JP6073713B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パッチアンテナを有するアンテナ装置に関する。
誘電体基板上に形成されたパッチアンテナは、例えば車両や航空機などの移動体においてその周囲を監視するレーダなどに用いられている。パッチアンテナは、誘電体基板上にパッチ放射素子(パッチ状の導体)が形成されてなる構成が一般的である。また、誘電体基板におけるパッチ放射素子が形成される面(以下「基板表面」という)とは反対側の面(以下「基板裏面」という)には、一般に、地板として機能する導体部が形成される。更に、基板表面にもパッチ放射素子とは別に基板端部まで導体部が広く形成されることもある。
このような構成のパッチアンテナにおいては、パッチアンテナが動作すると、パッチ放射素子と地板との間に形成される電界に起因して地板表面に電流(表面電流)が流れ、その表面電流が基板端部まで伝わって、基板端部からの放射(輻射)が生じる。基板表面に導体部が形成される場合には、その導体部にも表面電流が流れて基板端部からの放射を引き起こす。この表面電流による基板端部からの放射は、パッチアンテナの性能に影響を及ぼす不要な放射となる。すなわち、この端部からの放射によって、パッチアンテナの指向性が乱れてしまう。
これに対し、特許文献1には、地板に流れる表面電流を抑える技術が開示されている。具体的には、誘電体基板の基板表面における、パッチ放射素子の周囲の全面に複数の導電性パッチを形成する。各導電性パッチはそれぞれ、導電ビアによって基板裏面の地板と導通させる。この導電性パッチ及び導電ビアからなる構造は、特定の周波数で地板の表面電流の伝搬を阻止するバンドギャップ(Electromagnetic Band Gap)を有する。以下、この導電性パッチ及び導電ビアからなる構造を「EBG」と称する。
このようにパッチ放射素子の周囲の全面に複数のEBGを設けることで、基板端部への表面電流の伝搬が抑制され、これによりパッチアンテナの指向性の乱れが抑制される。
特表2002−510886号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、基板上におけるパッチ放射素子の周囲全面にEBGが配置されているため、基板端部への表面電流の伝搬が強く抑えられ、ビーム幅が縮小してしまう。
つまり、表面電流の伝搬が抑えられて指向性の乱れを抑制することはできるものの、その反面、表面電流の伝搬が強く抑制されることによってパッチアンテナのグランドが実質的に小さくなり、ビーム幅は縮小してしまう。ビーム幅の縮小は通信可能範囲の狭小化につながるため、実用上好ましくない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、誘電体基板上にパッチアンテナが形成されたアンテナ装置において、表面電流に起因する指向性の乱れの抑制と所望のビーム幅の維持とを両立させることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明のアンテナ装置は、一方の板面に地板が形成された誘電体基板と、この誘電体基板に形成されるパッチアンテナと複数の導電性構造体とを備える。
パッチアンテナは、誘電体基板における地板が形成された板面とは反対側の板面に形成された少なくとも1つの給電用のパッチ放射素子を有し、誘電体基板の板面における所定方向を主偏波方向とするものである。導電性構造体は、誘電体基板におけるパッチ放射素子が形成された板面である基板表面に形成されたパッチ状の導体パターン、及び導体パターンと地板とを電気的に接続するためにこれら両者間の間に誘電体基板を貫通するように形成された接続導体を有するものであり、この導電性構造体が複数備えられている。
複数の導電性構造体は、基板表面において、当該各導電性構造体によって、パッチアンテナのパッチ放射素子が完全に含まれて且つ導電性構造体の前記導体パターンが存在しない領域である構造体非存在領域を形成するように配置されている。
そして、構造体非存在領域は、主偏波方向に垂直なラインであってパッチアンテナにおける主偏波方向の略中心部を通るラインをパッチラインとして、このパッチラインよりも誘電体基板の一端側の領域及び他端側の領域の双方において、複数の導電性構造体により、主偏波方向におけるパッチライン上の任意の位置から構造体非存在領域の境界を形成する導体パターンまでの距離である非存在距離がパッチライン上の位置によって複数種類に変化するように形成されている。
