JP6041093B2 - ホログラム再生装置、ホログラム再生方法、投射型映像表示装置 - Google Patents

ホログラム再生装置、ホログラム再生方法、投射型映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムの再生方法、再生装置、並びに、ホログラム再生装置を利用した投写型映像表示装置に関するものである。
像を予め記録したホログラムに照明光を照射して像を含む再生光を出射するホログラム再生装置はよく知られるところである。このようなホログラム再生装置に使用されるホログラムの製造方法としては、ホログラムに対して参照光と、像からの物体光を同時に照射してホログラムに干渉縞を記録する方法が知られている。
また、このような製造方法以外に参照光と物体光で生じる干渉縞を計算機によって計算して製造する方法も知られている。このような方法によって製造されたホログラムは計算機ホログラムと呼ばれ、干渉計測、光情報処理、セキュリティまたはホログラフィックディスプレイなど各種応用分野において重要な位置を占めている。
このような計算機ホログラムの製造方法では、計算によって算出された干渉縞に基づいて型を形成し、形成された型でホログラムを型どりすることで、ホログラムの表面上に干渉縞を凹凸として記録する。このように計算機ホログラムにおいては、型を使用することで凹凸を容易に複製することが可能であり、大量生産に適したものとなっている。
しかしながら、計算機による干渉縞の計算には莫大な計算量が必要とされ、1つの計算機ホログラムに対して長時間の計算が必要とされる。そのため、比較的小判の計算機ホログラムに関する干渉縞を計算によって求め、当該計算機ホログラムを周期的に配置して構成することで、大判の計算機ホログラムを形成することが行われている。
特許文献1には、コンピュータ形成ホログラム(上述の計算機ホログラムに相当)で形成されたサブホログラム(ファセット12)をM×N直線行列として配列したビームホモジェナイザが開示されている。各サブホログラムから出射された光は、出力平面上で重なり合い、各サブホログラムを通過した光を均一に混合することを可能としている。
特表2001−507139号公報 特開平6−208089号公報
ところで、上述したように小判のホログラム(以下、「要素ホログラム」と呼ぶ)を配列して構成したホログラムでは、ホログラムを再生する照明光束の径が要素ホログラムより大きい、すなわち、照明光束が同時に隣接する要素ホログラムを照明した場合、ホログラムの再生像は均一にならず周期的な構造が現れてしまう。このようなホログラムの周期的構造は、再生する像を劣化させることとなる。また、ホログラムからの再生光を投写型映像表示装置などの照明光として利用する場合、本来であれば均一な照度で照明するべきところ、このような周期的構造は照度ムラとして顕在化し、表示する映像の品質を劣化させることとなる。
図1には、ホログラム再生装置において再生像に周期的構造が現れる様子が示されてい
る。ホログラム再生装置1は、ホログラム10、フーリエ変換レンズ20を備えて構成されている。図中、ホログラム10の入射(出射)面を形成する平面がXY平面となるように、X軸、Y軸を定義するとともに、XY平面に直交し、照明光L1が進行する側の方向
をZ軸として定義している。
図2には、Z軸側から見たホログラム10の構成(一部)が示されている。図に示されるようにホログラム10は、複数の要素ホログラム11が隣接して構成される。各要素ホログラム11は、一辺がピッチpを有する正方形形状を有している。このように要素ホログラム11を隣接して構成することで、要素ホログラム11は周期的に配列されることとなる。
このようなホログラム10に対して、破線で図示するような照明光L1、すなわち、複
数の要素ホログラム11を跨いで照明する大きさの照明光を照射した場合、前述した再生像における周期的構造が問題となる。
図1に戻り、ホログラム10には、再生像を再生するための所定の入射方向(再生入射方向)から照明光L1が入射される。照明光L1には、レーザー光源部などから出射されたコヒーレント光が使用される。また、ホログラム10に入射する照明光L1は、再生入射
