JP6035688B2 - 連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整構造、及び連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法 - Google Patents

連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整構造、及び連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材、及び連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法に関する。特に、ダムブロックガイドの位置の測定が作業者によってばらつき難くて、ダムブロックガイドの位置を容易にかつ正確に測定できる連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材に関する。
架空被覆電線や電子電気機器用電線などの電線や、巻線に用いられる導体は、一般的に、銅荒引線に伸線加工を施した線材を利用している。この銅荒引線は、例えば、ツインベルト式などの連続鋳造装置により連続鋳造された断面長方形状の鋳造材を、多段圧延装置により最終的に断面円形状となるように圧延加工を繰り返し行うことで製造される。連続鋳造工程と圧延工程とは、連続して行うことができる。
一般に、ツインベルト式連続鋳造装置は、上下に対向配置されて走行する一対の無端ベルトの対向面と、このベルトに連動して走行する一対のダムブロックの対向面(内側面)とで鋳造空間が形成され、この空間を鋳型に利用して鋳造材を作製する。各ダムブロックの外側面には、ダムブロックの位置決めと共に走行を案内するダムブロックガイドが隣接されている。例えば、特許文献1では、このような連続鋳造装置に用いられるダムブロックとして、その下面と溶湯に接する面とがなす角を鋭角とし、その余角を特定の範囲の角度とすることが開示されている。そうして、鋳造材に疵や割れなどの欠陥が発生することを低減している。
特開2007−330993号公報
鋳造材自体に疵などの欠陥があれば、後工程の圧延、伸線工程で疵や割れなどが増加、拡大することとなり、線材の表面性状が低下する。したがって、高い表面性状の線材を得るには、その基となる鋳造材自体に欠陥がないことが要求される。鋳造材の欠陥を低減するには、一対のダムブロックの位置を適正にすること、即ち、ダムブロックガイドの位置を正確に測定し調整することが考えられる。その位置の測定及び調整は、例えば、位置測定部材とすきまゲージとを用いて行える。
位置測定部材は、各ダムブロックガイドの外側に設けられる連続鋳造装置の固定架台に着脱自在に固定される一対の外側脚部と、各ダムブロックガイドの内側に配置される一対の内側脚部と、全脚部を一連に連結する連結部とを備え、両脚部の間が所定の長さでかつ不変に構成されている。この位置測定部材(以下、不動型の位置測定部材ということがある)を連続鋳造装置に固定してすきまゲージを用いて内側脚部とダムブロックガイドとの間の長さを測定し、その測定結果に基づくことでダムブロックガイドの位置を所定の位置に調整できる。
しかし、すきまゲージによる内側脚部とダムブロックガイドとの間の測定では、作業者によって測定結果にばらつきが生じ易い。その結果、ダムブロックガイドの位置の調整にもばらつきが生じ易くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、ダムブロックガイドの位置の測定が作業者によってばらつき難くて、ダムブロックガイドの位置を容易にかつ正確に測定できる連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、上記連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を用いる連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材は、本体部とスケールと一対のスライダ部とを備える。本体部は、連続鋳造装置の一対のダムブロックガイドの各々の外側に設けられて連続鋳造装置の固定架台に着脱自在に取り付けられる一対の外側脚部と、一対の外側脚部を連結する連結部とを有する。スケールは、連結部における一対の外側脚部の間に沿って設けられる。一対のスライダ部は、スケールに対してスライド自在に取り付けられる。スライダ部は、ダムブロックガイドに当接する内側脚部と、スライダ部の移動変位量を電気信号として読み取る検出部と、電気信号に基づいてスライダ部の移動変位量をデジタル表示する表示部とを有する。
