JP6047794B2 - 中継装置、中継システム及び中継方法 - Google Patents

中継装置、中継システム及び中継方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークにおけるデータ送信方法の技術に関する。
従来、センサネットワーク内に設置されている複数のセンサ機器(以下、「ノード」という。)が収集したセンサデータを、ネットワークを中継してクラウド上のサーバに送信することによって、サーバに様々な場所におけるセンサデータを集約させている。集約された各地のセンサデータを利用することで、新しいサービスの提供や業務の効率化が可能になる。しかし、複数のノードがネットワークを経由してサーバにセンサデータを送信する場合、データサイズの小さいパケットが定期的にサーバに送信される。そのため、センサデータを受信するサーバの処理負荷や、ネットワークにおけるパケットの処理負荷が大きくなってしまう。
このような問題に対して、サーバやネットワークの負荷を軽減させる技術が複数提案されている。例えば、ノードからサーバへの送信間隔を制御することにより、サーバ側の処理負荷を軽減する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、子ノードのデータを親ノードで集約してサーバに送信することにより、ネットワークの負荷を軽減する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−142439号公報 特開2006−287565号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、パケットの送信間隔を変更することによりサーバ側の処理負荷を軽減することはできるが、ネットワークの負荷を軽減することができない。また、特許文献2の技術では、サーバ側の処理負荷やネットワークにおける負荷を軽減することはできるが、ノードがパケットを集約する必要があるため、ノードの処理が複雑化してしまう。そのため、ノードの処理負荷が大きくなってしまうという問題が生じてしまう。このように、従来の技術では、ノードからサーバに対してセンサデータを送信する際に、ネットワークあるいはノードの負荷を軽減できないという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、センサネットワークにおけるデータ送信の際に生じる負荷を軽減する技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、ノードから送信された蓄積情報が付与されたパケットを送信先ごとに蓄積して記憶するデータベースと、前記データベースに記憶されている蓄積された前記パケットをサーバに送信する間隔を管理するタイマー管理部と、前記間隔で蓄積された前記パケットをサーバに送信する通信部と、を備える中継装置である。
本発明の一態様は、上記の中継装置であって、前記パケットのサイズ情報を取得する取得部と、自装置と前記サーバとの接続時に取得される前記パケットを送信可能な最大のサイズ情報と、前記パケットのサイズ情報とに基づいて、前記データベースに蓄積される前記パケットの集約可能数を算出する集約数算出部と、を更に備え、前記通信部は、前記集約可能数に基づいて、蓄積された前記パケットをサーバに送信する。
本発明の一態様は、複数のノードと、前記ノードから送信されるパケットをサーバに中継する中継装置とを備えたシステムであって、前記ノードは、周囲の空間情報を表すデータを収集するセンサと、前記センサによって収集された前記データを含むパケットを前記中継装置に送信する通信部と、を備え、前記中継装置は、ノードから送信された蓄積情報が付与されたパケットを送信先ごとに蓄積して記憶するデータベースと、前記データベースに記憶されている蓄積された前記パケットをサーバに送信する間隔を管理するタイマー管理部と、前記間隔で蓄積された前記パケットをサーバに送信する通信部と、を備える中継システムである。
本発明の一態様は、ノードから送信された蓄積情報が付与されたパケットを送信先ごとに蓄積してデータベースに記憶する記憶ステップと、前記データベースに記憶されている蓄積された前記パケットをサーバに送信する間隔を管理するタイマー管理ステップと、前記間隔で蓄積された前記パケットをサーバに送信する通信ステップと、を有する中継方法である。
本発明により、センサネットワークにおけるデータ送信の際に生じる負荷を軽減することが可能となる。
