JP6072508B2 - 路面段差検出方法、路面段差検出装置、路面段差検出装置を備えた車両 - Google Patents

路面段差検出方法、路面段差検出装置、路面段差検出装置を備えた車両 Download PDF

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本発明は、路面をステレオカメラで撮像した複数の画像データから路面の段差を検出する路面段差検出方法、路面段差検出装置、路面段差検出装置を備えた車両に関する。
最近では、自動車に搭載したカメラ等により車外の対象風景を撮像し、この撮像した画像を画像処理して自動車から対象物までの距離を求め、前方の車両やガードレールなどとの衝突の危険を予測して、車両にブレーキをかけるなどの制御を行う方法が実用化されている。
このような画像による距離計測技術は、単眼視像からカメラ位置との関係を用いて対象物までの距離を推定する技術と、複数のカメラにより撮像したステレオ画像から、三角測量の原理で対象物までの距離を求める技術とに大別される。このうち、ステレオ画像から三角測量の原理で距離を求める技術は、左右の画像における同一物体の位置の相対的なずれから距離を求めるので、正確な距離を求めることができる。
例えば、特許文献1は、複数のカメラにより入力された画像を蓄積する画像蓄積部と、道路面上に存在する複数の白線を抽出する特徴抽出部と、抽出された白線から道路面上の任意の点の各画像への投影位置の間に成り立つ関係式を求めるパラメータ計算部と、関係式を用いて道路面からの高さを有する物体を検出する検出部から構成される障害物検出装置を開示している。
特許文献1の障害物検出装置によれば、道路面の傾斜の変化がある状況でも、2本の白線の動きから道路面を認識して、道路面上に存在する障害物を高速・高精度で検出することができる。
特開2001−76128号公報
しかしながら、特許文献1の障害物検出装置は、車線のような白線を抽出して道路面を認識するため、例えば、シニアカーや電動車椅子等のように、車線の無い路面を走行する車両に適用した場合は、路面を正しく認識できず、障害物を検出することが困難となる問題があった。
また、特許文献1の障害物検出装置のように、障害物までの距離を三角測量の視差により測定する場合、図12に示すように、路面上の立体物と路面の凹部を一緒に撮像した画像では、立体物は正面が写るので左右の画像で同じ形状となり視差を求められるが、路面と平行な凸部の上面や凹部の底面などは、画像の奥行き方向で歪みが生じて視差を求めることが難しくなるため、立体物と同様の測定方法では凸部の上面や凹部の底面までの距離を正確に測定することができないという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、路面と平行な凹部などの段差を正確に検出することができる路面段差検出方法を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の路面段差検出方法は、路面をステレオ撮影した少なくとも第1の画像と第2の画像とをXY平面座標に投影し、特定のY軸方向で画像の行データ毎に画像が路面位置にある場合の視差を算出し、第2の画像をY軸毎に視差をずらして補正した第3の画像を生成し、第1の画像と第3の画像を段差の検出領域毎に比較して路面からの高さを検出することを特徴とする。
また、複数の検出領域の高さから、近傍する検出領域の間で高さの高低差を求めて、高低差が閾値以上であれば検出領域間に段差があると判定することを特徴とする。
また、複数の検出領域の高さから、近傍する検出領域の間で高さの高低差を求めて、複数の検出領域間で高低差が連続して変化する場合に検出領域間に傾斜があると判定することを特徴とする。
本発明の路面段差検出装置は、路面の少なくとも第1の画像と第2の画像をステレオ撮影するステレオカメラと、ステレオ撮影した第1の画像と第2の画像とをXY平面座標に投影し、特定のY軸方向で前記画像の行データ毎に画像が路面位置にある場合の視差を算出し、第2の画像をY軸毎に視差をずらして補正した第3の画像を生成し、第1の画像と第3の画像を段差の検出領域毎に比較して路面からの高さを検出する高さ検出部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の車両は、上記の路面段差検出装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、ステレオカメラで撮像した画像を用いて、画像中の路面の各領域から段差を容易に検出することができる。
路面段差検出装置の構成図である。 ステレオカメラの配置図である。 スレテオカメラで撮像した画像である。 ステレオ画像の補正方法を示す図である。 演算部における高さ検出処理のフローチャートである。 距離算出方法を示す説明図である。 視差算出方法を示す説明図である。 視差算出方法を示す説明図である。 路面高さ算出方法示す説明図である。 路面高さ算出結果の一例である。 路面段差検出装置を備えた車両であるシニアカーである。 ステレオ画像の歪みを示す図である。
