JP6062329B2 - スピーカ取付構造 - Google Patents

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本発明は、車載スピーカの取付構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部にインストルメントパネルが設けられている。このインストルメントパネルに対し、カーナビゲーションシステムやカーオーディオ装置などの音声出力用デバイスとして、スピーカが取り付けられることがある。そして、従来、このようなスピーカは、スピーカ外周のフランジ部を、取付部材に複数のネジでネジ止めすることによって固定していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−95593号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明によると、スピーカの取り付けにネジを用いており、1個のスピーカを取り付けるために複数のネジ(特許文献1の例では3本)を必要としていた。したがって、スピーカを取り付けるためにはネジを締結する必要があるため取り付け時間を要していた。さらに、複数のネジを必要とするため、部品コストが上昇するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、スピーカの取付に必要なネジの本数を削減することによってスピーカの取り付け時間を低減するとともに、ネジの本数を削減することによってコストを下げることを目的とする。
本発明に係るスピーカの取付構造は、スピーカの取り付けに必要なネジの本数を削減するものである。
すなわち、本発明に係るスピーカの取付構造は、スピーカの外周に設けられた取付フランジ部の裏面を、被取付部材の取付面に当接状態で固定するスピーカ取付構造であって、前記被取付部材の取付面内に、前記取付面に前記取付フランジ部を当接させたときに、前記取付フランジ部に向かって突出して前記取付フランジ部の裏面に接触する突起部を設けるとともに、前記突起部とは異なる位置に、前記取付フランジ部を撓めた状態で、前記取付フランジ部と前記被取付部材の取付面とを挟着保持する挟着部を設けた。また、前記突起部は、前記取付フランジ部に予め設けられた複数のネジ孔のうち、少なくとも1つのネジ孔の位置と重なるように設けられる。さらに、前記ネジ孔の位置と重なる前記突起部の外径は、前記ネジ孔の孔径より大きく形成される。そして、前記孔部の周縁部が、前記ネジ孔の位置と重なる前記突起部によって押圧されて支えられることを特徴とする。
このように構成されたスピーカの取付構造によれば、被取付部材の取付面からスピーカ部品の外周に設けられた取付フランジ部の裏面に向かって突出した突起部が、取付フランジ部の裏面に点接触して取付フランジ部を上向きに押圧する。そして、突起部とは異なる位置において、取付フランジ部は、挟着部によって被取付部材の取付面と挟着されることにより下向きに押圧される。このため、取付フランジ部は、撓み力が作用した状態で被取付部材の取付面に当接状態で固定される。したがって、スピーカを固定するネジの本数を低減することができるため、スピーカの取り付け時間が短縮されるとともに、ネジの本数が低減するためコストを下げることができる。さらに、スピーカが、スピーカの外周に設けられた取付フランジ部に撓み力が作用した状態で固定されるため、スピーカを駆動させたときの振動によるビビリ音の発生を防止することができる。
本発明に係るスピーカの取付構造によれば、スピーカの取り付けに必要なネジの本数を削減することができるため、スピーカの取り付け時間を短縮することができるとともに、コストを下げることができるという効果が得られる。