本実施形態における中継システムのシステム構成を示す図である。 GW機器20の機能構成を表す概略ブロック図である。 リクエストメッセージを蓄積する方法の具体例を表す図である。 バッファリングオプションが記述されていないリクエストメッセージの具体例を示す図である。 本実施形態における送信間隔算出処理の流れの具体例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるセンサデータ送信処理の流れの具体例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるセンサデータ送信処理の動作の具体例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における中継システムのシステム構成を示す図である。本実施形態の中継システムは、複数のノード10−1〜10−3、GW(Gate Way)機器20、サーバ30及びネットワーク50を備える。なお、以下の説明では、ノード10−1〜10−3について特に区別しない場合には、ノード10と記載する。
ノード10は、センサ付きの無線端末であり、自装置の周囲の空間情報を収集する。空間情報とは、ノード10に付与されているセンサが検知する情報であり、例えば自装置の周囲の温度や湿度などの情報である。また、ノード10は、収集した空間情報(センサデータ)を周期的にGW機器20に送信する。ノード10は、様々な場所に配置されることによって、センサネットワーク40を形成する。
GW機器20は、ノード10とネットワーク50との間で通信の中継を行う中継装置である。GW機器20は、ノード10から送信されたセンサデータを、ネットワーク50を介してサーバ30に送信する。
サーバ30は、情報処理装置を用いて構成され、GW機器20から送信されたセンサデータを収集する。
センサネットワーク40は、複数のノード10によって形成される。
ネットワーク50は、どのように構成されたネットワークでもよい。例えば、ネットワーク50はインターネットを用いて構成されてもよい。
図2は、GW機器20の機能構成を表す概略ブロック図である。GW機器20は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。中継プログラムの実行によって、GW機器20は、通信部201、制御部202、取得部203、集約数算出部204、受信間隔算出部205、送信間隔算出部206、解析部207、タイマー管理部208、データベース209、生成部210を備える装置として機能する。なお、GW機器20の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、中継プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
通信部201は、ノード10との間で無線通信を行う。また、通信部201は、サーバ30との間で通信を行う。例えば、通信部201は、ノード10からセンサデータが格納されているリクエストメッセージを受信し、サーバ30に送信する。また、通信部201は、サーバ30から送信されたレスポンスメッセージを受信し、ノード10に送信する。また、通信部201は、サーバ30との間で接続を確立する際に、MSS(Maximum Segment Size)の値を取得する。MSSは、一度の通信においてパケットを送信可能な最大のサイズを表す。
制御部202は、GW機器20の各機能部を制御する。
取得部203は、一定期間(例えば、30分、1時間など)の間、ノード10からサーバ30に対して周期的に送信されるセンサデータのパケットを収集する。例えば、取得部203は、WireShark(登録商標)によってノード10からサーバ30に対して送信されるセンサデータのパケットを収集する。その後、取得部203は、収集したパケットからヘッダーサイズ及びボディサイズの各値を取得する。ボディサイズ(サイズ情報)とは、パケットのペイロードに格納されているセンサデータのサイズを表す。
集約数算出部204は、MSSの値と取得されたヘッダーサイズ及びボディサイズの各値とを用いて、集約可能数を算出する。集約可能数とは、自装置(GW機器20)からサーバ30に対して送信される一つのパケットに集約できるセンサデータの数を表す。
受信間隔算出部205は、取得部203によって周期的に収集されるセンサデータのパケットに基づいて、センサデータの受信間隔を算出する。例えば、受信間隔算出部205は、収集されたセンサデータのパケットの受信時刻と、当該パケットの収集後に収集されたセンサデータのパケットの受信時刻との差分に基づいて、センサデータの受信間隔を算出する。
