JP6058322B2 - 二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池に関する。
二次電池では、電極サイズが大きくなり、電極積層体の重量が大きくなると、電極積層体の固定が不十分となる虞がある。このとき、振動等による電極積層体の移動に起因して、配線部(リード部材等)と外部接続端子との接続が不十分となったり、配線部または外部接続端子の破断が発生したりする虞がある。従来、これらの虞を低減する技術が知られている。
特許文献1には、ケースと蓄電部との間に、蓄電部の移動を規制する固定部材を設けた構成が開示されている。
特許文献2には、集電端子に電気的に接続されている集電片を板バネとし、この板バネの部分を電極または電極の集電体に圧迫接続する構成が開示されている。
特許文献3には、蓋体による封止の際に、電極部を積層方向に圧縮する方向に加圧する構成が開示されている。
特許文献4には、弾性部材を設置し、端子の接続側面およびケースの部分に応力を発生させ、接続端子のゆれを防止する技術が開示されている。
特許文献5には、集電タブをR形状とすることにより、集電タブが柔軟に変形し破断を防ぐ構成が開示されている。
特許文献6には、蓋部材に固定された正極接続端子および負極接続端子、正極接続端子に固定された正極支持部材、および負極接続端子に固定された負極支持部材により、発電要素を固定することが可能である構成が開示されている。
特開平8−250150号公報(1996年9月27日公開) 特開平6−203823号公報(1994年7月22日公開) 特開2010−87170号公報(2010年4月15日公開) 特開2010−231946号公報(2010年10月14日公開) 特開2011−70918号公報(2011年4月7日公開) 特開2010−231945号公報(2010年10月14日公開)
特許文献1に開示されている技術では、絶縁リングを設けることにより、二次電池を構成する部品の点数が増加するため、二次電池の高コスト化を引き起こすという問題が発生する。
特許文献2に開示されている技術では、集電片を板バネとすることにより、二次電池を構成する部品の点数が増加するため、二次電池の高コスト化を引き起こすという問題が発生する。
特許文献3に開示されている技術のように、電極部を積層方向に圧縮しているだけでは、特に電極部の重量が大きい場合に、電極部を十分強固に固定することができず、二次電池に対する外力に起因して電極部がずれる虞があるという問題が発生する。
特許文献4に開示されている技術では、弾性部材を設けることにより、二次電池を構成する部品の点数が増加するため、二次電池の高コスト化を引き起こすという問題が発生する。
特許文献6に開示されている技術では、正極外部接続端子と、正極接続端子と、正極支持部材とを、互いに独立した部材(別体)で設けている。つまり、特許文献6に開示されている技術では、正極側にて発電要素を固定するために複数の部材が連結したものを用いている。負極外部接続端子と、負極接続端子と、負極支持部材とについても同様である。
従って、特許文献6に開示されている技術では、上記複数の部材同士が連結されている部分において強度が不十分となり、発電要素の固定が不十分となる虞があるという問題が発生する。
特に電極積層体のサイズおよび重量が大きくなる場合、電極積層体の固定が不十分であれば、二次電池に対する外力(二次電池の振動等)に起因して、電極積層体が収容される電池缶内を、電極積層体が移動してしまう。この移動により、二次電池では、外部端子、または電極積層体と外部端子とを電気的に接続する部材(リード等)に非常に大きな力が加わり得ることになるため、好ましくない。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたものであり、その目的は、低コストにより、電極積層体を十分強固に固定することを可能とする二次電池を提供することにある。
本発明の二次電池は、上記の問題を解決するために、正極板と負極板とがセパレータを介して積層されている電極積層体と、上記電極積層体を収容する電池缶と、上記電池缶から引き出された外部引出端子面が設けられた外部接続端子とを備えている二次電池であって、上記外部接続端子は、上記電極積層体における上記積層の方向に対して垂直な方向にある端部を固定する積層体固定面を備えており、上記積層体固定面は、上記外部引出端子面と一体的に成形されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、外部接続端子が単体で、電極積層体における積層の方向に対して垂直な方向にある端部(以下、電極積層体の側面とも称する)を固定することが可能となる。
これにより、二次電池を構成する部品の点数の増加を抑制しつつ、電極積層体を固定することが可能となるので、二次電池の低コスト化が可能となる。また、電極積層体の側面を固定することにより、電極積層体の固定は強固となり、かつ、電極積層体を固定する部分である積層体固定面に、複数の部材同士が連結されている部分を含まないので、電極積層体を十分強固に固定することが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記積層体固定面は、上記端部に沿って設けられているのが好ましい。
上記の構成によれば、積層体固定面の機能を持たせることが容易となる。
また、本発明の二次電池の、上記外部接続端子は、1枚の板を折り曲げて、上記外部引出端子面および上記積層体固定面が構成されているのが好ましい。
上記の構成によれば、積層体固定面と外部引出端子面とを一体的に成形することが容易となる。
また、本発明の二次電池の、上記外部接続端子は、アルミニウムまたは銅からなり、上記アルミニウムまたは銅は、厚さが3mm以上であるのが好ましい。
上記の構成によれば、電極積層体の側面の固定に十分な積層体固定面の強度を得ることが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記外部接続端子は、L字型の断面を有しているのが好ましい。
上記の構成によれば、外部引出端子面を電池缶から引き出しつつ、積層体固定面を形成することが容易となる。
また、本発明の二次電池は、上記L字型の断面に対して垂直な方向において、上記積層体固定面の寸法が、上記外部引出端子面の寸法よりも大きいのが好ましい。
上記の構成によれば、電池缶の内部において、外部接続端子における積層体固定面以外の面については面積を小さくすることができるので、電池缶の内部に電解液を注液する際に、外部接続端子が電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。また、上記の構成によれば、電池缶の外部においても、配線を引き廻す領域を広く確保することが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記外部接続端子は、コの字型の断面を有しているのが好ましい。
