JP6051320B2 - 光伝送ネットワークにおける保護されたODUflexコネクションのリサイジング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気通信分野に関し、特に、光伝送ネットワーク(OTN)送信プロテクションに関し、より具体的にはフレキシブルサイズの下位光データユニットで表される保護されたコネクションのリサイジングに関する。
国際電気通信連合(ITU)はITU−T勧告G.709を定めており、その最新版であるG.709(2012年2月)において、光伝送ネットワーク(Optical Transport Network;OTN)の信号フォーマットおよびインタフェースを定めている。基本フレーム構造はOTUk(サイズkの光伝送モジュール)である(ここでkは1、2、2e、3、3e2または4をとることができ、このうちOTU2eおよびOTU3e2は、ITU−T勧告G.709の原理を用いてITU−T補足文書G.sup43に記述されている)。OTUkは、フレーミングおよびセクションオーバーヘッドとこれに加えてODUk(サイズkの光データユニット)と呼ばれるビット同期マッピングされたトランスポートエンティティとを含む。ODUkは、ペイロードエリアとODUkオーバーヘッド(OH)とを含む。このペイロードエリア内には光ペイロードユニット(Optical Payload Unit;OPUk)がマッピングされており、クライアント信号または時分割多重されたその他の下位(lower order;LO)ODUを搬送する。
光伝送ネットワークにおいては、コネクションはODUレベルで切り替えられる。このため、ODUはネットワークパス上を移動する切り替え可能なトランスポートエンティティであり、ネットワークパスをODUkで表現することができる。ここで、2つの可能性、すなわち、クライアントを直接搬送する、サブストラクチャをもたない直接下位(LO)ODUkと、それぞれネットワークパスを表現する複数の下位(LO)ODUjを搬送する、より一般的なHO−ODUkとが考えられる。
従来はODUの各タイプは特定の公称サイズをもつものであったが、その後、より一層多様なクライアント信号レートをサポートするために、ODUflexと呼ばれるフレキシブルサイズのODUが導入された。これは、特定のクライアントアダプテーションによる特定ビットレートのODUflexをもたらす直接CBR(constant bit rate)信号クライアントであり、あるいは、パケットデータ転送の場合には、パケットデータがGFPフレーム内にカプセル化されていることが一般的である。HO−OPUkは、多数の1,25Gトリビュタリスロット(Tributary Slot)に分割され、ODUflexは任意の数のトリビュタリスロットを割り当てることができる。すべてのトリビュタリスロットが同一のODUkの一部である必要があるものの、トリビュタリスロットの選択は任意的である。このように、ODUflexにおけるGFPマッピングされたデータのサイズは1,25Gトリビュタリスロットの粒度で、サーバODUkがサポートする最大トリビュタリスロット数になるまでのサイズで構成することができる。
可変トラヒック負荷状況をサポートするために、ITU−T勧告G.7044(2011年10月)は、動作中のODUflexコネクションのための無瞬断(ヒットレス、hitless)リサイジングオプションを規定している。勧告G.7044によって規定されるリサイズプロトコルは主に2つの部分、すなわち、それぞれセクションレイヤおよびODUパスレイヤを含む、LCR(Link Connection Resize;リンクコネクションリサイズ)プロトコル部と、BWR(Bandwidth Resize;帯域幅リサイズ)プロトコル部からなる。
すべてのOSIレイヤ1伝送ネットワークにおけると同様、ネットワークパスのエンドツーエンドプロテクションがOTNにおける重要な特徴となる。アクティブなコネクションを障害から保護するために冗長な保護パスが確立され、障害が発生した場合、トラヒックは障害が発生したアクティブなパスから保護パスへ切り替えられる。OTNプロテクション機構のためのリニアプロテクション機構がITU−T勧告G.873.1(2011年7月)において規定されており、またODUkシェアドリングプロテクション(ODUk shared ring protection)がITU−T勧告G.873.2(2012年4月)において規定されている。
しかしながら、これらの標準においては、リサイズされたODUflexコンテナのプロテクションが規定およびサポートされていない。問題は、セクションレイヤとパスレイヤに関係する2部構成のリサイズ機構の複雑さであり、プロテクションを実行可能とするためには現用コネクションと保護コネクションとが同じサイズをもたなければならず、したがって同時にリサイズされなければならないという事実にあるが、そのような同時的リサイズは容易には可能でないのである。
近時、韓国電子通信研究院(Korean’s Electronics and Telecommunications Research Institute)所属のJ.YounらによりITU SG15へ提供されたコントリビューション第2254号においては、現用ODUflexに対しては現行の2ステップ型のリサイジング機構を用いてリサイズを行う一方で、保護トランスポートエンティティについてはODUflex帯域幅リサイジングを行うことなくリンクコネクションリサイジングのみを行うことが提唱されている。帯域幅リサイジングプロセスを抑制するために新たな信号ビットが定義されるとされている。
ITU−T勧告G.709(2012年) ITU−T勧告G.7044(2011年) ITU−T勧告G.873.1(2011年) ITU−T勧告G.873.2(2012年) ITU−T補足文書G.sup43(2011年) ITU SG15 Contribution 2254
しかしながら、リサイジングプロトコルのBWR部の抑制という解決方法は満足のいくものではない。かかる解決方法は保護パスの帯域幅リサイジングの適切な完結をもたらすものではなく、また、利用可能なリソースが不足するために保護パスのリサイジングに失敗した場合には、リサイズされた現用パスを利用可能な保護パスがない状態に放置してしまうことがあるからである。
本発明の目的は、したがって、光伝送ネットワークにおける保護されたODUflexコネクションの無瞬断なリサイジングを行うことができる方法および関連するネットワークノードを提供することにある。
これらの目的および以下に記載のその他の目的は、アクティブパスと保護パスとのリサイジングを同期するために、プロテクショングループを終端するシンク側接続機能内に、エンドツーエンドシグナリングおよび/または接続性チェックに関連するリサイズオーバーヘッド信号の論理処理を導入することによって達成される。
より具体的には、保護されたコネクションのリサイジング方法であって、この保護されたコネクションがフレキシブルサイズの下位光データユニットによって表されている、該保護されたコネクションのリサイジング方法が提供される。保護されたコネクションは、少なくとも1つのアクティブパスメンバーと少なくとも1つの保護パスメンバーとで構成されたプロテクショングループを含む。リサイジングは、2部構成のリサイズプロトコルを用いて行われ、このリサイズプロトコルは、リンクコネクションリサイズプロトコル部と帯域幅リサイズプロトコル部とを有している。リンクコネクションリサイズプロトコル部は、少なくとも1つのアクティブパスおよび少なくとも1つの保護パスに沿ってリンクのリサイズを行うために実行される。帯域幅リサイズプロトコル部は、フレキシブルサイズの下位光データユニットの容量をリサイズするために実行される。リンクリサイズプロトコルの一部として、少なくとも1つのアクティブパスおよび少なくとも1つの保護パスに沿うリンクのリサイジングの成功または失敗を示す確認信号が、交換されて最終的にプロテクショングループを終端する接続機能において受信される。接続機能は、帯域幅リサイズプロトコル部を完結させる下位光データユニットターミネーション機能のための単一の論理的に処理された出力確認信号を生成するために、少なくとも1つのアクティブパスからの確認信号と少なくとも1つの保護パスからの確認信号とを論理的に組み合わせる。
追加的におよび/または代替的に、それぞれアクティブパスと保護パスとを介して交換され、リサイズ処理の開始および終了を示すステータス信号を、リサイジング処理を同期化するために、プロテクショングループのブリッジ機能およびセレクタ機能を提供する接続機能において論理的に組み合わせることができる。
リサイズ処理を同期化するとともに確認および/またはステータスプロトコルメッセージを論理的に組み合わせることにより、すべてのプロテクショングループに対してリサイジングが成功するか、あるいはすべてのプロテクショングループメンバーに対してリサイジングが失敗することを達成することができ、これにより、プロテクショングループをそのまま常時動作可能に維持することができる。
本発明の好ましい実施形態を、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
勧告G.7044に準拠するリンクコネクションリサイズ(LCR)プロトコルの概要を示した図である。 勧告G.7044に準拠する帯域幅リサイズ(BWR)プロトコルの概要を示した図である。 勧告G.7044に規定されるリサイズ制御オーバーヘッド(Resize Control Overhead;RCOH)を示した図である。 リサイジングを完了できなかった場合の保護されたODUflexコネクションを示した図である。 1+1リニアパスプロテクションでODUflexコネクションをリサイジングするための実施形態を示した図である。 1:1リニアパスプロテクションでODUflexコネクションをリサイジングするための実施形態を示した図である。
ODUflexエンティティは、様々なクライアント固有のデータレートを光送信で搬送するためにOTNにおいて用いられるエンティティである。1つの重要なケースは、GFP(Generic Frame Processing)でカプセル化したデータPDU(protocol data unit)を、OTNを介して搬送するケースであり、このための無瞬断(ヒットレスな)リサイズのオプションが勧告G.7044に規定されている。
前述のように、リサイズされたODUflexエンティティの送信プロテクションは、ITU標準では規定されていない。他方、リサイズプロトコルの処理は、2つの独立なステップである、LCR(リンクコネクションリサイズ;Link Connection Resize)プロトコル部と、BWR(帯域幅リサイズ;Bandwidth Resize)プロトコル部とを含み、これらのプロトコル部は、セクションレイヤおよびODUパスレイヤに関与する。アクティブなコネクションと保護コネクションとの双方をリサイズするためには、プロトコルを完了するために2組のセクションレイヤエンティティと、1つだけのパスレイヤエンティティが必要となると考えられる。現状では、プロトコルを完了するためにアクティブなセクションエンティティのみがODUflexパスレイヤとやりとりを行うことができる。他方、保護コネクションのリサイジングはアクティブなセクションの組と同期されて行われること、および、保護コネクションがこのようにして障害の場合にトラヒックを引き継ぐことができること、が確保されなければならない。そうでない場合には、保護切り替えがトラヒックの損失につながりうる。
