JP6086380B2 - タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置 - Google Patents

タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6086380B2
JP6086380B2 JP2013004722A JP2013004722A JP6086380B2 JP 6086380 B2 JP6086380 B2 JP 6086380B2 JP 2013004722 A JP2013004722 A JP 2013004722A JP 2013004722 A JP2013004722 A JP 2013004722A JP 6086380 B2 JP6086380 B2 JP 6086380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
substrate
touch panel
detection region
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013004722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014137634A (ja
Inventor
吉田 仁
仁 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tianma Japan Ltd
Original Assignee
NLT Technologeies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NLT Technologeies Ltd filed Critical NLT Technologeies Ltd
Priority to JP2013004722A priority Critical patent/JP6086380B2/ja
Priority to US14/149,213 priority patent/US9766756B2/en
Priority to CN201410016389.9A priority patent/CN103927064B/zh
Publication of JP2014137634A publication Critical patent/JP2014137634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6086380B2 publication Critical patent/JP6086380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • G06F3/0444Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a single conductive element covering the whole sensing surface, e.g. by sensing the electrical current flowing at the corners
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • G06F3/0443Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using a single layer of sensing electrodes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04103Manufacturing, i.e. details related to manufacturing processes specially suited for touch sensitive devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04107Shielding in digitiser, i.e. guard or shielding arrangements, mostly for capacitive touchscreens, e.g. driven shields, driven grounds

Description

本発明は、指などでパネルを触れて情報を入力するタッチパネル、及び、このタッチパネルを有する表示装置に関する。
近年、券売機などの表示入力装置にタッチパネルを組み合わせた、タッチパネルを有する表示装置が広く実用化されている。タッチパネルを有する表示装置は、表示装置にタッチするボタンを表示し、その部分が指などで押されると、その押したことを検出して情報を入力する。そして、この表示装置は、入力した情報に基づいて、表示する画像を切替え、次の入力や他の動作を行なう。
この種のタッチパネルを有する表示装置は、ディスプレイの高精細化に併せてタッチ入力時の検出に対しても高精度化が求められているので、タッチ信号の誤動作等を防止するノイズ対策への要望が高まっている。
特許文献1には、静電容量式タッチパネルにおけるノイズ対策として、タッチパネル外周に遮蔽電極を設ける技術(以下「関連技術1」という。)が開示されている。図29は関連技術1のタッチパネルを示し、図29[A]は平面図、図29[B]は図29[A]におけるX−X’線断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
本関連技術1のタッチパネル101は、基板102の表面103に検出領域104が設けられ、検出領域104の外側に配線領域106が設けられている。検出領域104には、導電体の存在を検出する互いに電気的に分離した複数の検出電極105が形成されている。配線領域106には、検出電極105に電気的に接続され、検出信号を伝達する配線電極107が形成されている。更に、検出領域104及び配線領域106の外側、すなわち、基板102の外周には、外部から侵入するノイズを遮蔽するための遮蔽電極108が形成されている。基板102の端部に他の端子や素子が配置されている場合には、そのような端子や素子が配置された部分を除いて遮蔽電極108を形成してもよい。ただし、遮蔽電極108は、上述のように部分的に欠損して設けてもよいが、基板102の全外周の概ね70%以上に形成する。
また、特許文献1には、静電容量式タッチパネルにおけるノイズ対策として、タッチパネル外周に遮蔽電極に加えて導電性フレームを設ける技術(以下「関連技術2」という。)が開示されている。図30は関連技術2のタッチパネル及び表示装置を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
本関連技術2のタッチパネル101は、関連技術1のタッチパネルとほぼ同様の構成であり、基板102上に検出領域104、配線領域106、遮蔽電極108等が形成されている。そして、タッチパネル101の下方には、表示装置として液晶表示装置120が設置される。液晶表示装置120は、液晶パネル121、透光性遮蔽電極122、遮光性遮蔽電極123、導電体124、偏光板128等を備えている。そして、遮蔽電極108及び配線領域106の上方から、タッチパネル101の側面外周部113及び液晶表示装置120の側面外周部125を囲むように、導電性フレーム127が設けられている。本関連技術2では、遮蔽電極108に加えて導電性フレーム127を設けることにより、タッチパネル101に対する電磁ノイズや静電気を更に遮蔽しようとしている。
