JP6056728B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は排気浄化触媒を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置に関するものである。
特許文献1には、排気に含まれる窒素酸化物(NOx)の浄化と燃料消費量の低減とを両立させるために、排気浄化触媒に流入する排気の温度が高い場合に、排気に含まれるNOxの量は多くなるものの、燃料消費量が少なくなる運転モードで内燃機関を運転させるようにすることが開示されている。なお、こうした運転モードに移行すると、点火時期や燃料噴射時期、燃料噴射圧力、吸気絞り弁の開度等、様々な制御パラメータが切り替えられる。
排気浄化触媒に流入する排気の温度が高く、排気浄化触媒の温度が高い場合には、排気浄化触媒が効率よくNOxを浄化するため、上記のような運転モードで内燃機関を運転させたとしても、排気浄化触媒を通じて排気に含まれるNOxを浄化することができ、NOxの排出量を増大させずに、燃料消費量を低減させることができる。
特表2010‐519459号公報
ところで、アクセルオフの間は、燃焼が行われない状態で燃焼室を通過した空気が排気浄化触媒に送り込まれるようになるため、アクセルオフが継続されると、温度の低い空気が排気浄化触媒に送り込まれる状態が継続することになる。その結果、排気浄化触媒の温度が活性化温度未満まで低下してしまい、排気浄化触媒が効率よくNOxを浄化する状態であることを条件に実行される上記の運転モードを継続させることができなくなってしてしまう。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、排気浄化触媒が効率よくNOxを浄化する状態であることを条件に実行される燃料消費量の少なくなる運転モードを継続させることのできる内燃機関の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための内燃機関の制御装置は、NOxを浄化する排気浄化触媒に流入する排気の温度が活性化判定温度以上であることを複数の移行条件の1つとして内燃機関の運転モードを通常モードよりもNOxの発生量が多くなる一方で燃料消費量が少なくなる燃費改善モードに移行させる。そして、この内燃機関の制御装置では、排気浄化触媒に流入する排気の温度が活性化判定温度以上であり、且つ排気浄化触媒に流入する排気の温度が活性化判定温度よりも高い基準温度以下であり、且つアクセルオフされているときに吸気絞り弁を閉弁させる触媒保温制御を開始している場合には、内燃機関の運転モードを燃費改善モードに移行させ、排気浄化触媒に流入する排気の温度が活性化判定温度以上であり、且つ内燃機関がアイドリング運転中である場合には、燃料噴射圧、パイロット噴射量及びパイロット噴射時期の変更を行わずに運転モードを燃費改善モードに移行させる
上記の制御装置では、排気浄化触媒に流入する排気の温度が活性化判定温度以上であり、且つ基準温度以下である状態、すなわち、排気浄化触媒が活性化されているものの、その温度があまり高くなく、活性化温度に近い温度域にある状態のときには、触媒保温制御が開始されてから運転モードが燃費改善モードに移行するようになる。そのため、運転モードが燃費改善モードに移行されたあと、アクセルオフに伴って燃焼が行われない状況になったとしても、そのときには触媒保温制御を通じて吸気絞り弁が閉弁された状態になる。したがって、排気浄化触媒に送り込まれる空気の量が低減され、燃焼が行われない状態が継続したとしても排気浄化触媒の温度が低下しにくくなる。これにより、排気浄化触媒の温度が活性化温度以上になっている期間を長くすることができ、燃費改善モードを継続させることができるようになる。
一実施形態としての内燃機関の制御装置と、同制御装置の制御対象である内燃機関との関係、及び同内燃機関の構成を示す概略構成図。 同制御装置が実行する運転モードの移行処理にかかる一連の処理の手順を示すフローチャート。
以下、内燃機関の制御装置を、排気浄化触媒として選択還元触媒を備えた排気浄化装置を具備する車載内燃機関を制御する制御装置に具体化した一実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に、上記の排気浄化装置が適用された車載内燃機関であるディーゼルエンジン(以下、単に「エンジン」という)の構成を示す。
