JP6082721B2 - 周辺露光装置用の光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板等、感光性レジストを塗布した基板の端縁部周辺に光を照射して、該端縁部の不要レジストを除去するための露光を行う周辺露光装置に用いられる光照射装置に関するものである。
従来、IC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integrated circuit)等の半導体の製造工程においては、半導体ウエハの表面に感光性のレジストを塗布し、このレジスト層にマスクを介して露光・現像することにより、回路パターンを形成することが行われている。
半導体ウエハの表面にレジストを塗布する方法としては、一般に、ウエハを回転台上に載置し、このウエハの表面の中心付近にレジストを滴下して回転させ、遠心力によってウエハの表面全体にレジストを塗布するスピンコート法が用いられている。
このようなスピンコート法においては、レジストは、ウエハ中央部の回路パターン形成領域だけではなく、回路パターンが形成されていないウエハの端縁部にも塗布されることになるが、ウエハの端縁部は、ウエハを搬送するために搬送装置等によって把持されることが多く、ウエハの端縁部のレジストを残したままにしておくと、ウエハの搬送中にその一部が剥がれ、欠落するといった問題がある。そして、ウエハの端縁部のレジストが欠落し、それがウエハの回路パターン形成領域に付着してしまうと、所望の回路パターンが形成されず、歩留まりが低下するといった問題が発生する。このため、一般に、ウエハの端縁部を含むその周辺に光を照射する周辺露光装置を使用してレジストの露光を行い、ウエハの端縁部に塗布された不要レジストを除去することが行われている。このような周辺露光装置用の光照射装置は、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の周辺露光装置(エッジ露光装置)用の光照射装置は、内部にランプを有する光源ユニットと、光源ユニットから出射される光を導光する第1ライトガイドと、第1ライトガイドから出射される光を混合する光混合光学素子(石英ロッド)と、光混合光学素子から出射される光を導光する第2ライトガイドと、第2ライトガイドからの光を基板の端縁部に投影する照射ヘッドとを備えており、ランプから照射される光が基板の端縁部の所定エリアに集光するように構成されている。
このような周辺露光装置による露光後、エッチング等によってウエハの端縁部の不要レジストが除去されるが、不要レジストが完全に除去されず、ウエハ上に薄く残ってしまうと(いわゆるグレーゾーンと呼ばれる領域が生じてしまうと)、後工程におけるレジストの欠落の原因となる。このため、不要レジストが除去された後のレジスト端部の断面形状(つまり、回路パターン形成領域に残るレジスト端部の断面形状)は、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)形状となることが望ましい。
このようなグレーゾーン領域の発生は、周辺露光装置から基板の端縁部に投影される光の照射強度分布に起因する。つまり、周辺露光装置から基板の端縁部に投影される光の照射強度分布が、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間でなだらかに変化するものであると、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で露光の不十分な領域ができてしまい、回路パターン形成領域に残るレジスト端部の断面形状もなだらかなものとなってしまう(つまり、グレーゾーン領域が発生する)ため、周辺露光装置から基板の端縁部に投影される光の照射強度分布は、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)のが望ましい。このため、特許文献1に記載の周辺露光装置においては、照射ヘッド内に矩形形状のスリットを形成し、光混合光学素子によってミキシングされた光が、スリットを通して基板に投影されるように構成されている。
特許第3947365号明細書
特許文献1に記載の周辺露光装置用の光照射装置によれば、基板に投影される光は、スリットを通過して、ある程度拡がり角が制限された矩形状の光束(つまり、略平行光束)だけとなるため、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で比較的急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布となり、グレーゾーン領域の発生がある程度抑制される。
しかしながら、昨今、ウエハ上に形成される回路はますます集積化され、回路パターンも微細化されていることから、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で従来よりもさらに急峻に立ち上がる(つまり、よりダレの少ない)照射強度分布の光を投影可能な周辺露光装置用の光照射装置が求められている。