上記の構成によれば、外部引出端子面を電池缶から引き出しつつ、積層体固定面を形成することが容易となる。
また、本発明の二次電池は、上記コの字型の断面に対して垂直な方向において、上記積層体固定面の寸法が、上記外部引出端子面の寸法よりも大きいのが好ましい。
上記の構成によれば、電池缶の内部において、外部接続端子における積層体固定面以外の面については面積を小さくすることができるので、電池缶の内部に電解液を注液する際に、外部接続端子が電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。また、上記の構成によれば、電池缶の外部においても、配線を引き廻す領域を広く確保することが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記積層体固定面は、上記電池缶の内部に注液される電解液の流路を有しているのが好ましい。
上記の構成によれば、積層体固定面が電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記積層体固定面は、スリットを備えており、上記スリットは、上記流路であるのが好ましい。
上記の構成によれば、積層体固定面に流路を容易に形成することが可能となる。
また、本発明の二次電池は、上記電極積層体と上記外部接続端子とを電気的に接続する配線部を備えており、上記配線部は、上記外部接続端子に沿うように設けられているのが好ましい。
上記の構成によれば、配線部を積層体固定面に沿わせ、電極積層体および積層体固定面により配線部を挟むことで、配線部も固定することが可能となる。
また、本発明の二次電池は、上記電極積層体、上記外部接続端子、および上記配線部を、上記電池缶に対して絶縁する絶縁部材を備えているのが好ましい。
上記の構成によれば、電極積層体、外部接続端子、および配線部が、電池缶に短絡されることを防ぐことが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記電池缶は、上記電極積層体を入れるための開口を有している容器部と、該容器部の開口を塞ぐ蓋部とを備えており、上記絶縁部材が、上記蓋部と上記容器部の底部とのそれぞれに設けられており、上記電極積層体は、上記蓋部に設けられた絶縁部材により、上記容器部の底部に設けられた絶縁部材に押圧されているのが好ましい。
上記の構成によれば、絶縁部材により、電極積層体の上面および底面(電極積層体における、正極板、負極板、およびセパレータの積層方向にある端部)を固定することが可能となる。
また、本発明の二次電池の、上記電池缶は、上記電極積層体を入れるための開口を有している容器部と、該容器部の開口を塞ぐ蓋部とを備えており、上記絶縁部材が、上記蓋部に設けられており、上記配線部は、上記蓋部に設けられた絶縁部材により、上記外部接続端子に押圧されているのが好ましい。
上記の構成によれば、絶縁部材により、配線部と外部接続端子との電気的接続を確実に行うことが可能となる。
また、本発明の二次電池は、上記外部接続端子を複数備えており、上記電極積層体は、複数の上記外部接続端子の上記積層体固定面によって挟まれて固定されているのが好ましい。
上記の構成によれば、複数の積層体固定面により電極積層体を挟んで、電極積層体を固定するので、電極積層体の固定をさらに強固に行うことが可能となる。
以上のとおり、本発明の二次電池は、正極板と負極板とがセパレータを介して積層されている電極積層体と、上記電極積層体を収容する電池缶と、上記電池缶から引き出された外部引出端子面が設けられた外部接続端子とを備えている二次電池であって、上記外部接続端子は、上記電極積層体における上記積層の方向に対して垂直な方向にある端部を固定する積層体固定面を備えており、上記積層体固定面は、上記外部引出端子面と一体的に成形されている。
従って、低コストにより、電極積層体を十分強固に固定することが可能であるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係る二次電池の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る二次電池における蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。 本発明の一実施の形態に係る二次電池における蓋部の構成を示す上面図である。 電極積層体の構成を具体的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る二次電池の組立における各工程を示す図である。 比較例に係る二次電池の組立における工程を部分的に示す図である。 外部接続端子の第1具体例の構成を示す斜視図である。 図7に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(E)方向のそれぞれから見た図である。 図7に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。 外部接続端子の第2具体例の構成を示す斜視図である。 図10に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(E)方向のそれぞれから見た図である。 図10に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。 図10に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。 外部接続端子の第3具体例の構成を示す斜視図である。 図14に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(C)方向および(E)方向のそれぞれから見た図である。 図14に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。 外部接続端子の第4具体例の構成を示す斜視図である。 図17に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(E)方向のそれぞれから見た図である。 図17に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。 積層体固定面の、変形例の構成を示す斜視図および平面図である。 積層体固定面の、別の変形例の構成を示す斜視図および平面図である。 積層体固定面の、さらに別の変形例の構成を示す斜視図および平面図である。
〔実施の形態1〕
図1は、本実施の形態に係る二次電池の構成を示す断面図である。
図2は、本実施の形態に係る二次電池における蓋部以外の部材の構成を示す上面図であり、図3は、同二次電池における蓋部の構成を示す上面図である。
なお、図2に係る容器部の開口を、図3に示す蓋部により塞いだものが、図1に示す二次電池の構成に相当する。また、図1は、図2および図3のそれぞれに示すA−A´断面における断面図である。