スピーカが取り付けられるインストルメントパネルの斜視図である。 図1の部分拡大図であり、スピーカが車両に取り付けられる様子を示す図である。 本発明の実施例1の構成を示す図であり、(a)は被取付部材の取付面にスピーカ部品の取付フランジ部が取り付けられた様子を示す上面図である。(b)は図3(a)を切断線A−Aで切断した断面図である。 (a)は図3(a)の取付フランジ部を斜め上方から見た斜視図である。(b)は図4(a)を矢印Bの方向から見た矢視図である。(c)は図4(a)を矢印Cの方向から見た矢視図である。 本発明の実施例2の構成を示す図であり、(a)は被取付部材の取付面にスピーカ部品の取付フランジ部が取り付けられた様子を示す上面図である。(b)は図5(a)を切断線D−D’で切断した断面図である。(c)は図5(a)を切断線E−Eで切断した断面図である。 本発明の実施例3の構成を示す図であり、(a)は被取付部材の取付面にスピーカ部品の取付フランジ部が取り付けられた様子を示す上面図である。(b)は被取付部材の取付面に取付フランジ部を取り付けている様子を、図6(a)の矢印F方向から見た矢視図である。(c)は図6(a)を矢印F方向から見た矢視図である。(d)は図6(a)を矢印G方向から見た矢視図である。(e)は図6(a)を切断線H−Hで切断した断面図である。 (a)は本発明の実施例3の変形例の構成を示す図である。(b)は本発明の実施例3の変形例の作用を示す図である。
まず、一般的なスピーカ取付構造について、図1,図2を用いて説明する。
図1は、左ハンドル車のインストルメントパネル1を示しており、このインストルメントパネル1の左側が運転席側部分2、右側が助手席側部分3、中央がセンターパネル部分6となっている。このセンターパネル部分6には、図1に示すように、必要なパネル類が取り付けられる、所要形状の凹部8が形成されている。
また、インストルメントパネル1における凹部8の内側部分には、図1に示すように、各種の機器を取付けるための機器取付用開口部10が上下に複数段に亘って形成されている。図1の場合、凹部8の最上部に、スピーカ取付用の機器取付用開口部10が形成されている。
そして、図2に示すように、スピーカ取付用の機器取付用開口部10に対して、通常はスピーカ部品20を、上方から被取付部材の取付面9に4本のネジ50で固定するように構成されている。
なお、スピーカ部品20は、図2に示すように、ほぼ円錐形状をしたスピーカコーン部22の外周に、矩形状の取付フランジ部24を取り付けた構造のものが使用される。取付フランジ部24の4隅には、インストルメントパネル1のセンターパネル部分6に設けられた被取付部材の取付面9に開口されたネジ孔12a,12b,12c,12dと、それぞれ対応する孔部26a,26b,26c,26dが予め開口されている。
まず、本発明に係るスピーカ取付構造の具体的な構成と機能について、図3,図4を用いて説明する。
[実施例1の構成と機能の説明]
図3(a)は、被取付部材の取付面9a(以下、単に取付面と呼ぶ)にスピーカ部品20(スピーカ)の取付フランジ部24が取り付けられた様子を示す上面図である。
図3(a)に示すように、取付面9aの表面側に、スピーカ部品20の取付フランジ部24が当接状態で配置される。そして、取付フランジ部24の4隅のうち、対角位置の2箇所に設けられた孔部26b,26dには、それぞれネジ50,50が螺着されて、取付面9aに開口されたネジ孔12b,12dに固定される。
取付面9aには、ネジ50とネジ孔12bと孔部26bで構成されて、取付フランジ部24と取付面9aとを挟着する挟着部40bと、ネジ50とネジ孔12dと孔部26dで構成されて、取付フランジ部24と取付面9aとを挟着する挟着部40dが形成されている。そして、これに対して、挟着部40b,40dの位置を結ぶ軸60aに関して互いに線対称になる位置には、突起部14aと突起部14cが設けられている。
このうち、一方の突起部14aは、好ましくは取付面9aの表面に取付フランジ部24が当接されたときに、孔部26aの位置と一致するように設けられる。また、他方の突起部14cは、取付面9aの表面に取付フランジ部24が当接されたときに、孔部26cの位置と一致するように設けられる。なお、突起部14a,14cの外径は、孔部26a,26cの孔径より大きく形成されている。
図3(b)は、図3(a)を切断線A−Aで切断した断面図を示す。図3(b)に示すように、取付面9aに取り付けられた取付フランジ部24は、ネジ50の締結力によって下向きに(取付面9a側に向かって)力Fで押圧される。さらに、取付フランジ部24は、取付面9aに設けられた突起部14aによって上向きの力Fで押圧される。したがって、取付フランジ部24には、図3(b)に示すように取付フランジ部24を撓ませる撓み力が加えられる。図3(b)は、この撓みを誇張して描いたものである。
