JP6050740B2 - 画像形成装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像形成装置、方法、及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置に外部記憶装置が接続された場合に、画像形成装置内で必要な情報の収集が行われ、収集された情報が、接続された外部記憶装置に書き込まれるという技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の画像形成装置は、外部記憶装置が接続されたことを検知すると、所定の暗証情報と出力させる情報を指定するための指定情報とを外部記憶装置から取得し、取得した暗証情報と予め記憶している暗証情報とが一致するか否かを判断する。そして、当該画像形成装置は、暗証情報が一致していると判断した場合、指定情報によって指定される情報を外部記憶装置へ出力する。
特開2006−18660号公報
特許文献1に記載の技術は、例えば、画像形成装置に障害が発生した場合にその障害の解析及び復旧を行う者(以下「サービスマン」という)が、障害の解析及び復旧のために参照する情報(以下「解析データ」という)を画像形成装置から取得するために利用される。解析データは、例えば、画像形成装置において実施された処理のログやユーザー操作のログ等を示すログデータ、画像形成装置内の各装置の状態を示すデータ、デバッグ作業で得られたデバッグデータを含む。一般に、解析データは、サービスマン以外の者(画像形成装置の利用者も含む)には知られたくない機密情報を含んでいる。
特許文献1に記載の技術では、外部記憶装置に暗証情報が含まれており、暗証情報に基づく認証に成功した場合に、解析データの取得が可能となる。すなわち、正しい暗証情報が記憶されている外部記憶装置を利用すれば、サービスマン以外の者であっても解析データの取得が可能となる。従って、例えば、サービスマンが、正しい暗証情報が記憶されている外部記憶装置を紛失し、その紛失した外部記憶装置が第三者の手に渡ってしまった場合に、その紛失した外部記憶装置を取得した者によって、解析データが取得され、閲覧されてしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部記憶装置による解析データの取得がより安全に行える画像形成装置を提供することにある。
本発明の一観点に係る画像形成装置は、外部記憶装置に接続可能であり、読み出し部と、書き込み部とを備える。前記読み出し部は、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示す期間データを、前記外部記憶装置から読み出す。前記書き込み部は、前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時を示す日時データと、前記期間データとに基づいて、前記画像形成装置に関するデータを取得し、当該取得したデータを前記外部記憶装置に書き込む。
本発明の別の観点に係る方法は、外部記憶装置に接続可能な画像形成装置が行う方法である。前記方法は、第1のステップと、第2のステップとを包含する。前記第1のステップは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示す期間データを、前記外部記憶装置から読み出すステップである。前記第2のステップは、前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時を示す日時データと、前記期間データとに基づいて、前記画像形成装置に関するデータを取得し、当該取得したデータを前記外部記憶装置に書き込むステップである。
本発明の別の観点に係るプログラムは、外部記憶装置に接続可能な画像形成装置を構成するコンピューターに情報処理を実行させるプログラムである。前記情報処理は、第1のステップと、第2のステップとを包含する。前記第1のステップは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示す期間データを、前記外部記憶装置から読み出すステップである。前記第2のステップは、前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時を示す日時データと、前記期間データとに基づいて、前記画像形成装置に関するデータを取得し、当該取得したデータを前記外部記憶装置に書き込むステップである。
本発明によると、画像形成装置において、外部記憶装置による解析データの取得がより安全に行えるようになる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の一例の構成図である。 図2は、実施形態に係る期間データの一例の構成図である。 図3は、実施形態に係る解析データ取得処理のフローチャートである。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。これらの図面において、複数の図を通じて同一の符号は同一の構成要素を示している。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の一例の構成図である。