方向に対して平行な光束となっている。この再生入射方向とは、ホログラム10を設計する際、定められたホログラム10への入射角度であり、この再生入射方向に沿って照明光L1を照射することで、設計時の再生像21iが再生される。ホログラム10を構成する
各要素ホログラム11は、入射した照明光L1に基づいて、再生光L2を出射する。各要素ホログラム11から出射された再生光L2は、フーリエ変換レンズ20を通過(前焦点距
離、後焦点距離は共にf)とすることで同じ位置に再生像を形成する。
ここでは、ホログラム10には、再生像21iの何れの箇所においても均一な照度を持つような像を記録させている。したがって、再生像21iの理想的な照度分布は均一なものである。しかしながら、前述したように、照明光L1にて複数の要素ホログラム11を
跨いで同時に照明した場合、各要素ホログラム11からの再生光L2が干渉することで、
照度ムラが生じることとなる。この照度ムラは周期的構造を有するものであって、図1に示されるように輝点中心22が周期的に並ぶこととなり、再生像を劣化させることとなる。
一方、投写型映像表示装置においては、コヒーレントなレーザー光を光源として使用する場合、照射対象表面の微小凹凸からの散乱光が干渉することで生ずるスペックルノイズが発生し、再生する映像を劣化させる、あるいは、見難くしてしまうことが知られている。
特許文献2には、コヒーレント光が通過する拡散素子を回転運動させることで、スペックルノイズの低減を図る無スペックル・ディスプレイ装置が開示されている。しかしながら、特許文献2に開示されるスペックルノイズ低減方法では、拡散素子到達前に生じていたスペックルノイズ(干渉パターン)は平均化できるものの、拡散中心からスクリーンへの入射光線角度はスクリーン上のいずれの点においても不変であるため、スクリーン各点の光散乱特性も一定となり、結果としてスクリーン上で発生するスペックルの除去効果は殆ど得られないという問題があった。
このような、コヒーレント光を原因として生ずるスペックルは、コヒーレント光を光源として使用するプロジェクタ(投射型映像表示装置)のみならず、コヒーレント光を使用する様々な照明装置において問題となっている。
本発明は、このような課題を解決するものであって、そのため、以下の構成要件を有することを特徴としている。
本発明に係るホログラム再生方法は、
要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムを再生するホログラム再生方法において、
前記ホログラム上のある点に入射する照明光の照度分布の半値半幅にて形成される線分と、前記ホログラムの再生入射方向とが形成する角度Δθが、下記条件式(1)を満足することを特徴とする。
Δθ≧λ/2p ・・・(1)
ただし、
λは照明光の波長、
pは前記要素ホログラムの一辺の大きさ
さらに本発明に係るホログラム再生方法において、
前記角度Δθは、下記条件式(2)を満足することを特徴とする。
Δθ≦5λ/p ・・・(2)
また本発明に係るホログラム再生装置は、
要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムと、
前記ホログラムに照明光を照射する光源と、を備え、
前記ホログラム上のある点に入射する照明光の照度分布の半値半幅にて形成される線分と、前記ホログラムの再生入射方向とが形成する角度Δθが、下記条件式(1)を満足することを特徴とする。
Δθ≧λ/2p ・・・(1)
ただし、
λは照明光の波長、
pは前記要素ホログラムの一辺の大きさ
さらに本発明に係るホログラム再生装置において、
前記角度Δθは、下記条件式(2)を満足することを特徴とする。
Δθ≦5λ/p ・・・(2)
さらに本発明に係るホログラム再生装置において、
前記光源は、レーザー光源部と、散乱素子を有し、
前記散乱素子は、前記レーザー光源部から出射されるコヒーレント光に角度分布を付与して、照明光として出射することを特徴とする。
さらに本発明に係るホログラム再生装置において、
前記光源は、レーザー光源部と、複数の光ファイバを有し、
前記光ファイバは、前記レーザー光源部から出射されるコヒーレント光に角度分布を付与して、照明光として出射することを特徴とする。
さらに本発明に係るホログラム再生装置において、