基板に投影される光の照射強度分布が、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で、より急峻に立ち上がるようにするためには、基板に投影される光の照射強度自体を高めることも有効であるが、必要以上に照射強度を高めると、光学部品やレジスト面での反射等によって意図しない迷光が発生し、当該迷光が回路パターン形成領域に照射されると、いわゆるパターン倒れが発生し、所望の解像度の回路パターンが得られないといった問題が発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パターン倒れの発生を抑えつつも、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で急峻に立ち上がる照射強度分布を有する光を照射可能な周辺露光装置用の光照射装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の周辺露光装置用の光照射装置は、光を出射する光源を備え、該光を被照射対象物の端縁部周辺に照射して該端縁部の露光を行う周辺露光装置用の光照射装置であって、光源は、光を放射する放電ランプと、放電ランプからの光を導光する複数の光ファイバー素線からなるライトガイドと、を備え、ライトガイドは、複数の光ファイバー素線が円形に束ねられ放電ランプからの光が入射する光入射面と、複数の光ファイバー素線が矩形状に束ねられ放電ランプから入射した光を出射する光出射面と、を有し、光出射面は、光入射面において中心部に位置する複数の光ファイバー素線の一部が配置された第1の領域と、光入射面において周辺部に位置する複数の光ファイバー素線の一部が配置された第2の領域と、からなり、被照射対象物の端縁部周辺において、第1の領域から出射された光が、第2の領域から出射された光よりも被照射対象物の内側に位置し、被照射対象物の端縁部周辺における光の強度が、被照射対象物の内側から外側に向かうにつれて低くなるように構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、被照射対象物の端縁部周辺に対して、急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布の光が照射されるため、回路パターン形成領域のレジストを正確に残しつつ、被照射対象物の端縁部のレジストを正確に除去することができる。また、被照射対象物の端縁部周辺における光の強度が、被照射対象物の内側から外側に向かうにつれて低くなるように構成されているため、光学部品やレジスト面での反射等による意図しない迷光の発生が抑制され、いわゆるパターン倒れの発生も抑制される。
また、複数の光ファイバー素線がランダムに配置されるように構成することができる。
また、第1の領域から出射された光は、被照射対象物上を照射するように構成することが望ましい。
また、第2の領域から出射された光の少なくとも一部が、被照射対象物の外側を照射するように構成することが望ましい。
また、第1の領域と第2の領域の大きさが略等しくなるように構成することができる。
また、光出射面から出射された光を混合して出射する断面が略矩形状の光混合器をさらに備えることが望ましい。また、この場合、光混合器は、第1の領域から出射された光と、第2の領域から出射された光とを混合するガラスロッドで構成することができる。また、光混合器は、第1の領域から出射された光を混合する第1ガラスロッドと、第2の領域から出射された光を混合する第2ガラスロッドと、を有する構成とすることもできる。
また、光は、少なくとも被照射対象物に塗布されたレジスト層に作用する光の波長を含むことが望ましい。
以上のように、本発明によれば、パターン倒れの発生を抑えつつも、回路パターン形成領域とウエハの端縁部との間で急峻に立ち上がる照射強度分布を有する光を照射可能な周辺露光装置用の光照射装置が実現される。
本発明の第1の実施形態に係る光照射装置が搭載された周辺露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光照射装置に備えられたライトガイドの構成を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る光照射装置に備えられたライトガイドの入射端面に入射する光の照射強度分布を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る光照射装置に備えられた第1ガラスロッド及び第2ガラスロッドをライトガイドの出射端面側から見たときの図である。 本発明の第1の実施形態に係る光照射装置から基板の端縁部周辺に投影される光の照射パターンを説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る光照射装置から基板の端縁部周辺に投影される照射パターンの照射強度分布を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る光照射装置が搭載された周辺露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る光照射装置に備えられたライトガイドの構成を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る光照射装置に備えられた第1ガラスロッド及び第2ガラスロッドをライトガイドの出射端面側から見たときの図である。 