JP6068293B2 - 複数台の機械または制御装置の情報を収集し電子メールで送信する制御装置 - Google Patents

複数台の機械または制御装置の情報を収集し電子メールで送信する制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、工作機械や産業用機械を制御する数値制御装置やロボット制御装置やプログラマブルロジックコントローラに関する。
制御装置(工作機械や産業用機械を制御する数値制御装置やロボット制御装置やプログラマブルロジックコントローラ)の制御対象である製造設備(工作機械やロボットや産業機械)の担当者が知るべき事象(例えば、製造設備のアラーム情報や製造設備の稼働情報など)を監視する目的のために、遠隔監視システムが用いられている。
図14は従来の電子メールシステムを用いた遠隔監視システムの例を説明する図である。製造設備50は、ロボット51、工作機械52、メール送信装置53を備えている。製造設備54は、ロボット55、工作機械56、メール送信装置57を備えている。
製造設備50内のメール送信装置53は、同じ製造設備内の工作機械52やロボット51の制御装置(図示せず)から電子メール以外の手段により事象情報を入手し、電子メールを作成する。そして、メール送信装置53は、作成した電子メールをメールサーバ60へルータ61を介して配送する(電子メール配送62参照)。同様に、製造設備54内のメール送信装置57は、同じ製造設備内の工作機械56やロボット55の制御装置(図示せず)から電子メール以外の手段により事象情報を入手し、電子メールを作成する。そして、メール送信装置57は、作成した電子メールをメールサーバ60へルータ61を介して配送する(電子メール配送63参照)。
電子メール受信用携帯端末64はメールサーバ60へ無線LAN機器68を介して電子メール取得要求を送信し、メールサーバ60に格納されている電子メールを受信する(電子メール受信65参照)。同様に、電子メール受信用携帯端末66はメールサーバ60へ無線LAN機器68を介して電子メール取得要求を送信し、メールサーバ60に格納されている電子メールを受信する(電子メール受信67参照)。
遠隔監視システムは、製造装置が設置されている現場から離れた場所にいる製造設備の担当者が所持している携帯型端末装置(例えば、携帯電話や携帯可能なパソコンなど)や机上のパソコンへ、製造設備の担当者が知るべき事象を含む電子メールを届ける。製造設備の担当者は、電子メールが届くことより、製造設備の担当者が知るべき事象が製造設備で発生していることを、知ることができる。製造設備では、制御装置とは別の装置である電子メール送信用パソコンでメールクライアントが動作し、製造設備や端末装置とは別の装置(例えば、メールサーバ用パソコン)でメールサーバが動作する。
特許文献1には、工作機械に設けた数値制御装置から加工進行信号や異常発生信号を受信し解読することにより、工作機械の加工終了や異常停止を端末装置へ電子メールを送信するためのメール送信装置を複数の工作機械に接続し、複数の工作機械の加工終了や異常停止を監視する技術が開示されている。
特許文献2には、工作機械を制御しているパソコンが、工作機械の加工実績情報やアラーム情報を含む電子メールをメールサーバを経由させて、端末装置や工作機械から離れた場所のパソコンへ送信する技術が開示されている。
特開2003−15712号公報 特許第4881516号公報
図14を用いて説明したように、各製造設備の事象情報を電子メールで収集する遠隔監視システムを一般的な電子メールの仕組みで実現する場合、各製造設備の事象情報を電子メール以外の手段で収集し、収集した事象情報を含む電子メールを送信する装置(メール送信装置)と各製造設備からの電子メールを集中的に受信して端末装置へメールを送信する装置(メールサーバ)のように役割分担が固定化され、メールサーバに各メール送信装置からの電子メールが集中することになる。さらに、複数台の端末装置からの電子メール取得要求がメールサーバに集中することにもなる。もし、メールサーバが故障した場合には、遠隔監視システム全体が停止するというリスクが内在する。
