JP6036576B2 - 下水道水位監視システム - Google Patents

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本発明は、下水道の水位を計測通信端末で計測して伝送する下水道水位監視システムに関する。
近年、集中豪雨などによる浸水被害が都市部で増加し、各自治体ではハザードマップの作成や降雨を一時的に溜める地下調整池の整備などの対策を進めることが少なくない。また、対策時に定めた計画降雨量を超える降雨があると浸水被害が発生するため、併せて浸水被害を予測し被害を最小限にするシステムが求められている。
例えば水道管内に張り巡らされた光ファイバを利用した水位計測およびデータ伝送方式が大都市の一部で実用化されている(特許文献1,2参照)。ところが、光ファイバを利用した場合、光ファイバを破損して伝送障害を生じさせることがある。また、光ファイバの敷設工事には手間と多大な設置コストを要してしまう。
そこで、光ファイバ等のケーブルを用いずに、携帯電話回線(例えばLTE回線や3G回線等)や特定小力無線を用いて、計測通信端末装置で計測した水位などの計測データを伝送する技術が提案されている(特許文献3,4参照)。
特開2003−132772号公報 特開平07−62719号公報 特開2003−6780号公報 特開2007−218740号公報
しかしながら、配線工事により電力源から計測通信端末装置に電力を供給する場合には、配線工事費が高額なため、導入コストが高騰するおそれがある。
そこで、電池(バッテリー)を動力源に独立で動作する計測通信端末装置を用いることが考えられるが、電池交換を頻繁に行う必要があるため、電池の交換費用によりランニングコストが高くなるおそれがある。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、電池を使用する計測通信端末装置の電池交換頻度を大幅に減少させて電池交換費用を削減し、下水道水位監視システムのランニングコスト抑制を図ること解決課題としている。
本発明の下水道水位監視システムの一態様は、計測通信端末装置の電源供給手段として、下水道水位の計測通信を実行する計測通信手段に電源供給するメイン電源系統と、メイン電源系統を起動させる起動回路に電源供給するバックアップ電源系統と、を備えている。この起動回路は、フロートスイッチの状態確認した結果、下水道の水位が基準値との関係で異常上昇していれば、メイン電源系統を投入して計測通信手段に前記水位の計測通信を実行させる一方、該計測通信の完了後にメイン電源系統をシャットダウンする。
したがって、下水道水位の異常上昇時を除きメイン電源系統には電源供給されることはなく、バックアップ電源系統のみに電源供給される省電力モードで運用動作させることができる。これにより計測通信端末装置の電池消費量が大幅に減少され、電池の交換頻度を減少させることができる。このときメイン電源系統の投入後に下水道の水位を計測する水位センサをさらに備え、該水位センサの計測した下水道水位を外部装置に送信する構成としてもよい。
本発明の下水道水位監視システムの他の態様は、計測通信端末装置の電源供給手段として、下水道水位の計測通信を実行する計測通信手段に電源供給するメイン電源系統と、メイン電源系統を起動させる起動回路に電源供給するバックアップ電源系統と、を備えている。この起動回路は、あらかじめ設定された時刻にメイン電源系統を投入して計測通信手段に前記水位の計測通信を実行させる一方、
該計測通信の完了後にメイン電源系統をシャットダウンする。この設定時刻の計測通信が完了すれば省電力モードに移行し、電池消費の減少に貢献することができる。
本発明の下水道水位監視システムのさらに他の態様は、計測通信端末装置の電源供給手段として、下水道水位の計測通信を実行する計測通信手段に電源供給するメイン電源系統と、メイン電源系統を起動させる起動回路に電源供給するバックアップ電源系統と、を備えている。この起動回路は、外部装置からの通信網を通じた命令に応じてメイン電源系統を投入して計測通信手段に前記水位の計測通信を実行させる一方、該計測通信の完了後にメイン電源系統をシャットダウンする。この外部装置の命令に応じた計測通信の完了後も前記省電力モードに移行でき、電池消費の減少に貢献することができる。
本発明によれば、電池を使用する計測通信端末装置の電池交換頻度を大幅に減少させることが可能なため、電池交換費用を削減することができ、この点で下水道水位監視システムのランニングコストの抑制に貢献できる。