本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法は、準備工程と設置工程と位置調整工程とを備える。準備工程は、上記本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を準備する。設置工程は、連続鋳造装置の一対のダムブロックガイドの各々の外側に設けられる連続鋳造装置の固定架台に外側脚部を固定すると共に、内側脚部をダムブロックガイドの内側に配置されるように位置測定部材を設置する。位置調整工程は、内側脚部とダムブロックガイドとが当接した際に表示部にデジタル表示されたスライダ部の移動変位量に基づいて、ダムブロックガイド同士を所定の間隔に位置合わせする。
上記連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材は、ダムブロックガイドの位置の測定が作業者によってばらつき難くて、ダムブロックガイドの位置を容易にかつ正確に測定できる。
上記連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法は、ダムブロックガイドの位置を正確に調整できる。
実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材の概略を示す正面図である。 実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を連続鋳造装置に配置した状態の概略を示す正面図である。 実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を配置する連続鋳造装置の概略を示す斜視図である。 実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を配置する連続鋳造装置の一部の概略を示す斜視図である。 実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を位置設定治具に配置した状態の概略を示す正面図である。 試験例1において、測定条件Aでダムブロックガイドの位置を測定して調整した際の各測定位置における鋳造途中の鋳造材の幅と、各測定位置における鋳造途中の鋳造材の幅の標準偏差とを示すグラフである。 試験例1において、測定条件Bでダムブロックガイドの位置を測定して調整した際の各測定位置における鋳造途中の鋳造材の幅と、各測定位置における鋳造途中の鋳造材の幅の標準偏差とを示すグラフである。
《本発明の実施形態の説明》
最初に本発明の実施態様の内容を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材は、本体部とスケールと一対のスライダ部とを備える。本体部は、連続鋳造装置の一対のダムブロックガイドの各々の外側に設けられて連続鋳造装置の固定架台に着脱自在に取り付けられる一対の外側脚部と、一対の外側脚部を連結する連結部とを有する。スケールは、連結部における一対の外側脚部の間に沿って設けられる。一対のスライダ部は、スケールに対してスライド自在に取り付けられる。スライダ部は、ダムブロックガイドに当接する内側脚部と、スライダ部の移動変位量を電気信号として読み取る検出部と、電気信号に基づいてスライダ部の移動変位量をデジタル表示する表示部とを有する。
上記の構成によれば、ダムブロックガイドの位置の測定が作業者によってばらつき難くて、ダムブロックガイドの位置を正確に測定できる。これは、上述の不動型の位置測定部材及びすきまゲージを使用する場合のようなアナログ(手動)式の測定に比較して、デジタル(自動)式の測定が可能だからである。
また、ダムブロックガイドの位置の測定を容易に行える。これは、スライダ部をスライドさせて内側脚部とダムブロックガイドとを当接させるだけでよいからである。