そこで、本発明の目的は、各制御装置が受信側メールサーバと受信側メールクライアントの両機能を備えることにより、複数台の端末装置が存在する場合でも、各端末装置は別々の制御装置へ電子メール取得要求を送信でき、端末装置と電子メールの送受信を行う制御装置に処理が集中することがない複数台の機械または制御装置の情報を収集し電子メールで送信する制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、機械を制御する制御装置から前記機械または前記制御装置の情報を該制御装置から離隔した場所にある端末装置に電子メールで送信する手段および他の制御装置と通信するための設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段を有する制御装置において、前記制御装置または前記機械で発生した事象を少なくとも1つ含む事象情報が含まれる電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記端末装置からの電子メール取得要求を受信する電子メール取得要求受信手段と、前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置の電子メール作成手段で作成され電子メール蓄積手段により蓄積された電子メールを収集することを指示する電子メール収集手段と、前記電子メール収集手段からの指示により、前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する電子メール取得要求送信手段と、前記電子メール取得要求送信手段による電子メール取得要求に基づき送信された前記他の制御装置からの電子メールを受信する電子メール受信手段と、前記電子メール作成手段により作成された電子メールと前記他の制御装置から受信した電子メールを蓄積する電子メール蓄積手段と、前記電子メール蓄積手段により蓄積された前記制御装置で作成された電子メールと前記他の制御装置から受信した電子メールを前記端末装置へ送信する電子メール送信手段と、を備えることを特徴とする制御装置である。
請求項2に係る発明は、機械を制御する制御装置から前記機械または前記制御装置の情報を該制御装置から離隔した場所にある端末装置に電子メールで送信する手段および他の制御装置と通信するための設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段を有する制御装置において、前記制御装置または前記機械で発生した事象を少なくとも1つ含む事象情報が含まれる電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記端末装置からの電子メール取得要求を受信する電子メール取得要求受信手段と、前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置の電子メール作成手段で作成され電子メール蓄積手段により蓄積された電子メールを収集することを指示する電子メール収集手段と、前記電子メール収集手段からの指示により、前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する電子メール取得要求送信手段と、前記電子メール取得要求送信手段による電子メール取得要求に基づき送信された前記他の制御装置からの電子メールを受信する電子メール受信手段と、前記電子メール作成手段により作成された電子メールや前記他の制御装置から受信した電子メールを蓄積する電子メール蓄積手段と、前記電子メール蓄積手段により蓄積された前記制御装置で作成された電子メールと前記他の制御装置から受信した電子メールに含まれる事象情報を一つにまとめるために電子メールを再作成する電子メール再作成手段と、前記電子メール再作成手段により作成された電子メールを前記端末装置へ送信する電子メール送信手段と、を備えることを特徴とする制御装置である。
請求項3に係る発明は、前記電子メール取得要求受信手段と前記電子メール送信手段が、POP(Post Office Protocol)の通信プロトコルに基づき電子メールをPOPクライアントへ送信するためのPOPサーバ処理手段と、前記電子メール取得要求送信手段と前記電子メール受信手段が、POPの通信プロトコルに基づき電子メールをPOPサーバから受信するためのPOPクライアント処理手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか1つに記載の制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記電子メール取得要求受信手段と前記電子メール送信手段が、IMAP(Internet Mail Access Protocol)の通信プロトコルに基づき電子メールをIMAPクライアントへ送信するためのIMAPサーバ処理手段と、前記電子メール取得要求送信手段と前記電子メール受信手段が、IMAPの通信プロトコルに基づき電子メールをIMAPサーバから受信するためのIMAPクライアント処理手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか1つに記載の制御装置である。
