JP2003526395A - ユニット医薬パッケージの自動分配システム - Google Patents

ユニット医薬パッケージの自動分配システム

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Abstract

(57)【要約】 予め梱包された医療製品(12)および他の製品の保管および分配用の保管・分配システム(10)。システムは、キャビネット(14)、キャビネットに取り付けられ、各々少なくとも1つの製品を保持するように設計された多数の製品コンベア(16)、キャビネット内に保管される製品を受け取る送り込みコンベア(18)、キャビネットから分配される製品を受け取る送り出しコンベア(20)、キャビネットに製品を保管するため、またはキャビネットから製品を分配するために製品コンベアと、送り込みコンベアおよび送り出しコンベアとの間で製品を運搬するためキャビネット内で移動可能なトランスポータ(22)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、医薬品分配システムの分野に関する。より具体的には、本発明は、
プレパッケージされた薬剤製品および他の製品を自動的に保管し、かつ分配する
ためのシステムに関する。
【0002】 2.従来の技術の説明 薬剤師がその業務において、患者に対して、医薬品の適切な使用および取扱い
について教授する時間は増加し続けている。このことは、助言を受ける患者の医
薬品に関する知識が増加するにつれて、医薬品の適切な使用が減少する傾向を生
じる一方で、薬剤師が医薬品の補充および分配するための時間をより少なくして
いる。 米国特許5,337.919号(本明細書中、以下、919特許と表記)に開
示されているような薬剤師の医薬品の処方および分配を支援する自動医薬品分配
システムが開発されており、薬剤師が患者に助言を与える時間が増加している。
919特許に示されたシステムは、丸薬およびカプセルの形状の医薬品の処方お
よび分配には極めて効果的であるが、より大きなプレパッケージされた医薬品の
分配用に設計されてはいない。多くの地域の薬剤師は、箱および/または瓶にプ
レパッケージされた大量の医薬品を分配しているが、現在、これらの部材を探し
出し、分配するのは人の手で行わなければならず、薬剤師が患者に助言を与える
ための時間が減少している。 人の手でプレパッケージされた医薬品を探し出し、かつ分配することによる他
の問題は、時に発生する人的ミスである。例えば、予め医薬が梱包された多くの
箱は外見上類似しており、その能力や取り扱う医薬の量が相違する場合であって
も、薬剤師は時に、誤った箱を探し出し、かつ分配する。そのような過誤は、製
品を受け取る患者にとって明らかに重大な結果を有する可能性がある。 従って、従来技術の限界を克服する改善された医薬品分配システムに対する需
要が存在している。より具体的には、箱および/または瓶にプレパッケージされ
た医薬品および他の製品を自動的に保管し、かつ分配して、薬剤師が患者に助言
を与えるための時間を増やし、かつ、人の手で製品を分配する場合に生じる人的
ミスが生じることがない医薬分配システムに対する需要が存在している。
【0003】 発明の目的と概要 本発明は、上記の問題点を解決する画期的な医薬分配システムを提供する。よ
り具体的には、本発明は、吸入剤、目薬、チューブに入ったクリーム状の医薬、
経口避妊薬、注射器、パッチ状の医薬、注入可能医薬品、ガーゼ、丸薬、液体、
粉末、クリームまたはカプセルの瓶、トレイ、備品および他の製品のようなプレ
パッケージされた薬剤製品を保管し、分配するように設計された医薬品分配シス
テムを提供する。本発明のシステムは、また、ScriptPro LLC(カ
ンザス州、ミッション)が製造・販売しているSP200医薬品分配システムの
ような自動医薬品分配システムによってプレパッケージされた医薬品の瓶または
薬瓶の保管および分配にも使用することができる。 本発明の医薬分配システムは、概して、キャビネットと、各々少なくとも1つ
の製品を保持するように設計された、キャビネット内に取り付けられる複数の製
品コンベアと、キャビネットの保管される製品を受け取る送り込みコンベアと、
キャビネットから分配される製品を受け取る送り出しコンベアと、キャビネット
に保管される製品を製品コンベアおよび送り込みコンベア間で移動させ、または
キャビネットから分配される製品を製品コンベアおよび送り出しコンベア間で移
動させるためのキャビネット内で移動可能なトランスポータと、ホストコンピュ
ータから受けた命令に応じて、キャビネットから製品を分配するために種々のコ
ンベアおよびトランスポータの動作を制御する制御システムとを含む。
【0004】 制御システムは、キャビネット内の全ての製品およびコンベアのID、位置お
よび状況を記録するデータベースまたは表を管理し、またはこれらにアクセスす
る制御装置を含む。制御装置は、ホストコンピュータからの命令を受けると、命
令を満たす製品をサーチするために、データベースにアクセスし、その後、コン
ベアおよびトランスポータに対して製品を発見するように指示する。制御装置は
、オペレータがキャビネットに保管される製品のバーコードをスキャンし、製品
の分配後に製品の処方ラベルをプリントアウトできるように、バーコードスキャ
ナ、ラベルプリンタ、キーパッドおよびオペレータ用のインターフェーススクリ
ーンを含んでもよい。 本発明の医薬品分配システムは、薬剤師または他のオペレータがプレパッケー
ジされた医薬品を処方し、かつ分配するのに要する時間を著しく削減し、それに
よって、薬剤師が患者に対して助言をする時間を増やす。さらに、本発明のシス
テムは、プレパッケージされた医薬品を人の手で処方し、および分配することに
関連する人的ミスを解消する。 本発明のこれら、および他の重要な特徴については、以下、本明細書でより詳
細に示す。
【0005】 好ましい実施形態の詳細な説明 添付図、特に図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態に従って構成され
た医薬品保管・分配システム10が示されている。箱および/または瓶にプレパ
ッケージされた医薬品のような製品12を保管し、かつ分配するように動作でき
るシステムは、該して、キャビネット14と、少なくとも1つの製品を保持する
ように設計された、キャビネット内に取り付けられる複数の製品コンベア16と
、キャビネット内に製品を輸送するための送り込みコンベア18と、キャビネッ
トから外部に製品を輸送するための送り出しコンベア20と、製品コンベアと、
送り込みコンベアおよび送り出しコンベアとの間で製品を移動させるための、キ
ャビネット内で移動可能なトランスポータ22(図3)と、ホストコンピュータ
26(図18)からのスクリプトに応じてコンベアおよびトランスポータの動作
を制御するための制御システム24とを含む。
【0006】キャビネット より詳細には、キャビネット14は、コンベア16,18およびトランスポー
タ22を含んで保持しており、前部壁28、後部壁30、左側部壁32(図1で
見ると)、右側部壁34および上部壁36を含む。キャビネットは主として鋼製