(2)本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法は、準備工程と設置工程と位置調整工程とを備える。準備工程は、上記本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材を準備する。設置工程は、連続鋳造装置の一対のダムブロックガイドの各々の外側に設けられる連続鋳造装置の固定架台に外側脚部を固定すると共に、内側脚部をダムブロックガイドの内側に配置されるように位置測定部材を設置する。位置調整工程は、内側脚部とダムブロックガイドとが当接した際に表示部にデジタル表示されたスライダ部の移動変位量に基づいて、ダムブロックガイド同士を所定の間隔に位置合わせする。
上記の構成によれば、ダムブロックガイドの位置を正確に調整できる。これは、ダムブロックガイドの位置を正確に測定できる位置測定部材を用いるため、その正確な位置情報に基づいてダムブロックガイドの位置を調整できるからである。
《本発明の実施形態の詳細》
本発明の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
〔実施形態〕
実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材は、ダムブロックガイドの位置を測定する。この位置測定部材の主たる特徴とするところは、ダムブロックガイドの位置をデジタル(自動)式で測定するスケール及びスライド部を備える点にある。以下、連続鋳造装置を説明した後、位置測定部材、その位置測定部材を用いて行う位置調整方法の順に説明する。
[連続鋳造装置]
連続鋳造装置100は、鋳型に利用される鋳造空間130に注湯器具201(例えば、タンディッシュ)から溶湯200を供給し、鋳造空間130内で溶湯200を移動させると共に冷却凝固させて連続的に鋳造材300を製造する(図3)。連続鋳造装置100は、例えば、連続鋳造と多段階の圧延とを連続して行える連続鋳造圧延機に備わる連続鋳造装置が挙げられ、具体的にはツインベルト式連続鋳造装置が挙げられる。この連続鋳造装置100は、上下のベルト141,142、左右のダムブロック連151,152、及び左右のダムブロックガイド161、162を有する装置本体部110と、装置本体部110を設置対象に固定する固定架台120とを備える。鋳造空間130は、上下のベルト141,142の対向面と左右のダムブロック連151,152の対向面(内側面)とで形成される。溶湯200の材質は、例えば、銅や銅合金が挙げられる。
上下のベルト141,142は、鋳造材300の上下面を形成する。上下のベルト141,142は、無端ベルトであり、上下に間隔を空けて対向配置されると共に、回転自在の複数のプーリー143,144間に張架される。複数のプーリー143,144のうち、少なくとも一つは駆動プーリー(例えば、143)であり、このプーリー143の回転駆動により上下のベルト141,142が走行する。その場合、他方のプーリー144は駆動プーリーであっても従動プーリーであってもよい。上下のベルト141、142の上流側は、下流側に対して高い位置に配置されて傾斜をもたせている。
左右のダムブロック連151,152は、鋳造材300の側面を形成する。左右のダムブロック連151,152は、上下のベルト141,142間で左右に間隔を空けて対向配置され、上下のベルト141,142の走行に連動して走行する。左右のダムブロック連151,152は、複数のダムブロック151a,152aをダムストラップ(図示略)により連結して形成している。左右のダムブロック連151,152同士の間隔(鋳造空間130の幅)は、連続鋳造装置100の上流側(図3、4左側)が下流側(図3、4右側)に比べて広く、上流側から下流側に向かって狭くなっている。これは、冷却に伴って収縮する溶湯200の収縮代を考慮したためである。なお、図4では、説明の便宜上、上ベルト、左右のダムブロック連を省略している。ダムブロック151a,152aの材質は、例えば、銅や銅合金製が挙げられる。
左右のダムブロックガイド161,162は、左右のダムブロック連151,152の位置決めと共に左右のダムブロック連151,152の走行を案内する。左右のダムブロックガイド161,162は、左右のダムブロック連151,152の上流から下流の全長に亘って配置されて左右のダムブロック連151,152の外側面に当接する(図3)。各ダムブロックガイド161,162の位置を調整して左右のダムブロック連151,152が所定の位置に位置決めされることで、所定の幅の鋳造材300が得られる。各ダムブロックガイド161,162の位置が不適正な場合、左右のダムブロック連151,152が所定の位置に位置決めされず、鋳造時の冷却条件に影響を及ぼし易くなる。その結果、溶湯200と左右のダムブロック連151,152(ダムブロック151a,152a)との接触のばらつきによる鋳造材300の寸法や形状のばらつきなどで鋳造材300に疵などの欠陥が生じ得ると考えられる。即ち、各ダムブロックガイド161,162の位置を正確に測定して調整することが欠陥の少ない鋳造材300の製造に効果的である。