エンジン1には複数の気筒#1〜#4が設けられている。シリンダヘッド2には複数の燃料噴射弁4a〜4dが各気筒#1〜#4に対応して取り付けられている。これら燃料噴射弁4a〜4dは各気筒#1〜#4の燃焼室に燃料を噴射する。また、シリンダヘッド2には新気を気筒内に導入するための吸気ポートと、燃焼ガスを気筒外へ排出するための排気ポート6a〜6dとが各気筒#1〜#4に対応して設けられている。
燃料噴射弁4a〜4dは、高圧燃料を蓄圧するコモンレール9に接続されている。コモンレール9はサプライポンプ10に接続されている。サプライポンプ10は燃料タンク内の燃料を吸入するとともにコモンレール9に高圧燃料を供給する。コモンレール9に供給された高圧燃料は、各燃料噴射弁4a〜4dの開弁時に同燃料噴射弁4a〜4dから気筒内に噴射される。
吸気ポートにはインテークマニホールド7が接続されている。インテークマニホールド7は吸気通路3に接続されている。この吸気通路3内には吸入空気量を調整するための吸気絞り弁16が設けられている。
排気ポート6a〜6dにはエキゾーストマニホールド8が接続されている。エキゾーストマニホールド8は排気通路26に接続されている。
排気通路26の途中には、排気圧を利用して気筒に導入される吸入空気を過給するターボチャージャ11が設けられている。同ターボチャージャ11の吸気側コンプレッサと吸気絞り弁16との間の吸気通路3にはインタークーラ18が設けられている。このインタークーラ18によって、ターボチャージャ11の過給により温度上昇した吸入空気の冷却が図られる。
また、排気通路26の途中にあって、ターボチャージャ11の排気側タービンの排気下流には、排気を浄化する第1浄化部材30が設けられている。この第1浄化部材30の内部には、排気の流れ方向に対して直列に酸化触媒31及びフィルタ32が配設されている。
酸化触媒31には、排気中の炭化水素(HC)を酸化処理する触媒が担持されている。また、フィルタ32は、排気中の粒子状物質(PM)を捕集する部材であって、多孔質のセラミックで構成されている。このフィルタ32には、PMの酸化を促進させるための触媒が担持されており、排気中のPMは、フィルタ32の多孔質の壁を通過する際に捕集される。
また、エキゾーストマニホールド8の集合部近傍には、酸化触媒31やフィルタ32に添加剤として燃料を供給するための燃料添加弁5が設けられている。この燃料添加弁5は、燃料供給管27を介して前記サプライポンプ10に接続されている。なお、燃料添加弁5の配設位置は、排気系にあって第1浄化部材30の上流側であれば適宜変更するも可能である。また、燃料の噴射時期を調整してポスト噴射を行うことにより、酸化触媒31やフィルタ32に添加剤として燃料を供給してもよい。
また、排気通路26の途中にあって、第1浄化部材30の排気下流には、排気を浄化する第2浄化部材40が設けられている。第2浄化部材40の内部には、還元剤を利用して排気中のNOxを還元浄化する排気浄化触媒としての選択還元触媒(以下、SCR触媒という)41が配設されている。
さらに、排気通路26の途中にあって、第2浄化部材40の排気下流には、排気を浄化する第3浄化部材50が設けられている。第3浄化部材50の内部には、排気中のアンモニアを浄化するアンモニア酸化触媒51が配設されている。
エンジン1には、上記SCR触媒41に還元剤を供給する還元剤供給機構としての尿素水供給機構200が設けられている。
尿素水供給機構200は、尿素水を貯留するタンク210、排気通路26内に尿素水を噴射供給する尿素添加弁230、尿素添加弁230とタンク210とを接続する供給通路240、供給通路240に接続されたポンプ220を備えている。また、尿素水供給機構200は、ポンプ220から吐出された尿素水をタンク210に戻すリターン通路や、供給通路240内の尿素水圧力NPを検出する圧力センサも備えている。
図1に示すように、尿素添加弁230は、第1浄化部材30と第2浄化部材40との間の排気通路26に設けられており、その噴射孔はSCR触媒41に向けられている。この尿素添加弁230が開弁されてポンプ220が駆動されると、タンク210から供給通路240を介して尿素添加弁230に尿素水が供給され、排気通路26内に尿素水が噴射供給される。
また、尿素添加弁230とSCR触媒41との間の排気通路26内には、尿素添加弁230から噴射された尿素水を分散させることにより同尿素水の霧化を促進する分散板60が設けられている。
尿素添加弁230から噴射された尿素水は、排気の熱によって加水分解されてアンモニアとなる。そしてこのアンモニアがNOxの還元剤としてSCR触媒41に供給される。SCR触媒41に供給されたアンモニアは、同SCR触媒41に吸蔵されてNOxの還元に利用される。
この他、エンジン1には排気再循環装置(以下、EGR装置という)が備えられている。このEGR装置は、排気の一部を吸入空気に導入することで気筒内の燃焼温度を低下させ、NOxの発生量を低減させる装置である。このEGR装置は、吸気通路3とエキゾーストマニホールド8とを連通するEGR通路13、同EGR通路13に設けられたEGR弁15、及びEGRクーラ14等により構成されている。EGR弁15の開度が調整されることにより排気通路26から吸気通路3に導入される排気再循環量、すなわちEGR量が調量される。また、EGRクーラ14によってEGR通路13内を流れる排気の温度が低下される。
エンジン1には、機関運転状態を検出するための各種センサが取り付けられている。例えば、エアフロメータ19は吸入空気量GAを検出する。絞り弁開度センサ20は吸気絞り弁16の開度を検出する。機関回転速度センサ21はクランクシャフトの回転速度、すなわち機関回転速度NEを検出する。アクセルセンサ22はアクセルペダルの踏み込み量、すなわちアクセル操作量ACCPを検出する。外気温センサ23は、外気温度THoutを検出する。車速センサ24はエンジン1が搭載された車両の車速SPDを検出する。また、エンジン1には、車両の運転者がエンジン1を始動させるときや停止させるときに操作するイグニッションスイッチ25も設けられており、このイグニッションスイッチ25の操作位置によって、機関始動や機関停止が行われる。
また、酸化触媒31の排気上流に設けられた第1排気温度センサ100は、酸化触媒31に流入する前の排気温度である第1排気温度TH1を検出する。差圧センサ110は、フィルタ32の排気上流及び排気下流の排気圧の圧力差ΔPを検出する。第1浄化部材30と第2浄化部材40との間の排気通路26にあって、尿素添加弁230の排気上流には、第2排気温度センサ120及び第1NOxセンサ130が設けられている。第2排気温度センサ120は、SCR触媒41に流入する前の排気温度である第2排気温度TH2を検出する。第1NOxセンサ130は、SCR触媒41に流入する前の排気中のNOx濃度である第1NOx濃度N1を検出する。第3浄化部材50の排気下流の排気通路26には、SCR触媒41で浄化された排気のNOx濃度である第2NOx濃度N2を検出する第2NOxセンサ140が設けられている。
上述した各種センサ等の出力は、制御部を構成する制御装置80に入力される。この制御装置80は、中央処理制御装置(CPU)、各種プログラムやマップ等を予め記憶した読出専用メモリ(ROM)、CPUの演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)、タイマカウンタ、入力インターフェース、出力インターフェース等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成されている。
そして、この制御装置80により、例えば燃料噴射弁4a〜4dや燃料添加弁5の燃料噴射制御、サプライポンプ10の吐出圧力制御、吸気絞り弁16を開閉するアクチュエータ17の駆動量制御、EGR弁15の開度制御等、エンジン1の各種制御が行われる。また、上記フィルタ32に捕集されたPMを燃焼させる再生処理等といった各種の排気浄化制御も同制御装置80によって行われる。
また、制御装置80は、排気浄化制御の1つとして、上記尿素添加弁230による尿素水の添加制御を行う。この添加制御では、エンジン1から排出されるNOxを還元処理するために必要な尿素添加量が機関運転状態等に基づいて算出される。そして、算出された尿素添加量に見合った量の尿素水が尿素添加弁230から噴射されるように、尿素添加弁230の開弁状態が制御される。なお、制御装置80は、尿素添加弁230の開弁時間に基づいて尿素水の実際の噴射量を推定する。また、NOx還元のための尿素水噴射は、SCR触媒41の温度が活性化温度以上になっているときに行われる。
また、制御装置80は、排気に含まれるNOxの還元と燃料消費量の低減とを両立させるために、SCR触媒41に流入する排気の温度である第2排気温度TH2に基づいてエンジン1の運転モードを切り替える。
具体的には、制御装置80は、第2排気温度TH2が、SCR触媒41が活性化していることを判定する基準となる排気温度である活性化判定温度X1以上である場合に、排気に含まれるNOxの量は多くなるものの、燃料消費量が少なくなる燃費改善モードでエンジン1を運転させるようにする。
SCR触媒41に流入する排気の温度が高く、SCR触媒41が活性化している場合には、SCR触媒41が効率よくNOxを還元する。そのため、排気に含まれるNOxの量が多くなる燃費改善モードでエンジン1を運転させたとしても、SCR触媒41を通じて排気に含まれるNOxを還元することができ、NOxの排出量を増大させずに、燃料消費量を低減させることができる。
