JP6074933B2 - 映像配信装置、映像配信プログラム、キャッシュ制御装置、キャッシュ制御プログラム、映像配信システム及び映像配信方法 - Google Patents

映像配信装置、映像配信プログラム、キャッシュ制御装置、キャッシュ制御プログラム、映像配信システム及び映像配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、映像配信装置、映像配信プログラム、キャッシュ制御装置、キャッシュ制御プログラム、映像配信システム及び映像配信方法に関し、例えば、ネットワークを通じて映像配信を行うキャッシュ制御サーバ及び映像配信サーバに適用し得るものである。
近年、ネットワークを通じて映像データを配信する映像配信サービスの利用が拡大している。映像配信に係るビデオトラフィックは、ネットワークトラフィックの大部分を占めていると言われている。また、ビデオトラフィックは、多くの重複する映像データのトラフィックが流れていることが知られている。
そのため、重複する映像データのトラフィックの削減が、ビデオトラフィックの負荷を削減することができ、更にはネットワーク全体のトラフィックの効率化に繋がる。
従来、重複する映像データのトラフィックを削減する技術としては、In−Networkキャッシュ手法(非特許文献1参照)等がある。In−Networkキャッシュ手法は、キャッシュ機能を有する任意1対のルータが、ルータ間を通るパケットをキャッシュし、キャッシュ済みのパケットと重複するパケットについてはルータ間を転送せず、転送先側のルータがキャッシュからパケットを送出するというものである。これにより、ルータ間の重複パケットを削減し、ビデオトラフィックを削減することができる。
安藤翔伍,中尾彰宏,"ネットワークエッジにおける重複トラフィック削減のためのIn−Networkキャッシュの検討",社団法人 電子情報通信学会,信学技報,2011年
しかしながら、映像配信という特性から1コンテンツのデータ量が一般的なデータよりも大きい傾向があり、映像配信サービスの利用は今後更に拡大することが推測されるため、ビデオトラフィックの更なる削減が求められる。
また、ユーザがコンテンツを視聴する際、コンテンツ配信サーバ側が提供する転送速度で視聴することが望ましい。しかし、上述した非特許文献1等の記載技術により単純にビデオトラフィックを削減するだけでは、映像データの安定した転送を行えず、映像の視聴に遅れ等が生じ得る。そのため、転送速度が平滑化となるように映像データを転送すること、コンテンツ配信サーバ側が提供する転送速度に近い転送速度で配信することが求められている。
そこで、本発明は、ビデオトラフィックを削減しながら、コンテンツ配信側の転送速度に近い転送速度で映像配信できるようにしようとするものである。
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、(1)映像データの配信元に近い側で映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段と、(2)キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段と、(3)映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段とを備え、配信制御手段は、キャッシュ配信要求に含まれている配信元近傍での区分映像データの転送情報を取得するものであり、中継制御手段が、配信制御手段により取得された転送情報に基づく転送速度で上記区分映像データを転送するものであることを特徴とする映像配信装置である。
第2の本発明は、(1)映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段と、(2)キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段と、(3)映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段とを備え、記憶手段が、区分映像データの配信元近傍での受信時間及びデータサイズを記憶し、配信制御手段が、映像特定情報に対応する区分映像データの受信時間及びデータサイズに基づいて、配信元近傍での転送速度を求めるものであり、中継制御手段が、配信制御手段により求められた転送速度で区分映像データを転送するものであることを特徴とする映像配信装置である。
の本発明は、映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段を備え、コンピュータを、(1)キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段、(2)映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段として機能させ、配信制御手段は、キャッシュ配信要求に含まれている配信元近傍での区分映像データの転送情報を取得し、中継制御手段が、配信制御手段により取得された転送情報に基づく転送速度で区分映像データを転送することを特徴とする映像配信プログラムである。
第4の本発明は、映像データの配信元に近い側で映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段を備え、コンピュータを、キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段、映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段として機能させ、記憶手段が、区分映像データの配信元近傍での受信時間及びデータサイズを記憶し、配信制御手段が、映像特定情報に対応する区分映像データの受信時間及びデータサイズに基づいて、配信元近傍での転送速度を求め、中継制御手段が、配信制御手段により求められた転送速度で区分映像データを転送することを特徴とする映像配信プログラムである。
の本発明は、映像配信装置における映像配信方法において、(1)記憶手段が、映像データの配信元に近い側で映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶し、(2)配信制御手段が、キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得し、(3)中継制御手段が、映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送し、配信制御手段は、キャッシュ配信要求に含まれている配信元近傍での区分映像データの転送情報を取得し、中継制御手段が、配信制御手段により取得された転送情報に基づく転送速度で区分映像データを転送することを特徴とする映像配信方法である。
第6の本発明は、映像配信装置における映像配信方法において、(1)記憶手段が、映像データの配信元に近い側で映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶し、(2)配信制御手段が、キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得し、(3)中継制御手段が、映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送し、(4)記憶手段が、区分映像データの配信元近傍での受信時間及びデータサイズを記憶し、(5)配信制御手段が、映像特定情報に対応する区分映像データの受信時間及びデータサイズに基づいて、配信元近傍での転送速度を求め、中継制御手段が、配信制御手段により求められた転送速度で区分映像データを転送することを特徴とする映像配信方法である。
の本発明は、映像データの配信元に近い側で、映像データを受信するキャッシュ制御装置において、(1)映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求める映像特定情報演算手段と、(2)各区分映像データの映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶する記憶手段と、(3)映像データを受信すると、受信した映像データを映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が記憶手段にある場合、少なくとも映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置に送信する中継制御手段とを備えることを特徴とするキャッシュ制御装置である。
の本発明は、映像データの配信元に近い側で、映像データを受信するキャッシュ制御装置のキャッシュ制御プログラムにおいて、コンピュータを、(1)映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求める映像特定情報演算手段、(2)各区分映像データの映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶する記憶手段、(3)映像データを受信すると、受信した映像データを映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が記憶手段にある場合、少なくとも映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置に送信する中継制御手段として機能することを特徴とするキャッシュ制御プログラムである。
