JP6041826B2 - プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 - Google Patents
プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6041826B2 JP6041826B2 JP2014066480A JP2014066480A JP6041826B2 JP 6041826 B2 JP6041826 B2 JP 6041826B2 JP 2014066480 A JP2014066480 A JP 2014066480A JP 2014066480 A JP2014066480 A JP 2014066480A JP 6041826 B2 JP6041826 B2 JP 6041826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- alkali
- proton
- conductive material
- proton conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
、Si、Pb、Mg、又はBのリン酸塩ガラスを選び、これを900 ℃以下の温度で短時間溶解し
、原料や雰囲気由来の水分をガラス中に高濃度で残留させる技術が開示されている。しかしながらこの方法では、融液状態で進行するガラス形成反応を平衡に至る途中段階で強制終了させるものであるため一定の品質の製品を得ることが困難であり、また高プロトン伝導率を実現するための必須条件である高プロトン濃度を実現することができない。
をカチオンモル百分率で10 %以上45 %以下含む。
記アルカリ酸化物由来のアルカリイオンの少なくとも一部をプロトンに置換する。
中温で高いプロトン伝導性を有する固体電解質材料を用いた燃料電池では、燃料改質装置の不要化(動作温度及び燃料種に依存)や電池部材に金属材料が使用可能なことなどによりシステムが単純化され、低コスト化及び高信頼性化が実現される。また中温定常動作化により発電効率の向上と高温排熱の有効利用が可能となり、全エネルギー効率の向上が達成される。
本発明者らは、安定的に中温域で高いプロトン伝導性を有する固体電解質材料を作製するために独自の技術を考案した。これは、溶融法によって作製されたガラス材料中のアルカリイオンをプロトンによって置換する方法である。
まず中温動作燃料電池の運転温度、雰囲気条件に注目する。固体電解質の燃料極側表面は、燃料の種類によらず数パーセントから数十パーセントオーダーの分圧の水素を含む雰囲気に暴露され、他方、酸化剤側表面は、酸素、水蒸気、場合により窒素を含む雰囲気に暴露される。また発電時は、電解質層内では燃料極から酸化剤極へ向かってプロトンの定常流が発生している。即ち、新規電解質材料の開発にあたっては、このような条件下で高濃度のプロトンを安定に保持できる材料を創製することが必要条件となる。
ついで、この材料の対向する2面に電極を付与する。正極材料には、気相中の水素を分
解し溶解する金属材料(水素溶解透過性金属材料)であれば如何なるものでもよいが、例えばPd薄膜を用いることができる。負極材料には、アルカリ原子を溶解する材料であれば如何なるものでもよいが、例えば溶融Sn金属や板状のカーボン材料等を用いることができる。
2 ( H+ / O-PO- / Mp+ ) + 2A+ (2)
また、酸化物ガラス中において電界下で可動イオンとして働くことが知られているAgO1/2、CuO1/2、TlO1/2等を用いるようにしてもよい。
ことが好ましい。
また負極についてはアルカリの原子を溶解する金属材料、炭素材料、及び遷移金属酸化物材料のいずれか、あるいはこれらの混合系から選ばれた材料が好ましい。負極材料としては、電子伝導性に優れるものがより好ましい。ガラス成型体中に含まれていたアルカリイオンの全量を溶解できる容量を有することがより好ましい。
なお、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。
図1は、本実施形態にかかるプロトン伝導性材料を製造するフローチャート(S10)を示す。
リン酸塩ガラス成型体を作製する工程は、周知の方法による。即ちAO1/2成分については主として炭酸塩を、MOp/2成分については酸化物を、RO成分にいては炭酸塩あるいは酸化物を、SiO2、TeO2、及びZrO2成分については酸化物を、PO5/2成分については正リン酸を原料に用いてバッチを構成し、これを高アルミナ質ルツボあるいは白金ルツボに移して電気炉内で溶融する。溶融雰囲気は大気でよい。均質な融液をカーボンモールドに移しアニーリングを施し除歪する。得られたバルクガラス材料を切断、研磨し、所望の形状に成型する。
板状に成型されたリン酸塩ガラスの対向する2面に電極を付与する。正極材料には、水
素分子を分解し溶解し得る金属材料、例えばPd等が用いられる。Pd薄膜を例えばスパッタリング法により堆積させる。膜厚は、例えば100 nm以下とする。
電極を付与された板状ガラス材料は、雰囲気制御電気炉にセットされる。炉内には、例えば5 %H2−95 %N2のフォーミングガスを流通させる。加熱温度は対象ガラス材料の転移
点から「転移点−250 ℃」の範囲の温度とする。本実施形態においては、概ね250 ℃から550 ℃の間となる。炉温が目標温度に制御された後、直流電源を用いて正極−負極間に電