図1に示すリチウムイオン電池(二次電池)100は、積層型のリチウム二次電池であり、後述する正極板2と負極板3とがセパレータ4を介して複数層積層された電極積層体1を備えている。正極板2および負極板3の面積を大きくし、積層数を増やすことにより、リチウム二次電池としての電池容量を大きくすることができる。
リチウムイオン電池100は、平面視矩形とされている。そして、リチウムイオン電池100は、正極板2と負極板3とがセパレータ4を介して複数層積層されている電極積層体1を備えているが、正極板2、負極板3、およびセパレータ4はいずれも、例えば矩形の板状部材である。
電極積層体1は、蓋部11と外装ケース(容器部)12とにより構成された電池缶10に収納されている。換言すれば、電池缶10は、電極積層体1を収容するものである。電池缶10は、外装ケース12から外部接続端子13が引き出されている。さらに、電極積層体1と外部接続端子13とは、リード部材(配線部)5により電気的に接続されている。そして、リチウムイオン電池100の充電および放電は、外部接続端子13を介して行われる。
図4は、電極積層体1の構成を具体的に示す断面図である。
正極板2は、正極集電体2aの両面に、正極活物質からなる正極活物質層2bが形成されたものである。ここで、正極集電体2aとしては、例えばアルミニウム箔を用いることができる。
負極板3は、負極集電体3aの両面に、負極活物質からなる負極活物質層3bが形成されたものである。ここで、負極集電体3aとしては、例えば銅箔を用いることができる。
そして、電極積層体1は、上述したとおり、正極板2と負極板3とがセパレータ4を介して複数層積層されているものである。
なお、正極板2と負極板3との間は、セパレータ4により絶縁されている。しかしながら、電池缶10の内部に充填される電解液(図示しない)を介して、正極板2と負極板3との間での、リチウムイオンの移動が可能となっている。
正極活物質層2bを構成する正極活物質としては、リチウムが含有された酸化物、該酸化物の遷移金属の一部を他の金属元素に置換した化合物等を用いることができる。なお、リチウムが含有された酸化物の一例としては、LiCoO、LiNiO、LiFeO、LiMnO、LiMnが挙げられる。中でも、通常の使用において、正極板2が保有するリチウムの80%以上を電池反応に利用し得る物質を、正極活物質として用いるのが好ましい。これにより、過充電等に対する安全性を向上させることができる。
負極活物質層3bを構成する負極活物質としては、リチウムが含有された物質、またはリチウムの挿入および脱離が可能な物質を用いることができる。特に、高いエネルギー密度を持たせるためには、リチウムの挿入・脱離反応が引き起こされる電位が、金属リチウムの析出・溶解が引き起こされる電位に近いものを用いるのが好ましい。このような物質の典型例として、粒子状の天然黒鉛または人造黒鉛が挙げられる。なお、ここで言う粒子状とは、鱗片状、塊状、繊維状、ウィスカー状、球状、および粉砕粒子状等を含んでいる。
また、正極活物質に加え、導電材、増粘材、および結着材等が含有されていてもよい。同様に、負極活物質に加え、導電材、増粘材、および結着材等が含有されていてもよい。
導電材は、正極板2および負極板3の電池性能に悪影響を及ぼさない電子伝導材料であれば特に限定されない。導電材の一例としては、カーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、グラファイト(天然黒鉛、人造黒鉛)、炭素繊維等の炭素質材料、他にも導電性金属酸化物が挙げられる。
増粘材の一例としては、ポリエチレングリコール類、セルロース類、ポリアクリルアミド類、ポリN−ビニルアミド類、ポリN−ビニルピロリドン類が挙げられる。
結着材は、活物質粒子および導電材粒子を繋ぎとめる役割を果たすものである。結着材の一例としては、フッ素系ポリマー(ポリフッ化ビニリデン、ポリビニルピリジン、ポリテトラフルオロエチレン等)、ポリオレフィン系ポリマー(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、スチレンブタジエンゴムが挙げられる。
セパレータ4としては、微多孔性の高分子フィルムを用いるのが好ましい。具体的に、セパレータ4としては、ナイロン、セルロースアセテート、ニトロセルロース、ポリスルホン、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブテン等の、ポリオレフィン高分子からなるフィルムを用いることができる。
電解液としては、有機電解液を用いるのが好ましい。具体的に、有機電解液の有機溶媒として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、γ―ブチロラクトン等のエステル類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、メトキシエトキシエタン等のエーテル類、さらに、ジメチルスルホキシド、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、ギ酸メチル、酢酸メチル等を用いることができる。なお、これらの有機溶媒は、単独で使用してもよいし、2種類以上を混合して使用してもよい。
さらに、有機溶媒に電解質塩が含まれていてもよい。この電解質塩としては、過塩素酸リチウム(LiClO)、ホウフッ化リチウム、六フッ化リン酸リチウム、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCFSO)、フッ化リチウム、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウム、および四塩化アルミン酸リチウム等のリチウム塩を用いることができる。なお、これらの電解質塩は、単独で使用してもよいし、2種類以上を混合して使用してもよい。
電解質塩の濃度は特に限定されないが、約0.5〜約2.5mol/Lであるのが好ましく、約1.0〜約2.2mol/Lであるのがより好ましい。なお、電解質塩の濃度が約0.5mol/L未満の場合、電解液中においてキャリア濃度が低くなり、電解液の抵抗が高くなる虞がある。一方、電解質塩の濃度が約2.5mol/Lよりも高い場合、塩自体の解離度が低くなり、電解液中のキャリア濃度が上がらない虞がある。
電池缶10は、上述したとおり、蓋部11と外装ケース12とを備えている。電池缶10は例えば、鉄、ニッケルによりメッキされた鉄、ステンレススチール、およびアルミニウムのいずれかにより構成されている。
蓋部11は、外装ケース12に設けられた、電極積層体1を入れるための開口を塞ぐものである。
蓋部11は、図3に示すとおり、2つの注液口14および15を備えている。蓋部11により上記開口を塞いだ状態では、注液口14および/または注液口15から、電池缶10の内部に電解液を注液することができる。
