JP6070518B2 - 扇風機 - Google Patents

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Description

本発明は、扇風機に関するものである。
近年、より快適な居住空間へのニーズや省エネ意識の高まりから、サーキュレーターで室内空気を循環させることにより部屋の暖房または冷房の効果をより効率的に得ようとする動きが増えてきている。このような中、従来のサーキュレーターだけではなく扇風機もサーキュレーターとして使用できる機能を持たせて、年間を通して使用できる扇風機が求められている。これらの扇風機に求められる一つの機能として、より床付近の空気を効果的に攪拌するために、あるいは高い場所から空気が攪拌できるよう家具などの上に扇風機を置けるようにするために、扇風機の高さをより低くすることが求められている。
従来の一般的な扇風機は、例えば特許文献1のように、スライドパイプがスタンドの支柱部内を上下にスライドする伸縮機構によって、扇風機の高さを調整している。しかし、このような伸縮機構では、扇風機の高さをスタンドの支柱部の高さよりも低い高さに設定することはできない。
そのような課題の解決策として、例えば特許文献2のように、羽根、電動機及びガードを有する扇風機頭部と、扇風機頭部を支持する基台とを繋ぐ支柱を着脱可能にし、更に扇風機頭部と基台を直接取り付け可能にした扇風機がある。このような扇風機は支柱を取り外すことにより、扇風機の高さを従来の伸縮機構よりも低い高さに設定することができる。さらに、取り外した支柱は基台の内面に収納する支持部材を設けることによって、取り外した支柱を保管するため、他に扇風機の支柱を保管する場所が不要であると共に、紛失する恐れがない。
また、支柱を取り外すことにより高さを調節可能な扇風機は、電力を電動機に供給するために、支柱の両端部に電気接点を設けられているものが一般的である。このように支柱の両端部に電気接点を設けることで、支柱を連結すると同時に電気的にも接続することができる。
特開2009−281299号公報 実開昭58−191494号公報
しかし、支柱の両端部に電気接点を設けた場合、保管中の支柱の電気接点は露出しているため、容易に塵埃が堆積してしまい、支柱を連結した際に電気接点が接触不具合をきたしてしまう。また、特許文献2のように基台の内面に支柱を収納しても、電気接点そのものを覆う対策を施していないため、やはり容易に電気接点に埃が堆積してしまう。
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであって、支柱を取り外すことにより高さを調節可能な扇風機において、保管中の取り外した支柱の電気接点への埃の堆積を防止する扇風機を得ることを目的とする。
本発明の扇風機は、羽根と、前記羽根を駆動する電動機と、前記電動機に電気的に接続された電気接点を有している送風機部側嵌合部を備えている送風機部と、前記送風機部側嵌合部と嵌合可能な台座側嵌合部を備えている台座と、一方の端部に前記台座側嵌合部と嵌合可能な第1の嵌合部と、もう一方の端部に前記送風機部側嵌合部と嵌合可能な第2の嵌合部を備え、前記第1及び第2の嵌合部はそれぞれ内部に電気接点を有している支柱と、を備えており、前記台座は、前記支柱の前記第1及び第2の嵌合部の先端を覆った状態で保持して前記支柱を固定する支柱固定手段を備えていることを特徴としている。
本発明の扇風機は、支柱固定手段が、第1及び第2の嵌合部の先端を覆った状態で保持して支柱を固定するため、保管中の取り外した支柱の第1及び第2の嵌合部の内部にある電気接点へ埃が堆積することを防止している。
実施の形態1の扇風機において、支柱を全て装着した状態を示す正面図である。 実施の形態1の扇風機において、送風機部、支柱及び台座をそれぞれ分離させた状態を示す正面図である。 実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態を示す正面図である。 実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態を示す側面図である。 本発明の扇風機の支柱の凹型嵌合部を示す拡大図である。 本発明の扇風機の支柱の凸型嵌合部を示す拡大図である。 本発明の扇風機第1の支柱の凹型嵌合部と、第2の支柱の凸型嵌合部を嵌合させた状態を示す拡大図である。 