブック励振688を加算して励振信号612aを生成することができる。励振信号612aは、遅延ブロック/モジュール690及び第1の乗算器626に提供することができる。
遅延ブロック/モジュール690は、前励振692を適応型コードブック682に提供することができる。例えば、遅延ブロック/モジュール690は、前フレーム又はサブフレームから適応型コードブック682に前励振692を提供するために励振信号612aを遅延させることができる。適応型コードブック682は、前励振692に基づいて更新することができる。
合成フィルタ利得決定ブロック/モジュール604は、(線形予測コーディング)合成フィルタ利得616を決定することができる。例えば、合成フィルタ利得決定ブロック/モジュール604は、(線形予測コーディング)係数614に基づいて合成フィルタ利得616を決定することができる。合成フィルタ利得616及び固定型コードブック利得618は、オーバーフロー検出器606に提供することができる。幾つかの構成では、適応型コードブック利得620もオーバーフロー検出器606に提供することができる。
例えば、合成フィルタ利得616は、表現(representation)のためのビット数を要求することができ及び固定型コードブック利得618は、表現のための他のビット数を要求することができる。合成フィルタ利得616及び固定型コードブック利得618を表現するために要求されるビット総数が、合成フィルタ110の出力部における最大ダイナミックレンジに関して利用可能なビット数(又は他のスレショルド量)を超えている(例えば、幾つかの構成においては同じであるか又は超えている)場合は、オーバーフローを検出することができる。
一例では、18dBの合成フィルタ利得616が3ビットに対応し(例えば、1ビットが6dBに対応する)、固定型コードブック利得618に関する2322の値を表現するために12ビットが要求される。この結果、出力は3+12=15ビットのダイナミックレンジを要求し、それは、符号付き16ビット数字に関する最大ダイナミックレンジである。
図6において例示されるように、励振信号612aは、スケーリングファクタ624に基づいてスケーリングすることができる。例えば、励振信号612aは、合成フィルタ610内に入れられる前にスケーリングファクタ624により乗算器626によってスケーリングすることができる。例えば、オーバーフローが検出された場合は、励振信号612aはスケールダウンすることができる。オーバーフローが検出されない場合は、励振信号112aは、(例えば、第1の乗算器626を迂回することによって)スケーリングされない(又は、1の率でスケーリングすることができる)。その結果得られる信号612b(例えば、オーバーフローが検出された場合は励振信号612aとスケーリングファクタ624の積又はオーバーフローが検出されない場合はスケーリングされない(又は1によってスケーリングされる)信号)は、合成フィルタ610に提供することができる。(例えば、遅延ブロック/モジュール690によって)後続フレームまで持ち越される励振信号612aは、(例えば、トーンの品質に影響を与える可能性があるため)スケーリングすることができないことが注目されるべきである。
図7は、オーバーフローを検出するための方法700の他のより具体的な構成を例示した流れ図である。電子デバイス102は、話声信号を入手する702ことができる。例えば、電子デバイス102は、1つ以上のマイクで話声信号をキャプチャすることができる。代替として、電子デバイス102は、他のデバイス(例えば、Bluetooth(登録商標)ヘッドセット)から話声信号を受信することができる。
電子デバイス102は、(線形予測コーディング)合成フィルタ利得116を決定する704ことができる。これは、例えば、図2及び/又は図5と関連して上述されるように行うことができる。
電子デバイス102は、オーバーフローが検出されるかどうかを決定する706ことができる。例えば、電子デバイス102は、図2、図3、図4及び/又は図5と関連して説明されるようにオーバーフローが検出されるかどうかを決定する706ことができる。幾つかの構成では、この決定706は、合成フィルタ利得116及び固定型コードブック利得118に基づくことができる。その他の構成では、この決定706は、適応型コードブック利得120にさらに基づくことができる。
電子デバイス102は、スケーリングファクタ124に基づいて信号112をスケーリングする710ことができる。例えば、残差信号又は励振信号112は、合成フィルタ110に入れられる前にスケーリングファクタ124を乗じることができる。例えば、オーバーフローが検出された場合は、信号112をスケールダウンすることができる。後続フレームに持ち越された信号112a(例えば、残差信号又は励振信号)は、スケーリングすることができないことが注目されるべきである。
電子デバイス102は、オーバーフローが検出されるかどうかを決定する806ことができる。例えば、電子デバイス102は、図2、図3、図4及び/又は図6と関連して説明されるようにオーバーフローが検出されるかどうかを決定する806ことができる。幾つかの構成では、この決定806は、合成フィルタ利得116及び固定型コードブック利得118に基づくことができる。その他の構成では、この決定806は、適応型コードブック利得120にさらに基づくことができる。
電子デバイス102は、スケーリングファクタ124に基づいて信号112をスケーリング810することができる。例えば、信号112a(例えば、残差信号又は励振信号)は、合成フィルタ110に入れられる前にスケーリングファクタ124を乗じることができる。例えば、オーバーフローが検出された場合は、信号112をスケールダウンすることができる。後続フレームに持ち越された残差信号又は励振信号は、スケーリングすることができないことが注目されるべきである。
