JP6086730B2 - 連結具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばIDカード又は携帯電話等を首から吊り下げるためのネックストラップや温熱具又は冷却具を首に固定するためのバンドに用いられ、一定以上の荷重が作用したときに連結が外れる連結具に関する。
従来、IDカード又は携帯電話等を首から吊り下げるためのネックストラップや温熱具又は冷却具を首に固定するためのバンドは、首に掛けられるものであるため、これが使用中に不意に引っ張られると、使用者の首が締め付けられることになる。よって、使用者の首が締め付けられることを回避するために、ネックストラップやバンドには、一定以上の力(荷重)が作用したときに連結が解除される連結具が用いられている。この種の連結具は、互いに係脱が可能な合成樹脂製の第1部材及び第2部材から構成されており、それぞれがネックストラップやバンドの分割された各紐の端部に取り付けられている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1の連結具は、図17に示すように、第1部材100の先端に雄型の突起102が設けられ、第2部材101の先端に雌型の突起103が設けられた構造となっており、雄型の突起102の先端の係合突部104が雌型の突起103の溝105に差し込まれて先端の係合突部106と係合することで、第1部材100及び第2部材101が連結される。一方で、第1部材100及び第2部材101に取り付けられた紐107,108が所定の強さで引っ張られて、第1部材100及び第2部材101に両者の連結が解除される方向の力が作用すると、雌型の突起103が雄型の突起102の係合突部104により外側に押されて弾性変形し、両係合突部104,106の係合が外れることで、第1部材100及び第2部材101の連結が解除される。
特開2003−289931号公報
しかしながら、特許文献1の連結具では、第1部材100及び第2部材101の連結が解除される際に、雌型の突起103が雄型の突起102の係合突部104により外側に押し広げられるので、両者の連結を解除する操作が繰り返し行われると、経年変化により雌型の突起103が塑性変形して外側に倒れてしまい、常に先端側が押し広げられた状態となる。そのため、連結時の雄型の突起102及び雌型の突起103の係合が不十分となって、第1部材100及び第2部材101の連結が簡単に解除されてしまうという問題がある。これは、連結具が例えば水に濡らすことで冷却機能を奏するタイプの冷却具を首に固定するためのバンドに用いられる場合に顕著である。つまり、冷却具を水に濡らす際に連結具まで水に濡れるおそれがあるが、ナイロン等の合成樹脂製の連結具が水に濡れ続けると、連結具(雌型の突起103)の弾性力が低下して強度が低下するので、塑性変形しやすくなるからである。
本発明は、上記した課題に着目してなされたものであり、連結を解除する操作が繰り返し行われても、また、水に濡れるような環境で使用されたとしても、容易に連結が解除されることなく、必要な際にのみ連結が解除されるような連結具を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、互いに係脱可能な第1部材及び第2部材を備える連結具であって、前記第1部材は、前記第2部材と突き合わされる対向面に、周方向に沿って間隔をあけて第1突起が複数設けられ、前記第2部材は、前記第1部材と突き合わされる対向面に、隣り合う前記第1突起の間に差し込まれて前記第1突起とで周壁を形成する第2突起が複数設けられ、前記第1突起及び前記第2突起は、互いに対向する側面に、前記第1突起及び前記第2突起が分離する方向へ抜けない抜け止め状態で係合する係合突起が少なくとも1つ形成されている連結具より達成される。
上記構成の連結具の好ましい実施態様においては、複数の前記第1突起及び前記第2突起は、平面視において横長形状に形成されていることを特徴としている。
上記構成の連結具のさらに好ましい実施態様においては、複数の前記第1突起及び前記第2突起は、平面視において円弧状に湾曲した形状に形成されていることを特徴としている。
上記構成の連結具のさらに好ましい実施態様においては、前記第1突起及び前記第2突起は、前記第1部材及び前記第2部材にそれぞれ4つずつ設けられ、一方の対向する2つの前記第1突起及び前記第2突起と、他方の対向する2つの前記第1突起及び前記第2突起とでは、形状が異なっていることを特徴としている。
上記構成の連結具のさらに好ましい実施態様においては、複数の前記第1突起及び前記第2突起は、前記第1部材及び前記第2部材にそれぞれ均等に配置されていることを特徴としている。
上記構成の連結具のさらに好ましい実施態様においては、前記第1部材及び前記第2部材は、同一形状であることを特徴としている。
上記構成の連結具のさらに好ましい実施態様においては、前記第1部材及び前記第2部材は、中空の半球状体からなり、前記対向面以外の外表面に紐を挿通可能な挿通孔が2つ形成されていることを特徴としている。