前記光源は、レーザー光源部と、レンズアレイを有し、
前記レンズアレイは、レーザー光源部から出射されるコヒーレント光に角度分布を付与して、照明光として出射することを特徴とする。
また本発明に係る投写型映像表示装置は、
照明光を出射する光源と、
前記光源から出射された照明光を走査する光走査部と、
像が形成される像形成領域を有する光変調素子と、
要素ホログラムが周期的に配列されて構成され、前記光走査部で走査された照明光を拡散し、各点から出射される再生光が前記像形成領域を重ねて照明するホログラムと、を備え、
前記ホログラム上のある点に入射する照明光の照度分布の半値半幅にて形成される線分と、前記ホログラムの再生入射方向とが形成する角度Δθが、下記条件式(1)を満足することを特徴とする。
Δθ≧λ/2p ・・・(1)
ただし、
λは照明光の波長、
pは前記要素ホログラムの一辺の大きさ
さらに本発明に係る投写型映像表示装置において、
前記角度Δθは、下記条件式(2)を満足することを特徴とする。
Δθ≦5λ/p ・・・(2)
さらに本発明に係る投写型映像表示装置において、
前記角度Δθは、下記条件式(3)を満足することを特徴とする。
Δθ≦θ0 ・・・(3)
ただし、
θ0は前記ホログラム上の一点から前記像形成領域の短辺を見込む角度幅
本発明によれば、要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムを再生する際、再生像に発生する輝点などの周期的構造を抑え、再生像の劣化を抑えることが可能となる。そして、このようなホログラム再生装置(方法)を投写型映像表示装置に採用することで、光変調素子を照明する再生光のムラを抑え、スクリーン上に投射される映像を良好にすることが可能となる。
さらに、本発明の投写型映像表示装置では、光走査部で走査された照明光を拡散し、各点から出射される再生光が光変調素子の像形成領域を重ねて照明するホログラムを使用している。このような構成により、ホログラムからの再生光は、スクリーンに対して時間的に異なる角度で照射することとなり、スクリーン上で発生するスペックルを効果的に抑制することが可能となっている。
ホログラム再生装置の構成を説明するための図 複数の要素ホログラムで構成されたホログラムを説明するための図 本発明の実施形態に係るホログラム再生装置の構成を説明するための図 ホログラムによって再生される再生像を説明するための図 照明光L1、並びに、ホログラムの再生像の照度分布を説明するための模式図 光変調素子を照明したときのホログラムの再生像を示す図 本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置の構成を示す図 本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置の構成を示す図 本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置(または、ホログラム再生装置)で使用する光源の構成を示す図
では、本発明の実施形態に係るホログラム装置について図面を参照しつつ説明を行う。図3は、本発明の実施形態に係るホログラム再生装置1の構成を示す図である。なお、以下に説明する図面は、模式的に示した図であって、実際の形状、寸法、配置とは異なる場合がある。
図3のホログラム再生装置1の構成は、図1、図2で説明した構成と、照明光L1の照
明以外の点において同一の構成を有するものであって、複数の要素ホログラム11が周期的に配列して構成されたホログラム10、フーリエ変換レンズ31、そして、照明光L1
を出射する光源(図示せず)を備えて構成されている。
ホログラム10を構成する要素ホログラム11には、計算機ホログラムが採用されている。計算機ホログラムは、計算機によって計算された干渉縞を表面の凹凸形状として記録したホログラムである。このような計算機ホログラムは、印刷技術などを利用して凹凸形状を形成することで大量生産を可能としている。また、ホログラム10を構成する複数の要素ホログラム11を複製して使用することで、干渉縞の算出に必要な計算量を抑えることが可能となっている。
