JP6060783B2 - 補正処理プログラム、情報処理装置及び補正処理方法 - Google Patents

補正処理プログラム、情報処理装置及び補正処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、補正処理プログラム、情報処理装置及び補正処理方法に関する。
近年、例えばスマートフォンのように、入力デバイスとしてタッチパネルを搭載する情報処理装置が普及している。タッチパネルは、表示部としての機能と操作部としての機能とを兼ね備えているため、ユーザは直感的な操作をすることが可能となる。また、タッチパネルを搭載することにより、情報処理装置から物理的な操作キーなどを削減することができるため、装置の小型化を図ることができる。さらに、タッチパネルによる操作とアプリケーションによる処理とを組み合わせることにより、多彩な操作性を実現することができる。
特開2012−146184号公報 特開2012−123678号公報
上述したように、情報処理装置にタッチパネルを搭載することにより、様々な利点がある。しかしながら、例えば静電容量の変化によってタッチを検知する静電容量方式のタッチパネルを採用する場合、気温が低い状況ではタッチ検知の感度が低下するという問題がある。
具体的には、タッチパネルの周囲の温度が例えば−10℃の場合には、20℃の場合と比べて、タッチパネルの感度が60%程度に低下する。このようにタッチパネルの感度が低下する結果、ユーザの指等がタッチパネルに接触しているにもかかわらず、この接触が検知されず、ユーザの操作が正しく受け付けられないことがある。特に、ユーザの指等がタッチパネルに接触したまま移動する動作(以下「ムーブ」という)が正確に検知されなければ、ユーザが期待する処理とは異なる処理がアプリケーションによって実行されてしまい、利便性が低下する。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、低温時でもユーザの操作を正確に受け付け、利便性の低下を抑制することができる補正処理プログラム、情報処理装置及び補正処理方法を提供することを目的とする。
本願が開示する補正処理プログラムは、1つの態様において、タッチパネル及び温度センサを備えたコンピュータに、前記タッチパネルに対する接触が完了する第1のイベントが検出された場合に、前記温度センサによって測定された温度が所定の閾値未満であるか否かを判定し、測定された温度が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記タッチパネルに対する接触が開始する第2のイベント及び前記タッチパネルに対する接触位置が移動する第3のイベントを所定時間待機し、所定時間待機中に前記第2のイベント及び前記第3のイベントが検出された場合に、前記第1のイベント及び前記第2のイベントを破棄して、前記第3のイベントをアプリケーションに通知する処理を実行させる。
本願が開示する補正処理プログラム、情報処理装置及び補正処理方法の1つの態様によれば、低温時でもユーザが意図する操作を反映し、利便性の低下を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係る携帯端末装置の外観を示す図である。 図2は、実施の形態に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係るプロセッサの機能を示すブロック図である。 図4は、実施の形態に係るタイマ値の具体例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る携帯端末装置の動作を示すフロー図である。 図6は、実施の形態に係るムーブ待機処理を示すフロー図である。 図7は、実施の形態に係るプロセッサの動作具体例を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態に係る表示具体例を示す図である。
以下、本願が開示する補正処理プログラム、情報処理装置及び補正処理方法の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。以下においては、情報処理装置の一例として、例えばスマートフォンのような携帯端末装置について説明する。
図1は、実施の形態に係る携帯端末装置100の外観を示す図である。図1に示す携帯端末装置100は、タッチパネル110及び操作キー120を有する。タッチパネル110は、携帯端末装置100の表面に設けられてユーザの指等が接触したことを検知し、この接触による操作入力を受け付ける。すなわち、タッチパネル110は、導体である指等によってタッチされると、タッチによる静電容量の変化を検知し、タッチされた座標(以下「タッチ座標」という)を特定する。さらに、タッチパネル110は、液晶モジュールなどを備えており、画像や文字等の様々な情報を表示する。