圧を印加する。電圧は3 V以上、電界は5 V/cm以上が好ましく10 V/cm 〜 100 V/cmとすることがより好ましい。置換されたA+イオンの量を半定量的に評価するために、ガラス材料と直列に電流計を接続しこの出力をモニターしておく。
導入されたプロトンはOHの形で存在するため、OH量を評価する。OHの濃度については赤外吸収の測定により評価し、また、OH及びアルカリ成分の材料の厚み方向に沿った濃度プロファイルはそれぞれ顕微赤外吸収、及びEPMA強度(アルカリがNa及びKの場合)の測定により評価する。
この評価は、交流インピーダンス法によって行うことができる。A+イオンのプロトン置換に用いたPd薄膜電極は、そのまま伝導率測定用電極として利用することができる。負極に用いたカーボン系電極はこれを機械的に除去した後、Pd薄膜を堆積する。Pdは、水素を含む雰囲気下では非ブロッキング性電極としても働くので、直流を用いた評価も可能である。この材料を雰囲気調整電気炉中にセットする。測定雰囲気は5 %H2−95 %N2のフォーミングガスとする。測定温度は約100℃から550 ℃の範囲である。
プロトン伝導性材料を、これを含む固体電解質として電気化学装置を構成する際、プロトンの輸率も伝導率と並んで重要な特性である。輸率は、プロトン伝導性材料を用いて水素濃淡電池を構成し、その起電力から求めることができる。
図2から図7は、作製したプロトン伝導性材料の組成、アルカリイオン−プロトン置換後における材料中のOH濃度COH、及び置換材料のプロトン伝導率が10-2 S/cmを超える最低温度(Tc)を示す。
NaあるいはLiを含むリン酸塩ガラスを用いて作製したプロトン伝導性材料に関する実施例としては、図2における試料A35-1〜A20-8の49種が該当する。比較例としてアルカリ酸化物の濃度が5 %である試料A5-1〜A5-2を併記する。
アルカリイオンのプロトンによる置換処理を施すガラス材料の作製における原料薬品として、Li2CO3、Na2CO3、H3PO4、CaCO3、La2O3、Y2O3、Al2O3、Ta2O5、TeO2、SiO2、を用いた。目的組成になるようそれぞれの原料を秤取混合後、700 ℃で1時間保持した後、組成に応じて1200 ℃〜1450 ℃の目的温度に毎分10 ℃で昇温し、到達後3時間保持した。融解には白金ルツボを用いた。雰囲気は空気とした。融液を直径20 mmの円筒形カーボン型に注入し、アニール炉に移し除歪した。
置換処理について説明する。試料A35-1〜試料A20-8の49種の材料、及びA5-1とA5-2の2種の比較例材料それぞれについて、アニール後のバルクガラスから薄板形状の材料を切り出し、これらの2面を研磨して厚さを1mm〜2mm程度とした。
これを水素濃度5.0 %のフォーミングガス流通下、且つ直流電圧印加状態で加熱した。
加熱温度は、組成に応じて250 ℃ 〜550 ℃とした。加熱温度は、それぞれのガラス材料のガラス転移点TgからTg−200 ℃の範囲とするのが好ましい。ab両面間に対する印加電圧は、電界が40 V/cm以上となるようにした。Pd電極側のa面が正に、スズ浴電極側のb面が負になるようバイアスさせた。アルカリープロトン置換処理時に材料中を流れる総電荷をモニターできるよう電流計を直列接続した。処理時間は以下のように決定した。即ち、上述した式(1)〜(4)に示すように、ガラス材料中を流れる電流は、このガラス材料中の全アルカリイオンがプロトンによって置換されスズ電極へ排出されることによって生じる。そこで、電流によって運ばれた総電荷数とガラス材料中に含まれる全アルカリ個数が等しくなる時間を観測し、さらにその1.5倍程度の時間を処理時間とした。
加熱処理後の材料をガス流通下で徐冷した。
置換後のガラス材料について、全OHの濃度を評価した。
ガラス材料を置換用電気炉から大気中にとりだした際、b面上に排出されたアルカリは空気中の水蒸気及び炭酸ガスと反応し炭酸塩等となる。これを機械的に除去した。またa面上に堆積させたPd薄膜については、これをバフ研磨により除去した。電極除去後の薄板材料に関し、FT-IR装置(Shimadzu 8200PC)により4000 cm-1 〜 1500 cm-1領域の吸収スペクトルを測定した。吸光度が大きすぎる場合は、吸収スペクトルが測定できる程度に薄板化した。3200 cm-1 〜3300 cm-1なる波数域で測ったアルカリのプロトン置換前後の吸光度差Aから、材料中のOH濃度COH( 個/cm3 )を次式(4)に基づいて評価した。
比較例である試料A5の水素濃度は、1020個/cm3のオーダーとなった。
次に、Naが水素によって置換されていることを確認するために行った実験について説明する。
図8は、試料A35-2Nについて置換処理前後のNaの濃度を、正極側(a面)から負極側(b面)に亘ってEPMAを用いて点分析を行った結果を示す。また、試料A35-2Nについて、アルカリのプロトン置換後のOH濃度の測定結果を併せて示す。濃度の値は、水素濃度との比較が容易なように、ガラスの密度及び組成から計算した値に変換して示してある。
即ち、アルカリのプロトン置換法により、ガラス材料中のアルカリイオンがプロトンで均一に置換されることが確認された。
アルカリープロトン置換処理を施したガラス板材について、交流インピーダンス法によって伝導率の測定を行った。
