JP6063230B2 - 歪み音補正補完装置および歪み音補正補完方法 - Google Patents
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Description
増幅初期値[dB]
=20log10(特定周波数[Hz]/サンプリング周波数[Hz])
により決定されるものであっても良い。
増幅初期値[dB]
=20log10(特定周波数[Hz]/サンプリング周波数[Hz])
により決定されるものであっても良い。
図1は、歪み音補正低域補完装置の概略構成を示すブロック図である。歪み音補正低域補完装置1は、図1に示すように、歪み補正部100と、低域補完部200と、第1加算部(出力信号生成手段)300とを備える。
次に、上述した歪み音補正低域補完装置1を用いて、実際に歪み補正処理および低域補完処理を行う場合について説明する。
SPL=20log10(p1/p0) ・・・式1
ここで、SPLは、音圧レベル[dB(デシベル)]、p1は、音圧[Pa(パスカル)]、p0は基準音圧(=20×10−6[Pa])を示す。
このように音圧レベル(SPL)は、音圧の大きさ(パスカル)を基準とする値との比の常用対数によって表される。
音圧比0.4のSPLは、式1より、
SPL=20log10(0.4/1)
=−7.95880017[dB]となる。
p1=10SPL/20 ・・・式2
と示すことが可能となる。
p1'=1−10SPL/20 ・・・式3
として示すことが可能となる。この式3では、フルスケール0[dB]における最大振幅値を1として示す。
20×log10(1/1225)=−61.7627[dB]
となる。つまり、約61[dB]分だけ増幅させる必要が生じる。このため、増幅部59で増幅を行うにあたって、増幅初期値として61[dB](図7(b)の表2参照)が設定される。さらに、増幅初期値に歪み補正部100で求められた補正量を加えた値を用いて、増幅部59で倍音信号の増幅が行われる。なお、実施の形態1に係る補正量は、図11(b)を示し説明したように、第2ルックアップテーブル部34によって、0[dB]から8[dB]の値が設定される。
実施の形態1では、歪みが生じる周波数(特定周波数)において音源からの入力信号の信号レベルを低減させると共に、特定周波数を基本とする倍音信号を生成することによって、スピーカからの歪みを抑制しつつ、聴感上、抑制された特定周波数の音を倍音信号で知覚させる方法について説明した。しかしながら、抑制された特定周波数の音を補完する方法は、必ずしも倍音信号だけに限定されるものではなく、倍音信号に対して、さらに1/2倍音信号を付加した新たな倍音信号を生成する方法を用いることも可能である。実施の形態2では、倍音信号と1/2倍音信号とを用いることにより、聴感上の補完を行う場合について説明する。なお、実施の形態2の歪み音補正低域補完装置において、実施の形態1で説明した内容と同様の構成・機能を備える部分については、同一符号を用いて説明を行うと共に、その構成・機能に関する詳細な説明は省略する。
以上、実施の形態1および実施の形態2において、スピーカで歪みの生じ得る周波数を特定周波数として、この特定周波数の信号出力を抑制すると共にその音を補完する方法について説明を行った。
増幅初期値[dB]
=20log10(特定周波数[Hz]/サンプリング周波数[Hz])
によって決定される。この式で求められた増幅初期値に対して歪み補正部100において求められた補正量を加算し、倍音信号を増幅することによって、聴感上違和感のない補完信号を生成することが可能となる。
10 …第1フィルタ部(第1フィルタ手段)
20 …信号レベル検出部(信号レベル検出手段)
21 …最大値検出部
22 …最大値ホールド部
30 …補正ゲイン計算部
31 …アタックリリースフィルタ部
32 …第1ルックアップテーブル部(第1ルックアップテーブル手段)
33 …第1LPF部
34 …第2ルックアップテーブル部(第2ルックアップテーブル手段)
40 …ゲイン設定部
41 …第1乗算部(補正帯域抽出信号生成手段)
42 …第2加算部(補正信号生成手段)
51 …第1HPF部
52 …第2LPF部
53 …レベル検出信号生成部(レベル検出信号生成手段)
54 …エッジ検出部(第1エッジ検出手段)
54a …第1エッジ検出部(第1エッジ検出手段)
55 …第2乗算部(第1重み付け手段)
56 …位相反転部(第1位相反転手段)
56a …第1位相反転部(第1位相反転手段)
57 …第3LPF部(ローパスフィルタ手段)
58 …第2HPF部(ハイパスフィルタ手段)
59 …増幅部(第1増幅手段)
59a …第1増幅部(第1増幅手段)
60 …第3加算部