実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における台座を示す拡大図である。 実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における台座を示す上面図である。 図8におけるA−A断面に相当する第1の支柱保持部周辺の断面図である。 実施の形態2の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における台座を示す拡大図である。 実施の形態2の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における第1の支柱保持部周辺を示す拡大図である。 図12におけるB−B断面に相当する第1の支柱保持部周辺の断面図である。 実施の形態2の扇風機の第1の支柱保持部を第1の保持部収納溝に収納した状態を示す拡大図である。 実施の形態3の扇風機の台座を示す上面図である。 実施の形態3の扇風機の台座を示す側面図である。 実施の形態4の扇風機の台座を示す上面図である。 実施の形態4の扇風機の台座を示す側面図である。 実施の形態4の扇風機の支柱収納部を示す拡大図である。 図17の領域Cに相当する蓋の回動機構の拡大図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1の扇風機において、支柱を全て装着した状態を示す正面図である。図2は実施の形態1の扇風機において、送風機部、支柱及び台座をそれぞれ分離させた状態を示す正面図である。図3は、実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態を示す正面図である。図4は実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態を示す側面図である。扇風機100は、羽根12、羽根12を保護する保護ガード及び羽根12を駆動する電動機からなる送風機部10と、送風機部10を支える台座20と、送風機部10及び台座20を連結させ取り外し可能である円筒状の支柱30より構成されている。なお、本発明の扇風機100は円筒状の支柱30を2本有しているが、これは一例であり、支柱の形状は角柱であっても良く、また支柱の本数は1本もしくは3本以上であっても構わない。
送風機部10の下部には送風機部側嵌合部11が下方へ突出して設けられている。また、台座20の中央には台座側嵌合部21が上方へ突出して設けられており、台座側嵌合部21は送風機部側嵌合部11と嵌合する形状に形成されている。そのため、送風機部側嵌合部11と台座側嵌合部21を介して、送風機部10及び台座20は接続することができる。
支柱30は長手方向の片端部には第1の嵌合部である凹型嵌合部31と、もう一方の片端部には第2の嵌合部である凸型嵌合部32が設けられている。凹型嵌合部31は送風機部側嵌合部11と同様の形状であり、台座側嵌合部21と嵌合することができる。また、凸型嵌合部32は台座側嵌合部21と同様の形状であり、送風機部側嵌合部11及び凹型嵌合部31と嵌合する構造に形成されている。このため、送風機部10と台座20の間に支柱30を嵌着することができ、送風機部10の高さを容易に変更することができる。
例えば、図1では送風機部側嵌合部11と上側の支柱30(以下、第1の支柱30aと称する)の凸型嵌合部32(以下、第1の凸型嵌合部32aと称する)と嵌合し、第1の支柱30aの凹型嵌合部31(以下、第1の凹型嵌合部31aと称する)は下側の支柱30(以下、第2の支柱30bと称する)の凸型嵌合部32(以下、第2の凸型嵌合部32bと称す)と嵌合し、第2の支柱30bの凹型嵌合部31(以下、第2の凹型嵌合部31bと称す)は台座側嵌合部21と嵌合することによって、送風機部10を高い位置において使用することができる。
図5は、本発明の扇風機の支柱の凹型嵌合部を示す拡大図である。なお、図5では説明のため、支柱30を一部透過して凹型嵌合部31周辺の構造を示している。凹型嵌合部31は、中央に円柱形状に窪んだ窪み36が形成されており、凹型形状になっている。窪み36の底部の中央には、凸型電気接点33が設けられている。凸型電気接点33は支柱内部に設けられた配線35と電気的に接続している。なお、前述のように送風機部側嵌合部11は凹型嵌合部31と同様の構造である。以下、説明のため、第1,第2の支柱に設けられた凸型電気接点33及び配線35を第1,第2の凸型電気接点33a,33b及び第1,第2の配線35a,35bとそれぞれ称し、また送風機部側嵌合部11に設けられた凸型電気接点33及び配線35を送風機部側凸型電気接点33c,送風機部側配線35cとそれぞれ称する。
