JP6080632B2 - 電力供給システム - Google Patents

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Description

この発明は電力供給システムに関し、より具体的には電気自動車などの移動体に設置される蓄電池と定置型蓄電池を備えた電力供給システムに関する。
従来より、建物内に配線されて電気負荷に交流電力を給電する交流電力線と、交流電力と直流電力とを相互に変換可能な双方向パワーコンディショナ(双方向PCS。以下、単に「PCS」という)と、PCSを介して交流電力線に接続される定置型蓄電池と、PCSを介して交流電力線に接続可能な車両に搭載される蓄電池とからなる電力供給システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1記載の技術では定置型蓄電池の電力変換(充放電)制御に使用されるPCSが車両の搭載される蓄電池の電力変換制御にも利用される。即ち、特許文献1記載の技術では1台のPCSで車両に搭載される蓄電池と定置型蓄電池の両方の電力変換制御が行われており、車両の搭載される蓄電池専用のPCSは存在しない。
特開2012−170258号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術では例えば余剰エネルギを有効活用する目的で容量の小さいPCSを用いて小電力領域の電力変換効率を向上させようとすると、電気自動車などと連携した大電力の電力供給システムを実現することができない。また、小さな容量のPCSでは電気自動車の充電時間が長くなるなどの不都合もある。
一方、図4に示すように大電力に合わせてPCSの容量を大きくすると小電力領域での電力変換効率が低下する。このように、小電力から大電力までを1台のPCSで高効率にカバーするのは技術的に困難である。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、複数のPCSを組み合わせて小電力から大電力まで高効率に電力変換が可能な電力供給システムを提供することにある。
上記した課題を解決するために請求項1にあっては、移動体に設置されると共に、交流電源から電気負荷に至る交流電力の給電路に接続可能な第1蓄電池を備える第1蓄電ユニットと、非移動体に設置されると共に、前記給電路に接続可能な第2蓄電池を備える第2蓄電ユニットとを備えた電力供給システムにおいて、前記給電路に前記交流電源と前記第1蓄電ユニットの間で接続され、前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して前記第1蓄電ユニットに供給可能であると共に、前記第1蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して前記電気負荷に供給可能な第1電力調整ユニットと、前記給電路に前記交流電源と前記第2蓄電ユニットの間で接続され、前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して前記第2蓄電ユニットに供給可能であると共に、前記第2蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して前記電気負荷に供給可能な第2電力調整ユニットと、前記電気負荷で消費される消費電力と前記交流電源からの交流電力に基づいて前記第1電力調整ユニットと前記第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する電力調整ユニット選択手段と、前記電力調整ユニット選択手段によって前記第1電力調整ユニットが選択されたときは前記第1蓄電池を介して充電/放電を行うように前記第1電力調整ユニットの動作を制御する一方、前記第2電力調整ユニットが選択されたときは前記第2蓄電池を介して充電/放電を行うように前記第2電力調整ユニットの動作を制御する電力調整ユニット制御手段とを備え、前記電力調整ユニット選択手段は、前記消費電力と前記交流電源からの交流電力に基づいて不足電力または余剰電力を算出する電力算出手段と、前記算出された不足電力または余剰電力の電力変動率を算出する電力変動率算出手段とを備えると共に、前記算出された電力変動率に基づいて前記第1電力調整ユニットと前記第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する如く構成した。
請求項2に係る電力供給システムにあっては、前記第1電力調整ユニットは、前記第2電力調整ユニットよりも大きな電力を変換可能に構成した。