このように構成された本発明のアンテナ装置は、基板表面において、パッチ放射素子の周囲全体にパッチ放射素子と隣接するように複数の導電性構造体(導体パターン)が隣接配置されるのではなく、パッチ放射素子の周囲に導体パターンの存在しない構造体非存在領域があり、複数の導体パターンは、その構造体非存在領域外に配置される。
構造体非存在領域は、各導体パターンがパッチ放射素子を囲むように配置されることによってそれら各導体パターンにより形成されるものであり、その領域境界は導体パターンの配置状態によって決定される。換言すれば、構造体非存在領域の領域境界では、その領域境界の一部又は全てにおいて、その領域境界に沿うように導体パターンが配置される。
しかも、構造体非存在領域は、パッチライン上のどの位置から主偏波方向をみても非存在距離が同じになっているのではなく、パッチライン上の位置によって非存在距離が異なる。非存在距離とは、換言すれば、パッチライン上の任意の位置から主偏波方向に基板端部側をみたときに、その位置から、領域境界に存在する最も近い一番目の導体パターンまでの距離(導体パターンが存在しない距離)、又はそれに対応した距離である。
導電性構造体は、パッチアンテナから基板端部へ主偏波方向に伝搬する表面電流を減衰させる機能を有する。そのため、非存在距離が長ければ長いほど、表面電流が基板端部側まで伝搬する距離も長くなる。
ビーム幅を広くするためには、非存在距離は長い方がよい。そのため、ビーム幅を広くすることだけを考えれば、パッチライン上のどの位置からみても非存在距離は長い方がよい。しかし、パッチライン上のどの位置からも非存在距離を長くして表面電流が基板端部近傍まで伝搬するようにすると、基板端部近傍からの集中的な輻射によって指向性の乱れが生じてしまう。一方、指向性の乱れを抑えることだけを考えれば、非存在距離をできる限り短くして表面電流の伝搬を抑えるようにした方がよい。しかし、パッチライン上のどの位置からも非存在距離を短くして表面電流の伝搬を抑えてしまうと、ビーム幅が狭くなってしまう。
これに対し、本発明のアンテナ装置では、上記のように、パッチ放射素子の周囲に構造体非存在領域を設け、しかもその構造体非存在領域が、パッチラインからの非存在距離がパッチライン上の位置によって異なるようにしている。そのため、パッチライン上のある位置からの非存在距離は長くして表面電流を長く伝搬させる一方、別のある位置からの非存在距離は短くして、全体として輻射位置を分散させることができる。
したがって、本発明のアンテナ装置によれば、構造体非存在領域が形成されるように各導電性構造体を配置することで、表面電流の伝搬距離を確保して所望のビーム幅を維持できると共に、構造体非存在領域における非存在距離がパッチライン上の位置によって異なるように構造体非存在領域を形成する(各導電性構造体を配置する)ことで、表面電流に起因する輻射の輻射位置を分散させて指向性の乱れを抑制することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
第1実施形態のアンテナ装置の概略構成を表す説明図である。 第1実施形態のアンテナ装置の部分詳細図である。 第1実施形態のアンテナ装置の部分詳細図である。 第1実施形態のアンテナ装置の部分断面図である。 第2実施形態のアンテナ装置の概略構成を表す斜視図である。 第2実施形態のアンテナ装置と従来のアンテナ装置との機能上の差異(特に水平面指向性の差異)を説明するための説明図である。 第3実施形態のアンテナ装置の概略構成を表す斜視図である。 第3実施形態のアンテナ装置と従来のアンテナ装置等との機能上の差異(特に水平面指向性の差異)を説明するための説明図である。 第3実施形態のアンテナ装置と従来のアンテナ装置等との機能上の差異(特に表面電流の分布の差異)を説明するための説明図である。 アンテナ装置の他の実施形態を表す斜視図である。 アンテナ装置の他の実施形態を表す説明図である。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。また、下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態であり、下記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。