図3において、ホログラム10に入射する照明光L1について、ホログラム10の入射
面のある点Aについて説明する。ホログラム10を実際に再生する際には、ホログラム10の入射面の広い領域にわたって照明光L1が入射することになる。このホログラム10
の点Aに対して入射する入射光L1は、以下の入射角の条件を有するように構成されてい
る。すなわち、一点鎖線で示すホログラム10の再生入射方向L1C、すなわち、ホログラム10(要素ホログラム11)を再生する際、予めホログラム10(要素ホログラム11)に設定されている再生入射方向に対して角度Δθを形成するように入射させている。
その際、照明光L1を形成する光束は、強度分布を有するため、角度Δθは、ある点A
に入射する照明光L1の半値半幅にて形成される線分で定義される。すなわち、ホログラ
ム10上の所定位置に入射する照明光L1の半値半幅にて形成される線分が、ホログラム
10の再生入射方向L1Cとなす角度がΔθとして定義される。図5(a)には、図3中、照明光L1に対して直交するB−B間について、照明光L1の照度分布が示されている。
このように、照明光L1が再生入射方向L1Cに対して角度Δθを有するように入射させ
ることで、ホログラム10の任意の点(図では点A)に入射した照明光L1は、再生光L2に変換され、半値半幅ΔXBを有する再生像21iに変換される。再生像21i上に形成された半値半幅ΔXBは、基点中心が周期的に並ぶ照度ムラを解消することになる。図5(b)には、ホログラム10の再生像21iに形成される照度分布が示されている。図5(a)で説明した照度分布を有する照明光L1を使用した場合、再生像21iも輝点中心
22を中心として、照度分布を有するものとなる。ここでは、輝点中心22を中心にして発生する各輝点の半値半幅をΔXBとして定義する。
図3において、ホログラム10の再生入射方向に対する角度Δθと、再生像21i上の半値半幅ΔXBは、以下の式で近似することが可能である。
ΔXB=f×Δθ ・・・(a)
fはフーリエ変換レンズ20の焦点距離
図4には、XY平面における再生像21iが模式的に示されている。要素ホログラム11を周期的に配列したことを原因として、再生像21i上に発生する輝点は、ΔXの間隔を有して発生する。すなわち、この輝点の間隔ΔXは輝点の中心間隔に相当するものであって、以下の式で近似することが可能である。
ΔX=f×λ/p ・・・(b)
ただし、
λは照明光L1の波長
pは要素ホログラム11の一辺の大きさ、を示す。
本実施形態では、入射光L1について、再生入射方向に対して角度Δθを持たせること
で、図5(b)に示されるように、再生光L2で発生する各輝点の照明範囲を重複させ、
輝点の発生を抑制(平均化)するものである。具体的には、以下に示す式(c)を使用し、輝点の中心間隔ΔXと再生光L2の半値半幅ΔXBが下記の関係を有することが好まし
い。
ΔXB≧ΔX/2 ・・・(c)
この式(c)は、図4において、半値半幅ΔXBが接する、あるいは、重複するときの条件を示したものであり、この式(c)を満たすことで、複数の輝点間で照度を平均化し、輝点ムラの抑制を図ることを可能としている。
この式(c)に前述した式(a)、(b)を代入することで、フーリエ変換レンズ20の焦点距離fを削除し、以下の条件式(1)が得られる。
Δθ≧λ/2p ・・・(1)
ただし、
λは照明光L1の波長、
pは要素ホログラム11の一辺の大きさ
この条件式(1)は、入射光L1の再生入射方向に対する角度Δθの下限を規定するも
のとなっている。角度Δθを大きくすることで、再生像21iに発生する輝点は抑えることが可能である。その一方、角度Δθが大きくなるにしたがって再生像21i中の半値半幅ΔXBは大きくなる。そのため、ホログラム10にて物体などの再生像21iを再生させた場合、再生される物体の輪郭は、ぼやけることとなる。このようなぼけを抑制するには、ホログラム10にて物体像を再生する場合には、角度Δθの上限値を、条件式(1)で規定する下限値の10倍以下に抑えておくことが好ましい。すなわち、条件式(1)の右辺を10倍した値をΔθの上限値とする条件式(2)を満足させることが好ましい。
Δθ≦5λ/p ・・・(2)
このように、条件式(1)を満足するように照明光L1の角度Δθの下限を規定するこ