61 …第4加算部(加算手段)
62 …第2フィルタ部(第2フィルタ手段)
71 …第2エッジ検出部(第2エッジ検出手段)
72 …第3乗算部(第2重み付け手段)
73 …第2位相反転部(第2位相反転手段)
74 …ピーキングフィルタ部(ピーキングフィルタ手段)
75 …第2増幅部(第2増幅手段)
81 …第5加算部
82 …第3フィルタ部
100、130 …歪み補正部
200、210、230 …低域補完部
300 …第1加算部(出力信号生成手段)
Claims (12)
- 出力信号が出力されるスピーカにおいて歪みが発生する周波数を特定周波数とし、前記スピーカより出力される前記出力信号が前記特定周波数において歪みを生じない最大の信号レベルを特定信号レベルとして、
前記特定周波数を中央周波数とするピーキングフィルタを用いて、入力信号にフィルタ処理を行うことにより、補正帯域信号を生成する第1フィルタ手段と、
該補正帯域信号の振幅の絶対値を算出して最大値検出を行うことにより前記補正帯域信号の信号レベル検出を行う信号レベル検出手段と、
該信号レベル検出手段により検出された信号レベルに基づいて、当該検出された信号レベルに対して前記特定信号レベルを超えた信号レベルの割合を制御信号の値として決定する第1ルックアップテーブル手段と、
前記信号レベル検出手段により検出された信号レベルに基づいて、前記特定周波数に基づいて生成される倍音信号を増幅するための補正量を決定する第2ルックアップテーブル手段と、
前記補正帯域信号に対して前記制御信号を乗算することにより、補正帯域抽出信号を生成する補正帯域抽出信号生成手段と、
前記入力信号より前記補正帯域抽出信号を減算することにより、補正信号を生成する補正信号生成手段と、
前記補正帯域抽出信号の絶対値を算出してDC成分をカットすることにより、レベル検出信号を生成するレベル検出信号生成手段と、
前記補正帯域抽出信号が負側から正側へと変わるタイミングを検出することにより振幅が1となるインパルス列を前記倍音信号として生成する第1エッジ検出手段と、
前記倍音信号に前記レベル検出信号を乗算することにより、当該倍音信号の重み付けを行う第1重み付け手段と、
前記第1重み付け手段により重み付けが行われた倍音信号の位相反転を行う第1位相反転手段と、
該第1位相反転手段により位相反転された倍音信号に対して、ローパスフィルタを用いてフィルタ処理を行うことにより、前記倍音信号の高域側の信号レベルを抑制するローパスフィルタ手段と、
該ローパスフィルタ手段によりフィルタ処理された倍音信号の低域側の信号レベルを抑制するハイパスフィルタ手段と、
前記入力信号に基づいて決定される増幅初期値に前記補正量を加算して求められるゲインを、前記ハイパスフィルタ手段によりフィルタ処理された倍音信号に対して乗算することにより、当該倍音信号の増幅を行う第1増幅手段と、
該第1増幅手段により増幅された倍音信号に対して、前記第1フィルタ手段で用いられる前記ピーキングフィルタの逆特性を有するフィルタを用いてフィルタ処理を行うことにより、増幅された前記倍音信号における前記特定周波数の信号レベルを抑制して補完信号を生成する第2フィルタ手段と、
該補完信号を前記補正信号に加算することにより出力信号を生成する出力信号生成手段と
を備えることを特徴とする歪み音補正補完装置。 - 前記ローパスフィルタ手段において用いられる前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、前記第1フィルタ手段において用いられる前記ピーキングフィルタの中央周波数よりも高い周波数に設定されること
を特徴とする請求項1に記載の歪み音補正補完装置。 - 前記増幅初期値は、前記入力信号のサンプリング周波数と前記特定周波数とに基づいて、
増幅初期値[dB]
=20log10(特定周波数[Hz]/サンプリング周波数[Hz])
により決定されること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歪み音補正補完装置。 - 前記第1ルックアップテーブル手段において決定される制御信号の値は、検出された信号レベルに対して前記特定信号レベルを超えた信号レベルの割合を示すゲイン係数であって、前記特定信号レベル以下の場合には、ゲイン係数が0に決定され、前記特定信号レベルを超えた場合には、検出された前記信号レベルの増加量に応じてゲイン係数が0より大きい値であって1より小さい値に決定されること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の歪み音補正補完装置。 - 前記第2ルックアップテーブル手段において決定される前記補正量は、
前記補正帯域信号の信号レベルが前記特定信号レベル以下の場合には0の値となり、
