JP6051461B1 - 処方箋薬のパッケージングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】処方箋薬局等にて、薬剤師が棚に保管された薬類を探し出し、患者に配給するシステムが一般的に運用されており、患者側から見た場合に待ち時間が長く苦痛であり、一方薬剤師側から見た場合には薬を探す作業や薬情報の入力作業といった機械的な作業が仕事の大半を占め、薬剤師の知識を生かした患者へのきめ細かい健康管理の指導が十分になされていないという不満がある。【解決手段】あらかじめ医薬品メーカーにて想定される処方箋薬のパッケージ化を行い、構成される薬の一点一点に対応した二次元バーコードシールを貼り、同一パッケージごとに専用箱に詰め、それらをメーカーの薬剤師が介在し間違いがないか確認し保証する。専用箱にもバーコードをつけ、該パッケージが種類ごとに箱に保管管理されるため、処方箋薬を患者に配給する際に、薬を一点一点探す必要がなく、処方薬が一挙に揃う。又、バーコードで入力作業も一瞬に行うことができる。【選択図】 図1
Description
本発明は、診療所や総合病院等で処方される薬をパッケージ化し、パッケージ専用箱に保管・管理するシステムに関するものである。
診療所や総合病院等で処方された薬類を院内又は処方箋薬局等にて、
薬剤師が棚に保管された薬類を一点一点探し出し、患者に配給するシステムが一般的に運用されており、患者側から見た場合に待ち時間が長く苦痛であり、一方薬剤師側から見た場合には薬を探す作業や薬情報の入力作業が仕事の大半を占め、薬剤師の知識を生かした患者へのきめ細かい健康管理の指導が十分になされていないという不満がある。
これらの問題を解決するため処方箋薬の配給自動化の提案がされている。
薬剤師が棚に保管された薬類を一点一点探し出し、患者に配給するシステムが一般的に運用されており、患者側から見た場合に待ち時間が長く苦痛であり、一方薬剤師側から見た場合には薬を探す作業や薬情報の入力作業が仕事の大半を占め、薬剤師の知識を生かした患者へのきめ細かい健康管理の指導が十分になされていないという不満がある。
これらの問題を解決するため処方箋薬の配給自動化の提案がされている。
処方箋薬の配給に関して、医師の誤指示を減らし、患者の待ち時間を短くし、又薬剤師の機械的な作業を減らすこと。
処方箋で想定される投与薬を病気の内容、ジェネリックの有無、一般系、漢方系、抗生物質系、また特大、大人、中人、子供、幼児用等に分類細分化し、3日分及び4日分あるいは10日分や28日分等のトータルで数千以上の組み合わせを記号化又は数値化、あるいは暗号化による体系化し、そして用法記載の紙を含めパッケージ化する。該パッケージを構成する薬の一点一点に対応し、色や形状にて外観で識別可能なバーコードシールを該パッケージの表面に貼り、該バーコードの有無や該バーコードから得られる情報によって、該パッケージの構成薬に欠けたものはないか、又薬の内容に間違いがないか確認可能とする。
又、該パッケージをバーコード付きの専用箱に保管し、専用箱単位で保管管理することで、手作業での入出庫やロボット棚による入出向の際にバーコードを読み取ることで、パッケージに間違いがないかの確認や履歴のインプットを可能とする。
又、該パッケージをバーコード付きの専用箱に保管し、専用箱単位で保管管理することで、手作業での入出庫やロボット棚による入出向の際にバーコードを読み取ることで、パッケージに間違いがないかの確認や履歴のインプットを可能とする。
本発明により、医師又は薬剤師は体系化されたパッケージリストから、必要により検索機能を使用して処方箋薬を選択するため間違いが減り、処方箋薬の配給時間が短縮されるため、患者の待ち時間が短縮され、又薬剤師の薬を探す作業や入力作業がなくなり、患者への健康管理指導の説明がより十分にできるようになる。
診察した医師が、必要に応じ検索機能を使用して処方箋薬のパッケージリストから患者が必要とするパッケージを選択するか、従来どおりに処方箋薬を一点一点指示し、その情報をもとに薬剤師がパッケージリストを検索し、パッケージを選択するかして、短時間で患者に渡すことが可能になる。
又パッケージングの際には、該パッケージを構成する薬の一点一点に対応したバーコードの有無や該バーコードから得られる情報によって、該パッケージの構成薬に欠けたものはないか、又薬に間違いがないか確認を実施することにより、パッケージの内容保証が可能となり、従来必要としていた配給時の二重チェックを省略し、配給時の一回の確認のみで処方箋薬の保証が可能となる。
又パッケージングの際には、該パッケージを構成する薬の一点一点に対応したバーコードの有無や該バーコードから得られる情報によって、該パッケージの構成薬に欠けたものはないか、又薬に間違いがないか確認を実施することにより、パッケージの内容保証が可能となり、従来必要としていた配給時の二重チェックを省略し、配給時の一回の確認のみで処方箋薬の保証が可能となる。
図1において、処方箋薬パッケージ1に入れる予定の構成薬を一点一点入れる度に、該構成薬に対応した外観上色又は形状で入れようとしている薬が識別できる二次元バーコードシール2を貼ることで、処方箋パッケージ1への薬投入作業が確実に行われたことが外観上確認できる。又、各二次元バーコード2の情報を読み取ることで、薬のメーカー、薬の品名や効能等の内容を詳細に知ることができる。処方箋パッケージ1に入れられた該構成薬は、折り返し蓋3によって、薬剤師が意図的に取り出さない限り処方箋パッケージ1から、抜け落ちることはない。