請求項に係る電力供給システムにあっては、前記電力調整ユニット選択手段は、前記算出された電力変動率が所定値以上のとき、前記第2電力調整ユニットを選択する如く構成した。
請求項に係る電力供給システムにあっては、前記電力調整ユニット選択手段は、前記算出された不足電力または余剰電力が規定値以上か否か判断する電力判断手段を備えると共に、前記算出された電力変動率が所定値未満の場合、前記不足電力または余剰電力が規定値以上のときは前記第1電力調整ユニットを選択する一方、前記不足電力または余剰電力が規定値未満のときは前記第2電力調整ユニットを選択する如く構成した。
請求項に係る電力供給システムにあっては、前記電力変動率は、前記不足電力または余剰電力の変動幅と変動周期とから算出される如く構成した。
請求項1にあっては、移動体に設置されて交流電源から電気負荷に至る交流電力の給電路に接続可能な第1蓄電池を備える第1蓄電ユニットと、非移動体に設置されて給電路に接続可能な第2蓄電池を備える第2蓄電ユニットとを備えた電力供給システムにおいて、給電路に交流電源と第1蓄電ユニットの間で接続され、交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して第1蓄電ユニットに供給可能であると共に、第1蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して電気負荷に供給可能な第1電力調整ユニットと、給電路に交流電源と第2蓄電ユニットの間で接続され、交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して第2蓄電ユニットに供給可能であると共に、第2蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して電気負荷に供給可能な第2電力調整ユニットと、電気負荷で消費される消費電力と交流電源からの交流電力に基づいて第1電力調整ユニットと第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する電力調整ユニット選択手段と、電力調整ユニット選択手段によって第1電力調整ユニットが選択されたときは第1蓄電池を介して充電/放電を行うように第1電力調整ユニットの動作を制御する一方、第2電力調整ユニットが選択されたときは第2蓄電池を介して充電/放電を行うように第2電力調整ユニットの動作を制御する電力調整ユニット制御手段とを備える如く構成したので、複数のPCS、即ち、第1、第2電力調整ユニットを組み合わせて小電力から大電力まで高効率に電力変換することが可能となる。また、電力調整ユニット選択手段は、消費電力と交流電源からの交流電力に基づいて不足電力または余剰電力を算出する電力算出手段と、算出された不足電力または余剰電力の電力変動率を算出する電力変動率算出手段とを備えると共に、算出された電力変動率に基づいて第1電力調整ユニットと第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する如く構成したので、上記した効果に加え、小電力から大電力までより一層高効率に電力変換することが可能となる。
請求項2に係る電力供給システムにあっては、第1電力調整ユニットは、第2電力調整ユニットよりも大きな電力を変換可能に構成したので、上記した効果に加え、小電力から大電力まで一層高効率に電力変換することが可能となる。
請求項に係る電力供給システムにあっては、電力調整ユニット選択手段は、算出された電力変動率が所定値以上のとき、第2電力調整ユニットを選択する如く構成したので、上記した効果に加え、一層高効率に小電力の電力変換が可能となる。
請求項に係る電力供給システムにあっては、電力調整ユニット選択手段は、算出された不足電力または余剰電力が規定値以上か否か判断する電力判断手段を備えると共に、算出された電力変動率が所定値未満の場合、不足電力または余剰電力が規定値以上のときは第1電力調整ユニットを選択する一方、不足電力または余剰電力が規定値未満のときは第2電力調整ユニットを選択する如く構成したので、上記した効果に加え、小電力から大電力までより一層高効率に電力変換することが可能となる。
請求項に係る電力供給システムにあっては、電力変動率は、不足電力または余剰電力の変動幅と変動周期とから算出される如く構成したので、上記した効果に加え、第1、第2電力調整ユニットのうち、より適切な電力調整ユニットを選択することができる。
この発明の実施例に係る電力供給システムのブロック図である。 図1に示すホームエネルギマネジメントシステムの動作を示すフロー・チャートである。 図2フロー・チャートの処理の一部を説明するグラフである。 双方向パワーコンディショナの電力変換効率を示すものであり、従来技術を説明するためのグラフである。
以下、添付図面に即してこの発明に係る電力供給システムを実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係る電力供給システムのブロック図である。
図1において符号10は電力供給システムを示す。電力供給システム10は電気自動車(プラグインハイブリッド車を含む)、電動バイク、電動車椅子等の移動体12bに設置され、商用電源(商用電力系統)22や交流電源(コージェネレーションユニット24、太陽光発電ユニット26)から電気負荷(例えば家庭内の照明器具など)28に至る交流電力の給電路30に接続可能な第1蓄電池12aを備える第1蓄電ユニット12と、非移動体に設置され、給電路30に接続可能な第2蓄電池(住宅やオフィス向けのいわゆる定置型蓄電池)14aを備える第2蓄電ユニット14とを備える。
商用電源22は単相3線からAC100/200Vで50Hz(または60Hz)の交流電力を出力する。コージェネレーションユニット24は内燃機関(エンジン)で駆動される発電機で発電した電力を電気負荷に供給する発電ユニットおよび内燃機関の排熱を利用して生成された温水を熱負荷(例えば台所や風呂の給湯設備、暖房など)に供給する給湯ユニット等を備える。また、太陽光発電ユニット26は太陽光を利用して発電する太陽光発電機および太陽光発電機により発電された直流電力を統合して出力する接続箱等を備える。
電力供給システム10は交流電源24,26と第1蓄電ユニット12の間の給電路30に接続され、交流電源24,26から供給される交流電力を直流電力に変換して第1蓄電ユニット12に供給可能であると共に、第1蓄電ユニット12から供給される直流電力を交流電力に変換して電気負荷28に供給可能な第1パワーコンディショナ(第1電力調整ユニット。以下「第1PCS」という)16と、交流電源24,26と第2蓄電ユニット14の間の給電路30に接続され、交流電源24,26から供給される交流電力を直流電力に変換して第2蓄電ユニット14に供給可能であると共に、第2蓄電ユニット14から供給される直流電力を交流電力に変換して電気負荷28に供給可能な第2パワーコンディショナ(第2電力調整ユニット。以下「第2PCS」という)18と、電気負荷28で消費される消費電力、交流電源24,26や第1、第2蓄電池12a,14aの発電量等を管理するホームエネルギマネジメントシステム(以下「HEMS」という)20とを備える。
第1PCS16は蓄電池12aによって放電された直流電力を所定の電圧まで昇圧させる一方、充電が行われる場合には蓄電池12a側に直流電力を供給する双方向DC/DCコンバータ16aと、DC/DCコンバータ16aを介して第1蓄電池12aから供給された直流電力を交流電力に変換する一方、充電が行われる場合には蓄電池12a側に直流電力を供給する双方向インバータ(双方向DC/ACコンバータ)16bと、双方向DC/DCコンバータ16aや双方向インバータ16bの動作を制御する制御器16cとを備える。
第2PCS18は蓄電池14aによって放電された直流電力を所定の電圧まで昇圧させる一方、充電が行われる場合には蓄電池14a側に直流電力を供給する双方向DC/DCコンバータ18aと、DC/DCコンバータ18aを介して蓄電池14aから供給された直流電力を交流電力に変換する一方、充電が行われる場合には蓄電池14a側に直流電力を供給する双方向インバータ(双方向DC/ACコンバータ)18bと、双方向DC/DCコンバータ18aや双方向インバータ18bの動作を制御する制御器18cとを備える。
尚、第1PCS16は第2PCS18よりも大きな電力に対応可能に構成、即ち、第1PCS16は第2PCS18よりも大きな容量で構成される。
HEMS20は電気負荷28で消費される消費電力と交流電源24,26からの交流電力に基づいて第1PCS16と第2PCS18の少なくともいずれかを選択する電力調整ユニット選択手段20aと、電力調整ユニット選択手段20aによって第1PCS16が選択されたときは蓄電池12aを介して充電/放電を行うように第1PCS16の動作を制御する一方、第2PCS18が選択されたときは蓄電池14aを介して充電/放電を行うように第2PCS18の動作を制御する電力調整ユニット制御手段20bとを備える。
電力調整ユニット選択手段20aは電気負荷28で消費される消費電力と交流電源24,26からの交流電力に基づいて不足電力または余剰電力を算出する電力算出手段20a1を備える。電力算出手段20a1は電気負荷28で消費される消費電力と交流電源24,26、即ち、コージェネレーションユニット24や太陽光発電ユニット26からの発電電力との差分から不足電力または余剰電力を算出する。従って、コージェネレーションユニット24や太陽光発電ユニット26からの発電電力が消費電力を上回れば、上回った分の電力が余剰電力となり、コージェネレーションユニット24や太陽光発電ユニット26からの発電電力が消費電力を下回れば、下回った分の電力が不足電力となる。
また、電力調整ユニット選択手段20aは算出された不足電力または余剰電力の電力変動率を算出する電力変動率算出手段20a2を備え、算出された電力変動率に基づいて第1PCS16と第2PCS18の少なくともいずれかを選択する。
電力変動率は不足電力または余剰電力の時間的な変動幅(振幅)と、変動の周期(変動周期)とからなる。不足電力または余剰電力の時間的な変動幅は不足電力または余剰電力の時間微分値として算出され、変動周期は算出された変動の頻度、換言すると、変動の時間的割合(安定度)として表される。
以上がこの実施例に係る電力供給システム10の構成であるが、次に電力供給システム10のHEMS20の動作について説明する。
図2はHEMS20の動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは所定の周期(例えば100msec)ごとに実行される。
先ずS(ステップ)10において電気負荷28で消費される消費電力と交流電源24,26からの発電量から不足電力または余剰電力を算出する。換言すると、電気負荷28、即ち、家庭内電力需要と発電電力との差分から不足電力または余剰電力を算出する。
次いでS12に進み、算出された不足電力または余剰電力の電力変動率を算出する。電力変動率は上記の通り、不足電力または余剰電力の時間的な変動幅(電力の時間微分値)と変動周期を算出することで求められる。
次いでS14に進み、電力変動率が所定値以上か否か判断する。電力変動率が所定値以上とは変動幅が所定の閾値を超え、かつ所定の閾値を超えた変動の変動周期が所定周期以下、換言すると、変動幅が大きく、かつこの大きな変動の変動周期が短いときを意味する。この実施例では変動周期は所定の閾値を超えた変動幅が所定時間中にどの程度の割合(%)で存在したか否かで判断される。具体的には例えば変動幅である不足電力または余剰電力の時間微分値(変動幅)が7.5W/sec以上、かつ変動幅が所定時間中に7.5W/sec以上となる割合(変動周期に相当)が65%以下か否か判断し、この条件が満たされたときに電力変動率が所定値以上と判断する。即ち、変動幅が所定の閾値を超える時間がどの程度あるか、つまり、所定の閾値を超える変動幅が時間的にどの程度継続するかを判断している。
S14で肯定されるときはS16に進んで第2PCS18を選択するが、不足電力または余剰電力によっては第2PCS18のみならず第1PCS16も選択されて第1、第2PCS16,18との混合運転が行われる場合もある。具体的には不足電力または余剰電力が小さく、蓄電池14aのみで充放電が可能なときは第2PCS18のみを選択するが、不足電力または余剰電力が大きく、蓄電池14aのみでは対応しきれない場合には第1、第2PCS16,18の両方を選択して第1、第2PCS16,18の混合運転が行われる。
しかし、S16の処理ではあくまで第2PCS18の運転が主であって第1PCS16の運転は補助的なものに過ぎない。即ち、第1、第2PCS16,18の両方が選択された場合であっても第2PCS18が優先的に運転され、電力が不足する場合には蓄電池14aから優先的に供給され、電力が余っている場合には蓄電池14aに優先的に充電される。そして、蓄電池14aで足りない分の電力は蓄電池12aで補充され、また蓄電池14aで充電しきれない残りの電力は蓄電地12aに充電される。
一方、S14で否定、即ち、電力変動率が所定値未満、換言すると、変動幅が所定の閾値を超えていないか、または所定の閾値を超えた変動の変動周期が所定周期を上回るとき(変動幅が小さく、所定の閾値を超えた変動幅の変動周期が長いとき)はS18に進んで不足電力または余剰電力、即ち、充電または放電に必要な電力が規定値未満か否か判断する。
S18で肯定されるときはS20に進み、第2PCS18を選択する一方、否定されるときはS22に進み、第1PCS16を選択する。
S20では充電または放電に必要な電力が小さい場合であるため、第2PCS18のみが選択されて第2蓄電池14aのみで充放電が行われるが、S22では充電または放電に必要な電力が大きい場合であるため、S16の処理と同様、必要な充電量または放電量によっては第1PCS16のみならず第2PCS18も選択されて第1、第2PCS16,18との混合運転が行われる場合もあり得る。但し、この場合、あくまで第1PCS16の運転が主であることには変わりはない。
次いでS24に進み、移動体12bと第1PCS16が接続されているか否か、即ち、第1蓄電池12aが利用可能か否か判断し、否定されるときはS20に進んで第2PCS18を選択する一方、肯定されるときはS26に進む。
S26では使用予定の蓄電池12aまたは14aの状態(バッテリ残量、エラー状態等)を取得し、S28では取得した蓄電池12aまたは14aの状態に基づいて充電または放電が可能か否か判断する。
S28で否定、即ち、充電または放電ができないときはS30に進み、第1、第2PCS16,18の動作停止を指示する。
一方、S28で肯定、即ち、充電または放電が可能なときはS32に進み、不足電力または余剰電力に追従して蓄電池12aまたは14aの充放電電力をフィードバック制御する。即ち、不足電力または余剰電力に追従するように第1、第2PCS16,18の動作を制御して第1、第2蓄電池12a,14aを介して充電または放電を行う。
図3は上記した処理の一部を説明するグラフである。図3では太陽光発電ユニット26からの発電電力(実線)と電気負荷28で消費される消費電力(破線)の時間的変化を例に示している。図示するように、各時間帯ごとに太陽光発電ユニット26からの発電電力と消費電力との差である不足電力または余剰電力の電力変動率が算出され、算出された電力変動率に基づいて第1PCS16と第2PCS18のいずれか、または第1PCS16と第2PCS18の両方が選択される(換言すると、蓄電池12a,14aのうちのいずれの蓄電池で充放電が行われるかが電力変動率に基づいて決定される)。
具体的に説明すると、図3の時刻t1は日の出前の時間帯であるため、太陽光エネルギを得ることができず太陽光発電ユニット26から発電電力が発生していない。よって、電気負荷28で消費される消費電力のみが発生している状況であり、消費電力に相当する不足電力が生じている。また、時刻t1では不足電力の電力変動率が所定値未満、即ち、変動幅が小さく、所定の閾値を超える変動の変動周期が長く、さらに電気負荷の必要電力が小さいため(S14で否定されS18で肯定)、第2PCS18が選択されて蓄電池14aによって放電が行われる(S20,S32)。
次に時刻t2では太陽光発電ユニット26から発電電力が発生し、かつ発電電力が電気負荷28で消費される消費電力を上回っており、余剰電力が発生している。従って、余剰電力はいずれかの蓄電池12a,14aに充電される状況にある。
尚、時刻t2では自然エネルギ(太陽光)を利用した発電機特有の特性が表れており、発電電力の変動幅が大きく、変動周期も短い。このため、電力変動率は所定値以上となり(S14で肯定)、第2PCS18が選択される(S16)。
このように、発電電力の変動幅が大きく、変動周期も短いときに、例えば大容量の第1PCS16を使用してこの大きな変動に追従させて運転と停止を繰り返すことは第1PCS16内の主回路や制御電源へのエネルギ充填および消費が繰り返されることになってエネルギ効率の観点から望ましくない。
一方、小容量の第2PCS18では相対的に主回路や制御電源へのエネルギ充填や消費も低く抑えられるため、上記のように発電電力の変動が大きい場合には第2PCS18の方がエネルギ効率の点で有利である。そこで、時刻t2では第2PCS18を優先的に利用して電力供給システム10全体の効率の向上を図ることとしている。
次に時刻t3は太陽光エネルギが比較的安定的に得られる日中の時間帯であるため、太陽光発電ユニット26からの発電量の変動幅は小さく、所定の閾値を超える変動の変動周期も長い(S14で否定)。また、発電電力も大きく、余剰電力も大きくなっている(S18で否定)。従って、大容量の第1PCS16が選択される(S22)。尚、図示の例では余剰電力が大きいため、第2PCS18も選択されて一部が蓄電池14aに充電される。但し、第1PCS16が優先的に運転され、余剰電力は蓄電池12aに優先的に充電される。そして、蓄電池12aで充電しきれない残りの電力が蓄電地14aに充電される。
次に時刻t4は夜の時間帯であるため、太陽光エネルギが得られない一方、家庭内の電力需要は高まる時間帯である。このため、電気負荷28で消費される消費電力、即ち、不足電力が大きくなっている。従って、不足電力はいずれかの蓄電池12a,14aから放電される状況にある。