またはアルミニウム製だが、形状選択上の問題から他の適当な材料から形成して
もよい。キャビネットは所望の高さに持ち上げるため、台座またはベースサポー
ト上に設置してもよく、または床若しくはスラブ上に設置してもよい。 キャビネット14の前部壁28は、好ましくは、キャビネット14内に保管さ
れている製品12を視認でき、また、システムの動作が観察できるようにガラス
製または透明なプラスチック製の4枚の透明パネル38,40,42,44を含
む。最も左側の透明パネル38および最も右側の透明パネル44は、キャビネッ
トの内部へのアクセスを容易にするため、各々キャビネットの左側部壁32およ
び右側部壁34にヒンジで取り付けてもよい。ヒンジで取り付けられたパネルは
、キャビネット内への許可のない入域を防止するため、鍵が与えられていること
が好ましい。
【0007】 図2に最も良く示されているように、キャビネット14の後部壁30は、キャ
ビネットに製品コンベア16を取り付ける際に使用するための、行列に配置され
た一連の取り付けスロット46を含む。後部壁は、また、キャビネットを壁面ま
たはサポートに固定するための取り付け用のハードウェアを含んでもよい。 キャビネット14の左側部壁32には、開口部48が形成されており、送り込
みコンベア18および送り出しコンベア20の左端部はそこを通って外側に伸び
ている。テーブルおよび棚50は、好ましくは、制御システム24のコンポーネ
ントを保持するため、開口部近くの左側部壁に隣接して配置され、薬剤師または
システム10の他のオペレータに作業区域を与える。
【0008】製品コンベア 製品コンベア16は、キャビネット14に保管された製品を保持するために与
えられており、図1および図2に示されるように、キャビネットの後部壁30に
行列配置で取り付けられるように設計されている。各製品コンベアは、少なくと
も1個の製品を保持でき、通常は、その長手方向に沿って数個の製品を保持でき
る。製品コンベアは、各々、キャビネットの後部壁のスロット46のいずれかに
取り付けることができ、異なる作業計画に対応するため、定期的に異なる位置に
移動させることができる。しかし、通常は、製品コンベアは、システム10の製
造時または設置時に予め位置決めされており、仮に実施するとしても、頻繁に位
置の変更を行うことはない。 製品コンベア16は、異なる大きさおよび形状の製品12に適応するようにキ
ャビネット14内で配置することができる。例えば、いくつかの製品コンベアは
、丸薬の瓶のような幅の狭い製品用に個別に取り付けてもよく、その一方で、い
つくかの製品コンベアは、大型の箱のようなより幅の広い製品を収容するため、
一組にまとめてもよく、接続してもよい。同様に、いくつかの製品コンベアは、
比較的背の低い製品を収容するため、他の製品コンベアの直下に取り付けてもよ
く、その一方で、いくつかの製品コンベアは、より背の高い製品を収容するため
、他の製品コンベアの下側により間隔を空けて配置してもよい。
【0009】 製品コンベア16のうちの、通常は1基、時には数基は、在庫の循環にのみ使
用される。これらの製品コンベアは、分配または配置換えが必要な他の製品の前
方にある製品を一次的に保管するために使用される。在庫循環用のコンベアは、
製品の長期の保管には使用することができない。在庫循環用のコンベアの少なく
とも1基は、大型の製品を一次的に保管するため、2倍の幅を持ち、最大の上方
間隔を持たせておくべきである。 図3および図4に最もよく示されているように、各製品コンベア16は、水平
なベース部分と、そこから間隔を空けてぶら下げられた1組のブラケット52,
54とを有するコンベアベース51を含む。コンベアベースは、好ましくは鋼製
である。間隔を空けて配置された1組の縦方向に伸びるローラ56, 58は、コ
ンベアベースに回転できるように取り付けられている。コンベアベルト60は、
水平なベース部分を覆い、その上を移動するように、ローラ上に載せられている
【0010】 各ブラケットは、キャビネット14の後部壁30のスロット46の一つにはめ
込むための突き出たフック62またはタブを含む。各フックの下方に形成された
突き出たショルダ63は、ブラケットがスロットに取り付けられた際に、後部壁
に隣接する。誘導壁64は、製品をコンベアベルトに誘導したり、コンベアベル
トから取り出されるように誘導するため、好ましくは、各製品コンベアの右側の
ブラケットに取り付けられる。 歯車66は、詳しくは以下に示すようにして、コンベアベルト60を駆動する
ため、各製品コンベア16の前部ローラ56に取り付けられる。図3に最もよく
示されているように、より大きな製品を扱う際に製品コンベアを結合させるため
、隣接する製品コンベアの間に接続用の軸継手68を挿入できるように、ローラ
56, 58の端部には穴が開いている。このように一組にまとめた場合、接続さ
れたコンベアのコンベアベルトは単一の歯車66で駆動される。
【0011】 ブリッジ69は、各製品コンベア16の前部に取り付けられる。トランスポー
タ22が製品コンベアから製品を移動させたり、製品コンベアに移動させたりす
る際に、製品コンベア間の間隙を通過する際に、製品が転倒したり、整列されて
いない状態になることを防止するため、ブリッジは、製品コンベア間の空隙の一
部にかかっている。 カム従動子として作用する溝71は、各製品コンベアの右側ブラケット54内
に形成されている。カム従動子として作用する溝は、図4に最もよく示されてい
るいるように、トランスポータが製品コンベアとかみ合った際には、トランポー
タ22上の対応するカム163と接続する。
【0012】送り込みコンベア 送り込みコンベア18は、続いて製品コンベア16上に保管される製品をキャ
ビネット14内に搬入するために与えられている。図1および図2に最もよく示
されているように、送り込みコンベアはキャビネットの左側部壁32と右側部壁
34の間を、キャビネットを横方向に横切って伸びており、左側部壁の開口部4
8を通過して伸びる送り込み部分19を含む。 図8〜19を参照すると、送り込みコンベア18は、コンベアベース(ベルト
72の下側)、 ベースに回転できるように取り付けられた複数のローラ70(1
つのみ図示されている)、ローラ上に載せられたコンベアベルト72を含む。キ
ャビネット14の右側部壁34に最も近くにあるローラ70は、両方向コンベア
モータ76が回転させるベルト74またはチェーンにより駆動される駆動ローラ
として作用する。コンベアモータは制御システム24により制御されており、製
品をキャビネット内に移動させ、またはキャビネットから移動させるため、コン
ベアベルトを前方または後方のいずれかに移動させることができる。コンベアモ
ータは、取り付け板78によって送り込みコンベアの下側に取り付けられている
。コンベアモータおよび/または送り込みコンベアのローラは、好ましくは、コ
ンベアベルトに置かれた製品12の正確な位置を決定するために、コンベアベル
トの位置をモニタするエンコーダと接続されている。
【0013】 図8に示される複数のセンサ79, 80, 82, 84は、送り込みコンベア上
の製品の存在、製品の長さおよび高さを感知するため、送り込みコンベア18の
送り込み部分19の近くに取り付けられている。具体的には、センサ79は、そ
こを通過する送り込みコンベア上の製品の存在を感知し、センサ80、82、8
4はコンベアモータ76に接続する位置エンコーダと連動して、製品の長さおよ
び高さを測定する。製品の長さおよび高さは、制御システム24が製品を配置す
るコンベアを決定するのに使用される。センサは、好ましくは、各々可視光線エ
ミッタと可視光線検知器とを含んだ従来の光学式センサである。 図2に最もよく示される2つの追加センサ86、88は、送り込みコンベアに
載せられた製品12の高さを検知するため、送り込みコンベア18の送り込み部
分19の上方に取り付けられている。具体的には、センサ86は、送り込みコン
ベアの約1インチ上方に取り付けられており、センサ88は送り込みコンベアの
約4インチ上方に取り付けられている。制御システム24は、センサからの入力
に基づいて製品の高さが1インチ未満であるか、1〜4インチであるか、または
4インチ超であるかを計算する。追加の高さセンサは、送り込みコンベアに載せ
られた製品の高さを正確に測定するために使用してもよい。製品の高さは、制御
システム24が、詳しくは以下に示すように、製品を受け入れ可能で、上方間隔
の最も少ない製品コンベアに配置するのに使用される。センサは、好ましくは、
各々光学式エミッタと光学式検知器とを含んだ従来の光学式センサである。
【0014】 図8〜12を再度参照すると、回転可能なラムアセンブリ90は、送り込みコ
ンベア18の右側端部の近くに取り付けられている。ラムアセンブリは、図11
に最もよく示されているように、製品12を送り込みコンベア18からトランス
ポータ22へと押し出すために、送り込みコンベア上を横断して移動することが
可能な、縦方向に伸びるラムプレート92を含む。プレートは、図10に最もよ
く示されているように、対応するモータ96と、ベルト若しくはチェーン98と
によって回転するウォーム歯車またはねじ歯車94と接続し、これらによって駆
動される。 センサ100は、好ましくは、製品12がラムプレートの前方に運ばれた際に
これを検知できるように、ラムプレートの左側近くに配置される。センサ101
は、ラムプレートが図8に示す定位置に戻った時にこれを検知できるように、ラ
ムアセンブリ90に接続している。同じく、センサ103は、ラムプレートが図
11に示す伸張位置に到達した時にこれを検知できるようにラムアセンブリに接
続している。
【0015】送り出しコンベア 送り出しコンベア20は、制御システム24が受けたスクリプトに応じて、ト
ランスポータ22から製品12を受け取り、キャビネット14から製品を搬出す
るために与えられている。図1および図2に最もよく示されているように、送り
出しコンベアはキャビネット14の左側を横断して伸びており、キャビネット1
4の左側部壁32の開口部48を通って伸びる送り出し部分21を含む。送り出
しコンベアは、好ましくは、送り込みコンベア18の下方に配置されるが、形状
選択上の問題から送り込みコンベアの上方に配置してもよい。 図13〜17に示すように、送り出しコンベア20は、概して、コンベア部分
102および台部分104を含む。コンベア部分は、コンベアベース(ベルト1
10の下方)、ベースの端部に回転できるように取り付けられた1組のローラ1
06, 108、およびローラに載せられたコンベアベルト110を含む。最も右
側のローラ106は、コンベアモータ114により回転するベルトまたはチェー
ン112によって駆動される駆動ローラとして作用する。コンベアモータは、好
ましくは、図15に最もよく示されるように、取り付け板116によりコンベア
ベルトの下方に取り付けられる。コンベアベルトおよび/または送り出しコンベ
アのローラは、好ましくは、適切な製品が分配されたことを保証するために、制
御システム24に従って送り出しコンベア上の製品の長さを照合するエンコーダ
と接続されている。
【0016】 台部分104は、コンベア部分102の右側近くに位置し、トランスポータ2
2により運ばれた製品12を最初に受け取るために与えられている。可動式のラ
ムアセンブリ118は、台の近くに取り付けられており、最初に台に載せられた
製品12をコンベアベルト110へと押し出すために、コンベア部分に向かって
台上を縦方向に移動可能な垂直方向に伸びるラムプレート120を含む。ラムプ
レートは、対応するモータと124と、ベルト126若しくはチェーンによって
回転するウォーム歯車若しくはねじ歯車122と接続しており、これらによって
駆動される。図14に最もよく示されるように、くさび形の誘導板121は、製
品がベルト上でラムプレート120に押された際に、製品がコンベアベルト11
0の端から取り出すために、コンベア部分102の右側に配置してもよい。 図15に示されるセンサ123は、ラムプレート120が図13に示す定位置
に戻った際にこれを感知するようにラムアセンブリ118と接続される。同じく
、センサ125は、ラムプレートが図14および図16に示す伸張位置に達した
際にこれを感知するようにラムアセンブリと接続される。
【0017】トランスポータ トランスポータ22は、キャビネットに製品を保管するために製品12を送り
込みコンベア18から製品コンベア16に移動させ、かつキャビネットから製品
を分配するために製品コンベアから送り出しコンベア20へと製品を移動させる
ために与えられている。トランスポータは、キャビネット内に製品を保管し、ま
たはキャビネットから製品を分配するために、送り込み・送り出しコンベアおよ
び製品コンベアにアクセスできるように制御システム24による制御下で、水平
方向および垂直方向のいずれにも移動するX−Y軸駆動アセンブリ126と接続
している。駆動アセンブリは、好ましくは、引用することにより本明細書の一部
をなす米国特許番号5,337,919号に詳細に示されるScriptPro
LLC(カンザス州ミッション)が製造および販売しているSP200医薬品
分配システムに与えられた駆動アセンブリと同じものである。米国特許番号5,
713,487号および5,762,235号の教示もまた、引用することによ
り本明細書の一部をなす。
【0018】 図3〜7に示すように、トランスポータ22は、コンベアベース127、ベー
スの端部に回転できるように取り付けられたローラ128およびノーズバー(n
ose bar)130、ローラおよびノーズバーに載せられたコンベアベルト
132を含む。ローラ128は、対応するスプロケット133と接続しており、
駆動ローラとして作用する。スプロケットは、駆動スプロケット136(スプロ
ケット142の後方)によって駆動されるチェーンまたはベルト134により回
転する。駆動スプロケット136は、トランスポータの底部と接続するモータ1
38により回転する。コンベアベルト132は、トランスポータから製品コンベ
アまたは送り出しコンベア20に製品を押し出すのを助けるための、製品の底部
とかみ合うように配置された外側に伸びる転がり止め140を含む。 ノーズバー130は、少径の軸と、軸の各端部に配置された軸受けを含む。ノ