送信間隔算出部206は、集約数算出部204によって算出された集約可能数と、受信間隔算出部205によって算出された受信間隔とに基づいて、自装置(GW機器20)からサーバ30に対してセンサデータを送信する送信間隔を算出する。例えば、送信間隔算出部206は、集約可能数の値と受信間隔の値とを乗算した値を送信間隔として算出する。送信間隔算出部206は、算出した送信間隔をタイマー管理部208に通知する。
解析部207は、ノード10から送信されたリクエストメッセージを解析する。具体的には、まず、解析部207は、通信部201が受信したリクエストメッセージからリクエストメソッド、リクエストURL(Uniform Resource Locator)、リクエストURI(Uniform Resource Identifier)及びリクエストボディの各値を取得する。リクエストメソッドとは、リクエストメッセージを受信したリソースに対して要求する処理を表す。リクエストURLとは、リクエストメッセージを送信する宛先を識別する識別子を表す。リクエストURIとは、リクエストを適用するリソースを指定する識別子を表す。リクエストボディとは、サーバ30に対して送信されるデータ(センサデータ)を表す。
次に、解析部207は、リクエストメッセージのヘッダ部分にバッファリングオプション情報(以下、単にバッファリングオプションという。)が記述されているか否かを判定する。バッファリングオプション(蓄積情報)とは、リクエストメッセージに格納されているセンサデータをまとめて送信するか否かを表す情報である。
バッファリングオプションが記述されている場合、解析部207は取得したセンサデータをデータベース209に蓄積する。この際、解析部207は、取得したセンサデータに対応するリクエストURLをインデックスとして、センサデータをデータベース209に蓄積する。
一方、バッファリングオプションが記述されていない場合、解析部207は取得したセンサデータをサーバ30に送信するためのリクエストメッセージの生成を生成部210に指示する。
また、解析部207は、サーバ30から送信されたレスポンスメッセージを解析する。解析部207は、送信されたレスポンスメッセージからステータスコード及びレスポンスボディの各値を取得する。レスポンスボディとは、サーバ30から送信される応答データを表す。その後、解析部207は、生成部210にレスポンスメッセージの生成を指示する。
タイマー管理部208は、解析部207が解析した結果に基づいてタイマーの管理を行う。例えば、タイマー管理部208は、解析部207によってリクエストメッセージにバッファリングオプションが記述されていると判定された場合に、リクエストメッセージのリクエストURL毎に送信間隔算出部206から通知された送信間隔のカウントダウンを開始する。
データベース209は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。データベース209は、リクエストURL毎にセンサデータを記憶している。
生成部210は、取得されたリクエストメソッドとリクエストURIとリクエストボディとを用いて第一のリクエストメッセージを生成する。具体的には、生成部210は、ヘッダにリクエストメソッドとリクエストURIとを格納し、ボディ部分にリクエストボディを格納することによって第一のリクエストメッセージを生成する。第一のリクエストメッセージは、ノード10から送信された一つのセンサデータが格納されたリクエストメッセージである。
また、生成部210は、取得されたステータスコードとレスポンスボディとを用いてレスポンスメッセージを生成する。具体的には、生成部210は、ヘッダにステータスコードを格納し、ボディ部分にレスポンスボディを格納することによってレスポンスメッセージを生成する。
また、生成部210は、タイマー管理部208からタイマーの満了が通知されると、データベース209に記録されているセンサデータを用いて第二のリクエストメッセージを生成する。第二のリクエストメッセージは、複数のセンサデータが格納されたリクエストメッセージである。具体的には、まず、生成部210は、データベース209からタイマー満了が通知されたリクエストURLに対応するセンサデータを取得する。次に、生成部210は、取得したセンサデータを用いてリクエストボディを生成する。その後、生成部210は、リクエストメソッドとリクエストURIと生成されたリクエストボディとを用いて第二のリクエストメッセージを生成する。