また、蓋部11には、絶縁部材16aが設けられている。絶縁部材16aは、蓋部11により上記開口を塞ぐと、絶縁部材16aが電池缶10の内部の側に位置するように設けられている。絶縁部材16aは、電池缶10(特に蓋部11)と電極積層体1との絶縁を行うために設けられている。絶縁部材16aとしては、絶縁性の合成樹脂を用いることができる。
外装ケース12は、略長方形状の底部(底面)と、この底部から立設するように設けられた4つの側部(側面)とを有する箱状の部材である。換言すれば、外装ケース12は、六面体における5面が部材として設けられている一方、残りの1面が部材として設けられておらず、この残りの1面が外装ケース12の開口となっている。外装ケース12の内部に、電極積層体1が収容されている。
ここで、電極積層体1は、正極板2および正極板2と電気的に接続しているリード部材5を備えており、このリード部材5と電気的に接続する外部接続端子13が、外装ケース12の側部に設けられている。
同様に、電極積層体1は、負極板3および負極板3と電気的に接続しているリード部材5を備えており、このリード部材5と電気的に接続する外部接続端子13が、外装ケース12の側部に設けられている。
このように、リチウムイオン電池100は、リード部材5および外部接続端子13を2つ(複数)備えている。そして、2つのリード部材5は、電極積層体1を挟んで対向するように設けられている。また、2つの外部接続端子13は、電極積層体1ならびに2つのリード部材5を挟んで対向するように設けられており、それぞれ、外装ケース12における対向する2つの側部から引き出されている。
また、外装ケース12は、少なくとも底部を構成する内壁に、好ましくは内壁の略全体に、絶縁部材16bが設けられている。絶縁部材16bは、電池缶10(特に外装ケース12)と外部接続端子13との絶縁、ならびに、電池缶10(特に外装ケース12)とリード部材5との絶縁を行うために設けられている。絶縁部材16bは、絶縁部材16aと同じ材料を用いて構成することができる。
外部接続端子13は、図1に示す例では、図1に示す断面がL字型となるように構成されている。
上記L字型の断面を構成する面であって、外装ケース12の底部に対して平行な面は、外部引出端子面13tであり、外装ケース12の側部から引き出されている。一方、上記L字型の断面を構成する面であって、外装ケース12の底部に対して垂直な面は、積層体固定面13fである。
積層体固定面13fは、電極積層体1における、正極板2、負極板3、およびセパレータ4の積層方向に対して垂直な方向にある端部、すなわち電極積層体1の側面に沿って(略平行となるように)設けられている。積層体固定面13fは、リード部材5を介して電極積層体1を押圧しており、これにより、電極積層体1の側面を固定している。
なおここで、注意すべき点として、リード部材5は、積極的に電極積層体1を固定させる機能を持たせているわけではなく、また、本発明の実施に際して必須の構成要素でもない。つまり、積層体固定面13fは、独立して電極積層体1を固定している構造であり、積層体固定面13fが単独で、電極積層体1の側面を固定することができる。
そして、図1からも明らかであるように、積層体固定面13fは、外部引出端子面13tと一体的に成形されている。
なお、外部接続端子13と電極積層体1との離間距離は、離間されている方向におけるリード部材5の厚みとほぼ同じである必要があり、基本的には、該厚みよりも大きくなることは、電極積層体1の固定の観点から好ましくない。
そして、図1に示すとおり、リチウムイオン電池100は、外部接続端子13を複数備えており、電極積層体1は、複数の外部接続端子13の積層体固定面13fによって挟まれて固定されている。
これにより、複数の積層体固定面13fにより電極積層体1を挟んで、電極積層体1を固定するので、電極積層体1の固定をさらに強固に行うことが可能となる。
また、外部接続端子13は、アルミニウムまたは銅からなる、厚さ3mm以上の1枚の板を折り曲げて、外部引出端子面13tおよび積層体固定面13fが構成されているのが好ましい。これにより、電極積層体1の側面の固定に十分な積層体固定面13fの強度を得ることが可能となる。
その他の外部接続端子13の具体的な構成例については後述する。
電極積層体1の側面にリード部材5を接続し、これを外装ケース12に収容する。リード部材5は、外装ケース12に予め設けた外部接続端子13に沿うように(図1に示す例ではL字型に)設け、外部接続端子13と接続する。その後、蓋部11により外装ケース12の開口を塞ぐ。こうしてリチウムイオン電池100を製造する。
または、電極積層体1の側面にリード部材5を接続し、これを外装ケース12に収容する。リード部材5は、外部接続端子13に沿うように(図1に示す例ではL字型に)設け、外部接続端子13と接続する。その後、外部接続端子13を外装ケース12の所定の部位に固着した後、蓋部11により外装ケース12の開口を塞ぐ。こうしてリチウムイオン電池100を製造する。
すると、蓋部11に設けられた絶縁部材16aと、外装ケース12の底部に設けられた絶縁部材16bとの間に、電極積層体1が挟持される。これにより、電池缶10の内部において、電極積層体1における、正極板2、負極板3、およびセパレータ4の積層方向にある端部、すなわち電極積層体1の上面および底面が固定される。
換言すれば、電極積層体1は、蓋部11に設けられた絶縁部材16aにより、外装ケース12の底部に設けられた絶縁部材16bに押圧されている。これにより、絶縁部材16aおよび16bにより、電極積層体1の上面および底面を固定することが可能となる。
一方、電極積層体1ならびに2つのリード部材5を挟んで対向するように設けられた、2つの外部接続端子13の間に、電極積層体1が挟持される。これにより、電池缶10の内部において、電極積層体1の側面が固定される。またこのとき、リード部材5は、外部接続端子13と電極積層体1との間に挟まれて固定されると共に、絶縁部材16aにより、外部接続端子13に押圧されて固定される。これにより、絶縁部材16aにより、リード部材5と外部接続端子13との電気的接続を確実に行うことが可能となる。
なお、外装ケース12の開口を蓋部11により塞ぐための技術としては、開口の輪郭に相当する外装ケース12の側部の縁に、蓋部11をレーザ溶接等により取り付ける技術等を用いることができる。
また、リード部材5と外部接続端子13とを接続する技術、ならびに、リード部材5と電極積層体1とを接続する技術としては、超音波溶接、レーザ溶接、抵抗溶接等に代表される溶接の他、導電性接着剤を用いた接着等を用いることができる。
以上のとおり、リチウムイオン電池100は、正極板2と負極板3とがセパレータ4を介して積層されている電極積層体1と、電極積層体1を収容する電池缶10と、電池缶10から引き出された外部接続端子13とを備えている。そして、外部接続端子13は、電極積層体1の側面に対して略平行な面である積層体固定面13fを有しており、外部接続端子13は、積層体固定面13fにより、独立して電極積層体1の側面を固定している。
上記の構成によれば、外部接続端子13のみを用いて電極積層体1の側面を固定することが可能となる。