図6は、本発明の扇風機の支柱の凸型嵌合部を示す拡大図である。なお、図6では説明のため、支柱30を一部透過して凸型嵌合部32周辺の構造を示している。凸型嵌合部32は、中央に円柱形状に突出した突出部37が形成されており、凸型形状になっている。凸型嵌合部32の突出部37には支柱内部に設けられた配線35と電気的に接続している凹型電気接点34が設けられている。なお、前述のように台座部側嵌合部21は凸型嵌合部32と同様の構造である。以下、説明のため、第1,第2の支柱に設けられた凹型電気接点34を第1,第2の凹型電気接点34a,34bとそれぞれ称し、台座側嵌合部21に設けられた凹型電気接点34と配線35を台座側凹型電気接点34c,台座側配線35dと称する。
支柱30内の配線35は凸型電気接点33と凹型電気接点34の両方に接続されており、具体的には、第1の支柱30a内において第1の凸型電気接点33aと第1の凹型電気接点34aは第1の配線35aによって、第2の支柱30b内において第2の凸型電気接点33bと第2の凹型電気接点34bは第2の配線35bによって、それぞれ電気的に接続されている。また、送風機部側配線35cは送風機部側凸型電気接点33cと電動機を電気的に接続しており、台座側配線35dは台座側凹型電気接点34cと図示を省略した電源コードを電気的に接続している。
図7は、本発明の扇風機の第1の支柱の凹型嵌合部と、第2の支柱の凸型嵌合部を嵌合させた状態を示す拡大図である。なお、図7では説明のため、支柱30を一部透過して第1の凹型嵌合部31a周辺と第2の凸型嵌合部32b周辺の構造を示している。第1の凹型嵌合部31aの窪み36の内径と、第2の凸型嵌合部32bの突出部37の外径は同じ径になるよう形成されている。また、第1の凹型嵌合部31aの窪み36の深さに対して、第2の凸型嵌合部32bの突出部37の高さは低くなるよう形成されている。このため、第1の凹型嵌合部31aと第2の凸型嵌合部32bは嵌合することができる。また、第1の凹型嵌合部31aと第2の凸型嵌合部32bが嵌合する際に、同時に第1の凸型電気接点33aと第2の凹型電気接点34bも同時に嵌合し、電気的に接続されるように構成されている。これら第1の凹型嵌合部31a及び第2の凸型嵌合部32bのそれぞれの寸法や電気接点の嵌合は第1の凸型嵌合部32a,第2の凹型嵌合部31b,送風機部側嵌合部11及び台座側嵌合部21も同様の構成となっている。
例えば図1の場合では、台座側凹型電気接点34cと第2の凸型電気接点33b、第2の凹型電気接点34bと第1の凸型電気接点33a並びに第1の凹型電気接点34aと送風機部側凸型電気接点33cがそれぞれ電気的に接続されているため、電動機と電源コードは電気的に接続されている。また、図3の場合では、台座側凹型電気接点34cと送風機部側凸型電気接点33cが接続されているため、電動機と電源コードは電気的に接続されている。このように各嵌合部を形成することによって、送風機部10、支柱30及び台座20を連結させることができ、さらに電動機へ電力を供給することができる。
図8は、実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における台座を示す拡大図である。図9は、実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における台座を示す上面図である。図10は、図8におけるA−A断面に相当する第1の支柱保持部周辺の断面図である。後述するように第1の支柱保持部40aと第2の支柱保持部40bは略同一の形状であるため、第2の支柱保持部40bの詳細な図示を省略する。台座20の上面には、支柱固定手段である支柱保持部40が、台座20の上面に複数設けられている。支柱保持部40は、台座20の上面から立設している立設部41と、中空の円柱形状であり一方の底面は立設部41と接することで閉塞しており、もう一方の底面は開口している円筒部42より成る。
