JP6089997B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1乃至3には、利用者が電子ペンを利用して記入した情報を時系列で管理することにより、改竄を検出するシステムが記載されている。また、特許文献4には、記入欄が設けられた複数の用紙に対して電子ペンを用いて記入することで、電子ペンにより生成され送信された記入情報を受信し処理する端末装置であって、電子ペンからの記入情報を受信し、記入欄に対する記入開始時刻から記入最終時刻までの時間から、記入欄外に電子ペンで記入されていた時間、電子ペンにより記入されていない時間、又は電子ペンとの通信が確立していなかった時間のうち、少なくともいずれか1つを差し引いて、記入時間を計測することが記載されている。
特開2005−293373号公報 特開2010−020780号公報 特開2010−003301号公報 特開2012−108544号公報
本発明は、複数の作業工程を含む作業を行う作業者の作業状況を評価することのできる仕組みを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、複数の作業工程のそれぞれに関し当該作業工程の基準となる作業時間を示す基準データを取得する基準データ取得手段と、複数の記入欄の設けられた媒体に関し、前記複数の記入欄のうち前記複数の作業工程のそれぞれに応じた記入欄の前記媒体上における領域を示す領域データを取得する領域データ取得手段と、ユーザが電子ペンを用いて前記媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と当該筆記が行われた時刻とを示す記入データを取得する記入データ取得手段と、前記領域データと前記記入データ取得手段によって取得された記入データとに基づいて、前記ユーザにより筆記が行われた記入欄と、当該筆記が行われた時刻とを特定する特定手段と、前記特定した記入欄と時刻に基づいて、前記複数の作業工程のそれぞれに要した作業時間を算出する算出手段と、前記複数の作業工程のそれぞれに関し、前記基準データが示す基準となる作業時間と前記算出された作業時間とを比較し、当該比較の結果に応じて前記ユーザにより行われた前記複数の作業工程のそれぞれの作業を評価する評価手段とを備え、前記基準データは、前記複数の作業工程のうちの2以上の作業工程に関し当該2以上の作業工程の順序を示し、前記特定手段は、前記基準データにより直前の作業工程が示される一の作業工程に関し、前記一の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻と前記直前の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻とを特定し、前記算出手段は、前記特定手段により前記直前の作業工程に関し特定された筆記が行われた時刻から、前記特定手段により前記一の作業工程に関し特定された前記筆記が行われた時刻までの時間を、前記一の作業工程に要した作業時間として算出し、前記評価手段は、前記ユーザによる作業の順序が前記基準データにより示される順序に従っているかを前記比較の結果に応じて判定することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記領域データは、前記媒体上における前記記入欄の領域を表した座標情報を有し、前記記入データ取得手段は、ユーザが電子ペンを用いて前記媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と時刻とを示す記入データを取得し、前記特定手段は、前記領域データが示す座標情報と前記軌跡座標情報とを対比し、前記軌跡座標情報を含む前記領域データを特定することにより、前記記入欄を特定することを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1または2に記載の構成において、前記特定手段は、前記筆記の開始時刻及び終了時刻の少なくともいずれか一方を、前記筆記が行われた時刻として特定することを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の構成において、前記評価手段は、前記算出手段によって算出された作業時間が前記基準データ取得手段により取得された基準データが示す基準となる作業時間を超えた前記作業工程を抽出し、基準となる作業時間を超えた前記作業工程について予め決められた表示方法により前記抽出した作業工程を表示するように制御する表示制御手段を有することを特徴とする。
本発明の請求項に係る情報処理装置は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の構成において、前記媒体は紙媒体であることを特徴とする。
本発明の請求項に係るプログラムは、コンピュータを、複数の作業工程のそれぞれに関し当該作業工程の基準となる作業時間を示す基準データを取得する基準データ取得手段と、複数の記入欄の設けられた媒体に関し、前記複数の記入欄のうち前記複数の作業工程のそれぞれに応じた記入欄の前記媒体上における領域を示す領域データを取得する領域データ取得手段と、ユーザが電子ペンを用いて前記媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と当該筆記が行われた時刻とを示す記入データを取得する記入データ取得手段と、前記領域データと前記記入データ取得手段によって取得された記入データとに基づいて、前記ユーザにより筆記が行われた記入欄と、当該筆記が行われた時刻とを特定する特定手段と、前記特定した記入欄と時刻に基づいて、前記複数の作業工程のそれぞれに要した作業時間を算出する算出手段と、前記複数の作業工程のそれぞれに関し、前記基準データが示す基準となる作業時間と前記算出された作業時間とを比較し、当該比較の結果に応じて前記ユーザにより行われた前記複数の作業工程のそれぞれの作業を評価する評価手段として機能させるためのプログラムであって、前記基準データは、前記複数の作業工程のうちの2以上の作業工程に関し当該2以上の作業工程の順序を示し、前記特定手段は、前記基準データにより直前の作業工程が示される一の作業工程に関し、前記一の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻と前記直前の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻とを特定し、前記算出手段は、前記特定手段により前記直前の作業工程に関し特定された筆記が行われた時刻から、前記特定手段により前記一の作業工程に関し特定された前記筆記が行われた時刻までの時間を、前記一の作業工程に要した作業時間として算出し、前記評価手段は、前記ユーザによる作業の順序が前記基準データにより示される順序に従っているかを前記比較の結果に応じて判定するプログラムであることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、複数の作業工程を行う作業者の作業結果を評価することができる。
