JP6051589B2 - 積層ポリエステルフィルム - Google Patents
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Description
内部に空洞を含有するポリエステル層(A)の少なくとも片側に、ポリエステル層(B)が積層された積層ポリエステルフィルムであって、
フィルムの厚み方向の任意の断面において、下記のとおりに定義される形状Pから空洞部分を除いてできる形状の重心を面積中心とし、フィルム全体の厚さを1としたときの、面積中心から近い方のフィルム表面までの距離Xが0.35以上0.48以下であり、
テーバー式剛性度試験機によるフィルムの曲げ角度15度での剛性度が以下の式を満たすことを特徴とする積層ポリエステルフィルム。ここで、形状Pは長方形であって、二組の向かい合う辺のうち、一組の辺がフィルム厚み方向に垂直で、その長さは60μmであり、もう一組の辺がフィルム厚み方向に平行で、その長さはフィルム全体の厚みT(μm)である。
(1)0.15≦ΔS≦0.70
(2)ΔS≦−8X+4
但し、ΔS:剛性の表裏差ΔS=(SB-SA)/((SA+SB)/2)、SB:B層側に曲げたときの剛性度(mN・m)、SA:A層側に曲げたときの剛性度(mN・m)である。
本発明の積層ポリエステルフィルムは、テーバー式剛性度試験機によるフィルムの曲げ角度15度での剛性度が以下の式を満たす必要がある。
(1)ΔS=(SB-SA)/((SA+SB)/2)
(2)0.15≦ΔS≦0.70
(3)ΔS≦−8X+4
但し、ΔS:剛性の表裏差、SB:B層側に曲げたときの剛性度(mN・m)、SA:A層側に曲げたときの剛性度(mN・m)、X:フィルムの厚み方向の任意の断面において、下記のとおりに定義される形状Pから空洞部分を除いてできる形状の重心を面積中心とし、フィルム全体の厚さを1としたときの、面積中心から近い方のフィルム表面までの距離。但し、形状Pは長方形であって、二組の向かい合う辺のうち、一組の辺がフィルム厚み方向に垂直で、その長さは60μmであり、もう一組の辺がフィルム厚み方向に平行で、その長さはフィルム全体の厚みT(μm)である。
ΔSは0.15以上0.70以下である必要がある。ΔSが大きくなることは、支持層であるB層側に曲げたときの剛性が選択的に強くなっていることを意味しており、反射シートとして用いた場合、B層側を筐体側に向けて配することで筐体内での撓みを低減できるため好ましい。反射シートとして用いた場合、ΔSが0.15を下回ると、筐体内での撓みが発生しやすくなり輝度ムラが発生するため好ましくない。また、撓みが発生しないよう、従来技術で行われている方法(特許文献4参照)のように、A層の空洞を減らしたり、B層の厚みを厚くした場合は、反射率を損ねてしまううえ、高比重化によりコストが高くなったりするため好ましくない。輝度ムラ、反射率の観点からΔSはより好ましくは0.30以上、さらに好ましくは0.35以上、もっとも好ましくは0.50以上である。一方、ΔSが0.70を越える、もしくは(2)式を満たさない場合は、反射面であるA層側に曲げたときの剛性が低くなりすぎ、製膜性が悪化したり、バックライトに組み込むために枚葉にして作業する際に折れしわが発生し、輝度ムラとなるため好ましくない。ΔSはより好ましくは0.65以下である。ΔSは、Xおよびカール値を調整することにより、上記範囲に調整することが可能である。
本発明において、積層ポリエステルフィルムの全体の見かけ密度は0.5g/cm3以上0.9g/cm3以下が好ましい。見かけ密度を0.5g/cm3以上とすることで、剛性が高くなり、加工、組み立て時に生じる折れ、筐体の凹凸部による反射シートの撓みによる輝度ムラを抑制でき、また製膜性の点からも好ましい。一方、反射率の観点からは空洞が多いこと、つまり見かけ密度が低いほうが好ましく、見かけ密度は0.9g/cm3以下であることが好ましい。見かけ密度を0.9g/cm3以下とすることは、コストの点からも好ましく、さらに画面の対角寸法が101.6cm以上の大画面バックライト用の反射シートとして用いる場合、反射シートが高重量化しないためバックライトに組み込むために枚葉にして作業する際の作業性(ハンドリング性)の点からも好ましい。
[工程1]ポリエステル樹脂を押出機にて溶融せしめる工程。
[工程2]押出機から溶融樹脂を押出し、未延伸フィルムに形成せしめる工程。
[工程3]未延伸フィルムを少なくとも一方向に延伸する工程。
