JP6070951B2 - 評価の分析を支援する装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、評価の分析を支援する装置及び方法に関する。特に、本発明は、インターネットメディア上の評価の分析を支援する装置及び方法に関する。
現在、インターネット上では、電子掲示板、ブログ、SNS(Social Networking Service)、ニュースサイトのコメント欄等のインターネットメディアに、様々な対象に対する評価が書き込まれている。このような評価は、インターネットメディア上のデータをテキストマイニングツールでクロールして分析することが可能である。
ここで、インターネットメディア上のデータをクロールして評価を分析する技術は、公報記載の技術としても知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1は、一以上の記事からなる文章を閲覧・投稿可能な利用者端末から文章たる口コミ情報を蓄積・公開するWebサーバとネットワークを介して接続され且つWebサーバにより公開されている口コミ情報を解析する口コミ情報解析装置を用いた解析方法であって、公開されている口コミ情報から、投稿者名その他のユーザ情報、投稿日時その他の時間情報、投稿文章その他の文章情報に区別して抽出し、抽出されたユーザ情報、時間情報、文章情報を任意に組合せて分析し統計処理を行うことにより、口コミ情報の解析を行う、口コミ情報解析方法を開示する。
特許文献2は、2以上の検索対象を特定する情報である検索情報を受け付ける受付部と、検索情報により特定される2以上の検索対象の評価に関する情報である2以上の対象情報を2以上の元情報から取得する対象情報取得部と、2以上の検索対象の対象情報を出力する出力部を具備する情報処理装置であり、かかる情報処理装置により多数のホームページ等の元情報から、店舗等の検索対象の評価に関する情報を収集できる情報処理装置を開示する。
一方で、統計解析において、サンプリングバイアスの評価、減少を行うことにより正確な解析結果を得ることを可能とする技術も、公報記載の技術として知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許文献3は、必要なパラメータを入力データとして取り込み、パラメータに従って小集団を2つ作り、これを混合してサンプルデータとし、このようにして作られた小集団と混合集団を統計的手法に基づいて解析し、混合集団の距離マトリクスを作成して新たな小集団(クラスタ)を複数生成し、各クラスタの統計的解析を行う装置を開示する。
特開2004−185572号公報 WO2006/008919号公報 特開2002−132749号公報
上述したように、インターネットメディア上の評価の分析は、従来から可能であった。
しかしながら、それらの評価の中には風評と思われるものが混ざっている場合がある。インターネット上での発言の中には、対象に意見があるためになされた発言だけでなく、単なる気晴らしのためになされた発言や、発言者特有の物の言い方に原因がある発言もあるからである。
このような場合、特許文献1、2の技術では、評価の分析を正確に行えない可能性がある。また、特許文献3の技術は、サンプリングバイアスの評価、減少を行うことにより正確な解析結果を得るものであるが、風評と思われる評価が混ざっている場合に評価の分析を正確に行うものではない。
ここで、風評と思われる評価が混ざっている場合の評価の分析は、社会心理学の理論を用いて行うことが可能であるが、インターネットメディア上の評価の分析を社会心理学の理論を用いて行う手法はまだ確立していない。仮に、インターネットメディア上の評価の分析を社会心理学の理論を用いて行うとすると、インターネットメディア上の膨大なデータを効率よく処理できるようにする必要がある。つまり、現状では、インターネットメディア上の評価の分析を効率よく行えない。
本発明の目的は、インターネットメディア上の評価の分析を、風評と思われるものが含まれていても正確に、かつ、効率よく行えるようにすることにある。
かかる目的のもと、本発明は、インターネットメディア上の評価の分析を支援する装置であって、インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示すデータから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうちN個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による各評価対象に対する評価と、M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうちM個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する各評価主体による評価とを示す評価情報を取得する取得部と、所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いとN個の評価対象の各評価対象に対する評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成する第1の生成部と、所定の評価主体による評価のばらつき度合いとM個の評価主体の各評価主体による評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成する第2の生成部と、合意性情報と弁別性情報とを出力する出力部とを含む、装置を提供する。この場合、出力部は、合意性情報が示す合意性と弁別性情報が示す弁別性との組み合わせに対して予め定義された所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の原因を示す原因情報を更に出力する、ものであってよい。
また、この装置は、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いと所定の評価主体によるL個の評価対象のうち所定の評価主体が評価した評価対象に対する評価のばらつき度合いとの一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の一貫性を示す一貫性情報を生成する第3の生成部を更に含む、ものであってよい。この場合、出力部は、合意性情報が示す合意性と弁別性情報が示す弁別性と一貫性情報が示す一貫性との組み合わせに対して予め定義された所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の原因を示す原因情報を更に出力する、ものであってよい。また、出力部は、合意性情報が示す合意性のレベルが閾値より高く、弁別性情報が示す弁別性のレベルが閾値より高く、一貫性情報が示す一貫性のレベルが閾値より高い場合に、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の原因が風評である可能性が低い旨の情報を原因情報として出力し、合意性情報が示す合意性のレベルが閾値より低く、弁別性情報が示す弁別性のレベルが閾値より低く、一貫性情報が示す一貫性のレベルが閾値より高い場合に、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の原因が風評である可能性が高い旨の情報を原因情報として出力する、ものであってよい。