前記補正帯域信号の信号レベルが前記特定信号レベルを超えた場合には、前記補正帯域信号の信号レベルから前記特定信号レベルまでの信号レベルの差の値に基づいて決定されること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の歪み音補正補完装置。 - 前記補正帯域抽出信号が負側から正側へと変わるタイミングを検出することにより生成されるインパルス列から1パルス毎に間引きを行った振幅が1となる信号を1/2倍音信号として生成する第2エッジ検出手段と、
該1/2倍音信号に前記レベル検出信号を乗算することにより前記1/2倍音信号の重み付けを行う第2重み付け手段と、
該第2重み付け手段により重み付けが行われた1/2倍音信号の位相反転を行う第2位相反転手段と、
該第2位相反転手段により位相反転された1/2倍音信号に対して、前記特定周波数の半分の周波数を中心周波数とするピーキングフィルタを用いてフィルタ処理を行うピーキングフィルタ手段と、
20log10(特定周波数[Hz]/2×入力信号のサンプリング周波数[Hz])により求められる1/2倍音用増幅初期値に前記補正量を加算することにより求められるゲインを、前記ピーキングフィルタ手段によりフィルタ処理された1/2倍音信号に対して乗算することにより、当該1/2倍音信号の増幅を行う第2増幅手段と、
前記第1増幅手段により増幅処理された倍音信号と、前記第2増幅手段により増幅処理された1/2倍音信号とを加算することにより新たな倍音信号を生成する加算手段と、
を備え、
前記第2フィルタ手段は、前記加算手段により生成された新たな倍音信号に対して、前記第1フィルタ手段で用いられる前記ピーキングフィルタの逆特性を有するフィルタを用いてフィルタ処理を行うことにより、前記新たな倍音信号における前記特定周波数の信号レベルを抑制して補完信号を生成し、
前記出力信号生成手段は、該補完信号を前記補正信号に加算することにより出力信号を生成すること
を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の歪み音補正補完装置。 - 出力信号が出力されるスピーカにおいて歪みが発生する周波数を特定周波数とし、前記スピーカより出力される前記出力信号が前記特定周波数において歪みを生じない最大の信号レベルを特定信号レベルとして、
前記特定周波数を中央周波数とするピーキングフィルタを用いて、入力信号のフィルタ処理を行うことにより、第1フィルタ手段が補正帯域信号を生成する補正帯域信号生成ステップと、
該補正帯域信号の振幅の絶対値を算出して最大値検出を行うことにより、信号レベル検出手段が前記補正帯域信号の信号レベル検出を行う信号レベル検出ステップと、
該信号レベル検出ステップにおいて検出された信号レベルに基づいて、第1ルックアップテーブル手段が、検出された前記信号レベルに対して前記特定信号レベルを超えた信号レベルの割合を制御信号の値として決定する制御信号決定ステップと、
前記信号レベル検出ステップにおいて検出された信号レベルに基づいて、第2ルックアップテーブル手段が、前記特定周波数に基づいて生成される倍音信号を増幅するための補正量を決定する補正量決定ステップと、
前記補正帯域信号に対して前記制御信号を乗算することにより、補正帯域抽出信号生成手段が補正帯域抽出信号を生成する補正帯域抽出信号生成ステップと、
前記入力信号より前記補正帯域抽出信号を減算することにより、補正信号生成手段が補正信号を生成する補正信号生成ステップと、
前記補正帯域抽出信号の絶対値を算出してDC成分をカットすることにより、レベル検出信号生成手段がレベル検出信号を生成するレベル検出信号生成ステップと、
前記補正帯域抽出信号が負側から正側へと変わるタイミングを検出することにより、第1エッジ検出手段が振幅を1とするインパルス列を前記倍音信号として生成する倍音信号生成ステップと、
前記倍音信号に前記レベル検出信号を乗算することにより、第1重み付け手段が前記倍音信号の重み付けを行う第1重み付けステップと、
第1位相反転手段が、前記第1重み付けステップにおいて重み付けが行われた倍音信号の位相反転を行う第1位相反転ステップと、
該第1位相反転ステップにおいて位相反転された倍音信号に対して、ローパスフィルタを用いてフィルタ処理を行うことにより、ローパスフィルタ手段が前記倍音信号の高域側の信号レベルを抑制するローパスフィルタ処理ステップと、
ハイパスフィルタ手段が、前記ローパスフィルタ処理ステップにおいてフィルタ処理された倍音信号の低域側の信号レベルを抑制するハイパスフィルタ処理ステップと、
前記入力信号に基づいて決定される増幅初期値に前記補正量を加算して求められるゲインを、前記ハイパスフィルタ処理ステップにおいてフィルタ処理された倍音信号に対して乗算することにより、第1増幅手段が当該倍音信号の増幅を行う第1増幅ステップと、
該第1増幅ステップにおいて増幅された倍音信号に対して、前記補正帯域信号生成ステップにおいて用いられる前記ピーキングフィルタの逆特性を有するフィルタを用いてフィルタ処理を行うことにより、第2フィルタ手段が増幅された前記倍音信号における前記特定周波数の信号レベルを抑制して補完信号を生成する補完信号生成ステップと、
該補完信号を前記補正信号に加算することにより、出力信号生成手段が出力信号を生成する出力信号生成ステップと
を備えることを特徴とする歪み音補正補完装置の歪み音補正補完方法。 - 前記ローパスフィルタ処理ステップにおいて用いられる前記ローパスフィルタのカットオフ周波数は、前記補正帯域信号生成ステップにおいて用いられる前記ピーキングフィルタの中央周波数よりも高い周波数に設定されること
を特徴とする請求項7に記載の歪み音補正補完装置の歪み音補正補完方法。 - 前記増幅初期値は、前記入力信号のサンプリング周波数と前記特定周波数とに基づいて、
増幅初期値[dB]
=20log10(特定周波数[Hz]/サンプリング周波数[Hz])
により決定されること
を特徴とする請求項7又は請求項8に記載の歪み音補正補完装置の歪み音補正補完方法。 - 前記制御信号決定ステップにおいて決定される制御信号の値は、検出された信号レベルに対して前記特定信号レベルを超えた信号レベルの割合を示すゲイン係数であって、前記特定信号レベル以下の場合には、ゲイン係数が0に決定され、前記特定信号レベルを超えた場合には、検出された前記信号レベルの増加量に応じてゲイン係数が0より大きい値であって1より小さい値に決定されること
を特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の歪み音補正補完装置の歪み音補正補完方法。 - 前記補正量決定ステップにおいて決定される前記補正量は、前記補正帯域信号の信号レベルが前記特定信号レベル以下の場合には0の値となり、
前記補正帯域信号の信号レベルが前記特定信号レベルを超えた場合には、前記補正帯域信号の信号レベルから前記特定信号レベルまでの信号レベルの差の値に基づいて決定されること
を特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の歪み音補正補完装置の歪み音補正補完方法。 - 前記補正帯域抽出信号が負側から正側へと変わるタイミングを検出することにより生成されるインパルス列から1パルス毎に間引きを行った振幅が1となる信号を、第2エッジ検出手段が1/2倍音信号として生成する1/2倍音信号生成ステップと、
第2重み付け手段が、前記1/2倍音信号に前記レベル検出信号を乗算することにより、前記1/2倍音信号の重み付けを行う第2重み付けステップと、
該第2重み付けステップにおいて重み付けが行われた1/2倍音信号の位相反転を、第2位相反転手段が行う第2位相反転ステップと、
該第2位相反転ステップにおいて位相反転された1/2倍音信号に対して、ピーキングフィルタ手段が、前記特定周波数の半分の周波数を中心周波数とするピーキングフィルタを用いてフィルタ処理を行うピーキングフィルタ処理ステップと、
20log10(特定周波数[Hz]/2×入力信号のサンプリング周波数[Hz])により求められる1/2倍音用増幅初期値に前記補正量を加算することにより求められるゲインを、前記ピーキングフィルタ処理ステップにおいてフィルタ処理された1/2倍音信号に対して乗算することにより、第2増幅手段が当該1/2倍音信号の増幅を行う第2増幅ステップと、
前記第1増幅ステップにおいて増幅処理された倍音信号と、前記第2増幅ステップにおいて増幅処理された1/2倍音信号とを加算することにより、加算手段が新たな倍音信号を生成する加算ステップと、
を備え、
前記補完信号生成ステップにおいて、前記第2フィルタ手段は、前記加算手段により生成された新たな倍音信号に対して、前記補正帯域信号生成ステップにおいて用いられる前記ピーキングフィルタの逆特性を有するフィルタを用いてフィルタ処理を行うことにより、前記新たな倍音信号における前記特定周波数の信号レベルを抑制して補完信号を生成し、
前記出力信号生成ステップにおいて、前記出力信号生成手段は、該補完信号を前記補正信号に加算することにより出力信号を生成すること
を特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれか1項に記載の歪み音補正補完装置の歪み音補正補完方法。
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