ーズバーは、図5に最もよく示されるように、トランスポータコンベアと製品ベ
ルトの間のギャップを減らすために、トランスポータコンベア132の端部を可
能な限り製品ベルト16に接近させる。
【0019】 スプロケット142は、トランスポータ22の前面付近に配置されたスプロケ
ット146および対応する軸147によって運ばれるチェーンまたはベルト14
4を回転するためにモータ138の軸と接続している。歯車149は、図6に示
すように、軸の反対側に取り付けられている。歯車149は、製品コンベア16
の端部で歯車66とかみ合うように作用するより大きな歯車148と接続してい
る。歯車148は、トランスポータの端部との関係で伸張または収縮できるよう
にピボット板150に取り付けられている。ベルトまたはチェーン134,14
4は、好ましくは、1組のスプロケット135,145によりテンションが与え
られている。 歯車148およびピボット板150は、収縮した非かみ合い位置(図6)と、
伸張したかみ合い位置(図4)との間を、トランスポータ22に取り付けられた
線形アクチュエータ152により移動することができる。コンベアモータ138
およびアクチュエータは、トランスポータが製品コンベア16の近くに位置する
時に、歯車148が製品コンベア16で歯車66とかみ合うように、その伸張位
置へと外側に回転するよう制御システム24によって制御される。モータ138
は、その後、製品コンベア16のコンベアベルト60とトランスポータ22のコ
ンベアベルト132を駆動するように動作する。トランスポータは、モータの回
転方向により、製品を製品コンベアに輸送するか、またはそこから製品を回収す
る。好ましい態様において、歯車66,146,148は、製品コンベアから取
り出される製品と次の製品との間に分かれ目を設けるために、トランスポータ2
2のコンベアベルト132が製品コンベア16のコンベアベルト60よりもわず
かに速い速度で移動するような大きさである。
【0020】 トランスポータは、また、好ましくは、製品の通過を感知し、製品が通過した
際にはモータ138を停止させるための、コンベアベルト132に上方に伸びる
支持アーム156に取り付けられたセンサ154を含む。図4に示すように、支
持アームは、水平方向に伸びる溝157に移動できるように取り付けられており
、接続リンク155によりプレート150と接続している。そのようにして、線
形アクチュエータ152が歯車148およびプレート150を伸張したかみ合い
位置に移動させた際には、図4に示すように、支持アーム156およびセンサ1
54も線形的に右側に回転する。これにより、センサ154がトランスポータの
コンベアベルト132と製品コンベアのコンベアベルト60の間に配置され、コ
ンベアベルト間を通過する製品を感知する。 トランスポータ22は、また、好ましくは、コンベアベルト132の転がり止
め140の定位置近くに配置され、転がり止めが定位置にある時にこれを感知す
るセンサ151を含む。制御システム24は通常、製品を載せる前に、トランス
ポータ22の転がり止めが定位置に配置されるように機能する。トランスポータ
は、また、好ましくは、線形アクチュエータが歯車148およびプレート150
をそれらの収縮位置(図6)に回転させた際にこれを感知するセンサ159と、
線形アクチュエータが歯車およびプレートをそれらの伸張位置(図4)に回転さ
せた際にこれを感知するための、カム163の近くに取り付けられたセンサ16
1を含む。最後に、トランスポータは、好ましくは、図3に示すように2つの製
品コンベアを接続した際に、2つの隣接する製品コンベア間における接続用の軸
接合器68の存在を検知するセンサ143を含む。
【0021】制御システム 制御システム24は、ホストコンピュータ26からのスクリプトを受け、それ
に応じて、コンベア16,18,20およびトランスポータ22の動作を制御す
る。ホストコンピュータは、Zadall Computer Systems
により提供されるコンピュータのような、調剤自動化プログラムを実行する調剤
コンピュータであってもよい。図18に示すように、制御システムは、該して、
制御装置158またはコンピュータ、バーコードスキャナ160または他の印読
み取り器、キーボード、キーパッド、指紋読み取り器のような入力デバイス16
2、オペレータのインターフェースとして作用するディスプレー164およびラ
ベルプリンタ166を含む。 制御装置158は、制御システムの他のコンポーネントを連絡しており、それ
らの動作を制御する。制御装置はキャビネット14内の全ての製品12のIDと
存在位置、キャビネットに保管されるか、またはキャビネットから分配させる可
能性のある製品の種類、キャビネットに取り付けられた各製品コンベア16の位
置と状況を記録したいくつかのデータベース168または表を管理し、それらに
アクセスする。例えば、制御装置は、キャビネット内に保管されている各製品に
ついての情報を含んだコンベア製品表(Conveyor Product T
able)を管理する。そのようなコンベア製品表の一例を以下に示す。
【0022】 コンベア製品表 ┌──────────────────────┬──────────┐ │コンベア製品ID(制御装置により作成される)│001 │ ├──────────────────────┼──────────┤ │機械コンベアID(機械コンベア表から) │50 │ ├──────────────────────┼──────────┤ │コンベアの位置(送り込み、送り出し、製品) │送り込み │ ├──────────────────────┼──────────┤ │Z序数(端部からの製品の位置) │5 │ ├──────────────────────┼──────────┤ │医薬品パッケージID │0054472831│ │(医薬品パッケージ表から) │ │ ├──────────────────────┼──────────┤ │UOW(作業単位)ID │19287 │ │(医薬品パッケージIDおよびUOW IDは │ │ │ゼロでないか、または両方は設定されない) │ │ ├──────────────────────┼──────────┤ │Cx測定値(X方向の測定値) │100mm │ ├──────────────────────┼──────────┤ │Cy測定値(Y方向の測定値) │50mm │ ├──────────────────────┼──────────┤ │Cz測定値(Z方向の測定値) │75mm │ ├──────────────────────┼──────────┤ │品目番号 │002 │ ├──────────────────────┼──────────┤ │有効期限 │02/02/2000│ ├──────────────────────┼──────────┤ │搬入日 │08/09/1999│ └──────────────────────┴──────────┘
【0023】 全ての製品コンベア16上の各製品12は、コンベア製品表に記入欄を有する
。製品がパッケージの場合、医薬品パッケージIDを有する。製品が瓶またはS