画像形成装置1は、例えば、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であり、スキャナー、複写機、プリンター、及びファクシミリ(FAX)の各機能を有する。
画像形成装置1は、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、RTC(Real Time Clock)13と、CPU(Central Processing Unit)14と、外部メモリーI/F(インターフェイス)部15と、画像形成部16と、画像読取部17とを備える。ROM11、RAM12、RTC13、外部メモリーI/F部15、画像形成部16、及び画像読取部17は、それぞれCPU14に接続される。
CPU14は、画像形成装置1が行う動作を制御する。本実施形態に係るCPU14は、画像形成装置1に外部メモリー2が接続された場合に、解析データを取得し得るか否かの判定を行い、解析データを取得し得るとの判定結果が得られた場合に、接続された外部メモリー2に解析データを書き込む処理(以下「解析データ取得処理」という)を行う。ここで、解析データとは、画像形成装置1に障害が発生した場合にその障害の解析を行うために利用されるデータであって、画像形成装置1から取得されるデータのことをいう。解析データは、例えば、画像形成装置1において実施された処理のログやユーザー操作のログ等を示すログデータ、画像形成装置1内の各装置の状態を示すデータ、デバッグ作業で得られたデバッグデータを含む。解析データ取得処理の詳細については、図3を参照して後述する。
CPU14は、判定部141と、解析データ取得部142と、暗復号部143とを有する。判定部141は、接続された外部メモリー2に記憶されている暗号化ファイル3内の期間データと、外部メモリー2が画像形成装置1に接続された日時(以下「接続日時」という)とに基づいて、解析データを取得し得るか否かの判定(以下「取得可否判定」という)を行う。期間データの詳細については、図2を参照して後述する。解析データ取得部142は、取得可否判定において、解析データを取得し得るとの判定結果が得られた場合に、画像形成装置1における解析データの収集と、収集した解析データの外部メモリー2への書き込みとを行う。暗復号部143は、外部メモリー2に記憶されている暗号化ファイル3の復号化を行う。暗号化ファイル3は、例えば、画像形成装置の障害の解析に関わる者(実際に障害の解析及び復旧を行うサービスマンを含む)によって暗号化されたデータであり、その全部又は一部として期間データを含む。
CPU14の機能、並びに判定部141、解析データ取得部142、及び暗復号部143の各機能は、CPU14が、ROM11からRAM12にロードされた各種のコンピュータープログラムを実行することにより実現される。なお、判定部141、解析データ取得部142、及び暗復号部143の各機能をソフトウェアで実現することに代えて、これらの各機能を実現するハードウェアが、画像形成装置1に搭載されてもよい。
ROM11は、例えば、フラッシュメモリー等のPROM(Programmable ROM)である。RAM12は、例えばDRAM(Dynamic RAM)である。ROM11には、例えば、CPU14により実行される各種のコンピュータープログラム、例えばファームウェアが記憶される。CPU14は、実行対象のコンピュータープログラムをROM11からRAM12にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
RTC13は、現在日時を管理する装置である。画像形成部16は、印刷機能を実現する装置である。画像読取部17は、スキャナー機能を実現する装置である。
画像形成装置1には、外部メモリーI/F部15を介して外部メモリー2が接続される。外部メモリー2は、リムーバブルメディアであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリー、SD(Secure Digital)カードである。外部メモリー2には、取得可否判定に利用される期間データを含む暗号化ファイル3が記憶される。
図2は、実施形態に係る期間データの一例の構成図である。
期間データ31は、解析データを取得し得る期間(以下「取得可能期間」という)を示すデータであり、1以上の取得可能期間を示す。例えば、期間データ31は、1以上の期間データ要素32を含む。各期間データ要素32は、1つの取得可能期間を示している。
例えば、図2の例では、期間データ31は、2つの期間データ要素32を含んでいる。図2における上から1番目の期間データ要素32は、2013年1月1日の00時00分00秒から2013年5月25日の13時00分00秒までの期間が取得可能期間であることを示している。また、図2における上から2番目の期間データ要素32は、2013年7月21日の15時00分00秒から2013年7月21日の15時20分00秒までの期間が取得可能期間であることを示している。
