JP6085576B2 - ネットワーク評価装置及び方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク評価装置及び方法及びプログラムに係り、特に、ネットワークにおける故障の影響を評価するためのネットワーク評価装置及び方法及びプログラムに関する。
従来、通信ネットワークの信頼性を求める方法として、対象の通信ネットワークを構成する設備(例えば、ネットワーク装置やリンク等のネットワーク構成要素)と設備の構成(設備の接続構成や冗長構成)によって、当該通信ネットワークに対する評価モデルを作成し、個々のネットワーク設備が有する故障確率(例えば、故障率や不稼動率)の積や和を用いて算出する方法がある。そして、当該ネットワークに対して求められている故障確率を元に、個々のネットワーク設備に対して求められている故障確率を配分し、配分された故障確率と評価モデルを元に算出された故障確率とを比較することによって信頼性を評価する。例えば、非特許文献1に示す信頼性評価技術は、ネットワークの計画,設計,構築を実施する上で的確な判断を支援するための技術である。
また、運用中のネットワークの信頼性を評価し、ネットワークの信頼性向上施策を選定、決定する方法としては、ネットワーク設備に故障が発生した際のサービスの中断時間や故障した設備の停止時間に関する情報を収集し、サービスの中断や設備の停止が長引く原因や故障事例を明らかにすることによって、重点的に、あるいは優先的に実施すべき対策を決定する方法がある。例えば、非特許文献2の技術では、一般的な故障を対象としてネットワーク設備の故障発生から修復(回復)までの措置や措置の流れの例、MTTR(Mean Time To Repair)等の故障発生から修復までの時間に関する評価指標が示されており、サービス中断時間や故障の修復時間に関する統計値を算出することによってネットワークの信頼性を評価する方法が示されている。
また、非特許文献3は、実際に運用されているIPネットワークにおける通信の中断時間についての分析方法や分析結果が示されている。実際のネットワークにおいて発生した通信の中断時間の統計的な特性や通信の中断の原因となった事象について分類し、事象のカテゴリに応じて中断時間の統計的な特徴を分析する方法を示している。
「NTT通信網を理解していただくために」(NTT通信網研究会,1994)"第8章 安定品質",pp.314-329. Chris Oggerino「High Availability Network Fundamentals」,Cisco Press, pp. 86-91. ISBN 1587130173. Athina Markopoulo「Characterization of Failures in an Operational IP Backbone Network」IEEE/ACM TRANSACTIONS ON NETWORKING, VOL. 16, NO.4, AUGUST 2008 749.
IPネットワークにおいては、市販技術や汎用製品を積極的に導入してネットワークを構築しており、複数のベンダ、及び複数の機種の装置を組み合わせることによってネットワークを構成している。ルータ等に代表されるIPネットワーク装置を用い、故障が発生した場合にも、故障していない装置への切り替え等を実施することによって、通信サービスを利用しているユーザへは影響が及ばないような仕組みを採用している。
一方で、IPネットワーク、及びIPネットワーク装置においては、全て構成要素が冗長化されておらず、冗長化されていない構成要素において故障が発生した場合には、ユーザへの影響が発生する。また、冗長化構成を採用している場合にも、故障が発生した場合に、故障していない構成要素への切り替えが完了するまでの通信サービスの停止や、切り替えが正常に動作しない、完了しないことによる通信サービスの停止等が発生する。よって、通信サービスの停止に伴うユーザへの影響を評価することによって、ネットワークの信頼性向上を効率的かつ効果的に実施する必要がある。
非特許文献1においては、評価対象となるネットワークについてネットワーク構成要素ごとの故障率や故障に伴うサービスの中断時間の数値を用いて不稼動率を算出し、各要素の不稼動率を足し合わせることによって、ネットワークとしての信頼性を不稼動率を用いて評価する方法を示している。この方法は、各要素ごとの信頼性対策を決定するための技術であり、ネットワークの設計段階において冗長構成や収容構成等の効果を見積もることを目的としている。よって、故障の監視方法や対応方法等、ネットワークの運用段階における信頼性向上施策については対象としておらず、施策の効果を適切に評価することができない。
