JP6049153B2 - 受信装置 - Google Patents
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1)送受信されている光に対しては、任意の操作ができる、
2)送受信者の装置構成を知っている、
3)送受信者の内部状態(乱数を使って生成した状態、観測結果等)を知りえない 場合を想定すると、量子暗号の安全性は、送受信者の測定が理想化されたデバイスと考えてよいと仮定した場合に証明されたものである。
光路差を有する干渉計を構成する。また、受信装置10は、長い方のアームの光の位相を変調する位相変調器11と、2つのアームからの光を50:50で合波するビームスプリッタBS1と、ビームスプリッタBS1からの光を観測する測定装置12とを備えている。測定装置12は、2つの光モードを受け入れる入力ポートP1と入力ポートP2と、それぞれの入力ポートに入力された光モードを観測する観測装置(光子検出器)13,14とを備えている。
(第1スロット)短いアームを通る参照光、
(第2スロット)長いアームを通る参照光および短いアームを通る位相変調光、
(第3スロット)長いアームを通る位相変調光、の3つの時間スロットにおいて測定装置12に入射される。
ドを、空間的に離れた位置に配置された別々の光子検出器により、時間的にほぼ同時に観測していた。この方法では光子検出器13と光子検出器14の特性の差(ばらつき)、特に量子効率の差によって盗聴される恐れがある。
該変換装置から出力された各々の光モードを観測する観測装置とを備えたことを特徴とする。
信号とする。測定装置22は、1つの「シグナル」を構成する2つの光モードのそれぞれが入力される入力ポートP1と入力ポートP2とを備え、「空間的には分離されていて時間的にはほぼ同一の複数の光モード」を、空間的に同一で時間的に分離した複数の光モードに変換する変換装置と、変換装置から出力された各々の光モードを観測するための観測装置である光子検出器A(23)および光子検出器B(24)とを備えている。
同一の観測装置に到達するように構成する。
を妨げてもよいし、入力ポートP1,P2の透過率を時間的に変化させても良い。
均質化する手段を実施することもできる。
低減効果がある。
れている。
maxn,n’,α|T(n,α)−T(n’,α)|
以上であること、すなわち所定の値よりも短い間隔では、異なるシグナルが入力しないことが保証できる措置をとるものとする。なお、ここでの1つのシグナルは、測定装置の入力ポートP1〜P4に、時間的にほぼ同時に入力される光モードの集合からなる信号であ
る。
T(n,α)−T(n’,α)
はt0の整数倍である必要がある。光路差を正確に実装することの重要性と、その実現手段については、実施例1と同様である。
入力ポートの数が2と4の場合において、「空間的には分離されていて時間的にはほぼ同一の複数の光モード」を、空間的に同一で時間的に分離した複数の光モードに変換する方法を述べた。これにより、同一の観測装置(光子検出器)により複数の光モードを観測できるので、光モード毎の測定特性の均質化を図ることができる。入力ポートの数が実施例と異なる場合においても、同様の変換方法を適用できることは自明である。また、光モードの観測装置が光子検出器である必要はなく、ホモダイン測定器など光学的な観測装置であっても良い。
n≠n’のとき、
r(n,α)=r(n’,α)、かつ、T(n,α)≠T(n’,α)
となるように線型光学素子を配置する。
maxn,n’,α|T(n,α)−T(n’,α)|
よりも短い間隔では、異なるシグナルが入力しないことが保証できる措置をとる。さらに、光子検出器の測定特性に時間変化があり、この時間変化の周期をt0とした場合には、
T(n,α)−T(n’,α)
はt0の整数倍である必要がある。
11,21 位相変調器
12,22,32,42 測定装置
13,14,23,24,33,43〜46 光子検出器
M1〜M4 ミラー
BS1〜BS4 ビームスプリッタ
Claims (1)
- 干渉計と変換装置と1つの光検出器とからなる受信装置であって、
前記干渉計は第1の光路と第2の光路と第1の合波部からなり、
前記第2の光路は、前記第1の光路より短く、
前記第1の光路と前記第2の光路とは、第1の時間の差の光路長差を有し、
前記第1の合波部は、送信装置が送信した参照光を前記第1の光路に入力した結果得られた光と、前記参照光を送信してから前記第1の時間だけ後に前記送信装置が送信した位相変調光を前記第2の光路に入力した結果得られた光と、の干渉光を得て出力するものであり、
前記変換装置は第3の光路と第4の光路と第2の合波部からなり、
前記第3の光路は、前記第4の光路より短く、
前記第3の光路と前記第4の光路とは、第2の時間の差の光路長差を有し、
前記第2の合波部は、前記干渉光を前記第3の光路に入力した結果得られた光と、前記第3の光路に前記干渉光を入力するのと同時に前記干渉光を前記第4の光路に入力した結果得られた光と、の合波光を得て出力するものであり、
前記光検出器は
駆動電圧が時間変化するものであり、
前記光検出器に入力した前記合波光を検出するものであり、
さらに前記第2の時間は、前記第1の時間と異なり、
前記第2の時間は前記時間変化の周期(t0)の整数倍である
ことを特徴とする受信装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015205673A JP6049153B2 (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015205673A JP6049153B2 (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | 受信装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013201822A Division JP2015070395A (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016036163A JP2016036163A (ja) | 2016-03-17 |
JP6049153B2 true JP6049153B2 (ja) | 2016-12-21 |
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ID=55523760
Family Applications (1)
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JP2015205673A Active JP6049153B2 (ja) | 2015-10-19 | 2015-10-19 | 受信装置 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (4)
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2015
- 2015-10-19 JP JP2015205673A patent/JP6049153B2/ja active Active
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JP2016036163A (ja) | 2016-03-17 |
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