の本発明は、映像データの配信元に近い側で、映像データを受信するキャッシュ制御装置におけるキャッシュ制御方法において、(1)映像特定情報演算手段が、映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求め、(2)記憶手段が、各区分映像データの映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶し、(3)中継制御手段が、映像データを受信すると、受信した映像データを映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が記憶手段にある場合、少なくとも映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置に送信することを特徴とするキャッシュ制御方法である。
10の本発明は、映像データの配信元に近い側で、映像データを受信するキャッシュ制御装置と、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置とを備え、(A)キャッシュ制御装置は、(1)映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求める映像特定情報演算手段と、(2)各区分映像データの映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶する記憶手段と、(3)映像データを受信すると、受信した映像データを映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が記憶手段にある場合、少なくとも映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を映像配信装置に送信する第1中継制御手段とを有し、(B)映像配信装置は、(1)映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段と、(2)キャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段と、(3)映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを要求元に転送する第2中継制御手段とを有することを特徴とする映像配信システムである。
11の本発明は、映像データの配信元に近い側で、映像データを受信するキャッシュ制御装置と、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置とを備え、(A)キャッシュ制御装置は、(1)映像特定情報演算手段が、映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求め、(2)記憶手段が、各区分映像データの映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶し、(3)第1中継制御部が、映像データを受信すると、受信した映像データを映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が記憶手段にある場合、少なくとも映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を映像配信装置に送信し、(B)映像配信装置は、(1)記憶手段が、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも区分映像データの映像特定情報を記憶し、(2)配信制御手段が、キャッシュ配信要求を取得すると、キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得し、(3)第2中継制御手段が、映像特定情報に対応する区分映像データを記憶手段から取得し、映像データの配信元近傍での区分映像データの転送速度で、取得された区分映像データを要求元に転送することを特徴とする映像配信方法である。
本発明によれば、ビデオトラフィックを削減しながら、コンテンツ配信側の転送速度に近い転送速度で映像配信することができる。
実施形態の映像配信システムの全体構成を示す全体構成図である。 実施形態のコンテンツ配信装置の内部構成を示す内部構成図である。 実施形態のキャッシュ制御サーバの内部構成を示す内部構成図である。 実施形態の記憶部に記憶される所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報の構成を示す構成図である。 実施形態のキャッシュ配信サーバの内部構成を示す内部構成図である。 実施形態の記憶部に記憶される所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報の構成を示す構成図である。 実施形態の端末の内部構成を示す内部構成図である。 実施形態に係る映像配信要求を行うときの映像配信処理を示すシーケンス図である。 実施形態において再度同一コンテンツを映像配信要求したときの映像配信処理を示すシーケンス図である。
(A)実施形態
以下では、本発明の映像配信装置、映像配信プログラム、キャッシュ制御装置、キャッシュ制御プログラム、映像配信システム及び映像配信方法の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)実施形態の構成
図1は、実施形態の映像配信システムの全体構成を示す全体構成図である。図1において、映像配信システム1は、コンテンツ配信装置100、キャッシュ制御サーバ200、ネットワーク300、キャッシュ配信サーバ400、端末500を有して構成される。
端末500は、コンテンツ配信装置100に対して映像配信を要求し、受信した映像データを再生するものである。端末500は、キャッシュ配信サーバ400と接続しており、コンテンツ配信装置100に対する映像配信要求パケットを、キャッシュ配信サーバ400に送信する。
また、端末500は、キャッシュ配信サーバ400から映像データを受信し、受信した映像データを再生する。端末500は、通信機能を有する情報処理装置を広く適用することができ、例えば、テレビ、パーソナルコンピュータ、携帯端末(いわゆるスマートフォンやPDAや電子書籍端末等)、携帯電話機、ゲーム端末等を適用することができる。
キャッシュ配信サーバ400は、キャッシュ機能を有しており、ネットワーク300を通じて受信した映像データをキャッシュし、再度同一の映像データを配信する場合には、キャッシュしている映像データを配信するものである。
キャッシュ配信サーバ400は、端末500に近い側に設けられ、コンテンツ配信装置100が提供する配信レートに近い配信レートで映像データを配信する。例えば、キャッシュ配信サーバ400は、端末500が属するネットワークのゲートウェイやルータ等のネットワーク機器の位置や、又は端末500が無線通信により映像データを受信するときには無線基地局や交換機等の位置に設けることが望ましい。
キャッシュ配信サーバ400は、コンテンツ配信装置100宛の映像配信要求を端末500から受信すると、受信した映像配信要求をネットワーク300に中継する。
また、キャッシュ配信サーバ400は、ネットワーク300を通じてキャッシュ制御サーバ200から映像データを受信すると、受信した映像データをキャッシュすると共に、受信した映像データを端末500に送信する。このとき、キャッシュ配信サーバ400は、映像データのキャッシュと共に、キャッシュ制御サーバ200が映像を特定する映像特定情報を含むコンテンツ情報もキャッシュする。
ここで、映像特定情報は、配信されるコンテンツの映像データについて、所定時間内の映像データを特定する情報である。例えば、映像特定情報は、ハッシュ値を適用でき、この実施形態では映像特定情報が、所定時間内の映像データのハッシュ値である場合を例示する。
さらに、キャッシュ配信サーバ400は、キャッシュ制御サーバ200から映像配信指示を含むパケットを受信し、その映像配信指示に従って、キャッシュした映像データを端末500に送信する。このとき、キャッシュ配信サーバ400は、映像特定情報を含む映像配信指示を取得する。キャッシュ配信サーバ400は、取得した映像特定情報に基づいて、対応する映像データを配信する。
つまり、キャッシュ配信サーバ400がキャッシュしている映像データについては、映像特定情報を用いた映像配信指示がなされるため、ネットワーク300上には、データ量の多い映像データを含むパケットが流れず、ビデオトラフィックの削減を図ることができる。
ネットワーク300は、キャッシュ配信サーバ400及びキャッシュ制御サーバ200が接続されるネットワークである。ネットワーク300は、例えばIPネットワークを適用することができる。