本発明の第1実施形態に係る下水道水位監視システムの設置状態の概略図。 同 計測通信端末装置の構成図。 本発明の第2実施形態に係る下水道水位監視システムの計測通信端末装置の構成図。 同 処理フロー図。 本発明の第3実施形態に係る下水道水位監視システムの計測通信端末装置の構成図。 同 処理フロー図。
以下、本発明の実施形態に係る下水道水位監視システムを説明する。この水位監視システムではマンホール蓋の底面に計測通信端末装置が設置されている。
この計測通信端末装置は、通信ネットワークを通じて情報収集サーバに接続され、水位情報の管理を可能とさせる。ここで集められた水位情報は、防災行政無線を用いた放送やインターネット、テレビ、ラジオなどを通じて公開され、分析に用いられる。この分析により浸水の危険が予想される場合には該当地域の住民に警報が行われる。
ただし、前記水位監視システムは、下水道の水位計測の必要時をマンホール内に設置したフロートスイッチにより感知する。この水位計測の必要時以外の期間は、前記端末装置を省電力動作させ、電池を長持ちさせて交換頻度を減少させている。
≪第1実施形態≫
図1および図2に基づき第1実施形態に係る前記水位監視システムを説明する。ここでは前記水位監視システム1は、図1に示すように、下水道に配置されて水位Pの上昇を感知する電源不要のフロートスイッチ3と、マンホール蓋7の底面に取り付けられてフロートスイッチ3の状態を確認する計測通信端末装置4と、同じくマンホール蓋7の底面に取り付けられて計測通信端末装置4に駆動用の電源を供給する電池(バッテリー)5と、水位計測可能な水位センサ8と、マンホール蓋7の表側に実装されたアンテナ6とを備え、アンテナ6は無線通信Qのネットワーク経由で計測通信端末装置4と外部の情報収集サーバとを通信可能とさせている。
この無線通信QにはLTE回線や3G回線などの携帯電話回線やWIFIなどの無線LAN回線を用いることができる。なお、このアンテナ6は、マンホール蓋7の表側に形成された図示省略の格納空間に収納され、該格納空間の開口部が
Oリングなどのシール部材を介してアンテナカバーで閉塞されている。この点でアンテナ6が通行の障害となることが防止されている。
フロートスイッチ3は、マンホール直下の下水道管2の上部に配置され、下水道管2内の水位Pによりフロートが上下して計測伝送機能をスタートさせる役割を果している。すなわち、フロートスイッチ3は、中心にリードスイッチを内蔵した図示省略の軸を備え、該軸に沿って磁石を内蔵したドーナツ型のフロート(浮き)が下水道の水面と同期して上下し、それに応じてリードスイッチがオン/オフして水面レベルを検知する。なお、フロートスイッチ3は、計測通信端末装置4からパイプ状の金属製または樹脂製のステムを降下させ、これに前記フロートを通して使用される。
水位センサ8は、測定が必要な際に電源投入され、水位計測が可能な位置に配置されている。なお、水位情報がフロートスイッチ3からも検出できるので、水位センサ8は必須としなくともよい。
計測通信端装置4および電池5は、マンホール蓋7の裏側に実装されている。例えばマンホール蓋7の裏側に格子状に図示省略の補強材を立設し、該補強材に仕切られた空間に両者4,5を実装する。この場合には両者4,5を収納BOX内に収納し、各収納BOXを補強材にねじ止めなどにより固定する。なお、各収納BOX間の配線には十分な防止を施すことが好ましい。
具体的には計測通信端末装置4は、図2に示すように、水位Pの計測通信を実行するCPUおよび周辺回路(以下、CPU等とする)9並びに通信回路10と、該両者9,10に電源供給する主電源回路11と、メイン電源スイッチ13のオンにより主電源回路11を投入するCPU電源起動回路12と、バックアップ電源スイッチ15のオンにより前記起動回路12に電源供給するバックアップ電源回路14と、を備え、両回路12,14はバックアップ電源動作部Bとして機能する。
すなわち、メンテナンス時などを除きバックアップ電源スイッチ15はON状態とされ、両回路12,14には常時電源が供給され、計測通信端末装置4が省電力動作する。ここでは省電力動作は、バックアップ電源動作部B(両回路12,14)のみに電池5の電源が供給されている省電力モードの状態を意味する。
したがって、省電力動作時にはCPU等9のみならず、通信回路10とも電源供給されず、通信回路10の待機電力を必要としない。なお、通信回路10に電源供給されないため、通信網経由でCPU等9の電源、即ち主電源回路11を起動させることはできない。