非特許文献2においては、IPネットワーク装置における故障、及び故障に伴う復旧措置及び、故障に伴うサービス影響時間を元に平均修理時間(MTTR)や稼動率(Availability)を評価する方法が記載されている。
しかしながら、商用にて提供されているIPネットワークは、複数のネットワーク装置を多段に接続して構成されている場合があるため、故障によって影響を被るユーザ数は故障装置や故障箇所によって大きく異なる。階梯構造の下部に位置する装置が故障した場合には、影響するユーザ数は小さいが、上位に位置する装置が故障した場合には、影響するユーザ数は大きくなる。非特許文献2の技術では、故障に伴うユーザへの影響の大きさをサービス影響時間のみを考慮して評価しており、影響するユーザ数を考慮していないため、故障によるユーザへの影響を正確に評価することができない。
例えば、故障によるサービス影響時間が長く、影響ユーザ数が大きい場合でも、発生頻度が小さい場合にはユーザの影響が小さいと評価される。一方で、故障によるサービス影響時間が短く、影響ユーザ数が小さい場合でも、発生頻度が大きい場合には、ユーザへの影響は大きいと評価されてしまう。
よって故障によるユーザの影響を的確に考慮することができないために、問題の大きい故障原因を見逃す、あるいは問題の小さい故障原因を過大評価する可能性があり、ネットワークにおいて発生した問題を管理する上で、対処の優先度付けを実施する際や対処の実施時期を計画する際に、誤った判断に繋がる可能性がある。
また、非特許文献3における技術では、故障による通信の中断時間についての統計的な特性を把握する方法が示されている。この方法では、故障の原因を分類することによって、中断時間の統計的特性を明らかにし、対策の要否や効果を定量化することが可能である。
しかしながら、故障発生による影響ユーザ数が考慮されていないため、故障によるユーザへの実際の影響と評価結果とに乖離が発生する可能性がある。例えば、通信サービスの開始や中断の影響を被ったユーザの数が大きい故障が頻発した場合には、該当する故障の発生頻度を軽減する、あるいは、該当する故障の故障時間を短縮化する必要がある。特に後者については、前者に比べて実施が容易な施策であるため、故障の長時間化原因の除去や短時間化するための方法(例えば、措置手順の整備やツール化等)を採用することで故障によるユーザへの影響の軽減を効率的に実施することが可能である。
しかしながら、影響ユーザ数を考慮することなく評価を実施した場合には、影響の大きい故障を過小に見積もることで危険側の評価結果となる、あるいは、影響の小さい故障を過大に評価することによって、誤った評価結果となる可能性がある。結果として、ネットワークの信頼性の向上に余分なコストが生じたり、効果的な施策を実施できないことによってネットワークの信頼性向上が迅速に実施できない可能性がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、設備故障やネットワーク停止に伴う通信の中断が起こり得るネットワークにおいて、故障によるユーザ影響の観点でネットワークの信頼性を評価することが可能なネットワーク評価装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
一態様によれば、伝送装置、転送装置、装置間を接続するリンクを構成する伝送路や設備を有し、ネットワークプロトコルによって実現される通信ネットワークにおいて、ネットワークを評価するネットワーク評価装置であって、
前記ネットワークの構成要素毎の故障の影響を受ける影響ユーザ数を含むネットワーク故障情報が与えられると、ネットワーク故障情報記憶手段に格納するネットワーク故障情報取得手段と、
前記ネットワーク故障情報記憶手段から評価対象期間において発生したネットワーク故障情報を取得して、各故障の故障時間データを、前記影響ユーザ数に基づいて昇順の数列に変換する故障時間データ変換手段と、
数列に変換された故障時間データと、与えられた評価基準値を用いて故障時間の統計値を評価する故障時間評価手段と、
前記故障時間評価手段で評価された結果を出力する出力手段と、を有し、
前記故障時間データ変換手段は、