操作キー120は、押下可能な物理キーであり、ユーザによって押下されることにより操作入力を受け付ける。すなわち、操作キー120は、例えば携帯端末装置100の電源のオン及びオフを切り替えるための物理キーなどを備える。そして、操作キー120は、ユーザによって押下された場合に、携帯端末装置100に様々な機能を実行させる。
図2は、実施の形態に係る携帯端末装置100の構成を示すブロック図である。図2に示す携帯端末装置100は、タッチパネル110、操作キー120、無線通信部130、温度センサ140、メモリ150、オーディオ入出力部160及びプロセッサ170を有する。
上述したように、タッチパネル110は、タッチによる静電容量の変化を検知してタッチ座標を特定する。また、タッチパネル110は、タッチ座標におけるタッチの種類を判別し、タッチ座標及びタッチの種類の情報を含むイベントをプロセッサ170へ出力する。
ここで、タッチの種類としては、ダウン、アップ及びムーブの3種類がある。このうち、ダウンは、ユーザの指等が新たにタッチパネル110への接触を開始する動作に対応し、アップは、ユーザの指等がタッチパネル110から離れて接触を完了する動作に対応する。また、ムーブは、上述したように、ユーザの指等がタッチパネル110に接触したまま移動する動作に対応する。したがって、タッチパネル110は、タッチの種類がダウンの場合には、タッチ座標とダウンが発生した旨とを示すダウンイベントをプロセッサ170へ出力する。同様に、タッチパネル110は、タッチの種類がアップ、ムーブの場合には、それぞれアップイベント、ムーブイベントをプロセッサ170へ出力する。
また、タッチパネル110は、プロセッサ170の制御に従って、画像や文字等の情報を表示する。このため、ユーザは、タッチパネル110にタッチすることにより、あたかも表示画面に直接接触するかのような直感的な操作をすることができる。
操作キー120は、タッチパネル110と相補的に操作入力を受け付ける。具体的には、操作キー120は、上述した電源のオン及びオフを切り替えるための物理キーや、タッチパネル110の点灯及び消灯を切り替えるための物理キーなどを備える。
無線通信部130は、アンテナを介して信号を受信したり、アンテナから信号を送信したりする。すなわち、無線通信部130は、アンテナを介して受信した受信信号に対し、所定の無線受信処理(例えばダウンコンバード及びA/D変換など)を施した上で、受信信号をプロセッサ170へ出力する。また、無線通信部130は、プロセッサ170から出力される送信信号に対し、所定の無線送信処理(例えばD/A変換及びアップコンバートなど)を施した上で、送信信号をアンテナから送信する。
温度センサ140は、周囲の温度を測定し、測定結果の温度をプロセッサ170へ通知する。温度センサ140は、例えばバッテリなどの発熱部品の温度を測定可能な位置に設けられていても良いが、本実施の形態においては、タッチパネル110周辺の雰囲気温度も測定可能となっている。したがって、温度センサ140は、外気温に相当するタッチパネル110周辺の雰囲気温度を測定し、測定結果の温度をプロセッサ170へ出力する。
メモリ150は、例えばROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access
Memory)などを備え、プロセッサ170が実行するアプリケーションやデータなどを記憶する記憶部である。
オーディオ入出力部160は、例えばマイクなどのオーディオ入力デバイスやスピーカなどのオーディオ出力デバイスを備える。オーディオ入出力部160は、携帯端末装置100が例えば通話可能なスマートフォンである場合には、ユーザの発話音声の入力を受け付けたり、受話音声を出力したりする。
プロセッサ170は、タッチパネル110から出力されるイベントを取得し、イベントに含まれるタッチ座標及びタッチの種類に基づいて、アプリケーションの処理を実行する。このとき、プロセッサ170は、温度センサ140から出力される温度が低温である場合には、アプリケーションの処理の実行に反映されるイベントを補正し、低温に起因するタッチパネル110の感度低下を補う。イベントの補正に関しては、後に詳述する。
図3は、実施の形態に係るプロセッサ170の機能を示すブロック図である。図3に示すプロセッサ170は、イベント取得部171、イベント通知制御部172、温度判定部173、タイマ部174及びアプリケーション処理部(以下「APP処理部」と略記する)175を有する。