ここでは、各ダムブロックガイド161,162は、ガイド本体部161a,162aと、ガイド本体部161a,162aの内側に連結されてガイド本体部161a,162aに対する角度を可動させられるウエアバー161b,162bとを備える(図2)。ガイド本体部161a,162aは、ガイド固定部材(図示略)により固定架台120に固定されている。ウエアバー161b,162bは、ダムブロック151a,152a(図3)に当接する。ウエアバー161b,162bの角度を調整することで、ダムブロックガイド161,162同士の間隔、即ち、ダムブロック151a,152a同士の間隔を適正な間隔に調整する。ガイド本体部161a、162aの形状は四角柱状であり、ウエアバー161b,162bの形状は平板状である。ダムブロックガイド161,162の数は、複数対(ここでは四対)である。
固定架台120は、上述したように装置本体部110を設置対象に固定する。ここでは、固定架台120は、装置本体部110の左右に配置される側部を有し、後述の位置測定部材1の外側脚部21が固定される嵌合凹部121aが形成されている(図3、4)。嵌合凹部121aの数は、固定架台120の上流側から下流側に向かって複数対とすることが好ましい。そうすれば、連続鋳造装置100の全長に亘ってダムブロックガイド161、162の位置を適正に調整しやすい。ここでは、嵌合凹部121aの数を四対とし、連続鋳造装置100の上流側から下流側に亘って各間隔が等間隔または略等間隔となるように設けている(図4)。
[連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材]
位置測定部材1は、ダムブロックガイド161、162(ウエアバー161b,162b)の位置を測定する(図2)。位置測定部材1は、図1に示すように、本体部2とスケール3と一対のスライダ部4とを備える。
(本体部)
本体部2は、]状のブロック体で、一対の外側脚部21と連結部22とを備える。ここでは、一対の外側脚部21と連結部22とは一連に形成されている。本体部2は、左右のダムブロックガイド161,162の位置を測定する際、図2に示すように左右のダムブロックガイド161,162に跨がるように連続鋳造装置100に配置される。
外側脚部21は、左右のダムブロックガイド161,162の外側で固定架台120に着脱自在に取り付けられる。外側脚部21の端部には、固定架台120の嵌合凹部121aに嵌め込まれる嵌合凸部21aが形成されている。この嵌合凸部21aを嵌合凹部121aに嵌め込むことで本体部2を固定架台120に固定する。
連結部22は、一対の外側脚部21を連結する。ここでは、一対の外側脚部21の嵌合凸部21aと反対側同士の間を渡している。この連結部22には、後述するスケール3が取り付けられる。
本体部2の材質は、機械的強度などに優れて変形等が生じ難い材質、例えば、炭素工具鋼、ステンレス鋼などが挙げられる。
(スケール)
スケール3は、連結部22における外側脚部21間に沿って設けられ、後述するスライダ部4の検出部42と共に、スライダ部4の位置を測定するエンコーダを構成する。具体的には、スケール3は位置情報を有する。検出部42によりその位置情報が読み取られることでスライダ部4の移動変位量が測定される。その移動変位量により、スライダ部4の位置を求めることができる。
エンコーダの種類は、スライダ部4の移動変位量の出力形式や測定方式により適宜選択できる。エンコーダの出力形式は、絶対位置で出力するアブソリュート(ABS)式や相対位置で出力するインクリメンタル(INC)式が挙げられる。エンコーダの測定方式は、例えば、スライダ部4の移動変位量に応じて変化する電磁結合を検出する電磁誘導式、スライダ部4の移動変位量に応じて変化する静電容量を検出する静電容量式などが代表的である。エンコーダの測定方式を電磁誘導式とする場合、スケール3は、例えば所定のピッチで設けられるコイルを備えることが挙げられる。エンコーダの測定方式を静電容量式とする場合、スケール3は、例えば所定のピッチで設けられる電極を備えることが挙げられる。その他、エンコーダの測定方式としては、光学式や、静電容量式と光学式とを複合した複合式なども挙げられる。このスケール3は、市販のデジタルノギスのスケールなどが利用できる。ここでは、エンコーダの出力形式をABS式、エンコーダの測定方式を電磁誘導式とし、スケール3は所定のピッチで設けられるコイル(図示略)を備える。