以下に[工程1][工程2][工程3]を詳細に説明する。
5≦T1−T2≦30
T1:A層側のフィルム表面の温度、T2:B層側のフィルム表面の温度
延伸中のフィルムの両表面の温度に表裏差をつけることで、フィルム表裏での構造にゆがみが生じ、カール値を調整することができる。T1−T2が下限より低いとカール値が小さくなり好ましくなく、さらにT1−T2が0℃未満の場合は縦延伸工程での平面性悪化により以後の製膜工程での製膜性が悪化したり、輝度ムラが発生したりするため好ましくない。一方、上限より高いと、カール値が0.80mmを越えてしまい、バックライトに組み込むために枚葉にして作業する際に折れしわが発生し、輝度ムラとなったり、ポリエステルの結晶化が進んだり、平面性が悪化したりすることで縦延伸以降での製膜安定性が悪化したりするため好ましくない。
この実施形態のバックライトは、透光材からなる導光板1の一側端部に複数の点光源4が配置され、導光板1の光出射面側と反対側に反射板2が設けられた構成となっており、反射板2は匡体3上に載置されている。
〔物性の測定ならびに効果の評価方法〕
本発明の物性値の評価方法ならびに効果の評価方法は次の通りである。
フィルムの厚みは、JIS C2151−2006に準じて測定した。
ミクロトームを用いて厚み方向に潰すことなくフィルムを切断し、切片サンプルを得た。
該切片サンプルの断面を日立製作所製走査型電子顕微鏡(FE-SEM)S-2100A形を用いて、2000倍の倍率で撮像し、撮像から積層厚みを採寸し各層厚みを算出した。
上記(1)のように走査型電子顕微鏡で撮影した断面写真のフィルム面方向の幅60(μm)の領域から、空洞部分のみOHP用透明フィルム上に、油性ペンでトレースしたのち、イメージアナライザーを使用して、油性ペンで塗りつぶされたA層の空洞の占有面積(A)を算出した。得られた占有面積(A)およびA層のフィルム面方向の幅60(μm)の面積を用い、下記の式で計算される値を空洞占有率とする。B層についても同様に、B層の空洞の占有面積(B)を算出し、B層のフィルム面方向の幅60(μm)の面積を用い、下記の式で計算される値を空洞占有率とする。
B層中の空洞占有率=(B)/B層のフィルム面方向の幅60(μm)の面積×100 (%)。
フィルムを100×100mm角に切取り、ダイアルゲージ(三豊製作所製No.2109−10)に、直径10mmの測定子(No.7002)を取り付けたものにて10点の厚みを測定し、厚みの平均値d(μm)を計算する。また、このフィルムを直示天秤にて秤量し、重さw(g)を10−4gの単位まで読み取る。下記の式で計算される値を見かけ密度とする。
見かけ密度=w/d×100 (g/cm3)。
剛性度は、JIS P−8125−2000による曲げ角度15°におけるものであり、テーパー式剛性度試験器TELEDYNE MODEL150−D(NORTH Tonowanda、New York USA製)を使用した。B層側に曲げたときの剛性度、A層側に曲げたときの剛性度をそれぞれ3点測定し、その平均値をそれぞれSB,SAとした。
面積中心とは、フィルム表面に垂直に切断した時のフィルムの断面を上記(1)のように走査型電子顕微鏡で観察した時、フィルム厚み方向に垂直な1組の辺(長さ60μm)とフィルム厚み方向に平行なもう1組の辺(長さT(μm))で形成される長方形の形状Pから空洞部を除いてできる形状の重心であり、Xとは、フィルム全体の厚さを1としたときの、面積中心から近い方のフィルム表面までの距離である。すなわち、Xは必ず0.5以下となる。算出方法としては、まず各層の厚み、空洞占有率よりフィルム厚み方向の断面における空洞部を除いた部分の面積I、面積中心で厚み方向に2分割されたいずれか一方の領域における空洞部を除いた部分の面積IIを算出し、I÷2=IIの方程式を解くことでXを算出した。なお、面積I、面積IIを求める際、フィルム面方向の長さは任意の値で計算して構わないが、以下に説明する算出方法では、面方向の長さ60μmあたりの面積として、面積I、面積IIを計算している。ここで、TA:A層の厚み(μm)、TB:B層の厚み(μm)、TC:C層の厚み(μm)、T:フィルム全体の厚み(μm)、YA:A層の空洞占有率(%)、YB:B層の空洞占有率(%)、YC:C層の空洞占有率(%)である。