前記評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間をd(i)、i番目の故障の影響ユーザ数をn(i)(i=1,2,…k)とし、各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定した数列(d(1),d(2),…,d(k),d(k),d(k)…)を生成し、該数列を対数変換処理し、故障時間の数列を昇順に並べ替え、昇順に並び替えた故障時間の数列と故障時間の数列の総数N(Nは、N=(n(1)+n(2)+…+n(k))による相対累積度数(i/N)のデータセットを生成する手段を含み、
前記故障時間評価手段は、
前記評価基準値をαとし、αh/Nとなる最小のhを設定し、故障時間の評価値が該評価基準値内か否かにより故障時間の大小を評価する手段を含むネットワーク評価装置が提供される。
また、一態様によれば、伝送装置、転送装置、装置間を接続するリンクを構成する伝送路や設備を有し、ネットワークプロトコルによって実現される通信ネットワークにおいて、ネットワークを評価するネットワーク評価装置であって、
前記ネットワークの構成要素毎の故障の影響を受ける影響ユーザ数を含むネットワーク故障情報が与えられると、ネットワーク故障情報記憶手段に格納するネットワーク故障情報取得手段と、
前記ネットワーク故障情報記憶手段から評価対象期間において発生したネットワーク故障情報を取得して、各故障の故障時間データを、前記影響ユーザ数に基づいて昇順の数列に変換する故障時間データ変換手段と、
数列に変換された故障時間データと、与えられた評価基準値を用いて故障時間の統計値を評価する故障時間評価手段と、
前記故障時間評価手段で評価された結果を出力する出力手段と、
を有し、
前記故障時間データ変換手段は、
前記評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間をd(i)、i番目の故障の影響ユーザ数をn(i)(i=1,2,…k)とし、各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定した数列(d(1),d(2),…,d(k),d(k),d(k)…)を生成し、該数列を対数変換処理し、故障時間の数列を昇順に並べ替え、昇順に並び替えた故障時間データをm(j)とし、前記影響ユーザ数による変換処理を実施せずに、対数変換処理を実施して昇順に並べた故障時間データをd'(s)とし、故障時間の数列の総数N(Nは、N=(n(1)+n(2)+…+n(k))による相対累積度数(i/N)のデータセットを生成する手段を含み、
前記故障時間評価手段は、
前記評価基準値をαとし、α≦h/Nとなる最小のhを設定し、前記影響ユーザ数による変換処理を行っていない故障データの経験分布(d'(s),s/k s=1,2,3,…,k)を求め、α≦h'/kとなる最小のh'を設定し、m(h)とd'(h)の大小を評価し、m(h)>d'(h)となる場合に故障時間が長いと判断する手段を含むことを特徴とするネットワーク評価装置が提供される。

一態様によれば、ネットワークの管理を実施するに際して、故障時間の定量的な評価結果に基づいたネットワーク管理を行うことが可能となる。また、故障による影響を被ったユーザ数を考慮することによって、故障によるユーザへの影響の軽減の観点で、故障時間の良否を評価することが可能となる。
本発明の一実施の形態におけるネットワーク評価装置の構成例である。 本発明の一実施の形態におけるネットワーク評価装置の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるネットワーク故障DBにおける故障情報の一例である。 本発明の一実施の形態における変換処理を実施した故障時間の一例である。 本発明の一実施の形態における故障時間の評価を実施するフローチャートである。 本発明の一実施の形態における故障時間に対する経験分布(累積相対度数)の算出結果イメージである。 本発明の一実施の形態における故障時間の経験分布と評価基準値との対応関係である。 本発明の一実施の形態における変換処理実施及び実施なしの故障時間の経験分布と評価基準値との対応関係である。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるネットワーク評価装置の構成例を示す。
同図に示すネットワーク評価装置10は、受信部11、ネットワーク故障情報DB12,故障時間データ変換部13、故障時間評価部14を有し、受信部11には、ネットワーク故障情報が入力され、故障時間評価部14は、外部の入出力手段20から評価基準値が入力され、当該故障時間評価部14で得られた評価結果を表示装置30に出力する。