とで、輝点の発生を抑えることが可能となる。また、条件式(2)を満足するように照明光L1の角度Δθを規定することで輪郭の鮮明な再生像21iを提供することが可能とな
る。
上述したホログラム再生装置1について行った実施例について説明する。本実施例は図3で説明したホログラム再生装置1において、照明光L1に角度Δθを付与した場合と、
付与しない場合で輝点の発生について比較したものである。なお、輝点の発生を明瞭に観察するため、ホログラム10(要素ホログラム11)は、照度分布が一定の再生像を記録したものを使用している。また、角度Δθの付与は、光源から出射された照明光に対して拡散板を透過させることで行うこととしている。以下に、本実施例で使用したホログラム10の仕様、並びに、ホログラム再生装置1の再生条件を示す。
なお、拡散板を使用した本実施例において、ホログラム10に入射する照明光が形成する角度Δθは、拡散板の散乱角度φを、ホログラム10に到達するまでの光学系を使用して換算することで確認されたものである。ここで、拡散板の散乱角度φは、拡散板によって拡散された散乱光の半値半幅にて形成される線分と光軸がなす角度である。角度Δθの
確認は、このように光源からの散乱角度φを使用して算出する形態以外に直接、ホログラム10に入射する入射光を観察することで行うことも可能である。例えば、ホログラム10の前にピンホールを設置し、ピンホールを通過した照明光の強度分布をCCDセンサ等で検出することで、照明光によって形成されるΔθの確認を行うことも可能である。
(実施例)
(ホログラム(CGH:計算機ホログラム)の仕様)
再生像の大きさ 10×10mm
要素ホログラム ピクセル 0.1μm角
点数 2000×2000
寸法 200μm×200μm
計算法 IFTA(反復フーリエ変換)を使用
形態 ガラスをエッチングしたバイナリーレリーフ型
ホログラムの大きさ 6000μm×6000μm
縦30個×横30個の要素ホログラムで構成
(再生条件)
波長 532nmレーザ
照明光束幅 4mmφ
光学系 焦点距離100mmのフーリエ変換レンズ使用
角度Δθ 拡散板なし Δθ=±0°(平行光)
拡散板あり Δθ=±0.1°
以下に、本実施例の結果とともに、条件式(1)の評価について示す。
(結果)
拡散板なし 縦38個×横38個の輝点発生、照明ムラ発生
拡散板あり 輝点確認できず、照明ムラなし
拡散板を使用した場合、すなわち、角度Δθ±0.1degの場合、条件式(1)を評価する。条件式(1)の左辺、右辺の値は次のように算出される。
(左辺)=Δθ=0.1[deg]
(右辺)=λ/2p
=0.532/(2*200)
=0.00133[rad]
=0.076[deg]
(左辺)>(右辺)となり、条件式(1)を満たしていることが分かる。すなわち、条件式(1)を満足する角度Δθを設けること(拡散板あり)によって、要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムの再生時、輝点の発生が抑えられることが確認できた。
一方、ホログラム10の再生光L2を投写型映像表示装置などの照明装置として使用す
る形態が考えられる。このような場合、ホログラム10から出射される再生像21iは、照明ムラが生じないように均一に照明する必要がある。すなわち、要素ホログラム11で構成されたホログラム10を使用する場合においても、上述する式(1)を満足することで再生像21i中の輝点の発生を抑えることが可能となる。
ホログラム10を、このような照明装置として使用する形態では、再生像21iの輪郭の鮮明さを必要としないため、角度Δθの上限を緩和することが可能である。図6は、ホログラム10を投写型映像表示装置などにて使用される照明装置として使用した場合の形態を示した図であって、照明対象となる光学変調素子40のXY平面上の図である。なお、座標系は図3と同様である。ホログラム10は、光変調素子40中、像形成領域41を
被照明領域として照明する。
光変調素子40中の像形成領域41は、縦X0、横Y0の大きさを有する。図1で説明した従来のホログラム再生装置1によって、像形成領域41を照明する場合、黒点で示される輝点中心22を中心とする輝点が発生する。本実施形態では、入射光L1について、再