(スライダ部)
スライダ部4は、スケール3に対してスライド自在に取り付けられている。このスライダ部4は、市販のデジタルノギスのスライダを利用できる。ここでは、スライダ部4は、内側脚部41と検出部42と表示部43とを備える。
〈内側脚部〉
内側脚部41は、各ダムブロックガイド161、162に当接する。内側脚部41は、スライダ部4に一体に連結されていて、スライダ部4のスライドに追従してスライドする。内側脚部41は、図2に示すように位置測定部材1を連続鋳造装置100に配置した際、各ダムブロックガイド161,162の内側に配置される。そして、内側脚部41は、スライダ部4を各ダムブロックガイド161、162側にスライドさせることで連動して各ダムブロックガイド161、162と当接する。内側脚部41の形状は、幅狭の平板状である。内側脚部41は、各ダムブロックガイド161、162の内側面に対向すると共に、各ダムブロックガイド161、162の内側面に平行な平面状の対向面(外側面)を有する。内側脚部41の材質は、例えば、ステンレス鋼などが挙げられる。
〈検出部〉
検出部42は、スケール3に対するスライダ部4のスライド変位量を電気信号として読み取る。検出部42は、スライダ部4に内蔵されている。エンコーダの測定形式を電磁誘導式とする場合、検出部42は、例えば励磁コイルと検出コイルとを備えることが挙げられる。エンコーダの測定形式を静電容量式とする場合、検出部42は、例えばスケール3に備わる電極と静電的に結合可能な電極を備えることが挙げられる。ここでは、検出部42は励磁コイルと検出コイルとを備える(いずれも図示略)。
〈表示部〉
表示部43は、検出部42で読み取った電気信号に基づいてスライダ部4の移動変位量をデジタル表示する。表示部43は、スライダ部4の表面側に設けられている。表示部43には、7セグメント液晶ディスプレイを利用できる。
〈その他〉
スライダ部4の表面には、スライダ部4のスケール3に対する任意の位置をゼロ(基準)に設定可能なゼロセットスイッチや、表示部43のオン・オフのスイッチなどの種々のスイッチが設けられている(いずれも図示略)。
[作用効果]
実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材1によれば、ダムブロックガイド161,162の位置の測定が作業者によってばらつき難くて、ダムブロックガイド161,162の位置を正確に測定できる。これは、上述の不動型の位置測定部材及びすきまゲージを使用する場合のようなアナログ(手動)式の測定に比較して、デジタル(自動)式の測定が可能だからである。また、ダムブロックガイド161,162の位置の測定を容易に行える。これは、スライダ部4をスライドさせて内側脚部41とダムブロックガイド161,162とを当接させるだけでよいからである。
[連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法]
連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法は、上述の位置測定部材1を準備する準備工程と、位置測定部材1を連続鋳造装置100に設置する設置工程と、ダムブロックガイド161,162同士を所定の間隔に位置合わせする位置調整工程とを備える。
(準備工程)
準備工程は、上述の位置測定部材1を準備する。ここでは、内側脚部41が所定の位置に位置合わせされた位置測定部材1を準備する。内側脚部41の所定の位置とは、左右のダムブロックガイド161,162(ウエアバー161b,162b)が所定の幅のときに対応する位置を言う。即ち、内側脚部41の上記対向面(外側面)同士の間隔は、左右のダムブロックガイド161,162の所定の幅と同等の幅である。この内側脚部41の所定の位置をゼロ(基準)として表示部43に表示する。この内側脚部41の所定の位置への位置合わせは、例えば、次の(1)又は(2)のいずれかで行える。(1)内側脚部41が所定の位置のときの連結部22の中央又は外側脚部21の内側面から内側脚部41の外側面までの距離を予め把握しておき、その距離を基に行う。(2)図5に示す位置設定治具10を用いて行う。