また、本発明は、インターネットメディア上の評価の分析を支援する装置であって、インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示す評価データから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうちN個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による各評価対象に対する評価を示す第1の評価情報を取得する第1の取得部と、評価データから、M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうちM個の評価主体の各評価主体が評価したN個の評価対象以外の評価対象に対する各評価主体による評価を示す第2の評価情報を取得する第2の取得部と、所定の評価対象に対する評価の分散のN個の評価対象の各評価対象に対する評価の分散の平均に対する比率により所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を、第1の評価情報に基づいて生成する第1の生成部と、所定の評価主体による評価の分散のM個の評価主体の各評価主体による評価の分散の平均に対する比率により所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を、第1の評価情報と第2の評価情報とに基づいて生成する第2の生成部と、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の分散の、所定の評価主体によるL個の評価対象のうち所定の評価主体が評価した評価対象に対する評価の分散に対する比率により、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の一貫性を示す一貫性情報を、第1の評価情報と第2の評価情報とに基づいて生成する第3の生成部と、合意性情報と弁別性情報と一貫性情報とを出力する出力部とを含む、装置も提供する。
更に、本発明は、インターネットメディア上の評価の分析を支援する方法であって、インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示すデータから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうちN個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による各評価対象に対する評価と、M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうちM個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する各評価主体による評価とを示す評価情報を取得するステップと、所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いとN個の評価対象の各評価対象に対する評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成するステップと、所定の評価主体による評価のばらつき度合いとM個の評価主体の各評価主体による評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成するステップと、合意性情報と弁別性情報とを出力するステップとを含む、方法も提供する。
更にまた、本発明は、インターネットメディア上の評価の分析を支援する装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示すデータから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうちN個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による各評価対象に対する評価と、M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうちM個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する各評価主体による評価とを示す評価情報を取得する取得部と、所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いとN個の評価対象の各評価対象に対する評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成する第1の生成部と、所定の評価主体による評価のばらつき度合いとM個の評価主体の各評価主体による評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、評価情報に基づいて求めることにより、所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成する第2の生成部と、合意性情報と弁別性情報とを出力する出力部として機能させる、プログラムも提供する。
本発明によれば、インターネットメディア上の評価の分析を、風評と思われるものが含まれていても正確に、かつ、効率よく行えるようになる。