これにより、リチウムイオン電池100を構成する部品の点数の増加を抑制しつつ、電極積層体1を固定することが可能となるので、リチウムイオン電池100の低コスト化が可能となる。また、電極積層体1の側面を固定することにより、電極積層体1の固定は強固になり、かつ、電極積層体1を固定する部分である積層体固定面13fに、複数の部材同士が連結されている部分を含まないので、電極積層体1を十分強固に固定することが可能となる。
また、図1に示すとおり、外部接続端子13は、積層体固定面13fの1辺から立設された積層体固定面13fに対して垂直な1つの面と、積層体固定面13fとにより構成されたL字型の断面を有しているのが好ましい。
これにより、1つの面を電池缶10から引き出しつつ、積層体固定面13fを構成することが可能となる。
また、図1に示すとおり、電極積層体1と外部接続端子13とを電気的に接続するリード部材5は、外部接続端子13に沿うように設けられているのが好ましい。
リード部材5を積層体固定面13fに沿わせ、電極積層体1および積層体固定面13fによりリード部材5を挟むことで、さらにリード部材5を固定することが可能となる。
また、図1に示すとおり、電極積層体1、外部接続端子13、およびリード部材5を、電池缶10に対して絶縁する絶縁部材16aおよび16bを備えているのが好ましい。
これにより、電極積層体1、外部接続端子13、およびリード部材5が、電池缶10に短絡されることを防ぐことが可能となる。
また、図1に示すとおり、絶縁部材16aが蓋部11に、絶縁部材16bが外装ケース12の底部に設けられており、電極積層体1は、絶縁部材16aにより、絶縁部材16bに押圧されているのが好ましい。
これにより、絶縁部材16aおよび16bにより、電極積層体1の上面および底面を固定することが可能となる。
加えて、リード部材5は、絶縁部材16aにより、外部接続端子13に押圧されているのが好ましい。
これにより、絶縁部材16aにより、リード部材5と外部接続端子13との電気的接続を確実に行うことが可能となる。
また、図1に示すとおり、外部接続端子13を複数備えており、電極積層体1は、複数の外部接続端子13の積層体固定面13fによって挟まれて固定されているのが好ましい。
これにより、複数の積層体固定面13fにより電極積層体1を挟んで、電極積層体1を固定するので、電極積層体1の固定をさらに強固に行うことが可能となる。
本発明に係る二次電池では、外部接続端子が、電極積層体の側面と略平行な形状を有し、対向する外部接続端子により配線部および電極積層体を挟持する。配線部は、外部接続端子に沿うように、例えばL字型に固定する。蓋部および容器部の内面は、絶縁部材により絶縁を施し、かつ絶縁部材により電極積層体に圧力を加える構造とする。こうして、外部接続端子を取り付けない容器部の対向する側面は、電極積層体を挟持する形状としてもよい。
〔二次電池を作製する方法の具体例〕
リチウムイオン電池100を作製する方法の具体例について、下記に説明する。
[正極板の作製]
正極活物質層2bとしてのLiFePOと、導電材としてのアセチレンブラックと、結着材としてのポリフッ化ビニリデンとを混合し、溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドンを適宜加えて、各材料を分散させてスラリーを調製した。このスラリーを、正極集電体2aとしてのアルミニウム箔(厚み20μm)の両面上に均一に塗布して乾燥させた後、ロールプレスで圧縮し、所定のサイズで切断して、板状の正極板2を作製した。正極板2は、サイズが140mm×250mmであり、厚みが230μmである。なお、この正極板2を72枚用いる。
[負極板の作製]
負極活物質層3bとしての天然黒鉛と、結着材としてのポリフッ化ビニリデンとを混合し、溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドンを適宜加えて、各材料を分散させてスラリーを調製した。このスラリーを、負極集電体3aとしての銅箔(厚み16μm)の両面上に均一に塗布して乾燥させた後、ロールプレスで圧縮し、所定のサイズで切断して、板状の負極板3を作製した。負極板3は、サイズが142mm×255mmであり、厚みが146μmである。なお、この負極板3を80枚用いる。
[セパレータの作製]
サイズが145mm×255mmであり、厚みが25μmであるポリエチレンフィルムを、160枚作製した。
[非水電解液の作製]
エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)とを30:70の容積比で混合した混合液(溶媒)に、LiPFを1mol/L溶解して、非水電解液を調製した。
[電池缶の作製]
電池缶10を構成する外装ケース12および蓋部11の材料として、ニッケルによりメッキされた鉄板を用いた。また、電池缶10は、厚みが0.8mmであり、短手方向×長手方向×深さ(内寸)が、145mm×320mm×40mmのサイズである。また、ここでは、電池缶10の蓋部11に注液口14および15が設けられた角型リチウム二次電池を作製した。蓋部11は、外装ケース12の縁に対応する部分に対して中央側(すなわち、外装ケース12の縁より内周の部分)が、外装ケース12の縁に対応する部分に対して外側(すなわち、外装ケース12の縁より外周の部分)よりも7mm凹になるように成型した。
[二次電池の組立]
以下、図5を参照して、二次電池の組立について説明する。
正極板2と負極板3とをセパレータ4を介して交互に積層する。これにより、正極板2を9枚、負極板3を10枚、セパレータ4を20枚備えて構成された電極積層体21を作製した(図5の(1)参照)。
作製した電極積層体21における、上記積層の方向に対して垂直な方向にある端部に、リード部材25を、超音波溶接により接続した(図5の(2)参照)。
(2)にて作製した、電極積層体21およびリード部材25の組み合わせを8組作製し、これらを積層した。これにより、サイズが145mm×268mm×36mm(高さ)である積層体を構築した。なお、該積層体を構成する部材による高さ(厚み)の合計は約32mmであり、該積層体に圧力を加えることにより、該積層体の高さは36mmから33mmまで減少した。この積層された8組の電極積層体21を、電極積層体1として用いた(図5の(3)参照)。
後でリード部材25を外部接続端子13に密着させるべく、リード部材25をL字型に曲げ加工を行った。これをリード部材5とした(図5の(4)参照)。
次に、作製したリード部材5を備えた電極積層体1(8組の電極積層体21)を、底部に絶縁部材16bが設けられた外装ケース12に挿入する。そして、リード部材5の位置を外部接続端子13に合わせて所定の位置にて切断した後、リード部材5と外部接続端子13とを抵抗溶接にて接続した。なおこのとき、外装ケース12のサイズは145mm×320mm×40mmであり、蓋部11の凹部分のサイズは7mmであり、対向する2つの外部接続端子13の離間距離は270mmであった(図5の(5)参照)。