キャッシュ制御サーバ200は、コンテンツ配信装置100から映像データを受信すると、所定時間内の映像データを一意に特定する映像特定情報を計算する。
そして、キャッシュ制御サーバ200は、コンテンツ配信サーバ400との間で、コンテンツ配信サーバ400においてキャッシュされていない映像データについては、受信した映像データとコンテンツ情報(後述される)を含む映像データパケットを送信し、コンテンツ配信サーバ400においてキャッシュされている映像データについては、キャッシュされている情報であり、映像を特定する情報(映像特定情報)を有するコンテンツ情報(後述される)を含む映像配信指示を行うものである。
ここで、映像特定情報は、上述したように、映像データのハッシュ値を適用することができる。つまり、キャッシュ制御サーバ200は、所定時間の映像データのハッシュ値を演算し、その映像データのハッシュ値をキャッシュ(記憶)する。
キャッシュ制御サーバ200は、ネットワーク300及びコンテンツ配信装置100に接続され、ネットワーク300を通じて、コンテンツ配信装置100宛の映像配信要求パケットを受信すると、受信した映像配信要求パケットをコンテンツ配信装置100に中継する。
コンテンツ配信装置100は、キャッシュ制御サーバ200から、端末500から映像配信要求パケットを受信すると、要求された映像データ(コンテンツ)をキャッシュ制御サーバ200に送信するものである。
図2は、この実施形態のコンテンツ配信装置100の内部構成を示す内部構成図である。図2において、コンテンツ配信装置100は、記憶部110、配信制御部120、コンテンツ蓄積管理部130を有する。
配信制御部120は、コンテンツ配信装置100の全体の機能を司るものである。配信制御部120は、映像配信要求パケットを受信すると、要求されたコンテンツの記憶部110における蓄積位置を、コンテンツ蓄積管理部130に問い合わせる。
また、配信制御部120は、コンテンツ蓄積管理部130からコンテンツの蓄積位置を取得すると、取得した蓄積位置に基づいて記憶部110からコンテンツの映像データを取得する。さらに、配信制御部120は、例えばRTP(Real−time Transport Protocol)に従って、記憶部110から取得したコンテンツの映像データを含むパケットを形成し、映像データを含むパケット(以下、映像データパケットともいう)を所定の配信レートにてキャッシュ制御サーバ200に送信する。
コンテンツ蓄積管理部130は、記憶部110に記憶されるコンテンツの映像データの蓄積位置を管理するものである。コンテンツ蓄積管理部130は、配信制御部120からコンテンツの蓄積位置の問い合せを受けると、記憶部110におけるコンテンツの蓄積位置を配信制御部120に与えるものである。
記憶部110は、コンテンツの映像データを記憶するものである。記憶部110は、例えば、キャッシュメモリ等の書込み/読出しが高速な記憶装置を適用できる。記憶部110は、配信制御部120からの要求に従って、記憶されている映像データを読み出し、読み出した映像データを配信制御部120に与えるものである。
図3は、この実施形態のキャッシュ制御サーバ200の内部構成を示す内部構成図である。図3において、キャッシュ制御サーバ200は、記憶部(第1キャッシュ)210、第1中継制御部220、連携制御部230を有する。
第1中継制御部220は、キャッシュ制御サーバ200の中継機能を制御するものである。第1中継制御部220は、ネットワーク300からコンテンツ配信装置100宛の映像配信要求パケットを受信すると、その受信した映像配信要求パケットをコンテンツ配信装置100に与えるものである。
また、第1中継制御部220は、コンテンツ配信装置100から映像データパケットを受信すると、映像データパケットを連携制御部230に転送するものである。さらに、第1中継制御部220は、連携制御部230からの指示に従って、受信した映像データパケットを、ネットワーク300を介してキャッシュ配信サーバ400に中継したり、又は、受信した映像データパケットを廃棄したりする。第1中継制御部220は、連携制御部230からの指示に従って、キャッシュ配信要求パケットを、ネットワーク300を介してキャッシュ配信サーバ400に送信する。
連携制御部230は、第1中継制御部220から映像データを受け取ると、取得した映像データに用いてハッシュ値を計算する。また、連携制御部230は、計算したハッシュ値が記憶部210に記憶されているハッシュ値と一致するものがあるか否かを判断し、その判断結果に応じて映像データパケットの中継指示を、第1中継制御部220に対して行うものである。
図3に示すように、連携制御部230の主な機能は、ハッシュ演算部231、ハッシュ値検索部232、コンテンツ情報保存指示部234、中継指示部235、キャッシュ配信要求部236、配信レート計算部237を有する。
なお、連携制御部230のハードウェアは、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース等を有して構成される装置であり、CPUが、ROMに格納される処理プログラムを実行することにより、図3に例示する機能を実現する。
ハッシュ演算部231は、コンテンツ配信装置100から受信したコンテンツの映像データを所定の時間単位で区分し、その所定の時間単位の映像データを用いてハッシュ値を計算するものである。
ここで、ハッシュ演算部231によるハッシュ値の計算方法は、既存のハッシュ関数を用いた演算方法を広く適用することができる。一般的にコンテンツのデータ量は大きい。そのため、例えば解像度の高い映像データを配信するときには遅延等が生じたりして、安定した映像データの転送ができない。そこで、映像データの配信を平滑化するために、ハッシュ演算部231は、コンテンツの映像データを区分する。
この実施形態におけるコンテンツの区分方法は、所定の時間単位とするが、これに限定されるものではなく、例えば、MPEGを採用した映像データの場合、GOP(Group Of Picture)単位等のように所定のデータ単位で区分するようにしてもよい。また、ハッシュ演算部231は、所定の時間単位の映像データ全体に基づいてハッシュ値を計算するようにしてもよいし、又は、所定の時間単位の映像データの先頭から所定のデータ量(例えば、数十バイト〜数百バイト)若しくは先頭から所定の時間のデータ(例えば、1秒程度のデータ)に基づいてハッシュ値を求めるようにしてもよい。
ハッシュ値検索部232は、記憶部210を参照して、ハッシュ演算部231により計算されたハッシュ値と一致するハッシュ値があるか否かを検索するものである。
コンテンツ情報保存指示部234は、ハッシュ値検索部232により、受信した映像データのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部210にない場合、当該時間単位の映像データのコンテンツ情報を、記憶部210に記憶させるものである。ここで、時間単位の映像データのコンテンツ情報は、例えば、当該時間単位の映像データのハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズである。
中継指示部235は、ハッシュ値検索部232により、受信した映像データのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部210にない場合、コンテンツ配信装置100から受信した映像データパケットを、ネットワーク300を介して、キャッシュ配信サーバ400に中継することを、第1中継制御部220に指示するものである。このとき、中継指示部235は、第1中継制御部220に対して、さらに次の3つの事項について指示する。
第1の指示において、中継指示部235は、配信レート計算部237にて計算されたレート(後述される)にて、当該時間単位の映像データからなる映像データパケットを中継するように、第1中継制御部220に指示する。
第2の指示において、中継指示部235は、映像データパケットを当該時間単位の映像データにて中継するように、第1中継制御部220に指示する。
第3の指示において、中継指示部235は、当該映像データにおける当該時間単位の映像データに係るコンテンツ情報(ハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズ)を、当該時間単位の映像データからなる映像データパケットに挿入して、映像データパケットを中継するように、第1中継制御部220に指示する。
キャッシュ配信要求部236は、ハッシュ値検索部232により、受信した映像データのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部210にある場合、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報を含むキャッシュ配信要求パケットを送信することを、第1中継制御部220に指示する。
このとき、キャッシュ配信要求部236は、後述する配信レート計算部237により計算された配信レート情報をキャッシュ配信要求パケットに挿入してキャッシュ配信サーバ400に送信させる。つまり、キャッシュされている映像データの配信レート情報をキャッシュ配信サーバ400に与え、この配信レート情報でも端末500に映像データ(コンテンツ)を配信させるように要求できるようにする。
配信レート計算部237は、所定の時間単位の映像データの配信レートを計算するものである。配信レート計算部237による配信レートの計算方法は、種々の方法を広く適用することができる。例えば、この実施形態の場合、該当するコンテンツ情報に含まれる、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて配信レートを計算する方法を適用する。具体的には、例えば、キャッシュする映像データについて、受信時間が10秒であり、データサイズが20Mbitである場合、配信レート計算部237は2Mbpsと計算する。
記憶部(第1キャッシュ)210は、所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報を記憶するものである。記憶部210は、例えば、キャッシュメモリ等の書込み/読出しが高速な記憶装置を適用することができる。以下では、記憶部210を第2キャッシュとも呼ぶ。記憶部210は、連携制御部230の指示に従って、所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報を書込み又は読出しを行うものである。
図4は、記憶部(第1キャッシュ)210に記憶される所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報の構成を示す構成図である。
図4において、コンテンツ情報は、所定の時間単位の映像データである「コンテンツのハッシュ値610」、「受信開始時刻620」、「受信終了時刻630」、「データサイズ640」を項目として有する。
例えば、図4において、「ハッシュ値:000000001」は、当該映像データの受信開始時刻が「10:00:00:00(時:分:秒:ミリ秒)」であり、受信終了時刻が「10:00:10:00」であり、この映像データのデータサイズが「10,458,760(バイト)」であることを示す。なお、「ハッシュ値:000000002」は、「ハッシュ値:000000001」に続く映像データである。ここで、コンテンツの連続性を保つため、「ハッシュ値:000000002」の受信開始時刻は「10:00:10:00」であり、「ハッシュ値:000000001」の受信終了時刻に連続する。
なお、キャッシュ制御サーバ200は、ネットワーク300を通じて複数のコンテンツ配信サーバ400との間のキャッシュ制御を行うことができ、その場合、各コンテンツ配信サーバ400の識別情報(例えば、IPアドレス)と対応付けて、コンテンツ配信サーバ400毎のコンテンツ情報を管理するようにしてもよい。
図5は、この実施形態のキャッシュ配信サーバ400の内部構成を示す内部構成図である。図5において、キャッシュ配信サーバ400は、記憶部(第2キャッシュ)410、第2中継制御部420、配信制御部430を有する。
第2中継制御部420は、キャッシュ配信サーバ400の中継機能を制御するものである。第2中継制御部420は、端末500からの映像配信要求パケットをネットワーク300に中継する。また、第2中継制御部420は、キャッシュ制御サーバ200からネットワーク300を通じて映像データパケットまたはキャッシュ配信要求パケットを受信すると、受信した映像データパケットに含まれる情報を配信制御部430に与える。
第2中継制御部420は、配信制御部430からの中継指示に従って、受信した映像データパケット、又は、記憶部410に記憶される映像データを読み出し、読み出した映像データを含む映像データパケットを端末500に中継する。
配信制御部430は、第2中継制御部220から映像データパケットに含まれる情報を取得すると、映像データパケットに含まれるハッシュ値が、記憶部410に記憶されているハッシュ値と一致するものがあるか否かを判断し、その判断結果に応じて映像データパケットの配信制御を行うものである。
図5に示すように、配信制御部430の主な機能は、ハッシュ値検索部431、コンテンツ情報保存指示部432、配信レート取得部433、中継指示部434、キャッシュ配信指示部435を有する。
なお、配信制御部430のハードウェアは、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、入出力インタフェース等を有して構成される装置であり、CPUが、ROMに格納される処理プログラムを実行することにより、図5に例示する機能を実現する。
ハッシュ値検索部431は、記憶部410を参照して、受信した映像データパケットのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部410にあるか否かを検索するものである。
コンテンツ情報保存指示部432は、受信した映像データパケットのハッシュ値が記憶部410に記憶されるハッシュ値と一致しない場合、受信した映像データパケットに含まれる、ハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズ及び映像データを対応付けて、コンテンツ情報として記憶部410に記憶させるものである。
配信レート取得部433は、受信したキャッシュ配信要求パケットに基づき、キャッシュ配信要求で指示される映像データパケットの配信レートに関するコンテンツ情報と、配信レート情報を取得するものである。
中継指示部434は、受信した映像データパケットのハッシュ値が記憶部410に記憶されるハッシュ値と一致しない場合、受信した映像データパケットに含まれる映像データを、第2中継制御部420に配信するように指示するものである。このとき、中継指示部434は、配信レート取得部432が取得した映像データパケットに含まれるコンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って当該映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に指示する。例えば、あるキャッシュされている映像データについて、キャッシュ配信要求の配信レートが2Mbpsである場合、当該映像データを2Mbpsで配信する。なお、配信レート取得部433は、キャッシュサーバ200から受信した映像データパケットに含まれるコンテンツ情報を削除するように、第2中継制御部420に指示する。
キャッシュ配信指示部435は、受信した映像データパケットのハッシュ値が記憶部410に記憶されるハッシュ値と一致する場合、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部410から検索し、検索したコンテンツ情報の映像データを、第2中継制御部420に配信させるものである。このとき、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報におけるハッシュ値に基づいて、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部410から検索し、検索したコンテンツ情報コンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って当該映像データを配信させる。
または、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って当該映像データを配信させる。
または、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得した配信レート情報に基づく配信レートに従って当該映像データを配信させる。
中継指示部434及びキャッシュ配信指示部435が、キャッシュ制御サーバ200が要求した配信レートで映像データを配信することにより、コンテンツ配信装置100が提供する配信レートに近い配信レートで映像データを転送できる。これにより、映像データは安定して配信されるので、映像データの遅延等が軽減され、ユーザはコンテンツ配信装置100が提供する配信レートで映像を視聴できる。
記憶部(第2キャッシュ)410は、キャッシュ制御サーバ200から取得した所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報を記憶するものである。記憶部410は、例えば、キャッシュメモリ等の書込み/読出しが高速な記憶装置を適用することができる。以下では、記憶部410を第3キャッシュとも呼ぶ。記憶部410は、配信制御部430の指示に従って、所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報を書込み又は読出しを行うものである。
図6は、記憶部(第2キャッシュ)410に記憶される所定の時間単位の映像データのコンテンツ情報の構成を示す構成図である。図6において、コンテンツ情報は、所定の時間単位の映像データである「コンテンツのハッシュ値710」、「受信開始時刻720」、「受信終了時刻730」、「データサイズ740」、「映像データ750」を項目として有する。
例えば、図6において、「コンテンツのハッシュ値710」、「受信開始時刻720」、「受信終了時刻730」、「データサイズ740」には、キャッシュ制御サーバ200から取得した「コンテンツのハッシュ値610」、「受信開始時刻620」、「受信終了時刻630」、「データサイズ640」の値が記憶される。
また、図6に示すように、記憶部410には、「ハッシュ値710」に対応する「映像データ750」が記憶される。従って、キャッシュ配信サーバ400に映像データがキャッシュされている場合には、キャッシュ配信サーバ400は、キャッシュされている映像データを端末500に配信することができる。
図7は、この実施形態の端末500の内部構成を示す内部構成図である。図7において、端末500は、通信制御部510、映像配信要求部520、配信映像再生部530を有する。
映像配信要求部520は、ユーザ操作を受けて、コンテンツ配信装置100に対する映像配信要求を行うものである。
通信制御部510は、映像配信要求部520から映像配信要求を受けると、コンテンツ配信装置100宛の映像配信要求パケットを形成し、その映像配信要求パケットを送信するものである。また、通信制御部510は、キャッシュ配信サーバ400から映像データパケットを受信すると、映像データパケットに含まれる映像データを配信映像再生部530に与えるものである。
配信映像再生部530は、通信制御部510から取得した映像データに基づいて映像を再生するものである。
(A−2)実施形態の動作
次に、この実施形態の映像配信システム1における映像配信処理を示すシーケンス図である。
図8は、端末500が、あるコンテンツについて初めて映像配信要求を行うときの映像配信処理を示すシーケンス図である。
まず、端末500において、映像配信要求部520がユーザ操作により、視聴を希望するコンテンツの指定を受けて、コンテンツを指定した映像配信要求を通信制御部410に与える。
通信制御部510は、コンテンツ配信装置100のアドレス情報を送信先として、取得した映像配信要求を含む映像配信要求パケットを形成し、その映像配信要求パケットをキャッシュ配信サーバ400に送信する(S101)。
キャッシュ配信サーバ400では、第2中継制御部420が、端末500からの映像配信要求パケットを受信し、受信した映像配信要求パケットをネットワーク300を介してキャッシュ制御サーバ200に中継する(S102)。
映像配信要求パケットは、ネットワーク300を通じてキャッシュ制御サーバ200に与えられる。キャッシュ制御サーバ200において、第1中継制御部220が、ネットワーク300からの映像配信パケットを受信し、受信した映像配信パケットをコンテンツ配信装置100に中継する(S103)。
コンテンツ配信装置100において、配信制御部120が、キャッシュ制御サーバ200からの映像配信要求パケットを受信する。配信制御部120は、映像配信要求パケットを解析して、指定されるコンテンツの蓄積位置をコンテンツ蓄積管理部130に要求する(S104)。
コンテンツ蓄積管理部130は、配信制御部120から要求されたコンテンツの記憶部110における蓄積位置を検索し、要求されたコンテンツの記憶部110における蓄積位置を、配信制御部120に応答する(S105)。例えば、コンテンツ蓄積管理部130は、コンテンツ識別情報(例えばコンテンツID)と、記憶部110にキャッシュされているコンテンツの蓄積位置とを対応付けて管理し、要求されたコンテンツ識別情報に対応する蓄積位置を検索することで実現できる。
配信制御部120は、コンテンツ蓄積管理部130から取得した蓄積位置に基づいて、記憶部110からコンテンツの映像データを読み出す(S106)。そして、配信制御部120は、例えばRTPに従って、当該コンテンツの映像データを含む映像データパケットを配信する(S107)。
キャッシュ制御サーバ200において、第1中継制御部220が、コンテンツ配信装置100からの映像データパケットを受信する。第1中継制御部220は、受信した映像データパケットの映像データを連携制御部230に転送する(S108)。
連携制御部230は、取得した映像データのハッシュ値を計算する。そして、連携制御部230は、計算したハッシュ値が、記憶部(第1キャッシュ)210に記憶されているハッシュ値と一致するか否かを検索する(S109)。
ここでは、あるコンテンツについて初めての映像配信要求の場合であるから、計算したハッシュ値は記憶部210には記憶されておらず、連携制御部230は、計算したハッシュ値と一致するハッシュ値を検索できない。
従って、連携制御部230は、コンテンツ配信装置100から受信した映像データのコンテンツ情報を記憶部210に記憶する(S110)。また、連携制御部230は、第1中継制御部220に対して、コンテンツ配信装置100から受信した映像データパケットを中継するよう指示する(S111)。
ここで、連携制御部230は、受信したコンテンツを所定の時間単位(例えば、10秒とする)で区分し、その区分した映像データのハッシュ値を求める。そして、連携制御部230は、ハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズを、コンテンツ情報として、記憶部210に記憶する。さらに、連携制御部230は、コンテンツ配信装置100から受信した映像データパケットを中継するように第1中継制御部220に指示するとき、連携制御部230は、第1中継制御部220に対して、さらに次の3つの事項について指示する。
第1の指示において、中継指示部235は、コンテンツ配信装置100から映像データパケットにおける当該時間単位の映像データにおいて受信したときのレート、または配信レート計算部237にて計算されたレートにて、当該時間単位の映像データからなる映像データパケットを中継するように、第1中継制御部220に指示する。
第2の指示において、中継指示部235は、映像データパケットを当該時間単位の映像データにて中継するように、第1中継制御部220に指示する。
第3の指示において、中継指示部235は、当該映像データにおける当該時間単位の映像データに係るコンテンツ情報(ハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズ)を、当該時間単位の映像データからなる映像データパケットに挿入して、映像データパケットを中継するように、第1中継制御部220に指示する。
第1中継制御部220は、連携制御部230からの中継指示に従って、コンテンツ配信装置100から受信した映像データパケットを、ネットワーク300を通じてキャッシュ配信サーバ400に送信する(S112)。
キャッシュ配信サーバ400において、第2中継制御部420が映像データパケットを受信する。第2中継制御部420は、受信した映像データパケットの映像データを配信制御部430に与える(S113)。
配信制御部430は、第2中継制御部420から映像データパケットに含まれるハッシュ値が、記憶部(第2キャッシュ)410に記憶されているか否かを検索する。ここでは、最初の映像配信要求であるから、該当するハッシュ値を検索できない。従って、配信制御部430は、映像データパケットに含まれている、ハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズ及び映像データを、コンテンツ情報として、記憶部410に記憶する(S114)。
配信制御部430は、第2中継制御部420から受信した映像データパケットを、端末500に配信中継させるように、第2中継制御部420に対して指示する(S115)。さらに、配信制御部430は、キャッシュ制御サーバ200から受信した映像データパケットを配信中継するように第2中継制御部420に指示するとき、配信制御部430は、第2中継制御部420に対して、さらに次の2つの事項について指示する。
第1の指示において、配信制御部430は、配信レート取得部432が取得した映像データパケットに含まれるコンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って、当該映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に指示する。
第2の指示において、配信制御部430は、キャッシュサーバ200から受信した映像データパケットに含まれるコンテンツ情報を削除するように、第2中継制御部420に指示する。第2中継制御部420は、配信制御部430からの指示に従って、映像データパケットを端末500の通信制御部510に中継する(S116)。
これにより、端末500の通信制御部510は、第2中継制御部420より配信されたコンテンツを受信し、配信映像再生部530が映像を再生する。
次に、端末500が同一のコンテンツの映像配信要求を行うときの映像配信処理を説明する。図9は、端末500が、同一のコンテンツの映像配信要求を行うときの映像配信処理を示すシーケンス図である。
ユーザが同一コンテンツを再度視聴する場合も、端末500において、映像配信要求部520がユーザ操作により、視聴を希望するコンテンツの指定を受けて、コンテンツを指定した映像配信要求を通信制御部510に与える。
通信制御部510は、コンテンツ配信装置100のアドレス情報を送信先として、取得した映像配信要求を含む映像配信要求パケットを形成し、その映像配信要求パケットをキャッシュ配信サーバ400に送信する(S201)。
キャッシュ配信サーバ400では、第2中継制御部420が、端末500からの映像配信要求パケットを受信し、受信した映像配信要求パケットをネットワーク300を介してキャッシュ制御サーバ200に中継する(S202)。
映像配信要求パケットは、ネットワーク300を通じてキャッシュ制御サーバ200に与えられる。キャッシュ制御サーバ200において、第1中継制御部220が、ネットワーク300からの映像配信パケットを受信し、受信した映像配信パケットを中継する(S203)。
コンテンツ配信装置100において、配信制御部120が、キャッシュ制御サーバ200からの映像配信要求パケットを受信する。配信制御部120は、映像配信要求パケットを解析して、指定されるコンテンツの蓄積位置をコンテンツ蓄積管理部130に要求する(S204)。
コンテンツ蓄積管理部130は、配信制御部120から要求されたコンテンツの記憶部110における蓄積位置を検索し、要求されたコンテンツの記憶部110における蓄積位置を、配信制御部120に応答する(S205)。
配信制御部120は、コンテンツ蓄積管理部130から取得した蓄積位置に基づいて、記憶部110からコンテンツの映像データを読み出す(S206)。そして、配信制御部120は、例えばRTPに従って、当該コンテンツの映像データを含む映像データパケットを配信する(S207)。
キャッシュ制御サーバ200において、第1中継制御部220が、コンテンツ配信装置100からの映像データパケットを受信する。第1中継制御部220は、受信した映像データパケットの映像データを連携制御部230に転送する(S208)。
連携制御部230は、取得した映像データのハッシュ値を計算する。そして、連携制御部230は、計算したハッシュ値が、記憶部(第1キャッシュ)210に記憶されているハッシュ値と一致するか否かを検索する(S209)。
連携制御部230は、計算したハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部210から読み出し、そのコンテンツ情報を含むキャッシュ配信要求パケットを送信することを第1中継制御部220に指示する(S210)。
ここで、コンテンツ情報は、ハッシュ値、受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズである。
また、連携制御部230は、計算したハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部210から読み出し、そのコンテンツ情報における受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて配信レートを計算する。連携制御部230は、計算された配信レート情報を含むキャッシュ配信要求パケットを送信することを第1中継制御部220に指示する(S210)。
第1中継制御部220は、連携制御部230からの中継指示に従って、コンテンツ情報と配信レート情報を含むキャッシュ配信要求パケットを、ネットワーク300を通じてキャッシュ配信サーバ400に送信する(S211)。
キャッシュ配信サーバ400において、第2中継制御部420が、第1中継制御部220からのパケットを受信する。第2中継制御部420は、受信したパケットに含まれる情報を配信制御部430に与える(S212)。
配信制御部430は、第2中継制御部420からのパケットに含まれるハッシュ値が、記憶部(第2キャッシュ)410に記憶されているか否かを検索する(S213)。
ここでは、同一コンテンツの再度の映像配信要求であるから、配信制御部430は該当するハッシュ値を検索する。従って、配信制御部430は、パケットのハッシュ値に対応する映像データのキャッシュ配信を第2中継制御部420に要求する(S214)。さらに、配信制御部430は、第2中継制御部420にキャッシュ配信を要求するように第2中継制御部420に要求するとき、配信制御部430は、第2中継制御部420に対して、さらに次の事項について要求する。
当該要求において、配信制御部430は、検索されたハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部410から読み出し、そのコンテンツ情報における受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する。
または、当該要求において、配信制御部430は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する。
または、当該要求において、配信制御部430は、配信レート取得部433が取得した配信レート情報に基づく配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する。
すなわち、第2中継制御部420は、配信制御部430の要求に従って、記憶部410において、ハッシュ値に対応する映像データを記憶部410から読み出し(S215)、その読み出した映像データを含む映像データパケットを、端末500の通信制御部510に配信する。(S216)。
これにより、端末500の通信制御部510は、第2中継制御部420より配信されたコンテンツを受信し、配信映像再生部530が映像を再生する。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、同一コンテンツについて2回目以降のコンテンツ配信において、キャッシュ制御サーバとキャッシュ配信サーバとの間に流れるビデオトラフィックを軽減することができる。
また、第1の実施形態によれば、キャッシュ配信サーバ400から配信されるビデオトラフィックの転送速度(配信レート)もコンテンツ配信装置から転送された速度に近い転送速度で端末に配信されるため、映像の視聴に遅れが出ない安定した転送が行うことができるという効果が得られる。
さらに、第1の実施形態によれば、コンテンツデータ(映像データ)のみを保存することで実現しているため、RTPやHTTPなどコンテンツ配信時のプロトコルに依存することなく同様の効果が得られる。
(B)他の実施形態
上述した第1の実施形態においても種々の変形実施形態を説明したが、以下のような他の変形実施形態を本発明にも適用することができる。
(B−1)上述した第1の実施形態の構成において、キャッシュ配信要求部236は、ハッシュ値検索部232により、受信した映像データのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部(第1キャッシュ)210にある場合、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報のうちハッシュ値を含む(コンテンツ情報のうち受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズを含まない、かつ配信レート情報を含まない)キャッシュ配信要求パケットを送信することを、第1中継制御部220に指示してもよい。
その際、実施形態の構成において、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報におけるハッシュ値に基づいて、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部(第2キャッシュ)410から検索し、検索したコンテンツ情報コンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って当該映像データを配信させる。
その際、実施形態の動作のS210〜S211において、連携制御部230は、計算したハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部210から読み出し、そのコンテンツ情報のうちハッシュ値を含む(コンテンツ情報のうち受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズを含まない、かつ配信レート情報を含まない)キャッシュ配信要求パケットを送信することを第1中継制御部220に指示する(S210)。
さらに、実施形態の動作において、第1中継制御部220は、連携制御部230からの中継指示に従って、ハッシュ値を含むキャッシュ配信要求パケットを、ネットワーク300を通じてキャッシュ配信サーバ400に送信する(S211)。
さらに、実施形態の動作のS214〜S216において、配信制御部430は、第2中継制御部420にキャッシュ配信を要求するように第2中継制御部420に要求するとき、配信制御部430は、第2中継制御部420に対して、検索されたハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部410から読み出し、そのコンテンツ情報における受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する(S214)。
さらに、第2中継制御部420は、配信制御部430の要求に従って、記憶部410において、ハッシュ値に対応する映像データを記憶部410から読み出し(S215)、その読み出した映像データを含む映像データパケットを、端末500の通信制御部510に配信する。(S216)。
(B−2)上述した第1の実施形態の構成において、キャッシュ配信要求部236は、ハッシュ値検索部232により、受信した映像データのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部(第1キャッシュ)210にある場合、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報を含む(配信レート情報を含まない)キャッシュ配信要求パケットを送信することを、第1中継制御部220に指示してもよい。
その際、実施形態の構成において、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報におけるハッシュ値に基づいて、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部(第2キャッシュ)410から検索し、検索したコンテンツ情報コンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って当該映像データを配信させる。
または、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って当該映像データを配信させる。
その際、実施形態の動作のS210〜S211において、連携制御部230は、計算したハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部210から読み出し、そのコンテンツ情報を含む(配信レート情報を含まない)キャッシュ配信要求パケットを送信することを第1中継制御部220に指示する(S210)。
さらに、実施形態の動作において、第1中継制御部220は、連携制御部230からの中継指示に従って、コンテンツ情報を含むキャッシュ配信要求パケットを、ネットワーク300を通じてキャッシュ配信サーバ400に送信する(S211)。
さらに、実施形態の動作のS214〜S216において、配信制御部430は、第2中継制御部420にキャッシュ配信を要求するように第2中継制御部420に要求するとき、配信制御部430は、第2中継制御部420に対して、検索されたハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部410から読み出し、そのコンテンツ情報における受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する。
または、当該要求において、配信制御部430は、配信レート取得部433が取得したコンテンツ情報における受信開始時刻及び受信終了時刻、データサイズから、受信開始時刻及び受信終了時刻に基づく当該映像データの受信時間と、当該映像データのデータサイズとに基づいて計算された配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する(S214)。
さらに、第2中継制御部420は、配信制御部430の要求に従って、記憶部410において、ハッシュ値に対応する映像データを記憶部410から読み出し(S215)、その読み出した映像データを含む映像データパケットを、端末500の通信制御部510に配信する。(S216)。
(B−3)上述した第1の実施形態の構成において、キャッシュ配信要求部236は、ハッシュ値検索部232により、受信した映像データのハッシュ値と一致するハッシュ値が記憶部(第1キャッシュ)210にある場合、当該ハッシュ値に対応するコンテンツ情報のうちハッシュ値と配信レート情報を含む(コンテンツ情報のうち受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズを含まない)キャッシュ配信要求パケットを送信することを、第1中継制御部220に指示してもよい。
その際、実施形態の構成において、キャッシュ配信指示部435は、配信レート取得部433が取得した配信レート情報に基づく配信レートに従って当該映像データを配信させる。
その際、実施形態の動作のS210〜S211において、連携制御部230は、計算したハッシュ値に対応するコンテンツ情報を記憶部210から読み出し、そのコンテンツ情報のうちハッシュ値と配信レート情報を含む(コンテンツ情報のうち受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズを含まない)キャッシュ配信要求パケットを送信することを第1中継制御部220に指示する(S210)。
さらに、実施形態の動作において、第1中継制御部220は、連携制御部230からの中継指示に従って、ハッシュ値と配信レート情報を含むキャッシュ配信要求パケットを、ネットワーク300を通じてキャッシュ配信サーバ400に送信する(S211)。
さらに、実施形態の動作のS214〜S216において、配信制御部430は、第2中継制御部420にキャッシュ配信を要求するように第2中継制御部420に要求するとき、配信制御部430は、配信レート取得部433が取得した配信レート情報に基づく配信レートに従って、検索されたハッシュ値に該当する映像データを映像データパケットにて配信するように、第2中継制御部420に要求する(S214)。
さらに、第2中継制御部420は、配信制御部430の要求に従って、記憶部(第2キャッシュ)410において、ハッシュ値に対応する映像データを記憶部410から読み出し(S215)、その読み出した映像データを含む映像データパケットを、端末500の通信制御部510に配信する。(S216)。
(B−4)上述した第1の実施形態では、キャッシュする一定の単位を時間単位で行なっていたが、受信サイズやビデオデータのPES単位、フレーム単位、GOP単位など映像データの区切りにするなど、他の単位で行うことでも同様の効果が得られる。
(B−5)上述した第1の実施形態において、キャッシュ制御サーバは、キャッシュする映像データの受信開始時刻、受信終了時刻、データサイズをコンテンツ情報として保存する場合としたが、コンテンツの連続性を維持することができれば、例えばRTPパケットのタイムスタンプを保存するようにしてもよい。
1…映像配信システム、100…コンテンツ配信装置、200…キャッシュ制御サーバ200…ネットワーク、400…キャッシュ配信サーバ、500…端末、
410…記憶部(第2キャッシュ)、420…第2中継制御部、430…配信制御部、431…ハッシュ値検索部、432…コンテンツ情報保存指示部、433…配信レート取得部、434…中継指示部、435…キャッシュ配信指示部、
210…記憶部(第1キャッシュ)、220…第1中継制御部、230…連携制御部、231…ハッシュ演算部231、232…ハッシュ値検索部、234…コンテンツ情報保存指示部、235…中継指示部、236…キャッシュ配信指示部、237…配信レート計算部。

Claims (11)

  1. 映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段と、
    上記キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段と、
    上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段と
    を備え
    上記配信制御手段は、上記キャッシュ配信要求に含まれている配信元近傍での上記区分映像データの転送情報を取得するものであり、
    上記中継制御手段が、上記配信制御手段により取得された上記転送情報に基づく転送速度で上記区分映像データを転送するものである
    ことを特徴とする映像配信装置。
  2. 映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段と、
    上記キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段と、
    上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段と
    を備え、
    上記記憶手段が、上記区分映像データの配信元近傍での受信時間及びデータサイズを記憶し、
    上記配信制御手段が、上記映像特定情報に対応する上記区分映像データの上記受信時間及びデータサイズに基づいて、配信元近傍での転送速度を求めるものであり、
    上記中継制御手段が、上記配信制御手段により求められた上記転送速度で上記区分映像データを転送するものである
    ことを特徴とする映像配信装置。
  3. 映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段を備え、
    コンピュータを、
    上記キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段、
    上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段
    として機能させ
    上記配信制御手段は、上記キャッシュ配信要求に含まれている配信元近傍での上記区分映像データの転送情報を取得し、