前記起動回路12は、フロートスイッチ6の状態を確認する。確認の結果、水位Pが水位基準以下であれば、正常水位と判定して省電力動作で待機する。一方、水位Pが水位基準を超過していれば水位の異常上昇と判定し、これをCPU起動トリガとしてメイン電源スイッチ13をONにする。この水位基準は地域や過去の降雨量などを勘案して事前に定めておくものとする。
ここでメイン電源スイッチ13がオン状態となれば主電源回路11に電源供給されるため、CPU等9および通信回路10が電源供給され、計測通信が可能となる。このときCPU等9は、前記起動回路12の状態を確認することにより、CPU起動トリガがフロートスイッチ3の水位基準超過で起動されたことを感知し、情報伝送を行う責務を実行する。
これにより無線通信Qのネットワーク、即ち上位ネットワーク経由で情報収集サーバとの通信が実行され、水位情報などが送信される。この送信後にCPU等9は前記起動回路12にメイン電源オフを指令し、これに応じて前記起動回路12がメイン電源スイッチ13をオフする。したがって、計測通信端末装置4は、CPU等9および通信回路10の計測通信が完了すれば、主電源回路11がシャットダウンし、省電力動作に復帰する。
このように前記水位監視システム1は、下水道の水位Pを計測し浸水被害を最小限するために用いられることから、下水道の水位Pがすぐに浸水被害となるような水位でない場合には計測は実行されず、省電力動作で駆動される。一方、降雨などにより下水道の水位が異常上昇した場合には水道管2内に設置されたフロートスイッチ3がそれを感知し、前記起動回路12がCPU等9を起動させ、通信回路10およびアンテナ6を介して情報伝送を実行する。
すなわち、下水道水位の異常時にのみCPU等9の電源が入り計測通信の動作を開始させる一方、該計測通信の完了後には主電源回路11が電源オフとなるため、計測通信端末装置4は省電力動作に復帰し、電池5の電源消耗を抑制することができる。
そうすると、一般の省電力動作ではCPUのクロック周波数を低くする方法や、CPUの持つスタンバイモードへ移行する機能を用いて省電力動作させているものの、前記水位監視システム1では、さらに省電力化させるためにバックアップ電源動作部Bにのみに電源供給し、その他の電源供給をシャットダウンさせて一層の省電力化を図っている。
したがって、前記水位監視システム1によれば、計測通信端末装置4の電池交換頻度を大幅に減少でき、電池交換費用の削減が可能となり、この点で下水道水位監視システムのランニングコストの抑制に貢献することができる。また、計測通信端末装置4は、電池5で動作するため、設置工事の際に商用電源工事が不要であり、この意味でも設備設置費用のコスト低減に貢献できる。
≪第2実施形態≫
(1)構成例
図3に基づき第2実施形態に係る前記水位監視システムの構成例を説明する。ここでは計測通信端末装置4のバックアップ電源動作部BにRTC回路(Real−Time Clock:以下、RTCと略記)16が追加されている。
すなわち、図3に示すように、バックアップ電源回路14と主電源回路11とを分離して、バックアップ電源回路14で低消費電力動作させるRTC16と前記起動回路12との二段階で電源制御を実行し、電池5の電力量をさらに効率的に使用する。
前述のように一般の省電力動作は、CPUのクロック周波数を低くする方法や、CPUの持つスタンバイモードへ移行する機能を用いて省電力動作とするが、ここではバックアップ電源回路14および前記起動回路12にRTC16を加えて省電力化の向上を図っている。
ここではバックアップ電源動作部Bは、両回路12,14とRTC16とにより構成されている。このとき第1実施形態と同様にメンテナンス時などを除きバックアップ電源スイッチ15はON状態とされ、両回路12,14とRTC16とに常時電源が供給され、計測通信端末装置4が省電力動作する。したがって、第2実施形態の省電力動作は、両回路12,14とRTC16とに電池5の電源が供給されている状態(省電力モード)を意味する。このRTC16は、コンピュータ時計の機能を持つ集積回路により構成されている。
前記起動回路12は、フロートスイッチ3による水位基準超過をCPU起動トリガとするだけではなく、RTC16による起動時間に起動する機能が付加されている。すなわち、RTC16は現在時刻が設定時刻と一致すれば前記起動回路12に信号を出力する。この設定時刻は、事前の動作時に次に何時起動すべきかを、あらかじ設定された監視周期設定から求められる。