特開2010‐218542号公報(図1及び図10)
しかしながら、本関連技術2には次のような問題があった。
本関連技術2では、検出領域104の外側に配線領域106を設け、更にその外周に遮蔽電極108を設け、配線領域106及び遮蔽電極108の上方に導電性フレーム127を設けている。そのため、例えば指などの力が加わって、導電性フレーム127が変形すると、導電性フレーム127と配線領域106との距離が変化することにより、配線領域106と導電性フレーム127との間の静電容量が変化する。この静電容量の変化が、配線領域106に流れるタッチ信号すなわち検出信号のノイズとなる。
つまり、本関連技術2では、遮蔽電極108を配線領域106の外側に設けているので、検出領域104から導電性フレーム127までの距離よりも検出領域104から遮蔽電極108までの距離が長くなる。このため、遮蔽電極108よりも内側すなわち検出領域104側や配線領域106側において、導電性フレーム127の変形に起因したノイズが発生すると、遮蔽電極108ではこれを遮蔽することができない。
そこで、本発明の目的は、導電性フレームの変形等に起因したノイズを遮蔽できるタッチパネル、及び、このようなタッチパネルを有する表示装置を提供することにある。
本発明に係るタッチパネルは、
基板と、
この基板の中央側に形成され、導体の接触位置に応じた検出信号を生成する検出領域と、
前記基板の周縁側に形成され、前記検出領域で生成された前記検出信号を出力する複数の検出用電極と、
前記基板において前記検出領域の外側の上方を覆う導電性フレームと、
前記検出領域の外側かつ前記複数の検出用電極の相互間に形成され、前記検出領域に対する電気的影響を遮蔽するシールド信号が供給される遮蔽電極と、
を備え、
前記検出領域から前記遮蔽電極まで距離が、前記検出領域から前記導電性フレームまでの距離よりも短い。
本発明に係る表示装置は、本発明に係るタッチパネルを有する。
本発明によれば、検出領域から遮蔽電極まで距離が、検出領域から導電性フレームまでの距離よりも短いことにより、導電性フレームの変形等に起因したノイズが遮蔽電極で抑えられて検出領域まで伝わらないので、検出領域で生成される検出信号にノイズが含まれず、その結果、タッチパネルにおいて誤認識を抑制できる。
実施形態1のタッチパネル及び表示装置を示す分解斜視図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置を示す平面図である。 図2におけるIII−III線断面の一部を示す断面図である。 図2におけるIV−IV線断面の一部を示す断面図である。 実施形態1の表示装置の製造方法を示し、図5[A]は平面図、図5[B]は図5[A]におけるVB−VB線断面の一部を示す断面図である。 実施形態1の表示装置の製造方法を示し、図6[A]は平面図、図6[B]は図6[A]におけるVIB−VIB線断面の一部を示す断面図である。 実施形態1の表示装置の製造方法を示し、図7[A]は平面図、図7[B]は図7[A]におけるVIIB−VIIB線断面の一部を示す断面図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置に用いられるシールド信号を示す波形図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置における導電性フレームの変形を示す断面図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置における導電性フレームの変形を示す断面図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置の効果を説明するためのタッチパネルの平面図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置の効果を説明するための検出信号の波形図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置の効果を説明するための検出信号の波形図である。 実施形態1のタッチパネル及び表示装置の効果を説明するための検出信号の波形図である。 実施形態1のタッチセンサ及び表示装置の変形例1を示す平面図である。 実施形態1のタッチセンサ及び表示装置の変形例2を示す平面図である。 実施形態1のタッチセンサ及び表示装置の変形例3を示す平面図である。 実施形態1のタッチセンサの変形例4を示す平面図である。 図18におけるXIX−XIX線断面の一部を示す断面図である。 図18におけるXX−XX線断面の一部を示す断面図である。 実施形態2のタッチパネル及び表示装置を示す平面図である。 図21におけるXXII−XXII線断面図である。 実施形態3のタッチパネル及び表示装置を示す平面図である。 図23におけるXXIV−XXIV線断面図である。 実施形態3のタッチパネル及び表示装置の変形例1を示す平面図である。 図25におけるXXVI−XXVI線断面図である。 実施形態4のタッチパネル及び表示装置の製造方法を示す部分断面図であり、図27[A]〜図27[E]の順に工程が進行する。 実施形態4のタッチパネル(CF基板)の製造方法を示す斜視図であり、図28[A]〜図28[D]の順に工程が進行する。 関連技術1のタッチパネルを示し、図29[A]は平面図、図29[B]は図29[A]におけるX−X’線断面図である。 関連技術2のタッチパネル及び表示装置を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については同一の符号を用いる。図面に描かれた形状は、当業者が理解しやすいように描かれているため、実際の寸法及び比率とは必ずしも一致していない。
図1は、実施形態1のタッチパネル及び表示装置を示す分解斜視図である。図2は、実施形態1のタッチパネル及び表示装置を示す平面図である。図3は、図2におけるIII−III線断面の一部を示す断面図である。図4は、図2におけるIV−IV線断面の一部を示す断面図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
本実施形態1のタッチパネル10は、タッチパネルを構成する基板としてのCF(Color Filter)基板11と、CF基板11の中央側に形成され、導体の接触位置に応じた検出信号を生成する検出領域12と、CF基板11の周縁側に形成され、検出領域12で生成された検出信号を出力する複数の検出用電極131〜134と、検出領域12の外側の上方及び検出用電極131〜134の上方を覆う導電性フレーム14と、CF基板11において検出領域12の外側かつ複数の検出用電極131〜134の相互間に形成され、検出領域12及び検出用電極131〜134に対する電気的影響を遮蔽するシールド信号が供給される遮蔽電極151〜154と、を備えている。そして、図3に示すように、遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1が、導電性フレーム14と検出領域12との距離D2よりも短い。