イベント取得部171は、タッチパネル110からダウンイベント、アップイベント及びムーブイベントを取得する。具体的には、イベント取得部171は、ユーザの指等が新たにタッチパネル110への接触を開始した場合にダウンイベントを取得し、その後、ユーザの指等がタッチパネル110に接触したまま移動した場合にムーブイベントを取得する。そして、イベント取得部171は、ユーザの指等がタッチパネル110から離れて接触を完了する場合にアップイベントを取得する。これらのイベントには、タッチ座標とダウン、アップ又はムーブを示すタッチの種類との情報が含まれている。なお、低温時にはタッチパネル110の感度が低下するため、イベント取得部171は、例えばムーブが継続しているにもかかわらず、アップイベントを取得することがある。
イベント通知制御部172は、イベント取得部171によって取得されたイベントをAPP処理部175へ通知する。すなわち、イベント通知制御部172は、タッチ座標とタッチの種類とをAPP処理部175へ通知する。ただし、イベント通知制御部172は、低温時にアップイベント及びダウンイベントが所定時間内に連続して検出された場合には、これらのイベントを一時的に保持し、その後ムーブイベントが検出された場合には、保持したイベントを破棄する。
具体的には、イベント通知制御部172は、イベント取得部171によってアップイベントが取得されると、このアップイベントを一時的に保持する。そして、後述する温度判定部173における温度判定の結果、温度が所定の閾値以上であり、低温でない場合には、イベント通知制御部172は、保持したアップイベントをAPP処理部175へ通知する。一方、温度が所定の閾値未満であり、低温である場合には、イベント通知制御部172は、アップイベントを保持したまま新たなダウンイベント及びムーブイベントを待機する。
そして、後述するタイマ部174におけるタイマ満了前にダウンイベント及びムーブイベントが検出された場合には、イベント通知制御部172は、アップイベント及びダウンイベントを破棄し、ムーブイベントをAPP処理部175へ通知する。このため、アップイベントが検出された後、タイマ満了までの所定時間内にダウンイベント及びムーブイベントが検出された場合には、アップイベント及びダウンイベントが無視され、ムーブイベントのみがAPP処理部175へ通知されることになる。また、ダウンイベントが検出された段階でタイマ部174におけるタイマが満了した場合には、イベント通知制御部172は、アップイベント及びダウンイベントをAPP処理部175へ通知する。このため、アップイベントが検出された後、タイマ満了までの所定時間内にムーブイベントが検出されなかった場合には、実際に検出されたアップイベント及びダウンイベントがAPP処理部175へ通知されることになる。
温度判定部173は、イベント取得部171によってアップイベントが取得された場合に、温度センサ140によって測定された温度を取得し、取得した温度が所定の閾値未満であるか否かを判定する。そして、温度判定部173は、温度が所定の閾値未満であり、タッチパネル110の周辺が低温である場合には、取得した温度をタイマ部174へ通知する。一方、温度判定部173は、温度が所定の閾値以上であり、タッチパネル110の周辺が低温でない場合には、低温ではないことをタイマ部174を介してイベント通知制御部172へ通知する。温度判定部173が判定に用いる所定の閾値としては、タッチパネル110の感度が無視できない程度に低下する温度を用いれば良く、例えば−10℃を所定の閾値として用いることができる。
タイマ部174は、温度判定部173から温度が通知されると、通知された温度に対応するタイマ値をメモリ150から読み出し、読み出したタイマ値をセットしてカウントを開始する。そして、タイマ部174は、セットされたタイマ値のカウントが完了してタイマが満了すると、その旨をイベント通知制御部172へ通知する。このように、タイマ部174は、低温時にアップイベントが検出されると、アップイベントが検出された後ダウンイベント及びムーブイベントを待機する待機時間としてのタイマ値をカウントする。
タイマ部174がカウントするタイマ値は、メモリ150にあらかじめ記憶されている。すなわち、メモリ150には、例えば図4に示すような温度ごとのタイマ値が記憶されており、タイマ部174は、温度に対応するタイマ値をメモリ150から読み出す。図4に示すタイマ値は、温度が低くなるにつれて大きくなっており、低温になるほどアップイベントを検出した後ダウンイベント及びムーブイベントを待機する待機時間が長くなることを示している。なお、タイマ値は、必ずしも温度によって異なる必要はなく、所定の閾値未満の温度に対して同一のタイマ値が用いられるようにしても良い。
APP処理部175は、アプリケーションの処理を実行し、処理結果の画像や文字等の情報をタッチパネル110に表示させる。APP処理部175は、アプリケーションの処理を実行するに際し、イベント通知制御部172から通知されるイベントを用いる。すなわち、APP処理部175は、イベントに含まれるタッチ座標とタッチの種類とからユーザの操作を認識し、ユーザの操作に応じた処理を実行する。したがって、例えばユーザの指等がタッチパネル110に表示された選択可能なオブジェクトに接触した場合、APP処理部175は、ダウンイベントの通知を受けて、タッチ座標に表示されているオブジェクトを選択する処理などを実行する。