criptPro SP200医薬品分配システムからのプレパックの場合、U
OW(作業単位)IDを有する(SP200はUOW IDを作製する)。 コンベア製品表は、2つの日付の領域、有効期限日および搬入日を含む。これ
らは、オペレータが搬入された製品を有効期限日に排除することを可能にし、シ
ステム内で製品が有効期限を超過することがない。しかし、オペレータは、搬入
日の欄からも製品がどの程度の期間システム内に存在しているか知ることができ
る。
【0024】 3つの欄Cx、CyおよびCzは、製品が送り込みコンベア18でシステム内
に搬入された際にセンサ80、82、84、86および88によって測定される
。これらは、製品が保管される製品コンベア16を決定する際に役立つ。 品目番号の欄は、オペレータが随意に記入する。オペレータがこの欄を空欄に
することを選択し、顧客オプションを“品目を混合する”を選択した場合、シス
テム10は、複数の箱の品目番号を空欄にして手書き用にする。オペレータが顧
客オプションを“品目を混合しない”を選択した場合、1つの箱の品目番号を手
書き用に空欄にする。
【0025】 Z序数は、製品コンベア16、送り込みコンベア18またはトランスポータ2
2上の製品12の位置または奥からの位置を決定する。製品は送り込みコンベア
18上に存在する場合、Z序数は左から右へと増加する。製品が製品コンベア1
6上に存在する場合、Z序数は後ろから前へと増加する。製品がトランスポータ
上に存在する場合、Z序数は、通常、単に製品の存在位置を示す。機械コンベア
IDは、この製品が置かれているか、または置かれる予定の製品コンベアのID
である。製品が送り込みコンベア上にある時、機械コンベアIDは、製品が置か
れる予定のコンベアのIDである。システム内の各製品は、機械コンベアID、
Z序数およびコンベアの位置の単一の組み合わせを有する。これにより、複数の
製品がシステム内の同一の場所に占めることがないことが保証される。 制御装置158もまた、キャビネット12に保管されるか、またはキャビネッ
トから分配される可能性のある各製品12の種類に関する1つの欄を含んだ医薬
品パッケージ表を管理する。オペレータは、キャビネットに搬入される新たな製
品用に新たな欄を表に設けてもよく、または、製造時または設置時に公知な全て
の製品の欄を表に設けてもよい。医薬品パッケージ表の一例を以下に示す。
【0026】 医薬品パッケージ表 ┌─────────┬──────────┐ │製品ID │0054472831│ ├─────────┼──────────┤ │大きさ │100×50×75 │ ├─────────┼──────────┤ │好ましい配置 │なし │ ├─────────┼──────────┤ │デフォルト有効期限│1/01/2001 │ ├─────────┼──────────┤ │種類 │箱 │ └─────────┴──────────┘
【0027】 製品IDおよび大きさの欄は、コンベア製品表の同様の欄と同じ情報を含む。
好ましい配置の欄は、製品が製品コンベアの1つに特定の配置で載せられるよう
に、送り込みコンベアでの製品の好ましい配置を確認するために使用される。デ
フォルト有効期限の欄は、製品の実際の有効期限が入力されない場合に、デフォ
ルト有効期限を示すために使用される。種類の欄は、製品が長方形の箱、楕円形
の瓶、円形の薬瓶または他の形状であることを示す。 制御装置158は、好ましくは、キャビネット14内の各製品コンベア16の
欄を含んだ機械コンベア表を管理する。機械コンベア表の具体例を以下に示す。
【0028】 機械コンベア表 ┌───────────────────────┬─────┐ │コンベアID(制御装置により作成される) │3 │ ├───────────────────────┼─────┤ │行番号 │B │ ├───────────────────────┼─────┤ │列番号 │2 │ ├───────────────────────┼─────┤ │コンベアの幅 │88mm │ ├───────────────────────┼─────┤ │コンベアの高さ(コンベア上方の高さ) │100mm│ ├───────────────────────┼─────┤ │コンベアの種類 │0 │ │(工場における更新状況において │ │ │新しいのか、古いのか) │ │ ├───────────────────────┼─────┤ │属性(保管用、循環用、再配置時に必要なもの) │0 │ └───────────────────────┴─────┘
【0029】 コンベアIDの欄は、特定の製品コンベア16のIDを示す。製品コンベアI
Dは、通常、制御システム24の制御装置158により作成される。行番号およ
び列番号の欄は、キャビネット14内における製品コンベアの位置を示す。コン
ベアの幅の欄は、製品コンベアの幅、すなわち、単一の幅のコンベアか、2倍の
幅のコンベアであるかを示す。コンベアの高さの欄は、各製品コンベア16の上
方の自由空間の量を示す。機械コンベアにおける数値は、通常、設置時に計算さ
れ、機械コンベア表に入力される。 オペレータは、製品コンベア16上に異なる種類の製品12を配置しないこと
を選択することができる。オペレータがこのオプションを選択した場合、システ
ム10は、各製品コンベアに1つの種類の製品のみを保管する。オペレータがこ
のオプションを選択しない場合、各製品コンベアには、異なる医薬品および異な
るパッケージを有する数種の異なる製品を含みうる。ただし、各製品の大きさ(
X方向のみ)の隣接する製品の大きさとの差はD%以上であってはならない(D
は顧客オプションで与えられる)。各製品Z序数は(コンベア製品表中)は、製
品コンベアの後部から降べきの順である。製品コンベアに製品が追加された場合
、新たな製品のZ序数を設けるため、既存の前方に位置する製品のZ序数に1を
加える。
【0030】操作 オペレータは、制御システム24を用いて、システム10の操作に関して、搬
入のみ、保管のみ、分配のみ、保管および分配、搬入および分配、および保守の
操作モードを選択してもよい。オペレータは、制御システム24のディスプレー
164および入力デバイス162で新たな制御スキームを選択することにより、
いつでも操作モードを変更することができる。オペレータが操作モードを変更す
ると、システムは、次のモードを進行する前に、まず最初に現在のモードに関連
する必要な措置を終了させる。 搬入のみのモードにおいて、システム10はキャビネット14に保管される製
品12を受け取り、送り込みコンベア18上に保持する。 分配のみのモードにおいて、システム10は、ホストコンピュータから受けた
スクリプトに応じて製品コンベア16から製品を取り出し、送り出しコンベア2
0に積載する。保管および分配モードにおいて、製品の分配は製品の保管に優先
する。システムは、分配に関するスクリプトを有する場合、スクリプトの全てに
応じて製品の分配を完了させ、その後、 製品を保管する。保管中にスクリプトが
到達した場合、保管を中断し、スクリプトを満たす。 搬入および分配モードにおいて、搬入にはトランスポータ22の使用は必要で
