JP6047841B2 - 通信サービスを処理するための方法、装置、およびシステム - Google Patents

通信サービスを処理するための方法、装置、およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、通信サービスを処理するための方法、装置、およびシステムに関する。
無線サービスに対する要求が絶え間なく増大する中、絶え間なく増大するサービス要求を満たすために、一般に、マクロネットワークにミクロ基地局を配備することによって容量拡大が実施される。
ミクロ基地局およびマクロ基地局が同じ周波数で配備されているとき、マクロ基地局およびミクロ基地局のパイロットチャネル(Pilot Channel)送信電力が異なるので、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界は異なるロケーションにある。マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界は、ユーザ機器(UE、user equipment)のアップリンク送信信号がマクロ基地局側に到達する場合の信号対雑音比(SNR、signal to noise ratio)およびミクロ基地局側に到達する場合のSNRが同じであるロケーションと定義される。マクロ基地局およびミクロ基地局のダウンリンク境界は、UEによって受信される、マクロ基地局のパイロットチャネルの受信信号コードパワー(RSCP、received signal code power)およびミクロ基地局のパイロットチャネルのRSCPが同じであるロケーションと定義され、UEはそのロケーション越えるときにサービスセルを変更する。マクロ基地局およびミクロ基地局の不統一なアップリンク境界およびダウンリンク境界は、マクロ基地局の端におけるUEからミクロ基地局にアップリンク干渉を引き起こし、また、マクロ基地局のアップリンク無線リンク(RL、radio link)の信号受信に影響を与えて、マクロ基地局の低サービススループットレートをもたらすことがある。
本発明の実施形態は、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができる、通信サービスを処理するための方法を提供する。本発明の実施形態は、対応する装置およびシステムをさらに提供する。
第1の態様では、本発明の一実施形態は、通信サービスを処理するための方法を提供し、本方法は、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップと、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップと
を含む。
第1の態様に関して、第1の可能な実施方法では、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップの前に、本方法は、周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得するステップをさらに含む。
第1の態様の第1の可能な実施方法に関して、第2の可能な実施方法では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップは特に、周波数内測定レポートが取得されたときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実施方法に関して、第3の可能な実施方法では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップは特に、端末のアクティブセット情報が取得され、端末のアクティブセット情報がマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実施方法に関して、第4の可能な実施方法では、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップは特に、端末が位置するロケーションにおけるミクロ基地局の信号品質と無線リソース制御接続要求において伝達されている固定信号品質オフセットとの合計が、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質と同等以上であるときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御接続要求が開始されていると判断するステップを含む。
第1の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第5の可能な実施方法では、
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスをハンドオーバするステップを含む。
第1の態様の第4の可能な実施方法に関して、第6の可能な実施方法では、
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、無線リソース制御プロトコルを使用することによって、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスを転送するステップを含む。
第1の態様および第1の態様の第1の可能な実施方法から第4の可能な実施方法のいずれか1つに関して、第7の可能な実施方法では、
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、
感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得し、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算するステップと、
計算された感度抑圧度に従ってミクロ基地局の受信機感度を低減して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させるステップと
を含む。
第1の態様の第5または第6の可能な実施方法に関して、第8の可能な実施方法では、通信サービスのハンドオーバまたは転送が失敗した後に、本方法は、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得し、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算するステップと、計算された感度抑圧度に従ってミクロ基地局の受信機感度を低減して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させるステップとをさらに含む。
第1の態様の第7または第8の可能な実施方法に関して、第9の可能な実施方法では、本方法は、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおける通信サービスを周期的に照会するステップと、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがないことが把握されたときに、ミクロ基地局の受信機感度を回復して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を元のロケーションに戻すステップと
をさらに含む。
第1の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第10の可能な実施方法では、
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、
通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減するステップ
を含む。
第1の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第11の可能な実施方法では、
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、
通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定するステップ
を含む。
第2の態様では、本発明の一実施形態はネットワーク制御装置を提供し、本装置は、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するように構成された判断ユニットと、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあると判断ユニットが判断したときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するように構成された処理ユニットと
を含む。
第2の態様に関して、第1の可能な実施方法では、本装置は取得ユニットをさらに含み、
取得ユニットは、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断ユニットが判断する前に、周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得するように構成される。