図2を参照して制御装置80が実行する運転モードの移行処理にかかる一連の処理の手順を説明する。この処理は機関運転中に制御装置80により所定の制御周期で繰り返し実行される。
図2に示すようにこの処理が開始されると、制御装置80はステップS100において燃費改善モードが実行されているか否かを判定する。燃費改善モードが実行されていない場合(ステップS100:NO)、すなわち運転モードが通常モードである場合には処理はステップS110へと進む。
ステップS110において制御装置80は、第2排気温度TH2が活性化判定温度X1以上であるか否かを判定する。なお、活性化判定温度X1は、第2排気温度TH2がこの活性化判定温度X1以上であることに基づいてSCR触媒41が活性化温度以上になっていると推定することができるように、その値の大きさが設定されている。
ステップS110において第2排気温度TH2が活性化判定温度X1未満である旨の判定がなされた場合(ステップS110:NO)には、尿素水噴射を実行することができない状態であるため、制御装置80は運転モードの移行を行わずに、そのままこの処理を一旦終了させる。
一方、ステップS110において第2排気温度TH2が活性化判定温度X1以上である旨の判定がなされた場合(ステップS110:YES)には、尿素水噴射を実行可能な状態であるため、処理はステップS120へと進む。
ステップS120において制御装置80は、減速時もしくはシフトチェンジ時であるか否かを判定する。減速時でもシフトチェンジ時でもない場合には、ステップS120において否定判定がなされ(ステップS120:NO)、処理がステップS130へと進む。
ステップS130では、制御装置80はアイドリング運転中であるか否かを判定する。アイドリング運転中ではない場合には、ステップS130において否定判定がなされ(ステップS130:NO)、処理がステップS140へと進む。
ステップS140では、制御装置80は高速走行中であるか否かを判定する。ここでは制御装置80は、車速SPDが時速140キロメートル以上であるときに高速走行中であると判定する。車速SPDが時速140キロメートル未満であり、ステップS140において否定判定がなされた場合(ステップS140:NO)には、運転モードを移行する条件が成立していないため、制御装置80は運転モードの移行を行わずに、そのままこの処理を一旦終了させる。
一方で、車速SPDが時速140キロメートル以上であり、ステップS140において高速走行中であると判定された場合(ステップS140:YES)には、処理はステップS200へと進む。
ステップS200において制御装置80は、運転モードを燃費改善モードに移行させる。ここで制御装置80は、燃料噴射圧、メイン噴射時期、パイロット噴射時期、パイロット噴射量、アフター噴射量、アフター噴射時期、吸気絞り弁16の開度、目標EGR率、目標新気量、ターボチャージャ11のベーン開度等の制御パラメータを通常モード用の制御パラメータから燃費改善モード用の制御パラメータに切り替える。例えば、制御装置80は、燃料の噴射時期を進角させるとともに、ターボチャージャ11のベーン開度を大きくし、吸気絞り弁16の開度を大きくする。こうして吸気圧力損失及び排気圧力損失を低下させることでポンピングロスを低下させ、燃料消費量を低減する。また、制御装置80は、これとあわせて燃料噴射圧を低下させるとともに、パイロット噴射量、パイロット噴射時期を燃焼圧力が急激に立ち上がらないように調整することにより燃料消費量の低減と、燃焼騒音の改善を同時に図る。ここで、ターボチャージャ11のベーンを開くことにより、過給圧が低下し、新気の量が低下するとともに、燃料噴射圧を低下させることで煙が発生しやすくなるが、制御装置80は、EGR量を低下させるとともにアフター噴射を調整することにより煙の発生も抑制する。
こうしてステップS200を通じて運転モードが燃費改善モードに移行されると、排気に含まれるNOxの量は多くなるものの、燃料消費量が少なくなる燃費改善モードでエンジン1が運転されるようになる。そして、こうして運転モードを燃費改善モードに移行させると、制御装置80はこの処理を一旦終了させる。
これに対して、ステップS130においてアイドリング運転中である旨の判定がなされた場合(ステップS130:YES)には、処理はステップS210へと進む。