請求項2に係る発明によれば、複数の作業工程を行う作業者の作業結果を評価することができる。
請求項3に係る発明によれば、直前の作業工程に関し特定された筆記が行われた時刻から、一の作業工程に関し特定された筆記が行われた時刻までの時間を、一の作業工程に要した作業時間として算出しない場合と比べて、作業者に煩雑な記入作業を行わせることなく作業結果を評価することができる。
請求項4に係る発明によれば、複数の作業工程を行う作業者の作業結果を評価することができる。
請求項5に係る発明によれば、基準作業時間を超えた作業工程を予め定められた表示方法により表示することができる。
請求項6に係る発明によれば、複数の作業工程を行う作業者の作業結果を評価することができる。
請求項7に係る発明によれば、複数の作業工程を行う作業者の作業結果を評価することができる。
システムの全体構成の一例を示す図。 符号化画像を説明する図。 帳票の画像の一例を示す図。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。 基準値データの内容の一例を示す図である。 対応データの内容の一例を示す図である。 電子ペンの構成を示す図。 情報処理装置の機能構成の一例を示す図。 表示部に表示される画面の一例を示す図。 表示部に表示される画面の一例を示す図。 表示部に表示される画面の一例を示す図。 表示部に表示される画面の一例を示す図。 帳票の画像の一例を示す図。 中断/再開領域の一例を示す図。 実作業時間の算出手法を説明するための図。 帳票の画像の一例を示す図。 帳票の画像と表示部に表示される画面の一例を示す図。 システムの全体構成の一例を示す図。 帳票の画像の一例を示す図。
[構成]
[システム構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム1の全体構成を示す図である。システム1は、例えば車両やプラントの点検、棚卸等の確認作業の作業結果を集計・管理するシステムである。確認作業の作業者は、自身の作業結果を予め定められた帳票に書き込み、システム1は作業者によって書き込まれた作業結果を集計し、評価や管理を行う。図1に示すように、システム1は、媒体10と、電子ペン20と、情報処理装置30とに大別される。媒体10は、例えば紙やOHPシート等の媒体である。媒体10には、予め定められた符号化方式によって媒体10上の位置を示す位置情報や媒体10を識別する識別情報が符号化され画像化された符号化画像が形成されているとともに、帳票のフォーマットを表す文字や表を表す画像が形成されている。これらの画像は、例えば電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置によって媒体10上に形成される。
電子ペン20は、作業者が作業結果を媒体10上に記入する際に用いられる筆記具である。電子ペン20は、媒体10に文字や図形などを作業者が手書きで筆記する機能と、媒体10上に形成された符号化画像を撮像する機能とを備える。電子ペン20は、撮像した符号化画像を復号して位置情報や識別情報とし、この位置情報や識別情報を時系列に蓄積又は出力する。情報処理装置30は、PC(Personal Computer)等の情報処理装置であり、USBケーブル等のケーブルにより電子ペン20に接続されている。情報処理装置30は、電子ペン20によって復号された位置情報や識別情報を用いて、作業者による作業結果の集計処理や管理処理を行う。
図2は、媒体10上に形成される符号化画像を説明する図である。符号化画像は、図2に示すように、複数の点状画像の集合で構成される。図2において、黒で示した矩形の領域A1,A2が点状画像が配置された領域に対応し、斜線の領域A3からA9が点状画像が配置されていない領域に対応する。符号化画像は、媒体10を識別する識別情報や媒体10上の位置を示す位置情報を点状画像の配置パターンで表現する。
図3は、媒体10上に形成される帳票の画像(以下、単に「帳票」という)の一例を示す図である。図3に示す例では、作業者が行う作業工程として「作業1」、「作業2」、「作業A」、「作業B」の4つが特定されており、これらの作業工程の作業結果を作業者が書き込むための帳票S1を示している。これらの作業工程のうち、「作業1」と「作業2」の作業については、作業者が作業を終えたときに書き込みを行うように定められている。一方、「作業A」と「作業B」については、作業者が作業を開始するタイミングと作業を終了したタイミングでそれぞれ書き込みを行うように定められている。
帳票S1は、作業者が文字や図形を書き込むための領域(記入欄)F1〜F8を含む。領域F1は、作業の担当者名(すなわち作業者の名前)を記載する領域である。領域F2は、作業者が「作業1」を終えたときに書き込みを行う領域である。領域F3は、作業者が「作業2」を終えたときに書き込みを行う領域である。領域F4は、作業者が「作業A」を開始するときに書き込みを行う領域であり、領域F5は、作業者が「作業A」を終えたときに書き込みを行う領域である。領域F6は、作業者が「作業B」を開始するときに書き込みを行う領域であり、領域F7は、作業者が「作業B」を終えたときに書き込みを行う領域である。領域F8は、作業者が作業結果についてのコメント等を記入する領域である。
[情報処理装置30のハードウェア構成]
次いで、情報処理装置30のハードウェア構成について、図4を参照しつつ説明する。図4は、情報処理装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。図示のように、情報処理装置30の各部はバス31に接続され、バス31を介して各部間でデータのやり取りを行う。図において、制御部32は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などの主記憶装置とを備えている。演算装置は、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部34に記憶されたプログラムを実行することによって、情報処理装置30の各部の動作を制御する。通信部33は他の装置と通信を行う。記憶部34は、例えばハードディスク等の記憶デバイスであり、制御部32が用いるデータやプログラムを記憶している。操作部35は、キーボードなどの操作子を備え、利用者の操作に応じた操作信号を制御部32に供給する。制御部32は、この操作信号に応じた処理を行う。表示部36は、液晶パネルや液晶駆動回路を備え、制御部32による制御の下で画像を表示する。データ入出力部37にはケーブルが接続され、データ入出力部37は電子ペン20から出力されるデータを受け付ける。