第2の態様の第1の可能な実施方法に関して、第2の可能な実施方法では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
判断ユニットは特に、取得ユニットが周波数内測定レポートを取得したときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断するように構成される。
第2の態様の第1の可能な実施方法に関して、第3の可能な実施方法では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
判断ユニットは特に、取得ユニットが端末のアクティブセット情報を取得し、端末のアクティブセット情報がマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断するように構成される。
第2の態様の第1の可能な実施方法に関して、第4の可能な実施方法では、
判断ユニットは特に、取得ユニットによって取得されて無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるミクロ基地局の信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質と同等以上であるときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御接続要求が開始されていると判断するように構成される。
第2の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第5の可能な実施方法では、
処理ユニットは特に、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスをハンドオーバするように構成される。
第2の態様の第4の可能な実施方法に関して、第6の可能な実施方法では、
処理ユニットは特に、無線リソース制御プロトコルを使用することによって、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスを転送するように構成される。
第2の態様および第2の態様の第1から第6の可能な実施方法のいずれか1つに関して、第7の可能な実施方法では、
処理ユニットは、
感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得するように構成された取得サブユニットと、
取得サブユニットによって取得され、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算するように構成された計算サブユニットと、
計算サブユニットによって計算された感度抑圧度に従ってミクロ基地局の受信機感度を低減して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させるように構成された感度調整ユニットと
を含む。
第2の態様の第7の可能な実施方法に関して、第8の可能な実施方法では、
処理ユニットは、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおける通信サービスを周期的に照会するように構成された照会サブユニット
をさらに含み、
感度調整ユニットは、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがないことを照会サブユニットが把握したときに、ミクロ基地局の受信機感度を回復して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を元のロケーションに戻すように構成される。
第2の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第9の可能な実施方法では、
処理ユニットは特に、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減するように構成される。
第2の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第10の可能な実施方法では、
処理ユニットは特に、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定するように構成される。
第3の態様では、本発明の一実施形態はコンピュータ記憶媒体を提供し、コンピュータ記憶媒体はプログラムを記憶することができ、プログラムは実行されたときに、通信サービスを処理するための上記方法のステップの一部または全部を含む。
第4の態様では、本発明の一実施形態はネットワーク制御装置を提供し、ネットワーク制御装置は入力装置と、出力装置と、メモリと、プロセッサとを含み、
プロセッサは以下のステップ、すなわち、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップと、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップと
を実行する。
第4の態様に関して、第1の可能な実施方法では、プロセッサは以下のステップ、すなわち、
周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得するステップ
をさらに実行する。
第4の態様の第1の可能な実施方法に関して、第2の可能な実施方法では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
周波数内測定レポートを取得したときに、プロセッサは、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断する。
第4の態様の第1の可能な実施方法に関して、第3の可能な実施方法では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
端末のアクティブセット情報を取得し、端末のアクティブセット情報がマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むときに、プロセッサは、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断する。
第4の態様の第1の可能な実施方法に関して、第4の可能な実施方法では、
プロセッサが、端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得し、端末が位置するロケーションにおけるミクロ基地局の、無線リソース制御接続要求において伝達されている信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質と同等以上であるときに、プロセッサは、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御接続要求が開始されていると判断する。
第4の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第5の可能な実施方法では、
プロセッサは、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスをハンドオーバする。
第4の態様の第4の可能な実施方法に関して、第6の可能な実施方法では、
プロセッサは、無線リソース制御プロトコルを使用することによって、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスを転送する。
第4の態様および第4の態様の第1から第6の可能な実施方法のいずれか1つに関して、第7の可能な実施方法では、
プロセッサは、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得し、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算し、計算された感度抑圧度に従ってミクロ基地局の受信機感度を低減して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させる。
第4の態様の第7の可能な実施方法に関して、第8の可能な実施方法では、
プロセッサは、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおける通信サービスを周期的に照会し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがないことを把握したときに、ミクロ基地局の受信機感度を回復して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を元のロケーションに戻す。
第4の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第9の可能な実施方法では、
プロセッサは、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減する。
第4の態様の第2または第3の可能な実施方法に関して、第10の可能な実施方法では、
プロセッサは、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定する。
第5の態様では、本発明はネットワークシステムと、ネットワーク制御装置と、端末と、マクロ基地局と、ミクロ基地局とを提供し、