本発明の連結具によれば、連結を解除する操作が繰り返し行われても、また、水に濡れるような環境で使用されたとしても、容易に連結が解除されることなく、必要な際にのみ連結が解除される。
本発明の一実施形態の連結具を用いた冷却具の外観を示す斜視図である。 図1の連結具の斜視図である。 図1の連結具の平面図である。 図1の連結具の正面図である。 図1の連結具の側面図である。 第1部材及び第2部材の斜視図である。 図6の正面図である。 図6の背面図である。 図6の側面図である。 図7のC−C線に沿う断面図である。 図9のD−D線に沿う断面図である。 比較例の連結具の分解斜視図である。 強度測定方法を説明する説明図である。 実施例及び比較例の連結具を繰り返し連結解除操作した際の連結解除に伴う強度の推移を示している。 実施例及び比較例の連結具を繰り返し連結解除操作した際の1回目の連結解除に伴う強度を示している。 実施例及び比較例の連結具を繰り返し連結解除操作した際の200回目の連結解除に伴う強度を示している。 従来例の連結具の分解斜視図である。
本発明に係る連結具は、例えば、IDカード又は携帯電話等を首から吊り下げるためのネックストラップや温熱具又は冷却具を首に固定するためのバンドに用いられるものであり、図1では、冷却具(又は温熱具)10を首の後ろ側に固定するためのバンド11に用いられた実施形態を示している。冷却具としては、冷凍することで冷却効果を発揮するジェルパックを袋状のカバー内に収納するものや、水に濡らし、水が気化するときの吸熱効果を利用して冷却効果を発揮するもの等、従来から公知の様々なものを適用することができる。また、温熱具としても、カイロやゆたんぽ(電子レンジで加熱することで温熱効果を発揮するものも含む)をカバー内に収納するもの等、従来から公知の様々なものを適用することができる。
バンド11は、冷却具10の両端部に縫製等で一体に取り付けられた一対の紐11A,11Bから構成されている。各紐11A,11Bは、連結具1に通されることで互いに結合され、バンド11及び冷却具10が環状となって使用者の首に掛けることができる。なお、紐11A,11Bには、ロープ状のものや幅広のテープ状のもの等が含まれる。
連結具1は、図2〜図5に示すように、互いに係脱可能な第1部材2及び第2部材3を備えている。第1部材2及び第2部材3は、例えばポリアミド(ナイロン)やポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、AS樹脂、ABS樹脂、塩化ビニール、アクリル、PET、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート、ポリプチレンテレフタレート、変性ポリフェニレンエーテル、超高分子ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリフタルアミド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニルサルフォン、ポリアリレート等の熱可塑性の硬質の合成樹脂製であり、合成樹脂材をモールド成形することで形成される。第1部材2及び第2部材3は、互いに異なる形状に形成されていてもよいが、本実施形態では同一形状に形成され、図6〜図11に示すように、全体形状がそれぞれ半球形であって、第1部材2と第2部材3とが連結されると全体形状が球形となる。なお、図6〜図11においては、第1部材2及び第2部材3を同じ図面を用いて説明しており、共通する構成について符号を並列に(例えば、立壁について「20,30」のように)付している。
第1部材2及び第2部材3の内部は中空になっており、第1部材2及び第2部材3の内部の中央位置には、径方向に延びる立壁20,30が一体に設けられている。また、第1部材2及び第2部材3の外表面(球面)25,35には、第1部材2及び第2部材3の内部空間に通じる紐挿通孔21,31がそれぞれ2個形成されており、各紐挿通孔21,31は、立壁20,30を挟んで左右に1個ずつ配置されている。各紐11A,11Bは、一方の紐挿通孔21,31から第1部材2及び第2部材3の内部に挿入され、立壁20,30で折り返された後、他方の紐挿通孔21,31から第1部材2及び第2部材3の外部に出されることで、第1部材2及び第2部材3が取り付けられる。各紐11A,11Bの先端部は抜け止めされている。また、他方の紐挿通孔21,31から第1部材2及び第2部材3の外部に出される紐11A,11Bの長さを調節することで、首に掛けた際のバンド11の長さを調節でき、バンド11の長さを短くすれば冷却具10を首の後ろ側に確実に固定させることができる。
第1部材2の第2部材3と突き合わされる先端のリング状の対向面26には、周方向に沿って所定間隔をあけて複数の第1突起22(22A,22B)が一体に設けられており、これに伴い、隣接する第1突起22(22A,22B)の間には第1凹溝23(23A,23B)が設けられている。本実施形態では、第1突起22(22A,22B)及び第1凹溝23(23A,23B)ともに4個ずつ設けられている。第1凹溝23(23A,23B)には、後述する第2部材3の第2突起32(32A,32B)が差し込まれ、第1部材2及び第2部材3の連結時に、第1突起22(22A,22B)と第2突起32(32A,32B)とで周方向の全周にわたって周壁を形成している。