本発明の実施の一形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の路面段差検出装置1の構成を表す。本発明の路面段差検出装置1は、ステレオ画像を撮像する2つのカメラ11、12と、ステレオ画像を演算するための演算部20とを備える。また、演算部20は、ステレオ画像の段差を検出したい領域の高さを算出する高さ検出部30と、検出領域毎の高さから検出領域間の段差の有無を判断する段差検出部40とから構成されている。さらに、必要に応じて段差の有無を操作者へ通知するための音声スピーカや表示装置などの出力装置50を備える。
図2(a)は、ステレオカメラの配置を示す上面図であり、図2(b)は、ステレオカメラの取り付け位置を示す側面図である。2つのカメラ11、12は同一仕様であり、図2(a)に示すように所定の水平画角を有し、例えば、シニアカーや電動車椅子の車両の前方部において、左右に所定の間隔gを隔てて設置される。また、図2(b)に示すように、カメラ11、12は、路面から所定の高さhcに設置され、所定の垂直画角と俯角を有し、レンズの光軸が路面側を撮像するように下向きに固定されている。
カメラ11、12の水平画角と垂直画角は、大きすぎると撮像される路面の段差が小さくなって段差の検出精度が低下し、逆に小さすぎると段差の検出範囲が狭くなるため、使用条件に合わせて適切に設定する必要がある。また、俯角は、路面の写る割合が多くなるように設定することが好ましい。カメラ11、12の取り付け高さhcは、小さな段差から大きな段差まで検出可能な範囲を広げるため、なるべく高い位置に設置することが好ましい。
カメラ11、12の仕様と配置は、例えば、35mm判用レンズに相当する水平画角と垂直画角を有し、取り付け間隔gが15〜25cm、取り付け高さhcが60〜80cmであり、10〜25°の俯角で固定されている。本実施形態の以降の説明において、水平画角と垂直画角の半分の角度をそれぞれθ1、θ2とし、俯角をθ3とする。また、図2に示すように、カメラ11、12を左右に設置した実施形態について説明するが、上下や斜め方向に設置することも可能であり、上下や斜めに設置する場合であっても基本的な検出方法は同じである。
図3は、ステレオカメラ各々2枚の画像であり、歩道を含む路面が撮像されている。図3(a)は左側のカメラ11で撮像した第1の画像であり、図3(b)は右側のカメラ12で撮像した第2の画像である。また、図3(c)は、第1の画像と第2の画像を重ねて、歩道と路面の境界線だけを抽出したものである。図3(c)に示すように、左の画像と右の画像において境界線がずれた位置に撮像されている。
この左右方向のずれ量が視差であり、本発明の路面段差検出装置は、このような視差v1を抽出して路面からの段差の高さや低さを検出するものであるが、図11に示したように、路面に平行な凹部の底面等は立体物と異なって歪んで撮像されているため、このひずみを補正した第3の画像を用いて路面からの高さを検出するものである。
図4は、画像の歪みの補正を説明するための図であり、(a)は第1の画像、(b)は第2の画像、(c)は補正後の第3の画像を示している。図4に示すように、本発明の路面段差検出方法は、ステレオカメラで路面を異なる方向から見た第1の画像と第2の画像を撮影した後、第1の画像と第2の画像において、図4の破線に示すように、同じY座標における画素値を集めた行データ同士を比較し、行データ中の対象物が路面にあると仮定したときの視差v1をY軸方向の座標値とカメラ情報から算出する。Y軸全ての視差v1を算出した後、図4(c)に示すように、第2の画像でY軸方向にそれぞれの視差v1ずつ補正した第3の画像を生成する。そして、補正した第3の画像と第1の画像を検出領域毎に比較し、第3の画像と第1の画像とのずれ量v2により検出領域の路面からの高さを検出する。
図5は、本発明の路面段差検出装置1の演算部20における高さ検出処理のフローチャートである。演算部20は、まず、ステップ1からステップ3の処理により、行データ毎に視差v1を求める。
視差v1を求めるには、まず、カメラから画像の焦点面までの距離d1を算出する必要がある。図6は、距離の算出方法を示す説明図である。図6(a)は、第1の画像を、座標の中心(0、0)を原点Pとする縦が±wピクセル、横が±hピクセルである座標空間13に変換し、行データのある座標点(X、Y)を座標空間13に示したものである。また、図6(b)は、カメラ11、12の焦点面A1とカメラの位置情報を示した側面図である。
ステップ1では、座標空間13において、段差を検出する任意の検出領域の座標点(X、Y)を含む行データを選択する。座標空間13は、図6(b)に示すカメラ11の光軸に垂直な面である焦点面に相当する。カメラ11、12のレンズの歪みがない場合、焦点面上にあるものは全て同じ視差になるため、座標空間13にある座標点(X、Y)と原点Pも同じ視差となる。
ステップ2では、座標点(X、Y)が路面にあると仮定したときのカメラから焦点面A1の原点Pまでの距離d1を求める。ここで座標点(X、Y)を基点として距離d1を算出すると複雑になるので、焦点面にある座標点が全て同じ視差となることを利用して、座標点(X、Y)と同じ焦点面A1にある座標点Q(0、Y)を基点にして、焦点面A1の原点Pまでの距離d1を算出する。
図7は、視差の算出方法を示す説明図である。図7(a)は、カメラ11の側面図であり、カメラ11から座標点Qを見たときの下向きの角度θyを示す。カメラ11の垂直画角の半分をθ2とすると、図6(a)の座標点Qの高さがYであるから、θyは下記の式1で求めることができる。
θy=arctan(tanθ2×Y/h) (式1)
また、図6(b)のように、カメラの取り付け高さをhcとして、カメラが俯角θ3で下向きに取付けられている場合、カメラ11から座標点Qまでの距離d1´は、
d1´=hc/sin(θ3+θy) (式2)
より求めることができる。
したがって、カメラ11から焦点面A1の原点Pまでの距離d1は、
d1=d1´×cos(θy) (式3)
より求めることができる。
次に、ステップ3では、焦点面A1に路面があるとしたきの第1の画像と第2の画像との視差v1を求める。歪みのないレンズの場合、焦点面A1上にある点は全て同じ視差になると考えられるので、上記(式3)で求めた距離d1を使って視差v1を求めればよい。なお、距離d1は、レンズの歪みなどによって、他の値を用いたり、補正が必要となる場合もある。
図7(b)は、左右のカメラ11、12の上面図である。図7(b)のように、左のカメラ11の焦点面A1に位置する原点Pは、右のカメラ12では中央から角度θxの方向に見える。このθxは、左右のカメラ間隔をgとすると、以下の式で求められる。
θx=arctan(g/d1) (式4)
このとき、原点Pは、左側の第1の画像では図8(a)のように原点(0、0)の座標に見え、右側の第2の画像では図8(b)のように、視差のピクセル数をv1としたとき、(−v1、0)の地点に見える。v1は、図6(a)のように、カメラの水平画角の半分をθ1としたとき、以下の式で求められる。
v1=w・tanθx/tanθ1 (式5)
視差のピクセル数v1は点Pと点(X、Y)で同一であるので、右画像では(Xr、Y)の位置に見えることになる。
ここで、
Xr=X−v1 (式6)
である。
次に、ステップ4では、行データ毎に路面があるとしたきの第1の画像と第2の画像との視差v1を求めた後、第2の画像を図4(c)に示すように補正する。補正方法は、第2の画像のそれぞれの行データをY座標に応じた視差v1ピクセルずつX座標方向に移動させる。視差v1が小数の場合は近傍の2点で補完する。例えば、v1が5.5の場合、左から5ピクセル目と6ピクセル目の合計の半分を0ピクセル目の位置に書き込むことで補正を行う。
第2の画像をY座標全体にわたって行データを視差v1で補正することにより、図4(c)に示す第3の画像が得られる。これにより、補正後の第3の画像の対象物は、第1の画像と同じ形状となる。
ステップ5では、第1の画像の(X、Y)の座標に写っている対象物が路面と同じ高さにあるかどうかを判断する。ここでは、第1の画像の(X、Y)を中心とする検出領域と第3の画像の(X、Y)を中心とする比較領域を比較し、対象物が検出領域と比較領域
の同一の位置に写っているかで判断することができる。
同一物体かどうかの確認方法は様々な方法があるが、例えば、左右画像の対象点の周辺数ピクセル分の輝度を取り出して比較することができる。両者がカメラのノイズなどの誤差要因の範囲内で一致すれば、その地点は路面と同じ高さであると判断することができる。もし、両者が一致せず、左右どちらかにずれていると判断される場合には、そのずれ量に応じて、路面より高い位置か、低い位置にあると判断することができる。
例えば、左側の第1の画像の(X、Y)の位置にある物体が、右側の第2の画像で(Xr−v2、Y)の座標にあると判断された場合、物体までの実際の距離をd2とすると、(式4)及び(式5)より、
v1=(w×g)/(d1×tanθ1)
v1+v2=(w×g)/(d2×tanθ1)
v1を消すと、
d2=(d×w×g)/(w×g+v2×tanθ1) (式7)
図9に示すように、路面にある物体の高さhsは、
hs=hc×(d1−d2)/d1 (式8)
となり、これにより路面の段差の高さhsがわかる。すなわち、物体の視差v2が正(路面の視差v1よりも大きい)の場合は、図9(a)のように物体までの距離d2が路面までの距離d1より小さくなり、hsが正の値となって路面より高いと判断できる。逆にv2が負(路面の視差v1よりも小さい)の場合は、図9(b)のように物体までの距離d2が路面までの距離d1より大きくなり、hsは負の値となって、路面より低いと判断できる。このようにして、第1の画像中の座標点(X、Y)の路面からの高低差がわかる。