記憶部34は、記入データ記憶領域341と、基準データ記憶領域342と、対応データ記憶領域343とを有している。記入データ記憶領域341には、ユーザが電子ペン20を用いて媒体10に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と筆記が行われた時刻とを示す記入データが記憶される。記入データは、筆記動作に伴い電子ペン20において生成され電子ペン20に記憶され、電子ペン20と情報処理装置30とがケーブルによって接続されたタイミングで電子ペン20から情報処理装置30に送信される。この記入データには、媒体10上の位置を示す位置情報や媒体10を識別する識別情報が含まれるとともに、書き込みが行われた時刻を示す時刻情報が含まれる。制御部32は電子ペン20から取得された記入データを記入データ記憶領域341に記憶する。
基準データ記憶領域342には、各作業工程に要する作業時間の基準となる時間を示す基準データが記憶されている。図5は、基準データ記憶領域342の記憶内容の一例を示す図である。この領域には、「対象領域」と「時間測定開始領域」と「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」との各項目のデータが互いに関連付けられて記憶される。これらの項目のうち、「対象領域」の項目には、帳票に含まれる領域を識別する識別情報(例えば領域の名称を示すデータ)が格納される。「時間測定開始領域」の項目には、「対象領域」の項目に対応する作業工程の開始時刻を特定するために用いる領域を識別する識別情報(例えば領域の名称を示すデータ)が格納される。この「時間測定開始領域」は制御部32が各作業工程の作業時間を算出する際に参照される。なお、制御部32が行う作業時間の算出処理については後述するためここではその詳細な説明を省略する。
「基準時間最大値(分)」の項目には、作業工程に要された時間が妥当であるとみなされる最大値(分)が格納される。「基準時間最小値(分)」の項目には、作業工程に要された時間が妥当であるとみなされる最小値(分)が格納される。本実施形態では、制御部32が、「対象領域」に格納された識別情報に対応する作業工程に要された時間が、基準時間最大値から基準時間最小値の範囲内であるか否かを判定することによって、作業工程の作業の妥当性を判定する。
対応データ記憶領域343には、複数の作業工程のそれぞれと帳票に含まれる領域との対応関係を示すデータが記憶されている。図6は、対応データ記憶領域343の記憶内容の一例を示す図である。この領域には、「対象領域」と「座標」と「時間算出アルゴリズム」との各項目のデータが互いに関連付けて記憶される。これらの項目のうち、「対象領域」の項目には、帳票に含まれる領域を識別する識別情報(例えば領域の名称を示すデータ)が格納される。「座標」の項目には、各領域の媒体上の座標領域を表す座標情報(領域データの一例)が格納される。「時間算出アルゴリズム」の項目には、各領域に対応する作業工程の作業時間を算出するアルゴリズムの種別を示すデータが格納される。この実施形態では、「時間算出アルゴリズム」として「第1の算出方式」と「第2の算出方式」と「第3の算出方式」との3種類の算出手法が用いられる。なお、各算出手法については後述することとし、ここではその詳細な説明を省略する。
[電子ペン20の構成]
図7は、電子ペン20の構成を示す図である。図において、制御部21は、信号処理回路21Aと駆動回路21Bとを備え、これ以外にも電子ペン20の電源管理を行うための構成などを備える。信号処理回路21Aは、CPUやASIC(Application Specific Integrated Circuit)を含む演算装置やメモリを備え、電子ペン20における信号処理を司るものである。例えば、信号処理回路21Aは、媒体10を撮像した画像である撮像画像を解析して符号化画像が示す情報を復号し、識別情報及び位置情報を抽出する。駆動回路21Bは、照射部22の駆動を制御する回路であり、例えば、照射部22による光(ここでは、赤外光)の照射タイミングを制御する。駆動回路21Bは、圧力センサー23の検出結果に応じた制御により、ユーザによって筆記動作がなされる際に、照射部22によって媒体10上の撮像範囲Rに光を照射させる。計時部212は現在時刻を示す時刻情報を生成し、生成した時刻情報を出力する。圧力センサー23は、電子ペン20による筆記動作をリフィル24に作用する圧力(具体的には、筆圧)によって検出する。リフィル24は、電子ペン20に対して着脱可能であり、その先端部にはペン先24aが設けられている。ペン先24aは、ユーザによって電子ペン20を用いて筆記動作がなされる際に、符号化画像が形成された媒体10上の位置を指示し、インクを吐出して媒体10上への筆記を実現する。
撮像装置25は、照射部22から照射された赤外光の媒体10からの反射光を撮像する。電子ペン20においては、撮像装置25によりあらかじめ定められたフレームレート(例えば、60fps(フレーム毎秒))で、媒体10の表面が撮像される。情報メモリ26は、信号処理回路21Aで抽出された識別情報および位置情報、並びに計時部212から出力される時刻情報を記憶する。データ入出力部27は情報処理装置30とデータの遣り取りを行うためのインターフェースである。データ入出力部27にはケーブルが接続され、データ入出力部27は制御部21の制御の下に情報メモリ26に記憶された識別情報及び位置情報を情報処理装置30へ出力する。バッテリー28は、例えば充電池であり、電子ペン20を駆動するための電力を電子ペン20の各部に供給する。ペンIDメモリ29は、電子ペン20の識別情報を記憶する。
この実施形態では、圧力センサー23によって筆圧が検出されると、制御部21は識別情報と位置情報の読取を開始するとともに、計時部212から時刻情報を取得する。制御部21は、圧力センサー23によって検出される圧力が予め定められた閾値以下になるまで、予め定められた時間間隔で識別情報と位置情報の読取を継続する。検出される圧力が閾値以下になる(すなわちペン先24aが媒体10から離れる)と、制御部21は、識別情報と位置情報の読取を開始してから終了するまでの識別情報と位置情報の群と、識別情報と位置情報の読取開始時刻を示す時刻情報とをひとまとまりのデータとして情報メモリ26に記憶する。以下の説明では、説明の便宜上、圧力センサー23によって圧力が検出されてから圧力が閾値以下になるまで、すなわち作業者が電子ペン20のペン先24aを媒体10に押し当ててから離すまでを「軌跡」と呼ぶ。すなわち、情報メモリ26には、識別情報と位置情報とが軌跡単位で記憶されるとともに、各軌跡の開始時刻を示す時刻情報が記憶される。
次いで、情報処理装置30の機能構成について、図8を参照しつつ説明する。図8は、情報処理装置30の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置30は、制御部32又は制御部32とデータ入出力部37により、基準データ取得手段131、領域データ取得手段132、記入データ取得手段133、特定手段134、算出手段135、評価手段136を実現する。基準データ取得手段131は、複数の作業工程のそれぞれに関し当該作業工程の基準となる作業時間を示す基準データを取得する。領域データ取得手段132は、複数の記入欄の設けられた媒体に関し、複数の記入欄のうち前記複数の作業工程のそれぞれに応じた記入欄の前記媒体上における領域を示す領域データを取得する。