前述したように、ODUkは、ネットワークパス上を移動する切り替え可能なトランスポートエンティティである。このことは、ネットワークパス上のネットワークノードが切り替えマトリックスを介して個々のODUkエンティティどうしを相互接続することを前提としている。OTN用ネットワーク設備の機能ブロックはITU勧告G.798に記述されている。
近時承認されたITU−T勧告G.798の改訂版は、その図14−5において、ODU接続マトリックスを通過しなければならないリサイズプロトコル信号を含め、ODUk接続機能プロセスを示している。以下にさらに詳述するように、ODUflexコンテナのリサイズ処理に必要な関連信号は、ODUk_CI_RPおよびODUk_CI_TSCCであって、これらはともにODUflex CI(特徴的情報;Characteristic Information)と接続されなければならないものである。
まず、リサイズ機構そのものについてさらに詳細に説明する。
無瞬断リサイズ処理は、OTNのすべてのエンドツーエンドパスにわたってODUflexクライアントデータレートの増大または減少をサポートすることを可能とするOTN内のリサイジング機構である。ODUflexパスは、各送信セグメント上でHO−ODUエンティティ内のトリビュタリスロット(TS)のグループ上のOTN送信セグメントで伝送される。
無瞬断リサイズ機能性は、ターミネーションシンク(Termination Sink)機能およびターミネーションソース(Termination Source)機能を可能とすることに加えて、パケットクライアントに対する関連するアダプテーションのほか、個々の送信セグメントと比較したエンドツーエンドODUflexレートの増大に加えて、上位送信セグメントのこのサーバ能力の無瞬断増大縮小を可能とする。
パケットクライアントBWは、パケットストリームを個々のODUflexに適合するために、GFP(Generic Framing Procedure)カプセル化を用いてカプセル化されている。リサイズ可能なODUflex(GFP)は、サーバセグメントの各リンク上で同数のトリビュタリスロットを占有する。帯域幅調整(すなわち増大または減少)の場合、リサイズされたODUflex(GFP)によってトラバースされる各リンク上で同数のトリビュタリスロットが備えられていなければならない。
これが、2ステップに組織化されたプロトコルおよびそれに関連する通信を形成する。これらのステップは、2つのプロトコル部すなわちLCR(リンクコネクションリサイズ;Link Connection Resize)プロトコル部およびBWR(帯域幅リサイズ;Bandwidth Resize)プロトコル部において反映される。
LCRフェーズの間、伝送されるODUflexの伝送に用いられる上位ODUリンクコネクションのサーバトリビュタリスロット容量を構築する個々のリンクがリサイズされ、一方、BWR部においては、ODUflex容量そのものがリサイズされる。異なるプロトコルステップに対して関連するネットワーク要素機能の間の通信のため、交換すべき異なる特定のオーバーヘッド情報が定義されかつ必要となる。
LCRプロトコル部は図1においてより一層詳細に示されているところ、同図は、勧告G.7044図6−4「LCRプロトコル」から採用されたものであり、また、BWRプロトコル部は、ITU−T Rec.7044の図6−5「BWRプロトコル」から採用された図2においてより一層詳細に示されている。両図は、3つの相互接続されたネットワークノードA、BおよびCと、それに伴うそれらのターミネーション機能およびアダプテーション機能を示している。ODUflexコネクションは、ノードAおよびノードCの間に、ノードBをこえて存在していると想定している。送信は双方向性通信であって、すべての機能は受信方向および送信方向において機能要素を有している。ターミネーション機能は例えば、各別に終端されるエンティティ(ODUk、OTUk等)を生成する送信機能と、各エンティティを受信および処理する受信側機能とを有している。
ノードAにおいては、上から下へ順に、パケットレイヤソース/シンク機能10と、パケットレイヤからODUflexへのアダプテーション機能11と、ODUflexターミネーション機能12と、ODUflexからHO−ODUkへのアダプテーション機能13と、HO−ODUkターミネーション機能14と、ODUkからOTUkへのアダプテーション機能15と、OTUkターミネーション機能とが備えられている。
同様にノードCは、ネットワークノードAにおける対応する機能ブロックと区別するために参照符号10’−16’を付した同じ機能ブロックを有している。
ノードBは、下位(LO)ODU相互接続機能20と、ODUflexからHO−ODUkへのアダプテーション機能21、21’と、HO−ODUkターミネーション機能22、22’と、ODUkからOTUkへのアダプテーション機能23、23’と、OTUkターミネーション機能24、24’とを有している。
光リンクは、インタフェースA1およびインタフェースB1の間でノードAおよびノードBを相互に接続し、インタフェースB2およびインタフェースC1の間でノードBおよびノードCを相互に接続する。ノードAおよびノードBの間のODUflexコネクションを確立するために、相互接続機能20は、対応するトリビュタリスロットを相互接続するクロスコネクションをインタフェースB1からインタフェースB2へ切り替える必要がある。
本実施形態においては、ノードA、BおよびCの間のリンクは、ODU3リンクである。各ODU3は、32個の1,25GトリビュタリスロットをもつペイロードユニットOPU3を有している。ODUflexコネクションは当初は2つのトリビュタリスロット(TS)を占有している。前述のとおり、OPU3内におけるタイムスロット割当ては任意になされる。そのため、一例として、ノードAおよびノードBの間のリンク上では、トリビュタリスロットTS3およびTS12が割り当てられている一方、ノードBおよびノードCの間のリンク上では、トリビュタリスロットTS5およびTS8が割り当てられている。これは図1に反映されている。
リンクコネクションリサイズプロトコル機能概要
増大用LCRプロトコルは、増大用ODUflexのためのサーバとして用いられるトリビュタリスロット(TS)の数を増大させるためにHO−ODUセクションで初期化された後は独立的に実行される。この増大が完了すると、当該完了はエンドポイントにシグナリングされ、OH信号に基づくエンドツーエンドODUflexの接続性チェックは、完了の確認に成功する。
ODUflexレートの減少については、LCRプロトコルは、エンドツーエンドBWRプロトコルによって実行されるODUflex帯域幅の減少が個々のセクションへのOH通信を介して確認されるまで一時停止する。これは、その後、不要となったトリビュタリスロット(TS)の削除のために上位ODU単位のリンクプロトコルをトリガする。すべての関係するエンティティへのエンドツーエンドの確認がこのプロトコルを完了させる。
再び図1に戻ると、既存のODUflexコネクションは、2つのトリビュタリスロットによってその容量を増大させるためにリサイズされなければならないと仮定する。このLCRフェーズの間、トリビュタリスロットTSが割り当てられなければならない。リサイズプロトコルは、ノードAおよびノードBの間のリンク上の隣接するODUflexアダプテーション機能13および21の間で動作し、かつ、ノードBおよびノードCの間のリンク上の隣り合うODUflexアダプテーション機能21’および13’の間で動作する。LCRフェーズの結果、トリビュタリスロットTS5およびTS9がノードAおよびノードBの間のリンク上に追加され、また、トリビュタリスロットTS11およびTS12がノードBおよびノードCの間のリンク上に追加される。加えて、インタフェースB1からのTS5およびTS9と、インタフェースB2上のトリビュタリスロットTS11およびトリビュタリスロットTS12との間で接続機能20を介してクロスコネクションが確立される。
帯域幅リサイズプロトコル概要
BWRプロトコルはエンドツーエンドでODUflex上で実行され、増大方向では、LCRプロトコルの完了と、必要な数のタイムスロットのエンドツーエンド接続性チェックの成功と、のシグナリングによってトリガされる。この確認の後、BWR増大処理が開始されて、ODUレートが必要目標値になるように増大される。これは、その後、エンドツーエンドでシグナリングされて、確認後、プロトコルは完了する。
減少方向では、エンドツーエンドのBWRはまずODUflex容量およびレートを減少させてから、その後、この完了がリンクコネクションレイヤに伝達されて、影響を受けたタイムスロットの削除を行うために減少用LCRがトリガされる。
再び図2に戻ると、BWRプロトコルは、ノードAおよびノードCにおいて、それぞれ、ODUflexアダプテーション機能11およびODUflexアダプテーション機能11’の間で行われる。BWRプロトコルメッセージフローは、ODUflexアダプテーション機能11からODUkアダプテーション機能13へ向かう。プロトコルメッセージはその後、ODUkアダプテーション機能13とODUkアダプテーション機能21との間で中継される。ノードB内においては、メッセージフローは下位(LO)ODU接続機能20を通ってODUkアダプテーション機能21’へ向かう。プロトコルメッセージはその後ODUkアダプテーション機能21’およびODUkアダプテーション機能13’の間で中継され、そして、ノードC内では、ODUkアダプテーション機能13’からODUkアダプテーション機能11’へ中継される。
リサイズオーバーヘッド(Resize Overhead)
これらのプロセスのため、通信、完了確認および接続性チェックのために伝送され交換されるべきオーバーヘッド信号が定義されて関連ネットワークノードによって処理されなければならない。そこで、上位ODUkサーバエンティティとリサイズされた下位(LO)ODUflexエンティティとの間に1:1の関係が成り立つと仮定する。プロテクションアーキテクチャの場合、LCRは、少なくとも2つの組の上位サーバリンクコネクション上で実行されなければならず、また、1組の下位(LO)ODUflexターミネーションおよびクライアントアダプテーションへ接続性を通信しおよび確認しなければならない。
増大の際には、LCRは、当初は、互いに独立なリンク処理によってリンク上で実行されるが、完了については、BWRプロセスとの通信およびエンドツーエンド接続性チェックが必要となる。減少の場合には、LCRはまた、各リンクコネクション上にてローカルで実行されるが、BWR減少プロセスのエンドツーエンドの完了によってトリガされ、それ以降、エンドツーエンドでの確認後に完了となる。
勧告G.7044に規定するリサイズオーバーヘッド(Resize Overhead)は、2つのロケーション、すなわち、個々のリンクコネクションのための上位OPUオーバーヘッドと、ODUflexからクライアントへのアダプテーションの間でエンドツーエンドで移動するODUflexフレームのOPU部に配置されたOPUflexオーバーヘッドと、に存在している。これは図3に示されており、同図はITU−T勧告G.7044の図6−2と同じ図である。ODUflexを搬送するHO−ODUkの経路オーバーヘッドにおけるリサイズオーバーヘッド部、すなわち、HO OPUk OHは、RCOH1およびRCOH2のビット位置1において、それぞれ、2つの関連信号RPおよびTSCCを含み、これらはBWRプロトコルの一部である。
リンクコネクションのHO OPUオーバーヘッドのために勧告G.7044に規定するこの通信のためのオーバーヘッド位置と、勧告G.7044に規定するこれらのビットの関連する機能とは、以下のとおりである。