ステップS210では、制御装置80は燃焼騒音に対する感度の高い燃料噴射圧、パイロット噴射量及びパイロット噴射時期の変更は行わず、その他の制御パラメータを変更することにより、運転モードを燃費改善モードに移行させる。なお、ここで変更を行わなかった燃料噴射圧、パイロット噴射量及びパイロット噴射時期は、次に減速やシフトチェンジが行われるタイミングで燃費改善モード用の制御パラメータに切り替えられる。こうして運転モードを燃費改善モードに移行させると、制御装置80はこの処理を一旦終了させる。
また、ステップS120において減速時もしくはシフトチェンジ時である旨の判定がなされた場合(ステップS120:YES)には、処理はステップS150へと進む。
ステップS150において制御装置80は、第2排気温度TH2が基準温度X2以下であるか否かを判定する。基準温度X2は活性化判定温度X1よりも高い温度であり、ここでは活性化判定温度X1よりも10℃高い温度に設定されている。
ステップS150において第2排気温度TH2が基準温度X2以下である旨の判定がなされた場合(ステップS:YES)には、処理はステップS160へと進む。そして、制御装置80は、ステップS160において触媒保温制御を開始する。この触媒保温制御は、アクセル操作量ACCPが「0」になったとき、すなわちアクセルオフがなされたときに、吸気絞り弁16を閉弁させるとともにターボチャージャ11のベーン開度を最小にする制御である。ステップS160を通じて触媒保温制御が開始されると、処理はステップS200へと進む。そして制御装置80は上述したように運転モードを燃費改善モードに移行させ、この処理を一旦終了させる。
一方、第2排気温度TH2が基準温度X2よりも高く、ステップS150において否定判定がなされた場合(ステップS:NO)には、ステップS160がスキップされ、処理はステップS200へと進む。すなわち、この場合には、制御装置80は、触媒保温制御を開始せずに、そのまま運転モードを燃費改善モードに移行させてこの処理を一旦終了させる。
運転モードが燃費改善モードに移行された後にこの処理が再び開始されると、燃費改善モードが実行されているか否かを判定するステップS100において肯定判定がなされるようになる。ステップS100において肯定判定がなされると(ステップS100:YES)、処理はステップS220へと進む。
ステップS220において制御装置80は第2排気温度TH2が活性化判定温度X1以上であるか否かを判定する。ステップS220において第2排気温度TH2が活性化判定温度X1以上である旨の判定がなされた場合(ステップS110:YES)には、尿素水噴射を実行可能な状態であるため、制御装置80はそのままこの処理を一旦終了させ、燃費改善モードによる機関運転を継続する。
一方、ステップS220において第2排気温度TH2が活性化判定温度X1未満である旨の判定がなされた場合(ステップS220:NO)には、処理はステップS230へと進む。
ステップS230では、制御装置80は運転モードを通常モードに復帰させるための復帰条件が成立しているか否かを判定する。ここでは、復帰条件として(1)減速時であること、(2)シフトチェンジ時であること、(3)アイドリング運転中であること、(4)高速走行中であることの4つの条件が設定されており、制御装置80は(1)〜(4)のいずれかが成立していれば復帰条件が成立していると判定する。
ステップS230において復帰条件が成立していない旨の判定がなされた場合(ステップS230:NO)には、復帰条件が成立していないため、制御装置80はそのままこの処理を一旦終了させ、燃費改善モードによる機関運転を継続する。
一方、ステップS230において復帰条件が成立している旨の判定がなされた場合(ステップS230:YES)には、処理はステップS300へと進む。
ステップS300において制御装置80は運転モードを燃費改善モードから通常モードに移行させる。すなわち、燃費改善モードに移行する際に変更した制御パラメータを燃費改善モード用の制御パラメータから通常モード用の制御パラメータに切り替える。制御装置80はこうして運転モードを通常モードに移行させると、この処理を一旦終了させる。
次に上記の一連の処理による作用について説明する。
上記の一連の処理によれば、第2排気温度TH2が活性化判定温度X1以上(ステップS110:YES)であること、すなわちSCR触媒41が活性化しており効率よくNOxを還元する状態であることを条件に、運転モードが通常モードから燃費改善モードに移行される(ステップS200)。そのため、排気に含まれるNOxの量は多くなるものの、燃料消費量が少なくなる燃費改善モードでエンジン1を運転させたとしても、SCR触媒41を通じて排気に含まれるNOxを還元することができ、NOxの排出量を増大させずに、燃料消費量を低減させることができるようになる。