記入データ取得手段133は、ユーザが電子ペンを用いて媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と筆記が行われた時刻とを示す記入データを取得する。特定手段134は、領域データと記入データ取得手段133によって取得された記入データとに基づいて、ユーザにより筆記が行われた記入欄と、筆記が行われた時刻とを特定する。算出手段135は、特定手段134による特定の結果に基づいて、複数の作業工程のそれぞれに要した作業時間を算出する。評価手段136は、前記複数の作業工程のそれぞれに関し、基準データ取得手段131により取得された基準データが示す基準となる作業時間と算出手段135によって算出された作業時間とを比較し、当該比較の結果に応じて前記ユーザにより行われた前記複数の作業工程のそれぞれの作業を評価する。
[動作]
[事前設定動作]
次いで、実施形態の動作について説明する。まず、管理者は、管理を行う作業に対応する帳票の各領域について、基準時間(最大値、最小値)や作業順序を設定する。具体的には、管理者は基準データの値を設定するための操作を操作部35を用いて行う。制御部32は、操作部35から出力される情報に従って、基準データの一覧(例えば、図5に例示される一覧)を表示部36に表示する。管理者は、表示部36に表示される画面をみながら基準データの値を設定し、制御部32は、操作部35から出力される情報に従って、基準データの値を設定する。なお、管理者が、基準データ記憶領域342の記憶内容に加えて、対応データ記憶領域343の記憶内容を設定する構成であってもよい。
[作業結果記入動作]
次に、実施形態の動作について説明する。ここでは、作業者が、図3に例示した帳票S1に記入を行いながら、帳票S1の各領域に対応する「作業1」、「作業2」、「作業A」、「作業B」の4つの作業工程を行う場合の動作について説明する。この実施形態では、作業者がこれらの作業を行う場所に媒体10と電子ペン20とが用意されている。なお、この状況においては電子ペン20と情報処理装置30とはケーブル等で接続されている必要はない。まず、作業者は、電子ペン20を用いて帳票S1の領域F1に、自身の氏名を書き込む。電子ペン20を用いた筆記が開始されると、ペン先24aに接続された圧力センサー23が筆記動作を検出する。それにより、制御部21は、識別情報及び位置情報の読取処理を開始する。制御部21は、媒体10上に形成された符号化画像を読み取り、読み取った符号化画像の表す符号を復号して識別情報及び位置情報を取得する。読み取られた識別情報及び位置情報は、計時部212から出力される時刻情報とともに、軌跡単位で情報メモリ26に蓄積される。
領域F1への書き込みを終えると、作業者は「作業1」の作業にとりかかる。その後、「作業1」を終えると、作業者は領域F2に作業結果を書き込む。具体的には、作業が正常に完了した場合には、作業者は領域F2の「OK」のチェックボックスにチェックを書き込む一方、作業が正常に完了しなかった場合には、領域F2の「NG」のチェックボックスにチェックを書き込む。書き込みが行われると、電子ペン20のペン先24aに接続された圧力センサー23が筆記動作を検出し、制御部21が識別情報及び位置情報の読取処理を開始する。読み取られた識別情報及び位置情報は、時刻情報とともに軌跡単位で情報メモリ26に蓄積される。
領域F2への書き込みを終えると、作業者は「作業2」の作業にとりかかる。その後、作業者は「作業2」を終えると、作業結果を領域F3に書き込む。具体的には、作業が正常に完了した場合には、作業者は、領域F3の「OK」のチェックボックスにチェックを書き込む一方、作業が正常に完了しなかった場合には、領域F3の「NG」のチェックボックスにチェックを書き込む。書き込みが行われると、電子ペン20のペン先24aに接続された圧力センサー23が筆記動作を検出し、制御部21が識別情報及び位置情報の読取処理を開始する。読み取られた識別情報及び位置情報は、時刻情報とともに軌跡単位で情報メモリ26に蓄積される。
領域F3への書き込みを終えると、次いで、作業者は領域F4にチェックを書き込み、その後、「作業A」の作業にとりかかる。その後、作業者は「作業A」を終えると、作業結果を領域F5に書き込む。領域F5についても領域F2、F3と同様に、作業が正常に完了した場合には、作業者は領域F5の「OK」のチェックボックスにチェックを書き込む一方、作業が正常に完了しなかった場合には、領域F5の「NG」のチェックボックスにチェックを書き込む。書き込みが行われると、電子ペン20のペン先24aに接続された圧力センサー23が筆記動作を検出し、制御部21が、識別情報及び位置情報の読取処理を開始する。読み取られた識別情報及び位置情報は、時刻情報とともに軌跡単位で情報メモリ26に蓄積される。
領域F5への書き込みを終えると、次いで、作業者は領域F6にチェックを書き込むことによって、「作業B」の開始を帳票に記録する。作業者は領域F6にチェックを書き込んだ後に、「作業B」の作業にとりかかる。その後、作業者は「作業B」を終えると、作業結果を領域F7に書き込む。領域F7についても、領域F2、F3、F5と同様に、作業者は作業が正常に完了した場合には領域F7の「OK」のチェックボックスにチェックを書き込み、作業が正常に完了しなかった場合には「NG」のチェックボックスにチェックを書き込む。書き込みが行われると、電子ペン20のペン先24aに接続された圧力センサー23が筆記動作を検出し、制御部21が、識別情報及び位置情報の読取処理を開始する。読み取られた識別情報及び位置情報は、時刻情報とともに軌跡単位で情報メモリ26に蓄積される。
作業者は、「作業1」、「作業2」、「作業A」、「作業B」の作業を終えると、領域F8に作業結果についてのコメント等を記載する。作業者の筆記動作に応じて電子ペン20によって識別情報及び位置情報を読み取り、読み取られた識別情報と位置情報が時刻情報とともに情報メモリ26に蓄積される。以上のようにして作業者によって書き込まれた電子ペン20のペン先24aの軌跡や書き込み時刻を示す記入データが、情報メモリ26に蓄積される。
[作業評価動作]
次いで、媒体10に記載された内容に基づいて情報処理装置30が作業者の作業を評価する動作について説明する。管理者が、電子ペン20と情報処理装置30とをケーブルで接続すると、接続されたことを契機として、電子ペン20の制御部21による制御の下、情報メモリ26に記憶された記入データが情報処理装置30へ出力される。情報処理装置30の制御部32は、電子ペン20から出力される記入データを記入データ記憶領域341に蓄積する。