外装ケース12の開口を塞ぐように、絶縁部材16aが設けられた蓋部11を外装ケース12の開口に置き、レーザー溶接機にて溶接した(図5の(6)参照)。
以上の各製造工程により、リチウムイオン電池100を作製した。
〔効果の検証:振動試験〕
図5に示す工程により作製されたリチウムイオン電池100と、図6に示す比較例のリチウムイオン電池101とを用いて、振動試験を実施した。
なおここで、図6に示すリチウムイオン電池101は、電極積層体1が外装ケース12と蓋部11とにより挟持されているが、電極積層体1の側面が挟持されておらず、もちろん外部接続端子43によっても挟持されていない。
すなわち、リチウムイオン電池101は、外部接続端子43が積層体固定面13fを有していない平板の部材として設けられている。また、リチウムイオン電池101は、リード部材35が外部接続端子43に沿うように設けられておらず、L字型にもなっていない。参考に、図5の(5)および(6)のそれぞれに対応する、リチウムイオン電池101を作製する工程を、図6の(5)および(6)に示した。
また、上記振動試験として、下記の試験を行った。すなわち、3軸方向(x軸、y軸、z軸)に各3時間45分(計11時間15分)振動させた。より具体的には、それぞれ、周波数5Hz〜200Hz〜5Hzで加速度が1G〜8G〜1Gの変動幅で、1セット15分を15セット(これで3時間45分)行った。
上記振動試験の結果を、下記〔表1〕に示した。
Figure 0006058322
試験の結果、リチウムイオン電池100では、電極積層体1のズレやリード部材5の外れ等の異常は見られなかった。
一方、リチウムイオン電池101では、サンプル電池4個のうち3個にて異常が見られ、そのいずれのサンプル電池においても、電極積層体1のズレ等の異常が見られた。
〔実施の形態2〕
ここからは、積層体固定面13fを有する外部接続端子13の具体例について説明する。
[具体例1]
図7は、外部接続端子の第1具体例の構成を示す斜視図である。
図8は、図7に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(E)方向のそれぞれから見た図である。
図9は、図7に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。
図7に示す外部接続端子131は、外部接続端子13の第1具体例である。
外部接続端子131は、積層体固定面131fを備えている。積層体固定面131fは、長方形の形状を有する面である。
また、外部接続端子131は、積層体固定面131fの1辺から立設された積層体固定面131fに対して垂直な外部引出端子面131tを備えている。外部引出端子面131tは、長方形の形状を有する面である。
そして、外部接続端子131は、外部引出端子面131tと積層体固定面131fとにより構成されたL字型の断面を有している。図8における、図7に示す(A)方向から見た面が、該L字型の断面を示している。
ここで、外部接続端子131は、上記L字型の断面に対して垂直な方向における積層体固定面131fの寸法sfが、該方向における外部引出端子面131tの寸法stよりも大きい。該方向は、図7に示す(A)方向そのものに相当する。
上記の構成によれば、電池缶10の外部において、配線を引き廻す領域を広く確保することが可能となる。また、上記の構成によれば、電池缶10の内部においても、外部接続端子13における積層体固定面13f以外の面については面積を小さくすることができるので、電池缶10の内部に電解液を注液する際に、外部接続端子13が電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。
また、図7に示すとおり、外部接続端子131は、正極用のものがアルミニウムにより構成され、負極用のものが銅により構成される。また、図8の特に、図7に示す(A)方向から見た図に現れているように、外部接続端子131は、厚さが3mmとなっており、これにより、電極積層体1の側面の固定に十分な積層体固定面131fの強度を得ている。
外部接続端子131を用いてリチウムイオン電池(リチウムイオン電池200)を構成すると、図9に示すとおり、外部引出端子面131tを電池缶10の外装ケース12から引き出しつつ、積層体固定面131fを構成することが可能となる。このとき、外部引出端子面131tは、外装ケース12の側部(短辺側を構成する面)から引き出されることになる。
外装ケース12に外部接続端子131が取り付けられた電池缶10に、リード部材5を取り付けた電極積層体1を挿入し、リード部材5を外部接続端子131に溶接し、蓋部11をのせて溶接する。これにより、リチウムイオン電池200を構成することができる。
もちろん、図9に示すリチウムイオン電池200に、絶縁部材16aおよび16b(図1参照)を設けてもよい。
[具体例2]
図10は、外部接続端子の第2具体例の構成を示す斜視図である。
図11は、図10に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(E)方向のそれぞれから見た図である。
図12および図13は、図10に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。
図10に示す外部接続端子132は、外部接続端子13の第2具体例である。
外部接続端子132は、積層体固定面132fを備えている。
積層体固定面132fは、長方形の形状を有する面から、その一部を省いた形状を有する面である。この長方形の形状の一部を省いた部分は、電解液の流路に相当することになる。このため、電池缶10の内部に注液される電解液が、長方形の一部を省いた部分(流路)を流れることができるので、積層体固定面13fが電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。
また、外部接続端子132は、積層体固定面132fの対向する2辺からそれぞれ立設された積層体固定面132fに対して垂直な外部引出端子面132taおよび面132tbを備えている。外部引出端子面132taおよび面132tbはいずれも、長方形の形状を有する面である。
そして、外部接続端子132は、外部引出端子面132taおよび面132tbと、積層体固定面132fとにより構成されたコの字型の断面を有している。図11における、図7に示す(A)方向から見た面が、該コの字型の断面を示している。
ここで、外部接続端子132は、上記コの字型の断面に対して垂直な方向における積層体固定面132fの寸法sfが、該方向における外部引出端子面132taの寸法staよりも大きい。該方向は、図7に示す(A)方向そのものに相当する。
上記の構成によれば、電池缶10の外部において、配線を引き廻す領域を広く確保することが可能となる。また、上記の構成によれば、電池缶10の内部においても、外部接続端子13における積層体固定面13f以外の面については面積を小さくすることができるので、電池缶10の内部に電解液を注液する際に、外部接続端子13が電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。