図2において、処方箋薬パッケージ1を保管するパッケージ専用箱4を示す。該パッケージ専用箱4は専用箱用二次元バーコード5を有しており、
その情報を読み取ることで、処方箋薬パッケージ1の内容が確認できる。又
専用箱用二次元バーコード5の隣に設定されたパッケージ番号により、該パッケージ専用箱4に入っている処方箋薬パッケージ1の情報が外観的に確認できる。
その情報を読み取ることで、処方箋薬パッケージ1の内容が確認できる。又
専用箱用二次元バーコード5の隣に設定されたパッケージ番号により、該パッケージ専用箱4に入っている処方箋薬パッケージ1の情報が外観的に確認できる。
処方箋薬は間違いがあってはならぬということで、複数の薬を医師が慎重に選択し、薬剤師が二重チェックを行い、患者に渡すようなシステムであったため煩雑であった。本発明により、あらかじめパッケージ化し、体系化することで、供給する薬品メーカーにてパッケージを保証することができ、医師の処方箋薬の設定や入力が楽になり、指定間違いが減少する。また、パッケージのメーカー保証に加えて、薬剤師が一度確認すれば結果的に二重チェックとなり、間違いのない薬が患者に渡され、処方箋薬の投与にかかわる大幅な作業効率のUPと正確性が増すことが必然となる。
これらの内容を製造される機器に例えると分かりやすい、一点一点部品に間違いないか確認しながら組み込むより、いくつかの部品をユニット化し、各ユニットはユニット製造メーカーで保証することで、ユニット組み込み時のチェックや組み込み工数を減らすことができる。
同様に、複数の投与薬をパッケージ化(ユニット化)することで、間違い
(誤組)が減り、作業時間(工数)が大幅削減される。
これらの内容を製造される機器に例えると分かりやすい、一点一点部品に間違いないか確認しながら組み込むより、いくつかの部品をユニット化し、各ユニットはユニット製造メーカーで保証することで、ユニット組み込み時のチェックや組み込み工数を減らすことができる。
同様に、複数の投与薬をパッケージ化(ユニット化)することで、間違い
(誤組)が減り、作業時間(工数)が大幅削減される。
1 処方箋薬パッケージ
2 二次元バーコードシール
3 折り返し蓋
4 パッケージ専用箱
5 専用箱用二次元バーコード
2 二次元バーコードシール
3 折り返し蓋
4 パッケージ専用箱
5 専用箱用二次元バーコード
Claims (1)
- 投薬例による複数の薬を一括してパッケージングしておき、医師の処方箋を該パッケージを指定することで行うシステムにおいて、該パッケージングの構成薬の一点一点に対応し、該薬の種類分の外観で識別可能な色や形状のバーコードシールを該パッケージの表面に貼り、該バーコードシールによってメーカー名、薬品名、製造日付等の情報が読み取れるようにし、さらに該パッケージを保管管理する専用箱にもバーコードシールを貼り、パッケージ内容の情報が読み取れるようにした処方箋薬のパッケージングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016052648A JP6051461B1 (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 処方箋薬のパッケージングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017164306A JP2017164306A (ja) | 2017-09-21 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP6051461B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09182780A (ja) * | 1995-12-29 | 1997-07-15 | Yuyama Seisakusho:Kk | 散薬補給方法 |
JP2002291847A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Sogo Keibi Hosho Co Ltd | 薬剤保管装置および薬剤保管システム |
JP2003526395A (ja) * | 1998-12-10 | 2003-09-09 | スクリプトプロ エルエルシー | ユニット医薬パッケージの自動分配システム |
JP2010231328A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 調剤情報管理システム及び入力端末装置 |
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2016
- 2016-03-16 JP JP2016052648A patent/JP6051461B1/ja not_active Expired - Fee Related
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