次いで、制御部32は記入データに基づいて作業工程の評価処理を行う。この評価処理は、例えば、管理者が操作部35を操作して作業の評価処理を指示することが契機として実行されるようにしてもよく、また、例えば、記入データが記入データ記憶領域341に記憶されたことが契機として実行されてもよい。まず、制御部32は、対応データ記憶領域343に記憶されたデータ(領域データ)と記入データとに基づいて、ユーザにより筆記が行われた記入欄と、筆記が行われた時刻とを特定する。この実施形態では、制御部32は、領域データが示す座標情報と記入データに含まれる軌跡座標情報とを対比し、軌跡座標情報を含む領域データを特定することにより、記入欄を特定する。
また、筆記が行われた時刻としては、この実施形態では、制御部32は帳票に設けられた複数の記入欄について、各記入欄の記入開始時刻及び記入終了時刻を特定する。より具体的には、制御部32は、軌跡毎の位置情報と対応データ記憶領域343の記憶内容に基づいて、各軌跡がどの記入欄に記入されたものであるかを判定し、各記入欄に最初に書き込まれた軌跡の時刻情報をその記入欄の記入開始時刻として特定するとともに、最後に書き込まれた軌跡の時刻情報をその記入欄に対する記入が終了した時刻として特定する。ここで、軌跡の時刻情報はその軌跡の開始時刻を示す情報である。従って、最後に書き込まれた軌跡の時刻情報は、記入欄への記入が完了した時刻とは一致しないが、各軌跡に要する時間は短いため、本実施形態においては最後に書き込まれた軌跡の開始時刻を示す時刻情報を記入欄に対する記入終了時刻を示す情報として用いている。
制御部32は、媒体10に設けられた複数の記入欄のそれぞれについて、各記入欄に対応する作業工程に要した作業時間を算出する。このとき、制御部32は、予め設定された内容に従って複数の異なる算出方式で作業時間の算出を行う。この実施形態では、制御部32は、3種類の算出方式を用いて作業時間の算出を行う。以下、各算出方式について説明する。
まず、第1の算出方式について説明する。この算出方式は、図3に示した例における「作業1」と「作業2」の作業時間を算出する際に用いられる方式であり、作業順序が指定されている作業工程に対応する領域とその直前の作業工程に対応する領域に対する記入が終了した時刻の差分を作業時間として算出する方式である。具体的には、制御部32は、算出対象である領域(以下「対象領域」という)に対応する作業工程の直前の作業工程に対応する領域(以下「直前領域」という)に対する記入が終了した時刻から、対象領域に対する記入が終了した時刻までを、作業に要した時間として算出する。具体的には、例えば、図3に示した例では、制御部32は、「作業1」の作業時間として、領域F1に対する記入が終了した時刻から、領域F2に対する記入が終了した時刻までの時間を算出する。また、制御部32は、「作業2」の作業時間として、領域F2に対する記入が終了した時刻から、領域F3に対する記入が終了した時刻までの時間を算出する。
次いで、第2の算出方式について説明する。この算出方式は、図3に示した例における「作業A」と「作業B」の作業時間を算出する際に用いられる方式であり、作業順序が指定されていない作業工程について、その作業工程に対応付けられた2つの領域に対する記入が終了した時刻の差分を作業時間として算出する方式である。具体的には、制御部32は、作業を開始する場合に書き込みを行う領域として予め定められた領域に対する記入が終了した時刻から、作業を終了する場合に書き込みを行う領域として予め定められた領域に対する記入が終了した時刻までを作業に要した時間として算出する。具体的には、例えば、図3に示した例では、制御部32は、「作業A」の作業時間として、領域F4に対する記入が終了した時刻から、領域F5に対する記入が終了した時刻までの時間を算出する。また、制御部32は、「作業B」の作業時間として、領域F6に対する記入が終了した時刻から、領域F7に対する記入が終了した時刻までの時間を算出する。
次いで、第3の算出方式について説明する。この算出方式は、図3に示した例における「担当者名」と「作業結果報告欄」の記入作業に係る作業時間を算出する際に用いられる方式である。この方式においては、制御部32は、ひとつの領域の記入開始時刻から記入終了時刻までの時間を作業時間として算出する。具体的には、例えば、図3に示した例では、制御部32は、「担当者名」の記入作業に要した時間として、領域F1の記入開始時刻から記入終了時刻までを作業に要した時間として算出する。また、制御部32は、「作業結果報告欄」の記入作業に要した時間として、領域F8の記入開始時刻から記入終了時刻までを作業に要した時間として算出する。
各作業工程について作業時間の算出処理を終えると、制御部32は、算出した作業時間と基準データ記憶領域342に記憶された基準データとを比較し、比較結果に応じて各作業工程の評価を行う。この実施形態では、制御部32は、各作業工程のそれぞれについて、算出した作業時間が、基準データ記憶領域342に記憶された基準時間最大値より大きい場合、又は基準時間最小値よりも小さい場合は、評価結果を「NG」とする一方、それ以外の場合には、「OK」と評価する。また、制御部32は作業順序が基準データにより指定される順序に従っているかの判定もあわせて行う。制御部32は、作業工程について評価処理を終えると、評価結果を示す評価データを、記憶部34に記憶する。このとき、制御部32は、評価データに、媒体10を識別する識別情報や、作業者を識別する識別情報、記入データを取得した時刻を示す時刻情報、総作業時間、全体の評価結果(例えば、全ての作業工程が「OK」である場合には「OK」、ひとつでも「NG」の作業工程がある場合には「NG」とする、等)を示す情報を含め、記憶部34に記憶する。
[評価結果表示動作]
次いで、評価結果を表示する動作について説明する。管理者は操作部35を用いて評価結果の表示を指示する。制御部32は、操作部35から出力される情報に従って評価結果の一覧を表示部36に表示する。図9は、表示部36に表示される画面の一例を示す図である。図9に示す例では、記入データが取得された帳票の一覧が表示されている。具体的には、表示部36には「文書名」と「担当者ID」と「担当者名」と「最新手書きデータ取得日時」と「総作業時間」と「検証結果」との各項目が互いに関連付けられたレコードが複数表示される。「文書名」の項目には、その文書の名称が表示される。「担当者ID」の項目には作業者を識別する識別情報が表示される。「最新手書きデータ取得日時」の項目には、記入データが取得された日時を示す情報が表示される。「総作業時間」の項目には、作業工程に要された時間の合計を示す情報が表示される。「検証結果」の項目には、その帳票に対応する作業についての評価結果を示す情報が表示される。この実施形態では、その帳票に対応する作業に含まれる作業工程の評価結果が全て「OK」である場合には、「OK」が表示される一方、評価結果が「NG」である作業工程がひとつでも含まれる場合には「NG」が表示される。また、図9に示す例では、評価結果がNGである帳票の行がハイライト表示される。