また、APP処理部175は、タイマ部174がタイマ値のカウントを開始した場合には、タッチパネル110上でのムーブの移動速度低下を促す警告表示を行う。本実施の形態においては、低温時にアップイベントが検出されると、タイマ部174によるタイマ値のカウントが開始される。しかしながら、低温の状態では、タッチパネル110の感度が低下しているため、検出されたアップイベントの信頼度が低い。換言すれば、低温の状態では、ユーザの指等がムーブを継続していても、タッチパネル110によってアップが検知され、誤ってアップイベントが検出されることがある。このため、低温時にアップイベントが検出された場合には、APP処理部175が警告表示を行うことで、ユーザにムーブの移動速度低下を促し、感度が低下したタッチパネル110でも正しくムーブが検知されるようにする。
具体的な警告表示の方法としては、例えばユーザの指等のムーブに追従してタッチパネル110に表示される追従円の色を変更したり、追従円を点滅させたりするなどの方法がある。なお、APP処理部175は、低温時にアップイベントが検出されれば警告表示を行うため、実際にユーザの指等がタッチパネル110から離れてアップが発生した場合にも一時的に警告表示がなされることになる。
次いで、上記のように構成された携帯端末装置100の動作について、図5に示すフロー図を参照しながら説明する。以下においては、主にユーザの指等がタッチパネル110から離れて接触を完了したことを示すアップイベントが検出された後の動作について説明する。
ユーザの指等がタッチパネル110に接触している状態では、タッチパネル110からダウンイベント又はムーブイベントが出力され、プロセッサ170のイベント取得部171によってイベントが取得される。この間、イベント通知制御部172によって、アップイベントが検出されるか否かが監視されている(ステップS101)。そして、アップイベント以外のダウンイベント又はムーブイベントが検出されている間は(ステップS101No)、ダウンイベント又はムーブイベントが随時APP処理部175へ通知され、APP処理部175によってタッチ座標及びタッチの種類に応じたアプリケーションの処理が実行される。
一方、イベント通知制御部172によって、アップイベントが検出されると(ステップS101Yes)、アップイベントは、APP処理部175へ通知されることなく、イベント通知の補正処理が開始される。すなわち、まずAPP処理部175によって、検出されたアップイベントが一時的に保持される(ステップS102)。また、温度判定部173によって温度センサ140から温度が取得され、取得された温度が所定の閾値未満であるか否かが判定される(ステップS103)。
この判定の結果、温度が所定の閾値以上であれば(ステップS103No)、低温状態ではない旨が温度判定部173からタイマ部174を介してイベント通知制御部172へ通知され、一時的に保持されたアップイベントがAPP処理部175へ通知される(ステップS110)。これは、低温状態でない場合には、タッチパネル110の感度が低下することがなく、実際に発生したアップによってアップイベントが検出されたと考えられることから、イベント通知の補正が不要なためである。アップイベントが通知されると、APP処理部175によって、アップイベントに応じたアプリケーションの処理が実行される。
また、ステップS103の判定の結果、温度が所定の閾値未満であれば(ステップS103Yes)、この温度が温度判定部173からタイマ部174へ通知される。そして、タイマ部174によって、温度に対応するタイマ値がメモリ150から読み出され、読み出されたタイマ値のカウントが開始される(ステップS104)。
同時に、低温状態ではタッチパネル110の感度が低下しており、実際はムーブが継続しているにもかかわらず誤ってアップイベントが検出された可能性があるため、APP処理部175によって、タッチパネル110上での警告表示が行われる(ステップS105)。すなわち、タイマ部174によるカウントが開始された旨がイベント通知制御部172からAPP処理部175へ通知され、APP処理部175によって、タッチパネル110上をムーブするユーザの指等の移動速度低下を促す表示が行われる。具体的には、例えばユーザの指等の移動に追従する追従円の色を変化させるなどの警告表示が行われる。これにより、ユーザがムーブを継続している場合には、ユーザの指等の移動速度低下を期待することができ、感度が低下したタッチパネル110によっても正確にムーブを検知することが可能となる。また、ユーザがムーブを継続しておらず実際にアップが発生した場合にも、一時的に警告表示が行われるが、後述するように、タイマ満了後に警告表示が消去される。