空洞占有率の高い層をA層として算出した。空洞占有率はA層の方がB層より高いため、面積中心はB層表面に近い位置に存在するため、B層表面から面積中心までの距離をXという前提で、以下の計算を行った。フィルム厚み方向の断面における空洞部を除いた部分の面積は以下式で計算される。
I(μm2)=60×(TA×(1−YA/100)+TB×(1−YB/100))
一方、面積中心で厚み方向に2分割されたB層側の領域における空洞部を除いた部分の面積は、A層に面積中心があったと仮定すると
II(μm2)=60×((T×X−TB)×(1−YA/100)+TB×(1−YB))
と計算される。IIは、Iの半分となるため、I÷2=IIよりXを得た。面積中心がA層中に存在した場合は、すなわち、得られたXの値が式(TB÷T)より得られる値より大きい場合は、この値をXとした。
II’ (μm2)=60×T×X×(1−YB/100)
と計算される。II’は、Iの半分となるため、I÷2=II’よりXを算出して用いた。
本発明において、3層以上の構成とする場合は、面積中心から近い方の表面に配された層をB層とし、その反対表面に配された層をC層とするが、面積中心に近い面がどちらか不明な場合は、まず、仮にある一方の面をB層と仮決めし、B層側のフィルム表面からの面積中心までの距離をXとして、以下に説明する計算を行うことでXを算出した。得られたXの値が、0.5以下であった場合は、仮決めしたB層を、B層と確定し、得られたXの値を用いた。一方、得られたXの値が0.5を越えた場合は、仮決めしたB層が間違えていたこととなるので、仮決めしたB層とは反対側の表面に配された層をB層と確定し、X’=1−Xにより得られたX’の値をXとして用いた。
I(μm2)=60×(TA×(1−YA/100)+TB×(1−YB/100)+TC×(1−YC/100))
一方、面積中心で厚み方向に2分割されたB層側の領域における空洞部を除いた部分の面積は、A層に面積中心があったと仮定すると
II(μm2)=60×((T×X−TB)×(1−YA/100)+TB×(1−YB))
と計算される。IIは、Iの半分となるため、I÷2=IIよりXを得た。面積中心がA層中に存在した場合は、すなわち、得られたXの値が式(TB÷T)より得られる値より大きく、式((TB+TA)÷T)より得られる値より小さい場合は、この値をXとした。
II’ (μm2)=60×T×X×(1−YB/100)
と計算される。II’は、Iの半分となるため、I÷2=II’よりXを得た。面積中心がA層中に存在した場合は、すなわち、得られたXの値が式(TB÷T)より得られる値より小さい場合は、この値をXとした。
II’ ’ (μm2)=60×T×(1−X)×(1−YC/100)
と計算される。II’ ’は、Iの半分となるため、I÷2=II’ ’よりXを算出して用いた。
2層、3層の場合と同様の考え方で、まず各層の厚み、空洞占有率よりフィルム全体における空洞部を除いた部分の面積I、面積中心で厚み方向に2分割されたいずれか一方の領域における空洞部を除いた部分の面積IIを算出し、I÷2=IIの方程式を解くことでXを算出した。
フィルムを38mm幅×70mm長さの長方形に切り出し、B層が下面となるように平面に置いた。このときのフィルム四隅の浮き上がりを測定して、四隅の値の平均値をカール値(mm)とした。このとき、四隅が浮き上がっていない場合は、フィルムをひっくり返しB層が上面となるようにフィルムを平面に置き、四隅の浮き上がりを測定して、四隅の値の平均値をカール値とした。このとき、B層を下面としたときフィルム四隅が浮き上がった場合のカール値を正の値、B層を上面としたときフィルム四隅が浮き上がった場合のカール値を負の値とした。
延伸中のフィルム表面の温度をキーエンス製非接触温度計IT2−80を用いて、放射率0.95で測定した。測定はフィルムの幅方向の中央、両端の3点について行い、その平均値をフィルム温度とし、A層側のフィルム表面の温度をT1、B層側のフィルム表面の温度をT2とした。
分光光度計((株)島津製作所UV2450)に積分球付属装置((株)島津製作所製ISR2200)を取り付け、硫酸バリウムを標準板とし、標準板を100%としたときの550nmの波長における相対反射率を測定した。
◎:99.5%以上
○:99%以上99.5%未満
△○:98.5%以上99%未満
△:98.5%未満
×:97.0%未満。