図9に例示する画面では、表示される一覧に含まれるレコードのいずれかを選択する操作が受け付けられる。管理者によっていずれかのレコードが選択されると、制御部32は、図10に例示するような、選択されたレコードの詳細情報を表示部36に表示する。図10に示す例では、選択されたレコードに対応する帳票に含まれる領域毎に詳細な情報が表示される。具体的には、図10に示す例では、「対象領域」と「計測開始領域」と「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」と「作業時間(分)」と「開始時刻(計測開始領域記入終了時刻)」と「終了時刻(対象領域記入終了時刻)」と「値」と「検証結果」との各項目が互いに関連付けられたレコードが複数表示される。「対象領域」と「時間測定開始領域」と「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」との各項目は、図5で説明した各項目と同様である。「作業時間(分)」の項目には、制御部32が算出した作業時間が表示される。「開始時刻(計測開始シールド記入終了時刻)」の項目には、作業の開始時刻として特定された時刻が表示される。「終了時刻(対象領域記入終了時刻)」の項目には、作業の終了時刻として特定された時刻が表示される。「値」の項目には、対象領域に書き込まれた内容を表すデータが表示される。文字列が書き込まれた場合にはその文字列が表示される。一方、チェック等の予め定められた図形や記号が書き込まれた場合には、帳票のチェックボックスに対応する文字列(本例では"問題なし")が表示される。「検証結果」の項目には、制御部32による評価結果を示すデータが表示される。このとき、算出された作業時間が基準時間の最大値より大きかった場合には「基準時間超過」が表示され、最小値よりも小さかった場合には「基準時間未満」が表示される。また、作業順序が基準データにより指定される順序に従っていない場合には「作業順序逸脱」が表示される。それ以外の場合には何も表示されない。また、図10に例示する画面では、検証結果がNGである対象領域の行がハイライト表示される。
また、制御部32は、管理者の操作に応じて、作業結果の集計結果を表示する。管理者が操作部35を用いて集計結果の表示を指示する旨の操作を行うと、制御部32は、操作部35から出力される情報に基づいて、図11や図12に例示する画面を表示部36に表示する。図11及び図12は表示部36に表示される画面の一例を示す図である。図11は全体の集計結果の表示画面の一例であり、図12は担当者別の集計結果の表示画面の一例である。図11に示す例では、「領域」と「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」と「基準時間達成率(%)」と「全体平均(分)」と「最短作業時間(分)」と「最長作業時間(分)」との各項目が互いに関連付けられたレコードが複数表示される。これらの項目のうち、「領域」の項目には領域を識別するデータが表示される。「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」の各項目にはそれぞれ各領域の基準時間最大値と基準時間最小値とが表示される。「基準時間達成率(%)」の項目には、集計した帳票の数に対して評価結果がOKである数の割合を示す値が表示される。「全体平均(分)」の項目には、制御部32によって算出された、各領域の作業時間の平均値が表示される。「最短作業時間(分)」の項目には、制御部32によって特定された、作業時間の最小値が表示される。「最長作業時間(分)」の項目には、制御部32によって特定された、作業時間の最大値が表示される。
また、図11に例示する画面では、検証結果がNGである対象領域に対応する欄がハイライト表示される。具体的には、例えば、「基準時間達成率(%)」の項目については、達成率が50%以下の場合は赤色で表示され、51〜89%は黄色で表示される、といったようにしてもよい。また、「最短作業時間(分)」や「最長作業時間(分)」の項目については、基準時間を超過した領域に対応する欄をハイライト表示してもよい。
図12は担当者別の集計を示す。この図に示す例では、担当者名(作業者の名前)を選択するリストボックスL1が表示されるとともに、「領域」と「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」と「基準時間達成率(%)」と「全体平均(分)」と「平均(分)」と「最短作業時間(分)」と「最長作業時間(分)」と「文書名」との各項目が互いに関連付けられたレコードが複数表示される。これらの項目のうち、「領域」と「基準時間最大値(分)」と「基準時間最小値(分)」と「基準時間達成率(%)」と「全体平均(分)」との項目は、図11に示した各項目の内容と同様である。「平均(分)」の項目には、制御部32によって算出された、その領域の作業時間の各作業者の平均値が表示される。「最短作業時間(分)」と「最長作業時間(分)」との項目は、図11に示した各項目の内容と同様である。「文書名」の項目には、作業報告書(帳票)毎の各領域に対応する作業時間として算出された時間が表示される。
また、図12に例示する画面では、検証結果がNGである対象領域に対応する欄がハイライト表示される。具体的には、例えば、「基準時間達成率(%)」の項目については、達成率が50%以下の場合は赤色で表示され、51〜89%は黄色で表示される、といったようにしてもよい。また、「最短作業時間(分)」や「最長作業時間(分)」、「文書名」の項目については、基準時間を超過した領域に対応する欄をハイライト表示してもよい。
作業結果を単に帳票に記入するだけでは、管理者は帳票をみても作業が適切に行われているかを判断することが困難である場合があった。具体的には、例えば、各担当者が予め定められた手順で作業を行っているのかを把握できなかったり、各作業にどの程度時間がかかっているのかがわからなかったりする場合があった。これに対し本実施形態では、情報処理装置30が帳票の各領域の記入時刻等に基づいて各作業の評価を行って評価結果を表示することによって、管理者は、表示される画面を確認するだけで作業状況の把握が容易になる。