そして、突起部14a(14c)の設置位置を、孔部26a(26c)の位置と一致させることにより、突起部14a(14c)は孔部26a(26c)の周縁部と接する。すなわち、取付フランジ部24は孔部26a(26c)の周縁部が突起部14a(14c)によって押圧されて支えられるため、取付フランジ部24に、外部から取付面9aの面に沿う方向の力が加えられたときであっても、取付フランジ部24の位置ずれが発生しにくくなって、取付フランジ部24を確実に保持することができる。
なお、図3(b)に示したスピーカ取付構造は、図3(a)の挟着部40dと突起部14cに対しても同様に適用される。
図4(a)に、取付面9aに取り付けられた取付フランジ部24の孔部26a,26b,26c,26dに働く力の向きを示す。孔部26b,26dには、それぞれ、ネジ50が螺着されることによって発生する下向きの力Fが作用する。そして、孔部26a,26cには、それぞれ、突起部14a,14cによって押圧される上向きの力Fが作用する。そして、この力Fと力Fは、取付フランジ部24に対して、偏りなく(バランスよく)作用しているため、取付フランジ部24は安定して取付面9aに固定される。以下、取付フランジ部24に作用している力Fと力Fのバランスが取れていることを、図4(b),図(c)を用いて説明する。
図4(b)は、図4(a)を矢印Bの方向から、取付面9aを面内方向で見た矢視図である。図4(b)からわかるように、挟着部40b,40dは、突起部14c(14a)の両側に配置されている。
そして、孔部26c(26a)は、突起部14c(14a)によって上向きに力Fで押圧されており、孔部26bにはネジ50の螺着によって下向きの力Fが作用しており、孔部26dにはネジ50の螺着によって下向きの力Fが作用している。
ここで、孔部26cと孔部26bの距離と、孔部26cと孔部26dの距離とが等しいものとし、さらに、孔部26aと孔部26cを結ぶ線分と、孔部26bと孔部26dを結ぶ線分とは直交して、互いに他の線分を2等分するものとする。このとき、上向きの力Fと下向きの力Fは釣り合った状態となって、取付フランジ部24には、取付フランジ部24を移動させようとする力がかかっていない状態となる。
図4(c)は、図4(a)を矢印Cの方向から、取付面9aを面内方向で見た矢視図である。図4(c)からわかるように、突起部14a,14cは、挟着部40b(40d)の両側に配置されている。そして、上記したのと同様に、上向きの力Fと下向きの力Fとが釣り合った状態になっていることを示している。
このように、図3(a)の構成とすることによって、使用するネジ50の本数を減らしたうえで、取付フランジ部24を取付面9aに安定して取り付けることができる。
なお、実施例1の説明では、突起部14aと孔部26aの位置とが一致して、突起部14cと孔部26cの位置とが一致するものとしたが、これは、突起部14a,14cが孔部と一致しない位置に形成されていてもよい。その場合、突起部14a,14cは、それぞれ取付フランジ部24の裏面に点接触した状態で当接して取付フランジ部24を上向きに押圧するため、上記した構成と同じ機能を実現することができる。
次に、本発明に係るスピーカ取付構造の別の構成と機能について、図5を用いて説明する。
[実施例2の構成と機能の説明]
図5(a)は、取付面9bに、スピーカ部品20(スピーカ)の取付フランジ部24が取り付けられた様子を示す上面図である。
図5(a)に示すように、取付面9bの表面側に、スピーカ部品20の取付フランジ部24が当接状態で配置される。そして、取付フランジ部24の4隅のうち、2箇所に設けられた孔部26a,26dには、それぞれネジ50,50が螺着されて、取付面9bに開口されたネジ孔12a,12dに固定される。