図3は、リクエストメッセージを蓄積する方法の具体例を表す図である。図3(A)は、ノード10から送信されたリクエストメッセージを表す図である。図3(A)の“a”は、リクエストラインとメッセージヘッダで構成されるヘッダ部分を表し、図3(A)の“b”は、リクエストメッセージのボディ部分を表す。図3(A)のヘッダ部分“a”には、リクエストメソッド、リクエストURL、リクエストURI、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のバージョン、送信元のアドレス、ボディ部分のサイズ、バッファリングオプション、接続状態などの各情報が記述されている。図3(A)に示す例では、ヘッダ部分“a”にバッファリングオプション「Buffering:on」が記述されている。バッファリングオプションは、ノード10がセンサデータの蓄積が必要であると判断した場合に付与される。ノード10は、蓄積が必要であるか否かを判断するためのテーブルを予め記憶しており、センサデータを取得する度にテーブルを確認することによって、リクエストメッセージにバッファリングオプションを記述する必要があるか否かを判断する。例えば、テーブルには、センサデータを蓄積する必要がある送信先やユーザIDなどが記憶されている。また、取得したセンサデータが管理プロトコルのようなPIN(Personal identification number)を送信するのみのデータである場合には、ノード10は蓄積する必要が無いと判断し、バッファリングオプションを記述しない。解析部207は、受信されたリクエストメッセージにバッファリングオプションが記述されている場合には、ヘッダ部分“a”に記述されているリクエストURLをインデックスとしてデータベース209にセンサデータを蓄積する。また、図3(A)のボディ部分“b”には、ノード10によって収集されたセンサデータが記述されている。
図3(B)は、図3(A)のリクエストメッセージから一定時間(例えば、10分、1時間など)経過後にノード10から送信されたリクエストメッセージを表す図である。図3(B)に示すリクエストメッセージのヘッダ部分にもバッファリングオプション「Buffering:on」が記述されている。即ち、図3(B)に示すリクエストメッセージもリクエストURLをインデックスとしてデータベース209にセンサデータが蓄積される。図3(C)は、図3(A)のリクエストメッセージのセンサデータと図3(B)のリクエストメッセージのセンサデータとが蓄積された第二のリクエストメッセージを表す図である。
次に、図3を用いてリクエストメッセージのセンサデータを追加する方法について説明する。図3(A)のリクエストメッセージのセンサデータがデータベース209に蓄積された後に、図3(B)のリクエストメッセージが受信されると、解析部207はヘッダ部分に記述されているリクエストURLを取得する。次に、解析部207は、取得したリクエストURLをインデックスとしてデータベース209を検索する。解析部207は、検索されたリクエストURLのセンサデータの後に取得したリクエストメッセージのセンサデータを追加する。
以上で、リクエストメッセージのセンサデータを追加する方法についての説明を終了する。
図4は、バッファリングオプションが記述されていないリクエストメッセージの具体例を示す図である。
図4に示すリクエストメッセージでは、リクエストメッセージのヘッダ部分“c”にバッファリングオプション「Buffering:on」が記述されていない。したがって、図4に示すリクエストメッセージのセンサデータは、データベース209に蓄積されない。この場合、図4に示すクエストメッセージは、サーバ30に送信される。
図5は、本実施形態における送信間隔算出処理の流れの具体例を示すフローチャートである。
まず、GW機器20の通信部201は、Synパケットをサーバ30に送信する(ステップS101)。この際、通信部201は、自装置(GW機器20)とサーバ30との通信に使用されるMSSの値をSynパケットに格納する。次に、通信部201は、サーバ30からSyn/Ackパケットを受信する(ステップS102)。この際、通信部201は、受信したSyn/Ackパケットに格納されているMSSの値を取得する。そして、通信部201は、サーバ30に対してAckパケットを送信する(ステップS103)。ステップS101〜ステップS103の処理を行うことによってGW機器20とサーバ30との接続が確立される。
その後、通信部201は、サーバ30との通信に使用されるMSSの値を取得する(ステップS104)。具体的には、通信部201は、サーバ30に送信したMSSの値と受信したMSSの値とを比較して、小さい方のMSSをサーバ30との通信に使用するMSSの値として取得する。
次に、取得部203は、一定期間の間、ノード10からサーバ30に対して送信されているセンサデータのパケットを収集する(ステップS105)。取得部203は、収集したパケットからヘッダーサイズ及びボディサイズの各値を取得する(ステップS106)。具体的には、取得部203は、取得したパケットのHTTPヘッダのサイズとペイロードに格納されているセンサデータのサイズを取得する。
集約数算出部204は、MSSの値とヘッダーサイズ及びボディサイズの各値とを用いてセンサデータの集約可能数を算出する(ステップS107)。受信間隔算出部205は、取得部203によって一定期間の間、収集されたパケットの受信時刻の差分に基づいて、センサデータのパケットの受信間隔を算出する(ステップS108)。その後、送信間隔算出部206は、算出された受信間隔の値と集約可能数の値とを用いて送信間隔を算出する(ステップS109)。例えば、送信間隔算出部206は、受信間隔の値と集約可能数の値とを乗算することによって送信間隔を算出する。そして、送信間隔算出部206は、算出した送信間隔の値をタイマー管理部208に通知する。その後、送信間隔算出処理が終了する。
図6は、本実施形態におけるセンサデータ送信処理の流れの具体例を示すフローチャートである。
GW機器20の通信部201は、ノード10から周期的に送信されるリクエストメッセージを受信する(ステップS201)。解析部207は、受信されたリクエストメッセージを解析する(ステップS202)。具体的には、解析部207は、受信されたリクエストメッセージに格納されているリクエストメソッド、リクエストURL、リクエストURI及びセンサデータの各値を取得する。その後、解析部207は、ヘッダ部分にバッファリングオプションが記述されているか否かを判定する(ステップS203)。バッファリングオプションが記述されている場合(ステップS203−YES)、解析部207は取得したリクエストURLをインデックスとしてデータベース209を検索する。そして、解析部207は、検索されたリクエストURLのセンサデータの後に、ステップS203の処理で取得したセンサデータをデータベース209に蓄積する(ステップS204)。
一方、バッファリングオプションが記述されていない場合(ステップS203−NO)、生成部210は受信されたリクエストメッセージに基づいて、サーバ30に送信する第一のリクエストメッセージを生成する(ステップS205)。具体的には、生成部210は、リクエストメッセージのヘッダ部分にリクエストメソッド及びリクエストメソッドURIを格納し、ボディ部分にリクエストボディを格納することによって第一のリクエストメッセージを生成する。そして、通信部201は、生成された第一のリクエストメッセージをサーバ30に送信する(ステップS214)。
また、ステップS204の処理後に、生成部210は、センサデータを蓄積したことを示す情報を含むレスポンスメッセージを生成する(ステップS206)。通信部201は、生成されたレスポンスメッセージをノード10に送信する(ステップS207)。
次に、タイマー管理部208は、ステップS201の処理で受信したリクエストメッセージのリクエストURLに対応するタイマーが起動しているか否かを判定する(ステップS208)。タイマーが起動している場合(ステップS208−YES)、タイマー管理部208はステップS201の処理で受信したリクエストメッセージのリクエストURLに対応するタイマーが満了であるか否かを判定する(ステップS209)。一方、ステップS208の処理において、タイマーが起動していない場合(ステップS208−NO)、タイマー管理部208は送信間隔算出部206によって算出された値を自装置に設定し、タイマーを開始する(ステップS210)。そして、ステップS201以降の処理が繰り返し実行される。
タイマーが満了である場合(ステップS209−YES)、タイマー管理部208はタイマー満了を生成部210に通知する(ステップS211)。一方、ステップS209の処理において、タイマーが満了ではない場合(ステップS209−NO)、ステップS201以降の処理が繰り返し実行される。
次に、生成部210は、タイマー満了が通知されると、データベース209を参照し、ステップS201の処理で受信したリクエストメッセージのリクエストメソッド、リクエストURIに対応するセンサデータを用いてリクエストボディを生成する。(ステップS212)。生成部210は、リクエストメソッドとリクエストURIと生成されたリクエストボディとを用いて第二のリクエストメッセージを生成する(ステップS213)。具体的には、ヘッダ部分にリクエストメソッド及びリクエストURIを格納し、ボディ部分にリクエストボディを格納することによって第二のリクエストメッセージを生成する。その後、通信部201は、生成された第二のリクエストメッセージをサーバ30に送信する(ステップS214)。