本発明の第2の実施形態に係る光照射装置から基板の端縁部周辺に投影される光の照射パターンを説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係る光照射装置が搭載された周辺露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る光照射装置から基板の端縁部周辺に投影される光の照射パターンを説明する図である。 本発明の第4の実施形態に係る光照射装置が搭載された周辺露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る光照射装置の内部構成を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光照射装置100が搭載された周辺露光装置1の主要部の概略構成を示す図であり、図1(a)は、周辺露光装置1の平面図であり、図1(b)は、周辺露光装置1の側面図である。本実施形態の周辺露光装置1は、円盤状の基板Wを回転させつつ、基板Wの端縁部周辺に光を照射して端縁部の不要レジストを除去するための露光を行う装置であり、主として基板Wを回転させる回転機構10と、光の照射を行う光照射装置100とを備えている。なお、図1には、説明の便宜のため、基板Wの表面(つまり、水平面)と平行で、かつ互いに直交する2軸をX軸及びY軸とし、X軸及びY軸に直交する軸をZ軸とするXYZ直交座標系を付し、以下、適宜XYZ直交座標系を用いて説明する。
回転機構10は、スピンモータ12、モータ軸14およびスピンチャック16を備えて
いる。スピンチャック16は、モータ軸14を介してスピンモータ12と連結され、モータ軸14の回転に伴って回転する円盤状の部材であり、基板Wの中心Cがスピンモータ12の回転軸AX上に配置されるように基板Wを裏面から真空吸着して略水平姿勢にて保持している。従って、スピンモータ12の回転動作はモータ軸14を介してスピンチャック16に伝達され、スピンチャック16に保持された基板WはXY平面内で回転する。
光照射装置100は、基板Wの端縁部周辺に光を照射する装置であり、光源ユニット110と、ライトガイド120と、照射ヘッド130とを備えている。
光源ユニット110は、放電ランプ112と、放電ランプ112から放射された光Lを反射する楕円ミラー114と、放電ランプ112及び楕円ミラー114を収容するケース116とを備えている。また、ケース116の前面パネル116aには、ライトガイド120の第1コネクタ122(後述)と連結し、ライトガイド120の基端部側(入射端面120a側)を支持、固定する固定部材118が取り付けられている。
放電ランプ112は、水銀や希ガス等からなる放電媒体が封入され、紫外線波長領域に発光スペクトルを有する、いわゆるUVランプであり、放電ランプ112のアーク輝点が楕円ミラー114の第1焦点位置と略一致するように配置されている。
楕円ミラー114は、放電ランプ112から放射された光Lをライトガイド120に向けて反射する碗型のミラーであり、本実施形態においては、楕円ミラー114によって反射された光Lがライトガイド120の入射端面120a上において略円形に集光するように構成されている。
ライトガイド120は、放電ランプ112から放射された光LをX軸方向に沿って導光する導光部材であり、n本(例えば、500本)の光ファイバー素線121が束ねられて構成されている。ライトガイド120(つまり、n本の光ファイバー素線121)の外周面は不図示のチューブによって覆われており、ライトガイド120の基端部側(入射端面120a側)の外周面には、固定部材118に連結可能な第1コネクタ122が取り付けられている。また、ライトガイド120の先端部側(出射端面120b側)の外周面には、照射ヘッド130に連結可能な第2コネクタ124が取り付けられている。図1に示すように、第1コネクタ122が固定部材118に連結されると、ライトガイド120の入射端面120aがケース116内に収容されて楕円ミラー114の第2焦点に配置され、楕円ミラー114によって反射された光Lがライトガイド120(つまり、n本の光ファイバー素線121)内に入射する。
図2は、本実施形態のライトガイド120における光ファイバー素線121のレイアウトを説明する図であり、図2(a)は、入射端面120aを放電ランプ112側から見たときの図であり、図2(b)は、出射端面120bを照射ヘッド130側から見たときの図である。
図2(a)に示すように、本実施形態のライトガイド120の入射端面120aにおいては、n本の光ファイバー素線121が略円形状に束ねられており、略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121が中心部A1(例えば、入射端面120aの中心から半径3mmの部分)に配置され、略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121が周辺部A2(図2(a)においてグレーで示す部分)に配置されている。
また、図2(b)に示すように、本実施形態のライトガイド120の出射端面120bにおいては、n本の光ファイバー素線121が略矩形状に束ねられており、入射端面120aにおいて中心部A1に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121が矩形の第1領域B1にランダムミックス配列で配置され、入射端面120aにおいて周辺部A2に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121が矩形の第2領域B2(図2(b)においてグレーで示す部分)にランダムミックス配列で配置されている。
このように、本実施形態のライトガイド120においては、入射端面120aにおいて中心部A1に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121と、入射端面120aにおいて周辺部A2に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121とが、出射端面120bにおいて異なる領域(つまり、第1領域B1及び第2領域B2)に振り分けられて配置されている。
図3は、ライトガイド120の入射端面120aに入射する光Lの照射強度分布を示すグラフであり、横軸は入射端面120aの中心を0mmとする距離(mm)であり、縦軸は最大強度を1.0としたときの相対強度である。図3に示すように、ライトガイド120の入射端面120aに入射する光Lは、入射端面120aの中心をピークとする山型の照射強度分布を有しているため、入射端面120aの中心部A1(入射端面120aの中心からの距離が3mm以内の部分)に配置された光ファイバー素線121には、相対強度が0.5以上の光Lが入射し、入射端面120aの周辺部A2(入射端面120aの中心からの距離が3mmより離れた部分)に配置された光ファイバー素線121には、相対強度が0.5以下の光Lが入射する。従って、ライトガイド120の出射端面120bの第1領域B1及び第2領域B2からは、それぞれ異なる照射強度の光Lが出射される。
照射ヘッド130は、ライトガイド120の第2コネクタ124と連結されて、ライトガイド120の先端部側(出射端面120b側)を収容し、出射端面120bから出射される光Lを基板Wの端縁部周辺に導光して投影する部材である(図1)。図1に示すように、照射ヘッド130は、出射端面120bの第1領域B1から出射される光Lを導光する第1ガラスロッド131と、出射端面120bの第2領域B2から出射される光Lを導光する第2ガラスロッド132と、第1ガラスロッド131及び第2ガラスロッド132から出射される光Lを基板Wの端縁部周辺に投影するレンズ133、134と、レンズ133とレンズ134の間に配置され、レンズ133から出射される光Lの光路を90度折り曲げる反射ミラー135とを備えている。なお、本実施形態の照射ヘッド130は、不図示のアームによって基板Wの上方に固設されている。また、本実施形態においては、照射ヘッド130と基板Wの間に、矩形状のスリット(不図示)が形成されたスリットマスク20が配設されており、照射ヘッド130から出射された光Lがスリットマスク20に形成された矩形状のスリット(不図示)を通ることにより、迷光等が除去されて、所定の矩形状の照射パターンPAが基板Wの端縁部周辺に投影されるようになっている(図4)。
図4は、本実施形態の第1ガラスロッド131及び第2ガラスロッド132をライトガイド120の出射端面120b側から見たときの図である。図1(b)及び図4に示すように、第1ガラスロッド131は、その断面が出射端面120bの第1領域B1と略同一の形状を有する四角柱状のガラスロッドであり、第1領域B1から出射される光Lを混合しつつX軸方向に沿って導光し、レンズ133に向けて出射する。また、第2ガラスロッド132は、その断面が出射端面120bの第2領域B2と略同一の形状を有する四角柱状のガラスロッドであり、第2領域B2から出射される光Lを混合しつつX軸方向に沿って導光し、レンズ133に向けて出射する。
図1(b)に示すように、レンズ133を透過した光Lは、反射ミラー135によってZ軸方向(つまり、図1(b)において下向き)に反射され、レンズ134、スリットマスク20の矩形状のスリット(不図示)を通って、基板Wの端縁部周辺に投影される。本実施形態のレンズ133、134は、いわゆる投影光学系を構成するレンズであり、第1ガラスロッド131及び第2ガラスロッド132から出射された光Lの光束を所定の倍率で拡大(又は縮小)して、基板Wの端縁部周辺に投影する。なお、図1(b)においては、本実施形態のレンズ133、134は、それぞれ両凸レンズとして示しているが、このような構成に限定されるものではなく、両凸レンズ、平凸レンズ、メニスカスレンズ等を組み合わせたレンズ群で構成することもできる。
なお、上述のように、本実施形態においては、迷光等を除去する目的で照射ヘッド130と基板Wの間にスリットマスク20を配設しているが、迷光等の不要な光が問題とならない場合にはスリットマスク20は不要であり、レンズ134を透過した光L(つまり、矩形状の光束)を直接基板Wに投影する構成とすることもできる。
図5は、本実施形態の光照射装置100から基板Wの端縁部周辺に投影される光Lの照射パターンPAを説明する図である。上述したように、本実施形態においては、ライトガイド120の出射端面120bから出射された光Lが第1ガラスロッド131及び第2ガラスロッド132を通り、所定の倍率で拡大(又は縮小)され、スリットマスク20の矩形状のスリット(不図示)を通って基板Wの端縁部周辺に投影されるため、図5に示すように、スリットマスク20のスリット(不図示)と略同一の大きさの矩形状の照射パターンPAが基板Wの端縁部周辺に投影される。なお、上述したように、照射パターンPAは、第1ガラスロッド131を通った光Lと第2ガラスロッド132を通った光Lとが合わさって形成されるものであるが、レンズ133を通りX軸方向に沿って進む光Lは、反射ミラー135によって下向き(つまり、Z軸方向)に折り曲げられるため、第1ガラスロッド131を通った光L(つまり、出射端面120bの第1領域B1から出射された光L)によって形成される第1照射パターンPA1が、第2ガラスロッド132を通った光L(つまり、出射端面120bの第2領域B2から出射された光L)によって形成される第2照射パターンPA2よりも基板Wの内側に位置することとなる。そして、図5に示すように、本実施形態においては、第1照射パターンPA1と第2照射パターンPA2との境界線が基板Wの接線と略一致し、第1照射パターンPA1が基板Wの回路パターン形成領域CAと基板Wの端縁部との間に位置するように、照射ヘッド130が基板Wの上方に位置決めされて固定されている。
図6は、基板Wの端縁部周辺に投影される照射パターンPAのX軸方向の照射強度分布を示すグラフであり、横軸は第1照射パターンPA1と第2照射パターンPA2との境界線(つまり、基板Wの接線)の位置を0mmとするX軸方向の距離(mm)であり、縦軸は最大強度を1.0としたときの相対強度である。上述したように、本実施形態においては、ライトガイド120の入射端面120aの中心部A1に配置された光ファイバー素線121には、相対強度が0.5以上の光Lが入射し、周辺部A2に配置された光ファイバー素線121には、相対強度が0.5以下の光Lが入射するため、ライトガイド120の出射端面120bの第1領域B1から出射される光Lの照射強度は、第2領域B2から出射される光Lの照射強度よりも高くなる。従って、図6に示すように、第1領域B1から出射される光Lによって形成される第1照射パターンPA1の照射強度(つまり、図6の距離0mmから2mmの範囲の照射強度)は、第2領域B2から出射される光Lによって形成される第2照射パターンPA2の照射強度(つまり、図6の距離−2mmから−0.2mmの範囲の照射強度)よりも高くなり、基板Wの回路パターン形成領域CAの端部(図5)に相当する位置において(つまり、図6の距離2mmの位置において)急峻に立ち上がる照射強度分布になっている。
また、上述したように、第1領域B1及び第2領域B2に配置される光ファイバー素線121は、それぞれランダムミックス配列されているため、第1領域B1及び第2領域B2から出射される光Lの照射強度は平均化される。従って、第1領域B1から出射される光Lによって形成される第1照射パターンPA1の照射強度はX軸方向及びY軸方向において略均一となり、同様に、第2領域B2から出射される光Lによって形成される第2照射パターンPA2の照射強度もX軸方向及びY軸方向において略均一となる。
なお、本実施形態においては、第2照射パターンPA2の照射強度は、第1照射パターンPA1の照射強度に対して約0.3倍の強度となっているが、基板Wの端縁部周辺の不要レジストを除去するために最低限必要な照射強度に設定されている。
このように、本実施形態の光照射装置100においては、ライトガイド120の入射端面120aにおいて中心部A1に配置されている光ファイバー素線121と、入射端面120aにおいて周辺部A2に配置されている光ファイバー素線121とを、出射端面120bにおいて異なる領域(つまり、第1領域B1及び第2領域B2)に振り分けて配置することにより、基板Wの内側において照射強度が高く、基板Wの回路パターン形成領域CAの端部において急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布の照射パターンPAを基板Wの端縁部周辺に投影している。このため、回路パターン形成領域CAのレジストを正確に残しつつ、基板Wの端縁部のレジストを正確に除去することができる。
また、基板Wの外側に位置する第2照射パターンPA2の照射強度は、基板Wの端縁部周辺の不要レジストを除去するために最低限必要な照射強度に設定されている(つまり、抑えられている)ため、光学部品やレジスト面での反射等による意図しない迷光の発生が抑制され、いわゆるパターン倒れの発生も抑制される。
以上が本実施形態の説明であるが、本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。
例えば、本実施形態の周辺露光装置1は、円盤状の基板Wの端縁部周辺に光を照射するものとして説明したが、基板Wはオリエンテーション・フラット部を有する形状であってもよく、また液晶等に用いられる矩形形状の基板であってもよい。なお、基板Wが矩形形状である場合には、基板Wを回転させる回転機構10に代えて、基板WをXY平面内で移動させるXYステージを用い、照射ヘッド130から出射された光Lが基板Wの端縁部に沿って相対的に移動するようにXYステージを移動させればよい。