本発明の実施の形態における評判分析装置の全体構成例を示したブロック図である。 合意性について説明するための図である。 弁別性について説明するための図である。 一貫性について説明するための図である。 原因帰属について説明するための図である。 合意性、弁別性及び一貫性のレベルの組み合わせと評価の原因との対応関係の一例を示した図である。 SNSにおける被採点者と採点者との関係の一例を示した図である。 本発明の実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における評判分析装置に含まれるクローラの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における評判分析装置に含まれるサーバの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における評判分析装置に含まれるクローラの動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態でクローラがデータベースに記憶する第1採点情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態でクローラがデータベースに記憶する第2採点情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における評判分析装置に含まれるサーバの動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における評判分析装置に含まれるサーバの動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における評判分析装置に含まれるサーバの動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態でサーバが合意性、弁別性、一貫性を示す値を記憶する際のデータ構造の一例を示した図である。 本発明の実施の形態でサーバが合意性、弁別性、一貫性を示す値を表示する画面の一例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態は、インターネットメディア上の評判を分析する評判分析装置を提供するものである。尚、以下では、インターネットメディアをSNSで代表させて説明するが、これは、SNS以外のインターネットメディア(例えば、電子掲示板、ブログ、ニュースサイト等)を除外する趣旨ではない。
[評判分析装置の機能構成]
図1は、本実施の形態における評判分析装置10の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、評判分析装置10は、クローラ20と、サーバ30と、ユーザインターフェース部40と、データベース50とを含む。
クローラ20は、サーバ30により指定されたSNSに含まれるページをクロールすることにより、SNS上での対象に対する評価を点数化した情報を取得する。例えば、SNSには、対象に対する評価を数値で行うタイプのものや、対象に対する評価を2つの意見(例えば、「そう思う」、「そう思わない」)の何れかを選択することで行うタイプのものがあるが、このようなタイプのSNSであれば、対象に対する評価を点数化するのは比較的容易である。一方、SNSには、対象に対する評価を数値によらずに言葉で行うタイプのものもあるが、このようなタイプのSNSについては、テキストマイニングツールによりテキストを分析し、肯定的な表現及び否定的な表現の数値化等を行うことにより、対象に対する評価を点数化する。尚、以下では、評価の点数化を「採点」、評価の主体を「採点者」、評価の対象を「被採点者」、評価を点数化した情報を「採点情報」と呼ぶことにする。尚、採点は評価の一例であり、採点者は評価主体の一例であり、被採点者は評価対象の一例であり、採点情報は評価情報の一例である。また、クローラ20は、採点情報を取得すると、これをデータベース50に記憶する。
サーバ30は、データベース50に記憶された採点情報に基づき、採点者による被採点者に対する採点について、社会心理学で言うところの合意性、弁別性及び一貫性を示す値を算出し、これらの値をデータベース50に記憶する。また、サーバ30は、ユーザインターフェース部40から指示があると、データベース50に記憶された合意性、弁別性及び一貫性を示す値の全部又は一部をユーザインターフェース部40に出力したり、データベース50に記憶された合意性、弁別性及び一貫性を示す値に基づき、社会心理学で言うところの原因帰属を行って、その結果をユーザインターフェース部40に出力したりする。
[サーバの動作の理論]
まず、合意性について説明する。例えば、図2に示すように、複数のタレントの中でタレントYのみが多くの人から嫌われている場合を考える。この場合、タレントYに対する評判は「合意性が高い」と言うことができる。
次に、弁別性について説明する。例えば、図3に示すように、複数の発言者の中で発言者Cのみがどのような話題に対しても批判的な発言をしている場合を考える。この場合、発言者Cの発言は「弁別性が低い」と言うことができる。
次に、一貫性について説明する。例えば、図4に示すように、発言者AはタレントXの失言に対して批判的な発言をしているのに対し、発言者CはタレントXのどのような話題に対しても批判的な発言をしている場合を考える。この場合、発言者AのタレントXに対する発言は、一貫して批判的というわけではないので、「一貫性が低い」と言うことができる。これに対し、発言者CのタレントXに対する発言は、一貫して批判的なので、「一貫性が高い」と言うことができる。
次いで、原因帰属について説明する。ここで、帰属には、内的帰属と外的帰属とがある。人柄のせいにするのが内的帰属であり、事情のせいにするのが外的帰属である。より詳しく言えば、内的帰属では、行動の原因は内的原因、つまり、個人の性格や態度や特質や気質であるとされる。外的帰属では、行動の原因は外的原因、つまり、行動が行われた周囲の状況であるとされる。これらの何れを選択するかによって、行動を行った個人への全く異なった見方が導かれる。行動の原因が内的原因であるか外的原因であるかは、合意性、弁別性及び一貫性を総合的に勘案して判断される。また、原因は複合的であり、外的原因と内的原因とが共存している場合もある。更に、状況(時又は様態)に原因がある場合もある。
例えば、図5(a)に示すように、多くの人が特定の対象に対して批判的な発言をする原因は、外的原因である可能性があるので、対象に問題があると考えられる。また、図5(b)に示すように、何に対しても批判的な発言をする人がある発言をした原因は、内的原因である可能性があるので、そのような人の言い分は当てにならないことが多い。
即ち、合意性、弁別性及び一貫性のレベルの組み合わせと、評判の原因の帰属先(内的原因、外的原因、状況的原因の何れに帰属するか)との対応関係は、図6に示したようなものとなる。図6では、評判の原因の帰属先に対して、更に、評判が風評であるかどうかも対応付けている。ここで、本実施の形態では、評判と風評との違いを次のように定義する。即ち、評判とは、何らかの対象に対する様々な意見であり、風評とは、外的原因よりもむしろ内的原因に帰属する評判である。そして、「独自の風評」とは、合意性の低い風評をいうものとする。
尚、図6に示した対応関係はあくまで一例である。帰属理論は、社会心理学の中でも種々のバリエーションがあるので、このような対応関係に限定する必要はない。
[クローラの動作の概略]