図7は、本実施形態におけるセンサデータ送信処理の動作の具体例を示すシーケンス図である。
ノード10は、センサデータを含むリクエストメッセージをGW機器20に送信する(ステップS301)。GW機器20の通信部201は、ノード10から送信されたリクエストメッセージを受信する。その後、解析部207は、受信されたリクエストメッセージを解析する(ステップS302)。リクエストメッセージにバッファリングオプションが記述されている場合、解析部207はリクエストメッセージに格納されているセンサデータをデータベース209に蓄積する(ステップS303)。一方、リクエストメッセージにバッファリングオプションが記述されていない場合、生成部210は受信されたリクエストメッセージに基づいて、第一のリクエストメッセージを生成する。その後、通信部201は、生成された第一のリクエストメッセージをサーバ30に送信する。
また、生成部210は、リクエストに対する結果を表すステータスコードとレスポンスボディとを用いてレスポンスメッセージを生成する(ステップS304)。通信部201は、生成されたレスポンスメッセージをノード10に送信する(ステップS305)。その後、タイマー管理部208は、送信間隔算出部206によって算出された送信間隔をタイマーに設定し、タイマーのカウントダウンを開始する(ステップS306)。
ノード10は、センサデータを含むリクエストメッセージをGW機器20に送信する(ステップS307)。GW機器20の通信部201は、ノード10から送信されたリクエストメッセージを受信する。その後、解析部207は、受信されたリクエストメッセージを解析する(ステップS308)。
リクエストメッセージにバッファリングオプションが記述されている場合、解析部207はステップS307の処理で送信されたリクエストメッセージに格納されているセンサデータを、データベース209に蓄積する(ステップS309)。また、生成部210は、リクエストに対する結果を表すステータスコードとレスポンスボディとを用いてレスポンスメッセージを生成する(ステップS310)。通信部201は、生成されたレスポンスメッセージをノード10に送信する(ステップS311)。
ステップS307の処理で送信されたリクエストメッセージのリクエストURLに対応するタイマーが満了すると、タイマー管理部208は、タイマー満了を生成部210に通知する。生成部210は、タイマー管理部208からタイマー満了が通知されると、データベース209を参照し、ステップS307の処理で送信されたリクエストメッセージのリクエストURLに対応するセンサデータを用いてリクエストボディを生成する(ステップS312)。その後、生成部210は、リクエストメソッド、リクエストURI及びリクエストボディを用いて第二のリクエストメッセージを生成する(ステップS313)。具体的には、生成部210は、ヘッダ部分にリクエストメソッド及びリクエストURIを格納し、ボディ部分にリクエストボディを格納することによって第二のリクエストメッセージを生成する。通信部201は、生成された第二のリクエストメッセージをサーバ30に送信する(ステップS314)。
サーバ30は、GW機器20から送信された第二のリクエストメッセージを受信する。次に、サーバ30は、受信した第二のリクエストメッセージに格納されているセンサデータをデータベースに記録する。そして、サーバ30は、レスポンスメッセージを生成する。その後、サーバ30は、生成したレスポンスメッセージをGW機器20に送信する(ステップS315)。
GW機器20の通信部201は、サーバ30から送信されたレスポンスメッセージを受信する。解析部207は、送信されたレスポンスメッセージを解析する(ステップS316)。生成部210は、レスポンスメッセージを生成する(ステップS317)。通信部201は、生成されたレスポンスメッセージをノード10に送信する(ステップS318)。
以上のように構成されたGW機器20によれば、複数のセンサデータがリクエストメッセージに付与されているリクエストURLに基づいて蓄積される。したがって、ノード10からセンサデータが送信される度に、センサデータの送信が行われないため、サーバ30に対してアクセス数が減少する。また、複数のセンサデータが一つのデータとして送信されるため、通信量も軽減することができ、サーバ30の処理負荷も軽減することができる。また、GW機器20は、フラグメンテーションが生じない最大のサイズで蓄積されたセンサデータをサーバ30に送信する。そのため、センサネットワークにおけるデータ送信の際に生じる負荷を軽減することが可能となる。
<変形例>