本発明により、受信側メールサーバと受信側メールクライアントの両機能を各制御装置が備えることで、複数台の端末装置が存在する場合でも、各端末装置は別々の制御装置へ電子メール取得要求を送信でき、端末装置と電子メールの送受信を行う制御装置に処理が集中することがない複数台の機械または制御装置の情報を収集し電子メールで送信する制御装置を提供できる。
本発明を用いた遠隔監視システムの例を説明する図である。 端末装置の内部構成を説明する図である。 第一の実施形態における制御装置の内部構成を説明する図である。 各制御装置へ電子メール取得要求を送信するために必要な通信設定情報記憶手段で記憶された設定情報の例である。 事象と事象情報とを含む電子メールの例である。 電子メール作成手段を説明する図である。 第二の実施形態における制御装置の内部構成を説明する図である。 複数台の制御装置の事象と事象情報を含む電子メールの例である。 第一の実施形態における制御装置が行う処理のフローチャートである。 第二の実施形態における制御装置が行う処理のフローチャートである。 電子メールシステムによる電子メールの基本的な流れを説明する図である。 POPサーバからPOPクライアントへ電子メールを送信する通信シーケンスの例である。 IMAPサーバからIMAPクライアントへ電子メールを送信する通信シーケンスの例である。 従来の電子メールシステムを用いた遠隔監視システムの例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
なお、本明細書では、工作機械やロボットを制御する制御装置、または、プログラマブルコントローラを総称して機械を制御する制御装置という。この制御装置は、通常、プロセッサ(CPU)、メモリ、および、通信用インタフェースを備えている。
図1は、本発明を用いた遠隔監視システムの例を説明する図である。製造設備70は、ロボット71と工作機械72を備えている。製造設備74は、ロボット75と工作機械76を備えている。製造設備70,74内の工作機械72,76またはロボット71,75の制御装置(図3,図7参照)は、自分自身以外の制御装置のIPアドレスやユーザ名やパスワードを記憶する通信設定情報記憶手段110(図3,図7参照)を備えている。また、ルータ83は電子メールをどのルートを通して転送すべきかを判断する機能を有し、電子メールは無線LAN機器78を介して配信される。
工作機械72またはロボット71の制御装置が、電子メール受信用携帯端末79からの電子メール取得要求を受信すると、通信設定情報記憶手段110で記憶されている自分自身以外の別の制御装置から電子メールを受信して制御装置の事象情報を入手する。つまり、製造設備70内のロボット71や工作機械72は相互に電子メールの授受ができる。図1では、電子メール受信用携帯端末79は工作機械72の制御装置へ電子メール取得要求を送信し、工作機械72の制御装置に格納されている電子メールを受信する。
工作機械76またはロボット75の制御装置が、電子メール受信用携帯端末からの電子メール取得要求を受信すると、通信設定情報記憶手段で記憶されている自分自身以外の別の制御装置から電子メールを受信して制御装置の事象情報を入手する。つまり、製造設備70内のロボット71や工作機械72は相互に電子メールの授受ができる。電子メール受信用携帯端末は制御装置へ電子メール取得要求を送信し、制御装置に格納されている電子メールを受信する。図1では、電子メール受信用携帯端末81は工作機械76の制御装置へ電子メール取得要求を送信し、工作機械76の制御装置に格納されている電子メールを受信する。
なお、図1では無線LAN機器78を介して電子メール受信用携帯端末79と工作機械72が無線で接続しているが、これに限定されるものではなく、電子メール受信用携帯端末と有線で接続するようにしてもよい。さらに、電子メール受信用携帯端末は、携帯するのが難しい机上の電子メール受信用パソコンであってもよい。
図4は、各制御装置へ電子メール取得要求を送信するために必要な通信設定情報記憶手段110で記憶された設定情報の例である。図4では、<Machine 1>の機械名、IPアドレス、ユーザ名、パスワード、および、<Machine 2>の機械名、IPアドレス、ユーザ名、パスワードが、電子メールの取得要求を送信するための設定情報として、通信設定情報記憶手段110に予め設定される。