支柱保持部40は、さらに第1の支柱保持部40aと第2の支柱保持部40bの2種類に分けられ、お互いがそれぞれ対の関係になるように支柱30の本数と同じ数だけ台座20の上面に設けられている。ここで、第1,第2の支柱保持部40a,40bの立設部41を第1,第2の立設部41a,41bと、円筒部42を第1,第2の円筒部42a、42bとする。対の関係になっている第1の支柱保持部40aと第2の支柱保持部40bにおいて、第1の立設部41aと第2の立設部41bは支柱30の凹型嵌合部31の先端から凸型嵌合部32の先端までの長さと同じだけ離れ、また、第1の円筒部42aの開口側の面と第2の円筒部42bの開口側の面が互いに向き合うように配置されている。
第1の支柱保持部40aと第2の支柱保持部40bは円筒部42の内径が異なる点と、扇風機100の正面から見て左右反転している点以外は同一の形状である。第1の円筒部42aの内径は凸型嵌合部32の突出部37の外径と同じ径であり、第1の円筒部42aが凸型嵌合部32の先端を覆うように嵌合することができる。また、第2の円筒部42bの内径は凹型嵌合部31の外形と同じ径であり、第2の円筒部42bが凸型嵌合部32の先端を覆うように嵌合することができる。なお、第1の円筒部42aの内径が凹型嵌合部31の外形と同じ径であり、第2の円筒部42bの内径は凸型嵌合部32の突出部37の外径と同じ径であっても構わない。
対の関係になっている第1の立設部41aと第2の立設部41bは支柱30の凹型嵌合部31の先端から凸型嵌合部32の先端までの長さと同じだけ離れているため、分離させた支柱30の凹型嵌合部31の先端と凸型嵌合部32の先端を、対の関係になっている第1の円筒部42aと第2の円筒部42bにそれぞれ嵌合させることによって、第1の立設部41aで凸型嵌合部32の先端を、第2の立設部41bで凹型嵌合部32を覆った状態で支柱30を台座20に固定することができる。なお、第1の立設部41a及び第2の立設部41b共に、ABS樹脂などの弾性変形が可能な素材であるため、支柱30を支柱保持部40より着脱する際には対の関係になっている第1の立設部41aと第2の立設部41bをそれぞれお互いの間隔が広がる方向に弾性変形させればよい。
このように、支柱保持部40の立設部41で凸型嵌合部32の先端及び凹型嵌合部31の先端を覆うように支柱30を固定することにより、凸型電気接点33及び凹型電気接点34への埃の堆積を防止することができる。そのため、保管していた支柱30を連結した際に電気接点が埃の堆積により接触不良を来たす心配が無い。
実施の形態2.
図11は実施の形態2の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における台座を示す拡大図である。図12は、実施の形態1の扇風機の支柱を全て外し、台座に固定した状態における第1の支柱保持部周辺を示す拡大図である。図13は、図12におけるB−B断面に相当する第1の支柱保持部周辺の断面図である。なお、実施の形態2の扇風機100は台座20及び支柱保持部40以外の構成は、実施の形態1の扇風機100と同様なので説明を省略する。さらに、図11、図12及び図13では説明のため、台座20を一部透過して第1の保持部収納溝22a周辺を示している。
台座20には、新たに支柱保持部40を収納する保持部収納溝22が設けられている。また、支柱保持部40は台座20とは別部材になっており、保持部収納溝22において支柱30を支柱保持部40に固定した際に支柱30と平行となる側壁に形成された保持部回動軸受け23と、円筒部42の開口側の面を正面とした場合に立設部41の側面下部に形成された保持部回動軸43が嵌合することによって、台座20に支柱保持部40は回動可能に設置される。ここで、第1,第2の支柱保持部40a,40bを収納する保持部収納溝22を第1,第2の保持部収納溝22a,22bと称し、また、それぞれに対応する保持部回動軸受け23と保持部回動軸43を、第1,第2の保持部回動軸受け23a,23b、第1,第2の保持部回動軸43a,43bと称する。
図14は、実施の形態2の扇風機の第1の支柱保持部を第1の保持部収納溝に収納した状態を示す拡大図である。なお、図14では説明のため、台座20を一部透過して第1の保持部収納溝22a近辺を示している。第1の支柱保持部40aは、第1の円筒部42aが開口側の面を第1の保持部収納溝22aに向けて回動することができる。また、第1の円筒部42aの開口側の面が第1の保持部収納溝22aの底面と接触すると、第1の保持部収納溝22aに第1の支柱保持部40a全体が収納され、第1の支柱保持部40aが台座20の上面より突出しない。また、第1の支柱保持部40aが台座20の上面に対して垂直に立ち上がったとき、第1の立設部41aのうち第1の円筒部42aが設けられている面に対して反対側の面と、第1の保持部収納溝22aのうち第1の保持部回動軸受け23aが設けられた壁面に対して垂直の位置の壁面が接触し、第1の支柱保持部40aはそれ以上回動しない。つまり、第1の支柱保持部40aは、第1の保持部収納溝22aの底面に第1の円筒部42aの開口側の面が接触する位置から台座20の上面に対して第1の立設部41aが垂直に立設する位置までの90度の範囲でのみ回動する。なお、第2の支柱保持部40b及び第2の保持部収納溝22bは、円筒部42の径が異なる点と扇風機100の正面から見て左右反転している点以外は第1の支柱保持部40a及び第1の保持部収納溝22aと同様の構成であるため、説明を省略する。