また、上述の第1の算出方式を用いて作業時間の算出処理を行う場合には、作業順序を誤った場合には評価結果がNGとなる。これにより、作業順序が逸脱していないかの判定が容易になる。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の一例であり、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例は、互いに組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態において、作業中に休憩を挟むといった場合に対応すべく、図13に例示するような、中断/再開領域F11、F12、F13、F14を帳票に設ける構成とし、作業者がこの領域に記入することで中断時間を記録するようにしてもよい。具体的には、図13に示す例では、作業者は、作業を中断する場合にはその作業に対応する中断/再開領域の「中断」のチェックボックスにチェックを入れ、その後、その作業を再開する場合に「再開」のチェックボックスにチェックを入れる。この場合、情報処理装置30の制御部32は、電子ペン20から出力される記入データに基づいて、各作業の作業時間を算出する際に、中断領域に書き込みが行われてから再開領域に書き込みが行われるまでの中断時間を算出し、算出した中断時間を作業時間から減算する処理を行う。具体的には、例えば、各作業の開始時刻・終了時刻と中断時刻・再開時刻とが図14に例示するものである場合は、制御部32は、「作業1」については、作業時間として算出された時間「20」から中断時間「10」を減算する処理を行って実作業時間を算出する。また、「作業A」についても同様に、制御部32は、作業時間として算出された「40」から中断時間「20」を減算する処理を行って実作業時間を算出する。
また、ひとつの作業において複数回にわたって作業が中断する場合には、例えば図15に例示するように、中断するごとに「中断」のチェックボックスにチェックを書き込むようにしてもよい。この場合は、図15に例示されるように「中断」のチェックボックスに複数のチェックが書き込まれる。また、図15の「再開」のチェックボックスに例示するように、作業を再開するごとに1つの軌跡を書き込むようにしてもよい。この場合、制御部32は、電子ペン20から出力される記入データに基づいて、「中断」のチェックボックスに記入された各軌跡の記入開始時刻と「再開」のチェックボックスに記入された各軌跡に対する記入が終了した時刻とを時系列に整列し、複数の中断時間のそれぞれを算出する。制御部32は、算出した中断時間の開始時刻と終了時刻に基づいて各中断時間がどの作業においてなされたものであるかを特定し、特定した作業に対応する作業時間から算出された中断時間を減算する処理を行って実作業時間を算出する。
(2)また、上述の実施形態において、図16に示すように、帳票に遅延原因記入欄F21を設け、各作業で遅延が発生した場合にその原因を作業者が記入するようにしてもよい。この場合、システムの作業状況明細画面や集計結果の表示画面を管理者が確認することによって遅延原因の確認が容易になる。なお、遅延原因記入欄は、帳票の面上であってもよく、また、例えば裏面や別紙に設けてもよい。この場合、情報処理装置30の制御部32は、電子ペン20から出力される記入データに基づいて、遅延原因記入欄に含まれる各領域への記入時刻を特定し、特定した記入時刻に基づいて対応する作業を特定する。また、遅延原因は、ひとつの領域に重複して記入されてもよい。例えば「作業A」と「作業B」とで遅延が発生した場合、ひとつの遅延原因記入欄に記入しても記入時間が異なるため、制御部32は、それぞれの作業の遅延原因として特定する。
(3)また、上述の実施形態において、作業状況明細画面や集計結果表示画面において、各作業工程に対応する領域に付随する領域(以下「付随領域」という)の記入結果を表示するようにしてもよい。図17の(a)はこの態様における帳票の画像の一例を示す図であり、図17(b)は表示部36に表示される画面の一例を示す図である。図17の(a)に示すように、帳票の各作業工程に対応する領域に、特記事項を記入する付随領域F31、F32を設け、これらの領域に対する記入内容を制御部32が図17の(b)に例示する画面に表示する。管理者はこの画面を確認することで作業結果を確認し、作業へのフォローが容易になる。なお、付随領域は作業工程に対応する領域を複数指定するものであってもよい。
(4)上述の実施形態では、図1に示すシステム構成について説明したが、システム構成は図1に例示したものに限らず、他の形態であってもよい。例えば、図18に示す構成であってもよい。図18に示す例では、電子ペン20から出力される記入データを受け付け、記入データを送信する送信端末40と、送信端末40から送信されてくる記入データを受信し、受信した記入データに基づいて作業工程の評価を行う管理端末60と、管理端末60による評価結果を表示する表示用端末50a、50b、50cとが、ネットワーク70により接続されて構成される。この態様において、管理端末60は、上述の実施形態に係る記入データや基準データ、対応データを記憶するデータベースDBを備える構成となっている。
また、システムの構成はこの構成に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。例えば、システムを構成する各装置の数が、図18に示す数と異なる数であってもよい。また、図18に示す例では、管理端末60がデータベースDBを備える構成となっていたが、データベースDBを備える装置が管理端末60とは別体として構成されていてもよい。
(5)上述の実施形態では、作業者が記入を行う帳票として図3に示す帳票を例示したが、帳票は図3に示したものに限らない。例えば、図19に例示するものであってもよい。図19に例示する帳票においても、管理者が各領域の基準時間を予め設定しておき、作業者によって記入が行われると、制御部32が電子ペン20から出力される記入データに基づいて各作業の作業時間を算出し、算出した作業時間と基準時間を比較することによって作業の評価を行う。
また、上述の実施形態では、媒体10として紙やOHPシートを列挙したが、媒体10は、例えば表示内容が電気的に書き換えられる電子ペーパーなど、他の材質や構造であってもよい。
(6)上述の実施形態では、各領域に対応する作業工程に要する作業時間の基準となる時間を示す基準データとして、基準時間の最大値や最小値を用いる構成としたが、基準時間の設定の態様はこれに限らない。例えば、基準時間をひとつ定め、この基準時間±10%の範囲内であればOKとし、それ以外はNGとする、といったようにしてもよい。
(7)上述の実施形態では、電子ペン20が計時部212を備える構成となっていたが、電子ペン20が計時部212を備えていない構成であってもよい。この場合は、例えば、情報処理装置30が計時部を備える構成とし、電子ペン20が媒体10から読み取った位置情報や識別情報をリアルタイムで情報処理装置30に出力し、情報処理装置30が電子ペン20から出力される位置情報や識別情報に時刻情報を付して記入データとして蓄積するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、電子ペン20と情報処理装置30とが有線接続によりデータの遣り取りを行うようにしたが、電子ペン20と情報処理装置30とが無線通信によりデータの遣り取りを行ってもよい。
(8)上述の実施形態では、各記入欄に筆記が行われた時刻として、各記入欄に対する筆記の開始時刻と筆記の終了時刻とを用いたが、筆記が行われた時刻は、筆記の開始時刻と終了時刻の間のいずれかの時刻であれば良い。つまり、筆記が行われた時刻は、筆記の開始時刻、終了時刻、又は、筆記の開始時刻と終了時刻の中央値の時刻としてもよい。