そして、上記の一連の処理によれば、減速もしくはシフトチェンジのタイミング(ステップS120:YES)で運転モードが燃費改善モードに移行されるようになる(ステップS200)。また、減速時やシフトチェンジ時でない場合(ステップS120:NO)には、高速走行中(ステップS140)に運転モードが燃費改善モードに移行されるようになる(ステップS200)。また、アイドリング運転中の場合(ステップS130:YES)には、燃焼騒音に対する感度の高い燃料噴射圧、パイロット噴射量及びパイロット噴射時期の変更は行わず、その他の制御パラメータを変更することにより、運転モードが燃費改善モードに移行されるようになる(ステップS210)。さらに、上記の一連の処理によれば、運転モードを燃費改善モードから通常モードに移行させるときにも、上述した(1)〜(4)の4つの条件のいずれかが成立しているとき(ステップS230:YES)に、運転モードが移行されるようになる(ステップS300)。したがって、運転モードの移行に伴う制御パラメータの切り替えによるトルク段差や燃焼騒音の切り替わりによって車両の乗員が違和感を覚えにくいタイミングにおいて運転モードの移行が行われるようになる。また、走行騒音が生じておらず乗員が燃焼騒音の切り替わりによる違和感を覚えやすいアイドリング運転中には燃焼騒音に対する感度の高い制御パラメータの変更は行わず、その他の制御パラメータを変更することにより、運転モードが通常モードから燃費改善モードに移行されるようになる。
ところで、アクセルオフの間は、燃焼が行われない状態で燃焼室を通過した空気がSCR触媒41に送り込まれるようになるため、アクセルオフが継続されると、温度の低い空気がSCR触媒41に送り込まれる状態が継続することになる。その結果、SCR触媒41の温度が活性化温度未満まで低下してしまい、SCR触媒41が効率よくNOxを還元する状態であることを条件に実行される燃費改善モードを継続させることができなくなってしてしまう。
この点について、上記の一連の処理によれば、第2排気温度TH2が活性化判定温度X1以上であり(ステップS110:YES)、且つ基準温度X2以下である(ステップS150:YES)状態のときには、触媒保温制御が開始されてから(ステップS160)運転モードが燃費改善モードに移行されるようになる(ステップS200)。すなわち、SCR触媒41が活性化されているものの、その温度があまり高くなく、活性化温度に近い温度域にある状態のときには、触媒保温制御が開始されてから運転モードが燃費改善モードに移行するようになる。そのため、運転モードが燃費改善モードに移行されたあと、アクセルオフに伴って燃焼が行われない状況になったとしても、そのときには触媒保温制御を通じて吸気絞り弁16が閉弁された状態になる。したがって、SCR触媒41に送り込まれる空気の量が低減され、燃焼が行われない状態が継続したとしてもSCR触媒41の温度が低下しにくくなる。これにより、SCR触媒41の温度が活性化温度以上になっている期間を長くすることができ、燃費改善モードを継続させることができるようになる。
以上説明した実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)上記のように触媒保温制御を通じてSCR触媒41に送り込まれる空気の量が低減されるため、燃焼が行われない状態が継続したとしてもSCR触媒41の温度が低下しにくくなる。これにより、SCR触媒41の温度が活性化温度以上になっている期間を長くすることができ、燃費改善モードを継続させることができるようになる。ひいては、燃料消費量を抑制することができる。
(2)運転モードの移行に伴う制御パラメータの切り替えによるトルク段差や燃焼騒音の切り替わりによって車両の乗員が違和感を覚えにくいタイミングにおいて運転モードの移行が行われるようになるため、運転モードの切り替えに伴って乗員が違和感を覚えることを抑制できる。
(3)走行騒音が生じておらず乗員が燃焼騒音の切り替わりによる違和感を覚えやすいアイドリング運転中には燃焼騒音に対する感度の高い制御パラメータの変更は行わず、その他の制御パラメータを変更することにより、運転モードが通常モードから燃費改善モードに移行される。そのため、運転モードの切り替えに伴って乗員が違和感を覚えることを抑制しつつ、運転モードの移行機会を確保することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・排気浄化装置として、還元剤として尿素水を使用する尿素SCRシステムを例示したが、排気浄化装置の構成は尿素SCRシステムに限らない。NOxを浄化する排気浄化触媒を備える排気浄化装置を備えた内燃機関を制御する制御装置であれば、上記実施形態で開示されている技術的知見を適用することができる。