Samsung(株)製C7000シリーズで画面の対角寸法が116.8cmのバックライト(厚さ5mmのパターン印刷した導光板と、この導光板の左右二辺に配置された複数のLED光源と、該導光板の光出射面側と反対側に配置された反射板と、この反射板を載置する筐体が配設された液晶ディスプレイ用エッジライト式バックライトで、該筐体の反射板側には相互に略平行に並んだ、上辺部から下辺部まで繋がる4本の凹部とこの凹部と筐体上下辺で仕切られた凸部(高さ7mm)を有し、この筐体凸部の背面側に電子基盤を格納した液晶ディスプレイ用エッジライト式バックライト。)内に張り合わせてある反射フィルムを所定のフィルムサンプルに変更し、点灯させた。なお、このときB層側が筐体側に向けて配されるようにフィルムサンプルを設置した。その状態で1時間待機して光源を安定化させた後、500lxの照明環境下または暗所環境下において目視で輝度ムラとして認識できるものを観察した。さらに、拡散板RM803(住友化学(株)製、厚み2mm)/拡散シートGM3((株)きもと製)2枚を重ねた上で、同様に500lxの照明環境下または暗所環境下において目視で輝度ムラの有無、およびその程度を観察し、下記の基準で輝度ムラを判定し、×を不合格とし、△以上を合格とした。なお、ここでいう輝度ムラとは、反射シートの撓み、しわ、平面性不良によるものである。
◎:優良
(拡散板/拡散シートを重ねても重ねなくても、500lxの照明環境下、暗所環境下ともに輝度ムラは見えない。)
○:良好
(拡散板/拡散シート無しでは、500lxの照明環境下においては、輝度ムラが見えないが、暗所環境下においては、輝度ムラが見える。拡散板/拡散シートを重ねると、500lxの照明環境下、暗所環境下ともに輝度ムラが見えない。)
△○:可
(拡散板/拡散シート無しでは、500lxの照明環境下、暗所環境化ともに輝度ムラが見えるが、拡散板/拡散シートを重ねると、500lxの照明環境下、暗所環境下ともに輝度ムラが見えない。)
△:劣る
(拡散板/拡散シート無しでは、500lxの照明環境下、暗所環境化ともに輝度ムラが見える。拡散板/拡散シートを重ねると、500lxの照明環境下においては、輝度ムラが見えないが、暗所環境下においては、輝度ムラが見える。)
×:非常に劣る
(拡散板/拡散シートを重ねても、重ねなくても500lxの照明環境下、暗所環境下ともに輝度ムラが見える。)。
安定に製膜できるか、下記基準で評価した。×を不合格とし、△以上を合格と判定した。
◎:36時間以上安定に製膜できる。
○:24時間以上安定に製膜できる。
△:12時間以上24時間未満安定に製膜できる。
×:12時間以内に破断が発生し、安定な製膜ができない。
酸成分としてテレフタル酸を、グリコール成分としてエチレングリコールを用い、三酸化アンチモン(重合触媒)を得られるポリエステルペレットに対してアンチモン原子換算で300ppmとなるように添加し、重縮合反応を行い、極限粘度0.63dl/g、カルボキシル末端基量40当量/トンのポリエチレンテレフタレートペレット(PET)を得た。
表1または表2に示すA層用の原料と、B層用の原料を、280℃に加熱された押出機(A)および押出機(B)の2台の押出機にそれぞれ供給し、A層とB層がA層/B層となるような2層フィードブロック装置を使用してTダイ複合口金内に導入、積層してシート状に共押出成形し、溶融押出シートを得た。なお、表1中の略称は以下の意味である。
・PMP:ポリメチルペンテン(三井化学(株)製“TPX”)
・COC:環状オレフィン共重合体(エチレンとノルボルネンの共重合樹脂)(ポリプラスチックス社製“TOPAS”)
・BaSO4:硫酸バリウム(平均粒子径0.5μm)
さらにこのシートを表面温度20℃の冷却ドラムで冷却固化して得た未延伸フィルムを得た。このとき、冷却ドラムの反対面側は、10℃の冷風を風速20m/秒で吹き付け冷却した。つぎにこの未延伸フィルムを85℃に加熱したロール群に導き、2個以上のロールの周速差を利用して長手方向(縦方向)に3.4倍延伸し、25℃のロール群で冷却した。なお、延伸中のA層側フィルム温度TA、B層側フィルム温度TBを表1に記載の温度となるように、A層側、B層側それぞれに設置したラジエーションヒーターにより、その出力を調整しながら延伸中のフィルムを加熱した。続いて、縦延伸したフィルムの両端をクリップで保持しながらテンターに導き120℃に加熱された雰囲気中で長手方向に垂直な方向(横方向)に3.6の倍率で延伸した。その後テンター内で190℃で熱固定を行い、横方向の幅入れを行い、室温まで冷やして空洞含有二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムより任意で10mm×10mmのサンプルを切り出し、ミクロトームを用いて厚み方向に潰すことなくフィルムを切断し、切片サンプルを得た。該切片サンプルの断面をSEMで観察し、得られた画像からXを算出した。なお、観察は2000倍で行い、フィルムの面方向の長さとしては60μmの範囲を観察した。得られたXおよびフィルムのその他の物性は表3または表4のとおりであった。