また、上述の実施形態では、記入データとして各軌跡のそれぞれについて開始時刻を記録するようにしたが、軌跡の開始時刻と終了時刻とを記録するようにしてもよい。また、軌跡単位でデータを蓄積するようにせず、予め定められた時間間隔で時刻情報を付与するようにしてもよい。
(9)情報処理装置30及び電子ペン20において実行されるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
1…システム、10…媒体、20…電子ペン、21…制御部、21A…信号処理回路、21B…駆動回路、22…照射部、23…圧力センサー、24…リフィル、24a…ペン先、25…撮像装置、26…情報メモリ、27…通信部、28…バッテリー、29…ペンIDメモリ、30…情報処理装置、31…バス、32…制御部、33…通信部、34…記憶部、35…操作部、36…表示部、37…データ入出力部、131…基準データ取得手段、132…領域データ取得手段、133…記入データ取得手段、134…特定手段、212…計時部、341…記入データ記憶領域、342…基準データ記憶領域、343…対応データ記憶領域。

Claims (6)

  1. 複数の作業工程のそれぞれに関し当該作業工程の基準となる作業時間を示す基準データを取得する基準データ取得手段と、
    複数の記入欄の設けられた媒体に関し、前記複数の記入欄のうち前記複数の作業工程のそれぞれに応じた記入欄の前記媒体上における領域を示す領域データを取得する領域データ取得手段と、
    ユーザが電子ペンを用いて前記媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と当該筆記が行われた時刻とを示す記入データを取得する記入データ取得手段と、
    前記領域データと前記記入データ取得手段によって取得された記入データとに基づいて、前記ユーザにより筆記が行われた記入欄と、当該筆記が行われた時刻とを特定する特定手段と、
    前記特定した記入欄と時刻に基づいて、前記複数の作業工程のそれぞれに要した作業時間を算出する算出手段と、
    前記複数の作業工程のそれぞれに関し、前記基準データが示す基準となる作業時間と前記算出された作業時間とを比較し、当該比較の結果に応じて前記ユーザにより行われた前記複数の作業工程のそれぞれの作業を評価する評価手段と
    を備え
    前記基準データは、前記複数の作業工程のうちの2以上の作業工程に関し当該2以上の作業工程の順序を示し、
    前記特定手段は、前記基準データにより直前の作業工程が示される一の作業工程に関し、前記一の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻と前記直前の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻とを特定し、
    前記算出手段は、前記特定手段により前記直前の作業工程に関し特定された筆記が行われた時刻から、前記特定手段により前記一の作業工程に関し特定された前記筆記が行われた時刻までの時間を、前記一の作業工程に要した作業時間として算出し、
    前記評価手段は、前記ユーザによる作業の順序が前記基準データにより示される順序に従っているかを前記比較の結果に応じて判定する
    情報処理装置。
  2. 前記領域データは、前記媒体上における前記記入欄の領域を表した座標情報を有し、
    前記記入データ取得手段は、ユーザが電子ペンを用いて前記媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と時刻とを示す記入データを取得し、
    前記特定手段は、前記領域データが示す座標情報と前記軌跡座標情報とを対比し、前記軌跡座標情報を含む前記領域データを特定することにより、前記記入欄を特定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記特定手段は、前記筆記の開始時刻及び終了時刻の少なくともいずれか一方を、前記筆記が行われた時刻として特定する
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 記評価手段は、前記算出手段によって算出された作業時間が前記基準データ取得手段により取得された基準データが示す基準となる作業時間を超えた前記作業工程を抽出し、基準となる作業時間を超えた前記作業工程について予め決められた表示方法により前記抽出した作業工程を表示するように制御する表示制御手段を有する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記媒体は紙媒体である
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ンピュータを、
    複数の作業工程のそれぞれに関し当該作業工程の基準となる作業時間を示す基準データを取得する基準データ取得手段と、
    複数の記入欄の設けられた媒体に関し、前記複数の記入欄のうち前記複数の作業工程のそれぞれに応じた記入欄の前記媒体上における領域を示す領域データを取得する領域データ取得手段と、
    ユーザが電子ペンを用いて前記媒体に対し行った筆記の軌跡を表す軌跡座標情報と当該筆記が行われた時刻とを示す記入データを取得する記入データ取得手段と、
    前記領域データと前記記入データ取得手段によって取得された記入データとに基づいて、前記ユーザにより筆記が行われた記入欄と、当該筆記が行われた時刻とを特定する特定手段と、
    前記特定した記入欄と時刻に基づいて、前記複数の作業工程のそれぞれに要した作業時間を算出する算出手段と、
    前記複数の作業工程のそれぞれに関し、前記基準データが示す基準となる作業時間と前記算出された作業時間とを比較し、当該比較の結果に応じて前記ユーザにより行われた前記複数の作業工程のそれぞれの作業を評価する評価手段
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記基準データは、前記複数の作業工程のうちの2以上の作業工程に関し当該2以上の作業工程の順序を示し、
    前記特定手段は、前記基準データにより直前の作業工程が示される一の作業工程に関し、前記一の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻と前記直前の作業工程に応じた記入欄に対し前記ユーザにより筆記が行われた時刻とを特定し、
    前記算出手段は、前記特定手段により前記直前の作業工程に関し特定された筆記が行われた時刻から、前記特定手段により前記一の作業工程に関し特定された前記筆記が行われた時刻までの時間を、前記一の作業工程に要した作業時間として算出し、
    前記評価手段は、前記ユーザによる作業の順序が前記基準データにより示される順序に従っているかを前記比較の結果に応じて判定する
    プログラム
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