このとき前記起動回路12がメイン電源スイッチ13をオンにするため、主電源回路11に電源供給される。これによりCPU等9および通信回路10が電源供給され、計測通信が可能となる。
また、CPU等9は前記起動回路12の状態を確認することで(A)CPU起動命令がフロートスイッチ3の水位基準超過、(B)RTC16による起動時間で起動されたか否かを感知し、水位センサ8の水位計測値を情報管理サーバに送信させる責務を実行する。
この処理の完了後にCPU等9は前記起動回路12にメイン電源オフを指令し、これに応じて前記起動回路12がメイン電源スイッチ13をオフする。したがって、二種類の起動条件に応じてCPU等9の電源がオン状態なり、その処理後にメイン電源スイッチ13をオフにしてCPU等9をシャットダウンさせ、電池5の電源消費を抑制している。
(2)動作例
図4に基づき前記水位監視システム1の動作を詳細に説明する。ここでは計測通信端末装置4の電源オフの状態からスタートする。なお、図4は前記水位監視システム1の第2実施形態の動作例を示しているが、S04を除けば第1実施形態の動作例も示すこととなる。
S1,S02:計測通信端末装置4の電源オフの状態からバックアップ電源スイッチ15をON状態にすると、電池5によりバックアップ電源動作部Bに電源供給される(S01)。
このときバックアップ電源動作部Bは常時電源オンとなり、計測通信端末装置4が省電力モードで立ち上がる(S02)。このとき前記起動回路12は、(a)フロートスイッチ3の水位基準超過による割り込、(b)RTC16の設定時間のタイムアップのいずれかが発生すれば、メイン電源回路スイッチ13をオンにし、計測通信モードに移行させる。
S03:前記起動回路12はフロートスイッチ6の状態を確認する。この確認の結果、水位Pが水位基準以下であればS02に戻って省電力モードで待機する一方、水位Pが水位基準を超過していればS05に進む。
S04:前記起動回路12はRTC16のタイムカウントが設定時刻か否か、即ち現在の時刻が設定時刻と一致するか否かを確認する。確認の結果、設定時刻に一致しなければS02に戻って省電力モードで待機する一方、設定時刻に一致すればS05に進む。
S05,S06:前記起動回路12によりメイン電源スイッチ13がオン処理されるため(S05)、主電源回路11が電源供給される。これによりCPU等9および水位センサ8に電源が供給され、それぞれが動作可能となり、CPU等9が計測通信を実行する計測通信モードに移行する(S06)。この計測通信モードでは、水位センサ8による水位計測の完了後、該計測データが通信回路10およびアンテナ6により上位ネットワーク経由で情報収集サーバに送信され、その後にS07に進む。
S07:CPU等9は、計測通信モードの処理完了後にメイン電源オフの命令を前記起動回路12に発行する。この命令を受け取った前記起動回路12は、メイン電源スイッチ13をオフにしてCPU等9への電源供給を停止させる。これにより計測通信端末装置4はS02の省電力モードに復帰し、前記(a)(b)の割り込みの待機状態となる。
≪第3実施形態≫
(1)構成例
図5に基づき第3実施形態に係る前記水位監視システムの構成例を説明する。ここでは計測通信端末装置4の通信回路10は、主電源回路11ではなく、バックアップ電源回路14から電源供給されている。
これにより計測通信端末装置4は、省電力モードの待機中に情報管理サーバから上位ネットワーク経由で発呼起動命令を受信し、該命令に応じてメイン電源スイッチ13をオンにして主電源回路11を起動することができる。したがって、図5の回路方式によれば、上位ネットワークを通じた任意の上位指令により水位計測をすることが可能となる。
具体的にはCPU等9は、前記起動回路12の状態を確認することでCPU起動トリガが(A)フロートスイッチ3の水位基準値超過、(B)RTC16によるRTC16による起動時間、(C)上位ネットワーク経由による発呼起動命令のいずれかを感知し、水位センサ8の水位計測値を情報管理サーバに送信させる責務を実行する。
この処理の完了後にCPU等9は前記起動回路12にメイン電源オフを指令し、これに応じて前記起動回路12がメイン電源スイッチ13をオフする。したがって、三種類の起動条件に応じてCPU等9の電源がオン状態なり、その処理後にメイン電源スイッチ13をオフにしてCPU等9をシャットダウンさせ、電池5の電源消費を抑制している。