a面の電極には、置換処理の際に堆積したPd薄膜を除去せずそのまま用いた。b面に関しては、排出されたアルカリに由来する炭酸塩及び金属スズ等を機械的に除去した後、Pd薄膜を堆積し電極とした。Pdは水素を含む雰囲気下では非ブロッキング電極としても働くので、直流を用いた評価も可能である。Pd薄膜つきの板状材料を伝導率測定装置にセットし、AC法によって伝導率を測定した。測定にはインピーダンスアナライザー(Solartron SI 1260)を用いた。測定周波数は8 Hz 〜 10 MHzの間とした。インピーダンス測定の結果を複素平面上にプロットし、半円の低周波数側の実軸との交点を試料の抵抗値R(Ω)とした。測定は、測定可能となる最低温から500 ℃まで順次昇温させながら行った。目的温度に到達後10分間その温度に保持した後、伝導率を測定した。雰囲気は、フォーミングガス又は窒素とした。
試料A35-1〜試料A20-8までの49種は、すべて熱活性化型の温度依存性を示した。活性化エネルギーは、プロトン濃度が高い試料A35及びA30に於いては約0.5eVから0.8eV程度であった。試料A25及びA20にあっては、0.8eVから1eVとなっている。
比較例である試料A5-1及び-2にあっては、プロトン伝導率が10-2 S/cmに達さなかった。
次に、輸率の測定結果について説明する。
図15は、輸率を測定するために用いた水素濃淡電池10の概略図である。水素濃淡電池10は、試料12を高圧室14と低圧室16との間に挟むようにして設置するように構成されている。高圧室14及び低圧室16それぞれには水素が導入され、導入される水素の圧力は高圧室14の方が低圧室16よりも高く設定される。この際、試料12としては、作製されたプロトン伝導性材料(置換後のガラス材料板)の両面にPd薄膜を堆積したものを用いる。
高圧室14は、セラミックス管20の内部に形成され、このセラミックス管20には、ガスを導入する導入管22と、ガスを排気する排気口24とが設けられている。セラミックス管20と試料12とはAgリングシール26を介して試料と接触するようになっている。Agリングシール26が加圧されることにより、高圧室14の気密性が確保される。Agリングシール26からリード線28が引き出される。
低圧室16は高圧室14と同様の構成となっている。
12 試料
14 高圧室
16 低圧室
20 セラミックス管
22 導入管
24 排気口
26 リングシール
Claims (12)
- アルカリの酸化物と、多価陽性元素の酸化物と、リン酸化物と、を含むガラス材料において、前記アルカリの酸化物由来のアルカリイオンの少なくとも一部をプロトンに置換して得られるプロトン伝導性材料であって、前記多価陽性元素はアルミニウム酸化物(AlO3/2)、ガリウム酸化物(GaO3/2)、スカンジウム酸化物(ScO3/2)、イットリウム酸化物(YO3/2)、ランタン酸化物(LaO3/2)、ランタニド酸化物(LnO3/2)、及びタンタル酸化物(TaO5/2)よりなる群から選ばれる少なくとも一種である、プロトン伝導性材料(但し、分散したリン酸塩系結晶、又は、前記ガラス材料中において複数の酸化数状態をとる多価陽性元素の酸化物のいずれかを含むものを除く)。
- 250 ℃以上500 ℃以下の温度のうち少なくとも一部の範囲で、プロトン伝導率が0.005 S/cm以上である請求項1記載のプロトン伝導性材料。
- 250 ℃以上500 ℃以下の温度のうち少なくとも一部の範囲で、プロトン伝導率が0.01S/cm以上である請求項1又は2記載のプロトン伝導性材料。
- 前記ガラス材料は、前記アルカリの酸化物をカチオンモル百分率で10 %以上40 %以下含む請求項1乃至3いずれか記載のプロトン伝導性材料。
- 前記ガラス材料は、前記多価陽性元素の酸化物をカチオンモル百分率で5 %以上50 %以下含む請求項1乃至4いずれか記載のプロトン伝導性材料。
- プロトンの濃度がOH換算で5×1020個 / cm3以上2×1022個/cm3以下である請求項1乃至5いずれか記載のプロトン伝導性材料。
- 前記アルカリの酸化物は、リチウム酸化物(LiO1/2)、ナトリウム酸化物(NaO1/2)、及びカリウム酸化物(KO1/2)よりなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項1乃
至6いずれか記載のプロトン伝導性材料。 - 前記ガラス材料は、2価金属の酸化物(RO)、ケイ素酸化物(SiO2)、テルル酸化物(TeO2)、及びジルコニウム酸化物(ZrO2)のいずれかから選ばれる少なくとも一種をさらに含む請求項1乃至7いずれか記載のプロトン伝導性材料。
- アルカリの酸化物と、多価陽性元素の酸化物と、リン酸化物と、を含むガラス材料において、前記アルカリの酸化物由来のアルカリイオンの少なくとも一部をプロトンに置換して得られるプロトン伝導性材料を含む固体電解質膜であって、