次に、図2を用いて電子メール受信用携帯端末の内部構成を説明する。図1に示される電子メール受信用携帯端末79,81のような端末装置90は、MUA(Mail User Agent)91に電子メール受信手段92と電子メール取得要求送信手段93とを備えている。MUA91は電子メールシステムにおいて従来から用いられている手段である。
次に、図3,図7を用いて製造設備として設置される工作機械やロボットを制御する制御装置の内部構成を説明する。
図3は、第一の実施形態における制御装置100の内部構成を説明する図である。本発明の第一の実施形態(請求項1に対応)に用いられる制御装置100は、MUA101、MRA(Mail Retrieval Agent)104、電子メール収集手段107、前記制御装置または前記機械で発生した事象を少なくとも1つ含む事象情報が含まれる電子メールを作成する電子メール作成手段108、電子メール作成手段108で作成した電子メール(図5参照)やMUA101で受信した電子メールを蓄積する電子メール蓄積手段109を有する。制御装置100は、電子メール収集手段107で参照される他の制御装置と通信するための設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段110をあらかじめ備えている。
MRA104は、電子メール送信手段105と電子メール取得要求受信手段106を備えている。また、MUA101は、電子メール受信手段102と電子メール取得要求送信手段103を備えている。
MRA104は、機械を制御する制御装置から前記機械または前記制御装置の情報を該制御装置から離隔した場所にある端末装置(例えば、電子メール受信用携帯端末79,81(図1参照))に電子メールで送信する手段である。
MRA104の電子メール取得要求受信手段106が、電子メール受信用携帯端末79,81(図1参照)のような端末装置90(図2参照)から電子メール取得要求を受信した時点で、他の制御装置から事象情報(アラーム情報や稼働情報など)を収集するために、MUA101の電子メール取得要求送信手段103から電子メール取得要求を送信する。
MUA101の電子メール取得要求送信手段103は、電子メール収集手段107からの指示により、通信設定情報記憶手段110で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する。MUA101の電子メール受信手段102は、前記の電子メール取得要求に応じて他の制御装置から送信された電子メールを受信する。
電子メール蓄積手段109は、MUA101の電子メール受信手段102で受信した他の制御装置からの電子メールを蓄積する。また、電子メール作成手段108において、制御装置100自体の事象情報を基に電子メールを作成する。電子メール蓄積手段109は作成された前記電子メールも蓄積する。
MRA104の電子メール送信手段105は、他の制御装置からの電子メールと一緒に電子メール作成手段108で作成した電子メールを端末装置(電子メール受信用携帯端末79,81(図1参照))へ送信する。
図5は事象と事象情報を含む電子メールの例を説明する図である。電子メール95は、発信側、メールの件名、受信側を特定するヘッダ96、アラーム情報などの事象情報97を含む。事象情報97には発生した事象98a,98b,98cが含まれる。図5において<Alarm Information>が事象情報であり、ALM_1122,ALM_3344,ALM_5566の1つ1つが発生した事象である。
ここで、電子メール作成手段108について図6を用いて補足説明する。制御装置100において、事象検知手段120は、制御装置100または制御装置100が制御する機械で発生した事象を検知する。事象情報作成手段121は、制御装置100または前記機械で発生した事象を少なくとも1つ含む事象情報を作成する。事象情報蓄積手段122は、事象情報作成手段121で作成された前記事象情報を蓄積する。事象情報変化検知手段123は、事象情報蓄積手段122により蓄積された前記事象情報の変化を検知する。
事象情報変化検知手段123により前記事象情報の変化を検知した場合、電子メール作成手段108は、事象情報蓄積手段122により蓄積された前記事象情報を取得して該事象情報を含む電子メールを作成する。電子メール作成手段108で作成された電子メールは、電子メール蓄積手段109に蓄積される。
図7は、第二の実施形態における制御装置200の内部構成を説明する図である。第二の実施形態に用いられる制御装置200は、第一の実施形態の制御装置100において更に電子メール再作成手段111を備えている。本発明の第二の実施形態(請求項2に対応)に用いられる制御装置200は、他の制御装置と通信するための設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段110をあらかじめ備えている。
制御装置200は、端末装置から電子メール取得要求を受信した時点で、他の制御装置から事象情報(アラーム情報や稼働情報など)を収集するために、電子メール取得要求を他の制御装置へ送信し、他の制御装置から電子メールを受信し、受信した他の制御装置からの電子メールをメールボックス(電子メール蓄積手段109)に蓄積する。電子メール再作成手段111は、該制御装置200の事象情報と電子メール受信手段102を介して取得された他の制御装置からの電子メールに含まれている他の制御装置の事象情報を一つにまとめ、電子メールを再作成する(図8参照)。電子メール再作成手段111で再作成された電子メールは、MRA104の電子メール送信手段105を介して、電子メール取得要求受信手段106が受信した電子メールの取得を要求する端末装置に送信される。
図8は、複数台の制御装置の事象と事象情報を含む電子メールの例である。図5に示される電子メールの例において、さらに、他の制御装置のアラーム情報(事象情報99参照)も含まれている電子メールの例である。
ここで、図9,図10を用いて各実施形態の制御装置における処理を説明する。
図9は、第一の実施形態における制御装置が行う処理のフローチャートである。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA01]端末装置から電子メール取得要求があるか確認する。電子メール取得要求がある場合(YES)にはステップSA02へ移行し、電子メール取得要求がない場合(NO)には処理を終了する。
●[ステップSA02]他の制御装置から電子メールを収集する必要があるか否か判断する。他の制御装置から電子メールを収集する必要がある場合(YES)にはステップSA03へ移行し、他の制御装置から電子メールを収集する必要がない場合(NO)にはステップSA06へ移行する。
●[ステップSA03]他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する。
●[ステップSA04]電子メール取得要求を送信した他の制御装置から受信した電子メールが存在するか否か確認する。他の制御装置から受信した電子メールが存在する場合(YES)にはステップSA05へ移行する。他の制御装置から受信した電子メールが存在しない場合(NO)には他の制御装置から電子メールを受信するのを待つ。
●[ステップSA05]受信した電子メールを電子メール蓄積手段に格納する。
●[ステップSA06]電子メール作成手段で作成した電子メールを電子メール蓄積手段に格納する。
●[ステップSA07]電子メール蓄積手段に電子メールが存在するか否か判断する。電子メール蓄積手段に電子メールが存在する場合(YES)にはステップSA08へ移行する。電子メール蓄積手段に電子メールが存在しない場合(NO)には処理を終了する。
●[ステップSA08]電子メール蓄積手段から電子メールを取り出す。
●[ステップSA09]端末装置へ電子メールを送信し、処理を終了する。
図10は、第二の実施形態における制御装置が行う処理のフローチャートである。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSB01]端末装置から電子メール取得要求があるか確認する。電子メール取得要求がある場合(YES)にはステップSB02へ移行し、電子メール取得要求がない場合(NO)には処理を終了する。
●[ステップSB02]他の制御装置から電子メールを収集する必要があるか否か判断する。他の制御装置から電子メールを収集する必要がある場合(YES)にはステップSB03へ移行し、他の制御装置から電子メールを収集する必要がない場合(NO)にはステップSB06へ移行する。
●[ステップSB03]他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する。
●[ステップSB04]電子メール取得要求を送信した他の制御装置から受信した電子メールが存在するか否か確認する。他の制御装置から受信した電子メールが存在する場合(YES)にはステップSB05へ移行する。他の制御装置から受信した電子メールが存在しない場合(NO)には他の制御装置から電子メールを受信するのを待つ。
●[ステップSB05]受信した電子メールを電子メール蓄積手段に格納する。
●[ステップSB06]電子メール作成手段で作成した電子メールを電子メール蓄積手段に格納する。