・コントロール(CTRL)フィールド
コントロール(CTRL)フィールドは、ソースからシンクへLCRプロトコルステータス情報を転送するために用いられるビットである。CTRLフィールドは、指定されたものに属する個々のトリビュタリスロットの動作表示を提供するために用いられる。これは、ODUflexサーバセクションごとのLCRシグナリングに関連するものであり、特定のサーバリンクコネクション上においてローカルで動作する。それゆえ、プロテクションアーキテクチャに関する特別な処理は必要ではない。
・トリビュタリポートID(TPID)フィールド
TPIDフィールドは、トリビュタリポート(tributary port)IDを識別するために用いられるビットである。TPIDフィールドは、トリビュタリスロットが追加または削除されるべきトリビュタリポート番号を表す。これは、ODUflexサーバセクションごとのLCRシグナリングに関連するものであり、特定のサーバリンクコネクション上においてローカルで動作する。それゆえ、プロテクションアーキテクチャに関する特別な処理は必要ではない。
・トリビュタリスロットグループステータス(TSGS)ビット
TSGS(tributary slot group status)ビットは、リンクコネクション確認応答表示のために用いられるビットである。帯域幅増大の場合においては、TSGSビットは、受信されたCTRLおよびTPIDによって追加されるべきものとして表示されたトリビュタリスロットと、シンクエンド側で(管理プレーンまたは制御プレーンによって)備えられているトリビュタリスロットとの間がマッチがしていることをHO OPUソースに対して確認応答するためにHO OPUシンクによって生成される。TSGSビットは、さらにHO OPUシンクエンドがODTUk.Mを増大させてODTUk.M+Nとする増大を受け入れる準備ができていることを確認応答する。帯域幅減少の場合においては、ODUflex(GFP)帯域幅が減少されたことと、HO OPUシンクがソースからシンク(So to Sk)の方向でTSCC=0を受信後、GMP特殊モードを終了したことをHO OPUソースに対して確認応答するために、TSGSビットがHO OPUシンクによって生成される。TSGSビットはさらに、HO OPUシンクエンドがODTUk.Mを減少させてODTUk.M−Nとする減少を受け入れる準備ができていることを確認応答する。これは、ODUflexサーバセクションごとのLCRシグナリングに関連するものであり、特定のサーバリンクコネクション上においてローカルで動作する。それゆえ、プロテクションアーキテクチャに関する特別な処理は必要ではない。
・トリビュタリスロット接続性チェック(TSCC)ビット
TSCC(Tributary Slot connectivity check)ビットは、リンクコネクションおよびODUflex(GFP)接続の接続性をチェックするために用いられるビットである。TSCCビットは、追加または削除されるトリビュタリスロット(TS)に関連するシグナリング情報を担い、ソースからシンクへホップバイホップで伝播される。初期状態ではTSCCの値は0に設定されている。リサイズ期間の間、TSCC=1は中間ノードにおけるGMP特殊モードを確認し、かつ、ソースからシンク方向におけるすべてのNEが帯域幅リサイジング処理をサポートする準備ができていることをシンクに対してシグナリングする。
ODUflex(GFP)リサイズ処理の完了後、帯域幅リサイズ完了およびソースからシンク方向におけるGMP特殊モードの終了を示すためにTSCC=0がソースによって用いられる。TSCC=0は、中間ノードおよびシンクにおけるGMP特殊モードの終了をトリガし、それらがGMP特殊モードを終了したときにのみ中間ノードによって転送される。
上位リンクのこのビットは、リサイズされる予定のODUflexレイヤへのリンクコネクションレイヤの確認として用いられ、これは、個々のリンクコネクションの容量変更が完了したことと、HO接続上でエンドツーエンドで必要な容量が利用可能であることを確認するためである。これは、ODUflexのリサイズプロセスの開始の可能性を示し、また、プロテクションアーキテクチャの場合において関連性を有する。
・リサイジングプロトコルインジケータ(RP)ビット
RP(Resizing protocol indicator)ビットは、リサイジングプロトコルがRCOHに担われているか否かを表すために用いられるビットである。RP=1は、RCOHにリサイジングプロトコルが担われていることを示す。RP=0の場合、これらのバイトは勧告G.709に規定されるようなGMPオーバーヘッド(CnD)など、具体的情報をマッピングすることと関連するオーバーヘッドを担う。リサイズ処理の開始時においては、RPビットは管理プレーンまたは制御プレーンによって1に設定されるべきである。RPビットは、それがすべてのリサイジングプロトコル処理を終了したことを示すために、以下に示すように、ソースによって0にリセットされる。RP=0は中間ノードにおける当該方向におけるTSCC情報の中継とすべての他のリサイジング処理動作とを終了させる。中間ノードがRP=0を受信すると、中間ノードは、GMP特殊モードを終了して当該方向でのLCRプロトコル処理を終了したことを確認した後で、RP=0を転送する。シンクがRP=0を受信すると、シンクはソースおよびすべての中間ノードによるリサイジング処理の終了を確認する。そして、シンクはネットワーク管理または制御プレーンへリサイジング完了を報告することができる。
上位リンクのこのビットは、すべての関与する機能から/へ、リサイズ処理における関連するステータスに移行したことを通信するための手段として用いられるビットである。このビットはまた、現用パスおよび保護パスにおける機能からの関連性を有し、そして、このビットは個々のリンクコネクションにおいて搬送される一方、リンクコネクションレイヤの現用HO−ODUエンティティおよびプロテクションHO−ODUエンティティに関連するとともに、ODUflexターミネーションおよびクライアントアダプテーションと関連性がある。それゆえ、結果として、この位置もまたプロテクションアーキテクチャにおいて特別な処理を必要とする。
ODUflexトレイルのLO OPUflexオーバーヘッドに係る勧告G.7044に規定するこの通信に係るオーバーヘッド位置は以下のとおりである。
・ネットワーク接続ステータス(NCS)ビット
NCS(network connectivity status)ビットは、ネットワーク接続確認応答表示のために用いられるビットである。NCSビットは、OPUflexオーバーヘッドにおけるエンドツーエンドの確認応答表示として定義される。NCSビットは、シンクが正しいTSCC値を受信した場合にODUflex(GFP)ソースに対して直接的に確認応答を行うために、ODUflex(GFP)シンクによって用いられる。この信号は中間ノードからみて透過的であるので、中間ノードではこの信号を処理する必要はない。シンクがTSCC=1を受信すると、ソースに対するシンクパスリサイズ準備完了のACKとして、シンクによってNCS=1が用いられる。シンクがTSCC=0を受信すると、BWR完了の確認応答を行うために、シンクによってNCS=0が用いられる。NCSは各中間ノードを透過的に通過してソースへ戻る。
これは、ODUflexを介してエンドツーエンドで移動し、クライアントアダプテーションを伴う。リンクコネクションがこの情報に依存していないので、プロテクションの場合における特別な処理は必要でない。しかしながら、すべての機能は、この信号の暗黙的ブリッジングに起因して、読取りおよび反応を行うことができる。
・帯域幅リサイズインジケータ(BWR_IND)ビット
BWR_IND(bandwidth resize indicator)ビットは、ODUflex(GFP)ソースがODUflex(GFP)信号のビットレートを調整していることを示すために用いられるビットである。BWR_INDビットは、ODUflex(GFP)信号のビットレート調整が開始する前に「0」に設定される。ひとたびBWR_INDビットが「0」から「1」へ遷移すると、ODUflex(GFP)ソースは、xμs後にランピング(ramping)を開始する。BWR_INDが「1」から「0」へ遷移すると、ODUflex(GFP)ソースは、yμs後にランピングを停止する。xはほぼyに等しく、125μsないし250μsの範囲である。
BWR_INDは、ダウンストリームノードでのランプの開始をトリガするために用いられ、また、ランプの終了をシグナリングするために用いられる。これは、勧告G.7044、第7.1.1章および第7.2.1章により詳細に記述されている。
BWR_IND信号は、図3に示すように、ODUflex(GFP)RCOH1およびRCOH2バイト双方のビット1にエンコードされる。BWR_INDがセットされると、両ビットは「1」となり、BWR_INDがリセットされると両ビットは「0」になる。受信側はRCOH3を検証した後、BWR_INDステートの遷移を決定する。CRC−3値がRCOH1またはRCOH2におけるBWR_INDビットに影響を及ぼすエラーの検出を可能とし、正しい値の決定に用いられることができる。受信側ルールは以下のとおりである。
RCOH1とRCOH2との両方におけるBWR_INDビットが「1」に設定されておりかつ受信されたCRC−3が「1」に設定されたBWR_IND(および「1」に設定されたNCS)を送信したソースに対応する値をもつ場合には、受信側は、RCOH1ないしRCOH3を検証後、BWR_INDがセットされていると決定する。
RCOH1とRCOH2との両方におけるBWR_INDビットが「0」に設定されておりかつ受信されたCRC−3が「0」に設定されたBWR_IND(および「1」に設定されたNCS)を送信したソースに対応する値をもつ場合には、受信側は、RCOH1ないしRCOH3を検証後、BWR_INDがリセットされたと決定する。そうでない場合には、受信側は受信されたBWR_INDについてその現在値を維持する。
これは、ODUflexを介してエンドツーエンドで移動し、クライアントアダプテーションを伴う。リンクコネクションがこの情報に依存していないので、プロテクションの場合における特別な処理は必要でない。しかしながら、すべての機能は、この信号の暗黙的ブリッジングに起因して、読取りおよび反応を行うことができる。
これらのポジションに関する情報は、OPUオーバーヘッドフィールドに付加されたCRC符号によってエラーから保護される。
容量増大(Capacity Increase)
容量増大は、まずすべてのリンクがリンク容量LCRプロトコル部を増大させ、その後これに成功してODUflexトレイルエンドポイント間で確認された場合、BWRが開始する、というように原則的に処理される。これは、リンク容量が完全に増大された後で、帯域幅リサイズが開始されてエンドツーエンドで処理されるということを意味する。LCRは、エンドツーエンドBWRプロトコルの前提条件として、各HOリンクコネクションについて独立である。
勧告G.7044に記述されるLCR増大の記述内容は以下により一層詳細に説明される。