〈位置測定部材の位置設定治具〉
位置設定治具10は、外側脚部21の嵌合凸部21aが着脱自在に取り付けられる基部11と、基部11に一連に形成され、内側脚部41が当接する一対の突出部12とを備える。基部11は、I字状のブロック体である。基部11における突出部12との反対側面が設置対象に設置する設置面である。基部11の設置面とは反対側の面で突出部12よりも外側には、嵌合凸部21aが嵌め込まれる嵌合凹部11aが形成されている。基部11の設置面を設置対象に設置して、嵌合凹部11aに嵌合凸部21aを嵌め込むことで、内側脚部41と突出部12とを当接させて内側脚部41を所定の位置に位置合わせする。一対の突出部12は、互いの対向面の間隔がウエアバー161b,162b(ダムブロックガイド161,162)の所定の間隔となる位置に形成されている。一対の突出部12の互いの対向面は、内側脚部41の上記対向面と平行な平面で形成されている。位置設定治具10の材質は、上述した本体部2と同様の材質が挙げられる。
設置工程の前に、図2や図4に示すように、上ベルトと下ベルト142とを離隔させ、位置測定部材1を連続鋳造装置100に固定して後述の位置調整を行い易くするために、左右のダムブロック連151,152を取り外しておく。
(設置工程)
設置工程は、位置測定部材1を連続鋳造装置100に固定する。ここでは、本体部2が左右のダムブロックガイド161,162を跨ぎ、外側脚部21の嵌合凸部21aを固定架台120に形成された嵌合凹部121aに嵌め合わせて固定する。この時、内側脚部41は、上述の準備工程で所定の位置に位置合わせしているため左右のダムブロックガイド161,162の内側に配置される。
(位置調整工程)
位置調整工程では、ダムブロックガイド161,162同士を所定の間隔に位置合わせする。その位置合わせは、内側脚部41とダムブロックガイド161,162とが当接した際に表示部43にデジタル表示されたスライダ部4の移動変位量に基づいて行う。具体的には、設置工程で外側脚部21の嵌合凸部21aを固定架台120の嵌合凹部121aに固定したら、各スライダ部4を左右にスライドさせて内側脚部41をダムブロックガイド161,162に当接させて、表示部43に表示される値を読み取る。そして、表示部43の表示がゼロ(基準)となるようにウエアバー161b,162bの角度を調整することで、ダムブロックガイド161,162の間隔を所定の幅となるように調整する。
(その他)
位置調整工程後には、図3に示すように、左右のダムブロック連151,152と上ベルト141とを元の位置に戻す。具体的には、これら左右のダムブロック連151,152を位置合わせしたダムブロックガイド161,162に当接させ、上ベルト141と下ベルト142とをその間が所定の間隔となるように近づける。
[作用効果]
実施形態に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法によれば、ダムブロックガイド161,162の位置を正確に調整できる。これは、ダムブロックガイド161,162の位置を正確に測定できる上述の実施形態に係る位置測定部材1を用いるため、その正確な位置情報に基づいてダムブロックガイド161,162の位置を調整できるからである。
〔試験例1〕
上述の連続鋳造装置100を用い、ダムブロックガイド161、162の位置を調整した後、幅110mm×厚さ70mmの銅の鋳造材300となるように連続的に製造した。
ここでは、図4に示す(1)〜(5)地点のウエアバー161b,162bに内接するように配置したダムブロック151a,152a(図3)同士の間隔がそれぞれ以下の値(設定値)となるように、図4の(1),(2),(5)地点の計三箇所のウエアバー161b,162bの角度を調整した。上記(1)地点の設定値wは111.6mm、上記(2)地点の設定値wは111.2mm、上記(3)地点の設定値wは111.0mm、上記(4)地点の設定値wは110.7mm、上記(5)地点の設定値wは110.2mmとする。上記(1)地点は上流側、上記(3)地点は中央、上記(5)地点は下流側に位置しており、これら(1)、(3)、(5)地点の各間隔が等間隔または略等間隔となる位置にある。また、上記(2)地点と上記(4)地点はそれぞれ、上記(3)地点に対して上流側と下流側に等間隔または略等間隔の位置にあり、上記(1)、(2)、(4)、(5)地点の各間隔が等間隔または略等間隔となる位置にある。