上記の構成における処理について説明する。
図2は、本発明の一実施の形態におけるネットワーク評価装置の処理のフローチャートである。
当該処理の実施のタイミングは、事前に固定の期間を設定する場合と、任意の期間を入力し、実施する場合とがある。いずれの場合においても、実施形態は同様になるため、本発明では固定期間ごとに実施するものとし、実施のタイミングが事前に設定されている場合を例として説明する。
ステップ100)ネットワーク故障情報、評価基準値の入力:
ネットワークの信頼性評価に基づくネットワーク運用管理を実施するために、受信部11は、外部から評価対象期間の故障情報を取得する。ここで、故障情報は他のネットワーク運用管理DB(データベース)等から自動的に取得するものとする。受信部11は、入力されたネットワーク故障情報から必要情報を抽出し、ネットワーク故障情報DB12に格納する。ネットワーク故障情報DB12には、図3に示すように、故障事例の番号、装置(機種)、ホスト名、発生ビル名、故障発生日時、復旧日時、影響ユーザ数、故障箇所/原因が格納される。
なお、本発明では、故障時間の統計的な評価を実施するため、当該ステップ100において設定した故障情報の数(故障事例数)が一定以上である必要がある。本実施の形態では、以降の手順を実行する基準として、故障情報の数が20件以上必要であることとする。
また、故障時間評価部14は、外部の入出力手段20から評価基準値を取得する。
ステップ200) 故障時間データの変換処理:
故障時間データ変換部13は、評価対象とする故障時間データについて変換処理を実施する。
ここで、手順の説明のために、以下の記号を定義する。
i:評価対象期間における故障事例の番号(故障発生の時系列順)
i=1,2,3,…,k(kは評価対象期間において発生した最後の故障事例)
d(i):評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間(分)
n(i):評価対象期間において発生したi番目の故障の影響ユーザ数(人)
評価対象となる故障時間の数列は、
d(1),d(2),d(3),…,d(i)…d(k)
となる。
ここで、ユーザの影響を考慮するために、故障時間の数列について影響ユーザ数を考慮した変換処理を実施する。
各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定する。
d(1),d(1),d(1),… (d(1)はn(1)個設定)
d(2),d(2),d(1),… (d(2)はn(2)個設定)

d(i),d(i),d(i),… (d(i)はn(i)個設定)
d(k),d(k),d(k)… (d(k)はn(k)個設定)
上記の数列を合わせて表記すると、以下のように表される。
d(1),d(1),d(1),…, d(2),d(2),d(1),…, d(i),d(i),d(i),…, d(k),d(k),d(k)…
これらの(n(1)+n(2)+n(3)+…+n(i)+…+n(k))個の故障時間の数列を用いて、故障によるユーザへの影響の観点でネットワークの信頼性の評価を実施する。
上記の変換処理が行われた故障時間の例を図4に示す。変換処理が行われた結果は、メモリ(図示せず)等の記憶手段に格納されるものとする。
ステップ300)故障時間評価:
故障時間評価部14は、故障時間のデータ変換処理が実施された故障時間データを用いて故障時間を評価する。
図5は、本発明の一実施の形態における故障時間の評価を実施するフローチャートである。
ステップ301)ステップ200で得られた変換された故障データを取得する。
ステップ302)評価対象となる故障件数が一定値以上(本実施の形態では20件以上)であるかを判定し、一定値以上でなければステップ301に戻る。
ステップ303)評価対象件数が一定の値以上である場合は、故障時間データを故障時間の統計値(平均値や最大値の代表値、順序統計値)に変換する。
ステップ304)ステップ303で変換された故障時間の統計値が評価基準値を超過しているか判定し、超過している場合には、当該ステップ300の処理を終了する。
以下に具体的に説明する。
故障時間の統計値の評価方法としては、平均値や最大値を評価基準値等と比較し、評価基準値を超えていれば故障時間が長いと評価する方法がある。本実施の形態では、ステップ100で入出力手段20から入力された評価基準値を用いるものとする。なお、評価基準値は外部からの入力のみならず、例えば、予め管理者により設定されメモリ(図示せず)等に格納されていてもよい。