本実施形態1の表示装置20は、カラーフィルタが形成されたCF基板11と、TFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)が形成されたTFT基板21と、CF基板11とTFT基板21とに挟持された液晶層22と、を備えた液晶表示装置である。CF基板11がタッチパネル10に相当する。
次に、本実施形態1のタッチパネル10及び表示装置20の構成について、更に具体的に説明する。
カラーフィルタ(図示せず)は、図1においてCF基板11の裏面に形成され、例えばRGB(Red Green Blue)の三種類からなる一般的なものである。TFT(図示せず)は、図1においてTFT基板21の表面に、マトリックス状に画素ごとに形成される一般的なものである。
TFT基板21には、遮蔽電極151〜154へシールド信号を供給するシールド信号配線23と、検出用電極131〜134から検出信号を取り出す検出用信号配線241〜244とが形成されている。シールド信号配線23は、TFT基板21とCF基板11との間に設けられた導電材料161〜164によって、遮蔽電極151〜154に電気的に接続される。検出用信号配線241〜244は、TFT基板21とCF基板11との間に設けられた導電材料171〜174によって、検出用電極131〜134に電気的に接続される。また、TFT基板21は、外部接続端子25、ドライバIC26などが設けられ、樹脂フレーム27に固定される。
図1において、遮蔽電極151〜154及び外部接続端子25はそれぞれ縦線模様で示している。図1に示すように、検出用信号配線241〜244と検出用電極131〜134とは、導電材料171〜174によって一対一に接続されるが、図2では簡略化してそれらの関係を示していない。また、図1に示す外部接続端子25、ドライバIC26、樹脂フレーム27なども、図2では簡略化して示していない。図2おいて、導電性フレーム14は縦横の格子模様で示しているが、導電性フレーム14と他の構成要素とが重なる箇所は、他の構成要素を優先的に示している。図3及び図4において、シール材28は、CF基板11及びTFT基板21とともに、液晶層22を密閉空間に封止している。
検出領域12はCF基板11上に例えばITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電膜で形成されており、検出領域12の周囲には検出領域12に電気的に接続された検出用電極131〜134が設けられる。本実施形態1では、CF基板11は方形状(四角形状)であり、検出領域12はCF基板11よりも小さい方形状である。検出用電極131〜134は、銀ペースト等の導電材料によって形成され、検出領域12へのタッチ(すなわち指やペンなどの導体の接触)による検出信号を、検出用信号配線241〜244を経て外部接続端子25から出力する。
導電性フレーム14は、CF基板11上の検出用電極131〜134及び検出領域12の周辺において、検出領域12の外周を囲うように設ける。本実施形態1では、導電性フレーム14は検出領域12の周辺の上方に設けている。導電性フレーム14は、CF基板11の端部やTFT基板21上の配線を保護するとともに、表示信号及び検出信号に対して表示装置20の外部から進入する電磁ノイズを遮断するために接地電位(GND)に接続される。樹脂フレーム27は、導電性フレーム14及び表示装置20を固定するために設ける。
遮蔽電極151〜154は、検出領域12及び検出用電極131〜134と同一面上に、かつ検出領域12の周囲にあって検出用電極131〜134の相互間に、かつ検出用電極131〜134及び検出領域12に対して電気的に分離された位置に、一箇所以上配置する。本実施形態1では、検出領域12の角部四箇所にそれぞれ設けられた検出用電極131〜134の相互間に、遮蔽電極131〜134が一つずつ合計四個配置されている。遮蔽電極151〜154を配置する位置は、検出領域12及び検出用電極131〜134と同一面上、かつ検出領域12の周囲にあって検出用電極131〜134の相互間、かつ導電性フレーム14の変形が大きい箇所、が適している。
シールド信号配線23は、TFT基板21に設けられ、導電材料161〜164によって遮蔽電極151〜154に接続され、外部接続端子25からシールド信号を入力して遮蔽電極151〜154に印加する。
図5乃至図7は実施形態1の表示装置の製造方法を示し、図5[A]は平面図、図5[B]は図5[A]におけるVB−VB線断面の一部を示す断面図、図6[A]は平面図、図6[B]は図6[A]におけるVIB−VIB線断面の一部を示す断面図、図7[A]は平面図、図7[B]は図7[A]におけるVIIB−VIIB線断面の一部を示す断面図である。以下、これらの図面に基づき、表示装置20の製造方法について説明する。
図5乃至図7は、シールド信号配線23をTFT基板21上に設け、遮蔽電極151〜154をレーザ光Lでパターンニングする場合の製造方法を示し、この順に工程が進行する。まず、図5[A]及び図5[B]に示すように、CF基板11の表面に検出領域12となる透明導電膜及び検出用電極131〜134を形成する。
続いて、図6[A]及び図6[B]に示すように、検出領域12と検出用電極131〜134とが電気的に分離するように、CF基板11の表面の透明導電膜をレーザ光Lでパターンニングすることにより、検出用電極131〜134の相互間に帯状の遮蔽電極151〜154を形成する。レーザ光Lによるパターンニングは、例えばCOレーザを用いると、CF基板11に用いられているガラスをレーザ光Lが透過しないので、CF基板11とTFT基板21との間に形成された配線やシール材28等にダメージを与えることなく加工が可能である。このとき、遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離は、レーザ光Lによって0.05mm程度にすることが可能である。
続いて、図7[A]及び図7[B]に示すように、遮蔽電極と151〜154とシールド信号配線23とを電気的に接続するために、銀ペースト等の導電材料161〜164をディスペンサ等で塗布する。銀ペースト等の導電材料は加熱焼成や紫外線照射により硬化させる。以降、図示しない偏光板やバックライト、図1に示すドライバIC26、導電性フレーム14等の実装を経て、表示装置20が完成する。なお、遮蔽電極151〜154の形成方法としては、レーザ光Lを用いる代わりに、フォトリソグラフィやスクリーン印刷等の方法で透明導電膜をパターンニングしてもよい。
図8は、実施形態1のタッチパネル及び表示装置に用いられるシールド信号を示す波形図である。以下、図8を中心に説明する。
図1及び図2に示す遮蔽電極151〜154に供給されるシールド信号の具体例を、図8に示す。図8の各図において、横軸は時間、縦軸は電圧である。図8[A]は検出信号の基準信号である。検出信号の基準信号とは、タッチが無い場合すなわち無検出信号状態での交流信号(正弦波)である。図8[B1]〜図8[B6]はシールド信号であり、図8[B2]は矩形波、図8[B3]は三角波、図8[B4]は鋸歯状波、図8[B5]は直流、図8[B6]は接地電位GNDである。図8[B2]〜図8[B4]のシールド信号は、図8[A]の検出信号の基準信号に同期しているので、図1及び図2に示す遮蔽電極151〜154と検出領域12との電位差が小さくなるという利点がある。図8[B5]及び図8[B6]のシールド信号は、直流電圧であるので、構成を簡素化できる利点がある。以上のように、シールド信号は、接地電位GND、直流信号又は交流信号からなり、検出信号に対する電気的影響を遮蔽する。例えば、表示装置20に接続される接地電位GNDや表示装置20の表示に用いるCOM信号を、シールド信号に用いる。