また、本実施形態のライトガイド120においては、ライトガイド120の入射端面120aにおいて中心部A1に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121を出射端面120bの第1領域B1に振り分け、入射端面120aにおいて周辺部A2に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線121を、出射端面120bの第2領域B2に振り分ける構成としたが、このような振り分けに限定されるものではなく、基板Wの内側において照射強度が最も高くなり、基板Wの回路パターン形成領域CAの端部において急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布の照射パターンPAが形成されるように振り分ければよい。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る光照射装置200が搭載された周辺露光装置2の主要部の概略構成を示す図であり、図7(a)は、周辺露光装置2の平面図であり、図7(b)は、周辺露光装置2の側面図である。図7に示すように、本実施形態の周辺露光装置2は、照射ヘッド230及び回転機構10がY軸方向に沿って並び、照射ヘッド230から出射される光Lが基板WのY軸方向の端縁部周辺に投影される点で第1の実施形態の周辺露光装置1と異なる。また、照射ヘッド230から出射される光Lの投影位置が異なることに伴い、ライトガイド220及び照射ヘッド230の構成が第1の実施形態のライトガイド120及び照射ヘッド130と異なっている。以下、第1の実施形態と異なる点について詳述する。
図8は、本実施形態のライトガイド220における光ファイバー素線221のレイアウトを説明する図であり、図8(a)は、入射端面220aを放電ランプ112側から見たときの図であり、図8(b)は、出射端面220bを照射ヘッド230側から見たときの図である。また、図9は、本実施形態の照射ヘッド230の第1ガラスロッド231及び第2ガラスロッド232をライトガイド220の出射端面220b側から見たときの図である。
図8(a)に示すように、本実施形態のライトガイド220は、第1の実施形態のライトガイド120と同様、入射端面220aにおいて、n本の光ファイバー素線221が略円形状に束ねられており、略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線221が中心部A1(例えば、入射端面220aの中心から半径3mmの部分)に配置され、略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線221が周辺部A2(図8(a)においてグレーで示す部分)に配置されている。
しかしながら、図8(b)に示すように、本実施形態のライトガイド220の出射端面220bにおいては、入射端面220aにおいて中心部A1に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線221がランダムミックス配列で配置される第1領域B1と、入射端面220aにおいて周辺部A2に配置されている略n/2本(つまり、略250本)の光ファイバー素線221がランダムミックス配列で配置される第2領域B2(図8(b)においてグレーで示す部分)とが、左右方向(つまり、Y軸方向)に並んで配置されている点で、第1の実施形態のライトガイド120とは異なる。
そして、図7(a)及び図9に示すように、本実施形態の第1ガラスロッド231及び第2ガラスロッド232も、第1領域B1及び第2領域B2の配置に合わせて、左右方向(つまり、Y軸方向)に並んで配置されている。
図10は、本実施形態の光照射装置200から基板Wの端縁部周辺に投影される光Lの照射パターンPAを説明する図である。上述したように、本実施形態においては、ライトガイド220の出射端面220bの第1領域B1及び第2領域B2がY軸方向に並び、また第1ガラスロッド231及び第2ガラスロッド232もY軸方向に並んでいるため、図10に示すように、第1ガラスロッド231を通った光L(つまり、出射端面220bの第1領域B1から出射された光L)によって形成される第1照射パターンPA1及び第2ガラスロッド232を通った光L(つまり、出射端面220bの第2領域B2から出射された光L)によって形成される第2照射パターンPA2もY軸方向に並ぶ。そして、第1の実施形態と同様、第1照射パターンPA1が第2照射パターンPA2よりも基板Wの内側に位置し、第1照射パターンPA1と第2照射パターンPA2との境界線が基板Wの接線と略一致し、第1照射パターンPA1が基板Wの回路パターン形成領域CAと基板Wの端縁部との間に位置するようになっている。
従って、本実施形態の構成によっても、基板Wの内側において照射強度が高く、基板Wの回路パターン形成領域CAの端部において急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布の照射パターンPAを基板Wの端縁部周辺に投影することができる。このため、回路パターン形成領域CAのレジストを正確に残しつつ、基板Wの端縁部のレジストを正確に除去することができる。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態に係る光照射装置300が搭載された周辺露光装置3の主要部の概略構成を示す平面図である。本実施形態の光照射装置300は、照射ヘッド330が1つのガラスロッド331を備え、ライトガイド220の出射端面220bの第1領域B1及び第2領域B2から出射される光Lがガラスロッド331によって導光されるように構成されている点で第2の実施形態の光照射装置200とは異なる。