ネットワーク制御装置は、上記の技術的解決策におけるネットワーク制御装置である。
本発明の実施形態では、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかが判断され、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスが処理される。マクロ基地局およびミクロ基地局が同じ周波数で配備されているときに干渉が存在する先行技術と比較して、本発明の実施形態において提供される方法を使用することによって、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスが処理され、それにより、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができる。
本発明の一実施形態による、通信サービスを処理するための方法の一実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、例示的なシナリオの概略図である。 本発明の一実施形態による、アプリケーションシナリオ実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、アプリケーションシナリオ実施形態の別の概略図である。 本発明の一実施形態による、アプリケーションシナリオ実施形態の別の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワーク制御装置の一実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワーク制御装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワーク制御装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワーク制御装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワーク制御装置の別の実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による、ネットワークシステムの一実施形態の概略図である。
本発明の実施形態は、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができる、通信サービスを処理するための方法を提供する。本発明の実施形態は、対応する装置およびシステムをさらに提供する。方法、装置、およびシステムについて、それぞれ以下で詳細に説明する。
本発明の実施形態において提供されるネットワーク制御装置は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標)、global system of mobile communication)における基地局コントローラ(BSC、Base Station Controller)、または符号分割多元接続(CDMA、code division multiple access)システムにおける無線ネットワークコントローラ(RNC、Radio Network Controller)、またはロングタームエボリューション(LTE、long term evolution)システムにおけるeNodeに組み込まれた機能モジュールであってよく、機能モジュールは、本発明の実施形態において提供されるネットワーク制御装置によって実行されるすべての機能を実行することができる。
図1を参照すると、本発明の実施形態によって提供される通信サービスを処理するための方法の一実施形態は、以下のステップを含む。
101.ネットワーク制御装置が、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断する。
本発明の実施形態におけるマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界は、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界、ならびにマクロ基地局およびミクロ基地局のダウンリンク境界を指す。
図2に示すように、ミクロ基地局300およびマクロ基地局100が同じ周波数で配備されているとき、マクロ基地局100およびミクロ基地局300のパイロットチャネル送信電力、アップリンク負荷、および受信機感度がすべて異なり得るので、マクロ基地局100およびミクロ基地局300のアップリンク境界およびダウンリンク境界は異なるロケーションにある。その結果、同じ周波数を共有するマクロ基地局100およびミクロ基地局300のアップリンク境界とダウンリンク境界との間にエリアが存在する。
各端末はアクティブセットを維持し、端末のアクティブセットは、端末にサービスを提供し得る基地局の情報を含む。同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに端末があるとき、端末は共通周波数マクロ基地局によってサービスを提供される。しかしながら、端末がアップリンク境界からダウンリンク境界に移動するプロセスでは、端末に対する共通周波数ミクロ基地局の制御能力が徐々に増大する。本発明の実施形態では、端末がちょうどアップリンク境界に入ったときには、端末のアクティブセットは共通周波数マクロ基地局のみを含み、端末があるポイントを越えたときに、端末のアクティブセットに共通周波数ミクロ基地局が追加される。したがって、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末のアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され得る。端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるとき、端末のアクティブセットは、共通周波数マクロ基地局のみの情報を含み、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるとき、端末のアクティブセットは、同じ周波数を共有するマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含む。
マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアは、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局の非ソフトハンドオーバエリアを指し、マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアは、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のソフトハンドオーバエリアを指す。
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかは、端末のロケーション情報に従って判断され得る。たとえば、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信に関与する端末があるかどうかが、全地球測位システム(GPS、Global Positioning System)を使用することによって、または別の方法で判断され、エリアに通信に関与する端末がある場合、それは、エリアに通信サービスがあることを示す。
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップの前に、周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得することもできる。
周波数内測定レポートが取得されたときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップは特に、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断するステップを含む。
端末のアクティブセット情報が取得されたときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップは特に、端末のアクティブセット情報が取得され、端末のアクティブセット情報がマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断するステップを含む。
端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質が取得されたときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップは特に、端末の無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)接続要求を受信するステップと、端末が位置するロケーションにおけるミクロ基地局の、無線リソース制御接続要求において伝達されている信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質と同等以上であるときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御接続要求が開始されていると判断するステップとを含む。