    上記中継制御手段が、上記配信制御手段により取得された上記転送情報に基づく転送速度で上記区分映像データを転送する
    ことを特徴とする映像配信プログラム。
  4. 映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段を備え、
    コンピュータを、
    上記キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段、
    上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送する中継制御手段
    として機能させ、
    上記記憶手段が、上記区分映像データの配信元近傍での受信時間及びデータサイズを記憶し、
    上記配信制御手段が、上記映像特定情報に対応する上記区分映像データの上記受信時間及びデータサイズに基づいて、配信元近傍での転送速度を求め、
    上記中継制御手段が、上記配信制御手段により求められた上記転送速度で上記区分映像データを転送する
    ことを特徴とする映像配信プログラム。
  5. 映像配信装置における映像配信方法において、
    記憶手段が、映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶し、
    配信制御手段が、上記キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得し、
    中継制御手段が、上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送し、
    上記配信制御手段は、上記キャッシュ配信要求に含まれている配信元近傍での上記区分映像データの転送情報を取得し、
    上記中継制御手段が、上記配信制御手段により取得された上記転送情報に基づく転送速度で上記区分映像データを転送する
    ことを特徴とする映像配信方法。
  6. 映像配信装置における映像配信方法において、
    記憶手段が、映像データの配信元に近い側で上記映像データを受信するキャッシュ制御装置から、映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶し、
    配信制御手段が、上記キャッシュ制御装置からキャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得し、
    中継制御手段が、上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを映像データの要求元の装置に転送し、
    上記記憶手段が、上記区分映像データの配信元近傍での受信時間及びデータサイズを記憶し、
    上記配信制御手段が、上記映像特定情報に対応する上記区分映像データの上記受信時間及びデータサイズに基づいて、配信元近傍での転送速度を求め、
    上記中継制御手段が、上記配信制御手段により求められた上記転送速度で上記区分映像データを転送する
    ことを特徴とする映像配信方法。
  7. 映像データの配信元に近い側で、上記映像データを受信するキャッシュ制御装置において、
    上記映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求める映像特定情報演算手段と、
    上記各区分映像データの上記映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    映像データを受信すると、受信した映像データを上記映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が上記記憶手段にある場合、少なくとも上記映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置に送信する中継制御手段と
    を備えることを特徴とするキャッシュ制御装置。
  8. 映像データの配信元に近い側で、上記映像データを受信するキャッシュ制御装置のキャッシュ制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    上記映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求める映像特定情報演算手段、
    上記各区分映像データの上記映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶する記憶手段、
    映像データを受信すると、受信した映像データを上記映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が上記記憶手段にある場合、少なくとも上記映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置に送信する中継制御手段
    として機能することを特徴とするキャッシュ制御プログラム。
  9. 映像データの配信元に近い側で、上記映像データを受信するキャッシュ制御装置におけるキャッシュ制御方法において、
    映像特定情報演算手段が、上記映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求め、
    記憶手段が、上記各区分映像データの上記映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶し、
    中継制御手段が、映像データを受信すると、受信した映像データを上記映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が上記記憶手段にある場合、少なくとも上記映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を、映像配信の要求元に近い側の映像配信装置に送信する
    ことを特徴とするキャッシュ制御方法。
  10. 映像データの配信元に近い側で、上記映像データを受信するキャッシュ制御装置と、
    映像配信の要求元に近い側の映像配信装置と
    を備え、
    上記キャッシュ制御装置は、
    上記映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求める映像特定情報演算手段と、
    上記各区分映像データの上記映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    映像データを受信すると、受信した映像データを上記映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が上記記憶手段にある場合、少なくとも上記映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を上記映像配信装置に送信する第1中継制御手段と
    を有し、
    上記映像配信装置は、
    上記映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶する記憶手段と、
    上記キャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得する配信制御手段と、
    上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを要求元に転送する第2中継制御手段と
    を有する
    ことを特徴とする映像配信システム。
  11. 映像データの配信元に近い側で、上記映像データを受信するキャッシュ制御装置と、
    映像配信の要求元に近い側の映像配信装置と
    を備え、
    上記キャッシュ制御装置は、
    映像特定情報演算手段が、上記映像データを所定単位で区分し、各区分映像データの映像特定情報を求め、
    記憶手段が、上記各区分映像データの上記映像特定情報と、受信時間及びデータサイズとを対応付けて記憶し、
    第1中継制御部が、映像データを受信すると、受信した映像データを上記映像特定情報演算手段に与え、各区分映像データの映像特定情報を受け取り、映像特定情報と一致する映像特定情報が上記記憶手段にある場合、少なくとも上記映像特定情報を含むキャッシュ配信要求を上記映像配信装置に送信し、
    上記映像配信装置は、
    記憶手段が、上記映像データを所定単位で区分された区分映像データを受信すると、受信した上記区分映像データをキャッシュすると共に、少なくとも上記区分映像データの映像特定情報を記憶し、
    配信制御手段が、上記キャッシュ配信要求を取得すると、上記キャッシュ配信要求に含まれる映像特定情報を取得し、
    第2中継制御手段が、上記映像特定情報に対応する上記区分映像データを上記記憶手段から取得し、上記映像データの配信元近傍での上記区分映像データの転送速度で、上記取得された区分映像データを要求元に転送する
    ことを特徴とする映像配信方法。
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