判定部141は、期間データ31が示す1以上の取得可能期間と接続日時とに基づいて、取得可否判定を行う。具体的には、判定部141は、接続日時が、1以上の取得可能期間のうちのいずれかの期間の範囲内にある場合に、解析データを取得し得ると判定する。例えば、期間データ31が図2で示される期間データ31であり、接続日時が2013年7月21日の15時10分00秒である場合、接続日時は、図2の上から2番目の期間データ要素32が示す取得可能期間の範囲内にあるため、判定部141は、解析データを取得し得ると判定する。また、例えば、期間データ31が図2で示される期間データ31であり、接続日時が2013年7月21日の14時00分00秒である場合、接続日時は、図2の期間データ31が示す2つの取得可能期間のいずれの範囲内にもないため、判定部141は、解析データを取得し得えないと判定する。
例えば、サービスマンは、画像形成装置1に障害が発生しその画像形成装置1が復旧作業の対象となった場合に、その復旧作業の対象となった画像形成装置1の設置場所に到着するおおよその日時(到着予想日時)を見積もる。そして、サービスマンは、その見積もった到着予想日時に基づいて取得可能期間を決定し、決定した取得可能期間を示す期間データ31を含む暗号化ファイル3を生成する。例えば、サービスマンは、到着予想日時近辺の時間帯を、取得可能期間とし得る。取得可能期間が上記のように決定されることにより、到着予想日時近辺の時間帯、すなわちサービスマンが復旧作業を開始すると予想される時間帯においては解析データの取得ができ、それ以外の時間帯では解析データの取得ができないようにすることができる。これにより、外部記憶装置を取得した第三者によって解析データが取得され、閲覧されるというリスクが低減される。
なお、図2の例では、期間データ要素32が、取得可能期間の開始日時と終了日時との両者を含んでいるが、取得可能期間の開始日時を含まずに取得可能期間の終了日時のみを含むようにしてもよい。この場合、判定部141は、例えば、接続日時が取得可能期間の終了日時以前であれば、接続日時が取得可能期間の範囲内にあると判断し、解析データを取得し得ると判定する。
以下、実施形態に係る画像形成装置1が行う処理の詳細を説明する。
図3は、実施形態に係る解析データ取得処理のフローチャートである。
外部メモリー2が外部メモリーI/F部15を介して画像形成装置1に接続されると(ステップS101)、画像形成装置1のCPU14は、解析データ取得処理を開始する。
まず、CPU14は、接続された外部メモリー2の記憶領域に外部メモリーI/F部15を介してアクセスし、暗号化ファイル3が外部メモリー2の記憶領域に存在するか否かを判定する(ステップS102)。
暗号化ファイル3が外部メモリー2の記憶領域に存在しない場合(ステップS103:NO)、CPU14は、解析データ取得処理を終了する。
一方、暗号化ファイル3が外部メモリー2の記憶領域に存在する場合(ステップS103:YES)、CPU14は、外部メモリー2から暗号化ファイル3を読み出す。そして、CPU14の暗復号部143は、読み出した暗号化ファイル3の復号化を行い、暗号化ファイル3から期間データ31を取得する(ステップS104)。
期間データ31の取得に失敗した場合(ステップS105:NO)、CPU14は、解析データ取得処理を終了する。
一方、暗号化ファイル3の復号化に成功し期間データ31の取得に成功した場合(ステップS105:YES)、CPU14は、RTC13から現在日時を取得する(ステップS106)。本実施形態では、ここで取得された現在日時が、接続日時とされる。
その後、CPU14の判定部141は、ステップS104で取得した期間データ31と、ステップS106で取得した接続日時とに基づいて、取得可否判定を行う(ステップS107)。すなわち、判定部141は、接続日時が、期間データ31が示す1以上の取得可能期間のうちのいずれかの期間の範囲内にある場合に、解析データを取得し得ると判定する。一方、判定部141は、接続日時が、期間データ31が示す1以上の取得可能期間のいずれの期間の範囲内にもない場合に、解析データを取得し得えないと判定する。
取得可否判定において解析データを取得し得ないと判定された場合(ステップS108:NO)、CPU14は、解析データ取得処理を終了する。
一方、取得可否判定において解析データを取得し得ると判定された場合(ステップS108:YES)、CPU14の解析データ取得部142は、画像形成装置1における解析データの収集を行う(ステップS109)。
その後、解析データ取得部142は、外部メモリーI/F部15を介して、収集した解析データを外部メモリー2の記憶領域に書き込む(ステップS110)。その後、CPU14は、解析データ取得処理を終了する。
本実施形態によれば、画像形成装置1は、接続日時が、外部メモリー2に記憶されている期間データ31が示す期間の範囲内にある場合に、解析データの外部メモリー2への書き込みを行う。一方、接続日時が期間データ31が示す期間の範囲内にない場合には、画像形成装置1は、解析データの外部メモリー2への書き込みを行わない。従って、サービスマンが外部メモリー2を紛失しその紛失した外部メモリー2が第三者の手に渡った場合でも、外部メモリー2を取得した者は、外部メモリー2に設定されている取得可能期間の間でなければ解析データを取得することができない。そのため、外部メモリー2を取得した第三者によって解析データが取得され、閲覧されるというリスクが低減される。結果として、外部メモリー2による解析データの取得がより安全に行えるようになる。