ないため、システムは搬入と分配を同時に行う。保守モードにおいて、オペレー
タは、キャビネット14から製品を選択的に取り出すことができる。搬入、保管
、分配および管理の機能について、以下により詳細に示す。
【0031】搬入 キャビネット14に搬入される製品12は、国家医薬品コード(NDC)、医
薬品識別番号(DIN)、UOW(作業単位)ID(SP200プレパック用)
または他の識別番号で個別に識別しなければならない。識別番号は、好ましくは
、製品にバーコード化されるが、単に製品に印刷してもよい。 製品12をキャビネット14に搬入するため、オペレータは最初にバーコード
スキャナ160でバーコードをスキャンするか、キーボードまたは他の入力デバ
イス162で識別番号を手入力する。製品を最初にスキャンした際に、製品の品
目番号および有効期限がコンベア製品表にコピーされる。品目番号が入力されな
い場合、表には“なし”が入力される。有効期限が入力されない場合、“なし”
またはデフォルト値が入力される。製品の識別番号が一度入力されると、制御装
置は、搬入操作が完了するまで、次に識別番号が入力されることが防止される。
【0032】 オペレータは次に、製品12を送り込みコンベア18に積載し、ディスプレー
164のアイコンを選択するか、キーボード162で制御装置に情報を入力する
ことにより、制御装置158に対して製品の搬入を指示する。オペレータがキャ
ビネット14に製品を搬入する権限を有する者であることを保証するため、制御
システム24は、オペレータに対して、指紋読み取り器に指を乗せるか、または
、PIN番号を入力することを要求してもよい。 送り込みコンベア18は、次に製品を保管するのに適切な大きさの製品コンベ
ア16を選択するため、製品12をセンサ79,80,82,84,86,88
を通過させ、製品の存在、大きさおよび形状を検知させる。スキャンされた製品
のIDが、医薬品パッケージ表のIDと一致しない場合、制御システム24はデ
ィスプレー164に“許可されていない製品”のようなメッセージを表示する。
オペレータは、その後、医薬品パッケージ表を修正して、製品に関する情報を追
加してもよく、または異なる製品の搬入を試みてもよい。 上記の搬入手順は、いずれかの製品を製品コンベア16に保管する前に、数個
の製品12について実施することができる。個々の製品は搬入されると、送り込
みコンベア18は、さらなる製品のための場所を設けるために、図1に示すよう
に右側に進行する。製品を製品コンベアに保管する前に、キャビネット14内に
搬入される製品の数は、送り込みコンベアに置くことができる製品の数によって
のみ制限される。
【0033】保管 製品12の送り込みコンベア18への積載が完了すると、オペレータは、製品
の保管モードを開始してもよい。保管モードにおいて、制御システム24は、最
初に製品が保管される製品コンベア16を識別し、その後、トランスポータ22
およびラムアセンブリ90に対して、送り込みコンベアから製品を取り出し、選
択された製品コンベア16に製品を移動させるように指示する。図19に、製品
が保管される製品コンベアを選択するため、制御システムの制御装置158で実
施されるアルゴリズムまたはプログラムを示す。 制御装置は、適切な製品コンベアを配置するために、最初にステップ900で
コンベア製品表、医薬品パッケージ表および機械表にアクセスする。例えば、制
御装置は、ステップ902に示すように、最初に、製品を積載するのに最も小さ
く、同一のパッケージIDを有する製品のみを含み、保管されている製品が最も
少ない製品コンベアを配置しようとする。 そのような製品コンベアが見つからない場合、プログラムはステップ906に
進行し、製品を積載するのに最も小さく、かつ空の製品コンベアを見つけようと
する。そのような製品コンベアが見つからない場合、プログラムはステップ90
8に進行し、前方に同一のIDを持つ製品が積載された製品コンベアの中で最も
小さく、同一のIDを有する製品が積載されている数が最も多く、かつ積載され
ている製品数が最も少ない製品コンベアを見つけようとする。 そのような製品コンベアが見つからない場合、プログラムはステップ910に
進行し、製品を積載するのに最も小さく、前方に混載可能(mushable)
な同一の属性の製品が存在し、最も互換性のある大きさであって、かつ保管され
ているパッケージ数が最も少ない製品コンベアを発見しようとする。ステップ9
12に進行し、製品を積載できる製品コンベアの中で最小であって、最も互換性
のある大きさであって、かつ積載されているパッケージの数が最も少ない製品コ
ンベアを発見しようとする。
【0034】 上に述べた互換性のある大きさとは、2つの不均衡な製品が互いに重なり合っ
たりすることがない(さもなければ、それらは製品コンベア上で斜めに向いてい
てもよい)大きさである。オペレータは互換性のある大きさを定義することがで
きる。例えば、オペレータは、大きさが25%異なる製品が互いに重なり合わな
いように、不均衡を25%と定義してもよい。 製品コンベア16に製品が保管されたことが確認されると、制御装置158は
、コンベア製品表に製品の欄に追加する。表におけるコンベアIDは、確認され
た製品コンベアのIDに設定される。制御アセンブリは、その後、図19のステ
ップ904に示すように、ラムアセンブリ90およびトランスポータ22に対し
て製品を選択された製品コンベアに移動させるように指示する。 製品の製品コンベアへの移動が完了すると、製品コンベア上での製品の奥から
の位置を示すために、奥からの位置またはZ序数が設定される。コンベア製品表
におけるコンベアの位置の欄は、製品が送り込みコンベア18上にある時は“送
り込み”に設定される。製品がトランスポータ22に移動すると、欄は“移動”
に変更される。製品の製品コンベアへの移動が完了すると、欄は“製品コンベア
”に変更される。 システムが通常の保管の最中に、製品を搬入するコマンドを受けた場合、送り
込みコンベアは、ラムの正面に1つの製品のみが存在するように、製品を左側に
戻す必要がある。
【0035】分配 製品12は、ホストコンピュータ26から制御システム24が受けたスクリプ
トに応じてキャビネット14から分配される。制御装置158は、受けたスクリ
プトを分析して、スクリプトを満たすためにコンベア製品表にアクセスする。 スクリプトを満たすために、製品12を配置するため制御装置158によって
実行されるプログラムまたはアルゴリズムの一例が図20に示されている。プロ
グラムは、最初に、ステップ2000に示されるように、スクリプトを満たすた
めの製品を探すため、コンベア製品表にアクセスする。例えば、制御装置は最初
に、ステップ2002に示されるように、スクリプトを満たし、有効期限が近づ
いている製品を見つけるようにしてもよい。そのような製品が見つかった場合、
制御装置は、最も有効期限が早く、かつ製品コンベアの前部から最も近くにある
製品を、最も幅が狭く、かつ空間の高さの最も低い製品コンベアに配置しようと
する。 有効期限が近づいている製品が見つからない場合、プログラムはステップ20