・ガソリンエンジンを制御する制御装置に上記実施形態で開示されている技術的知見を適用することもできる。
・アイドリング運転中には燃焼騒音に対する感度の高い制御パラメータの変更は行わず、その他の制御パラメータを変更することにより、運転モードを通常モードから燃費改善モードに移行させるようにしていたが、こうした構成は省略してもよい。例えば、アイドリング運転中にもステップS200と同様に、燃焼騒音に対する感度の高い制御パラメータを含めた制御パラメータを変更することにより、運転モードを通常モードから燃費改善モードに移行するようにしてもよい。
・また、運転モードを移行させる条件は適宜変更して実施してもよい。例えば、アイドリング運転中には運転モードの移行を行わず、減速時、シフトチェンジ時、もしくは高速走行中に運転モードを通常モードから燃費改善モードに移行させるようにする構成を採用することもできる。
・上記実施形態で開示した燃費改善モードにおける制御パラメータの変更態様は1つの例であり、燃費改善モードにおける制御パラメータの変更態様は適宜変更することができる。例えば、変更する制御パラメータの種類や各制御パラメータの変更の態様を変更してもよい。
・基準温度X2を活性化判定温度X1よりも10℃高い温度にした例を示したが、基準温度X2は活性化判定温度X1よりも高い温度であればよく、変更して実施することができる。
・時速140キロメートル以上であるときに高速走行中であると判定するようにしたが、高速走行中である旨を判定するための閾値となる車速は適宜変更して実施することができる。
・触媒保温制御において吸気絞り弁16を閉弁させるとともにターボチャージャ11のベーン開度を最小にする構成を例示したが、ターボチャージャ11のベーン開度の制御を省略し、吸気絞り弁16のみを制御するようにしてもよい。触媒保温制御はアクセルオフ時に吸気絞り弁16を閉弁させるものであればよく、ターボチャージャ11のベーン開度に替えて他の制御パラメータを制御するようにしてもよい。
1…エンジン、2…シリンダヘッド、3…吸気通路、4a〜4d…燃料噴射弁、5…燃料添加弁、6a〜6d…排気ポート、7…インテークマニホールド、8…エキゾーストマニホールド、9…コモンレール、10…サプライポンプ、11…ターボチャージャ、13…EGR通路、14…EGRクーラ、15…EGR弁、16…吸気絞り弁、17…アクチュエータ、18…インタークーラ、19…エアフロメータ、20…絞り弁開度センサ、21…機関回転速度センサ、22…アクセルセンサ、23…外気温センサ、24…車速センサ、25…イグニッションスイッチ、26…排気通路、27…燃料供給管、30…第1浄化部材、31…酸化触媒、32…フィルタ、40…第2浄化部材、41…選択還元触媒(SCR触媒)、50…第3浄化部材、51…アンモニア酸化触媒、60…分散板、80…制御装置、100…第1排気温度センサ、110…差圧センサ、120…第2排気温度センサ、130…第1NOxセンサ、140…第2NOxセンサ、200…尿素水供給機構、210…タンク、220…ポンプ、230…尿素添加弁、240…供給通路。

Claims (1)

  1. NOxを浄化する排気浄化触媒に流入する排気の温度が活性化判定温度以上であることを複数の移行条件の1つとして内燃機関の運転モードを通常モードよりもNOxの発生量が多くなる一方で燃料消費量が少なくなる燃費改善モードに移行させる内燃機関の制御装置において、
    前記排気浄化触媒に流入する排気の温度が前記活性化判定温度以上であり、且つ前記排気浄化触媒に流入する排気の温度が前記活性化判定温度よりも高い基準温度以下であり、且つアクセルオフされているときに吸気絞り弁を閉弁させる触媒保温制御を開始している場合には、運転モードを前記燃費改善モードに移行させ
    前記排気浄化触媒に流入する排気の温度が前記活性化判定温度以上であり、且つ内燃機関がアイドリング運転中である場合には、燃料噴射圧、パイロット噴射量及びパイロット噴射時期の変更を行わずに運転モードを前記燃費改善モードに移行させる
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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