本実施例では、中継システムに存在するノード10の数は、三台であるが、ノード10の数が四台以上であっても良いし、ノード10の数が二台以下であっても良い。
また、本実施例では、中継システムに存在するGW機器20の数は、一台であるが、GW機器20の数は複数台で構成されても良い。
また、GW機器20がサーバ30に対して蓄積しているセンサデータを送信するタイミングは、上述のタイミングに限定される必要はない。例えば、GW機器20は、データベース209に蓄積されているセンサデータの数が、集約可能数を超過した場合にサーバ30にセンサデータを送信しても良い。また、ユーザによって送信間隔が設定されても良い。
また、本実施例では、センサデータをサーバ30に送信する中継装置としてGW機器20が使用されているが、これに限定される必要はなく、プロキシ機能を備えた中継装置であればどのような装置であっても良い。
バッファリングオプションは、リクエストメッセージのボディ部分に記述されても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10(10−1〜10−3)…ノード, 20…GW機器, 30…サーバ, 40…センサネットワーク, 50…ネットワーク, 201…通信部, 202…制御部, 203…取得部, 204…集約数算出部, 205…受信間隔算出部, 206…送信間隔算出部, 207…解析部, 208…タイマー管理部, 209…データベース, 210…生成部

Claims (4)

  1. ノードから送信されたパケットに対して、蓄積する対象のデータであることを示す蓄積情報が付与されているか否か判定する解析部と、
    前記解析部によって前記蓄積情報が付与されていると判定されたパケットを送信先ごとに蓄積して記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶されている蓄積された前記パケットをサーバに送信する間隔を管理するタイマー管理部と、
    前記解析部によって前記蓄積情報が付与されていないと判定されたパケットをサーバに送信し、前記解析部によって前記蓄積情報が付与されていると判定されたパケットを前記間隔でサーバに送信する通信部と、
    を備える中継装置。
  2. 前記パケットのサイズ情報を取得する取得部と、
    自装置と前記サーバとの接続時に取得される前記パケットを送信可能な最大のサイズ情報と、前記パケットのサイズ情報とに基づいて、前記データベースに蓄積される前記パケットの集約可能数を算出する集約数算出部と、
    を更に備え、
    前記通信部は、前記集約可能数に基づいて、蓄積された前記パケットをサーバに送信する請求項1に記載の中継装置。
  3. 複数のノードと、前記ノードから送信されるパケットをサーバに中継する中継装置とを備えたシステムであって、
    前記ノードは、
    周囲の空間情報を表すデータを収集するセンサと、
    前記センサによって収集された前記データを含むパケットを前記中継装置に送信する通信部と、
    を備え、
    前記中継装置は、
    前記ノードから送信されたパケットに対して、蓄積する対象のデータであることを示す蓄積情報が付与されているか否か判定する解析部と、
    前記解析部によって前記蓄積情報が付与されていると判定されたパケットを送信先ごとに蓄積して記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶されている蓄積された前記パケットをサーバに送信する間隔を管理するタイマー管理部と、
    前記解析部によって前記蓄積情報が付与されていないと判定されたパケットをサーバに送信し、前記解析部によって前記蓄積情報が付与されていると判定されたパケットを前記間隔でサーバに送信する通信部と、
    を備える中継システム。
  4. ノードから送信されたパケットに対して、蓄積する対象のデータであることを示す蓄積情報が付与されているか否か判定する解析ステップと、
    前記解析ステップにおいて前記蓄積情報が付与されていると判定されたパケットを送信先ごとに蓄積してデータベースに記憶する記憶ステップと、
    前記データベースに記憶されている蓄積された前記パケットをサーバに送信する間隔を管理するタイマー管理ステップと、
    前記解析ステップにおいて前記蓄積情報が付与されていないと判定されたパケットをサーバに送信し、前記解析ステップにおいて前記蓄積情報が付与されていると判定されたパケットを前記間隔でサーバに送信する通信ステップと、
    を有する中継方法。
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