06に進行し、スクリプトを満たし、かつ製品コンベアの前部にある製品を配置
しようとする。そのような製品が見つからない場合、プログラムは再度ステップ
2004に進行し、上記のようにして製品を配置することを試みる。だが、その
ような製品が見つからない場合、プログラムは、ステップ2008に示すように
、製品コンベア上の最も手前にあり、かつ有効期限が最も早い製品を、最も幅が
狭く、最も高さ間隔が小さく、かつトランスポータから最も近くにある製品コン
ベアに配置することを試みる。
【0036】 制御装置158は、特定のスクリプトを満たすのに必要とされる最小の数の製
品を運搬することを試みる。例えば、スクリプトが特定の製品を50ユニット必
要とし、キャビネット14に製品を各々25ユニット含んだ箱2つと、製品を5
0ユニット含んだ箱1つがある場合、制御装置はトランスポータ22に対して、
25個入りの2つの箱よりも50個入りの1つの箱を回収するように指示する。 制御装置158によって製品が選択されると、制御装置は、オペレータに製品
を配達するために、トランスポータ22に対して、適切な製品コンベア16から
製品を回収して、送り出しコンベア20に製品を移動させるように指示する。オ
ペレータは、その後、適切な製品が分配されたことを保証するため、製品のID
をスキャンするか、または手入力する。制御システム24は、その後、分配され
た製品を示すために表を更新し、製品に関する処方ラベルを印刷する。オペレー
タは、ラベルを製品に貼付し、従来の方法で患者に送付する。
【0037】 システム10は、スクリプトを満たすために必要な製品を回収するために、製
品コンベア16上で製品12を循環させてもよい。例えば、スクリプトを満たす
ために必要な製品が製品コンベアの1つの前部にない場合、システム10は、必
要とされる製品の前方にある全ての製品を循環用に準備されている他の製品コン
ベアに移動することが必要となる。一時的に移動された製品は、その後、所望の
製品を分配した後、元の製品コンベアに戻してもよい。 オペレータは、また、コンベア製品表にアクセスし、有効期限の日付を入力す
ることによってキャビネット内に保管されている製品の有効期限を修正してもよ
い。オペレータは、同様の方法で、表の他の欄を修正することができる。
【0038】保守 保守モードは、オペレータがキャビネット14から選択した製品12を取り出
すことを可能にする。制御システム24は、オペレータが製品コンベア16から
全ての製品を取り出すこと、キャビネット内の全ての製品を取り出すこと、有効
期限に達した製品のみを取り出すこと、搬入日がある特定の日付以前の全ての製
品を取り出すことを可能にする。 制御システムの制御装置158は、取り出される製品を決定し、トランスポー
タ22に対して全ての指定された製品を送り出しコンベア20に配置するよう指
示する。制御システムのディスプレー164は、取り出しプロセスが始まる前に
、取り出すことが必要な製品を示してもよい。 本発明は、添付する図面に示される好ましい形態を参照して示されているが、
均等物も実施してもよく、また、請求項に列挙した発明の範囲から外れることな
く置換を実施してもよい。例えば、本発明の好ましい保管・分配システム10は
、別個の送り込みコンベアと送り出しコンベアを含むが、2つのコンベアの機能
を単独の両方向送り込み/送り出しコンベアアセンブリで実施してもよい。また
は、送り込みコンベアおよび送り出しコンベアは全くなくてもよく、製品を手作
業で製品コンベアに配置してもよい。同様に、製品コンベア16、送り込みコン
ベア18および送り出しコンベア20を含むシステム10の種々のコンベアは、
キャビネット内で製品を保持し、移動するように動作する同等の機構に置換して
もよい。さらに、本発明のシステムは、具体的には、薬剤製品の保管および分配
に有用であるが、他の製品および部材の保管および分配に使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい態様で構築された医薬分配システムの透視図であ
る。
【図2】 切断した部分がある図1のシステムの正面図である。
【図3】 図2のシステムの線3−3に沿って取り出したトランスポータおよ
び2つの製品コンベアの部分断面図である。
【図4】 図3のシステムの線4−4に沿って取り出した側面図であり、製品
コンベアの1つとトランスポータのかみ合いを示している。
【図5】 図3のシステムの線5−5に沿って取り出した断面図であり、トラ
ンスポータと製品コンベアのかみ合いを示している。
【図6】 トランスポータが製品コンベアに対して、後方に配置されている点
以外は、図4に類似のトランスポータの側面図である。
【図7】 トランスポータが後方の位置に配置されている以外は図5に類似の
トランスポータの切断図である。
【図8】 送り込みコンベアおよびトランスポータの部分平面図であり、トラ
ンスポータが送り込みコンベアから製品を受け取る位置で示されている。
【図9】 図8の線9−9に沿って取り出した送り込みコンベアの後部部分図
である。
【図10】 図8の線10−10に沿って取り出した送り込みコンベアの部分
端面図である。
【図11】 送り込みコンベアの部分平面図であり、送り込みコンベアからト
ランスポータへの製品の受け渡しを示している。
【図12】 送り込みコンベアからトランスポータへの製品の受け渡しを示す
図10に類似する送り込みコンベアの端面図である。
【図13】 図2の線13−13に沿って取り出した送り出しコンベアの端面
図であり、トランスポータから送り出しコンベアの台部分への製品の受け渡しを
示している。
【図14】 送り出しコンベアの部分平面図であり、製品の送り出しコンベア
ベルトへの受け渡しが示されている。
【図15】 図13の線15−15に沿った送り出しコンベアの後面図である
【図16】 製品が送り出しコンベアベルトに受け渡された後の状態が示され
ている以外は、図15に類似の送り出しコンベアの後面図である。
【図17】 送り出しコンベアの図14の線17−17に沿って取り出した切
断部分のある部分端面図である。
【図18】 制御システムの構成要素の略図である。
【図19】 キャビネット内に製品が保管されている時に、制御システムで実
施された特定のステップを示すフロー図である。
【図20】 キャビネットからの製品の分配時に、制御システムで実施された
特定のステップを示すフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L C,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 グエラ ローレンス イー. アメリカ合衆国 66205 カンザス州 ロ ーランド パーク ナール 5729 (72)発明者 クデラ キース ダブリュ. アメリカ合衆国 66203 カンザス州 メ リアン ダブリュ. 56 ティー エイチ テラス 9925 (72)発明者 レオナルド ローナルド エー. アメリカ合衆国 64078 ミズーリ州 ペ キュリア エス. カリージ レーン 20020 (72)発明者 マサリ ハミッド アメリカ合衆国 66224 カンザス州 リ ーウッド ミードウ 13800 (72)発明者 マクドナルド デイヴィド エム. アメリカ合衆国 66106 カンザス州 カ ンザス シティ シャウニー ドライブ 4516 (72)発明者 スタインバッチ フレッド ティー. アメリカ合衆国 66062 カンザス州 オ ラセ エス. ムーレン ロード 12275 (72)発明者 サージオン ティム アメリカ合衆国 64725 ミズーリ州 ア ーキー サウス オウスチン ロード 35123