オーディオコーデック927は、音声信号をコーディング及び/又は復号するために使用される電子デバイス(例えば、集積回路)であることができる。オーディオコーデック927は、1つ以上のスピーカー925、イヤピース923、出力ジャック921及び/又は1つ以上のマイク919に結合することができる。スピーカー925は、電気又は電子信号を音響信号に変換する1つ以上の電子−音響トランスデューサを含むことができる。例えば、スピーカー925は、音楽を演奏するため又はスピーカーフォンでの会話を出力するために使用することができる。イヤピース923は、音響信号(例えば、話声信号)を使用者に出力するために使用することができる他のスピーカー又は電子−音響トランスデューサであることができる。例えば、イヤピース923は、使用者のみが音響信号を信頼できる形で聞くことができるような方法で使用することができる。出力ジャック921は、音声を出力するために無線通信デバイス902にその他のデバイス、例えば、ヘッドフォン、を結合するために使用することができる。スピーカー925、イヤピース923及び/又は出力ジャック921は、オーディオコーデック927からオーディオ信号を出力するために概して使用することができる。1つ以上のマイク919が、オーディオコーデック927に提供される電気又は電子信号に音響信号(例えば、使用者の声)を変換する音響−電気トランスデューサであることができる。
アプリケーションプロセッサ933は、電力管理回路994にも結合することができる。電力管理回路994の一例は、電力管理集積回路(PMIC)であり、それは、無線通信デバイス902の電力消費を管理するために使用することができる。電力管理回路994は、バッテリ996に結合することができる。バッテリ996は、概して、無線通信デバイス902に電力を提供することができる。
アプリケーションプロセッサ933は、アプリケーションメモリ903に結合することができる。アプリケーションメモリ903は、電子情報を格納することが可能なあらゆる電子デバイスであることができる。アプリケーションメモリ903の例は、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(DDRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、フラッシュメモリ、等を含む。アプリケーションメモリ903は、アプリケーションプロセッサ933のための記憶を提供することができる。例えば、アプリケーションメモリ903は、アプリケーションプロセッサ933で実行されるプログラムを機能させるためのデータ及び/又は命令を格納することができる。
アプリケーションプロセッサ933は、ディスプレイコントローラ905に結合することができ、それは、ディスプレイ917に結合することができる。ディスプレイコントローラ905は、ディスプレイ917上で画像を生成するために使用されるハードウェアブロックであることができる。例えば、ディスプレイコントローラ905は、アプリケーションプロセッサ933からの命令及び/又はデータを翻訳し、ディスプレイ917上に提示することができる画像にすることができる。ディスプレイ917の例は、液晶ディスプレイ(LCD)パネル、発光ダイオード(LED)パネル、陰極線管(CRT)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、等を含む。
以下に本願出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1] 電子デバイスにおいてオーバーフローを検出するための方法であって、
線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定することと、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づいてオーバーフローが検出されるかどうかを決定することと、
オーバーフローが検出された場合はスケーリングファクタを決定することと、を備える、方法。
[C2] 前記スケーリングファクタは、線形予測コーディング合成フィルタが最大ダイナミックレンジを超えない形で決定されるC1に記載の方法。
[C3] オーバーフローが検出された場合は前記スケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングすることをさらに備えるC1に記載の方法。
[C4] オーバーフローは、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上である場合及び前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である場合に検出されるC1に記載の方法。
[C5] 前記線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定することは、
線形予測コーディング合成フィルタに対応するインパルス応答を決定することと、
前記インパルス応答のエネルギーを決定することと、を備えるC1に記載の方法。
[C6] 前記方法は、復号器及び符号器から成るグループの中の少なくとも1つによって行われるC1に記載の方法。
[C7] 前記電子デバイスは、無線通信デバイスであるC1に記載の方法。
[C8] オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、適応型コードブック利得にさらに基づくC1に記載の方法。
[C9] オーバーフローは、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上である場合、前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である場合、及び適応型コードブック利得が適応型コードブック利得スレショルド以上である場合に検出されるC1に記載の方法。