イベント通知制御部172によってアップイベントが検出された後、アップイベントの検出と同様にイベント通知制御部172によって、ダウンイベントが検出されるか否かが監視される(ステップS106)。そして、ダウンイベントが検出されない間は(ステップS106No)、タイマ部174からタイマ満了が通知されたか否かが判断され(ステップS107)、タイマ満了が通知されるまでは(ステップS107No)、引き続きダウンイベントが検出されるか否かが監視される。
そして、ダウンイベントが検出されることなくタイマ部174にセットされたタイマ値のカウントが完了した場合には(ステップS107Yes)、イベント通知制御部172によって、保持しているアップイベントがAPP処理部175へ通知される(ステップS108)。同時に、イベント通知制御部172からの指示を受け、APP処理部175によって、タッチパネル110上の警告表示が消去される(ステップS109)。このように、低温状態でアップイベントが検出された場合でも、タイマ満了までにダウンイベントが検出されなければ、実際にアップが発生したと考えられるため、イベント通知の補正が不要となる。このため、イベント通知制御部172によって保持されたアップイベントがAPP処理部175へ通知されるとともに、例えば色が変化した追従円などの警告表示が消去される。
一方、タイマ満了前にダウンイベントが検出された場合は(ステップS106Yes)、イベント通知制御部172によって、検出されたダウンイベントが一時的に保持される(ステップS111)。これにより、イベント通知制御部172には、タイマ値の時間内に連続して発生したアップイベントとダウンイベントが保持されることになる。そして、ダウンイベントの検出後、主にイベント通知制御部172によって、ムーブイベントの待機処理が実行される(ステップS112)。
すなわち、低温状態では、実際はタッチパネル110上でムーブが継続しているにもかかわらず、タッチパネル110の感度低下によりムーブが途切れて検知され、アップイベントとダウンイベントが短期間に連続して検出された可能性がある。そこで、イベント通知制御部172によって、短期間に連続して検出されたアップイベント及びダウンイベントに続くムーブイベントが待機される。この結果、アップイベント及びダウンイベントに続いて所定時間内にムーブイベントが検出されれば、タッチパネル110の感度低下により誤ってアップイベント及びダウンイベントが検出されたと判断することができる。
図6は、実施の形態に係るムーブ待機処理を示すフロー図である。
イベント通知制御部172によってダウンイベントが検出された後、ダウンイベントの検出と同様にイベント通知制御部172によって、ムーブイベントが検出されるか否かが監視される(ステップS201)。そして、ムーブイベントが検出されない間は(ステップS201No)、タイマ部174からタイマ満了が通知されたか否かが判断され(ステップS202)、タイマ満了が通知されるまでは(ステップS202No)、引き続きムーブイベントが検出されるか否かが監視される。
そして、ムーブイベントが検出されることなくタイマ部174にセットされたタイマ値のカウントが完了した場合には(ステップS202Yes)、イベント通知制御部172によって、保持しているイベントがAPP処理部175へ通知される(ステップS203)。ここでは、イベント通知制御部172によって、アップイベント及びダウンイベントが保持されているため、アップイベント及びダウンイベントがAPP処理部175へ通知される。同時に、イベント通知制御部172からの指示を受け、APP処理部175によって、タッチパネル110上の警告表示が消去される(ステップS204)。このように、低温状態で短期間に連続してアップイベント及びダウンイベントが検出された場合でも、タイマ満了までにムーブイベントが検出されなければ、実際にアップ及びダウンが発生したと考えられるため、イベント通知の補正が不要となる。このため、イベント通知制御部172によって保持されたアップイベント及びダウンイベントがAPP処理部175へ通知される。結果として、APP処理部175によって、タッチパネル110からユーザの指等が一旦離れて再度接触したことが認識され、この操作に応じた処理が実行される。また、ムーブが継続していないと判断されるため、例えば色が変化した追従円などの警告表示が消去される。