第1突起22(22A,22B)は、本実施形態では、平面視において、厚みdよりも横幅l1、l2が長い横長形状であり、対向面26の形状に沿って円弧状に湾曲した形状に形成されている。第1突起22(22A,22B)の厚みdとしては、1mm以上であることが好ましい。厚みdが1mmよりも小さいと、第1突起22(22A,22B)の周方向や径方向から作用する力(荷重)に対する強度が弱く、変形しやすいからである。また、第1突起22(22A,22B)の高さhとしては、1mm〜10mm(厚みd以下)が好ましい。高さhが1mmよりも小さいと、後述するように、第1突起22(22A,22B)と第2突起32(32A,32B)とが係合し難くなるからであり、高さhが10mmよりも大きいと、第1突起22(22A,22B)が変形しやすいからである。
また、第1突起22(22A,22B)は、全てが同じ形状ではなく、本実施形態では、一方の対向する2つの第1突起22Aと、他方の対向する2つの第1突起22Bとで、その形状が異なっている。具体的には、第1突起22Aの横幅l1が第1突起22Bの横幅l2よりも長く形成されている。また、第1凹溝23(23A,23B)も全てが同じ形状ではなく、一方の対向する2つの第1凹溝23Aの横幅L1が、他方の対向する2つの第1凹溝23Bの横幅L2よりも長く形成されており、第1凹溝23Aには、第2部材3の横幅が長い第2突起32Aが差し込まれ、第1凹溝23Bには、第2部材3の横幅が短い第2突起32Bが差し込まれる。よって、各第1突起22(22A,22B)は、隣接する第1凹溝23(23A,23B)の横幅が異なる分だけ、対向面26において等角度位置(90度毎)から位置ずれした位置に配置されているが、できる限り等角度位置となるよう略均等に配置されている。なお、第1突起22(22A,22B)及び第1凹溝23(23A,23B)の横幅とは、第1突起22(22A,22B)及び第1凹溝23(23A,23B)が本実施形態のように平面視において円弧状である場合には、長さの短い内方側の正面の横幅を指している。また、第1突起22(22A,22B)の横幅l1,l2は、2mm以上(高さh以上)であることが好ましい。横幅l1、l2が2mmよりも小さいと、第1突起22(22A,22B)の周方向や径方向から作用する力(荷重)に対する強度が弱く、変形しやすいからである。
第1突起22(22A,22B)の両側面、つまり、第1凹溝23(23A,23B)に挿入された第2部材3の第2突起32(32A,32B)と互いに対向する側の面には、外方に突き出る第1係合突部24が少なくとも1つ設けられている。第1係合突部24は、断面視において山形状に形成されているが、頂部が尖った山形状であっても、頂部が丸い山形状であっても構わない。また、断面視において矩形状に形成されていてもよく、側面から突き出ていれば種々の形状であってよい。この第1係合突部24は、各第1突起22(22A,22B)の高さ方向において、中央位置よりも上方に配置されている。
第2部材3の第1部材2と突き合わされる先端のリング状の対向面36にも、周方向に沿って所定間隔をあけて複数(本実施形態では4個)の第2突起32(32A,32B)が一体に設けられており、これに伴い、隣接する第2突起32(32A,32B)の間には、第1部材2の第1突起22(22A,22B)が差し込まれる第2凹溝33(33A,33B)が設けられている。
第2突起32(32A,32B)も、本実施形態では、第1突起22(22A,22B)と同様に、所定の厚みd及び高さhを有する平面視横長形状であり、対向面36の形状に沿って円弧状に湾曲した形状に形成されている。また、第2突起32(32A,32B)は、全てが同じ形状ではなく、一方の対向する2つの第2突起32Aの横幅l1が、他方の対向する2つの第2突起32Bの横幅l2よりも長く形成されている。また、第2凹溝33(33A,33B)も、横幅が長い第1突起22Aが差し込まれる第2凹溝33Aは、横幅が短い第1突起22Bが差し込まれる第2凹溝33Bよりも、横幅が長く形成されている(L2<L1)。よって、各第2突起32(32A,32B)も、隣接する第2凹溝33(33A,33B)の横幅が異なる分だけ、対向面36の等角度位置(90度毎)からは位置ずれしているが、できる限り等角度位置となるよう略均等に配置されている。
第2突起32(32A,32B)の両側面、つまり、凹溝33(33A,33B)に挿入された第1部材2の第1突起22(22A,22B)と互いに対向する面には、外方に突き出る第2係合突部34が少なくとも1つ設けられている。第2係合突部34は、第1部材2の第1係合突部24と同様に、断面視において山形状に形成されているが、頂部が尖った山形状であっても、頂部が丸い山形状であっても構わない。また、断面視において矩形状に形成されていてもよく、側面から突き出ていれば種々の形状であってよい。第2係合突部34は、各第2突起32(32A,32B)の高さ方向において、中央位置よりも上方に配置されている。
第1部材2及び第2部材3の連結時、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が、それぞれ第2凹溝33(33A,33B)及び第1凹溝23(23A,23B)に挿入された際に、対向する第1係合突部24及び第2係合突部34が互いに押されて弾性変形しながら互いを乗り越えることで、第1係合突部24及び第2係合突部34が係合する。その結果、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)は分離する方向へ抜けない抜け止め状態となって互いに連結され、各部材2,3に取り付けられた紐11A,11Bが結合される。
一方で、第1係合突部24及び第2係合突部34の係合は容易に外れることはないが、各紐11A,11Bに引張力が生じ、第1部材2及び第2部材3に、両部材2,3を連結する方向とは反対の分離させる方向の力(荷重)が強く作用すると、連結時とは逆方向に、第1係合突部24及び第2係合突部34が弾性変形しながら互いを乗り越えることで、第1係合突部24及び第2係合突部34の係合が外れる。その結果、第1部材2及び第2部材3の連結が解除される。このように、連結具1が一定以上の力(荷重)が作用したときに第1部材2及び第2部材3の連結が解除されるように構成されていることで、例えば使用中に冷却具10が不意に引っ張られたりしても、バンド11によって使用者の首が締め付けられることを回避できる。
ここで、第1係合突部24及び第2係合突部34の高さ(突起22,23の側面から係合突部24,34の頂部までの高さ)としては、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が、それぞれ第2凹溝33(33A,33B)及び第1凹溝23(23A,23B)に挿入された際、隣接する突起22,23の間に隙間S(図2、図3に示す)が形成されるが、隣接する突起22,23の間隔(隙間Sの横幅)に対して各係合突部24,25の高さが50%〜80%程度となることが好ましい。高さが隣接する突起22,23の間隔の50%よりも小さいと、第1係合突部24と第2係合突部34との係合が外れやすく、少しの力(荷重)で簡単に第1部材2及び第2部材3の連結が解除されるためである。一方で、高さが隣接する突起22,23の間隔の80%よりも大きいと、第1係合突部24と第2係合突部34との係合が強固となり、大きな力(荷重)が第1部材2及び第2部材3に作用しても第1部材2及び第2部材3の連結が解除されないおそれが生じるうえ、第1部材2及び第2部材3を連結させるために過大な力が必要になるからである。
上記構成の連結具1は、第1部材2及び第2部材3の対向面26,36同士を対向させ、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)を、それぞれ第2凹溝33(33A,33B)及び第1凹溝23(23A,23B)に差し込むことで両部材2,3が連結される。この際、隣接する第1突起22(22A,22B)の第1係合突部24と第2突起32(32A,32B)の第2係合突部34とが係合するので、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が分離する方向へ抜けて第1部材2及び第2部材3の連結が解除されるのが防止される。第1部材2及び第2部材3の連結により結合されたバンド11の長さは、各紐挿通孔21,31を介して各紐11A,11Bに対する第1部材2及び第2部材3(連結具1)の位置をそれぞれスライドさせることで、調節できる。よって、バンド11の長さを短くすれば冷却具10を首の後ろ側に確実に固定できる。一方、使用中に不意に冷却具10が引っ張られると、各紐11A,11Bを介して第1部材2及び第2部材3に作用する両部材2,3を分離させる方向の力(荷重)により、第1係合突部24及び第2係合突部34の係合が外れる。これにより、第1部材2及び第2部材3の連結が解除されるので、バンド11によって使用者の首が締め付けられることが防止される。
上記構成の連結具1によれば、第1部材2及び第2部材3の連結時、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の係合が、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の側面に設けられた第1係合突部24及び第2係合突部34によって行われる。ここで、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)は、第1部材2及び第2部材3の連結時、周方向の全周にわたる周壁を形成している。よって、第1部材2及び第2部材3の連結解除時において、第1係合突部24及び第2係合突部34によって、第2突起32(32A,32B)及び第1突起22(22A,22B)の側面が押されても、押される方向の先には、隣接する第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が存在しているので、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が周方向に倒れる等、大きく変形することが規制されている。したがって、連結解除操作が繰り返し行われても、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が経年変化で塑性変形等するが規制され、元の垂直に起立する状態が維持される。その結果、連結時の第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の係合が不十分となることがなく、第1部材2及び第2部材3の連結が簡単に解除されてしまうということが防止される。
また、上記構成の連結具1では、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)は、厚みdよりも横幅l1、l2の方が長い横長形状である。よって、径方向つまりは正面側から作用する力(荷重)よりも、周方向つまりは側面側から作用する力(荷重)に対する強度が高められていて高い剛性を発揮する。その結果、第1部材2及び第2部材3の連結解除時において、第1係合突部24及び第2係合突部34によって、第2突起32(32A,32B)及び第1突起22(22A,22B)の側面が押されても、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)自体が、側面側から作用する力(荷重)に対しては変形し難くなっている。したがって、第1部材2及び第2部材3の連結解除操作によって、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が周方向に倒れる等の変形がより効果的に抑制されている。
また、上記構成の連結具1では、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が、平面視において円弧状に形成されている。よって、第1部材2及び第2部材3の連結解除時において、第1係合突部24及び第2係合突部34から第2突起32(32A,32B)及び第1突起22(22A,22B)の側面に押圧力が作用しても、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)に対する押圧力が均等に分散される。したがって、第1部材2及び第2部材3の連結解除操作によって、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が周方向に倒れる等の変形がより効果的に抑制されている。
また、上記構成の連結具1では、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の両側面に第1係合突部24及び第2係合突部34が設けられている。よって、第1部材2及び第2部材3の連結解除時において、第1係合突部24及び第2係合突部34によって、第2突起32(32A,32B)及び第1突起22(22A,22B)の側面が押される際、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)には両側面から均等に力(荷重)が作用する。したがって、第1部材2及び第2部材3の連結解除操作によって、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が周方向に倒れる等の変形がより効果的に抑制されている。
また、上記構成の連結具1では、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が、第1部材2及び第2部材3の対向面26,36に略均等に配置されている。よって、第1部材2及び第2部材3の連結解除時において、第1係合突部24及び第2係合突部34によって、第2突起32(32A,32B)及び第1突起22(22A,22B)の側面が押される際、いずれかの第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)に偏って力(荷重)が作用することが防止され、いずれの第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)に対しても略均等な力(荷重)が作用する。したがって、第1部材2及び第2部材3の連結解除操作によって、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が周方向に倒れる等の変形がより効果的に抑制されている。
以上のように、上記構成の連結具1は、連結解除操作が繰り返し行われても、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が変形するのが抑制され、元の垂直に起立する状態が維持されている。よって、連結具1が例えば水に濡らすことで冷却機能を奏するタイプの冷却具10を首に固定するためのバンド11に用いられる等、水に濡れるような環境で使用され、水に濡れることで弾性力が低下したとしても、連結解除操作により第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が変形して、連結時の第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の係合が不十分となることがなく、第1部材2及び第2部材3の連結が簡単に解除されてしまうということが防止される。
また、上記構成の連結具1では、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が、横幅の長い第1突起22A及び第2突起32Aと横幅の短い第1突起22B及び第2突起32Bとに分けられており、横幅の長い第1突起22A及び第2突起32Aは、横幅の長い第1凹溝23A及び第2凹溝33Aに、横幅の短い第1突起22B及び第2突起32Bは、横幅の短い第1凹溝23B及び第2凹溝33Bに挿入されるようになっている。よって、第1部材2及び第2部材3は、お互いが決められた所定の向きを向かないと連結されないので、第1部材2及び第2部材3の向きを合わせるのが容易となる。
また、上記構成の連結具1では、第1部材2及び第2部材3が同一形状である。よって、第1部材2及び第2部材3の製造時に成形型を共用でき、製造コストを低減することが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されない。例えば、上記した実施形態においては、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)が、第1部材2及び第2部材3にそれぞれ4つずつ設けられているが、2つ以上であればいくつ設けられてあっても構わない。
また、上記した実施形態においては、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の両側面に、第1係合突部24及び第2係合突部34がそれぞれ設けられているが、どちらか一方の側面だけに第1係合突部24及び第2係合突部34が設けられていても構わない。また、第1係合突部24及び第2係合突部34は、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)の側面に2つ以上設けられていても構わない。
また、上記した実施形態においては、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)は、一方の対向する2つの第1突起22A及び第2突起32Aと、他方の対向する2つの第1突起22B及び第2突起32Bとで形状が異なっているが、全ての第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)について、同一形状であっても構わない。
また、上記した実施形態においては、第1突起22(22A,22B)及び第2突起32(32A,32B)は、平面視において円弧状に形成されているが、必ずしも円弧状である必要はなく、例えば台形状等、第1突起22(22A,22B)と第2突起32(32A,32B)とで周壁を形成していれば、種々の形状に形成されていても構わない。
また、上記した実施形態においては、第1部材2及び第2部材3は、外形が半球状に形成されているが、円筒状等であっても構わない。
また、上記した実施形態においては、第1部材2及び第2部材3、は同一形状に形成されているが、第1突起22(22A,22B)と第2突起32(32A,32B)とで周壁を形成していれば、第1部材2及び第2部材3は異なる形状に形成されていても構わない。
以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明をさらに詳細に説明する。但し、本発明が、以下の実施例に限定されるものではない。
上記実施形態に示した連結具(ナイロン製)及び比較例の連結具(ナイロン製)について、まず、乾燥した通常の状態、及び、水が密封状態で入れられた瓶内に50℃雰囲気下で1時間以上放置した後の濡れた状態の双方の状態において、連結具の強度、つまりは、第1部材及び第2部材の連結を解除するのに要する力を計測した。また、上記実施形態に示した連結具及び比較例の連結具について、乾燥した通常の状態、及び、上記した水に濡れた状態の双方の状態において、連結解除操作を繰り返し行い、所定の操作回数ごとに、連結具の強度を計測した。
比較例の連結具は、図12に示すように、第1部材200及び第2部材201が同一形状であり、ともに先端部に雄型の突起202及び雌型の突起203が2つずつ交互に設けられた構造のものである。雄型の突起202は、先端部付近に係合突部204が設けられている。雌型の突起203は、先端部付近に係合孔205が設けられている。この比較例の連結具は、第1部材200及び第2部材201を、雄型の突起202と雌型の突起203とが対向するように嵌め合わせ、雄型の突起202の係合突部204を雌型の突起203の係合孔205に差し込むことで両突起202,203が係合し、第1部材200及び第2部材201が連結される。一方で、紐206,207が引っ張られて、第1部材200及び第2部材201に両者の連結が解除される方向の力が作用すると、従来例の連結具(図14に示す)と同様に、雌型の突起203が雄型の突起202の係合突部204によって外側に押し広げられ、係合突部204が係合孔205から脱出して両突起202,203の係合が外れることで、第1部材200及び第2部材201の連結が解除される。
強度測定は、引張り試験機(島津製作所製AGS−J)を用い、図13に示すように、実施例及び比較例の連結具ともに、第1部材及び第2部材を互いに連結させた状態で、第1部材及び第2部材に取り付けられた紐を、円周600mmの円筒状の治具の周面に沿わせ、各紐の先端部を引張り試験機に固定して、各紐を治具に対して垂直方向に引っ張ることで、第1部材及び第2部材を分離させ、分離した際に加えられた強さ(連結具の強度)を測定した。この連結解除操作を繰り返し200回行い、連結解除操作回数ごとの強度を計測した。強度の測定結果をグラフ化したものを図14に示す。なお、実施例及び比較例の連結具ともに、6個ずつ強度測定を行い、図14のグラフの各曲線は、それぞれ6点の値を基に求めた近似曲線である。また、図15は、連結具を繰り返し連結解除操作した際の1回目の連結解除に伴う強度を示しており、図16は、連結具を繰り返し連結解除操作した際の200回目の連結解除に伴う強度を示している。
図15によれば、実施例及び比較例の連結具ともに同じ素材で形成されているところ、実施例の連結具では、水に濡れた状態は乾燥した状態の78.0%程度の強度になっているのに対して、比較例の連結具では、水に濡れた状態は乾燥した状態の56.2%程度の強度になっており、実施例の連結具は、水に濡れた状態であっても著しく強度が低下しない一方で、比較例の連結具は、水に濡れた状態では乾燥した状態よりも強度が大幅に低下することが確認される。
次に、図14及び図16によると、実施例の連結具は、乾燥した状態及び水に濡れた状態の双方において、連結解除操作が繰り返し行われても、強度の低下がさほど大きくなく、200回連結解除操作が行われた後も、それぞれ28.3N及び34.0Nの強度を良好に維持している。よって、実施例の連結具は、経年変化により連結時の第1突起及び第2突起32の係合が不十分となって、第1部材及び第2部材の連結が簡単に解除されてしまうおそれがないことが確認される。とりわけ、水に濡れた状態における強度は、34.0Nと大きく、連結解除の繰り返し操作による強度低下率が73.3%(=34.0/46.4)と低いので、実施例の連結具は水に濡れるような環境においても好適に用いることができることが確認される。一方で、比較例の連結具は、乾燥した状態及び水に濡れた状態の双方において、連結解除操作が繰り返し行われることに伴って、強度の低下が大きくなり、200回連結解除操作が行われると、それぞれ強度が23.4N及び11.2Nまで低下している。よって、比較例の連結具では、経年変化により連結時の第1突起及び第2突起32の係合が不十分となり、第1部材及び第2部材の連結が簡単に解除されてしまうおそれがあることが確認される。特に、水に濡れた状態では、連結解除の繰り返し操作による強度低下率が29.2%(=11.2/38.3)と極端に低く、連結解除操作が繰り返し行われることに伴って強度が大幅に低下しているので、比較例の連結具は水に濡れるような環境においては好ましく用いることができないことが確認される。
1 連結具
2 第1部材
3 第2部材
22 第1突起
23 第1凹溝
24 第1係合突起
32 第2突起
33 第2凹溝
34 第2係合突起

Claims (7)

  1. 互いに係脱可能な第1部材及び第2部材を備える連結具であって、
    前記第1部材は、前記第2部材と突き合わされる対向面に、周方向に沿って間隔をあけて第1突起が複数設けられ、
    前記第2部材は、前記第1部材と突き合わされる対向面に、隣り合う前記第1突起の間に差し込まれて前記第1突起とで周壁を形成する第2突起が複数設けられ、
    前記第1突起及び前記第2突起は、互いに対向する側面に、前記第1突起及び前記第2突起が分離する方向へ抜けない抜け止め状態で係合する係合突起が少なくとも1つ形成されている連結具。
  2. 複数の前記第1突起及び前記第2突起は、平面視において横長形状に形成されている請求項1に記載の連結具。
  3. 複数の前記第1突起及び前記第2突起は、平面視において円弧状に湾曲した形状に形成されている請求項2に記載の連結具。
  4. 前記第1突起及び前記第2突起は、前記第1部材及び前記第2部材にそれぞれ4つずつ設けられ、一方の対向する2つの前記第1突起及び前記第2突起と、他方の対向する2つの前記第1突起及び前記第2突起とでは、形状が異なっている請求項1〜3のいずれかに記載の連結具。
  5. 複数の前記第1突起及び前記第2突起は、前記第1部材及び前記第2部材にそれぞれ均等に配置されている請求項1〜のいずれかに記載の連結具。
  6. 前記第1部材及び前記第2部材は、同一形状である請求項1〜5のいずれかに記載の連結具。
  7. 前記第1部材及び前記第2部材は、中空の半球状体からなり、前記対向面以外の外表面に紐を挿通可能な挿通孔が2つ形成されている請求項1〜6のいずれかに記載の連結具。
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