[C10] オーバーフローが検出された場合は、前記スケーリングファクタは、後続するフレーム又はサブフレームまで持ち越された信号には適用されないC1に記載の方法。
[C11] オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、合成フィルタ入力がスケールダウンされない場合に合成フィルタ出力が最大割り当てダイナミックレンジを超えることになるかどうかを決定することを備えるC1に記載の方法。
[C12] オーバーフローを検出するための電子デバイスであって、
線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定する合成フィルタ利得決定回路と、
前記合成フィルタ利得決定回路に結合されたオーバーフロー検出器であって、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づいてオーバーフローが検出されるかどうかを決定するオーバーフロー検出器と、
前記オーバーフロー検出器に結合されたスケーリングファクタ決定回路であって、オーバーフローが検出された場合はスケーリングファクタを決定するスケーリングファクタ決定回路と、を備える、電子デバイス。
[C13] 前記スケーリングファクタは、線形予測コーディング合成フィルタの出力が最大ダイナミックレンジを超えないような形で決定されるC12に記載の電子デバイス。
[C14] 前記スケーリングファクタ決定回路に結合された乗算器をさらに備え、前記乗算器は、オーバーフローが検出された場合に前記スケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングするC12に記載の電子デバイス。
[C15] オーバーフローは、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上である場合及び前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である場合に検出されるC12に記載の電子デバイス。
[C16] 前記線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定することは、
線形予測コーディング合成フィルタに対応するインパルス応答を決定することと、
前記インパルス応答のエネルギーを決定することと、を備えるC12に記載の電子デバイス。
[C17] 前記電子デバイスは、復号器及び符号器から成るグループの中の少なくとも1つによって行われるC12に記載の電子デバイス。
[C18] 前記電子デバイスは、無線通信デバイスであるC12に記載の電子デバイス。
[C19] オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、適応型コードブック利得にさらに基づくC12に記載の電子デバイス。
[C20] オーバーフローは、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上である場合、前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である場合、及び適応型コードブック利得が適応型コードブック利得スレショルド以上である場合に検出されるC12に記載の電子デバイス。
[C21] オーバーフローが検出された場合は、前記スケーリングファクタは、後続するフレーム又はサブフレームまで持ち越された信号には適用されないC12に記載の電子デバイス。
[C22] オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、合成フィルタ入力がスケールダウンされない場合に合成フィルタ出力が最大割り当てダイナミックレンジを超えることになるかどうかを決定することを備えるC12に記載の電子デバイス。
[C23] オーバーフローを検出するためのコンピュータプログラム製品であって、命令を有する非一時的な有形のコンピュータによって読み取り可能な媒体を備え、前記命令は、
線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定することを電子デバイスに行わせるためのコードと、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づいてオーバーフローが検出されるかどうかを決定することを前記電子デバイスに行わせるためのコードと、
オーバーフローが検出された場合はスケーリングファクタを決定することを前記電子デバイスに行わせるためのコードと、を備える、コンピュータプログラム製品。
[C24] 前記スケーリングファクタは、線形予測コーディング合成フィルタの出力が最大ダイナミックレンジを超えないような形で決定されるC23に記載のコンピュータプログラム製品。
[C25] オーバーフローが検出された場合に前記スケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングすることを前記電子デバイスに行わせるためのコードをさらに備えるC23に記載のコンピュータプログラム製品。
[C26] オーバーフローは、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上である場合及び前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である場合に検出されるC23に記載のコンピュータプログラム製品。
[C27] オーバーフローを検出することは、適応型コードブック利得にさらに基づくC23に記載のコンピュータプログラム製品。