●[ステップSB07]電子メール蓄積手段に電子メールが存在するか否か判断する。電子メール蓄積手段に電子メールが存在する場合(YES)にはステップSB08へ移行する。電子メール蓄積手段に電子メールが存在しない場合(NO)には処理を終了する。
●[ステップSB08]電子メール蓄積手段から電子メールを取り出す。
●[ステップSB09]電子メールを再作成する必要があるか否か確認する。電子メールを再作成する必要がある場合(YES)にはステップSB10へ移行する。電子メールを再作成する必要がない場合(NO)にはステップSB11へ移行する。より具体的に説明すると、図7に示される制御装置200において、電子メール蓄積手段109に、制御装置200の電子メール作成手段108で作成された電子メールと、他の制御装置から電子メール受信手段102を介して受信した電子メールが蓄積されていた場合、これらの電子メールを合成して一つの電子メールとして作成する必要があるか否かを確認することである。
●[ステップSB10]電子メールを再作成し、ステップSB11へ移行する。
●[ステップSB11]端末装置へ電子メールを送信し、処理を終了する。
次に、図11,図12,図13を用いて電子メールシステムを説明する。この電子メールシステムは公知のものである。
図11は、電子メールシステムによる電子メールの基本的な流れを説明する図である。一般的に、電子メールシステムは、ユーザインタフェースを提供するMUA(Mail User Agent)、電子メールの配送経路を決定するMTA(Mail Transfer Agent)、電子メールを配送するMDA(Mail Delivery Agent)、電子メールを蓄積するメールボックス、メールボックスに蓄積された電子メールを取り出すMRA(Mail Retrieval Agent)で構成される。
送信側メールクライアント10はMDA11、MTA12、および、MUA13を備えている。受信側メールクライアント40はMUA41を備えている。送信側メールサーバ20はMTA21およびMDA22を備えている。受信側メールサーバ30はMTA31、MDA32、メールボックス33、および、MRA34を備えている。
送信側メールクライアント10は、電子メールの送信者が作成した電子メールをSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)で送信側メールサーバ20へ送信する。送信側メールサーバ20は、送信側メールクライアント10から受信した電子メールをSMTPで受信側メールサーバ30へ配送する。受信側メールサーバ30は、送信側メールサーバ20から配送された電子メールをメールボックス33に蓄積する。受信側メールクライアント40は、POP(Post Office Protocol)またはIMAP(Internet Mail Access Protocol)で受信側メールサーバ30のメールボックス33から電子メールを取り出す。
図12は、POPサーバである制御装置100からPOPクライアントである端末装置へ電子メールを送信する通信シーケンスの例を説明する図である。POPサーバである制御装置100から端末装置に、例えば、図5に示される電子メールが送信される。
また、図13は、IMAPサーバである制御装置100からIMAPクライアントである端末装置へ電子メールを送信する通信シーケンスの例を説明する図である。IMAPサーバである制御装置100から端末装置に、例えば、図5に示される電子メールが送信される。
上述したように、本発明では、受信側メールサーバと受信側メールクライアントの両機能を各制御装置が備えることにより、複数台の端末装置が存在する場合でも、各端末装置は別々の制御装置へ電子メール取得要求を送信できるので、端末装置と電子メールの送受信を行う制御装置に処理が集中することがない。
また、複数台の製造設備において、各々の制御装置が制御装置や製造設備からの事象情報が含まれる電子メールを作成したり、各々の制御装置が他の制御装置の事象情報が含まれる電子メールを収集できるので、電子メールを収集する制御装置と電子メールを収集される制御装置のような役割分担を固定化する必要がなく、遠隔監視システムを運用し易くなる。
また、各々の制御装置が他の制御装置の事象情報が含まれる電子メールを収集できるので、ある特定の制御装置に対して、端末装置からの電子メール取得要求が集中することを回避でき、特定の制御装置の故障による遠隔監視システム全体が停止するリスクを低減できる。
10 送信側メールクライアント
11 MDA
12 MTA
13 MUA

20 送信側メールサーバ
21 MTA
22 MDA

30 受信側メールサーバ
31 MTA
32 MDA
33 メールボックス
34 MRA

40 受信側メールクライアント
41 MUA

50 製造設備
51 ロボット
52 工作機械
53 メール送信装置
54 製造設備
55 ロボット
56 工作機械
57 メール送信装置
60 メールサーバ
61 ルータ
62 電子メール配送
63 電子メール配送
64 電子メール受信用携帯端末
65 電子メール受信
66 電子メール受信用携帯端末
67 電子メール受信
68 無線LAN機器

70 製造設備
71 ロボット
72 工作機械
73 電子メール受信
74 製造設備
75 ロボット
76 工作機械
77 電子メール受信
78 無線LAN機器
79 電子メール受信用携帯端末
80 電子メール受信
81 電子メール受信用携帯端末
82 電子メール受信
83 ルータ

90 端末装置
91 MUA
92 電子メール受信手段
93 電子メール取得要求送信手段

95 電子メール
96 ヘッダ
97 事象情報
98a 事象a
98b 事象b
98c 事象c

99 事象情報

100 制御装置
101 MUA
102 電子メール受信手段
103 電子メール取得要求送信手段
104 MRA
105 電子メール送信手段
106 電子メール取得要求受信手段
107 電子メール収集手段
108 電子メール作成手段
109 電子メール蓄積手段
110 通信設定情報記憶手段
111 電子メール再作成手段

120 事象検知手段
121 事象情報作成手段
122 事象情報蓄積手段
123 事象情報変化検知手段

200 制御装置

Claims (4)

  1. 機械を制御する制御装置から前記機械または前記制御装置の情報を該制御装置から離隔した場所にある端末装置に電子メールで送信する手段および他の制御装置と通信するための設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段を有する制御装置において、
    前記制御装置または前記機械で発生した事象を少なくとも1つ含む事象情報が含まれる電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    前記端末装置からの電子メール取得要求を受信する電子メール取得要求受信手段と、
    前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置の電子メール作成手段で作成され電子メール蓄積手段により蓄積された電子メールを収集することを指示する電子メール収集手段と、
    前記電子メール収集手段からの指示により、前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する電子メール取得要求送信手段と、
    前記電子メール取得要求送信手段による電子メール取得要求に基づき送信された前記他の制御装置からの電子メールを受信する電子メール受信手段と、
    前記電子メール作成手段により作成された電子メールと前記他の制御装置から受信した電子メールを蓄積する電子メール蓄積手段と、
    前記電子メール蓄積手段により蓄積された前記制御装置で作成された電子メールと前記他の制御装置から受信した電子メールを前記端末装置へ送信する電子メール送信手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 機械を制御する制御装置から前記機械または前記制御装置の情報を該制御装置から離隔した場所にある端末装置に電子メールで送信する手段および他の制御装置と通信するための設定情報を記憶する通信設定情報記憶手段を有する制御装置において、
    前記制御装置または前記機械で発生した事象を少なくとも1つ含む事象情報が含まれる電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    前記端末装置からの電子メール取得要求を受信する電子メール取得要求受信手段と、
    前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置の電子メール作成手段で作成され電子メール蓄積手段により蓄積された電子メールを収集することを指示する電子メール収集手段と、
    前記電子メール収集手段からの指示により、前記通信設定情報記憶手段で記憶された前記設定情報に含まれる前記他の制御装置へ電子メール取得要求を送信する電子メール取得要求送信手段と、
    前記電子メール取得要求送信手段による電子メール取得要求に基づき送信された前記他の制御装置からの電子メールを受信する電子メール受信手段と、
    前記電子メール作成手段により作成された電子メールや前記他の制御装置から受信した電子メールを蓄積する電子メール蓄積手段と、
    前記電子メール蓄積手段により蓄積された前記制御装置で作成された電子メールと前記他の制御装置から受信した電子メールに含まれる事象情報を一つにまとめるために電子メールを再作成する電子メール再作成手段と、
    前記電子メール再作成手段により作成された電子メールを前記端末装置へ送信する電子メール送信手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  3. 前記電子メール取得要求受信手段と前記電子メール送信手段が、POP(Post Office Protocol)の通信プロトコルに基づき電子メールをPOPクライアントへ送信するためのPOPサーバ処理手段と、
    前記電子メール取得要求送信手段と前記電子メール受信手段が、POPの通信プロトコルに基づき電子メールをPOPサーバから受信するためのPOPクライアント処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか1つに記載の制御装置。
  4. 前記電子メール取得要求受信手段と前記電子メール送信手段が、IMAP(Internet Mail Access Protocol)の通信プロトコルに基づき電子メールをIMAPクライアントへ送信するためのIMAPサーバ処理手段と、
    前記電子メール取得要求送信手段と前記電子メール受信手段が、IMAPの通信プロトコルに基づき電子メールをIMAPサーバから受信するためのIMAPクライアント処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項2の何れか1つに記載の制御装置。
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