時刻t4では不足電力の変動幅が小さく、所定の閾値を超える変動の変動周期が長い(S14で否定)が、不足電力が大きくなっているため(S18で否定)、大容量の第1PCS16が選択される(S22)。尚、ここでも不足電力が大きいため、第2PCS18も選択されて一部が蓄電池14aから放電される。しかし、第1PCS16が優先的に運転され、不足電力は蓄電池12aから優先的に放電され、蓄電池12aで放電しきれない電力が蓄電地14bから補充される。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、移動体(電気自動車、電動バイク、電動車椅子等)12bに設置されると共に、交流電源(コージェネレーションユニット24、太陽光発電ユニット26)から電気負荷28に至る交流電力の給電路30に接続可能な第1蓄電池12aを備える第1蓄電ユニット12と、非移動体に設置されると共に、前記給電路に接続可能な第2蓄電池(定置型蓄電池)14aを備える第2蓄電ユニット14とを備えた電力供給システム10において、前記給電路に前記交流電源と前記第1蓄電ユニットの間で接続され、前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して前記第1蓄電ユニットに供給可能であると共に、前記第1蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して前記電気負荷に供給可能な第1電力調整ユニット(第1PCS)16と、前記給電路に前記交流電源と前記第2蓄電ユニットの間で接続され、前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して前記第2蓄電ユニットに供給可能であると共に、前記第2蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して前記電気負荷に供給可能な第2電力調整ユニット(第2PCS)18と、前記電気負荷で消費される消費電力と前記交流電源からの交流電力に基づいて前記第1電力調整ユニットと前記第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する電力調整ユニット選択手段20a(S10〜S22)と、前記電力調整ユニット選択手段によって前記第1電力調整ユニットが選択されたときは前記第1蓄電池を介して充電/放電を行うように前記第1電力調整ユニットの動作を制御する一方、前記第2電力調整ユニットが選択されたときは前記第2蓄電池を介して充電/放電を行うように前記第2電力調整ユニットの動作を制御する電力調整ユニット制御手段20b(S32)とを備える如く構成したので、複数のPCS、即ち、第1、第2PCS16,18を組み合わせて小電力(例えば家庭内の負荷変動に合わせた小電力の充放電領域)から大電力(電気自動車等の移動体への充放電といった大電力の充放電領域)まで高効率に電力変換することが可能となる。これにより、例えばコージェネレーションユニット24の余剰電力を小電力の充放電に利用し、太陽光発電ユニット26の余剰電力を大電力の移動体12bの充放電に利用するなどして電気代を節減でき経済的なメリットが生じる他、余剰電力の活用によるCO2の削減といった環境的なメリットも享受することが可能となる。
また、前記第1電力調整ユニットは、前記第2電力調整ユニットよりも大きな電力を変換可能に構成したので、小電力から大電力まで一層高効率に電力変換することが可能となる。
また、前記電力調整ユニット選択手段は、前記消費電力と前記交流電源からの交流電力に基づいて不足電力または余剰電力を算出する電力算出手段20a1(S10)と、前記算出された不足電力または余剰電力の電力変動率を算出する電力変動率算出手段20a2(S12)とを備えると共に、前記算出された電力変動率に基づいて前記第1電力調整ユニットと前記第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する(S14〜S22)如く構成したので、小電力から大電力までより一層高効率に電力変換することが可能となる。
また、前記電力調整ユニット選択手段は、前記算出された電力変動率が所定値以上のとき、前記第2電力調整ユニットを選択する(S14,S16)如く構成したので、一層高効率に小電力の電力変換が可能となる。
また、前記電力調整ユニット選択手段は、前記算出された不足電力または余剰電力が規定値以上か否か判断する電力判断手段20a3(S18)を備えると共に、前記算出された電力変動率が所定値未満の場合、前記不足電力または余剰電力が規定値以上のときは前記第1電力調整ユニットを選択する一方、前記不足電力または余剰電力が規定値未満のときは前記第2電力調整ユニットを選択する(S14,S18〜S22)如く構成したので、小電力から大電力までより一層高効率に電力変換することが可能となる。
また、前記電力変動率は、前記不足電力または余剰電力の変動幅と変動周期とから算出される(S12)如く構成したので、第1、第2PCS16,18のうち、より適切なPCSを選択することができる。