また、図10に示すとおり、外部接続端子132は、正極用のものがアルミニウムにより構成され、負極用のものが銅により構成される。また、図11の特に、図7に示す(A)方向から見た図に現れているように、外部接続端子132は、厚さが3mmとなっており、これにより、電極積層体1の側面の固定に十分な積層体固定面132fの強度を得ている。
外部接続端子132を用いてリチウムイオン電池(リチウムイオン電池300または400)を構成すると、図12または図13に示すとおりになる。
図12に示す例では、外部引出端子面132taを電池缶10の蓋部11(電池缶10の上側)から引き出しつつ、積層体固定面132fを構成することが可能となる。
蓋部11に外部接続端子132が取り付けられた電池缶10に、リード部材5を取り付けた電極積層体1を挿入し、リード部材5を外部接続端子132に溶接し、蓋部11をのせて溶接する。これにより、リチウムイオン電池300を構成することができる。
また、図13に示す例では、外部引出端子面132taを電池缶10の外装ケース12から引き出しつつ、積層体固定面132fを構成することが可能となる。このとき、外部引出端子面132taは、外装ケース12の底部(下側)から引き出されることになる。
外装ケース12に外部接続端子132が取り付けられた電池缶10に、リード部材5を取り付けた電極積層体1を挿入し、リード部材5を外部接続端子132に溶接し、蓋部11をのせて溶接する。これにより、リチウムイオン電池400を構成することができる。
もちろん、図12に示すリチウムイオン電池300、ならびに、図13に示すリチウムイオン電池400に、絶縁部材16aおよび16b(図1参照)を設けてもよい。
なお、図11中、「43(46)」の表記は、外部接続端子132を図12に示す例に用いる場合は43mmであり、外部接続端子132を図13に示す例に用いる場合は46mmであるということを示している。
[具体例3]
図14は、外部接続端子の第3具体例の構成を示す斜視図である。
図15は、図14に示す外部接続端子(後述する外部接続端子133a)を、図7に示す(A)方向〜(C)方向および(E)方向のそれぞれから見た図である。
図16は、図14に示す外部接続端子を用いた二次電池の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。
図14に示す外部接続端子133aおよび133bはいずれも、外部接続端子13の第3具体例である。
外部接続端子133aは、積層体固定面133fを備えている。積層体固定面133fは、長方形の形状を有する面である。
また、外部接続端子133aは、積層体固定面133fの1辺から立設された積層体固定面133fに対して垂直な外部引出端子面133tを備えている。外部引出端子面133tは、長方形の形状を有する面である。
そして、外部接続端子133aは、外部引出端子面133tと積層体固定面133fとにより構成されたL字型の断面を有している。図15における、図7に示す(A)方向から見た面が、該L字型の断面を示している。
外部接続端子133bは、先に説明した部分に関しては外部接続端子133aと同様の構成を有している。一方、外部接続端子133bは、外部引出端子面133tの延伸方向が、外部接続端子133aと反対となっている。
また、図14に示すとおり、外部接続端子133aおよび133bは、正極用のもの(一方の端子)がアルミニウムにより構成され、負極用のもの(他方の端子)が銅により構成される。また、図15の特に、図7に示す(A)方向から見た図に現れているように、外部接続端子133aおよび133bはいずれも、厚さが3mmとなっており、これにより、電極積層体1の側面の固定に十分な積層体固定面133fの強度を得ている。
外部接続端子133aおよび133bを用いてリチウムイオン電池(リチウムイオン電池500)を構成すると、図16に示すとおり、外部引出端子面133tを電池缶10の外装ケース12から引き出しつつ、積層体固定面133fを構成することが可能となる。このとき、外部引出端子面133tは、外装ケース12の側部(長辺側を構成する面)から引き出されることになる。
外装ケース12に外部接続端子133aが取り付けられた電池缶10に、リード部材5を取り付けた電極積層体1を挿入し、リード部材5を外部接続端子133aに溶接し、蓋部11をのせて溶接する。同様に、外装ケース12に外部接続端子133bが取り付けられた電池缶10に、リード部材5を取り付けた電極積層体1を挿入し、リード部材5を外部接続端子133bに溶接し、蓋部11をのせて溶接する。これにより、リチウムイオン電池500を構成することができる。
但し、リチウムイオン電池500のように、外装ケース12の長辺側から外部接続端子133aおよび133bを取り出す場合、電池缶10の長辺側の長さを変える必要が生じる場合がある。
[具体例4]
図17は、外部接続端子の第4具体例の構成を示す斜視図である。
図18は、図17に示す外部接続端子を、図7に示す(A)方向〜(E)方向のそれぞれから見た図である。
図19は、図17に示す外部接続端子を用いた二次電池(リチウムイオン電池600)の構成を示す断面図、および、蓋部以外の部材の構成を示す上面図である。
図17に示す外部接続端子134は、外部接続端子13の第4具体例である。
外部接続端子134は、外部引出端子面134tと、積層体固定面134fとを備えている。
積層体固定面134fは、長方形の形状を有する面から、その一部を省いた形状を有する面である。この長方形の形状の一部を省いた部分は、電解液の流路に相当することになる。このため、電池缶10の内部に注液される電解液が、長方形の一部を省いた部分(流路)を流れることができるので、積層体固定面13fが電解液の流れを妨げる虞を低減することが可能となる。
このような積層体固定面134fの構成以外については、外部接続端子134は、外部接続端子131と同様の構成を有しているので、それ以上の詳細な説明については省略する。
なお、積層体固定面134fは、より具体的には、長方形の形状を有する面から、その四隅を省いた形状となっているが、他にも、積層体固定面において四角形の一部を省いた形状としては、図20〜図22に示す形状が考えられる。
[変形例]
図20〜図22には、それぞれ、積層体固定面の変形例の構成を示す斜視図および平面図を示している。
図20に示す積層体固定面f1は、長方形の形状を有する面に、計4つのスリット(流路)S1を設けた形状である。4つのスリットS1は、該長方形における対向する2辺に、1辺につき2つずつ設けられている。
図21に示す積層体固定面f2は、長方形の形状を有する面に、計6つのスリット(流路)S2を設けた形状である。6つのスリットS2は、該長方形における1辺に並ぶように設けられている。