図12は、本実施形態の光照射装置300から基板Wの端縁部周辺に投影される照射パターンPA(図10)のY軸方向の照射強度分布を示すグラフであり、横軸は第1照射パターンPA1と第2照射パターンPA2との境界線(つまり、基板Wの接線)の位置を0mmとするY軸方向の距離(mm)であり、縦軸は最大強度を1.0としたときの相対強度である。上述したように、本実施形態においては、ライトガイド220の出射端面220bの第1領域B1及び第2領域B2から出射される光Lを1つのガラスロッド331によって導光するため、第1領域B1から出射される光Lと第2領域B2から出射される光Lとがガラスロッド331の内部において混合されるが、図12に示すように、本実施形態の構成によって投影される照射パターンPAも、基板Wの内側において照射強度が最も高く、基板Wの回路パターン形成領域CAの端部に相当する位置において(つまり、図12の距離2mmの位置において)急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布になっている。このため、第1及び第2の実施形態と同様、回路パターン形成領域CAのレジストを正確に残しつつ、基板Wの端縁部のレジストを正確に除去することができる。
(第4の実施形態)
図13は、本発明の第4の実施形態に係る光照射装置400が搭載された周辺露光装置4の主要部の概略構成を示す側面図である。本実施形態の周辺露光装置4は、矩形状の基板Wの端縁部周辺に光を照射して端縁部(例えば、基板Wの端部から70mmの幅の枠状のエリア)の不要レジストを除去するための露光を行う装置であり、回転機構10に代えてXYステージ10aを備える点で、第1乃至第3の実施形態の周辺露光装置1、2、3と異なる。また、本実施形態の光照射装置400は、複数のLED(Light Emitting Diode)402を光源として備え、LED402から出射される光によって照射パターンPAを形成し、基板Wの端縁部周辺に投影する点で第1乃至第3の実施形態の光照射装置100、200、300と異なる。
XYステージ10aは、基板Wの対向する2対の辺がそれぞれX軸方向及びY軸方向に向くように基板Wを保持し、基板WをXY平面内で移動させる機構である。本実施形態のXYステージ10aは、光照射装置400から出射された光Lが基板Wの端縁部に沿って相対的に移動するように基板WをXY平面内で移動させる。
図14は、本実施形態の光照射装置400の内部構成を説明する図であり、図14(a)は、光照射装置400をY軸方向から見たときの図であり、図14(b)は、光照射装置400をZ軸方向から見たとき(つまり、図14(a)の下側から見たとき)の図である。
図14に示すように、光照射装置400は、X軸方向及びY軸方向に平行な矩形状の回路基板401と、25個のLED402と、各LED402の光軸上に配置された第1レンズ403、第2レンズ404、第3レンズ405と、導光ミラー410とを備えている。
LED402は、5個(X軸方向)×5個(Y軸方向)の2次元正方格子状に回路基板401上に配置され、回路基板401と電気的に接続されている。回路基板401は、不図示のLED駆動回路に接続されており、各LED402には、回路基板401を介してLED駆動回路からの駆動電流が供給されるようになっている。各LED402に駆動電流が供給されると、各LED402からは駆動電流に応じた光量の紫外光(例えば、波長365nm)が出射される。
第1レンズ403、第2レンズ404及び第3レンズ405は、不図示のレンズホルダに保持され、各LED402の光軸上に配置されている。第1レンズ403は、例えばシリコーン樹脂の射出成形により形成された、LED402側が平面の平凸レンズであり、LED402から入射する紫外光の拡がり角を狭める機能を有している。第2レンズ404及び第3レンズ405は、例えばシリコーン樹脂の射出成形により形成された、入射面及び出射面が共に凸面の両凸レンズであり、第1レンズ403から入射する紫外光を略平行光に整形する。従って、各第3レンズ405からは、所定のビーム径を有した略平行な紫外光が出射される。
導光ミラー410は、内面に反射面が形成された、断面が矩形中空の部材であり、Z軸方向から見たときに、25個のLED402を囲むように配置されている。従って、各第3レンズ405を通った紫外光は、導光ミラー410を通って出射され、スリットマスク20の矩形状のスリット(不図示)を通り、基板Wの端縁部周辺に照射パターンPAを投影する(図13)。