図7は、SNSにおける被採点者と採点者との関係の一例を示した図である。図示するように、SNSには、被採点者の母集団と採点者の母集団という2種類の母集団がある。クローラ20は、被採点者の母集団から、N件の被採点者を含む被採点者の標本を抽出する(Nは自然数)。また、クローラ20は、採点者の母集団から、このN件の被採点者の何れかを採点したM件の採点者を含む採点者の標本も抽出する(Mは自然数)。更に、採点者はL件の被採点者について採点を行っている(LはN以上の整数)。これにより、N件の被採点者に対する採点の分散が取得できるので、ある被採点者に対する採点の分散をこれと比較すれば、その被採点者に対する採点の合意性を確認できる。また、M件の採点者による採点の分散が取得できるので、ある採点者による採点の分散をこれと比較すれば、その採点者による採点の弁別性を確認できる。
具体的には、被採点者siに対する採点の分散をSsi とすると、ある被採点者snに対する採点の合意性Consensus(n)は、次の式で表される。
Figure 0006070951
つまり、ここでは、合意性Consensus(n)を、被採点者snに対する採点の分散を、被採点者の全ての標本に対する採点の分散の平均値で除したものとしている。
数式1において、分散としては、標本分散を用いてもよいし、母分散を用いてもよい。或いは、分散ではなく、ばらつき度合いを示す他の指標を用いてもよい。また、平均値ではなく、他の代表値を用いてもよい。更に、分散を分散の平均値で除して得られる比率に限らず、分散と分散の平均値との一致度を示す他の指標により、合意性を表してもよい。
また、採点者ujによる採点の分散をSuj とすると、ある採点者umによる採点の弁別性Distinctiveness(m)は、次の式で表される。
Figure 0006070951
つまり、ここでは、弁別性Distinctiveness(m)を、採点者umによる採点の分散を、採点者の全ての標本による採点の分散の平均値で除したものとしている。
数式2において、分散としては、標本分散を用いてもよいし、母分散を用いてもよい。或いは、分散ではなく、ばらつき度合いを示す他の指標を用いてもよい。また、平均値ではなく、他の代表値を用いてもよい。更に、分散を分散の平均値で除して得られる比率に限らず、分散と分散の平均値との一致度を示す他の指標により、弁別性を表してもよい。
尚、社会心理学における原因帰属分析の他の手法としては、ケリーによる分散分析モデルを用いたものがある。このケリーによる分散分析モデルは、主に対人レベルでの分析を想定したものである。これに対し、本実施の形態では、大量のデータを分析する必要があることから、ケリーの分散分析モデルを社会レベルで捉え直しており、そのため、ケリーの分散分析モデルにおける定義をアレンジしたものとなっている。特に、この弁別性の定義が、ケリーによる分散分析モデルとは異なる。ケリーによる分散分析モデルでは、弁別性は「ある人によるある対象に対する評価が、その人による他の対象に対する評価に比べて、特別に違いがあるか」と定義されている。つまり、ある人とある対象との関係に限定した定義となっている。これに対し、本実施の形態では、弁別性は「ある評価者による評価が評価者の標本全体による評価に比べてどの程度メリハリがあるか」という定義になっている。
更に、採点者ujによる被採点者siに対する複数の採点の分散をc(j,i)とすると、ある採点者umによるある被採点者snに対する採点の一貫性Consistency(m,n)は、次の式で表される。
Figure 0006070951
つまり、ここでは、一貫性Consistency(m,n)を、採点者umによる被採点者snに対する複数の採点の分散を、採点者umによる採点の分散で除したものとしている。
数式3において、分散としては、標本分散を用いてもよいし、母分散を用いてもよい。或いは、分散ではなく、ばらつき度合いを示す他の指標を用いてもよい。また、1つの被採点者についての分散を複数の被採点についての分散で除して得られる比率に限らず、前者の分散と後者の分散との一致度を示す他の指標により、一貫性を表してもよい。
[評判分析装置のハードウェア構成]
図8は、本実施の形態における評判分析装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、評判分析装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)10aと、M/B(マザーボード)チップセット10bを介してCPU10aに接続されたメインメモリ10cと、同じくM/Bチップセット10bを介してCPU10aに接続された表示機構10dとを備える。また、M/Bチップセット10bには、ブリッジ回路10eを介して、ネットワークインターフェイス10fと、磁気ディスク装置(HDD)10gと、音声機構10hと、キーボード/マウス10iと、フレキシブルディスクドライブ10jとが接続されている。
尚、図8において、各構成要素は、バスを介して接続される。例えば、CPU10aとM/Bチップセット10bの間や、M/Bチップセット10bとメインメモリ10cの間は、CPUバスを介して接続される。また、M/Bチップセット10bと表示機構10dとの間は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されてもよいが、表示機構10dがPCI Express対応のビデオカードを含む場合、M/Bチップセット10bとこのビデオカードの間は、PCI Express(PCIe)バスを介して接続される。また、ブリッジ回路10eと接続する場合、ネットワークインターフェイス10fについては、例えば、PCI Expressを用いることができる。また、磁気ディスク装置10gについては、例えば、シリアルATA(AT Attachment)、パラレル転送のATA、PCI(Peripheral Components Interconnect)を用いることができる。更に、キーボード/マウス10i、及び、フレキシブルディスクドライブ10jについては、USB(Universal Serial Bus)を用いることができる。
ここで、図8は、評判分析装置10のハードウェア構成例を示すものとしたが、図1のように評判分析装置10の処理部分がクローラ20とサーバ30とに分かれている場合、図8は、クローラ20のハードウェア構成例を示すと共にサーバ30のハードウェア構成例を示すものとしてもよい。そして、その場合は、クローラ20のハードウェア構成例には、表示機構10d、磁気ディスク装置10g及びキーボード/マウス10iを設けず、サーバ30のハードウェア構成例にのみ、表示機構10d、磁気ディスク装置10g及びキーボード/マウス10iを設け、表示機構10d及びキーボード/マウス10iで図1のユーザインターフェース部40を実現し、磁気ディスク装置10gで図1のデータベース50を実現するとよい。
[クローラの機能構成]