[C28] オーバーフローを検出するための装置であって、
線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定するための手段と、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づいてオーバーフローが検出されるかどうかを決定するための手段と、
前記オーバーフローが検出された場合はスケーリングファクタを決定するための手段と、を備える、装置。
[C29] 前記スケーリングファクタは、線形予測コーディング合成フィルタの出力が最大ダイナミックレンジを超えない形で決定されるC28に記載の装置。
[C30] オーバーフローが検出された場合は前記スケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングするための手段をさらに備えるC28に記載の装置。
[C31] オーバーフローは、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上である場合及び固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である場合に検出されるC28に記載の装置。
[C32] オーバーフローを検出することは、適応型コードブック利得にさらに基づくC28に記載の装置。
Claims (15)
- 電子デバイスにおいてオーバーフローを検出するための方法であって、
線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定することと、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づいてオーバーフローが検出されるかどうかを決定することと、ここにおいて、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び前記固定型コードブック利得は、話声コーディングパラメータである、
オーバーフローが検出された場合は残差信号又は励振信号をスケーリングするためのスケーリングファクタを決定することと、を備える、方法。 - 前記スケーリングファクタは、線形予測コーディング合成フィルタの出力が最大ダイナミックレンジを超えない形で決定される請求項1に記載の方法。
- オーバーフローが検出された場合は前記スケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングすることをさらに備える請求項1に記載の方法。
- オーバーフローは、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上であり、及び、
前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上である
場合に検出される請求項1に記載の方法。 - 前記線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定することは、
線形予測コーディング合成フィルタに対応するインパルス応答を決定することと、
前記インパルス応答のエネルギーを決定することと、を備える請求項1に記載の方法。 - 前記方法は、復号器及び符号器から成るグループの中の少なくとも1つによって行われる請求項1に記載の方法。
- 前記電子デバイスは、無線通信デバイスである請求項1に記載の方法。
- オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、適応型コードブック利得にさらに基づく請求項1に記載の方法。
- オーバーフローは、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得が合成フィルタ利得スレショルド以上であり、
前記固定型コードブック利得が固定型コードブック利得スレショルド以上であり、及び、
適応型コードブック利得が適応型コードブック利得スレショルド以上である
場合に検出される請求項1に記載の方法。 - オーバーフローが検出された場合は、前記スケーリングファクタは、後続するフレーム又はサブフレームまで持ち越された残差信号又は励振信号には適用されない請求項1に記載の方法。
- オーバーフローが検出されるかどうかを決定することは、合成フィルタ入力がスケールダウンされない場合に合成フィルタ出力が最大割り当てダイナミックレンジを超えることになるかどうかを決定することを備える請求項1に記載の方法。
- 命令を有する、オーバーフローを検出するためのコンピュータプログラムであって、前記命令は、
請求項1から11のうちの何れかの方法を電子デバイスに実行させるのに好適するコード、を備える、コンピュータプログラム。 - オーバーフローを検出するための装置であって、
線形予測コーディング合成フィルタ利得を決定するための手段と、
前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び固定型コードブック利得に基づいてオーバーフローが検出されるかどうかを決定するための手段と、ここにおいて、前記線形予測コーディング合成フィルタ利得及び前記固定型コードブック利得は、話声コーディングパラメータである、
オーバーフローが検出された場合は残差信号又は励振信号をスケーリングするためのスケーリングファクタを決定するための手段と、を備える、装置。 - 前記スケーリングファクタは、線形予測コーディング合成フィルタの出力が最大ダイナミックレンジを超えない形で決定される請求項13に記載の装置。
- オーバーフローが検出された場合は前記スケーリングファクタに基づいて信号をスケーリングするための手段をさらに備える請求項13に記載の装置。
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