図9及び図10は、実施形態1のタッチパネル及び表示装置における導電性フレームの変形を示す断面図である。以下、図3、図9及び図10に基づき説明する。
図9及び図10は、図3と同じ断面を示している。つまり、図3は、導電性フレーム14の変形がない場合である。図9は、タッチ時に指などが導電性フレーム14を押すことにより、導電性フレーム14がCF基板11へ近づくように変形する場合である。図10は、タッチ時に指などがCF基板11を押すことにより、導電性フレーム14がCF基板11から遠ざかるように変形する場合である。
図3に示す導電性フレーム14と検出領域12との距離D2は、図9の場合は距離D21に変化し、図10の場合は距離D22に変化する。導電性フレーム14と検出領域12との距離D2がD21<D2<D22の範囲で変化すると、導電性フレーム14と検出領域12との静電容量C2(図示せず)も変化し、これが検出信号のノイズとなる。
本実施形態1では、図3に示すように、遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1が、導電性フレーム14と検出領域12との距離D2よりも短い。この関係は、図9の場合における距離D21及び図10の場合における距離D22に対しても成り立つ。すなわち、D1<D21<D2<D22が成り立つ。そのため、遮蔽電極151〜154と検出領域12との静電容量C1(図示せず)は、導電性フレーム14と検出領域12との静電容量C2よりも大きい。しかも、遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1は、導電性フレーム14の変形に関係なく常に一定である。したがって、検出信号は、常に一定で大きい値の静電容量C1の影響を強く受けるので、静電容量C2の変動に起因するノイズは相対的に小さくなる。
図11は、実施形態1のタッチパネル及び表示装置の効果を説明するためのタッチパネルの平面図である。図12乃至図14は、実施形態1のタッチパネル及び表示装置の効果を説明するための検出信号の波形図である。以下、本実施形態1のタッチパネル及び表示装置の実験効果について、図1乃至図3及び図8乃至図14に基づき説明する。
下記のとおり、条件Aに対する条件B1,B2,Cのタッチ認識結果を確認した。
条件A:導電性フレーム14を変形させることにより、導電性フレーム14と検出領域12との距離を、5mmから0.05mmまで変える。
条件B1:遮蔽電極151〜154有り。遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離は0.05mm一定とする。遮蔽電極151〜154に、検出信号の基準信号と同等の信号(図8[B1]〜8[B4]のいずれか一つ)を供給する。
条件B2:遮蔽電極151〜154有り。遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離は0.05mm一定とする。遮蔽電極151〜154に、接地電位GND(図8[B6])を供給する。
条件C:遮蔽電極151〜154無し。
図11において、導電性フレーム14が変形していない場合、検出領域12を指Fでタッチすると正確な位置にポインタP1が表示される。一方、導電性フレーム14が変形している場合、検出領域12を指Fでタッチすると位置ずれEだけ移動した位置にポインタP2が表示される。位置ずれEが許容範囲内であれば「軽微な誤認識」と判定し、位置ずれEが許容範囲を超えていれば「誤認識」と判定した。
条件Aと条件B1,B2,Cのいずれか一つとの組み合わせによるタッチ認識結果(ノイズ軽減効果)は、次の表1のとおりである。タッチ認識結果を示す記号は、○:認識良好、△:軽微な誤認識、×:誤認識、とする。
[表1]
A B1 B2 C
5mm ○ ○ ○
3mm ○ ○ ○
1mm ○ ○ △
0.5mm ○ ○ ×
0.05mm ○ △ ×
ある一つの条件Aに対する条件B1,B2,Cのタッチ認識時の検出信号を、それぞれ図12乃至図14に示す。図12乃至図14において、横軸はタッチ後の検出時間であり、縦軸は検出信号の信号レベルである。図12は条件B1における検出信号であり、図13は条件B2における検出信号であり、図14は条件Cにおける検出信号である。導電性フレーム14の変形に起因するノイズN1,N2,N3は、条件B1、条件B2、条件Cの順に大きくなる。
以上の実験結果から明らかなように、本実施形態1のタッチパネル及び表示装置は次の効果を奏する。
タッチ時の加重によって導電性フレーム14が変形すると、導電性フレーム14と検出領域12との間の距離D2が変わる。これに伴い、導電性フレーム14と検出領域12との間の静電容量C2が変化し、これが検出信号に対するノイズとなる。本実施形態1では、遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1を導電性フレーム14と検出領域12との距離D2よりも短くすることにより、導電性フレーム14と検出領域12との距離D2が変わっても遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1が一定に保たれるので、導電性フレーム14の変形による検出信号へのノイズを抑制することができる。
シールド信号は、接地電位GNDでもよいが、検出信号の基準信号と同等の周波数や電圧レベルの信号とすると、更にシールド効果が期待できるので誤認識を低減できる。
遮蔽電極151〜154を検出領域12の周辺に配置することで、表示装置20内で発生した電磁ノイズがCF基板11の端部等から検出領域12に侵入することを抑制できる。
検出領域12の周辺かつ検出用電極131〜134の相互間に遮蔽電極151〜154を設けることにより、表示装置20の外形を大きくする必要が無い。
遮蔽電極151〜154と検出領域12とを電気的に分離するための遮蔽電極151〜154と検出領域12との物理的な距離D1は、導電性フレーム14と検出領域12との距離D2よりも短くする。遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1は、導電性フレーム14と検出領域12との距離D2の1/10程度が望ましい(表1)。この距離D1,D2の関係を満たすならば、遮蔽電極151〜154を検出領域12に近づけるほど、検出領域12の周辺上方に設けた導電性フレーム14を検出領域12に近づけることができるので、タッチパネル10を有する表示装置20の厚みを薄くする効果も期待できる。
また、遮蔽電極151〜154は、検出領域12及び検出用電極131〜134と同一面上に、かつ検出用電極131〜137と隣接した検出領域12の周辺に配置することにより、CF基板11の表面を伝達して検出用電極131〜137の相互間から検出領域12へ侵入するノイズを低減する効果も期待できる。また、遮蔽電極151〜154を検出領域12及び検出用電極131〜134と同一面上に配置することにより、検出領域12又は検出用電極131〜134と同時に遮蔽電極151〜154もパターンを形成できるので、遮蔽電極151〜154を形成する工程を削減する効果も期待できる。