なお、本実施形態の構成によって投影される照射パターンPAも、基板Wの内側において照射強度が最も高く、基板Wの回路パターン形成領域CAの端部に相当する位置において急峻に立ち上がる(つまり、ダレの少ない)照射強度分布になるように、基板Wの内側に配置されるLED402ほど出射光量が高くなるように構成されているが、本実施形態においては、基板Wの移動に伴い、各LED402と基板Wの相対的な位置関係が異なるため、基板Wの移動方向及び照射位置に応じて各LED402に供給される駆動電流を変更している。具体的には、基板WのX軸方向負側の一辺周辺を露光するときには、X軸方向正側に位置するLED402ほど出射光量が高くなるように駆動電流を流し、基板WのX軸方向正側の一辺周辺を露光するときには、X軸方向負側に位置するLED402ほど出射光量が高くなるように駆動電流を流し、基板WのY軸方向負側の一辺周辺を露光するときには、Y軸方向正側に位置するLED402ほど出射光量が高くなるように駆動電流を流し、基板WのY軸方向正側の一辺周辺を露光するときには、Y軸方向負側に位置するLED402ほど出射光量が高くなるように駆動電流を流す。このように、本実施形態の構成によれば、第1乃至第3の実施形態と同様、回路パターン形成領域CAのレジストを正確に残しつつ、基板Wの端縁部のレジストを正確に除去することができる。
なお、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1、2、3、4 周辺露光装置
10 回転機構
10a XYステージ
12 スピンモータ
14 モータ軸
16 スピンチャック
20 スリットマスク
100、200、300、400 光照射装置
110 光源ユニット
112 放電ランプ
114 楕円ミラー
116 ケース
116a 前面パネル
118 固定部材
120、220 ライトガイド
120a、220a 入射端面
120b、220b 出射端面
121、221 光ファイバー素線
122 第1コネクタ
124 第2コネクタ
130、230 照射ヘッド
131、231 第1ガラスロッド
132、232 第2ガラスロッド
133、134 レンズ
135 反射ミラー
331 ガラスロッド
401 回路基板
402 LED
403 第1レンズ
404 第2レンズ
405 第3レンズ
410 導光ミラー
W 基板
PA 照射パターン
PA1 第1照射パターン
PA2 第2照射パターン
CA 回路パターン形成領域

Claims (9)

  1. 光を出射する光源を備え、該光を被照射対象物の端縁部周辺に照射して該端縁部の露光を行う周辺露光装置用の光照射装置であって、
    前記光源は、前記光を放射する放電ランプと、前記放電ランプからの光を導光する複数の光ファイバー素線からなるライトガイドと、を備え、
    前記ライトガイドは、前記複数の光ファイバー素線が円形に束ねられ前記放電ランプからの光が入射する光入射面と、前記複数の光ファイバー素線が矩形状に束ねられ前記放電ランプから入射した光を出射する光出射面と、を有し、
    前記光出射面は、前記光入射面において中心部に位置する前記複数の光ファイバー素線の一部が配置された第1の領域と、前記光入射面において周辺部に位置する前記複数の光ファイバー素線の一部が配置された第2の領域と、からなり、
    前記被照射対象物の端縁部周辺において、前記第1の領域から出射された光が、前記第2の領域から出射された光よりも前記被照射対象物の内側に位置し、
    前記被照射対象物の端縁部周辺における前記光の強度が、前記被照射対象物の内側から外側に向かうにつれて低くなるように構成される
    ことを特徴とする周辺露光装置用の光照射装置。
  2. 前記複数の光ファイバー素線がランダムに配置されていることを特徴とする請求項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  3. 前記第1の領域から出射された光は、前記被照射対象物上を照射することを特徴とする請求項又は請求項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  4. 前記第2の領域から出射された光の少なくとも一部が、前記被照射対象物の外側を照射することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  5. 前記第1の領域と前記第2の領域の大きさが略等しいことを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  6. 前記光出射面から出射された光を混合して出射する断面が略矩形状の光混合器をさらに備えることを特徴とする請求項から請求項のいずれか一項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  7. 前記光混合器は、前記第1の領域から出射された光と、前記第2の領域から出射された光とを混合するガラスロッドであることを特徴とする請求項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  8. 前記光混合器は、前記第1の領域から出射された光を混合する第1ガラスロッドと、前記第2の領域から出射された光を混合する第2ガラスロッドと、を有することを特徴とする請求項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
  9. 前記光は、少なくとも前記被照射対象物に塗布されたレジスト層に作用する光の波長を含むことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の周辺露光装置用の光照射装置。
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