対となっている第1の支柱保持部40a及び第2の支柱保持部40bがお互いに台座20の上面に対して垂直に立ち上がった場合は、第1の円筒部42a及び第2の円筒部42bは支柱30の凹型嵌合部31の先端から凸型嵌合部32の先端までの長さと同じだけ離れているため、実施の形態1と同様に分離した支柱30を保持することができる。また、支柱保持部40は、保持部収納溝22の底面に円筒部42の開口側の面が接触する位置から台座20の上面に対して立設部41が垂直に立設する位置までの90度の範囲でのみ回動するため、台座20の上面に対して立設部41が垂直に立設する場合は、第1の立設部41aと第2の立設部41bをそれぞれお互いの間隔が広がる方向に弾性変形させることができ、容易に支柱30を支柱保持部40に着脱できる。
このように支柱保持部40と保持部収納溝22を構成することで、実施の形態1の効果はもちろん、支柱保持部40に支柱30を保持させないときには、支柱保持部40を保持部収納溝22に収納することができ、台座からの突出物が無くなり、外観を損なうことが無い。
実施の形態3
図15は、実施の形態3の扇風機の台座を示す上面図である。図16は、実施の形態2の扇風機の台座を示す側面図である。実施の形態3の扇風機では、支柱固定手段に当たる機構として、支柱保持部40の代わりに支柱収納部50を設けた以外の構成は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。なお、図16では説明のため、台座20を一部透過して、支柱収納部50周辺を示している。
台座20の上面には凹状の支柱収納部50が設けられている。支柱収納部50は分離可能な支柱30を収納できる開口と深さを有しており、分離した支柱30を全て収納することができる。ただし、支柱30を収納した際に凸型嵌合部32の先端及び凹型嵌合部31の先端は支柱収納部50の側壁とそれぞれ接している。そのため、支柱収納部50に収納した支柱30の凸型嵌合部32の先端と凹型嵌合部31の先端は支柱収納部50の側壁で塞がれるため、凸型電気接点33及び凹型電気接点34への埃の堆積を防止することができる。
このように支柱収納部50を設けることによって、実施の形態1の効果はもちろん、支柱30を台座に固定していても、台座から突出物を無くすことができ、外観を損なうことが無い。
また、実施の形態3では、支柱収納部50は一箇所にしか設けられていないが、これに限らず、支柱収納部を複数個設け、それぞれの支柱収納部で支柱を収納するなど、分離した支柱30を全て収納できれば良い。
実施の形態4
図17は、実施の形態4の扇風機の台座を示す上面図である。図18は、実施の形態の扇風機の台座の支柱収納部を視認可能に透過させた側面図である。図19は、実施の形態の扇風機の支柱収納部を示す拡大図である。図20は図17の領域Cに相当する蓋の回動機構の拡大図である。なお、図18では説明のため、台座20を一部透過して、支柱収納部50周辺を示している。実施の形態4の扇風機では、新たに蓋51と蓋51を回動及び固定させる構成を設けた以外の構成は実施の形態3と同様であるため、説明を省略する。

支柱収納部50の開口には、開口全体を覆うことができる蓋51が設けられている。さらに蓋51の回動機構として、蓋51において蓋51が回動する際の回転軸に対して垂直の位置にある側壁には蓋回動軸52と、支柱収納部50において蓋51を取り付けた際に蓋回動軸52と対応する位置に蓋回動軸受け53がそれぞれ設けられている。この蓋回動軸52と蓋回動軸受け53が嵌合することにより、蓋51は回動可能に装着され、支柱収納部50は開閉が可能となっている。