遮蔽電極151〜154を、検出領域12と同様に透明導電膜で形成した場合は次の効果を奏する。表示装置20の表示領域の近傍に遮蔽電極151〜154を配置しても視認性を妨げないことにより、遮蔽電極151〜154や検出用信号配線241〜244を配置するTFT基板21の外周部を狭くできるので、狭額縁化に有効である。
シールド信号配線23を検出用信号配線241〜244の外周に設けると、検出用信号配線241〜244に対するシールド効果も期待できる。
次に、図15乃至図20に基づき、本実施形態1のタッチセンサ及び表示装置の変形例1〜4について説明する。なお、わかりやすくするために、図15乃至図20の構成要素について、図2の構成要素と形状が異なっていても機能が同じであれば、図2の構成要素と同じ符号を付すことにする。
図15は変形例1を示す。本変形例1の表示装置20aは、実施形態1の表示装置20に対して、検出用電極131〜134の位置が異なる。つまり、表示装置20aでは、検出用電極131〜134が、長方形の検出領域12の四隅ではなく各辺の中間に設けられている。
図16は変形例2を示す。本変形例2の表示装置20bは、実施形態1の表示装置20に対して、検出領域12の形状が異なる。つまり、表示装置20aでは、検出領域12が長方形ではなく円形になっている。検出領域12が多角形や異形状の場合は、複数の検出用電極131,…を任意の箇所に設けることができる。
図17は変形例3を示す。本変形例3の表示装置20cは、実施形態1の表示装置20に対して、導電性フレーム14の形状及び大きさが異なる。つまり、表示装置20cでは、導電性フレーム14が検出領域12及び検出用電極131〜134の全部ではなく一部を覆う形状及び大きさになっている。この場合、遮蔽電極153は、導電性フレーム14が配置された部位のみに配置してもよい。
図18乃至図20は変形例4を示す。本変形例4のタッチパネル10aは、実施形態1の表示装置20に対して、タッチパネル単体からなる点で異なる。そのため、タッチパネル10aでは、シールド信号配線23及び検出用信号配線241〜244がTFT基板ではなく基板10bに形成されている。
変形例1〜4のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1のそれらと同様である。
図21は、実施形態2のタッチパネル及び表示装置を示す平面図である。図22は、図21におけるXXII−XXII線断面図である。以下、これらの図面に基づき説明する。なお、わかりやすくするために、本実施形態2の構成要素について、実施形態1の構成要素と形状が異なっていても機能が同じであれば、実施形態1の構成要素と同じ符号を付すことにする。
以下、実施形態1と異なる部分を詳しく説明することにし、実施形態1と同じ部分、例えば図2における導電性フレーム14、導電材料171〜174、一部のシールド信号配線23、検出用信号配線241〜244などは図示及び説明を省略する。
本実施形態2の表示装置30は、CF基板11とTFT基板21とが重なった状態の周縁において段差が無く二つの側面が面一となる箇所がある点、及びその箇所近辺に遮蔽電極153,154を設ける点で、実施形態1の表示装置20と異なる。このとき、遮蔽電極153,154に接続するシールド信号配線23は、図22に示すようにTFT基板21とCF基板11との間に設けることができる。遮蔽電極153,154とシールド信号配線23との接続は、液体状の流動性のある導電材料163,164を用い、これをディスペンサやインクジェット装置によりTFT基板21とCF基板11との間に流し込むようにする。シールド信号配線23は、CF基板11側に設けてもよい。
本実施形態2の表示装置30によれば、TFT基板21とCF基板11との間にシールド信号配線23を設けることにより、TFT基板21とCF基板11との段差が不要となるので、タッチパネル10の外形を大きくする必要が無い。本実施形態2のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1のそれらと同様である。
図23は、実施形態3のタッチパネル及び表示装置を示す平面図である。図24は、図23におけるXXIV−XXIV線断面図である。図25は、実施形態3のタッチパネル及び表示装置の変形例1を示す平面図である。図26は、図25におけるXXVI−XXVI線断面図である。以下、これらの図面に基づき説明する。なお、わかりやすくするために、本実施形態3の構成要素について、実施形態1の構成要素と形状が異なっていても機能が同じであれば、実施形態1の構成要素と同じ符号を付すことにする。
以下、実施形態1と異なる部分を詳しく説明することにし、実施形態1と同じ部分、例えば図2における導電性フレーム14、導電材料171〜174、一部のシールド信号配線23などは図示及び説明を省略する。
本実施形態3の表示装置31は、検出用信号配線241〜244をCF基板11上に設ける場合に、図24に示すように検出用信号配線241〜244を絶縁材料32により被覆することにより、遮蔽電極151〜154への接続に用いる導電材料161〜164と検出用信号配線241〜244とが電気的に接続することを防止する。また、遮蔽電極151〜154と検出領域12との距離D1が、検出用信号配線241〜244と検出領域12との距離D3よりも短い。
更に、変形例1の表示装置33は、図26に示すように、検出用信号配線241〜244の遮蔽電極151〜154と面する部分を絶縁材料32によって被覆することにより、検出用信号配線241〜244と遮蔽電極151〜154との積層構造にすることができる。
検出用信号配線241〜244の形成方法としては、CF基板11の製造時にITO等をフォトリソグラフィにてパターンニングする方法や、検出用電極131〜134を形成する方法と同様に銀ペースト等の導電材料を用いる方法が挙げられる。絶縁材料32による検出用信号配線241〜244の被覆は、CF基板11の製造時にフォトリソグラフィやスクリーン印刷等にてパターンニングする方法で形成することができる。
本実施形態3によれば、検出用信号配線241〜244をCF基板11の上に配置するのでTFT基板21の外形を大きくする必要が無い、検出用信号配線241〜244を絶縁材料32で被覆するので検出用信号配線241〜244の損傷を防止できる、などの効果を奏する。本実施形態3のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1、2のそれらと同様である。
図27は実施形態4のタッチパネル及び表示装置の製造方法を示す部分断面図であり、図27[A]〜図27[E]の順に工程が進行する。図28は実施形態4のタッチパネル(CF基板)の製造方法を示す斜視図であり、図28[A]〜図28[D]の順に工程が進行する。以下、これらの図面に基づき説明する。なお、わかりやすくするために、本実施形態4の構成要素について、実施形態1の構成要素と形状が異なっていても機能が同じであれば、実施形態1の構成要素と同じ符号を付すことにする。
本実施形態4の表示装置40は、検出用信号配線241〜244が絶縁材料41により被覆され、絶縁材料41上にシールド信号配線23が設けられ、導電性フレーム14とCF基板11及びTFT基板21との間に別の絶縁材料42が充填された構造である。