[第1実施形態]
図1(a)に示すように、本実施形態のアンテナ装置1は、長方形状の誘電体基板2の一方の面(基板表面)にパッチアンテナ7、導体板6及び複数のEBG4が形成され、他方の面(基板裏面)に導体からなる地板3が形成されてなるものである。なお、以下の説明では、誘電体基板2における長辺方向(図1(a)の横方向)をx軸方向、短辺方向(図1(a)の縦方向)をy軸方向、誘電体基板2の板面に垂直な方向をz軸方向として説明する。
なお、図2には、図1(a)のアンテナ装置1における、破線丸印で示したA部及びB部の詳細(拡大)図を図示している。また、図3には、図1(a)のアンテナ装置1における、破線丸印で示したC部及びD部の詳細(拡大)図を図示している。また、図4には、図1(a)のアンテナ装置1における、E−E断面図およびF−F断面図を図示している。
アンテナ装置1は、例えば車両の前方において、パッチアンテナ7が形成された基板表面側が車両前方を向くように、且つ長方形状の誘電体基板2の長辺が地面に対して水平となるように配置され、車両の周辺監視用のミリ波レーダとして用いられる。そのため、以下の説明では、誘電体基板2の長辺と平行な面(すなわちy軸方向と垂直なxz面)を水平面ともいう。
パッチアンテナ7は、正方形状のパッチ放射素子5を有し、このパッチ放射素子5が基板表面の中央部に形成されている。基板裏面の地板3は、このパッチアンテナ7の地板として機能する。正方形状のパッチ放射素子5は、対向する一組の辺がx軸方向に平行となるよう、且つ対向するもう一組の辺がy軸方向に平行となるように配置されている。
図3(b)や図4(b)からも明らかなように、パッチ放射素子5の周囲には導体板6が形成されている。ただし、パッチ放射素子5の全周に渡って導体板6との間に溝が形成されており、パッチ放射素子5はこの溝により導体板6と物理的に離間した状態となっている。
また、パッチ放射素子5は、一辺の長さが約λg/2である。なお、λgは誘電体内波長であり、自由空間波長をλ0、誘電体基板2の比誘電率をεrとすると、λg=λ0/√εrで表される。ただし、この約λg/2という長さは一例であり、例えば地板3の形状やサイズ等の種々の要因によって最適な長さは変化する。
パッチアンテナ7への給電はパッチ放射素子5に対して行われるが、パッチ放射素子5への給電構造については図示を省略している。パッチ状の放射素子へ給電を行う方法は種々考えられて実用化もされているため、詳細説明は省略するが、本実施形態では、給電用のマイクロストリップラインから電磁結合型給電方式にて給電を行う構造となっている。
パッチアンテナ7は、誘電体基板2における長辺方向(x軸方向)を主偏波方向として動作する。すなわち、パッチアンテナ7は水平偏波を良好に送受信可能なアンテナとして構成され、用いられる。
EBG4は、図2や図3(a)、図4(a)から明らかなように、誘電体基板2の基板表面に形成されたパッチ状の金属パターン(以下「パッチ状パターン」という)4aと、このパッチ状パターン4aの中心部と地板3とを電気的に接続する導電ビア(以下単に「ビア」という)4bとにより構成されている。
本実施形態のパッチ状パターン4aの形状(板面に平行な面の形状)は、一辺の長さが約λg/5〜λg/10の正方形状となっている。ただし、この一辺の長さは一例であり、誘電体基板2の誘電率によって変動する。ビア4bは、誘電体基板2を板面垂直方向(z軸方向)に貫通するように設けられており、一端側にパッチ状パターン4aが接続され、他端側に地板3が接続される。
EBG4は、アンテナ装置1において複数設けられている。具体的には、基板表面における、EBG非存在領域10(図1(b)参照)以外の領域全体に、パッチ状パターン4aが所定間隔隔てて複数配列されている。正方形状の各パッチ状パターン4aは、いずれも、対向する一組の辺がx軸方向に平行となるよう、且つ対向するもう一組の辺がy軸方向に平行となるように配置されている。各パッチ状パターン4aは、基板表面において、微小距離(アンテナ装置1の使用周波数に対応した波長よりも十分に短い距離)隔てて配列されている。
各EBG4は、隣接する他のEBG4と容量的に結合すると共に、基板裏面の地板3と誘導的及び容量的に結合する。これにより、各EBG4は、全体として、並列共振回路の二次元回路網として機能し、パッチアンテナ7の動作(放射)により発生する基板両端(主偏波方向の両端)への表面電流の伝搬を阻止(抑制)する。