ネットワーク制御装置が周波数内測定レポートを取得したとき、それは、ミクロ基地局およびマクロ基地局の信号品質関係が以下の式で表される条件を満たしていることを示す。
Figure 0006047841
ここで、MNewは、マクロ基地局の信号品質測定結果を示し、CIONewは、マクロ基地局とミクロ基地局との間の信号品質オフセットを示し、Miは、端末のアクティブセットにおけるアクティブセット信号品質を包括的に評価するために使用され得るすべての基地局の品質測定値を示し、NAは、アクティブセットにおけるアクティブセット信号品質を包括的に評価するために使用され得るすべての基地局の数を示し、MBestは、アクティブセット信号品質の包括的評価における最良の基地局の信号品質測定結果を示し、Wは、アクティブセットの包括的信号品質の評価中における最良の基地局と他の基地局との間の重みを示し、R1aは、周波数内測定レポートしきい値を示し、H1aは、周波数内測定レポートヒステリシスを示す。
式の左辺にあるMNew+CIONewは、マクロ基地局の包括的信号品質を示し、式の右辺は、アクティブセットにおける基地局の包括的信号品質とトリガしきい値との間の差を示す。
全般に、上記の式は、ミクロ基地局の包括的信号品質がアクティブセットにおける基地局の包括的信号品質とトリガしきい値との間の差と同等以上であるときのみ、UEが周波数内測定レポートをネットワーク制御装置に報告することになり、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときのみ、式中のすべてのパラメータ間の関係が上記の式を満たすことができることを示す。
したがって、ネットワーク制御装置が周波数内測定レポートを受信したとき、非ソフトハンドオーバエリアに通信サービスがあると判断され得る。
マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに関しては、ネットワーク制御装置は、すべての制御対象UEのアクティブセットを監視し、UEのうちのいずれか1つのアクティブセットがマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むとき、それは、UEの通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあることを示す。
102.マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるとき、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理する。
あらかじめ設定されたルールは複数のケースを含み得る。(1)感度抑圧を通じてマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を移動させて、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させること。(2)周波数間ハンドオーバまたは転送。(3)ステップ(2)とステップ(1)とを結合すること。この場合、ステップ(2)の動作が最初に実行され、周波数間ハンドオーバまたは転送が失敗した後にステップ(1)における感度抑圧の動作が実行される。および(4)通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減すること、または通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定すること。
ケース(1)の感度抑圧について、以下で説明する。
感度抑圧は、受信機感度を低減することを意味する。本発明の実施形態における感度抑圧は、ミクロ基地局の受信機感度を低減することを指す。アップリンク境界におけるUEのアップリンク送信信号がマクロ基地局側に到達する場合の信号対雑音比およびミクロ基地局側に到達する場合の信号対雑音比が同じであるという、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界の定義に基づくと、ミクロ基地局の受信機感度が低減されたとき、アップリンク境界におけるUEのアップリンク送信信号がミクロ基地局側に到達する場合の以前の信号対雑音比およびマクロ基地局側に到達する場合の以前の信号対雑音比は異なる。したがって、感度低減後のミクロ基地局の受信機感度に従って新しいアップリンク境界が発見された場合、ミクロ基地局の受信機感度は低減されているので、新しいアップリンク境界のロケーションは必然的にミクロ基地局に近づく。このようにして、アップリンク境界およびダウンリンク境界の一致が実現され得る。
実際、ミクロ基地局の受信機感度が低減される前に、まず、アップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させるためにミクロ基地局の受信機感度から低減されるべき量を計算する必要がある。ミクロ基地局の受信機感度から低減される必要がある量が感度抑圧度であり、感度抑圧度を計算する具体的プロセスは次の通りである。
感度抑圧度の式:
TotalDesense(n)={PCPICHPowerMacro(n)-PCPICHPowerMicro(n)}+{AntGainMacro(n)-AntGainMicro(n)}+BGNMacro(n)-BGNMicro(n)
ここでは、PCPICHPowerMacro(n)は、dbmで測定されたマクロ基地局の現在のパイロットチャネル送信電力であり、PCPICHPowerMicro(n)は、dbmで測定されたミクロ基地局の現在のパイロットチャネル送信電力であり、AntGainMacroはマクロアンテナ利得であり、AntGainMicroはミクロアンテナ利得であり、BGNMacro(n)は、dbmで測定されたマクロ基地局の現在のノイズフロアであり、BGNMicro(n)は、dbmで測定されたミクロ基地局の現在のノイズフロアである。
まず、ネットワーク制御装置は、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得し、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算する。感度抑圧度は、ミクロ基地局の受信機感度から低減される必要がある量であるので、計算された感度抑圧度がミクロ基地局の元の受信機感度から差し引かれたときに、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界が一致するように、ミクロ基地局の受信機感度が低減される。
感度抑圧ソリューションでは、アップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときのみ感度抑圧が実行され、通信サービスがないときにはアクションは実行されない。ミクロ基地局の配備中の直接的感度抑圧と比較して、これは、ミクロ基地局の感度抑圧によって引き起こされるマクロ基地局へのアップリンク干渉の確率を低減する。
感度抑圧後、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおける通信サービスが周期的に照会される。
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがないことが把握されたとき、感度抑圧はキャンセルされる。すなわち、ミクロ基地局の受信機感度を回復して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を元のロケーションに戻す。
ケース(2)の周波数間ハンドオーバおよび転送について、以下で説明する。
周波数間ハンドオーバは、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にある場合の、通信サービスのための処理ソリューションである。
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、周波数間共通カバレージマクロ近隣セルに通信サービスをハンドオーバするステップを含む。
周波数間共通カバレージマクロ近隣セルは、本発明の実施形態においてサービスセルとしての働きをするマクロ近隣セルと同じカバレージであるが、異なる動作周波数を有するマクロ基地局である。
転送は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御RRC接続要求が開始される場合の、通信サービスのための処理ソリューションである。
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、無線リソース制御RRCプロトコルを使用することによって、周波数間共通カバレージマクロ近隣セルに通信サービスを転送するステップを含む。