以上、本発明の一つの実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、画像形成装置1は、次のように処理してもよい。すなわち、画像形成装置1は、図3のステップS101において外部メモリー2が接続された場合、解析データを取得する機能を有する正規の外部メモリー2であるか否かを判定するための情報(以下「正規メモリー判定情報」という)が、接続された外部メモリー2に記憶されているか否かを判定する。接続された外部メモリー2に正規メモリー判定情報が記憶されている場合、画像形成装置1は、その正規メモリー判定情報に基づいて、接続された外部メモリー2が正規の外部メモリー2であるか否かを判定する。そして、画像形成装置1は、接続された外部メモリー2が正規の外部メモリー2であると判定した場合に、図3のステップS102以降の処理を行ってもよい。
また、例えば、判定部141は、図3のステップS107の取得可否判定において、外部メモリー2に対する解析データの書き込みが過去に行われている場合に、解析データを取得し得ないと判定してもよい。具体的には、例えば、解析データ取得部142は、図3のステップS110において、解析データとともに、解析データの取得が行われた旨を示すデータを外部メモリー2に書き込む。そして、判定部141は、外部メモリー2に解析データの取得が行われた旨を示すデータが記憶されている場合に、解析データを取得し得ないと判定してもよい。
すなわち、画像形成装置1は、外部メモリー2に対する解析データの書き込みが過去に行われている場合は、たとえ接続日時が期間データが示す期間の範囲内であった場合でも、外部メモリー2への解析データの書き込みを行わない。例えば、サービスマンは、画像形成装置1の障害からの復旧作業のために解析データを取得するが、一度解析データを取得して、取得した解析データに基づいて画像形成装置1の復旧を行った後は、再度解析データを取得する必要はなくなると考えられる。従って、接続日時が期間データが示す期間の範囲内にあるか否かにかかわらず、一度解析データの取得が行われた後に解析データの取得ができなくなるという上記構成を採用することで、更なるセキュリティーの強化を図ることができる。
また、例えば、画像形成装置1は、サービスマンの行動スケジュールに合わせて、期間データ31が示す取得可能期間を変更し、或いは取得可能期間の範囲外であっても解析データを取得し得るようにしてもよい。例えば、判定部141は、接続日時が取得可能期間の終了日時よりも後である場合において、接続日時が取得可能期間の終了日時から所定期間の範囲内にある場合に、所定の条件下において、解析データを取得し得ると判定してもよい。例えば、判定部141は、接続日時が取得可能期間の終了日時よりも後である場合において、接続日時が取得可能期間の終了日時から所定期間の範囲内にある場合に、認証データの入力を受け付け、入力された認証データに基づく認証に成功した場合に、解析データを取得し得ると判定してもよい。
すなわち、画像形成装置1は、たとえ接続日時が期間データが示す期間の範囲外であったとしても、接続日時が終了日時から所定期間の範囲内にある場合は、所定の条件下で、外部メモリー2への解析データの書き込みを行う。例えば、サービスマンは、到着予想日時近辺の時間帯を取得可能期間と決定し得るが、復旧対象の画像形成装置1の設置場所に到着するまでに、例えば渋滞に巻き込まれたり道に迷ったりして、到着予想日時に間に合わない場合がある。サービスマンが到着予想日時に間に合わず、外部メモリー2が画像形成装置1に接続された日時が、解析データを取得し得る期間の終了日時を過ぎてしまえば、サービスマンは、解析データの取得ができない。このような場合でも、上記構成を採用することで、外部メモリー2が画像形成装置1に接続された日時が、解析データを取得し得る期間の終了日時を所定期間だけ過ぎている場合において、認証に成功した場合に、サービスマンは、解析データを取得できるようになる。なお、上記所定期間、すなわち延長可能な期間は、サービスマンの利便性及びセキュリティーの両面を考慮して設定され、例えば1時間とされる。上記認証データとしては、例えば、パスワードやサービスマンの社員番号を採用し得る。
また、例えば、本実施形態における期間データ31に基づく取得可否判定と、従来技術等で開示されている暗証情報に基づく認証とが組み合わされてもよい。すなわち、外部記憶装置2には、期間データ31に加えて暗証情報が記憶され、画像形成装置1は、接続日時が期間データ31が示す取得可能期間の範囲内にあり、且つ、暗証情報に基づく認証に成功した場合に、解析データを取得し得ると判定してもよい。
また、本実施形態の構成は、画像形成装置1に限られず、外部メモリー2に接続可能な様々な情報処理装置にも適用できる。
また、本発明の一つの視点としての外部記憶装置は、例えば以下のように表現される。
<表現1>
画像形成装置に接続可能な外部記憶装置であって、
前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示すデータであって、前記画像形成装置に関するデータを取得し得るか否かの判定のために利用される期間データを記憶し、前記判定の結果が肯定的である場合に前記画像形成装置に関するデータが書き込まれる記憶領域
を備える外部記憶装置。
<表現2>
前記期間データは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間の終了日時を含み、
前記画像形成装置は、前記判定において、前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時が前記終了日時以前である場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、表現1に記載の外部記憶装置。
<表現3>
前記期間データは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間の開始日時及び終了日時を含み、
前記画像形成装置は、前記判定において、前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時が、前記開始日時以降且つ前記終了日時以前である場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、表現1に記載の外部記憶装置。
<表現4>
前記期間データは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る複数の期間を示し、
前記画像形成装置は、前記判定において、前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時が、前記複数の期間のうちのいずれかの期間の範囲内にある場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、表現1〜3のうちのいずれかに記載の外部記憶装置。
<表現5>
前記画像形成装置に関するデータは、前記画像形成装置に障害が発生した場合にその障害の解析を行うために利用されるデータであって前記画像形成装置から取得される解析データであり、
前記画像形成装置に関するデータは、前記画像形成装置のログデータを含み、
前記期間データは、前記画像形成装置の障害の解析に関わる者によって暗号化された暗号化ファイルの全部又は一部であり、
前記画像形成装置は、前記暗号化ファイルが前記外部記憶装置に存在し且つ前記暗号化ファイルの復号化に成功した場合に前記判定を行う、表現1〜4のうちのいずれかに記載の外部記憶装置。
<表現6>
前記画像形成装置は、前記判定において、前記外部記憶装置に対する前記画像形成装置に関するデータの書き込みが過去に行われている場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ないと判定する、表現1〜5のうちのいずれかに記載の外部記憶装置。
<表現7>
前記画像形成装置は、前記画像形成装置に関するデータと、前記画像形成装置に関するデータの取得が行われた旨を示すデータとを前記外部記憶装置に書き込み、
前記画像形成装置は、前記判定において、前記画像形成装置に関するデータの取得が行われた旨を示すデータが前記外部記憶装置に記憶されている場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ないと判定する、表現6に記載の外部記憶装置。
<表現8>
前記画像形成装置は、前記判定において、前記接続された日時が前記終了日時よりも後である場合において、前記接続された日時が前記終了日時から所定期間の範囲内にある場合、所定の条件下において、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、表現2〜7のうちのいずれかに記載の外部記憶装置。
<表現9>
前記画像形成装置は、前記判定において、前記接続された日時が前記終了日時よりも後である場合において、前記接続された日時が前記終了日時から所定期間の範囲内にある場合、認証データの入力を受け付け、入力された認証データに基づく認証に成功した場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、表現8に記載の外部記憶装置。
1 画像形成装置
2 外部メモリー
3 暗号化ファイル
31 期間データ

Claims (12)

  1. 外部記憶装置に接続可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示す期間データを、前記外部記憶装置から読み出す読み出し部と、
    前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時を示す日時データと、前記期間データとに基づいて、前記画像形成装置に関するデータを取得し、当該取得したデータを前記外部記憶装置に書き込む書き込み部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記期間データと前記日時データとに基づいて前記画像形成装置に関するデータを取得し得るか否かの判定を行う判定部をさらに備え、
    前記書き込み部は、前記判定の結果が肯定的である場合に前記画像形成装置に関するデータを取得する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記期間データは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間の終了日時を含み、
    前記判定部は、前記日時データが示す日時が前記終了日時以前である場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記期間データは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間の開始日時及び終了日時を含み、
    前記判定部は、前記日時データが示す日時が、前記開始日時以降且つ前記終了日時以前である場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記期間データは、前記画像形成装置に関するデータを取得し得る複数の期間を示し、
    前記判定部は、前記日時データが示す日時が、前記複数の期間のうちのいずれかの期間の範囲内にある場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、請求項2〜4のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置に関するデータは、前記画像形成装置に障害が発生した場合にその障害の解析を行うために利用されるデータであって前記画像形成装置から取得される解析データであり、
    前記画像形成装置に関するデータは、前記画像形成装置のログデータを含み、
    前記期間データは、前記画像形成装置の障害の解析に関わる者によって暗号化された暗号化ファイルの全部又は一部であり、
    前記判定部は、前記暗号化ファイルが前記外部記憶装置に存在し且つ前記暗号化ファイルの復号化に成功した場合に前記判定を行う、請求項2〜5のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記判定部は、前記外部記憶装置に対する前記画像形成装置に関するデータの書き込みが過去に行われている場合、前記画像形成装置に関する前記データを取得し得ないと判定する、請求項2〜6のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記書き込み部は、前記画像形成装置に関するデータと、前記画像形成装置に関するデータの取得が行われた旨を示すデータとを前記外部記憶装置に書き込み、
    前記判定部は、前記画像形成装置に関するデータの取得が行われた旨を示すデータが前記外部記憶装置に記憶されている場合、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ないと判定する、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記外部装置から読み出される前記期間データは、前記期間の前記終了日時から所定期間の範囲を示す情報をさらに含み、
    前記判定部は、前記日時データが示す日時が前記終了日時よりも後である場合において、前記日時データが示す日時が前記終了日時から前記所定期間の範囲内にある場合、所定の条件下において、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、請求項3〜8のうちのいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記判定部は、前記日時データが示す日時が前記終了日時よりも後である場合において、前記日時データが示す日時が前記終了日時から前記所定期間の範囲内にある場合、認証データの入力を受け付け、入力された認証データに基づく認証に成功した場合に、前記画像形成装置に関するデータを取得し得ると判定する、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 外部記憶装置に接続可能な画像形成装置が行う方法であって、
    前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示す期間データを、前記外部記憶装置から読み出すステップと、
    前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時を示す日時データと、前記期間データとに基づいて、前記画像形成装置に関するデータを取得し、当該取得したデータを前記外部記憶装置に書き込むステップと
    を包含する、方法。
  12. 外部記憶装置に接続可能な画像形成装置を構成するコンピューターに情報処理を実行させるプログラムであって、
    前記情報処理は、
    前記画像形成装置に関するデータを取得し得る期間を示す期間データを、前記外部記憶装置から読み出すステップと、
    前記外部記憶装置が前記画像形成装置に接続された日時を示す日時データと、前記期間データとに基づいて、前記画像形成装置に関するデータを取得し、当該取得したデータを前記外部記憶装置に書き込むステップと
    を包含する、プログラム。

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