EBG非存在領域10は、その中心部にパッチ放射素子5が存在し、且つパッチ状パターン4aが存在しない領域である。EBG非存在領域10は、全体としてひし形形状となっており、EBG非存在領域10の境界(領域境界)は、複数のパッチ状パターン4a及び誘電体基板2の端辺により形成されている。つまり、各パッチ状パターン4aは、ひし形形状のEBG非存在領域10が形成されるように配置されている。ひし形形状のEBG非存在領域10の境界領域に沿って各パッチ状パターン4aが配置されていると言うことができ、見方を変えれば、各パッチ状パターン4aをパッチ放射素子5の周囲に図1に示すように配置することによってこれら各パッチ状パターン4aによってEBG非存在領域10が形成されるとも言える。
また、図1(b)に示すように、主偏波方向に垂直(つまりy軸方向に平行)なラインであってパッチ放射素子5における主偏波方向の略中心部(本実施形態では正方形状のパッチ放射素子5の中心(重心))を通るラインを仮想的なパッチライン100とし、パッチライン100上の任意の点から主偏波方向におけるEBG非存在領域10の領域境界までの距離(領域境界を形成するパッチ状パターン4aまでの距離)を非存在距離Lとしたとき、EBG非存在領域10は次のように表せる。
すなわち、パッチライン100よりも誘電体基板2の主偏波方向一端側(図1におけるパッチライン100の右側)の領域(以下「右側領域」という)の非存在距離Lである右側非存在距離La、及び他端側(図1におけるパッチライン100の左側)の領域(以下「左側領域」という)の非存在距離Lである左側非存在距離Lbの双方とも、パッチライン100上の位置によって複数種類に変化するように形成されている。
具体的には、パッチライン100におけるパッチ放射素子5の中心位置からの各非存在距離La0,Lb0が最も長くなっている。この最も長い各非存在距離La0,Lb0は、具体的には、波長λgの約5倍の長さである。なお、この最も長い各非存在距離La0,Lb0を波長λgの約5倍の長さにすることは必須ではなくあくまでも一例であるが、波長λgの約5倍の長さを確保することが好ましい。
そして、パッチライン100におけるパッチ放射素子5の中心位置から、誘電体基板2の下端(図1の図面下側)まで及び上端(図1の図面上側)までの双方で、各非存在距離La,Lbが連続的に(厳密には段階的に)減少している。なお、パッチライン100上の同じ位置において、右側非存在距離Laと左側非存在距離Lbは同じ長さである。
つまり、各EBG4を構成する各パッチ状パターン4aは、基板表面において、パッチライン100を対称軸として線対称の位置関係になるように配置されているのであり、換言すれば、EBG非存在領域10はパッチライン100を対称軸とした線対称のひし形形状となっている。
本実施形態では、EBG非存在領域10の中心にパッチ放射素子5が配置され、パッチ放射素子5を除く領域ほぼ全域に導体板6が形成されている。なお、導体板6は、基板裏面の地板3と直接導通していないが、基板裏面の地板3とともにパッチアンテナ7のグランドとして機能する。ただし、導体板6は、アンテナ装置1として必須のものではなく、導体板6はなくてもよい。
このように、本実施形態のアンテナ装置1は、パッチ放射素子5の周囲にEBG非存在領域10が設けられ、しかもそのEBG非存在領域10が、パッチライン100からの非存在距離La,Lbがパッチライン100上の位置によって異なるように形成されている。そのため、非存在距離が長いところでは表面電流が長く伝搬していってその分ビーム幅を広くとることができる一方、非存在距離が短い箇所も設けることで全体として輻射位置を分散させることができる。
つまり、本実施形態のアンテナ装置1によれば、EBG非存在領域10が形成されるように各EBG4を配置することで、表面電流の伝搬距離を確保して所望のビーム幅を維持できると共に、EBG非存在領域10における非存在距離La,Lbがパッチライン100上の位置によって異なるようにEBG非存在領域10を形成する(各EBG4の各パッチ状パターン4aを配置する)ことで、表面電流に起因する輻射の輻射位置を分散させて指向性の乱れ(リップル等)を抑制することができる。
[第2実施形態]
図5に示す第2実施形態のアンテナ装置20は、図1に示した第1実施形態のアンテナ装置1と比較して、パッチアンテナ25の構成が異なる。すなわち、第1実施形態のパッチアンテナ7は、パッチ放射素子5を1つ備えていたのに対し、本実施形態のパッチアンテナ25は、複数(本例では4つ)のパッチ放射素子21,22,23,24が、誘電体基板2の中央部において縦方向(y軸方向)に所定間隔で配列された構成となっている。
各パッチ放射素子21〜24の形状や寸法は、第1実施形態のパッチ放射素子5と同じである。各パッチ放射素子21〜24への給電は、本実施形態では、給電用のマイクロストリップラインを分岐させて各パッチ放射素子21〜24へ電磁結合型給電方式にて給電を行う構造となっている。
パッチアンテナ25の構成(パッチ放射素子の数)以外は、基本的には、第1実施形態のアンテナ装置1と同じ構成である。すなわち、パッチアンテナ25の周囲に、複数のEBG4が、ひし形形状のEBG非存在領域10を形成するように配置されている。なお、EBG非存在領域10内における、パッチアンテナ25以外の領域には、第1実施形態と同様、導体板26が形成されている。ただし、この導体板26はなくてもよい。
また、パッチアンテナ25は、その中心点PがEBG非存在領域10の中心部に位置するように配置されている。なお、パッチアンテナ25の中心点Pは、縦方向(y軸方向)においては、4つのパッチ放射素子21〜24の縦方向全長における中点であり、横方向(x軸方向)においては、各パッチ放射素子21〜24の横方向における中点であって、第1実施形態のパッチ放射素子5の中心点と同じ位置である。
そのため、パッチアンテナ25の中心点Pを通る仮想のパッチライン(図5では図示略)から領域端部までの主偏波方向の距離(非存在距離L)は、パッチアンテナ25の中心点Pからの非存在距離La0,Lb0が最も長く且つ両者は等しく、それぞれ、基板上端及び下端に向けて連続的(厳密には段階的)に短くなっていく。
このように構成された本実施形態のアンテナ装置20における、車両前方方向(パッチアンテナ25が形成された基板表面側)の水平面(xz面)指向性は、図6(b)に示すように、図6(a)に示す参考構造(EBG4のない構造)に比べて、所定角度領域での利得低下が抑制されている。
すなわち、EBG4のない参考構造のアンテナ装置の指向性は、図6(a)に示すように、±45°付近でリップル(利得の低下)が生じている。この利得低下の主な要因の1つは、基板端部に伝搬する表面電流であり、ひいては基板端部からの不要放射である。
これに対し、本実施形態のアンテナ装置20は、ひし形形状のEBG非存在領域10をなすように複数のEBG4が配置され、これにより、表面電流の確保(延いてはビーム幅の確保)と、輻射位置の分散によるリップル抑制が実現される。そのため、本実施形態のアンテナ装置20の指向性は、図6(b)に示すように、参考構造に比べて、利得の変動が大幅に抑制されている。なお、図1に示した第1実施形態のアンテナ装置1も、図6(b)と同じ傾向の指向性を有している。
従って、本実施形態のアンテナ装置20によっても、第1実施形態のアンテナ装置1と同じように、指向性の乱れ(リップル等)の抑制と所望のビーム幅維持の両立が可能となる。
[第3実施形態]
図7に示す第3実施形態のアンテナ装置30は、図5に示した第2実施形態のアンテナ装置20と比較して、パッチアンテナ25の左右両側にパッチ放射素子が形成されている点で異なり、それ以外は第2実施形態と同じである。
すなわち、第2実施形態のパッチアンテナ25は、縦方向に所定間隔で配列された4つのパッチ放射素子21〜24を備えていたのに対し、本実施形態のアンテナ装置30は、第2実施形態のパッチアンテナ25の各パッチ放射素子21〜24を1つの放射素子群としたとき、その放射素子群が複数(本例では5つ)、所定間隔で主偏波方向に配列された構造となっている。
具体的には、パッチアンテナ25を構成する放射素子群31cを中心として、その左側に2つの放射素子群31a,31bが配置され、右側に2つの放射素子群31d,31eが配置されている。各放射素子群31a〜31eは主偏波方向に等間隔で配置されている。5つの放射素子群31a〜31eには、それぞれ、個別に給電することができるようになっている。そのため、アンテナ装置30は、1つの放射素子群を1チャンネルとして5チャンネル分の電波を送受信可能となっている。
そして、これら各放射素子群31a〜31eからなるパッチアンテナの周囲に、複数のEBG4が、ひし形形状のEBG非存在領域10を形成するように配置されている。なお、EBG非存在領域10内における、パッチアンテナ以外の領域には、第1実施形態と同様、導体板33が形成されている。ただし、この導体板33はなくてもよい。
本実施形態のアンテナ装置30における、5つの放射素子群31a〜31e全体の中心点Pは、第1実施形態のアンテナ装置1の中心点や第2実施形態のアンテナ装置20の中心点Pと同じ位置である。そして、その中心点Pを通る仮想のパッチライン(図7では図示略)から領域端部までの主偏波方向の距離(非存在距離L)は、中心点Pからの非存在距離La0,Lb0が最も長く且つ両者は等しく、それぞれ、基板上端及び下端に向けて連続的(厳密には段階的)に短くなっていく。
このように構成された本実施形態のアンテナ装置30における、車両前方方向の水平面(xz面)指向性は、図8(c)に示すように、図8(a)に示す参考構造(EBG4のない構造)に比べて所定角度領域での利得低下が抑制されており、また、図8(b)に示す参考構造(EBG非存在領域の幅が一定の構造)に比べてビーム幅が広くなっている。なお、図8に示す指向性は、いずれも、5つの放射素子群のうち中心部の1つの放射素子群(パッチアンテナ25相当)のみを給電対象とした場合の指向性を表している。
EBG4のない図8(a)の参考構造の場合、電流分布が図9(a)に示すようになり、基板端部まで表面電流が伝搬して、基板端部から強い輻射が生じてしまう。そのため、その指向性は、図8(a)に示すように、±50°付近でリップルが生じている。
また、図8(b)に示す参考構造の場合、電流分布が図9(b)に示すようになり、パッチライン上のどの位置からも表面電流の伝搬距離が等しく且つ短い距離に制限される。そのため、その指向性は、図8(b)に示すように、ビーム幅が狭くなっている。なお、第1実施形態のアンテナ装置1においても、仮に、各EBGを図8(b)のように配置した場合、図9(b)と同じような電流分布となって、図8(b)と同じようにビーム幅が狭まる。
これに対し、本実施形態のアンテナ装置30は、電流分布が図9(c)に示すように、垂直方向における中心点及びその近傍からは表面電流が基板端部近傍まで伝搬しており、中心点から基板上端及び下端に向けて、表面電流の伝搬距離が徐々に短くなっている。そのため、その指向性は、図8(c)に示すように、EBG4のない図8(a)の参考構造に比べて、利得低下(リップル)が抑制されており、且つ、ビーム幅がほぼ同等のレベルに維持されている。
従って、本実施形態のアンテナ装置30によっても、第1実施形態のアンテナ装置1と同じように、指向性の乱れ(リップル等)の抑制と所望のビーム幅維持の両立が可能となる。
[他の実施形態]
(1)アンテナ装置において複数のEBGをどのように配置するか(EBG非存在領域をどのような形状とするか)については、上記各実施形態のひし形形状の配置に限らず、種々の配置形状とすることができる。
例えば、図10(a)に示すアンテナ装置50のように、略平行四辺形状のEBG非存在領域56が形成されるように各EBG4を配置してもよい。なお、EBG非存在領域56には、導体板53を形成してもよいし、形成しなくてもよい。
また例えば、図10(b)に示すアンテナ装置60のように、領域境界が三角波形状となるようなEBG非存在領域66が形成されるように各EBG4を配置してもよい。なお、この場合も、EBG非存在領域66には、導体板63を形成してもよいし、形成しなくてもよい。
また例えば、図10(c)に示すアンテナ装置70のように、垂直方向における、中心部を含む上下所定幅の範囲(おおよそ、各放射素子群31a〜31eが存在する範囲)においては、上記各実施形態の各アンテナ装置と同じように、中心部からの非存在距離Lが最も長くて上下方向に向けて非存在距離Lが徐々に短くなっていくようにし、それ以外の範囲では領域幅が一定となるような、EBG非存在領域76を形成してもよい。なお、この場合も、EBG非存在領域76には、導体板73を形成してもよいし、形成しなくてもよい。
図10に示した3つの例もあくまでも一例であり、パッチラインからの非存在距離がパッチライン上の位置によって複数種類に変化するような形状である限り、様々な形状のEBG非存在領域を形成することができる。
ただし、好ましくは、パッチライン上の少なくとも一部の所定範囲内において、その所定範囲の一旦から他端までの間で前記非存在距離が連続的又は段階的に増加又は減少するように形成されたものがよく、より好ましくは、パッチラインにおけるパッチアンテナの中心位置からの非存在距離が最も長くなるように形成されたものがよい。