生入射方向に対して角度Δθを持たせたことで、ホログラム10の再生像21iに半値半幅ΔXBを形成し、この輝点を抑制することとしている。本実施形態のようにホログラム再生装置1を、光変調素子40を照明する照明装置として使用する場合、角度Δθの上限値は以下の条件を満足することが好ましい。
すなわち、角度Δθは、光変調素子40の像形成領域41の短辺(図6の場合X軸方向の長さX0)側において、両端に位置する半値半幅ΔXB同士が接しない大きさを条件と
することが好ましい。すなわち、下記に示す式(d)を満足することが好ましい。
ΔXB≦X0 ・・・(d)
ここで、X0は、下記に示す式(e)で書き換えることが可能である。
0=f×θ0 ・・・(e)
fはフーリエ変換レンズ20の焦点距離
θ0はホログラム10の上の一点から像形成領域41の短辺を見込む角度幅
したがって、ホログラム再生装置1を投写型映像表示装置などの照明装置として使用する場合、角度Δθの上限値は、式(d)に式(a)、(e)を代入することで、下記に示す条件式(3)で表すことができる。
Δθ≦Δθ0 ・・・・(3)
ただし、
θ0はホログラム10の上の一点から前記像形成領域の短辺を見込む角度幅
条件式(3)を満足することで輝点の発生を抑制しつつ、不要な照明、すなわち、被照明領域としての像形成領域41以外の箇所の照明を抑えることが可能となる。なお、照明装置として使用する場合であっても、角度Δθの上限値を条件式(2)にて規定することとしてもよい。
図7、図8には、このようにホログラム再生装置を、投写型映像装置2の照明装置として使用した実施形態が示されている。本実施形態の投写型映像表示装置2は、光源30、第1レンズ51、光走査部60、第2レンズ52、ホログラム10、光変調素子40、投射光学系53を有している。図7には、光源20からホログラム10までの構成が示されており、図8には、ホログラム10から出射された再生光L2が、光変調素子40を透過
して映像再生光L3となり、スクリーン54に投影されるまでの構成が示されている。
図7に示される光源30は、コヒーレント光を出射するレーザー光源部31と、出射されたコヒーレント光に散乱角度φ(角度分布)を付与し、散乱光L0に変換する散乱板3
2(本発明における「散乱素子」)を備えて構成されている。散乱板32にて付与される散乱角度φは、後に説明するホログラム10の再生入射方向L1Cに対して形成する角度Δθを形成することになる。
本実施形態では、コヒーレント光に散乱角度φを付与するため、散乱板32を使用することとしたが、平行なコヒーレント光に対する散乱角度φの付与には他の形態を採用することも可能である。図9には、レーザー光源部31からのコヒーレント光に散乱角度φを付与する他の形態が示されている。図9(a)は、複数の光ファイバー33を使用した形態であって、レーザー光源部31から出射されたコヒーレント光は、複数の光ファイバー
33を通過し、各光ファイバー33の端部にて散乱角度φを有する散乱光L0に変換され
る。一方、図9(b)は、レンズアレイ34を使用した形態である。レンズアレイ34は、複数の要素レンズから構成されている。レーザー光源部31から出射されたコヒーレント光は、各要素レンズを通過することで、散乱角度φを有する散乱光L0に変換される。
投写型映像表示装置2において、散乱光L0は、第1レンズ51、第2レンズ52を通
過して照明光L1に変換され、ホログラム10を照明する。本実施形態ではその経路中、
光走査部60が設けられており、照明光L1の照明位置を経時的に移動(走査)している
。光走査部60は、回動中心Raを中心として反射面を回動させることのできるミラーデバイスであって、ポリゴンミラー、ガルバノスキャナ、MEMSスキャナのような可動ミラーを機械的に回動させるミラーデバイスが用いられる。散乱光L0を走査する光走査部
60としては、このような形態の他、音響光学効果スキャナのような屈折率を変調させるものなど各種形態を採用することができる。
光走査部60によって走査された散乱光L0は、照明光L1としてホログラム10上を経時的に移動する。このとき、図3で説明したようにホログラム10に入射する照明光L1