ステップ6では、上記手順を適切な間隔をもって他の座標点でも繰り返し、画像中の必要な範囲で路面からの高さの検出を完了したら終了する。
図5に示したフローチャートの詳細は以上であり、これらの処理は図1に示した演算部20で処理される。具体的にはPCやマイコン上でソフトウェアとして実現してもよいし、FPGAやASICを用いてハードウェアとして実現してもよい。部分的にハードウェアで残りをソフトウェアで処理する構成も可能である。
図10は、図3のステレオ画像に対して、上記の方法を適用した結果の一例である。検出領域毎の高さに応じて諧調表示されており、路面と同じ高さの領域がグレーで、路面より低い領域が黒く表示されている。
次に、演算部20の段差検出部40を説明する。図10のような高さ検出部30の検出結果において、上下・左右に隣り合う検出領域間で路面からの高さを比較し、例えば、閾値を5cmとして、それ以上の高低差があれば段差であると判断する。段差と判断する高低差の閾値は、例えば、シニアカーや車椅子が落ちても安全性を確保できるように設定されている。一例として、図10の検出結果では、段差と判断した境界を破線部で示している。
また、隣り合う検出領域の高低差が小さく路面であると想定される場合、検出領域間の距離と高低差とから、路面の傾斜角度を求めることも可能である。これにより、路面が上り坂や下り坂、または左右へ傾斜している場合には、安全性を確保できる傾斜か判断することができる。
図11は、本発明の路面段差検出装置1を備えた車両の一例として、シニアカー60の適用例を示す。路面段差検出装置1は、シニアカー60のハンドル61の前方に路面から高さhcで備え付けられている。路面段差検出装置1は、シニアカー60の運転者に段差検出結果を報知するため、スピーカ31や表示装置32などの出力装置30を備えている。路面段差検出装置1により段差が検出された場合、スピーカ53からブザー音や音声案内を出力したり、表示装置54に文字や図形を表示するなどして、路面に段差の存在を知らせることにより、シニアカー60の落輪や転倒などの危険を回避することができる。
また、本発明の段差検出装置1は、シニアカー60の前方だけでなく、後方に備え付けてもよい。これにより、視界の悪い後退時にも落輪などの危険回避を図ることができる。また、本発明の段差検出装置1の用途は、シニアカー60に限定されるものではなく、路面の段差を検出することが必要される車両、例えば、車椅子からフォークリフトに至る様々な車両で好適に用いることが可能である。
例えば、車椅子では、本発明の段差検出装置1を前後や左右に備えることにより、その場で方向転換するような場合であっても、車椅子周辺の段差で落輪したり転倒したりする危険を防止することができる。また、フォークリフトでは、荷物運搬中に前方の視界が塞がれることがあっても、路面に置かれた背の低い荷物を段差として検出し、衝突を回避することが可能である。
11、12 カメラ
20 演算部
30 高さ検出部
40 段差検出
50 出力装置

Claims (5)

  1. 路面をステレオ撮影した少なくとも第1の画像と第2の画像とをXY平面座標に投影し、
    特定のY軸方向で前記画像の行データ毎に画像が路面位置にある場合の視差を算出し、
    前記第2の画像をY軸毎に前記視差をずらして補正した第3の画像を生成し、
    前記第1の画像と前記第3の画像を段差の検出領域毎に比較して前記路面からの高さを検出する
    ことを特徴とする路面段差検出方法。
  2. 複数の前記検出領域の高さから、近傍する前記検出領域の間で前記高さの高低差を求めて、
    前記高低差が閾値以上であれば前記検出領域間に段差があると判定することを特徴とする請求項1に記載の路面段差検出方法。
  3. 複数の前記検出領域の高さから、近傍する前記検出領域の間で前記高さの高低差を求めて、
    複数の前記検出領域間で前記高低差が連続して変化する場合に前記検出領域間に傾斜があると判定することを特徴とする請求項1に記載の路面段差検出方法。
  4. 路面の少なくとも第1の画像と第2の画像をステレオ撮影するステレオカメラと、
    ステレオ撮影した第1の画像と第2の画像とをXY平面座標に投影し、特定のY軸方向で前記画像の行データ毎に画像が路面位置にある場合の視差を算出し、前記第2の画像をY軸毎に前記視差をずらして補正した第3の画像を生成し、前記第1の画像と前記第3の画像を段差の検出領域毎に比較して前記路面からの高さを検出する高さ検出部と
    を備えることを特徴とする路面段差検出装置。
  5. 請求項4に記載の路面段差検出装置を備えたことを特徴とする車両。
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