(2)動作例
図6に基づき前記水位監視システム1の動作を詳細に説明する。ここでは計測通信端末装置4の電源オフの状態からスタートする。このときS11は図4のS01と同様な処理を実行する。
S12:S01によりバックアップ電源動作部Bは常時電源オンとなり、計測通信端末装置4が省電力モードで立ち上がる。このとき前記起動回路12は、(a)フロートスイッチ3の水位基準超過による割り込、(b)RTC16の設定時間のタイムアップ、(c)上位ネットワーク経由による発呼起動命令のいずれかが発生すれば、メイン電源回路スイッチ13をオンにし、計測通信モードに移行させる。
S13〜S15:S13,S14はS03,S04と同様な処理を実行する。S15の処理内容としては、前記起動回路12が上位ネットワーク経由の発呼起動命令を通信回路10が受信済みか否かを確認する。
確認の結果、前記命令を受信済でなければS12に戻って省電力モードで待機する一方、受信済みであればS16に進む。このS16〜S18ではS05〜S07と同様な処理が実行される。
1…下水道水位監視システム
2…下水道管
3…フロートスイッチ
4…計測通信端末装置
5…電池(制御電源)
6…アンテナ
7…マンホール蓋
8…水位センサ
9…CPUおよび周辺回路(計測通信手段)
10…通信回路(計測通信手段)
11…主電源回路(メイン電源系統)
12…CPU電源起動回路
13…メイン電源スイッチ
14…バックアップ電源回路(バックアップ電源系統)
15…バックアップ電源スイッチ
16…RTC
P…水位
B…バックアップ電源動作部

Claims (5)

  1. 下水道の水位上昇を感知するフロートスイッチと、フロートスイッチの状態を確認する計測通信端末装置と、計測通信端末装置に電源供給する制御電源とを備え、計測通信端末装置が外部装置と通信可能な下水道水位監視システムであって、
    計測通信端末装置は、前記水位の計測通信を実行する計測通信手段に電源供給するメイン電源系統と、メイン電源系統を起動させる起動回路に電源供給するバックアップ電源系統と、を備え、
    起動回路は、フロートスイッチの状態確認した結果、下水道の水位が基準値との関係で異常上昇していれば、メイン電源系統を投入して計測通信手段に前記水位の計測通信を実行させる一方、
    該計測通信の完了後にメイン電源系統をシャットダウンすることを特徴とする下水道水位監視システム。
  2. 水位センサを通じて下水道の水位を計測し、計測データを外部装置に送信する計測通信端末装置と、計測通信端末装置に電源供給する制御電源と、を備えた下水道水位監視システムであって、
    計測通信端末装置は、前記水位の計測通信を実行する計測通信手段に電源供給するメイン電源系統と、メイン電源系統を起動させる起動回路に電源供給するバックアップ電源系統と、を備え、
    起動回路が、あらかじめ設定された時刻にメイン電源系統を投入して計測通信手段に前記水位の計測通信を実行させる一方、
    該計測通信の完了後にメイン電源系統をシャットダウンすることを特徴とする下水道水位監視システム。
  3. 水位センサを通じて下水道の水位を計測し、計測データを外部装置に送信する計測通信端末装置と、計測通信端末装置に電源供給する制御電源と、を備えた下水道水位監視システムであって、
    計測通信端末装置は、前記水位の計測通信を実行する計測通信手段に電源供給するメイン電源系統と、メイン電源系統を起動させる起動回路に電源供給するバックアップ電源系統と、を備え、
    起動回路が、外部装置からの通信網を通じた命令に応じてメイン電源系統を投入して計測通信手段に前記水位の計測通信を実行させる一方、
    該計測通信の完了後にメイン電源系統をシャットダウンすることを特徴とする下水道水位監視システム。
  4. メイン電源系統の投入後に下水道の水位を計測する水位センサをさらに備え、
    該水位センサの計測した下水道水位を外部装置に送信することを特徴とする請求項1記載の下水道水位監視システム。
  5. メイン電源系統のシャットダウン後は、バックアップ電源系統のみに電源供給される省電力モードに移行する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の下水道水位監視システム。
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