本実施形態4の表示装置40の製造方法は、次のとおりである。まず、図27[A]に示すように、TFT基板21にCF基板11を貼り合せる。続いて、図27[B]及び図28[A]に示すように、CF基板11の表面に検出領域12及び遮蔽電極151〜154を形成する。続いて、図28[B]に示すように、CF基板11の表面に更に検出用電極131〜134及び検出用信号配線241〜244を形成する。続いて、図27[C]及び図28[C]に示すように、検出用信号配線241〜244の上を絶縁材料41で被覆する。続いて、図27[D]及び図28[D]に示すように、絶縁材料41の上に遮蔽電極151〜154と接するようにシールド信号配線23を形成する。最後に、CF基板11の周辺部を導電性フレーム14で覆い、導電性フレーム14とTFT基板21及びCF基板11との間に絶縁材料42を充填することにより、表示装置40が完成する。
絶縁材料42は、例えば絶縁樹脂からなり、導電性フレーム14の変形を軽減できる程度の硬さ(例えばゴム硬度A60〜A90程度)を有することが望ましい。また、絶縁材料42が黒色等の遮光性であれば、導電性フレーム14とTFT基板21及びCF基板11との隙間から透過してくる光を遮光することや、CF基板11のシールド信号配線23等を見えなくすることができる。なお、絶縁材料42としては、ペースト材料やテープ材料を用いてもよい。ペースト材料を用いる場合は、これを導電性フレーム14とTFT基板21及びCF基板11との隙間に充填する。テープ材料を用いる場合は、これを導電性フレーム14の下面やTFT基板21及びCF基板11の上面に貼り合せる。
ペースト材料として熱硬化樹脂や湿気硬化樹脂を用いるときは、導電性フレーム14は遮光性を有する材料でよい。一方、ペースト材料としてUV(Ultra Violet)硬化樹脂などの光硬化樹脂を用いるときは、導電性フレーム14はUV光などを透過する材料とする必要がある。
本実施形態4によれば、図27[E]に示すように、導電性フレーム14とTFT基板21及びCF基板11との間の全体に絶縁材料42を充填することにより、次の効果を奏する。導電性フレーム14の変形を抑制できる。導電性フレーム14とTFT基板21及びCF基板11との間に異物が侵入することを防止できる。CF基板11上に配したシールド信号配線23や検出用信号配線241〜244等が傷つくことを防止できる。シールド信号配線23と導電性フレーム14とが電気的に接続することを防止できる。TFT基板21に配線を形成しておく必要がない。本実施形態4のその他の構成、作用及び効果は、実施形態1乃至3のそれらと同様である。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載され得るが、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
[付記1]基板と、
この基板の中央側に形成され、導体の接触位置に応じた検出信号を生成する検出領域と、
前記基板の周縁側に形成され、前記検出領域で生成された前記検出信号を出力する複数の検出用電極と、
前記基板において前記検出領域の外側の上方を覆う導電性フレームと、
前記検出領域の外側かつ前記複数の検出用電極の相互間に形成され、前記検出領域に対する電気的影響を遮蔽するシールド信号が供給される遮蔽電極と、
を備え、
前記検出領域から前記遮蔽電極まで距離が、前記検出領域から前記導電性フレームまでの距離よりも短い、
タッチパネル。
[付記2]前記基板と前記導電性フレームとの間に絶縁材料が充填された、
付記1記載のタッチパネル。
[付記3]シールド信号は、前記導体の接触が無いときの前記検出信号に相当する基準信号と同等の周波数及び電圧レベルの信号である、
付記1又は2記載のタッチパネル。
[付記4]前記シールド信号が接地電位である、
付記1又は2記載のタッチパネル。
[付記5]付記1乃至4記載のいずれか一つに記載のタッチパネルを有する、
表示装置。
[付記6]前記タッチパネルとしての、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、
薄膜トランジスタが形成された薄膜トランジスタ基板と、
前記カラーフィルタ基板と前記薄膜トランジスタ基板とに挟持された液晶層と、
を備えた液晶表示装置である付記5記載の表示装置。
[付記7]前記薄膜トランジスタ基板に形成され、前記遮蔽電極へ前記シールド信号を供給するシールド信号配線を更に備え、
このシールド信号配線は、当該薄膜トランジスタ基板と前記カラーフィルタ基板との間に設けられた導電材料によって前記遮蔽電極に電気的に接続される、
付記6記載の表示装置。
[付記8]前記カラーフィルタ基板に形成され、前記検出用電極に電気的に接続され、かつ前記遮蔽電極及び前記導電材料に対して電気的に絶縁する絶縁材料によって被覆された検出用信号配線を更に備え、
前記検出領域から前記遮蔽電極までの距離が、前記検出領域から前記検出用信号配線までの距離よりも短い、
付記6又は7記載の表示装置。
[付記11]表面基板の表面に形成された検出領域と、この検出領域の周辺に形成された複数の検出用電極と、導電性材料で構成され前記検出領域の周辺上方を覆う導電性フレームと、を備えたタッチパネルにおいて、
前記検出領域の周辺であってかつ前記複数の検出電極の相互間、かつ前記検出領域から前記導電性フレームまでの距離よりも前記検出領域に近くなる位置に一箇所以上配置され、前記検出領域と前記検出用電極とを電気的に分離する遮蔽電極と、
電気的影響を遮蔽するシールド信号を前記遮蔽電極に供給するシールド信号配線と、
を更に備えたことを特徴とするタッチパネル。
[付記12]表面基板の表面に形成された検出領域と、この検出領域の周辺に形成された複数の検出用電極と、導電性材料で構成され前記検出領域の周辺上方を覆う導電性フレームと、を備えたタッチパネルにおいて、
前記検出領域の周辺であってかつ前記複数の検出電極の相互間、かつ前記検出領域から前記導電性フレームまでの距離よりも前記検出領域に近くなる位置に一箇所以上配置され、前記検出領域と前記検出用電極とを電気的に分離する遮蔽電極と、
この遮蔽電極を接地するシールド信号配線と、
を更に備えたことを特徴とするタッチパネル。
[付記13]付記11又は12記載のタッチパネルであって、
前記導電性フレームと当該タッチパネルとの隙間に絶縁材料が配置された、
ことを特徴とするタッチパネル。
[付記14]付記11、12又は13記載のタッチパネルを有する表示装置。
[付記15]付記14記載のタッチパネルを有する表示装置であって、
前記表面基板としてのカラーフィルタ基板の表面に前記検出領域、前記検出用電極及び前記遮蔽電極が形成された液晶表示装置である、
ことを特徴とするタッチパネルを有する表示装置。
[付記16]付記14記載のタッチパネルを有する表示装置であって、
前記シールド信号配線が設けられた基板と、
この基板と前記表面基板との間に設けられ、前記シールド信号配線と前記遮蔽電極とを電気的に接続する導電材料と、
を更に備えたことを特徴とするタッチパネルを有する表示装置。
[付記17]付記14記載のタッチパネルを有する表示装置であって、