例えば、以下のような3件の故障事例を評価するものとする。
Figure 0006085576
従来の評価方法では、故障時間の平均値(MTTR)を以下のように算出し、平均値の大小について評価を実施していた。
(5+100+30)/3=45
これに対し、本発明では、影響ユーザ数を考慮するため、故障時間の平均値は、
(5×2+100×7+30)/10=74は
と算出され、算出結果に差が生じている。例えば、比較評価の基準が60分であったとすると、従来の方法による平均値の算出結果では、故障時間は短いと判定されるが、本発明を用いた場合には、故障時間は長いと判定されるため、異なった評価結果となる場合がある。
さらに、故障時間を評価する方法としては、平均値や最大値といった代表値を用いる方法に加えて、中央値や四分位値等の順序統計量を比較評価する方法がある。以下では、順序統計量を用いて評価する2つの方法を示す。
<方法1:変換処理を実施した故障時間の経験分布を用いた評価>
故障時間評価部14は、経験分布を算出し評価する。
故障時間は数分程度の短時間の事象の頻度が高く、数時間に及ぶような長時間の故障の頻度は極めて低い。
しかしながら、数時間以上も継続するような故障も発生する可能性があるため、故障時間の対数値を算出することで、故障時間の統計的な特徴を明らかにする。ここでは、対数変換処理として、底の値を10として実施する。対数変換処理を実施した数例を以下のように、
Log(d(1)), Log(d(1)),Log(d(1)),…, Log(d(2)), Log(d(2)), Log(d(2)),…, Log(d(i)), Log(d(i)), Log(d(i)),…, Log(d(k)), Log(d(k)), Log(d(k)),…
記号の簡易化のために、Log(d(1))=l(1),Log(d(i))=l(i),Log(d(k))=l(k)と表す。このとき、故障時間の数列は、以下となる。
l(1),l(1),l(1),…,l(2),l(2),l(2),…,l(i),l(i),l(i),…,l(k),l(k),l(k)
また、故障が発生した装置や故障事象の違いに伴う時間のばらつきを考慮して、故障時間の対数値の算出結果に対して、経験分布を算出する。経験分布は各故障時間の値に対する累積度数の相対値(相対累積度数)を用いて算出する。ここで、故障時間に対する経験分布の算出方法を補足的に記載する。
故障時間の数列の数は、(n(1)+n(2)+n(3)+…+n(i)+…+n(k))個であるため、この和をNとする。故障時間の数例を順に並べなおす。このとき、昇順に並べなおした数列を以下のように表す。
m(1),m(2),m(3),m(4),m(5),…,m(N)
ここで、j番目の故障時間をm(j)とすると、m(j)≦m(j+1)≦m(j+2)となる。
各データに対する相対度数は1/Nとなるため、各データに対する相対累積度数はj/Nとなる。j番目の故障時間に対する相対累積度数は(m(j),j/N)と表されるので、j=1,2,…,Nについて、故障時間と相対累積度数のデータセットをプロットすることで、故障時間に対する経験分布の算出結果を図6のようにグラフ化することができる。図6は、故障時間に対する経験分布(累積相対度数)の算出結果のイメージである。
ステップ200において、影響ユーザ数を用いて故障時間データの変換処理を行っているため、データ値が同一であり、m(j)=m(j+1)=m(j+2)=…となるデータのセットが複数存在する。図6では、点列の分布状況を記載していないため、注意として補足する。
次に、ステップ100で入力された評価基準値(累積相対度数)を用いて故障時間の統計値を評価する。評価基準値をα(0<α≦1)とし、相対累積度数が評価基準値を最初に超える点をj=hと定義する。つまり、α≦h/Nとなる最小のhを設定する。評価基準値αの値としては、例えば、0.9(90%)であったり、0.75(75%)というような値を設定することが多く、通常、0.5より大きい値を設定する。故障時間と経験分布と評価基準値との対応関係を図7に示す。
ここで、m(h)が評価基準値に対する故障時間の評価値(統計値)となるため、m(h)の大きさを評価する。m(h)は対数変換値であり、底数は10であるため、m(h)が2.0であれば、故障時間の統計値が100分となり、故障が長時間化していると評価することができる。ここでは、m(h)の大きさを比較する基準は事前に設定されているものとし、本例では、評価基準値を2.0とする。m(h)が2.0を超えれば、m(h)は大きい、すなち、「故障時間は長い」と評価する。よって、m(h)≧2.0となれば、故障時間は長いと評価される。
<方法2:変換処理を実施した故障時間の統計値と変換処理を実施していない故障時間の統計値の比較による評価>
変換処理を実施した故障時間の統計値と変換処理を実施していない故障時間の統計値の比較によって評価する方法を以下に示す。
故障時間に対する経験分布(相対累積度数)は、方法1と同様の方法で算出する。算出手順についてはここでは省略する。
方法1と同様に、影響ユーザ数を考慮して変換処理を実施した故障時間データについて、対数変換処理を実施し、昇順に並べた故障時間データをm(j)とし、影響ユーザ数による変換処理を実施せずに対数変換処理を実施し、昇順に並べた故障時間データをd'(s)とする。
ステップ100で入力された評価基準値(累積相対度数)α(0<α≦1)を設定し、方法1と同様に相対累積度数が評価基準値を最初に超える点(α≦h/Nとなる最小のh)を設定する。
同様に、影響ユーザ数による変換処理を実施していない故障時間データの経験分布は(d'(s),s/k) s=1,2,3,…,kとなり、α≦h'/kとなる最小のh'を設定する。
変換処理実施及び実施なしの故障時間の経験分布と評価基準値との対応関係を図8に示す。
m(h)とd'(h')との大小関係を比較し、m(h)が大きくなる場合には、故障時間が長いと評価する。M及びd'は対数変換値であり、底数は10であるため、有意な差が有ると見做せるのは、両者の差が1.0(対数変換前のデータについて10分)以上となる場合である。よって、
m(h)−d'(h')≧1.0
となる場合には、故障時間が長いと評価する。
以降の手順は、方法1及び方法2どちらの場合も共通であるため、その記載を省略する。
ステップ400)評価結果表示:
故障時間評価部14は、ステップ300にて評価された結果を表示装置30に表示する。
表示する評価結果としては、以下のものであり、以下の全ての項目、あるいはいくつかの項目を組み合わせたものである。
・故障時間の評価値が基準値内か否か(例えば、基準値内の場合には"○"、基準値以外の場合には"×")を出力する。
・ステップ300において算出された統計値:m(h),d'(h'),m(h)−d'(h')
上記のように、本発明は、ネットワーク装置、伝送路、及び、それらの構成要素に発生する故障、及び停止事象に起因するサービスの中断や停止によるユーザへの影響を評価し、運用中のネットワークの故障情報と評価基準値をもとにネットワークが所定の信頼性条件を満たすか否かを評価することによって信頼性の高い、あるいはネットワークの運用管理者が所望する信頼性を有するネットワークの管理を実施するために、ネットワークを構成する装置や伝送路、構成要素の故障情報を収集し、ネットワークの故障時間を評価する。
また、ネットワーク運用管理者が所望する時点を起点とし、故障による影響ユーザ数を元に故障時間データの変換処理を実施し、変換した故障時間データを評価し、評価結果を表示する。
これにより、ネットワーク管理を実施するにあたり、故障時間の定量的な評価結果に基づいたネットワーク管理を行うことが可能である。また、故障による影響を被ったユーザ数を考慮することによって、故障によるユーザへの影響の軽減の観点で、故障時間の良否を評価することが可能となる。
また、故障時間の経験分布を算出し、評価することによって、故障発生装置や故障事象の違いに伴う故障時間の広がり(ばらつき)を考慮することが可能となるため、極めて稀な事象や頻度の高い事象の発生する状況を考慮することによって、対策実施の効果の定量化や対策実施の優先度付けをすることが可能である。よって、ネットワークの信頼度向上に効果の大きい対策の立案や改善効果の大きい装置の選定が可能であり、ネットワークの信頼度が向上する。
また、ネットワークにおける故障が長時間化することを回避する仕組みをネットワーク運用管理者に提供できる。
さらに、ネットワークの故障時間の良否を定量的に評価することができるため、ネットワーク運用管理を行う場合に、故障発生時における迅速な復旧措置の決定や、ユーザへの影響を軽減する故障対策を事前に決定するための指標を与えることができる。
また、故障発生時のユーザへの影響を軽減するための予防措置を検討するための指標を与えることができる。