図9は、クローラ20の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、クローラ20は、指定情報受信部21と、第1採点情報取得部22と、第2採点情報取得部23と、採点情報登録部24とを備えている。
指定情報受信部21は、クロール対象のSNS及びそのSNSにおける分析対象の被採点者の件数(Nとする)を指定する指定情報をサーバ30から受信する。
第1採点情報取得部22は、被採点者のページにアクセスすることにより、被採点者に対する採点を示す第1採点情報を取得する。具体的には、指定情報受信部21が指定情報を受信すると、指定情報で指定されたSNSにおける被採点者の中から、指定情報で指定されたN件の被採点者を決定し、このN件の被採点者のページにアクセスする。そして、N件の被採点者のそれぞれについて、その被採点者を採点した採点者の識別情報(以下、「採点者ID」という)及びその採点者が採点した点数を被採点者の識別情報(以下、「被採点者ID」という)に関連付けた第1採点情報を取得する。本実施の形態では、N個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による各評価対象に対する評価を示す第1の評価情報の一例として、第1採点情報を用いており、第1の評価情報を取得する第1の取得部の一例として、第1採点情報取得部22を設けている。また、評価情報のうち、N個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による各評価対象に対する評価を示す部分の一例として、第1採点情報を用いており、評価情報を取得する取得部のうち、この部分を取得する機能の一例として、第1採点情報取得部22を設けている。
第2採点情報取得部23は、採点者のページにアクセスすることにより、採点者による採点を示す第2採点情報を取得する。具体的には、上記N件の被採点者の何れかを採点したM件の採点者を特定し、このM件の採点者のページにアクセスする。そして、M件の採点者のそれぞれについて、M件の採点者の何れかが採点したL件の被採点者から上記N件の被採点者を除いた被採点者のうちその採点者が採点した被採点者の被採点者ID及びその採点者が採点した点数を採点者の採点者IDに関連付けた第2採点情報を取得する。本実施の形態では、M個の評価主体の各評価主体が評価したN個の評価対象以外の評価対象に対する各評価主体による評価を示す第2の評価情報の一例として、第2採点情報を用いており、第2の評価情報を取得する第2の取得部の一例として、第2採点情報取得部23を設けている。或いは、第2採点情報取得部23は、採点者のページにアクセスすることにより、拡張第2採点情報を取得してもよい。ここで、拡張第2採点情報とは、M件の採点者の何れかが採点したL件の被採点者から上記N件の被採点者を除かずに、そのL件の被採点者のうちその採点者が採点した被採点者の被採点者ID及びその採点者が採点した点数を採点者の採点者IDに関連付けた情報である。この場合は、評価情報のうち、M個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する各評価主体による評価を示す部分の一例として、拡張第2採点情報を用いており、評価情報を取得する取得部のうち、この部分を取得する機能の一例として、第2採点情報取得部23を設けていることになる。尚、以下の説明で、第1採点情報及び第2採点情報を参照する場合は、この拡張第2採点情報のみを参照するようにしてもよい。
採点情報登録部24は、第1採点情報取得部22が取得した第1採点情報と、第2採点情報取得部23が取得した第2採点情報とを、データベース50に登録する。
尚、これらの機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU10aが、指定情報受信部21、第1採点情報取得部22、第2採点情報取得部23、採点情報登録部24を実現するプログラムを例えば磁気ディスク装置10gからメインメモリ10cに読み込んで実行することにより、これらの機能部は実現される。
[サーバの機能構成]
図10は、サーバ30の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、サーバ30は、指示受付部31と、合意性算出部32と、弁別性算出部33と、一貫性算出部34と、情報出力部35とを備えている。
指示受付部31は、ユーザインターフェース部40からクロール指示、分析指示、情報出力指示の何れかを受け付ける。そして、クロール指示を受け付けた場合は、クロール対象のSNS及びそのSNSにおける分析対象の被採点者の件数Nを指定する指定情報をクローラ20の指定情報受信部21に送信し、分析指示を受け付けた場合は、合意性を示す値の算出を合意性算出部32に指示し、情報出力指示を受け付けた場合は、分析に基づく情報の出力を情報出力部35に指示する。
合意性算出部32は、データベース50に記憶された第1採点情報に基づいて、N件の被採点者に対する採点の合意性を示す値を算出する。具体的には、上記数式1に従って、合意性を示す値を算出する。そして、この合意性を示す値をデータベース50に記憶する。本実施の形態では、所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成する第1の生成部の一例として、合意性算出部32を設けている。また、合意性算出部32の合意性を示す値をデータベース50に書き出す機能は、情報出力部35の一例と捉えてもよい。
弁別性算出部33は、データベース50に記憶された第1採点情報及び第2採点情報に基づいて、M件の採点者による採点の弁別性を示す値を算出する。具体的には、上記数式2に従って、弁別性を示す値を算出する。そして、この弁別性を示す値をデータベース50に記憶する。本実施の形態では、所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成する第2の生成部の一例として、弁別性算出部33を設けている。また、弁別性算出部33の弁別性を示す値をデータベース50に書き出す機能は、情報出力部35の一例と捉えてもよい。
一貫性算出部34は、データベース50に記憶された第1採点情報及び第2採点情報に基づいて、M件の採点者のうちのある採点者によるN件の被採点者のうちのある被採点者に対する採点の一貫性を示す値を算出する。具体的には、上記数式3に従って、一貫性を示す値を算出する。そして、この一貫性を示す値をデータベース50に記憶する。本実施の形態では、所定の評価主体による所定の評価対象に対する評価の一貫性を示す一貫性情報を生成する第3の生成部の一例として、一貫性算出部34を設けている。また、一貫性算出部34の一貫性を示す値をデータベース50に書き出す機能は、情報出力部35の一例と捉えてもよい。