表1に記載した原料を280℃に加熱された押出機(A)および押出機(B)の2台の押出機にそれぞれ供給し、A層とB層がA層/B層となるような2層フィードブロック装置を使用してTダイ複合口金内に導入、積層してシート状に共押出成形し、溶融押出シートを得た。さらにこのシートを表面温度20℃の冷却ドラムで冷却固化して得た未延伸フィルムを得た。このとき、冷却ドラムの反対面側には冷風は吹き付けなかった。その後、表1に示す条件をとる他は実施例1と同様の方法で縦延伸、横延伸、熱固定、横方向の幅入れを行い、室温まで冷やして空洞含有二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表3のとおりであった。
表1に示すB層用の原料を、280℃に加熱された押出機(B)に、表1に示すA層用の原料を押出機(A)にそれぞれ供給し、3層フィードブロック装置を使用してTダイ複合口金に導入、積層してシート状に共押出成形し、溶融押出シートを得た。この際、押出機(B)のポリマーが中央部に、押出機(A)のポリマーが両表面側になるようにし、さらに複合管内で表裏層の圧力差をつけることにより、表裏表層厚みの異なるB層/A層/B層(C層)からなる積層シートを共押出成形し溶融積層シートを得た。その後、表1に示す条件をとる他は実施例1と同様の方法で白色積層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表3のとおりであった。
表2に示すA層用の原料とB層用の原料を、280℃に加熱された押出機(A)および押出機(B)の2台の押出機にそれぞれ供給し、B層/A層/B層(C層)となるように3層フィードブロック装置を使用してTダイ複合口金に導入、積層してシート状に共押出成形し、溶融押出シートを得た。その後、表1に示す条件をとる他は実施例1と同様の方法で白色積層ポリエステルフィルムを得た。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。Xは0.48を越えており、剛性の表裏差ΔSは0.15未満であり、輝度ムラに非常に劣るものであった。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。カール値が0.80mmを越えており、−8X+4の値を、剛性の表裏差ΔSが越えてしまい、破断が発生し、安定な製膜ができず製膜安定性に劣った。また、得られたフィルムは、バックライトに組み込むために枚葉にして作業する際に折れしわが発生しやすく輝度ムラに非常に劣るものであった。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。カール値が0.80mmを越えており、−8X+4の値を、剛性の表裏差ΔSが越えてしまい、破断が発生し、安定な製膜ができず製膜安定性に劣った。また、得られたフィルムは、バックライトに組み込むために枚葉にして作業する際に折れしわが発生しやすく輝度ムラが発生したが使用可なレベルであった。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。カール値が0.80mmを越えており、ΔSは0.73と高く、また−8X+4の値を越えていた。破断が発生し、安定な製膜ができず製膜安定性に劣り、また、得られたフィルムは、バックライトに組み込むために枚葉にして作業する際に折れしわが発生しやすく輝度ムラに劣るものであった。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。カール値が0.80mmを越えており、ΔSは0.81と高く、破断が発生し、安定な製膜ができず製膜安定性に劣った。また、得られたフィルムは、バックライトに組み込むために枚葉にして作業する際に折れしわが発生しやすく輝度ムラに劣るものであった。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。カール値が−0.70mmとA層側を凸としてカールしており、剛性の表裏差ΔSが0.15未満であった。縦延伸後のフィルムでの平面性が悪化し、破断が発生し、安定な製膜ができず製膜安定性に劣った。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムの物性は表4のとおりであった。A層の空洞占有率が高すぎるためXが0.35未満であり、製膜性に劣るものであった。