なお、上記の図1に示すネットワーク評価装置の各構成要素の動作をプログラムとして構築し、ネットワーク評価装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
10 ネットワーク評価装置
11 受信部
12 ネットワーク故障情報DB
13 故障時間データ変換部
14 故障時間評価部
20 入出力手段
30 表示装置

Claims (5)

  1. 伝送装置、転送装置、装置間を接続するリンクを構成する伝送路や設備を有し、ネットワークプロトコルによって実現される通信ネットワークにおいて、ネットワークを評価するネットワーク評価装置であって、
    前記ネットワークの構成要素毎の故障の影響を受ける影響ユーザ数を含むネットワーク故障情報が与えられると、ネットワーク故障情報記憶手段に格納するネットワーク故障情報取得手段と、
    前記ネットワーク故障情報記憶手段から評価対象期間において発生したネットワーク故障情報を取得して、各故障の故障時間データを、前記影響ユーザ数に基づいて昇順の数列に変換する故障時間データ変換手段と、
    数列に変換された故障時間データと、与えられた評価基準値を用いて故障時間の統計値を評価する故障時間評価手段と、
    前記故障時間評価手段で評価された結果を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記故障時間データ変換手段は、
    前記評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間をd(i)、i番目の故障の影響ユーザ数をn(i)(i=1,2,…k)とし、各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定した数列(d(1),d(2),…,d(k),d(k),d(k)…)を生成し、該数列を対数変換処理し、故障時間の数列を昇順に並べ替え、昇順に並び替えた故障時間の数列と故障時間の数列の総数N(Nは、N=(n(1)+n(2)+…+n(k))による相対累積度数(i/N)のデータセットを生成する手段を含み、
    前記故障時間評価手段は、
    前記評価基準値をαとし、αh/Nとなる最小のhを設定し、故障時間の評価値が該評価基準値内か否かにより故障時間の大小を評価する手段を含むことを特徴とするネットワーク評価装置。
  2. 伝送装置、転送装置、装置間を接続するリンクを構成する伝送路や設備を有し、ネットワークプロトコルによって実現される通信ネットワークにおいて、ネットワークを評価するネットワーク評価装置であって、
    前記ネットワークの構成要素毎の故障の影響を受ける影響ユーザ数を含むネットワーク故障情報が与えられると、ネットワーク故障情報記憶手段に格納するネットワーク故障情報取得手段と、
    前記ネットワーク故障情報記憶手段から評価対象期間において発生したネットワーク故障情報を取得して、各故障の故障時間データを、前記影響ユーザ数に基づいて昇順の数列に変換する故障時間データ変換手段と、
    数列に変換された故障時間データと、与えられた評価基準値を用いて故障時間の統計値を評価する故障時間評価手段と、
    前記故障時間評価手段で評価された結果を出力する出力手段と、
    を有し、
    前記故障時間データ変換手段は、
    前記評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間をd(i)、i番目の故障の影響ユーザ数をn(i)(i=1,2,…k)とし、各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定した数列(d(1),d(2),…,d(k),d(k),d(k)…)を生成し、該数列を対数変換処理し、故障時間の数列を昇順に並べ替え、昇順に並び替えた故障時間データをm(j)とし、前記影響ユーザ数による変換処理を実施せずに、対数変換処理を実施して昇順に並べた故障時間データをd'(s)とし、故障時間の数列の総数N(Nは、N=(n(1)+n(2)+…+n(k))による相対累積度数(i/N)のデータセットを生成する手段を含み、
    前記故障時間評価手段は、
    前記評価基準値をαとし、α≦h/Nとなる最小のhを設定し、前記影響ユーザ数による変換処理を行っていない故障データの経験分布(d'(s),s/k s=1,2,3,…,k)を求め、α≦h'/kとなる最小のh'を設定し、m(h)とd'(h)の大小を評価し、m(h)>d'(h)となる場合に故障時間が長いと判断する手段を含むことを特徴とするネットワーク評価装置