の半値半幅は、ホログラム10に設定されている再生入射方向L1Cに対し、角度Δθを形成するように設定される。この角度Δθは、少なくとも前述した条件式(1)を満足するように設定されることで、照明領域中に発生する輝点を抑制することが可能となる。さらに、条件式(3)を満足することでホログラム10による被照明領域が、光変調素子40内の像形成領域41を大幅に超えることを抑制し、照明光L1が効率的に使用されること
を可能としている。
図7には、散乱板32から出射される最外位置での2つの散乱光L0について、その光
路が示されている。そして、各々の散乱光L0について、光走査部60の時刻t1(実線
)、時刻t2(破線)における回動位置での光路が示されている。時刻t1、時刻t2、何れにおいても、入射光L1の半値半幅は、再生入射方向L1cに対して角度Δθを形成す
るようにホログラム10を照明している。照明光L1は、実線で示される時刻t1の光路
と、破線で示される時刻t2の光路間を経時的に移動しつつ、ホログラム10を照明する。
図8に示されるように、ホログラム10で再生された再生像は、フーリエ変換レンズ31を介して光変調素子40の像形成領域41全体を照明するように位置する。図8において光変調素子40の像形成領域41は、XY平面内に2次元的に位置している。また、ホログラム10で再生された再生像は、光走査部60による照明光L1の走査により、光変
調素子40の像形成領域41を重ねて照明する。したがって、ホログラム10による再生像は、時間的に異なる角度で照明される再生光L2によって形成されることとなる。
マイクロディスプレイなどの光変調素子40は、ホログラム10からの再生光L2にて
照明され、画素毎に再生光を透過して映像を形成する。光変調素子40で変調された再生光L2は、投射光学系53(本実施形態では投射レンズ53aと絞り53bで構成)で拡
大され映像再生光L3としてスクリーン54上に投射され、反射、あるいは、透過される
映像を観察者に観察させる。このときスクリーン54の面上に投射されたコヒーレント光は互いに干渉することでスペックルを生じさせる。しかしながら、本実施形態では、光走査部60によって散乱光L0が走査されるため、結果としてスクリーン54に投射する映
像再生光L3を経時的に変化させ、このスペックルを極めて効果的に目立たなくしている
例えば、図8に示されるスクリーン54上の点P1においては、時刻t1における映像再生光L3(t1)と、時刻t2における映像再生光L3(t2)は、異なる入射角度で照
射されることとなる。図では、この時刻t1と時刻t2における映像再生光L3の角度差
がCで示されている。図に示す他の点P2や図示しない他の点においても同様であって、映像再生光L3は、入射角度を時間的に変化させつつスクリーン54上に映像を投射する
。したがって、ごく短い時間ではスクリーン54上に形成されるスペックルも、映像再生光L3が時間によって異なる入射角度で照射されることで平均化され、スクリーン54に
投射される像を観察する観察者には十分に目立たない状態となる。
以上、本発明の実施形態に係る投射型映像表示装置2について説明したが、この投写型映像表示装置2にて使用される光走査部60による走査は、1次元的、2次元的走査のどちらを利用してもよい。1次元的に走査する場合は、1つの回動中心Raを軸として周期的に光走査部60を回動させ、ホログラム10上に線上の照射領域を形成する。一方、2次元的に走査する場合は、2つの回動中心Raを軸として周期的に光走査部60を回動させ、ホログラム10上に面状の照射領域を形成する。どちらの場合においてもホログラム10から出射される再生光L2は、光変調素子40の像形成領域41を面状に照射するこ
ととなる。
以上、本実施形態の投写型映像表示装置2によれば、要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムを用いた場合においても、照度ムラを抑えた照明光を得るとともに、スペックルノイズが目立たない映像を表示することが可能となる。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…ホログラム再生装置
2…投写型映像表示装置
10…ホログラム
11…要素ホログラム