表2に記載した原料、条件をとる他は実施例1と同様にして空洞含有フィルムを作製した。得られたフィルムから実施例1と同様にして算出したX、およびその他の物性は表4のとおりであった。A層の空洞占有率が低すぎるためXが0.48を越えており、反射率に非常に劣るものであった。
2 反射板
3 筐体
4 光源
Claims (10)
- 内部に空洞を含有するポリエステル層(A)の少なくとも片側に、ポリエステル層(B)が積層された積層ポリエステルフィルムであって、
フィルムの厚み方向の任意の断面において、下記のとおりに定義される形状Pから空洞部分を除いてできる形状の重心を面積中心とし、フィルム全体の厚さを1としたときの、面積中心から近い方のフィルム表面までの距離Xが0.35以上0.48以下であり、
テーバー式剛性度試験機によるフィルムの曲げ角度15度での剛性度が以下の式を満たすことを特徴とする積層ポリエステルフィルム。ここで、形状Pは長方形であって、二組の向かい合う辺のうち、一組の辺がフィルム厚み方向に垂直で、その長さは60μmであり、もう一組の辺がフィルム厚み方向に平行で、その長さはフィルム全体の厚みT(μm)である。
(1)0.15≦ΔS≦0.70
(2)ΔS≦−8X+4
但し、ΔS:剛性の表裏差ΔS=(SB-SA)/((SA+SB)/2)、SB:B層側に曲げたときの剛性度(mN・m)、SA:A層側に曲げたときの剛性度(mN・m)である。 - 前記面積中心が、A層中に存在することを特徴とする請求項1に記載の積層ポリエステルフィルム。
- 前記剛性の表裏差ΔSが0.30以上0.70以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の積層ポリエステルフィルム。
- フィルムを38mm幅×70mm長さの長方形に切り出した時のカール値が、B層側に凸となる方向を正として、0.25〜0.80mm以下である請求項1〜3いずれかに記載の積層ポリエステルフィルム。
- 前記カール値が、0.30mm以上0.80mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の積層ポリエステルフィルム。
- 少なくとも一方の表面の波長550nmでの相対反射率が97.0%以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層ポリエステルフィルム。
- 以下の工程をその順に含む請求項1〜6のいずれかに記載の積層ポリエステルフィルムの製造方法。
[工程1]ポリエステル樹脂を押出機にて溶融せしめる工程。
[工程2]押出機から溶融樹脂を押出し、未延伸フィルムに形成せしめる工程。
[工程3]未延伸フィルムを少なくとも一方向に延伸する工程であって、延伸中のフィルムの両表面の温度が以下の条件を満たす工程。
5≦T1−T2≦30
T1:層A側のフィルム表面の温度(℃)。
T2:層B側のフィルム表面の温度(℃)。 - 前記[工程2]が、溶融樹脂をシート状に押出し冷却ロール上で冷却して未延伸フィルムを得る工程であって、冷却ロール面とは反対のフィルム表面にエアーを吹きつけて冷却させる工程を有することを特徴とする請求項7に記載の積層ポリエステルフィルムの製造方法。
- 筐体、および、請求項1〜6のいずれかに記載の積層ポリエステルフィルムを有してなる液晶ディスプレイ用エッジライト式バックライトであって、積層ポリエステルフィルムのB層側が筐体側に向けて配されてなる液晶ディスプレイ用エッジライト式バックライト。
- 筐体、および、請求項7または8のいずれかに記載の製造方法を用いて製造した積層ポリエステルフィルムを用いてなる液晶ディスプレイ用エッジライト式バックライトの製造方法であって、積層ポリエステルフィルムのB層側が筐体側に向けて配される液晶ディスプレイ用エッジライト式バックライトの製造方法。
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