1.各ノードは、ネットワーク管理または制御プレーンのINCREASEコマンドを受信後、LCRプロトコルおよびBWRプロトコルを開始する。INCREASEコマンドをネットワーク管理または制御プレーンから受信後、各ノードは(EMFに)追加されるべきTSの可用性をチェックする。可用性チェック後、各中間ノードにおける各ポートは、RP=1およびTSCC=0(BWRリレージェネレータ(BWR Relay Generator))とあわせて[ADD,♯a,NACK](LCRジェネレータ(LCR Generator))を送信する。2つのエンドノードにおけるポートはRP=1およびTSCC=0(BWR Relay Generator)とあわせて[ADD,♯a,NACK](LCR Generator)を送信する。
2.CTRL=ADDがスパンの他端のポートから受信されたこと(LCR Generator)と、ローカルポートのトリビュタリスロット(TS)構成が、当該スパンの他端のポートにおいてシグナリングされたものと同一であること(RCOH Receiver)とをチェック後、各ポートは、応答として隣接ポートへTSGS=ACK信号(LCR Generator)を送信する。
3.各ポートは、LCRハンドシェイクが両方向で成功した後で、つまり、同じリンクコ
ネクションリサイズに関与しているすべてのTS上でコンフィギュレーションチェックが通過されてTSGS=ACKが送信(LCR Generator)されかつ受信(LCR Receiver)された後で、リンクコネクション増大プロセスを開始する。追加されたトリビュタリスロット(TS)すべてについてACKを受信した後、ポートは、まず、LCRハンドシェイク後のリサイズマルチフレームバウンダリで追加されたトリビュタリスロット(TS)の各々に対して[ADD,♯a,ACK]に代えて[NORM,♯a,ACK]を送信する。ノードがすべてのトリビュタリスロット(TS)についてACKを受信してから、ノードが[NORM,♯a,ACK]を送信し始めるリサイズマルチフレームバウンダリまでの時間は、実装態様に依存して決まることに留意すべきである。その後、[NORM,♯a,ACK]送信後最初のリサイズマルチフレームバウンダリにおいて、ノードはリンクコネクション増大を、すべての追加されたトリビュタリスロット(TS)を用いて開始する。[ADD,♯a,ACK]から[NORM,♯a,ACK]への変化は、リンクコネクション増大が次のリサイズマルチフレームバウンダリで開始するであろうことをダウンストリームポートに対してシグナリングするものである。
4.LCRリサイズを完了しかつCTRL=NORMを受信後、ノードは、追加されたトリビュタリスロット(TS)の各々に対してリサイズマルチフレームバウンダリPにおいて[IDLE,0,NACK](LCR Generator)を送信することで、LCRプロトコルを終了する。換言すれば、すべての影響を受けるトリビュタリスロット(TS)がそれらのシグナリング内容の各々を(同じリサイズマルチフレームにおいて)同時的に遷移させる。
5.CTRL=IDLEがスパンの他端のポートから受信されたこと(LCR Generator)をチェック後、LCRプロトコルは一方の方向で終了する。ノードはその後BWRプロトコルを開始する。
この処理は、エンドツーエンドODUflexトレイルが影響を受ける前に実行され、それゆえ、プロテクションアーキテクチャが存在するか、この時点までに存在していないかの事実によって影響を受けない。
LCRの完了を確認応答する信号は、ソースエンドポイントにおいて1に設定されるTSCC信号であり、LCRの完了後、TSCCはODUflexトレイルを供するリンク群を介して中継される。保護されたODUflexトレイルの場合、現用リンクおよび保護リンクの双方がこのTSCC確認応答を中継および転送する必要があり、両リンクコネクションがともに増大されることを確保するために、2つのTSCC信号がAND演算で結合されなければならない。
この後、プロトコルのBWR部が開始される。ここで、勧告G.7044第7.1節のステップ3、および、さらに詳細な記述が勧告G.7044に規定されているとおり、エンドポイント間でのシグナリングおよびすべての暫定ノードへのシグナリングを介して、帯域幅調整ランプが開始される。
勧告G.7044に規定されるプロトコルのBWR部の記述内容は以下により一層詳細に説明される。
帯域幅増大用BWRプロトコルの各ステップは以下のとおりである。
1.LCRプロトコルが終了しかつシンク方向でSCC=1が受信されると、入力ポートは、そのGMPシンクプロセッサを特殊モード(BWR Relay Receiver)に設定することを開始する。LCRプロトコルがソース方向で終了すると、出力ポートはそのGMPソースプロセッサを特殊モード(BWR Relay Generator)に設定する。ノードは、所与の方向でのGMP特殊モードに移行する前に、変更に関連する必要な内部バッファ調整をワードサイズで行うと予期されている。これらのGMPシンクおよびソースプロセッサを特殊モードに設定することに成功し、かつ、アップストリームノード群における新しいマトリックス接続と関連するdTIM欠陥が存在しないことを確認した後で、ノードはTSCC=1を当該方向において中継し、BWRプロトコルの持続期間の間(TIMActDisを用いて)TCM dTIM関連の結果として起こるアクションを無効化する。すべての中間ノードがTSCC=1を中継すると、TSCC=1はソースからシンクへ伝播する。
2.すべての追加されたトリビュタリスロット(TS)についてのTSCC=1かつRP=1がODUflex(GFP)シンクノードに到達すると、入力ポートは、この方向において経路全体がOKであることと、その設定が受信されたTSCC値(RCOH Receiver)に見出されるトリビュタリスロット(TS)構成にマッチすることとを示すために、NCS=ACK(1)(BWR Generator)を設定することによって応答する。NCSはODUflex(GFP)オーバーヘッドエリア内に配置されているので、NCS=ACK(1)は各中間ポートを透過的に通過して最遠のODUflex(GFP)ノードに戻る。
3.エンドノードがTSCC=1、RP=1およびNCS=ACKを受信し、かつ、TSCC=1に応じてNCS=ACKを送信すると、双方向性シグナリングが完了する。エンドノードはその後、帯域幅増大を開始する。帯域幅増大はBWR_INDを1に設定することから開始する。増大レートの詳細については7.1.1を参照されたい。帯域幅増大はBWR_INDを0に設定した後で終了する。
4.ODUflex(GFP)ソースノードは、の送信方向での帯域幅増大の完了とそのGMPノーマルモードへの復帰をシグナリングするために、TSCC=1(BWR Generator)の代わりにTSCC=0の発信を開始する。
5.中間入力ポートがTSCC=0およびRP=1を受信すると、中間入力ポートはそのGMPシンクプロセッサをノーマルモード(BWR Relay Receiver)に設定するとともにTSCC=0を出力ポートへ転送する。帯域幅増大が終了してTSCC=0が受信されると、出力ポートはそのGMPソースプロセッサを今やノーマルモード(BWR Relay Generator)に設定する。これらのGMPプロセッサをノーマルモードに設定後、TSCC=0が直ちに当該ノードを介してその方向に中継される。
6.TSCC=0(BWR Receiver)がODUflex(GFP)シンクに到達すると、関連するODUflex(GFP)ソースがNCS=NACK(BWR Generator)を設定することにより応答を送信する。
7.エンドノードがNCS=NACKを受信および送信すると、エンドノードは、フレームをRP=0(BWR Generator)で送出することを開始する。中間ノードがRP=0(BWR Relay Receiver)を受信すると、中間ノードはRP=0(BWR Relay Generator)をダウンストリームノードへ透過的に転送する。RP=0がもう一方のエンドノードに伝播される、つまり、中間ノード群がそれらのTSCC情報中継とすべての他のリサイジングプロトコル動作とを終了することを示すと、増大動作は完了となる。ODUflex(GFP)シンクノードがRP=0を受信しかつ反対方向にRP=0を送信すると、ODUflex(GFP)シンクノードは当該方向における増大リサイジングプロセスの完了をネットワーク管理または制御プレーンへ報告する(BWR Generator)。
8.ネットワーク管理または制御プレーンが両方向の完了表示を受信すると、全体プロセスは、完了する。
ここで、エンドツーエンドシグナリングと接続性チェックとに関連する関連信号が処理され、これらの信号はプロテクションに関して接続機能における特別な処理の対象とされなければならない。
完了成功後、すべてのプロトコルが終了する。エンドツーエンド通信およびターミネーションの確認応答は関連するOH信号を介して関与するノードと機能とへシグナリングされる。ここで、インターレイヤ関係を提供するエンドツーエンド重要信号は、マトリックス接続を通過する中継信号であり、すなわちTSCC信号およびRP信号である。TSCCおよびRPの0への遷移により、プロトコルの完了成功がシグナリングされる(ITU−T勧告G.7044第7.1節におけるBWR増大のBWRプロトコル記述におけるステップ6、7、8)。
容量減少(Capacity Decrease)
容量減少は、原則的に、まず、どのトリビュタリスロット(TS)が削除されるべきかに関する情報が利用可能かつ整合性があるか否かに関するチェックが減少するであろうすべてのリンクに対して行われるような態様にて処理される。その後、リンク容量LCRプロトコル部が一時停止され、ODUflexトレイルエンドポイント間でBWRが開始して、ODUflex帯域幅(BW)が所要値になるまで減少される。これの完了はシグナリングされ−このシグナリングおよび確認はまた現用リンクおよび保護リンクに関連するプロトコル部である−そして、この完了は、接続機能における処理に関連性を有するものとなる。
BWRの確認後、容量減少のLCR部が処理され、現用BWおよび保護BWについてシグナリングされる。完了後、プロトコルを終了させるためにエンドツーエンドシグナリング確認が用いられ、OPU OHは、通常動作へ再切り替えされる。勧告G.7044に規定される詳細プロセス記述を以下に説明する。
プロトコルは、減少初期化の後、現用BWおよび保護BWのためのプロテクションアーキテクチャにおいて、LCRをもって開始する。
本明細書におけるLCRシグナリングは、フォーマット[<CTRL値>,<TPID♯>,<TSGS値>]を用いる。
1.各ノードは、ネットワーク管理または制御プレーンのDECREASEコマンドを受信後、LCRプロトコルおよびBWRプロトコルを開始する。DECREASEコマンドをネットワーク管理または制御プレーンから受信後、各ノードは(EMFにおいて)削除されるべきトリビュタリスロット(TS)の可用性をチェックする。可用性チェック後、各中間ノードにおける各ポートは、RP=1およびTSCC=0(BWR Relay Generator)とあわせて[REM,♯a,NACK](LCR Generator)を送信する。2つのエンドノードにおけるポートはRP=1およびTSCC=0(BWR Relay Generator)とあわせて[REM,♯a,NACK](BWR Relay Generator)を送信する。
2.CTRL=REMがスパンの他端のポートから受信されたこと(LCR Generator)と、ローカルポートのTSコンフィギュレーションが当該スパンの他端のポートにおいてシグナリングしているものと同一であること(RCOH Receiver)とをチェック後、各ポートはそのGMPソースまたはGMPシンクプロセッサを特殊モードに設定する。今や、LCRプロトコルは一時停止されて、ポートはBWRプロトコルを使って継続する。TSCC=1を受信後、各入力ポートはそのGMPシンクプロセッサを特殊モードに設定する。