一方、タイマ満了前にムーブイベントが検出された場合は(ステップS201Yes)、イベント通知制御部172によって、保持されているイベントを破棄するイベント通知の補正が行われる(ステップS205)。ここでは、イベント通知制御部172によって、アップイベント及びダウンイベントが保持されているため、これらのアップイベント及びダウンイベントを破棄する補正が行われる。これにより、タイマ値の時間内に連続して発生したアップイベントとダウンイベントが破棄され、アップ及びダウンが発生したことがAPP処理部175に通知されない。そして、イベント通知制御部172によって、破棄されたアップイベント及びダウンイベントに続いて検出されたムーブイベントがAPP処理部175へ通知される(ステップS206)。
結果として、APP処理部175には、図5のステップS101において検出されたアップイベントの直前に検出されたイベント(ダウンイベント又はムーブイベント)に続いて、ムーブイベントが通知されることになる。換言すれば、図5のステップS101及びステップS106において検出されたアップイベント及びダウンイベントを無視するイベント通知の補正が行われ、APP処理部175には、ユーザの指等がタッチパネル110に接触し続けていると認識される。したがって、APP処理部175によって、ムーブが途切れずに継続する場合の処理が実行されることになる。
また、ムーブが継続していることが正しくAPP処理部175によって認識されるため、イベント通知制御部172からの指示を受け、APP処理部175によって、タッチパネル110上の警告表示が解除される(ステップS207)。すなわち、例えば警告表示中に変化していた追従円の色が通常の色に戻るなどのように、警告表示の解除が行われる。
このように、低温状態でアップイベント、ダウンイベント及びムーブイベントが短期間に連続して検出された場合には、アップイベント及びダウンイベントを破棄する補正が行われる。そして、ムーブイベントのみがイベント通知制御部172からAPP処理部175へ通知される結果、APP処理部175は、ユーザの指等がタッチパネル110から離れることなく接触し続けていると認識し、ムーブが継続する場合の処理を実行することができる。
次に、本実施の形態に係るプロセッサ170の動作の具体例について、図7に示すシーケンス図を参照して説明する。ここでは、APP処理部175がロック解除アプリケーションを実行する場合の例について説明する。このロック解除アプリケーションは、タッチパネル110に表示された複数の点をあらかじめ登録された軌跡で辿った場合に携帯端末装置100のロックを解除するアプリケーションである。
ロック解除アプリケーションが起動されると、タッチパネル110には複数の点(例えば9個の点)が表示される。これらの複数の点のうち、あらかじめ登録された軌跡の始点となる点にユーザがタッチすると、タッチパネル110によってダウンが検知される。したがって、プロセッサ170のイベント取得部171によってダウンイベントが取得され、取得されたダウンイベントは、イベント通知制御部172へ出力される(ステップS301)。
ダウンイベントは、イベント通知制御部172からAPP処理部175へ通知され(ステップS302)、APP処理部175によって、タッチパネル110上のタッチ座標に追従円を表示させる処理が実行される。具体的には、図8の表示画面例200aに示すように、ユーザの指201が、複数の点202のうちあらかじめ登録された軌跡203の始点となる点に接触すると、タッチ座標付近に追従円204が表示される。
そして、ユーザの指201が軌跡203に沿って移動すると、タッチパネル110によってムーブが検知される。したがって、プロセッサ170のイベント取得部171によってムーブイベントが取得され、取得されたムーブイベントは、イベント通知制御部172へ出力される(ステップS303)。
ムーブイベントは、イベント通知制御部172からAPP処理部175へ通知され(ステップS304)、APP処理部175によって、タッチパネル110上の追従円をタッチ座標の変動に合わせて移動させる処理が実行される。なお、図7においては、1回のムーブイベントがAPP処理部175へ通知されることとなっているが、ユーザの指201の移動に伴って、複数回のムーブイベントがAPP処理部175へ通知されても良い。
このようにユーザの指201のムーブが継続している際、低温状態ではタッチパネル110の感度が低下するため、タッチパネル110によってユーザの指201による接触が検知されなくなることがある。結果として、ムーブが継続しているにもかかわらず、タッチパネル110によってアップが検知される。したがって、プロセッサ170のイベント取得部171によってアップイベントが取得され、取得されたアップイベントは、イベント通知制御部172へ出力される(ステップS305)。
イベント通知制御部172によってアップイベントが検出された場合は、タッチパネル110の感度低下によって誤ってアップイベントが検出された可能性があるため、イベント通知制御部172による補正処理が開始される(ステップS306)。具体的には、アップイベントは、APP処理部175へ通知されることなく、イベント通知制御部172によって保持される。そして、温度判定部173によって、温度センサ140から取得された温度が所定の閾値未満であるか否かが判定される。ここでは、タッチパネル110の感度が低下する低温状態であり、温度が所定の閾値未満であるものとして説明を続ける。
温度判定部173によって温度が所定の閾値未満であると判定されると、タイマ部174によって温度に対応するタイマ値がメモリ150から読み出され、タイマ値のカウントが開始される。また、タイマ値のカウント開始とともに、タイマ値のカウントが開始された旨がイベント通知制御部172からAPP処理部175へ通知される(ステップS307)。これにより、APP処理部175によって、タッチパネル110上での警告表示が実行される。すなわち、図8の表示画面例200bに示すように、ユーザの指201の移動に追従してタッチパネル110に表示される追従円204の色が変更され、指201の移動速度の低下が促される。
このように、ユーザがムーブを継続しているにもかかわらず、低温に起因するタッチパネル110の感度低下によりアップイベントが検出された場合には、ユーザに対する警告表示が行われる。結果として、ユーザが指201の移動速度を低下させ、感度が低下したタッチパネル110によっても、指201によるタッチを再度検知することができるようになる。
そして、指201によるタッチがタッチパネル110によって再度検知され始める際には、ダウンが発生したものとして検知される。したがって、プロセッサ170のイベント取得部171によってダウンイベントが取得され、取得されたダウンイベントは、イベント通知制御部172へ出力される(ステップS308)。イベント通知制御部172では、タイマ部174のタイマ満了までは、アップイベントが保持されたままダウンイベント及びムーブイベントが待機されている。このため、イベント取得部171から出力されたダウンイベントは、既に保持済みのアップイベントとともにイベント通知制御部172によって保持される。
また、ユーザの指201が移動することにより、タッチパネル110によってダウンに続いてムーブが検知される。したがって、プロセッサ170のイベント取得部171によってムーブイベントが取得され、取得されたムーブイベントは、イベント通知制御部172へ出力される(ステップS309)。このようにして、イベント通知制御部172においては、アップイベントが検出されてからタイマ部174のタイマが満了する前に、ダウンイベント及びムーブイベントが検出される。したがって、実際はムーブが継続しているにもかかわらず、低温に起因するタッチパネル110の感度低下により、誤ってアップイベント及びダウンイベントがイベント通知制御部172に通知されたと判断することができる。そこで、イベント通知制御部172によって、保持されたアップイベント及びダウンイベントを破棄する補正が実行され、イベント通知の補正処理が完了する(ステップS310)。
その後、ムーブイベントは、イベント通知制御部172からAPP処理部175へ通知され(ステップS311)、APP処理部175によって、ステップS304において通知されたムーブイベントからムーブが継続していることが認識される。この結果、ロック解除アプリケーションの処理において、ユーザのムーブに一致した指201の移動軌跡が得られ、ユーザが意図する移動軌跡とあらかじめ登録された軌跡203とを照合することが可能となる。また、ムーブイベントがAPP処理部175へ通知されるのと同時に、イベント通知制御部172からAPP処理部175へ警告表示解除の指示が出され、APP処理部175によって警告表示の解除が行われる。具体的には、図8の表示画面例200cに示すように、指201に追従する追従円204の色が通常の色に戻る。
以上のように、本実施の形態によれば、低温時にアップイベントが検出された場合、このアップイベントがアプリケーションに通知されることなく、ダウンイベント及びムーブイベントが所定時間待機される。そして、所定時間内にダウンイベント及びムーブイベントが検出されると、アップイベント及びダウンイベントを破棄する補正が行われる。これにより、低温に起因する感度低下によって誤ってタッチパネルに検知されたアップ及びダウンがアプリケーションに通知されることがなく、ムーブが継続していることがアプリケーションに正しく認識される。結果として、低温時でもユーザが意図する操作を反映し、利便性の低下を抑制することができる。
なお、上記一実施の形態において説明した携帯端末装置100の動作をコンピュータが実行可能なプログラムとして記述することも可能である。この場合、このプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータに導入することも可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えばCD−ROM、DVDディスク、USBメモリなどの可搬型記録媒体や、例えばフラッシュメモリなどの半導体メモリが挙げられる。
110 タッチパネル
120 操作キー
130 無線通信部
140 温度センサ
150 メモリ
160 オーディオ入出力部
170 プロセッサ
171 イベント取得部
172 イベント通知制御部
173 温度判定部
174 タイマ部
175 APP処理部

Claims (8)

  1. タッチパネル及び温度センサを備えたコンピュータに、
    前記タッチパネルに対する接触が完了する第1のイベントが検出された場合に、前記温度センサによって測定された温度が所定の閾値未満であるか否かを判定し、
    測定された温度が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記タッチパネルに対する接触が開始する第2のイベント及び前記タッチパネルに対する接触位置が移動する第3のイベントを所定時間待機し、
    所定時間待機中に前記第2のイベント及び前記第3のイベントが検出された場合に、前記第1のイベント及び前記第2のイベントを破棄して、前記第3のイベントをアプリケーションに通知する
    処理を実行させることを特徴とする補正処理プログラム。
  2. 前記通知する処理は、
    所定時間待機中に前記第2のイベント及び前記第3のイベントがいずれも検出されなかった場合に、前記第1のイベントをアプリケーションに通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の補正処理プログラム。
  3. 前記通知する処理は、
    所定時間待機中に前記第2のイベント及び前記第3のイベントのうち前記第2のイベントのみが検出された場合に、前記第1のイベント及び前記第2のイベントをアプリケーションに通知する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の補正処理プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記温度センサによって測定された温度が所定の閾値以上であると判定された場合に、前記第1のイベントをアプリケーションに通知する処理
    をさらに実行させることを特徴とする請求項1記載の補正処理プログラム。
  5. 前記待機する処理は、
    前記温度センサによって測定された温度に応じた所定の時間、前記第2のイベント及び前記第3のイベントを待機する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の補正処理プログラム。
  6. 前記待機する処理は、
    前記温度センサによって測定された温度が低いほど長時間、前記第2のイベント及び前記第3のイベントを待機する
    ことを特徴とする請求項5記載の補正処理プログラム。
  7. 接触の有無に関するイベントを検出するタッチパネルと、
    雰囲気温度を測定する温度センサと、
    前記タッチパネル及び前記温度センサに接続されるプロセッサとを有し、
    前記プロセッサは、
    前記タッチパネルに対する接触が完了する第1のイベントが検出された場合に、前記温度センサによって測定された温度が所定の閾値未満であるか否かを判定し、
    測定された温度が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記タッチパネルに対する接触が開始する第2のイベント及び前記タッチパネルに対する接触位置が移動する第3のイベントを所定時間待機し、
    所定時間待機中に前記第2のイベント及び前記第3のイベントが検出された場合に、前記第1のイベント及び前記第2のイベントを破棄して、前記第3のイベントをアプリケーションに通知する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. タッチパネル及び温度センサを備えた情報処理装置によって実行される補正処理方法であって、
    前記タッチパネルに対する接触が完了する第1のイベントが検出された場合に、前記温度センサによって測定された温度が所定の閾値未満であるか否かを判定し、
    測定された温度が所定の閾値未満であると判定された場合に、前記タッチパネルに対する接触が開始する第2のイベント及び前記タッチパネルに対する接触位置が移動する第3のイベントを所定時間待機し、
    所定時間待機中に前記第2のイベント及び前記第3のイベントが検出された場合に、前記第1のイベント及び前記第2のイベントを破棄して、前記第3のイベントをアプリケーションに通知する
    ことを特徴とする補正処理方法。
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