前記多価陽性元素はアルミニウム酸化物(AlO3/2)、ガリウム酸化物(GaO3/2)、スカンジウム酸化物(ScO3/2)、イットリウム酸化物(YO3/2)、ランタン酸化物(LaO3/2)、ランタニド酸化物(LnO3/2)、及びタンタル酸化物(TaO5/2)よりなる群から選ばれる少なくとも一種である、固体電解質膜(但し、前記ガラス材料中において複数の酸化数状態をとる多価陽性元素の酸化物を含むものを除く)。 - アルカリの酸化物と、多価陽性元素の酸化物と、リン酸化物と、を含むガラス材料であって、前記多価陽性元素がアルミニウム酸化物(AlO3/2)、ガリウム酸化物(GaO3/2)、スカンジウム酸化物(ScO3/2)、イットリウム酸化物(YO3/2)、ランタン酸化物(LaO3/2)、ランタニド酸化物(LnO3/2)、及びタンタル酸化物(TaO5/2)よりなる群から選ばれる少なくとも一種であるガラス材料(但し、前記ガラス材料中において複数の酸化数状態をとる多価陽性元素の酸化物を含むものを除く)に、電界の印加下、含水素雰囲気下、及び250 ℃以上の温度下において前記アルカリの酸化物由来のアルカリイオンの少なくとも一部をプロトンに置換することを特徴とするプロトン伝導性材料の製造方法。
- 電界が5 V / cm以上であり電圧が3 V以上である直流電位差を与えて、前記アルカリの酸化物由来のアルカリイオンの少なくとも一部をプロトンに置換する請求項10記載のプロトン伝導性材料の製造方法。
- 前記ガラス材料に電界を印加する一対の電極のうち、正極は、水素を溶解する金属材料であり、負極は、前記アルカリの原子を溶解する金属材料、炭素材料、及び遷移金属酸化物材料よりなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項10又は11記載のプロトン伝導性材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014066480A JP6041826B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014066480A JP6041826B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015189603A JP2015189603A (ja) | 2015-11-02 |
JP6041826B2 true JP6041826B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=54424435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014066480A Expired - Fee Related JP6041826B2 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6041826B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107808969B (zh) * | 2017-09-27 | 2020-11-20 | 广西大学 | 一种高温质子交换膜的制备方法 |
JP6998586B2 (ja) * | 2017-11-08 | 2022-02-10 | 国立大学法人広島大学 | プロトン伝導体及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6041606B2 (ja) * | 2012-02-22 | 2016-12-14 | 川副 博司 | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 |
JP2015044716A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 日本電気硝子株式会社 | プロトン伝導体 |
-
2014
- 2014-03-27 JP JP2014066480A patent/JP6041826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015189603A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Huo et al. | Li2CO3: a critical issue for developing solid garnet batteries | |
Wang et al. | Interfaces in garnet‐based all‐solid‐state lithium batteries | |
Dong et al. | Semiconductor TiO 2 thin film as an electrolyte for fuel cells | |
Sastre et al. | Fast charge transfer across the Li7La3Zr2O12 solid electrolyte/LiCoO2 cathode interface enabled by an interphase-engineered all-thin-film architecture | |
Xie et al. | Effects of Co doping on the electrochemical performance of double perovskite oxide Sr2MgMoO6− δ as an anode material for solid oxide fuel cells | |