前記遮蔽電極に電気的に接続されないように絶縁材料によって被覆され、前記検出用電極に電気的に接続され、前記表面基板上において前記検出領域から前記遮蔽電極までの距離よりも前記検出領域から遠くなる箇所に設けられた検出用信号配線、
を更に備えたことを特徴とするタッチパネルを有する表示装置。
本発明は、例えば静電容量式などのタッチパネル、及び、このタッチパネルを有する例えば液晶表示装置やEL(Electro Luminescence)表示装置などの表示装置に、利用可能である。
10,10a タッチパネル
10b 基板
11 CF基板
12 検出領域
131〜134 検出用電極
14 導電性フレーム
151〜154 遮蔽電極
161〜164 導電材料
171〜174 導電材料
20,20a,20b,20c 表示装置
21 TFT基板
22 液晶層
23 シールド信号配線
241〜244 検出用信号配線
25 外部接続端子
26 ドライバIC
27 樹脂フレーム
28 シール材
30 表示装置
31 表示装置
32 絶縁材料
33 表示装置
40 表示装置
41 絶縁材料
42 絶縁材料
E 位置ずれ
F 指
L レーザ光
P1,P2 ポインタ
D1,D2,D21,D22,D3 距離
101 タッチパネル
102 基板
103 表面
104 検出領域
106 配線領域
105 検出電極
107 配線電極
108 遮蔽電極
113 側面外周部
120 液晶表示装置
121 液晶パネル
122 透光性遮蔽電極
123 遮光性遮蔽電極
124 導電体
125 側面外周部
127 導電性フレーム
128 偏光板

Claims (10)

  1. 基板と、
    この基板の中央側に形成され、導体の接触位置に応じた検出信号を生成する検出領域と、
    前記基板の周縁側に形成され、前記検出領域で生成された前記検出信号を出力する複数の検出用電極と、
    前記基板において前記検出領域の外側の上方を覆う導電性フレームと、
    前記検出領域の外側かつ前記複数の検出用電極の相互間に形成され、前記検出領域に対する電気的影響を遮蔽するシールド信号が供給される遮蔽電極と、
    を備え、
    前記検出領域から前記遮蔽電極まで距離が、前記検出領域から前記導電性フレームまでの距離よりも短い、
    タッチパネル。
  2. 前記基板と前記導電性フレームとの間に絶縁材料が充填された、
    請求項1記載のタッチパネル。
  3. シールド信号は、前記導体の接触が無いときの前記検出信号に相当する基準信号と同等の周波数及び電圧レベルの信号である、
    請求項1又は2記載のタッチパネル。
  4. 前記シールド信号が接地電位である、
    請求項1又は2記載のタッチパネル。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれか一つに記載のタッチパネルを有する、
    表示装置。
  6. 前記タッチパネルとしての、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、
    薄膜トランジスタが形成された薄膜トランジスタ基板と、
    前記カラーフィルタ基板と前記薄膜トランジスタ基板とに挟持された液晶層と、
    を備えた液晶表示装置である請求項5記載の表示装置。
  7. 前記薄膜トランジスタ基板に形成され、前記遮蔽電極へ前記シールド信号を供給するシールド信号配線を更に備え、
    このシールド信号配線は、当該薄膜トランジスタ基板と前記カラーフィルタ基板との間に設けられた導電材料によって前記遮蔽電極に電気的に接続される、
    請求項6記載の表示装置。
  8. 前記カラーフィルタ基板に形成され、前記検出用電極に電気的に接続され、かつ前記遮蔽電極及び前記導電材料に対して電気的に絶縁する絶縁材料によって被覆された検出用信号配線を更に備え、
    前記検出領域から前記遮蔽電極までの距離が、前記検出領域から前記検出用信号配線までの距離よりも短い、
    請求項記載の表示装置。
  9. 基板と、
    この基板の中央側に形成され、導体の接触位置に応じた検出信号を生成する検出領域と、
    前記基板の周縁側に形成され、前記検出領域で生成された前記検出信号を出力する複数の検出用電極と、
    前記基板において前記検出領域の外側の上方を覆う導電性フレームと、
    前記検出領域の周縁に形成した遮蔽電極と、
    前記遮蔽電極に供給するシールド信号と、
    を備え、
    前記検出領域から前記遮蔽電極まで距離が、前記検出領域から前記導電性フレームまでの距離よりも短い、
    タッチパネル。
  10. 前記遮蔽電極が前記複数の検出用電極の相互間に形成された、
    請求項9記載のタッチパネル。
JP2013004722A 2013-01-15 2013-01-15 タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置 Active JP6086380B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004722A JP6086380B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置
US14/149,213 US9766756B2 (en) 2013-01-15 2014-01-07 Touch panel and display device comprising the same
CN201410016389.9A CN103927064B (zh) 2013-01-15 2014-01-14 触摸面板和包括该触摸面板的显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004722A JP6086380B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014137634A JP2014137634A (ja) 2014-07-28
JP6086380B2 true JP6086380B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=51145310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013004722A Active JP6086380B2 (ja) 2013-01-15 2013-01-15 タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9766756B2 (ja)
JP (1) JP6086380B2 (ja)
CN (1) CN103927064B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101641690B1 (ko) * 2013-09-25 2016-07-21 엘지디스플레이 주식회사 터치스크린 일체형 표시장치
TWI537801B (zh) * 2014-03-20 2016-06-11 原相科技股份有限公司 具雜訊抵銷功能的電容式觸控顯示裝置
JP6416668B2 (ja) * 2014-08-20 2018-10-31 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