情報出力部35は、データベース50に登録された合意性、弁別性及び一貫性を示す値に基づいて、指示受付部31により指示された情報を生成し、生成した情報をユーザインターフェース部40に出力する。例えば、ユーザインターフェース部40から被採点者が指定されると、その被採点者に対する採点の合意性を示す値と、その被採点者を採点した採点者による採点の弁別性を示す値と、その被採点者を採点した採点者によるその被採点者に対する採点の一貫性を示す値とをユーザインターフェース部40に出力する。本実施の形態では、合意性情報と弁別性情報とを出力する出力部の一例として、また、合意性情報と弁別性情報と一貫性情報とを出力する出力部の一例として、情報出力部35を設けている。或いは、採点者による被採点者に対する採点の原因を示す情報(内的原因、外的原因、状況的原因の何れであるか、風評であるかどうか)を、図6を参照して取得し、これをユーザインターフェース部40に出力してもよい。この場合は、評価の原因を示す原因情報の一例として、採点の原因を示す情報(内的原因、外的原因、状況的原因の何れであるか、風評であるかどうか)を用いており、原因情報を出力する出力部の一例として、情報出力部35を設けていることになる。
尚、これらの機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU10aが、指示受付部31、合意性算出部32、弁別性算出部33、一貫性算出部34、情報出力部35を実現するプログラムを例えば磁気ディスク装置10gからメインメモリ10cに読み込んで実行することにより、これらの機能部は実現される。
[クローラの動作]
図11は、クローラ20の動作例を示したフローチャートである。尚、この動作は、サーバ30のユーザインターフェース部40が、クロール指示を受け付け、クロール対象のSNS及びそのSNSにおける分析対象の被採点者の件数Nを指定する指定情報をクローラ20に送信することにより、開始する。
動作が開始すると、指定情報受信部21は、クロール対象のSNS及びそのSNSにおける分析対象の被採点者の件数Nを指定する指定情報をサーバ30から受信する(ステップ201)。
すると、第1採点情報取得部22は、SNSにおける全ての被採点者の中からN件の被採点者を決定する(ステップ202)。これにより、第1採点情報取得部22は、このN件の被採点者のうちの1件の被採点者に着目し、その被採点者のページからその被採点者を採点した採点者の採点者IDとその採点者が採点した点数とを取得する(ステップ203)。そして、着目している被採点者の被採点者IDにステップ203で取得した採点者ID及び点数を関連付けた情報を、その被採点者についての第1採点情報として保持する(ステップ204)。その後、第1採点情報取得部22は、N件の被採点者の中に未処理の被採点者があるかどうかを判定し(ステップ205)、未処理の被採点者があれば、ステップ203に処理を戻し、未処理の被採点者がなければ、ステップ206に処理を進める。
次に、第2採点情報取得部23は、第1採点情報取得部22が取得した第1採点情報に採点者IDが含まれるM件の採点者を特定する(ステップ206)。これにより、第2採点情報取得部23は、このM件の採点者のうちの1件の採点者に着目し、その採点者のページからその採点者が採点した上記N件の被採点者以外の被採点者の採点者IDとその採点者が採点した点数とを取得する(ステップ207)。そして、着目している採点者の採点者IDにステップ207で取得した被採点者ID及び点数を関連付けた情報を、その採点者についての第2採点情報として保持する(ステップ208)。その後、第2採点情報取得部23は、M件の採点者の中に未処理の採点者があるかどうかを判定し(ステップ209)、未処理の採点者があれば、ステップ207に処理を戻し、未処理の採点者がなければ、ステップ210に処理を進める。
最後に、採点情報登録部24が、ステップ204で保持していた第1採点情報と、ステップ208で保持していた第2採点情報とを、データベース50に記憶する(ステップ210)。
図12(a)〜(d)は、データベース50に記憶された第1採点情報の一例を示した図である。SNSにおける被採点者と採点者との関係が図7に示したようになっているとすると、このような第1採点情報が記憶される。例えば、(a)に示すように、被採点者s1について、採点者u1,u2,u3による採点を示す情報が記憶され、(b)に示すように、被採点者s2について、採点者u6による採点を示す情報が記憶される。
図13(a)〜(f)は、データベース50に記憶された第2採点情報の一例を示した図である。但し、ここでは、後の説明を分かり易くするために、第2採点情報を含む拡張第2採点情報として示している。即ち、図12(a)〜(d)に示した第1採点情報を採点者ごとにまとめ直した情報と共に、破線で囲んだ第2採点情報を示している。SNSにおける被採点者と採点者との関係が図7に示したようになっているとすると、このような第2採点情報が記憶される。例えば、(d)に示すように、採点者u4について、被採点者s5,s6に対する採点を示す情報が記憶され、(f)に示すように、採点者u6について、被採点者s5に対する採点を示す情報が記憶される。
[サーバの動作]
図14〜図16は、サーバ30の動作例を示したフローチャートである。尚、この動作は、指示受付部31が分析指示を受けることにより開始されるものとする。但し、この動作は、採点情報がデータベース50に記憶された旨をクローラ20から通知された時点で開始してもよいし、採点情報がデータベース50に記憶された後の決められた時点で開始してもよい。
動作が開始すると、まず、図14に示すように、合意性算出部32が、被採点者をカウントするための変数iに1を代入する(ステップ301)。そして、データベース50に記憶された第1採点情報を参照し、被採点者siに関連付けられた点数の分散Ssi を算出する(ステップ302)。その後、合意性算出部32は、変数iを1カウントアップし(ステップ303)、変数iの値がNを超えたかどうかを判定する(ステップ304)。変数iの値がNを超えていないと判定すれば、ステップ302に処理を戻し、変数iの値がNを超えたと判定すれば、ステップ305に処理を進める。最後に、合意性算出部32は、被採点者s1,s2,…,sNについての分散Ss1 ,Ss2 ,…,SsN の平均値を算出する(ステップ305)。そして、ステップ302で算出した各被採点者についての分散を、ステップ305で算出した平均値で除することにより、各被採点者に対する採点の合意性を示す値を算出し、これをデータベース50に記憶する(ステップ306)。