また、蓋51のうち回動時に先端となる部分には、U字型の変形部54と、固定爪55が設けられており、また支柱収納部50には固定爪55と対応する位置に爪穴56が設けられている。固定爪55と爪穴56が係合することで蓋51は固定され、両者の係合が離れる方向に変形部54を弾性変形させることで蓋51の固定が解除され蓋51を回動することができる。なお、この蓋51の固定機構は一例であり、例えば蓋と台座に極性の異なる磁石を設け、磁気的に固定しても良い。
このように蓋51及び蓋51を回動及び固定させる構成を設けたことで、実施の形態3の効果はもちろん、蓋51によって支柱収納部50を覆うことができ、支柱30を未収納時には支柱収納部50の底面への埃の堆積や、支柱30を収納時には支柱30の側面への埃の堆積を防ぐことができる。また、蓋51によって台座20の上面が平坦になるため外観を損ねない。
10 送風機部、11 送風機部側嵌合部、20 台座、21 台座側嵌合部、22 保持部収納溝、22a 第1の保持部収納溝、22b 第2の保持部収納溝、23 保持部回動軸受け、23 第1の保持部回動軸受け、23b 第2の保持部回動軸受け、30 支柱、30a 第1の支柱、30b 第2の支柱、31 凹型嵌合部、31a 第1の凹型嵌合部、31b 第2の凹型嵌合部、32 凸型嵌合部、32a 第1の凸型嵌合部、32b 第2の凸型嵌合部、33 凸型電気接点、33a 第1の凸型電気接点、33b 第2の凸型電気接点、33c 送風機部側凸型電気接点、34 凹型電気接点、34a 第1の凹型電気接点、34b 第2の凹型電気接点、34c 台座側凹型電気接点、35 配線、35a 第1の配線、35b 第2の配線、35c 送風機部側配線、35d 台座側配線、36 窪み、37 突出部、40 支柱保持部、40a 第1の支柱保持部、40b 第2の支柱保持部、41 立設部、41a 第1の立設部、41b 第2の立設部、42 円筒部、42a 第1の円筒部、42b 第2の円筒部、43 保持部回動軸、43 第1の保持部回動軸、44 第2の保持部回動軸、50 支柱収納部、51 蓋、52 蓋回動軸、53 蓋回動軸受け、54 変形部、55 固定爪、56 爪穴、100 扇風機

Claims (6)

  1. 羽根と、前記羽根を駆動する電動機と、前記電動機に電気的に接続された電気接点を有している送風機部側嵌合部を備えている送風機部と、
    前記送風機部側嵌合部と嵌合可能な台座側嵌合部を備えている台座と、
    一方の端部に前記台座側嵌合部と嵌合可能な第1の嵌合部、もう一方の端部に前記送風機部側嵌合部と嵌合可能な第2の嵌合部を備え、前記第1及び第2の嵌合部のそれぞれ内部に電気接点を有している支柱と、を備えており、
    前記台座は、前記支柱の前記第1及び第2の嵌合部の先端を覆った状態で保持して前記支柱を固定する支柱固定手段を備えていることを特徴とする扇風機。
  2. 前記支柱固定手段は、前記第1又は第2の嵌合部の先端と嵌合可能な第1の支柱保持部と、前記第1又は第2の嵌合部の先端のうち前記第1の支柱保持部と嵌合されない方の嵌合部の先端と嵌合可能な第2の支柱保持部であり、
    前記第1の支柱保持部と前記第2の支柱保持部は、前記第1の嵌合部の先端から前記第2の嵌合部の先端までと同じ距離に離れて立設される対の関係になっている請求項1に記載の扇風機。
  3. 前記支柱は複数本あり、前記台座は、前記対の関係となっている前記第1の支柱保持部と前記第2の支柱保持部を前記支柱の本数と同じ数だけそれぞれ備えていることを特徴とする請求項2記載の扇風機。
  4. 前記第1及び第2の支柱保持部と、前記台座はそれぞれ別部材であり、
    前記台座には、前記第1の支柱保持部に対応した保持部収納溝と、前記第2の支柱保持部に対応した保持部収納溝と、を有しており、
    前記第1及び第2の支柱保持部は前記台座との接続箇所を中心に立設する位置から前記第1又は第2の嵌合部が嵌合される側の面が前記保持部収納溝の底面と接する位置まで回動できるよう前記台座に接続されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の扇風機。
  5. 前記支柱固定手段は、前記支柱が収納できる開口と深さを有した凹状の溝の支柱収納部であり、
    前記支柱を前記支柱収納部に収納した場合、前記第1及び第2の嵌合部は前記支柱収納部の側壁に接することを特徴とする請求項1に記載の扇風機。
  6. 前記支柱収納部の開口は、回動可能な蓋に覆われていることを特徴とする請求項5に記載の扇風機。
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