ウエアバー161b,162bの角度の調整は、上述の位置測定部材1を用いる測定条件Aと、上述の不動型の位置測定部材及びすきまゲージ(いずれも図示略)を用いる測定条件Bとのそれぞれで、図4の(1),(2),(4),(5)地点の計四箇所でウエアバー161b,162bの位置を測定し、その測定結果に基づいて行った。各測定条件でのダムブロックガイド161,162の位置の測定は、上述した通りである。即ち、測定条件Aでは、スライダ部4をスライドさせて内側脚部41とダムブロックガイド161,162とを当接させ、表示部43に表示された値を読み取ることで行った。このとき、各測定地点でウエアバー161b,162bの位置を測定する前に、各測定地点の上記設定値に対応する内側脚部41の位置を、表示部43にゼロ(基準)として設定した。測定条件Bでは、内側脚部41とダムブロックガイド161,162との間にすきまゲージを差し込めるか否かでウエアバー161b,162bの位置が不適正か適正かを判断した。
ダムブロックガイド161,162の位置の調整が適正に行われたかの確認のため、図4の(1)〜(5)地点の計五箇所のウエアバー161b,162bに内接するように配置したダムブロック151a,152a(図3)同士の幅(間隔)を測定し、各測定位置における幅のばらつきを求めた。この幅の測定には、ダムブロック151a,152aの上方にその幅が測定可能なセンサを設けておき、そのセンサを用いることで行なった。
これら位置の測定、位置の調整、及び幅の測定を複数回繰り返し行った。測定条件A、Bのそれぞれで測定した上記幅(mm)の測定結果と、それぞれの測定結果から算出した各測定位置での標準偏差(mm)とを、それぞれ表1、2に示すと共に図6、7のグラフに示す。図6,7のグラフには、上記(1)〜(5)地点の上記設定値w〜wも併せて示す。図6,7のグラフにおいて、横軸は測定位置、左縦軸は上記幅(mm)の測定結果、右縦軸は上記標準偏差(mm)を示す。
Figure 0006035688
Figure 0006035688
表1と図6に示すように、測定条件Aでダムブロックガイド161,162の位置を測定し、その結果に基づいてダムブロックガイド161,162の位置を調整することで、各測定位置におけるダムブロック151a,152a(図3)同士の幅の標準偏差がいずれも小さくて位置調整のばらつきが非常に小さいことが分かる。その上、測定したダムブロック151a,152a同士の幅がダムブロック151a,152aの上記設定値付近であることが分かる。即ち、測定条件Aでは、ダムブロックガイド161,162の位置の正確な測定と位置の正確な調整とができた。
一方、表2と図7に示すように、測定条件Bでダムブロックガイド161,162の位置を測定し、その結果に基づいてダムブロックガイド161,162の位置を調整すると、測定条件Aに比較して、各測定位置におけるダムブロック151a,152a同士の幅の標準偏差が殆どの測定位置で大きく、位置調整のばらつきが非常に大きいことがわかる。その上、測定したダムブロック151a,152a同士の幅がダムブロック151a,152aの上記設定値に対してばらついていることも分かる。即ち、測定条件Bでは、測定条件Aほど、ダムブロックガイド161,162の位置の正確な測定と位置の正確な調整とができなかった。
〔試験例2〕
試験例1の測定条件A、Bのそれぞれで作製した銅の鋳造材300に、多段圧延装置(図示略)で圧延加工を繰り返し施して、最終的に径8mmの断面円形状の銅荒引線の試料No.1、101を製造し、その表面の疵の数を測定した。多段圧延は、試験例1の連続鋳造に連続して行った。表面の疵の数の測定は、渦流探傷器を用いて行った。検出結果を、検出した疵の大きさによって大疵、中疵、小疵、微小疵の四つに分けて銅荒引線1000kg当たりの個数として表3に示す。ここで大疵は、1.5mm以上とした。
Figure 0006035688