20…フーリエ変換レンズ
21i…再生像
22…輝点中心
30…光源
31…レーザー光源部
32…散乱板
33…光ファイバー
34…レンズアレイ
40…光変調素子
41…像形成領域
51…第1レンズ
52…第2レンズ
53…投射光学系
54…スクリーン
60…光走査部

Claims (10)

  1. 要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムを再生するホログラム再生方法において、
    前記ホログラム上のある点に入射する照明光の照度分布の半値半幅にて形成される線分と、前記ホログラムの再生入射方向とが形成する角度Δθが、下記条件式(1)を満足することを特徴とする
    ホログラム再生方法。
    Δθ≧λ/2p ・・・(1)
    ただし、
    λは照明光の波長、
    pは前記要素ホログラムの一辺の大きさ
  2. 前記角度Δθは、下記条件式(2)を満足することを特徴とする
    請求項1に記載のホログラム再生方法。
    Δθ≦5λ/p ・・・(2)
  3. 要素ホログラムを周期的に配列して構成されたホログラムと、
    前記ホログラムに照明光を照射する光源と、を備え、
    前記ホログラム上のある点に入射する照明光の照度分布の半値半幅にて形成される線分と、前記ホログラムの再生入射方向とが形成する角度Δθが、下記条件式(1)を満足することを特徴とする
    ホログラム再生装置。
    Δθ≧λ/2p ・・・(1)
    ただし、
    λは照明光の波長、
    pは前記要素ホログラムの一辺の大きさ
  4. 前記角度Δθは、下記条件式(2)を満足することを特徴とする
    請求項3に記載のホログラム再生装置。
    Δθ≦5λ/p ・・・(2)
  5. 前記光源は、レーザー光源部と、散乱素子を有し、
    前記散乱素子は、前記レーザー光源部から出射されるコヒーレント光に角度分布を付与して、照明光として出射することを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載のホログラム再生装置。
  6. 前記光源は、レーザー光源部と、複数の光ファイバを有し、
    前記光ファイバは、前記レーザー光源部から出射されるコヒーレント光に角度分布を付与して、照明光として出射することを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載のホログラム再生装置。
  7. 前記光源は、レーザー光源部と、レンズアレイを有し、
    前記レンズアレイは、レーザー光源部から出射されるコヒーレント光に角度分布を付与して、照明光として出射することを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載のホログラム再生装置。
  8. 照明光を出射する光源と、
    前記光源から出射された照明光を走査する光走査部と、
    像が形成される像形成領域を有する光変調素子と、
    要素ホログラムが周期的に配列されて構成され、前記光走査部で走査された照明光を拡散し、各点から出射される再生光が前記像形成領域を重ねて照明するホログラムと、を備え、
    前記ホログラム上のある点に入射する照明光の照度分布の半値半幅にて形成される線分と、前記ホログラムの再生入射方向とが形成する角度Δθが、下記条件式(1)を満足することを特徴とする
    投写型映像表示装置。
    Δθ≧λ/2p ・・・(1)
    ただし、
    λは照明光の波長、
    pは前記要素ホログラムの一辺の大きさ
  9. 前記角度Δθは、下記条件式(2)を満足することを特徴とする
    請求項8に記載の投写型映像表示装置。
    Δθ≦5λ/p ・・・(2)
  10. 前記角度Δθは、下記条件式(3)を満足することを特徴とする
    請求項8に記載の投写型映像表示装置。
    Δθ≦θ0 ・・・(3)
    ただし、
    θ0は前記ホログラム上の一点から前記像形成領域の短辺を見込む角度幅
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