転送の具体的プロセスは次の通りである。端末はネットワーク制御装置にRRC接続要求を送り、この場合、接続要求は近隣セルマクロ基地局の信号品質を伝達する。ネットワーク制御装置が近隣セルの指示に従って、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御RRC接続要求が開始されていると判断したとき、ネットワーク制御装置は端末にRRC拒否メッセージを送り、この場合、拒否メッセージはターゲット周波数を伝達する。そして、端末が拒否メッセージを受信した後、サービスはターゲット周波数の周波数間共通カバレージ近隣セルマクロ基地局に転送される。
マクロ基地局およびミクロ基地局が同じ周波数に配備されているときに干渉が生じるので、周波数間マクロ近隣セルへの転送またはハンドオーバの後、ミクロ基地局におけるUEの干渉は解消され得る。
周波数間ハンドオーバと転送の両方が失敗した場合、ケース(1)のソリューションに基づいてアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて感度抑圧がさらに実行され得る。これはケース(3)である。
ケース(4)について、以下で説明する。
あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップは特に、
通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減するステップと、
通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定するステップと
を含む。
UEがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるとき、ミクロ基地局はまだアクティブセットに追加されず、端末の送信電力を直接的に制限することで、UEによってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減することができる。あるいは、端末のサービスレートを低減することによって、または端末を高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA、high speed uplink packet access)チャネルから専用チャネル(DCH、Dedicated Channel)に移すことによって、端末の送信電力が間接的に低減される。HSUPAチャネルのサービスレートは高く、DCHチャネルのサービスレートは低いので、このようにして、端末の送信電力を間接的に低減することもできる。本発明の実施形態では、端末の送信電力を間接的に低減する2つの例のみが与えられており、実際には、端末の送信電力は他の方法を使用することによって低減されてよく、端末の送信電力を低減するための方法は本明細書において限定されていない。
端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるとき、ミクロ基地局はすでにアクティブセットに追加され、端末からミクロ基地局へのアップリンク経路損失は、マクロ基地局へのアップリンク経路損失よりもはるかに小さくなる。この場合、ミクロ基地局の電力制御が主要な役割を果たし、UEは、ミクロ基地局のアップリンク信号対干渉比(SIR、Signal to Interference Ratio)目標を達成するために、送信電力を低減することを求められ得る。ただし、このときに、マクロ基地局に関しては、マクロ基地局によって受信されるSIRは非常に悪く、そのSIR目標よりもはるかに低い。したがって、UEのアップリンク制御チャネルを正確に復調することができない。専用物理制御チャネル(DPCCH、Dedicated Physical Control Channel)を正常に復調することができない場合、端末は、マクロ基地局のアップリンクにおける同期外れとなり、DPCCHを正常に復調することができる場合でも、高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH、High-Speed Dedicated Physical Control Channel)を正常に復調することはできず、その結果、エリア内の端末のスループットレートに影響が及ぶ。したがって、マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアでは、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定することで、マクロ基地局のアップリンクにおける受信品質を確保し、それにより、マクロ基地局における端末のスループットレートを確保し、同期外しエラーを防ぐことができる。
本発明の実施形態では、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかが判断され、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスが処理される。マクロ基地局およびミクロ基地局が同じ周波数で配備されているときに干渉が存在する先行技術と比較して、本発明の実施形態において提供される方法を使用することによって、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスが処理され、それにより、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができる。
理解の助けとなるように、以下では具体的なアプリケーションシナリオを例にとって、本発明における通信サービスを処理するプロセスについて詳細に説明する。
図3を参照すると、マクロ基地局100の送信電力は高く、一般に20ワット(W)であり、したがって、マクロ基地局100のカバレージ半径は大きく、一般に数百〜数千メートルである。ミクロ基地局300の送信電力は低く、一般に5W未満であり、したがって、ミクロ基地局300のカバレージ半径は小さく、一般に数十〜数百メートルにすぎない。ネットワーク容量の拡大を実現するために、マクロ基地局100のカバレージにミクロ基地局300が配備され得る。大学のキャンパスを例にとると、信号がキャンパス全体をカバーするマクロ基地局100が配備可能であり、教室や学生寮のような多数の加入者を有する場所に、加入者の要求を満たすために共通周波数ミクロ基地局300が配備され得る。
マクロ基地局100の範囲内における端末の通信サービスは、マクロ基地局100によって制御され、端末がミクロ基地局300のカバレージに入ったとき、ユーザ端末の通信サービスはミクロ基地局300によって制御される。
図4を参照すると、マクロ基地局100およびミクロ基地局300のうちの1つを例にとると、同じ周波数を共有するマクロ基地局100およびミクロ基地局300のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに端末が入ったとき、このときにマクロ基地局100が、端末にサービスを提供する基地局であり、ミクロ基地局300が、まだ端末のアクティブセットに追加されない場合、それは、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあることを示す。端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに入った後、ミクロ基地局300の信号品質と指定信号品質オフセットとの合計がマクロ基地局100の信号品質と同等以上である場合、端末は、マクロ基地局100を介してネットワーク制御装置に周波数内測定レポートを送る。ネットワーク制御装置は、周波数内測定レポートを受信したときに、端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに入っていると判断することができる。ネットワーク制御装置が、端末のアクティブセットがマクロ基地局100とミクロ基地局300の両方の情報を含むことを監視することによって発見したとき、それは、端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに入っていることを示す。
ネットワーク制御装置がRRC接続要求を受信し、接続要求において伝達されているマクロ基地局100の信号品質およびミクロ基地局300の信号品質に従って、ミクロ基地局300の信号品質と固定信号品質オフセットとの合計がマクロ基地局100の信号品質と同等以上であると判断したとき、ネットワーク制御装置は、アップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに端末が入った後にRRC接続要求が開始されていると判断することができる。
図5を参照すると、第1のマクロ基地局110が共通周波数ミクロ基地局300とともに配備されており、第1のマクロ基地局110は、第2のマクロ基地局120と異なる周波数であるが、同じカバレージを有し、端末400が第1のマクロ基地局110およびミクロ基地局300のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて通信サービスを開始し、その結果、ネットワーク制御装置は無線リソース制御RRCメッセージを使用することによって、周波数間共通カバレージ第2のマクロ基地局120に通信サービスを転送する。端末400がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にある場合、通信サービスが周波数間共通カバレージ第2のマクロ基地局120にハンドオーバされる。
端末400がすでに、共通周波数第1のマクロ基地局110およびミクロ基地局300のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にある場合の通信サービスは、以下のソリューションを採用することによって処理されることもある。通信サービスに関与する端末400がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、ネットワーク制御装置は、端末の送信電力を直接的または間接的に低減し、通信サービスに関与する端末400がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、ネットワーク制御装置は、第1のマクロ基地局110の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定する。ネットワーク制御装置がマクロ基地局を制御するにすぎず、ネットワーク制御装置と端末との間の通信がマクロ基地局によって転送することを通じて達成される必要があることに留意されたい。
上記のアプリケーションシナリオにおける通信サービスの処理を通じて、本発明の実施形態によって提供される技術的解決策が、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができることが詳述されている。
図6を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の一実施形態は、判断ユニット201と処理ユニット202とを含む。
判断ユニット201は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するように構成される。
処理ユニット202は、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあると判断ユニット201が判断したときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するように構成される。
本発明の実施形態では、判断ユニット201は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断し、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあると判断ユニット201が判断したときに、処理ユニット202は、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理する。先行技術におけるネットワーク制御装置と比較して、本発明の実施形態において提供されるネットワーク制御装置は、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができる。
図6に対応する実施形態に基づいて、図7を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態は、取得ユニット203をさらに含む。
取得ユニット203は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断ユニット201が判断する前に、周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得するように構成される。
図7に対応する実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の第1の随意の実施形態では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
判断ユニット201は特に、取得ユニット203が周波数内測定レポートを取得したときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断するように構成される。
図7に対応する実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の第2の随意の実施形態では、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含み、
判断ユニット201は特に、取得ユニット203が端末のアクティブセット情報を取得し、端末のアクティブセット情報がマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むときに、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断するように構成される。
図7に対応する実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の第3の随意の実施形態では、
判断ユニット201は特に、端末が位置するロケーションにおけるミクロ基地局の、取得ユニット203によって取得されて無線リソース制御接続要求において伝達されている信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質と同等以上であるときに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御接続要求が開始されていると判断するように構成される。
図7に対応する第1および第2の随意の実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態では、
処理ユニット202は特に、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスをハンドオーバするように構成される。
図7に対応する第3の随意の実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態では、
処理ユニット202は特に、無線リソース制御プロトコルを使用することによって、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスを転送するように構成される。
ネットワーク制御装置のすべての上記実施形態に基づいて、図8を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態では、処理ユニット202は、取得サブユニット2021と、計算サブユニット2022と、感度調整ユニット2023とを含む。
取得サブユニット2021は、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得するように構成される。
計算サブユニット2022は、取得サブユニット2021によって取得され、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算するように構成される。
感度調整ユニット2023は、計算サブユニット2022によって計算された感度抑圧度に従ってミクロ基地局の受信機感度を低減して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させるように構成される。
図8に対応する実施形態に基づいて、図9を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態では、処理ユニット202は、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおける通信サービスを周期的に照会するように構成された照会サブユニット2024
をさらに含み、
感度調整ユニット2023は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがないことを照会サブユニット2024が把握したときに、ミクロ基地局の受信機感度を回復して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を元のロケーションに戻すように構成される。
図7に対応する第1および第2の随意の実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態では、
処理ユニット202は特に、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減するように構成される。
図7に対応する第1および第2の随意の実施形態に基づいて、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の別の実施形態では、
処理ユニット202は特に、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定するように構成される。
本発明の複数の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置はすべて、マクロ基地局の端における通信に関与する端末によってミクロ基地局に引き起こされる干渉を低減し、マクロ基地局のサービススループットレートを改善することができる。
本発明の一実施形態はコンピュータ記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ記憶媒体はプログラムを記憶することができ、プログラムは実行されたときに、上記実施形態において記録された通信サービスを処理するための方法のステップの一部または全部を含む。
図10を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるネットワーク制御装置の一実施形態は、入力装置10と、出力装置20と、メモリ30と、プロセッサ40とを含む。
入力装置10、出力装置20、メモリ30、およびプロセッサ40は、バスを介して、または他の方法で接続され得る。
入力装置10は、受信したデータをメモリ30に送信し、プロセッサ40は、第1のメモリ30に記憶されたデータを処理し、出力装置20は、プロセッサ40によって処理されたデータを出力する。
プロセッサ40は以下のステップ、すなわち、
同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップと、
マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するステップと
を実行する。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は以下のステップ、すなわち、
周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得するステップ
をさらに実行する。
本発明のいくつかの実施形態では、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含む。
周波数内測定レポートを取得したときに、プロセッサ40は、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断する。
本発明のいくつかの実施形態では、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアは、端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、マクロ基地局のみの情報を含み、マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアでは、端末のアクティブセットは、ミクロ基地局とマクロ基地局の両方の情報を含む。
端末のアクティブセット情報を取得し、端末のアクティブセット情報がマクロ基地局とミクロ基地局の両方の情報を含むときに、プロセッサ40は、端末がすでに、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ端末の通信サービスがマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断する。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40が、端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質およびミクロ基地局の信号品質を取得し、端末が位置するロケーションにおけるミクロ基地局の、無線リソース制御接続要求において伝達されている信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、端末が位置するロケーションにおけるマクロ基地局の信号品質と同等以上であるときに、プロセッサ40は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおいて端末の無線リソース制御接続要求が開始されていると判断する。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスをハンドオーバする。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は、無線リソース制御プロトコルを使用することによって、周波数間共通カバレージマクロ基地局に通信サービスを転送する。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得し、感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータに従って感度抑圧度を計算し、計算された感度抑圧度に従ってミクロ基地局の受信機感度を低減して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界およびダウンリンク境界を一致させる。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアにおける通信サービスを周期的に照会し、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがないことを把握したときに、ミクロ基地局の受信機感度を回復して、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界を元のロケーションに戻す。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあるときに、端末の送信電力を直接的または間接的に低減する。
本発明のいくつかの実施形態では、プロセッサ40は、通信サービスに関与する端末がマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあるときに、マクロ基地局の専用物理制御チャネルの電力オフセットを再設定する。
図11を参照すると、本発明の実施形態によって提供されるネットワークシステムの一実施形態は、マクロ基地局100と、ネットワーク制御装置200と、ミクロ基地局300と、端末400とを含む。
ネットワーク制御装置200は、複数のマクロ基地局100およびミクロ基地局300を制御する。
ネットワーク制御装置200は、同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断し、マクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って通信サービスを処理するように構成される。
端末400は、通信サービスを実行するように構成される。
マクロ基地局100は、端末の通信を制御するように構成される。
ミクロ基地局300は、端末の通信を制御するように構成される。
当業者は、前述の実施形態における方法のステップの全部または一部が、関連ハードウェアに命令するコンピュータプログラムによって実施され得ることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクがあり得る。
上記では、本発明の実施形態によって提供される通信サービスを処理するための方法、装置、およびシステムについて詳しく説明しており、本発明の原理および実施方法を詳述するように具体例が適用されている。しかしながら、前述の実施形態の説明は単に、本発明の方法および中心的概念を理解するのを助けるために使用されている。当業者は、本発明の概念に従って具体的な実施方法および適用範囲に変更を加えることができる。結論として、本明細書で説明されている内容は、本発明に対する限定と解釈されるものではない。
10 入力装置
20 出力装置
30 メモリ、第1のメモリ
40 プロセッサ
100 マクロ基地局
110 第1のマクロ基地局、共通周波数第1のマクロ基地局
120 第2のマクロ基地局、周波数間共通カバレージ第2のマクロ基地局
200 ネットワーク制御装置
201 判断ユニット
202 処理ユニット
2021 取得サブユニット
2022 計算サブユニット
2023 感度調整ユニット
2024 照会サブユニット
203 取得ユニット
300 ミクロ基地局、共通周波数ミクロ基地局
400 端末

Claims (12)

  1. 通信サービスを処理するための方法であって、
    同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するステップと、
    前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに通信サービスがあるときに、あらかじめ設定されたルールに従って前記通信サービスを処理するステップと
    を含み、
    同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを前記判断するステップの前に、周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または前記端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、前記端末が位置するロケーションにおける前記マクロ基地局の信号品質および前記ミクロ基地局の信号品質を取得するステップをさらに含み、
    前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアは、前記端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、前記端末が前記マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、前記端末の前記アクティブセットは、前記マクロ基地局のみの情報を含み、前記端末が前記マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、前記端末の前記アクティブセットは、前記ミクロ基地局と前記マクロ基地局の両方の情報を含む方法。
  2. 同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを前記判断するステップは特に、
    周波数内測定レポートが取得されたときに、前記端末がすでに、同じ周波数を共有する
    前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ前記端末の前記通信サービスが前記マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断するステップ、または
    前記端末の前記アクティブセット情報が取得され、前記端末の前記アクティブセット情報が前記マクロ基地局と前記ミクロ基地局の両方の情報を含むときに、前記端末がすでに、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ前記端末の前記通信サービスが前記マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを前記判断するステップは特に、
    前記無線リソース制御接続要求において伝達されている、前記端末が位置する前記ロケーションにおける前記ミクロ基地局の前記信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、前記端末が位置する前記ロケーションにおける前記マクロ基地局の前記信号品質と同等以上であるときに、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアにおいて前記端末の前記無線リソース制御接続要求が開始されていると判断するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. あらかじめ設定されたルールに従って前記通信サービスを前記処理するステップは特に、
    感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得し、感度抑圧度を計算するために使用される前記パラメータに従って感度抑圧度を計算するステップと、
    前記計算された感度抑圧度に従って前記ミクロ基地局の受信機感度を低減して、前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界および前記ダウンリンク境界を一致させるステップと
    を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアにおける通信サービスを周期的に照会するステップと、
    同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに通信サービスがないことが把握されたときに、前記ミクロ基地局の前記受信機感度を回復して、前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界を元のロケーションに戻すステップと
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 同じ周波数を共有するマクロ基地局およびミクロ基地局のアップリンク境界とダウンリンク境界との間のエリアに通信サービスがあるかどうかを判断するように構成された判断ユニットと、
    前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに通信サービスがあると前記判断ユニットが判断したときに、あらかじめ設定されたルールに従って前記通信サービスを処理するように構成された処理ユニットと
    取得ユニットと、
    を含み、
    前記取得ユニットは、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに通信サービスがあるかどうかを前記判断ユニットが判断する前に、周波数内測定レポート、端末のアクティブセット情報、または端末によって開始された無線リソース制御接続要求において伝達されている、前記端末が位置するロケーションにおける前記マクロ基地局の信号品質および前記ミクロ基地局の信号品質を取得するように構成され、
    前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアは、前記端末によって維持されるアクティブセットに含まれる基地局情報に従ってマクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアおよびマクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに分割され、前記端末が前記マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアに位置するとき、前記端末の前記アクティブセットは、前記マクロ基地局のみの情報を含み、前記端末が前記マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアに位置するとき、前記端末の前記アクティブセットは、前記ミクロ基地局と前記マクロ基地局の両方の情報を含むネットワーク制御装置。
  7. 前記判断ユニットは特に、
    前記取得ユニットが周波数内測定レポートを取得したときに、前記端末がすでに、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ前記端末の前記通信サービスが前記マクロ/ミクロ非ソフトハンドオーバエリアにあると判断する、または
    前記取得ユニットが前記端末の前記アクティブセット情報を取得し、前記端末の前記アクティブセット情報が前記マクロ基地局と前記ミクロ基地局の両方の情報を含むときに、前記端末がすでに、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに入っているときの接続状態にあると判断し、かつ前記端末の前記通信サービスが前記マクロ/ミクロソフトハンドオーバエリアにあると判断するように構成される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記判断ユニットは特に、前記取得ユニットによって取得されて前記無線リソース制御接続要求において伝達されている、前記端末が位置する前記ロケーションにおける前記ミクロ基地局の前記信号品質と固定信号品質オフセットとの合計が、前記端末が位置する前記ロケーションにおける前記マクロ基地局の前記信号品質と同等以上であるときに、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間に通信サービスがあると判断し、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアにおいて前記端末の前記無線リソース制御接続要求が開始されていると判断するように構成される、請求項6に記載の装置。
  9. 前記処理ユニットは、
    感度抑圧度を計算するために使用されるパラメータを取得するように構成された取得サブユニットと、
    前記取得サブユニットによって取得され、感度抑圧度を計算するために使用される前記パラメータに従って感度抑圧度を計算するように構成された計算サブユニットと、
    前記計算サブユニットによって計算された前記感度抑圧度に従って前記ミクロ基地局の受信機感度を低減して、前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界および前記ダウンリンク境界を一致させるように構成された感度調整ユニットと
    を含む、請求項6から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記処理ユニットは、
    同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアにおける通信サービスを周期的に照会するように構成された照会サブユニット
    をさらに含み、
    前記感度調整ユニットは、同じ周波数を共有する前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界と前記ダウンリンク境界との間の前記エリアに通信サービスがないことを前記照会サブユニットが把握したときに、前記ミクロ基地局の前記受信機感度を回復して、前記マクロ基地局および前記ミクロ基地局の前記アップリンク境界を元のロケーションに戻すように構成される、請求項9に記載の装置。
  11. プログラムを記憶することができ、前記プログラムは実行されたときに、請求項1から5のいずれか一項に記載のステップを含む、コンピュータ記憶媒体。
  12. ネットワーク制御装置と、端末と、マクロ基地局と、ミクロ基地局とを含み、
    前記ネットワーク制御装置は、請求項6から10のいずれか一項に記載の装置である、ネットワークシステム。
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