表3に示すように、測定条件Aで作製した鋳造材300を用いて製造した銅荒引線の試料No.1は、いずれのサイズの疵も非常に少ないことが分かる。一方、測定条件Bで作製した鋳造材300を用いて製造した銅荒引線の試料No.101は、いずれのサイズの疵も試料No.1に比較して非常に多いことが分かる。即ち、銅荒引線の表面に疵の少ない試料No.1は、試料No.101に比較して鋳造材300自体に疵が少ないと考えられる。この結果から、ダムブロックガイド161,162の位置の測定を、スライダ部4をスライドさせて内側脚部41とダムブロックガイド161,162とを当接させ、表示部43に表示された値を読み取ることで行うことで、ダムブロックガイド161,162の位置を正確に測定できる。その結果に基づいてダムブロックガイド161,162の位置を調整することで、ダムブロック151a,152aの位置を正確に調整できる。そして、ダムブロックガイド161,162の位置の正確な測定と位置の正確な調整とを行うことが鋳造材の表面欠陥の低減、ひいては、その後の銅荒引線の表面欠陥の低減に非常に効果的であると考えられる。
本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置測定部材は、連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置を調整する際に、ダムブロックガイドの位置を測定するのに好適に利用できる。本発明の一態様に係る連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法は、ダムブロックガイドの位置を調整するのに好適に利用できる。
1 位置測定部材
2 本体部
21 外側脚部 21a 嵌合凸部 22 連結部
3 スケール
4 スライダ部
41 内側脚部 42 検出部 43 表示部
10 位置設定治具
11 基部 11a 嵌合凹部 12 突出部
100 連続鋳造装置(ツインベルト式連続鋳造装置)
110 装置本体部 120 固定架台 121a 嵌合凹部
130 鋳造空間
141 上ベルト 142 下ベルト 143,144 プーリー
151 左ダムブロック連 152 右ダムブロック連
151a,152a ダムブロック
161、162 ダムブロックガイド
161a,162a ガイド本体部 161b,162b ウエアバー
200 溶湯 201 注湯器具
300 鋳造材

Claims (2)

  1. 連続鋳造装置の一対のダムブロックガイドの各々の外側に設けられて前記連続鋳造装置の固定架台に着脱自在に取り付けられる一対の外側脚部と、前記一対の外側脚部を連結する連結部とを有する本体部と、
    前記連結部における前記一対の外側脚部の間に沿って設けられるスケールと、
    前記スケールに対してスライド自在に取り付けられる一対のスライダ部とを備え、
    前記スライダ部は、
    前記ダムブロックガイドに当接する内側脚部と、
    前記スライダ部の移動変位量を電気信号として読み取る検出部と、
    前記電気信号に基づいて前記スライダ部の移動変位量をデジタル表示する表示部と
    前記スケールに対する任意の位置をゼロに設定可能なゼロセットスイッチとを有する位置測定部材と、
    前記外側脚部が着脱自在に取り付けられる基部と、前記基部に一連に形成されて、前記内側脚部が当接することで、一対の前記内側脚部を所定の位置に位置合わせする一対の突出部とを備える位置設定部材と、
    を備える連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整構造
  2. 請求項1に記載の連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整構造を準備し、前記位置測定部材の前記一対の外側脚部を前記位置設定部材の前記基部に固定して、前記位置測定部材の前記一対の内側脚部を前記位置設定部材の前記一対の突出部に当接させることで、前記一対の内側脚部を所定の位置に位置合わせする準備工程と、
    連続鋳造装置の一対のダムブロックガイドの各々の外側に設けられる前記連続鋳造装置の固定架台に前記外側脚部を固定すると共に、前記内側脚部を前記ダムブロックガイドの内側に配置されるように前記位置測定部材を設置する設置工程と、
    前記内側脚部と前記ダムブロックガイドとが当接した際に前記表示部にデジタル表示された前記スライダ部の移動変位量に基づいて、前記ダムブロックガイド同士を所定の間隔に位置合わせする位置調整工程とを備える連続鋳造装置のダムブロックガイドの位置調整方法。
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