(2)EBG4を構成するパッチ状パターン4aの形状は、四角形(正方形)状に限らず、他の形状であってもよい。例えば、図11に示すアンテナ装置80のように、六角形状のパッチ状パターンを有するEBG81を複数配置するようにしてもよい。なお、図11では、アンテナ装置80全体のうちパッチアンテナ7を含む一部分のみ拡大して図示している。図11に示すアンテナ装置80も、EBG非存在領域82が全体としてひし形形状となるように、六角形状のパッチ状パターンのEBG81が複数配置されている。
六角形状のパッチ状パターンもあくまでも一例であり、EBGのパッチ状パターンの形状は、EBGとしての機能を発揮し得る限りにおいて各種形状を採用することができる。また、各パッチ状パターンの配置の向きや配置間隔なども適宜決めることができる。また、全てのパッチ状パターンを同じ形状とする必要も必ずしもなく、異なる形状のパッチ状パターンが混在する構成であってもよい。
(3)パッチアンテナを構成する各パッチ放射素子の数や形状、寸法などについても適宜決めることができる。
1,20,30,50,60,70,80…アンテナ装置、2…誘電体基板、3…地板、4,81…EBG、4a…パッチ状パターン、4b…ビア、5,21〜24…パッチ放射素子、6,26,33,53,63,73…導体板、7,25…パッチアンテナ、10,56,66,76,82…EBG非存在領域、31a〜31e…放射素子群、100…パッチライン、P…中心点。

Claims (4)

  1. 一方の板面に地板(3)が形成された誘電体基板(2)と、
    前記誘電体基板における前記地板が形成された板面とは反対側の板面である基板表面に形成され、給電用の複数のパッチ放射素子(21,22,23,24)が一定の配列方向に沿って配列されてなる放射素子群(25)を有するパッチアンテナ(25)と、
    を備え、
    更に、前記基板表面に形成されたパッチ状の導体パターン(4a)、及び前記導体パターンと前記地板とを電気的に接続するためにこれら両者間の間に前記誘電体基板を貫通するように形成された接続導体(4b)を有する導電性構造体(4)を、複数備え、
    複数の前記導電性構造体は、前記基板表面において、前記放射素子群が完全に含まれて且つ前記導体パターンが存在しない領域である構造体非存在領域(10,56,66,76,82)を形成するように配置されており、
    前記パッチ放射素子から、前記構造体非存在領域の境界を形成する前記導体パターンまでの距離のうち、前記配列方向と直交する直交方向における一方側の方向の前記距離を第1方向距離、他方側の方向の前記距離を第2方向距離として、
    前記構造体非存在領域は、前記直交方向に平行且つ前記パッチアンテナの略中心部を通る仮想の境界線で二分される各領域のいずれにおいても、当該領域内において前記配列方向に一列に配列された複数の前記パッチ放射素子の各々からの前記第1方向距離及び前記第2方向距離のいずれも前記パッチ放射素子毎に異なるように形成されており、
    前記基板表面の、前記構造体非存在領域における前記パッチ放射素子の周囲には、導体板(26,33,73)が形成されている
    ことを特徴とするアンテナ装置(20,30,70)。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置であって、
    前記構造体非存在領域は、前記境界線で二分される各領域のいずれにおいても、当該領域内において前記配列方向に一列に配列された複数の前記パッチ放射素子の各々からの前記第1方向距離及び前記第2方向距離のいずれも、前記境界線からの距離が長い前記パッチ放射素子ほど短くなるように形成されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置であって、
    前記導電性構造体を構成する前記導体パターンは、四角形状(4a)又は六角形状(81)に形成されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載のアンテナ装置であって、
    前記パッチアンテナは、前記直交方向に配列された複数の前記放射素子群を備えている
    ことを特徴とするアンテナ装置(30,70)。
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