Huan et al. | Intrinsic effects of Ruddlesden‐Popper‐based bifunctional catalysts for high‐temperature oxygen reduction and evolution | |
Lee et al. | Interfacial barrier free organic-inorganic hybrid electrolytes for solid state batteries | |
Xu et al. | Taking advantage of Li-evaporation in LiCoO2 as cathode for proton-conducting solid oxide fuel cells | |
KR102495416B1 (ko) | Li3PS4를 갖는 고체 전해질의 제조 방법 | |
Druce et al. | Surface segregation and poisoning in materials for low-temperature SOFCs | |
JP6041606B2 (ja) | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 | |
Wang et al. | High‐entropy perovskites for energy conversion and storage: design, synthesis, and potential applications | |
CA2989329A1 (en) | Water solvated glass/amorphous solid ionic conductors | |
EP3547431B1 (en) | Solid oxide fuel cell, and manufacturing method of solid electrolyte | |
Ishiyama et al. | Proton conducting tungsten phosphate glass and its application in intermediate temperature fuel cells | |
Zhang et al. | Unveiling the roles of alumina as a sintering aid in Li‐Garnet solid electrolyte | |
EP2637243B1 (en) | Inorganic ion conductor, method of forming the same, and fuel cell including the inorganic ion conductor | |
Ishiyama et al. | Electrochemical substitution of sodium ions in tungsten phosphate glass with protons | |
Li et al. | Excellent stability of Ga-doped garnet electrolyte against Li metal anode via eliminating LiGaO2 precipitates for advanced all-solid-state batteries | |
Dong et al. | Transverse and longitudinal degradations in ceramic solid electrolytes | |
Yamada et al. | Toward understanding the reactivity of garnet-type solid electrolytes with H2O/CO2 in a glovebox using X-ray photoelectron spectroscopy and electrochemical methods | |
Jaiswal et al. | Ca2+ and Sr2+ co-doped ceria/carbonates nanocomposites for low temperature solid oxide fuel cells: Composite effect | |
Kim et al. | Oxygen reduction reaction of Ta-CN prepared by reactive sputtering with heat treatment | |
JP6041826B2 (ja) | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 | |
JP2016189241A (ja) | プロトン伝導性材料、固体電解質膜、及びプロトン伝導性材料の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160225 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160812 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6041826 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |