JP6060197B2 - 三次元造形装置用ヒータヘッド、並びに、三次元造形装置及びこれを用いた三次元造形方法 - Google Patents
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図1は本実施形態に係るヒータヘッドを示す断面図である。この図に示すヒータヘッド50は、熱溶解積層方式によって造形物を製作する三次元造形装置に搭載されるものであり、二種類の樹脂フィラメント(第1及び第2の熱可塑性材料)Fa,Fbが供給されるように構成されている(図7参照)。樹脂フィラメントFa,Fbは互いに色が異なる。図2(a)はヒータヘッド50から色が異なる二種類の溶融樹脂Ma,Mbが吐出される様子を示す斜視図である。溶融樹脂Ma,Mbは、樹脂フィラメントFa,Fbがそれぞれ溶融したものである。図におけるドット密度の違いは色の違いを意味する。図2(b)は図2(a)に示すIIb−IIb線における模式断面図である。図2(b)に示すように、二種類の溶融樹脂Ma,Mbは完全には混合されることなく、ヒータヘッド50の吐出孔8から排出される。
図7はヒータヘッド50が搭載された三次元造形装置を簡略化して示す斜視図である。この図に示す三次元造形装置100は、ヒータヘッド50と、樹脂フィラメントFa,FbのリールRa,Rbを保持するリール保持部60と、製作対象の造形物(カップ200)が積層されるテーブル75と、テーブル75に対してヒータヘッド50を相対的に移動させる位置変更機構70と、樹脂フィラメントFa,Fbを材料導入路1a,1bに供給する樹脂供給機構80と、台90とを備える。
次に、三次元造形装置100を使用して三次元造形物を製造する方法について説明する。本実施形態の製造方法は、樹脂フィラメントFa,Fbを材料導入路1a,1bに供給する工程と、樹脂フィラメントFa,Fbを加熱する工程と、テーブル75に対してヒータヘッド50を相対的に移動させながら、溶融樹脂Ma,Mbを吐出孔8からテーブル75上において吐出させることによって造形物(カップ200)を製作する工程とを備える。
1.0≦S1/S2≦1.5
1.0≦L1/L2≦1.5
1.0≦V1/V2≦1.5
S1は複数の樹脂フィラメントのうち最大の断面積を持つ樹脂フィラメントの断面積(mm2)を意味し、S2は複数の樹脂フィラメントのうち最少の断面積を持つ樹脂フィラメントの断面積(mm2)を意味する。
L1は複数の樹脂フィラメントのうち単位時間当たりの供給長さが最も長い樹脂フィラメントの供給長さ(mm/分)を意味し、L2は複数の樹脂フィラメントのうち単位時間当たりの供給長さが最も短い樹脂フィラメントの供給長さ(mm/分)を意味する。
V1は複数の樹脂フィラメントのうち単位時間当たりの供給量が最も多い樹脂フィラメントの供給量(mm3/分)を意味し、L2は複数の樹脂フィラメントのうち単位時間当たりの供給量が最も少ない樹脂フィラメントの供給量(mm3/分)を意味する。
Claims (7)
- 熱溶解積層方式の三次元造形装置に搭載されるヒータヘッドであって、
第1の熱可塑性材料が導入される第1の材料導入路と、
第2の熱可塑性材料が導入される第2の材料導入路と、
前記第1及び第2の熱可塑性材料を加熱するためのヒータと、
前記第1の材料導入路と前記第2の材料導入路との合流部と、
前記合流部と連通した一つの孔であり且つ溶融した前記第1及び第2の熱可塑性材料を吐出する吐出孔と、
前記第1及び第2の材料導入路の上流側部分を内部に有し且つ耐熱変形性と低熱伝導性を有する材料によって構成された上流側パーツと、
前記第1及び第2の材料導入路の下流側部分と前記合流部と前記吐出孔とを有し且つ耐溶融性と高熱伝導性を有する材料によって構成された下流側パーツと、
前記上流側パーツと前記下流側パーツとを一体的に保持するカバー部材と、
を備えるヒータヘッド。 - 前記上流側パーツは、
前記第1の材料導入路の上流側部分を構成する第1の管と、
前記第2の材料導入路の上流側部分を構成する第2の管と、
前記第1及び第2の管がそれぞれ挿入される第1及び第2の貫通孔が上面から下面にかけて延びる管保持部材と、
前記第1及び第2の管の上端部がそれぞれ収容される第1及び第2の凹部を下面に有し且つ上面から前記第1及び第2の凹部にそれぞれ至る第1及び第2のフィラメント入口を有するキャップと、
を有し、
前記下流側パーツは、
第1の雄ネジが形成された外周面と、
前記第1及び第2の管の下端部側をそれぞれ収容し且つ前記第1及び第2の管の下側端面がそれぞれ当接する第1及び第2の当接面を有する第1及び第2の管収容孔と、
前記第1及び第2の材料導入路の下流側部分をそれぞれ構成する孔であって前記第1及び第2の当接面からそれぞれ下方に延びて前記合流部に至る第1及び第2の材料移送路と、
を有し、
前記カバー部材は、
前記上流側パーツを収容する収容部と、
前記下流側パーツの前記第1の雄ネジに対応する第1の雌ネジが形成された内周面と、
を有し、
前記上流側パーツを収容した前記カバー部材と前記下流側パーツとを前記第1の雄ネジ及び前記第1の雌ネジによって締結した状態において、前記第1及び第2の管の前記下側端面が前記第1及び第2の当接面にそれぞれ押し付けられるように構成されている、請求項1に記載のヒータヘッド。 - 前記下流側パーツは、
前記第1及び第2の材料導入路の下端側開口を有する端面と、第2の雄ネジが形成された外周面とを有する下流側パーツ本体部と、
前記第2の雄ネジに対応する第2の雌ネジが形成された内周面と中央部に前記吐出孔が形成された底面とによって構成される凹部を有する吐出部と、
を有し、
前記下流側パーツ本体部と前記吐出部とを前記第2の雄ネジ及び前記第2の雌ネジによって締結した状態において、前記端面と前記凹部の前記底面との間に形成される隙間によって前記合流部が構成される、請求項1又は2に記載のヒータヘッド。 - 熱溶解積層方式の三次元造形装置に搭載されるヒータヘッドであって、
第1の熱可塑性材料が導入される第1の材料導入路と、
第2の熱可塑性材料が導入される第2の材料導入路と、
前記第1及び第2の熱可塑性材料を加熱するためのヒータと、
前記第1の材料導入路と前記第2の材料導入路との合流部と、
前記合流部と連通した一つの孔であり且つ溶融した前記第1及び第2の熱可塑性材料を吐出する吐出孔と、
前記第1及び第2の材料導入路の上流側部分を内部に有する上流側パーツと、
前記第1及び第2の材料導入路の下流側部分と前記合流部と前記吐出孔とを有する下流側パーツと、
前記上流側パーツと前記下流側パーツとを一体的に保持するカバー部材と、
を備え、
前記上流側パーツは、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂及びフェノール樹脂から選ばれる樹脂材料からなり、
前記下流側パーツは、鉄、アルミニウム合金及び銅から選ばれる金属材料からなるヒータヘッド。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のヒータヘッドと、
前記第1及び第2の材料導入路に前記第1及び第2の熱可塑性材料を供給する機構と、
三次元の造形物が積層されるテーブルと、
前記テーブルに対して前記ヒータヘッドを相対的に移動させる機構と、
を備える三次元造形装置。 - 前記吐出孔を中心として前記ヒータヘッドを回転させる機構を更に備える、請求項5に記載の三次元造形装置。
- 請求項5又は6に記載の三次元造形装置を使用した三次元造形物の製造方法であり、
前記第1及び第2の熱可塑性材料を前記第1及び第2の材料導入路に供給する工程と、
前記第1及び第2の熱可塑性材料を加熱する工程と、
前記テーブルに対して前記ヒータヘッドを相対的に移動させながら、溶融した前記第1及び第2の熱可塑性材料を前記吐出させることによって三次元造形物を製作する工程と、
を備える三次元造形物の製造方法。
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