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットと、 各々少なくとも1つの製品を保持するように設計された、前記キャビネットの
    内部に取り付けられる複数の製品コンベアと、 前記キャビネットから保管または分配される製品を受け取るための、前記キャ
    ビネットと結合する送り込み/送り出し機構と、 前記製品コンベアと、前記キャビネットから製品を保管または分配するための
    送り込み/送り出し機構との間で製品を移動させるための、前記キャビネット内
    で移動可能なトランスポータとを含んだ製品を保管し、かつ分配するための保管
    ・分配システム。
  2. 【請求項2】 前記送り込み/送り出し機構は、 キャビネット内に保管される製品を受け取る送り込みコンベアと、 前記キャビネットから分配される製品を受け取る送り出しコンベアとを含む請
    求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記送り込みコンベア、前記送り出しコンベアおよび前記トランスポ
    ータの動作を制御するための制御システムを含む請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御システムは、制御装置、ディスプレー、入力デバイス、スキャナおよ
    びラベルプリンタを含む請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記送り出しコンベアに置かれた製品の物理的挙動を感知するための
    、前記送り込みコンベアに接続する複数のセンサを含む請求項2に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 さらに、前記送り込みコンベアから前記トランスポータに製品を移動させるた
    めの、前記送り込みコンベアと接続するラムアセンブリを含む請求項2に記載の
    システム。
  7. 【請求項7】 前記トランスポータは、前記製品コンベアに置かれた製品を移動させ、かつ、
    前記製品コンベアから製品を取り出すように動作するコンベアを含む請求項1に
    記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記トランスポータは、前記トランスポータの前記コンベアを動作させるため
    のモータを含む請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記トランスポータは、モータで駆動される歯車をさらに含み、前記製品コン
    ベアは、前記製品コンベアを回転させるための歯車を含み、前記製品コンベアの
    歯車は、前記トランスポータの歯車とかみ合い、前記モータおよび前記トランス
    ポータの歯車は、前記製品コンベアの歯車を回転させるように動作する請求項8
    に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 キャビネットと、 各々少なくとも1つの製品を保持するように設計された、前記キャビネット内
    に取り付けられる複数の製品コンベアと、 前記キャビネット内に保管される製品を受け取る送り込みコンベアと、 前記キャビネットから分配される製品を受け取る送り出しコンベアと、 前記キャビネット内に保管される製品を前記送り込みコンベアと前記製品コン
    ベアとの間で移動させ、かつ前記キャビネットから分配される製品を前記送り出
    しコンベアと前記製品コンベアの間で移動させるための前記キャビネット内で移
    動可能なトランスポータと、 前記送り込みコンベア、前記送り出しコンベアおよび前記トランスポータの動
    作を制御するための制御システムとを含む製品を保管し、かつ分配するための保
    管・分配システム。
  11. 【請求項11】 さらに、前記送り込みコンベアに積載された製品の物理的挙動を感知するため
    の、前記送り込みコンベアと接続する複数のセンサを含む請求項10に記載のシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 さらに、前記送り込みコンベアから前記トランスポータに製品を移動させるた
    めの、前記送り込みコンベアと接続するラムアセンブリを含む請求項10に記載
    のシステム。
  13. 【請求項13】 さらに、前記製品コンベアに置かれた製品を移動させ、かつ前記製品コンベア
    から製品を取り出すように動作するトランスポータを含む請求項10に記載のシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記トランスポータは、前記トランスポータの前記コンベアを移動させるため
    のモータをさらに含む請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記トランスポータは、モータで駆動される歯車をさらに含み、前記製品コン
    ベアは、前記製品コンベアを回転させるための歯車を含み、前記製品コンベアの
    歯車は、前記トランスポータの歯車とかみ合い、前記モータおよび前記トランス
    ポータの歯車は、前記製品コンベアの歯車を回転させるように動作する請求項1
    4に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記制御システムは、制御装置、ディスプレー、入力デバイス、スキャナおよ
    びラベルプリンタを含む請求項10に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 キャビネットと、 各々少なくとも1つの製品を保持するように設計された、前記キャビネット内
    に取り付けられる複数の製品保持機構と、 前記キャビネット内に保管される製品を前記製品保持機構に移動させ、かつ前
    記キャビネットから分配される製品を前記製品保持機構から取り出すための前記
    キャビネット内で移動可能なトランスポータとを含む製品を保管し、かつ分配す
    るための保管・分配システム。
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WO2015129343A1 (ja) * 2014-02-28 2015-09-03 富士フイルム株式会社 検査装置及び検査方法、並びに検査方法をコンピュータに実行させるプログラム
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