取付面9bには、ネジ50とネジ孔12aと孔部26aで構成されて、取付フランジ部24と取付面9bとを挟着する挟着部40aと、ネジ50とネジ孔12dと孔部26dで構成されて、取付フランジ部24と取付面9bとを挟着する挟着部40dが形成されている。そして、これに対して、挟着部40a,40dの位置を結ぶ線分の垂直2等分線である軸60bに関して互いに線対称になる位置に、突起部14bと突起部14cが設けられている。
突起部14bは、取付面9bの表面に取付フランジ部24が当接されたときに、孔部26bの位置と一致するように設けられている。また、突起部14cは、取付面9bの表面に取付フランジ部24が当接されたときに、孔部26cの位置と一致するように設けられている。なお、突起部14b,14cの外径は、孔部26b,26cの孔径より大きく形成されている。
さらに、取付面9bには、ネジ孔12bとネジ孔12cの間に、取付面9bから取付フランジ部24が当接する側に向かって、取付フランジ部24の表面とほぼ等しい高さまで立設して、さらに、取付フランジ部24の表面を覆う方向に延びるフック状保持部30が設けられている。
フック状保持部30の取付フランジ部24の表面を覆う方向に延びた面の裏面(取付フランジ部24側)には、取付面9bに向かって突出した下向き突起部32が設けられている。そして、フック状保持部30と下向き突起部32と取付面9bとで挟着部40eが構成される。
図5(b)は、図5(a)を切断線D−D’で切断した断面図を示す。図5(b)に示すように、取付面9bに取り付けられた取付フランジ部24は、挟着部40aによって下向きの力Fで押圧される。さらに、取付フランジ部24は、フック状保持部30に設けられた下向き突起部32によって(挟着部40eによって)下向きの力Fで押圧される。
図5(c)は、図5(a)を切断線E−Eで切断した断面図を示す。図5(c)に示すように、取付面9bに取り付けられた取付フランジ部24は、フック状保持部30に設けられた下向き突起部32によって(挟着部40eによって)下向きに力Fで押圧される。さらに、取付フランジ部24は、取付面9bに設けられた突起部14b,14cによって、それぞれ上向きの力Fで押圧される。
なお、フック状保持部30に設けられた下向き突起部32の下端位置は、突起部14b(14c)の高さと取付フランジ部24の厚みとを足した高さよりも若干低い位置になるように設定されている。すなわち、図5(c)において、取付フランジ部24は、撓み力が作用した状態で取付面9bに当接状態で固定される。
ここで、図5(c)において、孔部26b,26c、および突起部14b,14cは、それぞれ、軸60bに関して線対称となる位置にあり、さらに、下向き突起部32は軸60b上にあるため、取付フランジ部24に作用する上向きの力Fと下向きの力Fは、釣り合ってバランスが取れた状態となっている。そのため、取付フランジ部24には、取付フランジ部24を移動させようとする力がかかっていない状態となって、取付フランジ部24は安定して取付面9bに固定される。
さらに、突起部14b(14c)の設置位置は、孔部26b(26c)の位置と一致しているため、突起部14b(14c)は孔部26b(26c)の周縁部と接する。すなわち、取付フランジ部24は孔部26b(26c)の周縁部が突起部14b(14c)によって押圧されて支えられるため、取付フランジ部24に、外部から取付面9bの面に沿う方向の力が加えられたときであっても、取付フランジ部24の位置ずれが発生しにくくなって、スピーカ部品20を確実に保持することができる。
このように、図5(a)の構成とすることによって、使用するネジ50の本数を減らしたうえで、取付フランジ部24を取付面9bに安定して取り付けることができる。
なお、実施例2の説明では、図5(c)に示すように、フック状保持部30と下向き突起部32と取付面9bとで構成された挟着部40eの両側に2箇所の突起部14b,14cを設ける構成を示したが、これは、挟着部40eの位置に新たな突起部を設けて、突起部14b,14cの位置にそれぞれ、フック状保持部と下向き突起部と取付面で構成される新たな挟着部を設ける構成にしても、同様の機能を実現することができる。
次に、本発明に係るスピーカ取付構造の別の構成と機能について、図6を用いて説明する。
[実施例3の構成と機能の説明]
図6(a)は、取付面9cにスピーカ部品20(スピーカ)の取付フランジ部24が取り付けられた様子を示す上面図である。特に、この実施例3は、スピーカ部品20の取り付けにネジを必要としない取付構造の例を示すものである。
図6(a)に示すように、取付面9cの表面側に、スピーカ部品20の取付フランジ部24が当接状態で配置される。そして、実施例2で説明したフック状保持部34a(34b)と、取付フランジ部24を挟んでフック状保持部34a(34b)と対向する位置に設置された爪状保持部32a(32b)と、によって固定される。
フック状保持部34a(34b)の取付フランジ部24の表面を覆う方向に延びる面の裏面(取付フランジ部24側)には、取付面9cに向かって突出した下向き突起部38a(38b)が設けられている。その構成と作用は、実施例2で説明した通りである。そして、フック状保持部34a(34b)と下向き突起部38a(38b)と取付面9c(9c)とで挟着部40f(40g)を構成する。
爪状保持部32b(32a)は、図6(a)を矢印Fの方向から見た矢視図である図6(b)に示すように、取付フランジ部24を挟んで、挟着部40f(40g)と対向する位置に、取付面9cから取付フランジ部24が当接する側に向かって、取付フランジ部24の表面を超える高さまで立設して、弾性による可撓性を有し、取付フランジ部24の端部24aを接触させた状態で取付面9cに当接する位置までガイドするテーパー状をなすガイド面37b(37a)と、取付面9cに当接する位置までガイドされた取付フランジ部24の端部24aを係止する係止部36b(36a)と、を有する。
そして、爪状保持部32a(32b)とガイド面37a(37b)と係止部36a(36b)と取付面9c(9c)とで第2挟着部40h(40i)を構成する。
次に、実施例3におけるスピーカ部品20(スピーカ)の固定手順について、図6(b),(c)を用いて説明する。
図6(b)に示すように、まず、取付フランジ部24の端部のうち、フック状保持部34b(34a)側の端部24bを、フック状保持部34b(34a)の下向き突起部38b(38a)と取付面9cとの間に挿入する。
次に、取付フランジ部24の端部24aを、爪状保持部32b(32a)のガイド面37b(37a)に接触させた状態で、爪状保持部32b(32a)の撓みによって発生する弾性に抗して矢印Rの方向に押圧し、押圧された端部24aを、爪状保持部32b(32a)の係止部36b(36a)と取付面9cとの間に係止する。
このような取り付け作業によって、図6(c)に示すように、スピーカ部品20(スピーカ)が取付面9cに取り付けられて固定される。
図6(d)は、スピーカ部品20(スピーカ)が取付面9cに取り付けられて固定された状態を、図6(a)の矢印Gの方向から見た矢視図である。
図6(d)に示すように、取付フランジ部24は、挟着部40f(フック状保持部34aと下向き突起部38aと取付面9cとで構成される)によって取付面9cに挟着保持される。そして、挟着部40fは、取付フランジ部24に対して下向きの力Fを加える。
また、取付フランジ部24は、挟着部40g(フック状保持部34bと下向き突起部38bと取付面9cとで構成される)によって取付面9cに挟着保持される。そして、挟着部40gは、取付フランジ部24に対して下向きの力Fを加える。
そして、図6(a)に示すように、取付面9cの取付フランジ部24と当接する面には、フック状保持部34aに備えられた下向き突起部38aの位置とフック状保持部34bに備えられた下向き突起部38bの位置とを結ぶ線分の垂直2等分線である軸60c上に、突起部14fが設けられている。
この突起部14fは、図6(d)に示すように、取付フランジ部24を取付面9cに当接させたときに、取付フランジ部24に点接触して、取付フランジ部24に対して上向きの力を加える。
このようにして、取付フランジ部24の、フック状保持部34a,34bに挟着される端部24bには、軸60c上に上向きの力が作用して、軸60cに対して線対称な位置にある2つの挟着部40fと40gにそれぞれ下向きの力が作用するため、取付フランジ部24は、撓み力が作用した状態で取付面9cに当接状態で固定される。
図6(e)は、スピーカ部品20(スピーカ)が取付面9cに取り付けられて固定された状態を、図6(a)の切断線H−Hで切断した断面図である。
図6(e)に示すように、爪状保持部32a,32bに挟着される取付フランジ部24の端部24aは、軸60c(図6(a)参照)上に設けられた突起部14eによって上向きに押圧される。そして、図6(a)に示すように、取付フランジ部24は、爪状保持部32a,32bに設けられた係止部36a,36bによって、それぞれ下向きに押圧されるため、上下方向の力が釣り合った状態となって、スピーカ部品20(スピーカ)は安定して取付面9cに保持される。
なお、図6(a)において、下向き突起部38a,38bは、取付フランジ部24を取付面9cに取り付けたときに孔部26b,26cの位置と一致するように設けてもよい。このような配置にすることによって、取付フランジ部24は、孔部26b,26cの周縁部が下向き突起部38a,38bによってそれぞれ押圧されて支えられるため、取付フランジ部24に、外部から取付面9cに沿う方向の力が加えられたときであっても、取付フランジ部24の位置ずれが発生しにくくなって、スピーカ部品20(スピーカ)をより確実に保持することができる
次に、フック状保持部34a(34b)に設けた下向き突起部38a(38b)の別の形状例を、図7(a),(b)に示す。ここで、下向き突起部38a(38b)は、取付フランジ部24を取付面9cに取り付けたときに、孔部26b(26c)と一致する位置に設けられているものとする。
図7(a)は、フック状保持部34bに取付フランジ部24が取り付けられる様子を、図6(a)の矢印Fの方向から見た図である。また、図7(b)は、フック状保持部34bに取付フランジ部24が取り付けられた様子を示す図である。
下向き突起部38cは、図7(a)に示すように、取付フランジ部24の端部の挿入方向である矢印Rの向きに沿って、下向きの突出量が徐々に増加するように形成されたテーパー面38dと、下向きの突出量が急激に0に変化する係止面38eとからなる。
次に、下向き突起部38cの作用について説明する。図7(a)において、取付フランジ部24の端部を矢印R方向に移動させて、フック状保持部34bと取付面9cとの隙間に嵌め込んだときに、取付フランジ部24の端部がテーパー面38dに接触することによって、フック状保持部34bが撓みを起こすため、取付フランジ部24の端部はテーパー面38dに接触した状態でフック状保持部34bの奥まで進入する。
そして、係止面38eが、取付フランジ部24に設けられた孔部26cに引っ掛かると、図7(b)に示すように、係止面38eが孔部26cに係止される。そして、このとき、矢印Rと逆向きの力を加えて、取付フランジ部24を取付面9cから離脱させようとしても、係止面38eが孔部26cに係止されているため、下向き突起部38cと孔部26cとの係止を容易に解除することはできない。そのため、取付フランジ部24を取付面9cに確実に保持することができる。
そして、図7(b)の取り付け状態において、取付フランジ部24の表面(取付面9cと当接しない側の面)は、フック状保持部34bの裏面(下向き突起部38cが形成された面)と面接触する。そして、この面接触によって、取付フランジ部24は下向きの押圧力を受けることにより、取付面9cに挟着される。
なお、図7(a),(b)には図示しないが、フック状保持部34aも同様の構造の下向き突起部38aを有しているものとする。
なお、実施例1〜3は、いずれも車両のセンターパネル部分6にスピーカ部品20(スピーカ)を取り付ける例として説明したが、スピーカ部品20の取り付け位置は、センターパネル部分6に限定されるものではない。すなわち、車両の左右ドアに取り付けられるドアスピーカや、車両のリアパーセルに取り付けられるリアスピーカ等にも、同様に適用することができる。
以上、説明したように、実施例1に係るスピーカ取付構造によれば、被取付部材の取付面9aからスピーカ部品20(スピーカ)の外周に設けられた取付フランジ部24の裏面に向かって突出した突起部14a,14cが、取付フランジ部24の裏面に点接触して取付フランジ部24を上向きに押圧する。そして、突起部14a,14cとは異なる位置において、取付フランジ部24は、挟着部40b,40dによって被取付部材の取付面9aと挟着されることにより下向きに押圧される。このため、取付フランジ部24は、撓み力が作用した状態で被取付部材の取付面9aに当接状態で固定される。したがって、スピーカ部品20(スピーカ)を固定するネジの本数を低減することができるため、スピーカ部品20(スピーカ)の取り付け時間が短縮されるとともに、ネジの本数が低減するためコストを下げることができる。さらに、スピーカ部品20(スピーカ)が、スピーカ部品20(スピーカ)の外周に設けられた取付フランジ部24に撓み力が作用した状態で固定されるため、スピーカコーン部22を駆動させたときの振動によるビビリ音の発生を防止することができる。
また、実施例1に係るスピーカ取付構造によれば、突起部(14a,14c)は、取付フランジ部24に予め設けられた複数の孔部(26a,26b,26c,26d)(ネジ孔)のうち、孔部(26a,26c)(ネジ孔)の位置と重なるように設けられるため、孔部(ネジ孔)(26a,26c)の周縁部が突起部(14a,14c)によって押圧されて支えられるため、取付フランジ部24の位置ずれが発生しにくくなって、取付フランジ部24を確実に保持することができる。
また、実施例2に係るスピーカ取付構造によれば、突起部(14b,14c)は、被取付部材の取付面9bを面内方向で見たときに、挟着部40eの両側に設けられているため、取付フランジ部24には、突起部(14b,14c)が取付フランジ部24を押圧する上向きの力と、挟着部40eが取付フランジ部24を押圧する下向きの力とが作用して、取付フランジ部24は撓み力が作用した状態で取付面9bに当接状態で固定されるため、スピーカ部品20(スピーカ)を取付面9bに確実に保持することができる。
また、実施例3に係るスピーカ取付構造によれば、挟着部(40f,40g)は、被取付部材の取付面9cを面内方向で見たときに、突起部14fの両側に設けられているため、取付フランジ部24には、挟着部(40f,40g)が取付フランジ部24を押圧する下向きの力と、突起部14fが取付フランジ部24を押圧する上向きの力とが作用して、取付フランジ部24は撓み力が作用した状態で取付面9cに当接状態で固定されるため、スピーカ部品20(スピーカ)を取付面9cに確実に保持することができる。
また、実施例3に係るスピーカ取付構造によれば、挟着部40f,40gは、取付面9cから取付フランジ部24が当接する側に向かって、取付フランジ部24の表面とほぼ等しい高さまで立設して、さらに、取付フランジ部24の表面を覆う方向に延びるフック状保持部34a,34bを有して、取付フランジ部の端部24bを取付面9cとフック状保持部34a,34bとの間に挟み込んで挟着保持するため、ネジを用いることなく、スピーカ部品20(スピーカ)を取付面9cに短時間で容易に取り付けることができる。
また、実施例3に係るスピーカ取付構造によれば、フック状保持部34a(34b)の取付面9c側の面に、取付面9cに向かって突出した下向き突起部38a(38b)を設けたため、取付面9cに取り付けたスピーカ部品20(スピーカ)に下向き突起部38a(38b)が点接触することによって確実に保持することができる。
また、実施例3に係るスピーカ取付構造によれば、下向き突起部38cは、取付フランジ部24の端部24bの挿入方向に沿って、奥側に行くほど突出量が増加するくさび状のテーパー面38dと、取付フランジ部24に設けられた孔部26cに係止されることによって、取付フランジ部24を固定する係止面38eと、を有しているため、取付フランジ部24に取り付けた取付面9cが容易に離脱しないように確実に保持することができる。
また、実施例3に係るスピーカ取付構造によれば、第2挟着部40h(40i)は、取付フランジ部24を挟んで、挟着部40f(40g)と対向する位置に、取付面9cから取付フランジ部24が当接する側に向かって、取付フランジ部24の表面を超える高さまで立設して、可撓性を有して取付フランジ部24の端部24aを接触させて取付面9cの位置までガイドするテーパー状のガイド面37b(37a)と、ガイド面37b(37a)によって取付面9cの位置までガイドされた取付フランジ部24の端部24aを係止する係止部36b(36a)と、を有する爪状保持部32b(32a)を有して、取付フランジ部24の端部24aを取付面9cと係止部36b(36a)との間に挟み込んで挟着保持するため、ネジを用いることなく、スピーカ部品20(スピーカ)を取付面9cに短時間で容易に取り付けられるとともに、取付フランジ部24に取り付けた取付面9cが容易に離脱しないように確実に保持することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
9a 取付面
12a,12b,12c,12d ネジ孔
14a,14c 突起部
20 スピーカ部品
22 スピーカコーン部
24 取付フランジ部
26a,26b,26c,26d 孔部
40b,40d 挟持部
50 ネジ
,F

Claims (7)

  1. スピーカの外周に設けられた取付フランジ部の裏面を、被取付部材の取付面に当接状態で固定するスピーカ取付構造であって、
    前記被取付部材の取付面内に、前記取付面に前記取付フランジ部を当接させたときに、前記取付フランジ部に向かって突出して前記取付フランジ部の裏面に接触する突起部を設けるとともに、前記突起部とは異なる位置に、前記取付フランジ部を撓めた状態で、前記取付フランジ部と前記被取付部材の取付面とを挟着保持する挟着部を設け
    前記突起部は、前記取付フランジ部に予め設けられた複数のネジ孔のうち、少なくとも1つのネジ孔の位置と重なるように設けられ、
    前記ネジ孔の位置と重なる前記突起部の外径は、前記ネジ孔の孔径より大きく形成され、
    前記孔部の周縁部が、前記ネジ孔の位置と重なる前記突起部によって押圧されて支えられる
    ことを特徴とするスピーカ取付構造。
  2. 前記突起部は、前記取付面を所定の面内方向で見たときに、前記挟着部の両側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ取付構造。
  3. 前記挟着部は、前記取付面を所定の面内方向で見たときに、前記突起部の両側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ取付構造。
  4. 前記挟着部は、前記取付面から前記取付フランジ部が当接する側に向かって、前記取付フランジ部の表面とほぼ等しい高さまで立設して、さらに、前記取付フランジ部の表面を覆う方向に延びるフック状保持部を有して、前記取付フランジ部の端部を前記取付面と前記フック状保持部との間に挟み込んで挟着保持するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか項に記載のスピーカ取付構造。
  5. 前記フック状保持部の前記取付面側の面に、前記取付面に向かって突出した下向き突起部を設けることを特徴とする請求項4に記載のスピーカ取付構造。
  6. 前記下向き突起部は、前記取付フランジ部の端部の挿入方向に沿って、奥側に行くほど突出量が増加するくさび状のテーパー面と、前記取付フランジ部に設けられたネジ孔に係止されることによって、前記取付フランジ部を固定する係止面と、を有していることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ取付構造。
  7. 前記取付フランジ部を挟んで、前記挟着部と対向する位置に、前記取付面から前記取付フランジ部が当接する側に向かって、前記取付フランジ部の表面を超える高さまで立設して、可撓性を有して前記取付フランジ部の端部を接触させて前記取付面の位置までガイドするテーパー状のガイド面と、前記ガイド面によって前記取付面の位置までガイドされた前記取付フランジ部の端部を係止する係止部と、を有する爪状保持部を有して、前記取付フランジ部の端部を前記取付面と前記係止部との間に挟み込んで挟着保持する第2挟着部を設けたことを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか項に記載のスピーカ取付構造。
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