尚、実施例では、電力変動率の所定値、即ち、不足電力または余剰電力の変動幅(時間微分値)の大きさや変動周期(時間的割合)を具体的に数値で例示したが、電力変動率の所定値は使用されるPCSの容量等に応じて変わり得るものであるため、必ずしもこれらの数値に限定されるものではない。また、実施例では、変動周期を時間的割合(%)で判断するようにしているが、変動周期が表現できるもの(例えばHz)であれば、必ずしも判断基準は時間的割合に限定されるものではない。
また、実施例では、発電ユニットとしてコージェネレーションユニット24と太陽光発電ユニット26を例に説明したが、電力供給システム10ではこれら以外の発電ユニットを追加して用いても良く、逆に、コージェネレーションユニット24と太陽光発電ユニット26のいずれか一方のみを用いても良い。
10 電力供給システム、12 第1蓄電ユニット、12a 蓄電池(第1蓄電池)、12b 移動体、14 第2蓄電ユニット、14a 蓄電池(第2蓄電池)、16 第1PCS(第1電力調整ユニット)、18 第2PCS(第2電力調整ユニット)、20a 電力調整ユニット選択手段、20a1 電力算出手段、20a2 電力変動率算出手段、20a3 電力判断手段、20b 電力調整ユニット制御手段、24 コージェネレーションユニット(交流電源)、26 太陽光発電ユニット(交流電源)、28 電気負荷、30 給電路

Claims (5)

  1. 移動体に設置されると共に、交流電源から電気負荷に至る交流電力の給電路に接続可能な第1蓄電池を備える第1蓄電ユニットと、非移動体に設置されると共に、前記給電路に接続可能な第2蓄電池を備える第2蓄電ユニットとを備えた電力供給システムにおいて、前記給電路に前記交流電源と前記第1蓄電ユニットの間で接続され、前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して前記第1蓄電ユニットに供給可能であると共に、前記第1蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して前記電気負荷に供給可能な第1電力調整ユニットと、前記給電路に前記交流電源と前記第2蓄電ユニットの間で接続され、前記交流電源から供給される交流電力を直流電力に変換して前記第2蓄電ユニットに供給可能であると共に、前記第2蓄電ユニットから供給される直流電力を交流電力に変換して前記電気負荷に供給可能な第2電力調整ユニットと、前記電気負荷で消費される消費電力と前記交流電源からの交流電力に基づいて前記第1電力調整ユニットと前記第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択する電力調整ユニット選択手段と、前記電力調整ユニット選択手段によって前記第1電力調整ユニットが選択されたときは前記第1蓄電池を介して充電/放電を行うように前記第1電力調整ユニットの動作を制御する一方、前記第2電力調整ユニットが選択されたときは前記第2蓄電池を介して充電/放電を行うように前記第2電力調整ユニットの動作を制御する電力調整ユニット制御手段とを備え
    前記電力調整ユニット選択手段は、前記消費電力と前記交流電源からの交流電力に基づいて不足電力または余剰電力を算出する電力算出手段と、前記算出された不足電力または余剰電力の電力変動率を算出する電力変動率算出手段とを備えると共に、前記算出された電力変動率に基づいて前記第1電力調整ユニットと前記第2電力調整ユニットの少なくともいずれかを選択することを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記第1電力調整ユニットは、前記第2電力調整ユニットよりも大きな電力を変換可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の電力供給システム。
  3. 前記電力調整ユニット選択手段は、前記算出された電力変動率が所定値以上のとき、前記第2電力調整ユニットを選択することを特徴とする請求項1または2記載の電力供給システム。
  4. 前記電力調整ユニット選択手段は、前記算出された不足電力または余剰電力が規定値以上か否か判断する電力判断手段を備えると共に、前記算出された電力変動率が所定値未満の場合、前記不足電力または余剰電力が規定値以上のときは前記第1電力調整ユニットを選択する一方、前記不足電力または余剰電力が規定値未満のときは前記第2電力調整ユニットを選択することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電力供給システム。
  5. 前記電力変動率は、前記不足電力または余剰電力の変動幅と変動周期とから算出されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電力供給システム。
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