TSCC情報およびRP情報はエンドツーエンドで渡されて、ODUflexトレイルエンドポイント機能、および、ODUflexプロテクションの場合における接続機能における特別プロテクション処理のサブジェクトで用いられる。
この後、BWR部が開始され、ODUflex帯域幅(BW)が減少されて、プロトコルは下記のように続く。
1.(エンドノード内または中間ノード内の)出力ポートにおけるLCRプロトコルが一時停止されると、出力ポートは、そのGMPソースプロセッサを特殊モード(BWR Relay Generator)に設定する。ノードは、所与の方向でのGMP特殊モードに移行する前に、変更に関連する必要な内部バッファ調整をワードサイズで行うと予期されている。GMPソースプロセッサを特殊モードに設定するのに成功しかつ、アップストリームノード群における新しいマトリックス接続と関連するdTIM欠陥が存在しないことを確認した後で、出力ポートは、受信されたTSCC=1を当該方向において中継し(BWR Relay Generator)、BWRプロトコルの持続期間の間(TIMActDisを用いて)TCMdTIM関連の結果として起こるアクションを無効化する。TSCCは削除されるべきトリビュタリスロット(TS)の各々と関連するHO OPUkオーバーヘッドにおいて送信される。
2.(エンドノード内または中間ノード内の)入力ポートにおけるLCRプロトコルが一時停止されると入力ポートは、TSCC=1を受信後、そのGMPシンクプロセッサを特殊モードに設定することを開始する(BWR Relay Receiver)。ノードは、所与の方向でのGMP特殊モードに移行する前に、変更に関連する必要な内部バッファ調整をワードサイズで行うと予期されている。これらのGMPシンクプロセッサを特殊モードに設定することに成功し、かつ、アップストリームノード群における新しいマトリックス接続と関連するdTIM欠陥が存在しないことを確認した後で、入力ポートはTSCC=1(BWR Relay Receiver)を当該方向において中継し、BWRプロトコルの持続期間の間(TIMActDisを用いて)TCMdTIM関連の結果として起こるさらなるアクションを無効化する。
3.すべての中間入力ポートおよび出力ポートがTSCC=1を中継すると、TSCC=1はソースからシンクへ伝播する。
4.すべての削除されたTSについてTSCC=1がODUflex(GFP)シンクに到達すると、ODUflex(GFP)シンクは、この方向において経路全体がOKであることを示すために、NCS=ACK(1)(BWR Generator)を設定することで応答する。NCSはODUflexオーバーヘッドエリアに配置されているので、NCS=ACK(1)は各ノードを透過的に通過して最遠端のODUflex(GFP)エンドノードへ至る。
5.ODUflex(GFP)エンドノードがTSCC=1とNCS=ACK(1)との双方を受信しかつ、TSCC=1に応答してNCS=ACK(1)を送信すると、双方向シグナリングが完了する。ODUflex(GFP)エンドノードはその後、帯域幅減少を開始する。帯域幅減少は、BWR_INDを1に設定することから開始する。減少レートの詳細については7.2.1を参照されたい。帯域幅減少は、BWR_INDを0に設定した後で終了する。
6.GMPソースプロセッサをノーマルモード(BWR Relay Generator)へ設定後、ODUflex(GFP)ソースノードは、その送信方向での帯域幅減少命令の完了とそのGMPノーマルモードへの復帰をシグナリングするために、TSCC=1(BWR Generator,BWR Relay Generator)の代わりにTSCC=0の発信を開始する。
7.中間入力ポートがTSCC=0およびRP=1を受信すると、中間入力ポートはそのGMPシンクプロセッサをノーマルモード(BWR Relay Receiver)に設定するとともにTSCC=0を出力ポートへ転送する。出力ポートはそのGMPソースプロセッサをノーマルモード(BWR Relay Generator)に設定する。
これらのGMPプロセッサをノーマルモードに設定後、TSCC=0が直ちに当該ノードを介してその方向に中継される。
8.TSCC=0がODUflex(GFP)シンク(BWR Receiver)に到達すると、関連するODUflex(GFP)ソースがNCS=NACK(0)を設定することにより応答を送信する(BWR Generator)。
9.ODUflex(GFP)エンドノードがNCS=NACK(0)を受信および送信すると、BWRプロトコルは、ほとんど完了しており、LCRプロトコルは再開することができる。
10.ODUflex(GFP)エンドノードがNCS=NACKを受信および送信すると、当該ノードはRP=0(BWR Generator)に設定する。BWR Relay GeneratorはLCRプロトコルが終了するまで、このRP=0の出力ポートへの転送を禁止する。
11.LCRプロトコルがODUflex(GFP)エンドノードにおいて終了すると、ODUflex(GFP)エンドノードは、RP=0の転送禁止を終了する。中間入力ポートがRP=0を受信すると(BWR Relay Receiver)、中間入力ポートはRP=0を透過的に関連する出力ポートへ転送する(BWR Relay Generator)。RP=0が最遠端ノードのODUflex(GFP)に伝播される、つまり、中間ノード群がそれらのTSCC情報中継とすべての他のリサイジングプロトコル動作とを終了したことを示すと、増大動作は完了となる。ODUflex(GFP)シンクノードがRP=0を受信しかつ反対方向にRP=0を送信すると、ODUflex(GFP)シンクノードは当該方向における減少リサイジングプロセスの完了をネットワーク管理または制御プレーンへ報告する(BWR Generator)。
TSCC情報およびRP情報はエンドツーエンドで渡されて、ODUflexトレイルエンドポイント機能、および、ODUflexプロテクションの場合における接続機能における特別プロテクション処理のサブジェクトで用いられる。
PAUSEの終了後かつBWR減少の完了後のプロトコルのLCR部は、以下の各ステップにより処理される。これは、リンクコネクション現用リンクおよび保護リンクのための独立のリンクごとの接続であって、RPシグナリングはプロテクションエンドポイントにおいて用いられる。
1.BWRリレージェネレータ(BWR Relay Generator)プロセスによってトリガされると、出力ポートがTSGS=ACK(1)を送信する。
2.実装に依存して決まる所定時間の経過後、CTRL=REMおよびTSGS=ACKを送信し、かつ同じ側で、CTRL=REMおよびTSGS=ACK(1)を受信すると、ポートは、同じリサイズマルチフレームバウンダリ(RMFboundary1)(LCR Generator)で削除される各トリビュタリスロット(TS)に対して、[NORM,♯a,ACK]を送信する。[NORM,♯a,ACK]の送信後、ポートは、ODUflex(GFP)リンクコネクション減少を行う。[REM,♯a,ACK]から[NORM,♯a,ACK]への変化は、リンクコネクション減少が次のリサイズマルチフレームバウンダリ(RMFboundary2)において開始するであろうことをダウンストリームポートに対してシグナリングするものである。
3.LCRリサイズの完了および削除される各トリビュタリスロット(TS)についてNORMの受信後、実装態様により決まる所定時間が経過した後、ポートはリサイズマルチフレームバウンダリPで[IDLE,0,NACK]を削除される各トリビュタリスロット(TS)に対して送信することによりLCRプロトコルを終了する(LCR Generator)。
4.ODUflex(GFP)エンドノード上の出力ポートがLCRプロトコルを完了すると、出力ポートはRP=0を転送する。
5.中間ノード上の出力ポートは、LCRプロトコルを終了後、RP=0を転送する(BWR Relay Generator)。入力ポートは、着信するRP=0を中継する(BWR Relay Receiver)。
6.ODUflex(GFP)エンドノードがRP=0を受信しかつ反対方向にRP=0を送信すると、ODUflex(GFP)エンドノードはその方向における減少リサイジングプロセスの完了をネットワーク管理または制御プレーンに対して報告する。
このシグナリングと、エンドポイント接続機能およびODUflexトレイルエンドポイントにおけるOH情報の結合された処理とによって、プロトコルの減少部は終了する。
保護切り替えおよびリサイズオーバーヘッド処理
勧告G.798の図14−9ないし図14−13は、プロテクション関連処理機能を示した図である。これらの処理機能の適用は、図4に示すビヘイビアをもたらす。
図4は、双方向1+1リニアパスプロテクションを示しており、これはITU用語としてはSNC(Sub−Network Connection)と呼ばれるものである。第1のネットワークノードにおけるソース機能40は、RPおよびTSCCプロトコルビットを生成するとともにこれらとあわせてODUflex信号を生成する。第1のネットワークノードの接続機能は、それぞれRPビットおよびTSCCビットをもつODUflexを現用(W)セクションターミネーション機能42とプロテクション(P)セクションターミネーション機能43とにブリッジする。セクションターミネーション機能42、43は、ODUflexを、HO−ODUk上の下位(LO)ODUとして、OTUkフレーム内にマッピングして、これらを送信する。異なるHO−ODUk/OTUkに多重化されて、LO ODUflexは、1+1SNCの最遠端における目的ノードに到達するまで、2つの冗長なネットワークパス上を、すなわち現用パス44と保護パス45とを並列的に移動する。セクションターミネーション機能46および47は、信号を受信し、セクションオーバーヘッドを終端させて、ODUflexならびにそのRPおよびTSCCプロトコルビットをHO OPUk OHから抽出する。信号は、セレクタ48に供給され、セレクタ48は現用パスWからの信号を選択し、また、障害が発生した場合には保護パスPからの信号を選択するように切り替えを行う。選択されたODUflex、RP信号およびTSCC信号は、シンク機能49に供給される。反対方向の信号フローは、2つのネットワークノードの間でそれらの役割を入れ替えたのと同じである。
帯域幅リサイズ処理を完了するために、LCRプロトコルを用いたリンクリサイズ処理はそれぞれセクションターミネーション機能42、43およびセクションターミネーション機能46、47のレベルで行われなければならない。加えて、BWRプロトコルを用いた帯域幅リサイズ処理はソース機能40およびシンク機能49のレベルで行われなければならない。しかしながら、BWRプロトコルが必要とするRP信号およびTSCC信号は、現用パスWのみから選択されるので、リサイズ処理は、保護パスPについては完了されることができない。もし保護パスPのリサイズが、おそらくは利用可能なリソースが不十分なために、失敗した場合には保護系はもはや動作不能となる。
したがって、かかる欠陥を回避するために、本実施形態は、後述する特別な処理を提供する。本実施形態によって提示されるこの解決手段は、ITU−T勧告G.873.1に規定されるリニア1+1プロテクション、リニア1:1プロテクションおよびシェアド1:nプロテクション、ITU−T勧告G.873.2に規定されるシェアドリングプロテクション(Shared Ring Protection;SRP)、さらにはIITU−T SG15において現在検討中のシェアドメッシュプロテクション(Shared Mesh Protection;SMP)を含め、あらゆる種類のプロテクションアーキテクチャに適用可能である。