  3. 伝送装置、転送装置、装置間を接続するリンクを構成する伝送路や設備を有し、ネットワークプロトコルによって実現される通信ネットワークにおいて、ネットワークを評価するネットワーク評価方法であって、
    前記ネットワークの構成要素毎の故障の影響を受ける影響ユーザ数を含むネットワーク故障情報が与えられると、ネットワーク故障情報記憶手段に格納するネットワーク故障情報取得ステップと、
    前記ネットワーク故障情報記憶手段から評価対象期間において発生したネットワーク故障情報を取得して、各故障の故障時間データを、前記影響ユーザ数に基づいて昇順の数列に変換する故障時間データ変換ステップと、
    数列に変換された故障時間データと、与えられた評価基準値を用いて故障時間の統計値を評価する故障時間評価ステップと、
    前記故障時間評価ステップで評価された結果を出力する出力ステップと、
    を行い、
    前記故障時間データ変換ステップにおいて、
    前記評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間をd(i)、i番目の故障の影響ユーザ数をn(i)(i=1,2,…k)とし、各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定した数列(d(1),d(2),…,d(k),d(k),d(k)…)を生成し、該数列を対数変換処理し、故障時間の数列を昇順に並べ替え、昇順に並び替えた故障時間の数列と故障時間の数列の総数N(Nは、N=(n(1)+n(2)+…+n(k))による相対累積度数(i/N)のデータセットを生成し、
    前記故障時間評価ステップにおいて、
    前記評価基準値をαとし、αh/Nとなる最小のhを設定し、故障時間の評価値が該評価基準値内か否かにより故障時間の大小を評価することを特徴とするネットワーク評価方法。
  4. 伝送装置、転送装置、装置間を接続するリンクを構成する伝送路や設備を有し、ネットワークプロトコルによって実現される通信ネットワークにおいて、ネットワークを評価するネットワーク評価方法であって、
    前記ネットワークの構成要素毎の故障の影響を受ける影響ユーザ数を含むネットワーク故障情報が与えられると、ネットワーク故障情報記憶手段に格納するネットワーク故障情報取得ステップと、
    前記ネットワーク故障情報記憶手段から評価対象期間において発生したネットワーク故障情報を取得して、各故障の故障時間データを、前記影響ユーザ数に基づいて昇順の数列に変換する故障時間データ変換ステップと、
    数列に変換された故障時間データと、与えられた評価基準値を用いて故障時間の統計値を評価する故障時間評価ステップと、
    前記故障時間評価ステップで評価された結果を出力する出力ステップと、
    を行い、
    前記故障時間データ変換ステップにおいて、
    前記評価対象期間において発生したi番目の故障の故障時間をd(i)、i番目の故障の影響ユーザ数をn(i)(i=1,2,…k)とし、各故障時間d(i)をそれぞれn(i)個設定した数列(d(1),d(2),…,d(k),d(k),d(k)…)を生成し、該数列を対数変換処理し、故障時間の数列を昇順に並べ替え、昇順に並び替えた故障時間データをm(j)とし、前記影響ユーザ数による変換処理を実施せずに、対数変換処理を実施して昇順に並べた故障時間データをd'(s)とし、故障時間の数列の総数N(Nは、N=(n(1)+n(2)+…+n(k))による相対累積度数(i/N)のデータセットを生成し、
    前記故障時間評価ステップにおいて、
    前記評価基準値をαとし、α≦h/Nとなる最小のhを設定し、前記影響ユーザ数による変換処理を行っていない故障データの経験分布(d'(s),s/k s=1,2,3,…,k)を求め、α≦h'/kとなる最小のh'を設定し、m(h)とd'(h)の大小を評価し、m(h)>d'(h)となる場合に故障時間が長いと判断することを特徴とするネットワーク評価方法。
  5. コンピュータを、
    請求項1又は2に記載のネットワーク評価装置の各手段として機能させるためのネットワーク評価プログラム。
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