TWI539347B (zh) * 2014-11-21 2016-06-21 業成光電(深圳)有限公司 觸控面板
CN105158937A (zh) * 2015-08-28 2015-12-16 武汉华星光电技术有限公司 液晶显示面板和电子装置
KR102481057B1 (ko) 2015-12-30 2022-12-27 엘지디스플레이 주식회사 터치 일체형 표시패널 및 그를 포함하는 표시장치
WO2018049633A1 (zh) * 2016-09-14 2018-03-22 深圳市汇顶科技股份有限公司 压力检测装置、压力检测方法及电子终端
JP2019028304A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 京セラ株式会社 配線基板および発光装置
US10976876B2 (en) * 2018-06-18 2021-04-13 Synaptics Incorporated Conductive guides for proximity sensing devices
KR20210012328A (ko) * 2019-07-24 2021-02-03 엘지디스플레이 주식회사 터치 디스플레이 장치
JP2021163393A (ja) * 2020-04-03 2021-10-11 シャープ株式会社 表示装置
JP2022092748A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 上海天馬微電子有限公司 タッチパネル及び表示装置
CN113434054B (zh) * 2021-06-25 2023-11-28 厦门天马微电子有限公司 显示面板及显示装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5579036A (en) * 1994-04-28 1996-11-26 At&T Global Information Solutions Company Touch screen device and shielding bracket therefor
US5548306A (en) * 1994-04-28 1996-08-20 At&T Global Information Solutions Company Visible and touchable touch screen shield
KR100653904B1 (ko) * 1998-04-24 2006-12-05 니폰샤신인사츠가부시키가이샤 터치패널장치
JP3645770B2 (ja) * 2000-01-28 2005-05-11 株式会社日立製作所 液晶表示装置
US11275405B2 (en) * 2005-03-04 2022-03-15 Apple Inc. Multi-functional hand-held device
US7362313B2 (en) * 2003-01-17 2008-04-22 3M Innovative Properties Company Touch simulation system and method
US8400402B2 (en) * 2006-04-14 2013-03-19 Pressure Profile Systems, Inc. Electronic device housing with integrated user input capability
JP5113773B2 (ja) * 2009-01-20 2013-01-09 株式会社ジャパンディスプレイイースト 表示装置
JP5337061B2 (ja) 2009-02-20 2013-11-06 セイコーインスツル株式会社 タッチパネル及びこれを備える表示装置
WO2010116817A1 (ja) 2009-04-06 2010-10-14 シャープ株式会社 導電性緩衝材および表示装置
WO2010149543A1 (de) * 2009-06-24 2010-12-29 Ident Technology Ag Elektrodenanordnung für anzeigeeinrichtung
JP5300640B2 (ja) 2009-07-27 2013-09-25 株式会社ジャパンディスプレイウェスト 静電容量型入力装置および入力装置付き電気光学装置
TW201113787A (en) * 2009-10-05 2011-04-16 Au Optronics Corp Touch display panel and display device

Also Published As

Publication number Publication date
US20140198066A1 (en) 2014-07-17
CN103927064B (zh) 2018-07-13
US9766756B2 (en) 2017-09-19
JP2014137634A (ja) 2014-07-28
CN103927064A (zh) 2014-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6086380B2 (ja) タッチパネル及びタッチパネルを有する表示装置
CN107179847B (zh) 检测装置、显示装置和电子设备
US11378833B2 (en) Display apparatus and input device
US10133380B2 (en) Touch display device and driving method thereof
US10496223B2 (en) Touch detection device and display device with touch detection function
CN111475048B (zh) 与触摸屏面板集成的显示装置
KR101846080B1 (ko) 표시 장치, 입력 장치 및 표시 장치의 제조 방법
JP2018005291A (ja) 表示装置
US20120127095A1 (en) Flat panel display with an integrated touch screen panel
US10372278B2 (en) Display device and detection device
US20100309166A1 (en) Touch panel and display device equipped with the same
JP2010086498A (ja) 表示装置
CN107037909B (zh) 触摸检测装置和带触摸检测功能的显示装置
JP2013152562A (ja) タッチパネルおよびその製造方法、表示装置、ならびに電子機器
JP2018112791A (ja) タッチ検出装置及びタッチ検出機能付き表示装置
KR102290120B1 (ko) 터치 감지 기능을 포함하는 유기발광 표시장치
US20150324083A1 (en) Touch-screen Display Device
JP2020074087A (ja) 検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6086380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250