図22に示す積層体固定面f3は、長方形の形状を有する面に、計6つのスリット(流路)S3を設けた形状である。6つのスリットS3は、該長方形における対向する2辺に設けられており、一方の辺に4つ、他方の辺に2つが、交互に配置されるように設けられている。
このように、積層体固定面にスリットを設けることにより、積層体固定面に、電解液の流路を容易に形成することが可能となる。
なお、上記積層体固定面のスリットは、L字型の外部接続端子に設けてもよいし、コの字型の外部接続端子に設けてもよい。
〔付記事項〕
本発明に係る二次電池では、外部接続端子が、電極積層体の側面と略平行な形状を有し、対向する外部接続端子により配線部および電極積層体を挟持する。配線部は、外部接続端子に沿うように、例えばL字型に固定する。蓋部および容器部の内面は、絶縁部材により絶縁を施し、かつ絶縁部材により電極積層体に圧力を加える構造とする。こうして、外部接続端子を取り付けない容器部の対向する側面は、電極積層体を挟持する形状としてもよい。
本発明に係る二次電池は、振動によっても接続部分(リード部材等)が外れにくく、不良になりにくいという利点を有する。
また、本発明に係る二次電池は、電極積層体を電池缶の本体に入れる際に、端子間に囲まれた領域に電極積層体を入れるため、電極積層体と電池缶とのアラインメントズレが生じにくいという利点を有する。すなわち、外部接続端子と電極積層体との位置関係にズレが生じにくいため、これらの接続ズレを防止することができる。
さらに、本発明に係る二次電池は、オペレータの作業性が良好であるという効果を奏する。すなわち、ハンドリング時の傾きを気にする必要が無い。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、電極積層体を十分強固に固定することが可能であり、二次電池に利用することができる。
1 電極積層体
2 正極板
3 負極板
4 セパレータ
5 リード部材(配線部)
10 電池缶
11 蓋部
12 外装ケース(容器部)
13 外部接続端子
13f 積層体固定面
13t 外部引出端子面
16aおよび16b 絶縁部材
100 リチウムイオン電池(二次電池)
131 外部接続端子
131f 積層体固定面
131t 外部引出端子面
132 外部接続端子
132f 積層体固定面
132ta 外部引出端子面
133aおよび133b 外部接続端子
133f 積層体固定面
133t 外部引出端子面
134 外部接続端子
134f 積層体固定面
134t 外部引出端子面
200 リチウムイオン電池(二次電池)
300 リチウムイオン電池(二次電池)
400 リチウムイオン電池(二次電池)
500 リチウムイオン電池(二次電池)
600 リチウムイオン電池(二次電池)
S1 スリット(流路)
S2 スリット(流路)
S3 スリット(流路)
f1 積層体固定面
f2 積層体固定面
f3 積層体固定面
sf 寸法(L字型の断面に対して垂直な方向における積層体固定面の寸法)
st 寸法(該方向における外部接続端子の1つの面の寸法)
sta 寸法(該方向における外部接続端子の2つの面のいずれかの寸法)

Claims (13)

  1. 正極板と負極板とがセパレータを介して複数層積層されている電極積層体と、
    上記電極積層体を収容する電池缶と、
    上記電池缶から引き出された外部引出端子面が設けられた外部接続端子とを備えている二次電池であって、
    上記外部接続端子は、上記電極積層体における上記積層の方向に対して垂直な方向にある端部を固定する積層体固定面を備えており、
    上記積層体固定面は、上記外部引出端子面と一体的に成形されており、
    上記外部接続端子は、1枚の板を、上記外部引出端子面と上記積層体固定面との境界で折り曲げて、上記外部引出端子面および上記積層体固定面が構成されており、
    上記電極積層体と上記外部接続端子とを電気的に接続する配線部を備えており、上記配線部は、上記積層体固定面から上記外部引出端子面に亘って、上記外部接続端子に沿うように設けられていることを特徴とする二次電池。
  2. 上記積層体固定面は、上記端部に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  3. 上記外部接続端子は、アルミニウムまたは銅からなり、
    上記アルミニウムまたは銅は、厚さが3mm以上であることを特徴とする請求項に記載の二次電池。
  4. 上記外部接続端子は、L字型の断面を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池。
  5. 上記L字型の断面に対して垂直な方向において、上記積層体固定面の寸法が、上記外部引出端子面の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の二次電池。
  6. 上記外部接続端子は、コの字型の断面を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池。
  7. 上記コの字型の断面に対して垂直な方向において、上記積層体固定面の寸法が、上記外部引出端子面の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の二次電池。
  8. 上記積層体固定面は、上記電池缶の内部に注液される電解液の流路を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池。
  9. 上記積層体固定面は、スリットを備えており、
    上記スリットは、上記流路であることを特徴とする請求項に記載の二次電池。
  10. 上記電極積層体、上記外部接続端子、および上記配線部を、上記電池缶に対して絶縁する絶縁部材を備えていることを特徴とする請求項に記載の二次電池。
  11. 上記電池缶は、上記電極積層体を入れるための開口を有している容器部と、該容器部の開口を塞ぐ蓋部とを備えており、
    上記絶縁部材が、上記蓋部と上記容器部の底部とのそれぞれに設けられており、
    上記電極積層体は、上記蓋部に設けられた絶縁部材により、上記容器部の底部に設けられた絶縁部材に押圧されていることを特徴とする請求項10に記載の二次電池。
  12. 上記電池缶は、上記電極積層体を入れるための開口を有している容器部と、該容器部の開口を塞ぐ蓋部とを備えており、
    上記絶縁部材が、上記蓋部に設けられており、
    上記配線部は、上記蓋部に設けられた絶縁部材により、上記外部接続端子に押圧されていることを特徴とする請求項10に記載の二次電池。
  13. 上記外部接続端子を複数備えており、
    上記電極積層体は、複数の上記外部接続端子の上記積層体固定面によって挟まれて固定されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の二次電池。
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