図5は、リニア1+1プロテクションのための信号フローおよびリサイズオーバーヘッド処理を示した図である。図4におけるように、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のネットワーク接続は双方向的であって、信号フローおよび信号処理は2つの方向で対称的である。したがって、一方向のみ、すなわち、図5の左から右へのみが記載されている。縦方向のそれぞれBWRおよびLCRを付した両方向矢印は、LCRプロトコルステージの場合にはセクションを終端させるノード間、BWRプロトコルステージの場合にはエンドツーエンドでの進行方向および戻り方向(すなわち左から右およびその逆)におけるリサイズオーバーヘッドメッセージの双方向プロトコル交換を表す。
左側ネットワークノードは、GFPエンコードされたクライアント信号を搬送するODUflexのためのソース機能50を含む。ソース機能50は、ブリッジ機能51に接続され、ブリッジ機能51は、ODUflexソース機能50から着信するODUflex特徴的情報(CI)信号を2つのHO−ODUkソース機能52、53へブリッジし、ここで、ODUflexは、2つの冗長なネットワークパス54、55経由の送信のためにODUkとして構成されかつ多重化されている。ネットワークパス54、55は、1+1SNC(サブネットワーク保護コネクション)のアクティブパスと保護パスとを表す。
右側ネットワークノードにおいては、2つの冗長なODUkが、各ODUkターミネーション機能56、57において受信および終端されており、ODUflex特徴的情報(CI)信号は、それぞれアクティブパス54および保護パス55から並行的に受信された2つのODUkから抽出されて、セレクタ58に供給される。セレクタ58は、通常動作中にはアクティブパス54から受信された信号を選択し、障害が発生した場合には、保護パス55から受信された信号に切り替える。
ここで、1+1保護されたODUflexコネクションがリサイズされなければならないことが考慮される。ODUflex特徴的情報(CI)に加えて、関連プロトコルメッセージRPおよびTSCCが示されている。
上述のとおり、RPビットは、リサイジングプロトコルがRCOHに担われていることを示すために用いられるビットである。リサイズ処理の開始当初においては、ODUflex RPビットは、ソース機能50において1に設定されている。すべてのリサイジングプロトコル処理が完了すると、ターミネーション機能50がRPビットを0にリセットする。RP=0は、TSCC情報中継と当該方向における中間ノードの他のすべてのリサイジング処理動作を終了させる。
TSCCビットは、上位リンクの一部をなしていて、リンクコネクションおよびODUflex(GFP)接続の接続性をチェックするために用いられる。TSCCビットは、追加または削除されるべきトリビュタリスロット(TS)と関連するシグナリング情報を搬送するためのビットで、ソースからシンクへホップバイホップで伝播される。当初は、TSCCの値はODUflexソース機能50において0に設定されている。リサイズ期間の間、TSCC=1は、シンクへのGMP信号に対して、ソースからシンクに至る経路上のすべてのネットワークノードが帯域幅リサイジング動作をサポートする準備ができていることを確認するものである。ODUflex(GFP)リサイズ処理が完了した後、ODUflexソース機能50は帯域幅リサイズ完了を表示するためにTSCCを0に設定する。
TSCCは、このようにリサイズされるべきODUflexレイヤに対するリンクコネクションレイヤの確認として用いられ、個々のリンクコネクションの容量変更が完了してHO接続上のエンドツーエンドで必要な容量が利用可能であることを確認するために用いられる。これは、ODUflexのリサイズプロセスの開始の可能性を示唆する。
保護系の起点としての接続機能51において、RPおよびTSCCを含むリサイズプロトコルのリサイズ関連のオーバーヘッド信号は、ODUflexの特徴的情報(CI)とあわせてブリッジされる。同じアーキテクチャ、すなわち、ブロードキャストブリッジがRPおよびTSCCについて用いられている。アクティブなODUkソース機能52および保護ODUkソース機能53は、ODUflexソース機能から受信されたRPビットおよびTSCCビットを、図3に示すOPUk OHポジションにおける各リサイズオーバーヘッド内にマッピングする。図1に示すように、パス54、55上の中間ネットワークノードは、RPビットおよびTSCCビットを入力から出力へと中継し、これにより、これらが最終的にODUflexコネクションを終端している最遠端ネットワークノードに到達する。
このように、ODUkシンク機能56、57は、RPビットおよびTSCCビットをそれぞれアクティブパス54および保護パス55から受信し、これらの制御ビットを抽出して、後者を接続機能58へ転送する。
プロテクショングループのシンクエンドを提供する接続機能58において、RP信号およびTSCC信号は、ODUflex特徴的情報(CI)におけるようにセレクタではなく、ロジック機能60、61を用いて組み合わせられる。ロジック機能演算60、61の結果はODUflexターミネーション機能59に接続する発信方向接続機能インタフェースに供給される。
ネットワークパス54および55上のネットワーク要素間のすべてのセクションは、上述したLCRプロトコルを用いて従来の方法に従いリサイズされる。この時点まで、現用エンティティと保護エンティティとの間にLCRフェーズについての相違は存在しない。帯域幅リサイズ処理は、アクティブな現用エンティティおよび保護エンティティについて同一であって、OPUflexオーバーヘッドにおいて搬送されるBWRプロトコルにおけるNCSビットおよびBWR_INDビットに関しても同一である。これにより、現用エンティティと保護エンティティとが調整された態様にてリサイズされかつBWR(帯域幅リサイズプロトコル)があわせてトリガされることが確保され、それゆえどの時点においても同じBWが現用および保護エンティティにおいて利用可能であり、また、保護切り替えの場合においても余計な瞬断が発生することがない。
ODUflex保護コネクションを終端するネットワークノードにおいては、ロジック機能60は、アクティブパス54および保護パス55からのRPビットを終端させる。特に、0から1への状態遷移は、リサイズ処理の開始を表す。ロジック機能60は、したがって、アクティブパス54および保護パス55からの両方のRPが0から1への遷移を表す場合にのみ論理1を出力し、それ以外の場合は論理0を出力する。0から1への遷移については、論理演算60はしたがってRPビット出力ステータス生成のために論理AND演算を含んでいてもよい。
反対に、1から0への遷移は、リサイズ処理の終了を表す。ロジック機能60は、したがって、アクティブパス54および保護パス55からのRPが1から0への遷移を表す場合にのみ論理1から論理0へ戻ることになり、それ以外の場合は論理1を出力し続けることになる。1から0への遷移については、ロジック機能60は、したがって、RPビット出力ステータス生成のために論理NOTAND機能を含んでいてもよい。
ここに説明したTSCCはリンクリサイズ処理の成功完了を表す。したがって、ロジック機能61は、アクティブパス54および保護パス55からのTSCCが論理1を表す場合のみ、すなわち、LCRステージの成功完了の場合のみ出力が論理1となるように、論理AND演算を行う。
現用パス54または保護パス55のいずれかに対するリサイズに成功しなかった場合(その原因として利用可能なリソースが不十分であることが考えられる)には、TSCC信号およびRP信号は、ODUflexターミネーション機能59に到達することはなく、リサイズプロトコル処理は完了されない。これは、現用エンティティ54または保護エンティティ55のいずれかにおいてリンクがリサイズされないことを意味する。換言すれば、コネクション54、55が双方ともリサイズされるか、そうでなければいずれもリサイズされないので、ODUflexパスの保護系は常時稼働できる状態に維持される。さらに、コネクション54、55の双方に対するリサイズ処理が同期された状態に保持されるので、切り替えを起動させる障害の発生時においても、データ損失が発生しない。
第2の実施形態が図6に示されている。ここに提示される解決手段は、勧告G.873.1に規定されるリニア1:nプロテクションに適用可能であるが、また、勧告G.873.2に規定するOTNシェアドリングプロテクション(SRP)、あるいはシェアドメッシュプロテクション(SMP)の各プロテクションアーキテクチャにも適用可能であるところ、これらのプロテクションアーキテクチャはいずれも、ODUflexプロテクショングループソースに配置された接続機能には常駐のブリッジが備えられていないアーキテクチャである。
特に、第2の実施形態は、常駐のブリッジが利用可能でなく、それゆえに常駐の保護エンティティも利用可能でないという点で相違している。保護切り替えの場合に、正しいコンフィギュレーションが関連するHO LO ODUアダプテーション機能および接続機能内にロードされる。
結果として、HO OPU OHにおけるリサイズシグナリングはHO OPU OHにおいてもLO OPUflex OHにおいても利用可能でない。したがって、本実施形態は、保護エンティティセクション上において追加的リサイズOHチャネルを用いる、そしてこの追加的リサイズOHチャネルは、HO OPUポジションにおけるリサイズOHとは分離されているものである。これは、現行の勧告G.709、勧告G.873.1、勧告G.873.2および勧告G.7044のシグナリングでは予約(リザーブ)および/または未使用のOHポジションにおける、ビット志向シグナリングとするか、あるいは、これらの未使用OHポジションの幾つかの上のパケット志向メッセージングチャネルとすることができる。
インアクティブな保護エンティティのためのより一層適切なリサイズシグナリングチャネルは、HO ODUセクションのリサイズOHのパケットカプセル化を用いるとともに、それを、通信中のOTNネットワーク要素のHO−ODUから下位(LO)ODUへのアダプテーションと関連するネットワーク要素におけるマトリックス接続とをエミュレートするリサイズOHプロセッサ内に供給する、メッセージ志向チャネルオプションとされてもよい。これは、この処理がタイムクリティカルな処理ではなく、情報ステータスの変化に大部分が関連しているという事実ゆえに可能となるものである。
このチャネルの正確なフォーマットおよびサーバビット位置は、二次的な重要性をもつ事項であって、必要に応じて当業者により適宜選択されるべき事項である。例えば追加的リサイズオーバーヘッドチャネルは管理通信帯域幅の一部を用いることができる。
また、GMP(Generic Mapping Procedure)のためのBWR容量ランプ(capacity ramp)がリサイズ処理機能においてエミュレートされる。保護されたODUflexの「N」個のインスタンスごとにマッピングされるべき信号は、勧告G.7044に規定されるOH信号である。それらのビットは、HO−OPUおよびODUflexリサイズOHに担われるとともに利用可能な暫定ノード構成の正しい処理のために暫定ノードにおいて利用可能とされるべき信号群の完全なセットをなす。
追加的リサイズオーバーヘッドチャネル経由で伝送される必要があるオーバーヘッド信号は、特に、HO OPUk OHのRCOH1位置からはRPビットおよび4つのTPIDビット;HO OPUk OHのRCOH2位置からは、TSCCビット、TSGSビットおよび2つのCTRLビットおよびTPIDビット;OPUflexオーバーヘッドからは、RCOH1に担われるBWR_IND;およびRCOH2位置において搬送されるBWR_INDビットおよびNCSビットである。
それゆえこの観点から、ODUflexプロテクションのための追加的リサイズOHチャネルは、OPUflexから、RCOH、RCOH1からBWR_INDビット;RCOH2からBWR_INDビットおよびNCSビットを搬送しなければならず、また、RCOH3に定義されたCRC−3と同一または同等の誤り検出をサポートしなければならず、また、HO OPUk OHのRCOH1の位置からは、RPビットおよび4つのTPIDビットを、RCOH2の位置からはTSCCビットおよびTSGSビットを、RCOH3の位置については、2つのCTRLビットおよびTPIDビットを搬送しなければならず、そして、勧告G.7044において規定されかつ勧告G.7044の図6−2−RCOHフォーマットに示されるCRC3およびCRC−5と同一または同等の誤り検出をサポートしなければならない。
図6においても、図4および図5と同様、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとの間のネットワーク接続は双方向であって、信号フローおよび処理は2つの方向で対称的である。したがって、一方向のみ、すなわち、図6の左から右へのみが以下にさらに詳述されている。図5におけると同様、縦方向のそれぞれBWRおよびLCRを付記した両方向矢印は、LCRプロトコルステージの場合にはセクションを終端させるノード間、BWRプロトコルステージの場合にはエンドツーエンドでの進行方向および戻り方向(すなわち左から右およびその逆)におけるリサイズオーバーヘッドメッセージの双方向プロトコル交換を表す。
左側ネットワークノードは、GFPエンコードされたクライアント信号を搬送するODUflexのためのソース機能70を含む。ソース機能70は、接続機能71に接続され、接続機能71は、ODUflexソース機能70から着信するODUflex特徴的情報(CI)信号をHO−ODUkソース機能72へ接続し、ここで、ODUflexは、ネットワークパス74経由の送信のためにODUkとして構成されかつ多重化されている。冗長な保護ネットワークパス75が存在するが、現時点ではODUflexソース70に接続されていない。反対に、保護パス75は、アクティブパス54からの保護切り替えが開始される前にアクティブパス74上で障害が発生した場合に、プリエンプトされなければならない優先度の低いトラヒック信号82を送信するために用いることができる。例えば、ネットワークパス74、75は、1+1SNC(サブネットワーク保護コネクション)のアクティブパスおよび保護パスを表すことができる。したがって、ODUkソース機能73は、接続機能71を介してソース(図示せず)または低優先度トラヒック信号82に接続されている。
ODUflexソース70からのRP信号およびTSCC信号は、ODUkソース72に接続されており、リサイズOHプロセッサ83へブリッジされ、このリサイズOHプロセッサ83はODUflexリサイズ情報を別のリサイズOHチャネル内に組み込み、後者をODUkソース73を介して送出方向HO−ODUk内へマッピングする。
保護系の起点としての接続機能71において、リサイズプロトコルのリサイズ関連オーバーヘッド信号、すなわち、ODUflex<n>のODUk_CI_RPおよびODUk_CI_TSCCは、保護エンティティのリサイズOHチャネル内にブリッジされるが、このリサイズOHチャネルは他のトラヒックのために現在使用されていてもよい。ODUflexの特徴的情報(CI)はアダプテーション機能73に常にブリッジされているわけではなく、プロテクションプロトコルから要求があった場合にのみブリッジされる。
ネットワークパス74、75がそれぞれODUkターミネーション機能76、77で終端されている右手側ネットワークノードにおいては、ODUflexの特徴的情報(CI)信号は、アクティブパス74から受信されたODUkから抽出され、接続機能78に供給される。内部接続機能78のセレクタ85は、通常動作の間、アクティブパス74から受信された信号を選択し、障害が発生した場合には、このパスのトラヒックがプリエンプトされて左側ノード側の切り替えが適切なプロテクションプロトコルを用いてシグナリングされた後で、保護パス75から受信された信号に切り替える。余剰トラヒック信号を保護パス75から通常動作で選択し当該信号を適切な出力に接続するセレクタ86は、同時に、保護パス75からのODUflex特徴的情報(CI)信号を非選択とし、保護パス75は、接続71によるブリッジの設定が成功後、ODUflexソース機能70からのこの保護されたODUflex特徴的情報(CI)信号を搬送する。プロテクションプロトコルそれ自体は、ここでは当業者に一般に知られているものとして記載されている。
リサイズOHプロセッサ84が提供されており、リサイズOHプロセッサ84は、受信されたサイズオーバーヘッドチャネルからODUkターミネーション機能77において抽出されたリサイズオーバーヘッド信号を受信し、もともとはリサイズOHプロセッサ83から送信されたTSCC信号およびRP信号を抽出する。これらのTSCC信号およびRP信号ならびにODUkターミネーション機能76によって受信されたTSCC信号およびRP信号が接続機能78に供給され、そこでこれらの信号は前の実施形態におけると類似の特別処理の対象とされる。
プロテクショングループのシンクエンドを提供する接続機能78において、シェアドプロテクションのための新しいリサイズOHチャネルによって提供されるODUk_CI_RP信号およびODUk_CI_TSCC信号は、1+1プロテクションについてのものと類似のロジック機能を用いて組み合わせられ、ODUflex<N>ターミネーション機能79に供給される。
特に、ロジック機能80は、このようにして、アクティブパス74からのRPと、保護パス75上の追加的リサイズオーバーヘッドチャネルにおいて受信されかつリサイズオーバーヘッドプロセッサ84によって抽出されるRPとがともに0から1への遷移を示す場合にのみ、論理1を出力し、そうでない場合には論理0を出力する。反対に、ロジック機能80(図5におけるとロジック機能60同様)は、アクティブパス74および保護パス75からのRPがともに1から0への遷移を表す場合にのみ論理1から論理0へ戻り、そうでない場合には論理1の出力を継続する。ロジック機能81は、アクティブパス74および保護パス75からのTSCCに対して論理AND演算を行う。
シェアドプロテクションまたは1:Nプロテクションについては、プロテクションセクションのエミュレートされた暫定HOセクションは、現用エンティティと同様に、下位保護されたODUflexごとに、同一の管理コマンドを介してリサイズされる。これにより、現用エンティティとエミュレートされた保護エンティティとが調整のとれた仕方でリサイズされ、BWR(帯域幅リサイズプロトコル)は両方のためにトリガされ、それによりいつでも同じ帯域幅が現用エンティティおよび保護エンティティにおいて利用可能であり、何ら余計な瞬断が作出されないように確保されることができる。
保護切り替え実行の場合には、HO/LOアダプテーションのエミュレートされたコンフィギュレーションは、ブリッジおよびスイッチ(セレクタ)要求とともに、保護エンティティのアダプテーションおよび接続機能内にロードされて使用される保護エンティティを構成する必要がある。これとともに、トラヒックへのインパクトが最小化され、また、リサイズ処理の間、マッチング信号構造は直ちに利用可能となる。保護エンティティも現用エンティティも利用可能でない場合には、TSCC信号およびRP信号はODUflexターミネーションにおいて利用可能ではなく、リサイズプロトコル処理は完了せず、また、リンクは両エンティティ上でリサイズされず、かくして保護コネクションは随時動作可能な状態に保たれる。
図5におけるODUflexターミネーション機能59または図6におけるODUflexターミネーション機能79に代えて、ODUflexは別の出力に接続されることができ、図2におけるネットワークノードBがそうするように、その後のHOセクションを介して続行されることができることが理解されるべきである。
ネットワークノードは、保護されたODUflexコネクションのリサイジングをサポートするために、光トランスポート信号のための複数のネットワークインタフェースを有している。特に、1:1プロテクションまたは1+1プロテクションをサポートするために、ネットワークノードは少なくとも2つのインタフェースを必要とし、その1つは、アクティブパスと保護パスとを受付けるインタフェースである。図1および図2を参照すると、インタフェースは、典型的には、OTUkターミネーション機能、HO−ODUkアダプテーション機能、ODUkターミネーション機能およびLO−ODUkアダプテーション機能の各機能13−16、13’−16’、21−24および21’−24’を含むと考えられる。
図5および図6を参照すると、ネットワークノードは、さらにLO−ODUkのための接続機能58、78を含んでいるであろう。これは、HO−ODUk信号の個々のトリビュタリスロットを切り替えるLOスイッチマトリックスとすることができるが、専用の保護切り替え機能とすることもできる。接続機能は、プロテクショングループに対してシンク側ターミネーション機能を行うが、ここで、プロテクションのタイプに従って、プロテクショングループは少なくとも1つのアクティブパスと少なくとも1つの保護パスとを含む。
プロテクショングループのターミネーションは典型的にノードのユーザインタフェースまたはトリビュタリインタフェースに存在しているLO−ODUkターミネーション機能59、79へのアクティブパスの接続を伴うと考えられる。リサイズ処理のBWR部はこのようなLO−ODUkターミネーション機能59、79によって行われ、他方、リサイズ処理のLCR部はその間に、セクションターミネーションネットワークインタフェースによって、アクティブパスおよび保護パスに沿って行われる。
接続機能は、アクティブパスおよび保護パス上で受信されるリサイズプロトコル信号TSCCおよびRPに対して論理演算を行って、単一の論理処理されたTSCC信号およびRP信号をLO−ODUkターミネーション機能59、79へ出力する。
TSCCおよびRP信号に対して行われる論理演算は論理的にはプロテクショングループを終端させる接続機能に属しているが、それらの機能は、物理的には分離して実装されてもよいことが明らかである。例えば、アクティブパスおよび保護パスからのTSCC信号および/またはRP信号を論理的に組み合わせる処理は、LO−ODUkを終端するインタフェースボード上で実装されることができ、あるいは、スイッチマトリックスのような、障害が発生した場合のアクティブパスから保護パスへの切り替えを実際に行う中央接続機能によって実装されることができる。
N:1プロテクションスキームまたはN:Mプロテクションスキームにおけるようにプロテクショングループが2つ以上のアクティブパスと1つの保護パスとを含んでいるとき、2つよりも多いTSCC信号および/またはRP信号が一度に論理的に処理されて結合されることができることもまた明らかである。あるプロテクショングループに属するどれくらい多くのメンバーがリサイズされるべきか、および、どのリサイジング処理が同期されるべきかに依存して、これらのメンバーのTSCC信号および/またはRP信号は論理的処理および結合の処理対象とされると考えられる。