次に、図15に示すように、弁別性算出部33が、採点者をカウントするための変数jに1を代入する(ステップ321)。そして、データベース50に記憶された第1採点情報及び第2採点情報を参照し、採点者ujに関連付けられた点数の分散Suj を算出する(ステップ322)。また、一貫性算出部34が、後述する一貫性算出処理を行う(ステップ340)。その後、弁別性算出部33は、変数jを1カウントアップし(ステップ323)、変数jの値がMを超えたかどうかを判定する(ステップ324)。変数jの値がMを超えていないと判定すれば、ステップ322に処理を戻し、変数jの値がMを超えたと判定すれば、ステップ325に処理を進める。最後に、弁別性算出部33は、採点者u1,u2,…,uMについての分散Su1 ,Su2 ,…,SuM の平均値を算出する(ステップ325)。そして、ステップ322で算出した各採点者についての分散を、ステップ325で算出した平均値で除することにより、各採点者による採点の弁別性を示す値を算出し、これをデータベース50に記憶する(ステップ326)。
ここで、図15のステップ340の一貫性算出処理について説明する。一貫性算出処理では、図16に示すように、まず、一貫性算出部34が、被採点者をカウントするための変数iに1を代入する(ステップ341)。また、一貫性算出部34は、データベース50に記憶された第1採点情報及び第2採点情報を参照し、採点者ujに関連付けられた点数のうち、被採点者siに対応する点数の分散c(j,i)を算出する(ステップ342)。例えば、図12及び図13に示した採点者u2,u4による被採点者s3に対する採点のように、ある採点者がある被採点者を複数回採点して点数をつけている場合に、それらの点数の分散を算出する。そして、分散c(j,i)を分散Suj で除することにより、一貫性を示す値を算出し、これをデータベース50に記憶する(ステップ343)。その後、一貫性算出部34は、変数iを1カウントアップし(ステップ344)、変数iの値がNを超えたかどうかを判定する(ステップ345)。変数iの値がNを超えていないと判定すれば、ステップ342に処理を戻し、変数iの値がNを超えたと判定すれば、図15に処理を戻す。
図17は、データベース50に記憶された合意性、弁別性、一貫性を示す値を格納するデータ構造の一例を示した図である。図示するように、このデータ構造では、合意性の行における各被採点者の列のセルに、各被採点者に対する採点の合意性を示す値が格納されている。また、弁別性の列における各採点者の行のセルに、各採点者による採点の弁別性を示す値が格納されている。更に、各採点者の行における各被採点者の列のセルに、各採点者による各被採点者に対する採点の一貫性を示す値が格納されている。
このように合意性、弁別性、一貫性を示す値がデータベース50に記憶された状態で、指示受付部31が情報出力指示を受け付けると、情報出力部35は、合意性、弁別性、一貫性を示す値をユーザインターフェース部40に出力する。この場合、合意性、弁別性、一貫性を示す値の出力の態様としては、如何なるものを採用してもよい。
例えば、図18に示すように、評判を分析したい1つの被採点者を画面上で選択すると、その被採点者に対する採点の合意性を示す値、その被採点者を採点した採点者による採点の弁別性を示す値、及び、その被採点者を採点した採点者によるその被採点者に対する採点の一貫性を示す値を出力することが考えられる。
図18では、太線で囲んで示すように、評価対象として被採点者s1003が選択されている。そして、ここでの分析結果から、以下のことが分かる。即ち、被採点者s1003に対応する「Consensus」欄が「12.815195」となっているので、被採点者s1003に対する採点の合意性は高いことが分かる。また、採点者u1004に対応する「Distinctiveness」欄が「266.0389」となっているので、採点者u1004による採点の弁別性は高いことが分かる。更に、採点者u1004に対応する「Consistency」欄が「0.34526494」となっているので、採点者u1004による被採点者s1003に対する採点の一貫性は高いことが分かる。これらの値と、図6の対応関係とから、採点者u1004による被採点者s1003に対する採点は、外的原因に帰属すると推測される。
或いは、合意性、弁別性、一貫性のレベルの組み合わせに対して予め定義された、評判の原因の帰属先(内的原因、外的原因、状況的原因の何れに帰属するか)や評判が風評であるかどうかの情報等を出力するようにしてもよい。具体的には、合意性が高いか低いかを判断するための閾値、弁別性が高いか低いかを判断するための閾値、一貫性が高いか低いかを判断するための閾値を予め保持しておき、合意性、弁別性、一貫性を示す値をそれぞれ対応する閾値と比較することにより、合意性、弁別性、一貫性が高いか低いかを判定する。そして、図6の対応関係を参照して、合意性、弁別性、一貫性が高いか低いかのレベルの組み合わせに対応付けられた原因の帰属先や風評であるかどうかの情報を特定し、これをユーザインターフェース部40に出力する。
以上述べたように、本実施の形態では、まず、SNSにおける全ての被採点者の中からN件の被採点者を選択し、このN件の被採点者の何れかを採点したM件の採点者を特定し、このM件の採点者の何れかが採点したL件の被採点者を特定する。次に、N件の被採点者のそれぞれに対する採点の合意性を示す値と、L件の被採点者に対する採点を考慮したM件の採点者のそれぞれによる採点の弁別性を示す値と、L件の被採点者に対する採点を考慮したM件の採点者のそれぞれによるN件の被採点者のそれぞれに対する一貫性を示す値とを算出し、これらの値に基づく情報を出力するようにした。これにより、インターネットメディア上の評価の分析を、風評と思われるものが含まれていても正確に、かつ、効率よく行えるようになった。
ここで、本発明は、全てハードウェアで実現してもよいし、全てソフトウェアで実現してもよい。また、ハードウェア及びソフトウェアの両方により実現することも可能である。また、本発明は、コンピュータ、データ処理システム、コンピュータプログラムとして実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより読取り可能な媒体に記憶され、提供され得る。ここで、媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム(装置又は機器)、或いは、伝搬媒体が考えられる。また、コンピュータにより読取り可能な媒体としては、半導体、ソリッドステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び光ディスクが例示される。現時点における光ディスクの例には、コンパクトディスク−リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−リード/ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