本明細書および各図面は単に本発明の原理を説明したものである。したがって、当業者であれば、ここに明示的に記載または図示されたものではなくても本発明の原理を具現化するとともにその趣旨および範囲に含まれる様々な構成を構想することができるであろうことが理解されると考えられる。また、ここに言及されるすべての例は、原則として本発明の原理と、技術分野の進展のために発明者によって提供されたコンセプトとに対する読み手の理解を助けるという教育的目的のためにのみ明示的に意図されたものであって、このような具体的に言及された各例と各条件とに限定される趣旨ではないものとして解釈されるべきである。さらに、ここに記載した本発明の原理、様相および実施形態ならびにその具体例に言及するすべての記載は、それと均等なものをも包含するものとして意図されたものである。
ラベル「プロセッサ」を付した任意の機能ブロックを含め、各図に示した様々な要素がもつ機能は、適切なソフトウェアと関連するソフトウェアを実行することができるハードウェアだけでなく専用ハードウェアの使用によって提供されてもよい。プロセッサによって提供される場合、これら機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共用プロセッサによって、あるいは、複数の個別プロセッサによって提供されてもよく、その一部は共有されていてもよい。さらに、用語「プロセッサ」または「コントローラ」を明示的に使用している場合でも、ソフトウェアを実行することができるハードウェアを排他的にさすものと解釈されるべきではなく、これらに限定する趣旨ではないが、デジタル信号処理プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワークプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ソフトウェアを記憶するための読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)および不揮発性ストレージをも黙示的に含んでいてもよい。通常であるとカスタムとを問わず他のハードウェアも含まれてもよい。同様に、各図に示す任意のスイッチは専ら概念的なものである。それらの機能は、プログラムロジックの演算によって、専用ロジックによって、プログラム制御および専用ロジックのインタラクションによって、あるいは、さらには、文脈に従いより一層具体的に理解されるところに従い実装担当者によって選択可能な特定の技術を用いて行われてもよい。

Claims (12)

  1. 光伝送ネットワークにおける保護されたコネクションのリサイジング方法であって、保護されたコネクションがフレキシブルサイズの下位光データユニットによって表され、
    前記保護されたコネクションが、少なくとも1つのアクティブパス(54、74)と少なくとも1つの保護パス(55、75)とで構成され、アクティブパス(54、74)と保護パス(55、75)とでプロテクショングループが形成され、
    リンクコネクションリサイズプロトコル部と帯域幅リサイズプロトコル部とで構成されたリサイズプロトコルを用いて行われる、方法において、
    − 前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)と少なくとも1つの保護パス(55、75)とに沿ってリンクをリサイズするために、前記リンクコネクションリサイズプロトコル部を行うステップと、
    − フレキシブルサイズの前記下位光データユニットの容量をリサイズするために、前記アクティブパスと前記保護パスとの双方に対してトリガされる前記帯域幅リサイズプロトコル部を行うステップと、
    − 前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)と前記少なくとも1つの保護パス(55、75)とに沿う前記リンクのリサイジングの成功または失敗を示す確認信号(TSCC)を、それぞれ、前記プロテクショングループを終端させる接続機能(58、78)へ送信するステップと、
    − 前記接続機能(58、78)において、前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)と前記少なくとも1つの保護パス(55、75)とに沿って送信される前記確認信号(TSCC)どうしを論理的に組み合わせるステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記確認信号を論理的に組み合わせる前記ステップが、前記確認信号に対してブールAND演算(61、81)を行うことを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記確認信号(TSCC)が、フレキシブルサイズの前記下位光データユニットを担う上位光データユニットのオーバーヘッド位置において送信されるトリビュタリスロット接続性チェックビットである、請求項2に記載の方法。
  4. − それぞれ、前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)および前記少なくとも1つの保護パス(55、75)に沿うリサイズ処理の開始および終了を示すステータス信号(RP)を、前記プロテクショングループを終端する前記接続機能(58、78)へ送信するステップと、
    − 前記接続機能(58、78)において、前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)と前記少なくとも1つの保護パス(55、75)とに沿って送信される前記ステータス信号どうしを論理的に組み合わせるステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ステータス信号を論理的に組み合わせる前記ステップが、演算(60、80)を含み、この演算が、
    − 前記アクティブパス(54、74)上で送信された前記ステータス信号(RP)および前記保護パス(55、75)上で送信された前記ステータス信号(RP)がいずれも0から1への遷移を示す場合にのみ出力状態を論理0から論理1へ変更し、それ以外の場合には論理0を出力し続け、
    − 前記アクティブパス(54、74)上で送信された前記ステータス信号(RP)および前記保護パス(55、75)上で送信された前記ステータス信号(RP)がともに1から0への遷移を示す場合にのみ出力状態を論理1から論理0へ変更し、それ以外の場合には論理1を出力し続ける、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記ステータス信号(RP)が、フレキシブルサイズの前記下位光データユニットを担う上位光データユニットのオーバーヘッド位置において送信されるリサイジングプロトコルインジケータビットである、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記確認信号(TSCC)および/または前記ステータス信号(RP)が、追加的オーバーヘッドチャネル上の前記少なくとも1つの保護パス(75)上で送信され、この追加的オーバーヘッドチャネルが、フレキシブルサイズの前記下位光データユニットを担う上位光データユニットのオーバーヘッド位置内で定義されるリサイズオーバーヘッドとは分離されている、請求項4に記載の方法。
  8. 光伝送ネットワークにおいて用いられるネットワークノードであって、
    上位光データユニットを搬送する光トランスポート信号のための複数のネットワークインタフェース(A1、B1、B2、C1、56、57、76、77)と、上位光データユニットのペイロードセクション内で伝送される下位光データユニットのための接続機能(58、78)と、が備えられ、
    前記接続機能が、少なくとも1つのアクティブパス(54、74)および少なくとも1つの保護パス(55、75)で構成されたプロテクショングループのためのシンク側ターミネーション機能を行うように構成され、
    前記接続機能(58、78)が、さらに、リサイジングプロトコルの一部として前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)から受信された確認信号(TSCC)と前記少なくとも1つの保護パス(55、75)から受信された確認信号(TSCC)とを論理的に組み合わせるように構成されていて、この確認信号(TSCC)が、それぞれ、前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)および前記少なくとも1つの保護パス(55、75)に沿うリンクのリサイジングの成功または失敗を示し、かつ、
    前記接続機能(58、78)が、さらに、前記リサイジングプロトコルの一部として前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)から受信されるステータス信号(RP)および前記少なくとも1つの保護パス(55、75)から受信されるステータス信号(RP)を論理的に組み合わせるように構成されていて、このステータス信号(RP)が、それぞれ、前記少なくとも1つのアクティブパス(54、74)および前記少なくとも1つの保護パス(55、75)に沿う帯域幅リサイズ処理の開始および終了を示す、ネットワークノード。
  9. 前記接続機能が、さらに、前記確認信号に対してブールAND演算(61、81)を行うように構成されている、請求項8に記載のネットワークノード。
  10. 前記接続機能(58、78)が、さらに、論理演算(60、80)を行うように構成され、この論理演算(60、80)が、
    − 前記アクティブパス(54、74)から受信された前記ステータス信号および前記保護パス(55、75)から受信された前記ステータス信号がいずれも0から1への遷移を示す場合にのみ出力状態を論理0から論理1へ変更し、それ以外の場合には論理0を出力し続け、
    − 前記アクティブパス(54、74)から送信された前記ステータス信号および前記保護パス(55、75)から送信された前記ステータス信号がともに1から0への遷移を示す場合にのみ出力状態を論理1から論理0へ変更し、それ以外の場合には論理1を出力し続ける、
    請求項8に記載のネットワークノード。
  11. シンク側リサイズオーバーヘッドプロセッサ(84)が備えられていて、このシンク側リサイズオーバーヘッドプロセッサ(84)が、追加的オーバーヘッドチャネルから前記少なくとも1つの保護パスにおいて受信される前記確認信号および/または前記ステータス信号を抽出し、この追加的オーバーヘッドチャネルが、フレキシブルサイズの前記下位光データユニットを担う上位光データユニットのオーバーヘッド位置内で定義されるリサイズオーバーヘッドとは分離されている、請求項8に記載のネットワークノード。
  12. ソース側リサイズオーバーヘッドプロセッサ(83)がさらに備えられていて、このソース側リサイズオーバーヘッドプロセッサ(83)が、戻り方向保護パス上で戻り方向に送信されるべき前記確認信号および/または前記ステータス信号を、フレキシブルサイズの前記下位光データユニットを担う上位光データユニットのオーバーヘッド位置において定義されるリサイズオーバーヘッドとは分離された前記追加的オーバーヘッドチャネル内に組み込む、請求項11に記載のネットワークノード。
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