10…評判分析装置、20…クローラ、21…指定情報受信部、22…第1採点情報取得部、23…第2採点情報取得部、24…採点情報登録部、30…サーバ、31…指示受付部、32…合意性算出部、33…弁別性算出部、34…一貫性算出部、35…情報出力部

Claims (7)

  1. インターネットメディア上の評価の分析を支援する装置であって、
    前記インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示すデータから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうち当該N個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による当該各評価対象に対する評価と、当該M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうち当該M個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する当該各評価主体による評価とを示す評価情報を取得する取得部と、
    所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いと前記N個の評価対象の各評価対象に対する評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成する第1の生成部と、
    所定の評価主体による評価のばらつき度合いと前記M個の評価主体の各評価主体による評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成する第2の生成部と、
    前記合意性情報と前記弁別性情報とを出力する出力部と
    を含む、装置。
  2. 前記出力部は、前記合意性情報が示す合意性と前記弁別性情報が示す弁別性との組み合わせに対して予め定義された前記所定の評価主体による前記所定の評価対象に対する評価の原因を示す原因情報を更に出力する、請求項1の装置。
  3. 前記所定の評価主体による前記所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いと当該所定の評価主体による前記L個の評価対象のうち当該所定の評価主体が評価した評価対象に対する評価のばらつき度合いとの一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価主体による当該所定の評価対象に対する評価の一貫性を示す一貫性情報を生成する第3の生成部を更に含む、請求項1の装置。
  4. 前記出力部は、前記合意性情報が示す合意性と前記弁別性情報が示す弁別性と前記一貫性情報が示す一貫性との組み合わせに対して予め定義された前記所定の評価主体による前記所定の評価対象に対する評価の原因を示す原因情報を更に出力する、請求項3の装置。
  5. 前記出力部は、
    前記合意性情報が示す合意性のレベルが閾値より高く、前記弁別性情報が示す弁別性のレベルが閾値より高く、前記一貫性情報が示す一貫性のレベルが閾値より高い場合に、前記所定の評価主体による前記所定の評価対象に対する評価の原因が風評である可能性が低い旨の情報を前記原因情報として出力し、
    前記合意性情報が示す合意性のレベルが閾値より低く、前記弁別性情報が示す弁別性のレベルが閾値より低く、前記一貫性情報が示す一貫性のレベルが閾値より高い場合に、前記所定の評価主体による前記所定の評価対象に対する評価の原因が風評である可能性が高い旨の情報を前記原因情報として出力する、請求項4の装置。
  6. インターネットメディア上の評価の分析をコンピュータにより支援する方法であって、
    前記コンピュータの取得部が、前記インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示すデータから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうち当該N個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による当該各評価対象に対する評価と、当該M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうち当該M個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する当該各評価主体による評価とを示す評価情報を取得するステップと、
    前記コンピュータの第1の生成部が、所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いと前記N個の評価対象の各評価対象に対する評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成するステップと、
    前記コンピュータの第2の生成部が、所定の評価主体による評価のばらつき度合いと前記M個の評価主体の各評価主体による評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成するステップと、
    前記コンピュータの出力部が、前記合意性情報と前記弁別性情報とを出力するステップと
    を含む、方法。
  7. インターネットメディア上の評価の分析を支援する装置として、コンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記インターネットメディア上の複数の評価主体による複数の評価対象に対する評価を示すデータから、N(Nは自然数)個の評価対象の何れかを評価したM(Mは自然数)個の評価主体のうち当該N個の評価対象の各評価対象を評価した評価主体による当該各評価対象に対する評価と、当該M個の評価主体の何れかが評価したL(LはN以上の整数)個の評価対象のうち当該M個の評価主体の各評価主体が評価した評価対象に対する当該各評価主体による評価とを示す評価情報を取得する取得部と、
    所定の評価対象に対する評価のばらつき度合いと前記N個の評価対象の各評価対象に対する評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価対象に対する評価の合意性を示す合意性情報を生成する第1の生成部と、
    所定の評価主体による評価のばらつき度合いと前記M個の評価主体の各評価主体による評価のばらつき度合いの代表値との一致度を、前記評価情報に基づいて求めることにより、当該所定の評価主体による評価の弁別性を示す弁別性情報を生成する第2の生成部と、
    前記合意性情報と前記弁別性情報とを出力する出力部と
    して機能させる、プログラム。
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