JP6034744B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は照明装置に係り、特に主照明用光源および補助照明用光源を備えた照明装置に関するものである。
従来から、照明装置として、一般照明用光源としての主照明用光源のほかに、保安のため、あるいは装飾性や演出効果等を得るために補助的に付加される補助照明用光源を備えたものが知られている。例えば、引用文献1には、器具本体の下面側に配置した主照明以外に、器具本体の外周部に沿って間接光用光源収容部を介して配置された導光板に光を導入して間接光を得る照明器具が提案されている。この照明器具は、導光板の上面側に配置された光反射板により導光板上面から漏れた光を反射し導光板に戻して良好な間接光を得るように構成したものである。
特開2009−21200号公報
ところで、天井面に設置される照明装置において、室内を明るく見せるため下方だけでなく天井面に対しても光で照らすものが望まれている。従来の照明装置は、いわゆる天板で形成される光反射板が非透光性であり、天井面に届く光の量は大きく制限されている。
本発明の目的は、主照明用光源および補助照明用光源を備えた照明装置において、天井面に届く光の量を従来のものと比べ多くするとともに、補助照明領域の明暗を明確にした照明装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため以下のような照明装置を提供する。
(1)照明器具本体と、
前記照明器具本体の下面側に配置された主照明用光源と、
前記主照明用光源を覆う透光カバーと、
前記照明器具本体の少なくとも上面側周辺部を覆い、前記照明器具本体の側面部よりも外側に位置する外周部を有し、前記外周部に複数の補助照明用光源収容部を設けた透光性の天板と、
前記複数の補助照明用光源収容部にそれぞれ収容される補助照明用光源と、
前記補助照明用光源からの光を端面より導入し上面および下面より出射する、前記天板の前記外周部に沿って前記補助照明用光源間に配置された導光板と、
前記補助照明用光源より前記補助照明用光源収容部内にもれた光を遮光する、前記補助照明用光源収容部に設けられた遮光部材と、
を備えたことを特徴とする照明装置。
(2)前記遮光部材は、前記補助照明用光源を保持する遮光ケースと、前記補助照明用光源収容部を覆う遮光カバーとを含むことを特徴とする上記(1)に記載の照明装置。
(3)前記照明器具本体が設置されている空間の明るさを検知する照度センサが前記複数の補助照明用光源収容部の1つに収容され、前記遮光部材は前記照度センサの受光部に対応する位置に開口部を備えたことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の照明装置。
(4)前記主照明用光源および前記補助照明用光源を点灯制御するためのリモコン信号を受信するリモコン信号受信部が前記複数の補助照明用光源収容部の1つに収容され、前記遮光部材は前記リモコン信号受信部に対応する位置に開口部を備えたことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の照明装置。
(5)前記補助照明用光源は、赤色、緑色および青色の3種の発光ダイオードを含むことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の照明装置。
請求項1に係る発明によれば、主照明用光源および補助照明用光源を備えた照明装置において、天井面に届く光の量を従来のものと比べ多くするとともに、補助照明領域の明暗を明確にした照明装置を得ることができる。
請求項2に係る発明によれば、簡単な構造で補助照明領域の明暗を明確にすることができる。
請求項3に係る発明によれば、照度センサを配置するための専用収容部を省くことができる。
請求項4に係る発明によれば、リモコン信号受信部を従来における透光カバーの内側から感度向上可能な外側に専用収容部を設けることなく配置することができる。
請求項5に係る発明によれば、補助照明の色に関し選択の自由度を増すことができる。
本発明に係る照明装置の一実施形態を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のA−A断面図である。 図1のLED照明装置の分解斜視図である。 LED基板121にLEDカバー122を取り付けた状態の一例を示す部分図である。 天板16と遮光ケース31と補助照明用光源17との関係を説明するための図であり、(a)は天板16の下面側(床側)を上向きにした一例を示す斜視図、(b)は遮光ケース31の一例を示す斜視図、(c)は補助照明用光源17の一例を示す斜視図である。 補助照明用光源収容部15周辺の拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1のB−B断面部の拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 図5(a)のC−C断面部の拡大図であり、(a)は透光カバー13および遮光カバー32があるときの斜視図、(b)は透光カバー13および遮光カバー32を外したときの斜視図である。 図5(a)のD−D断面部の拡大図であり、(a)は透光カバー13および遮光カバー32があるときの斜視図、(b)は透光カバー13および遮光カバー32を外したときの斜視図である。 照明装置10の点灯制御について説明するための図であり、(a)は照明装置10の点灯状態の種類を示す図、(b)は照明装置10に点灯制御用の信号を送信するリモコンの点灯制御ボタンを示す図である。 主照明に対応する補助照明の生成方法の一例を示す図である。
図1は本発明に係る照明装置の一実施形態を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のA−A断面図である。本例では以下、主照明用光源として発光ダイオード(LED)を用いたLED照明装置として説明するが、主照明用光源はLEDに限定されるものではない。また、本例のLED照明装置は略円形状としたが、形状はこれに限定されるものではない。
LED照明装置は、例えばLEDシーリングライトとして、家屋の天井面に設けられる引掛ローゼットや引掛シーリングなどの屋内配線器具(不図示)に係合する取付アダプタ(不図示)を介することによって外部電源に接続されると共に、天井面の所定位置に固定されて利用に供される。なお、以下の説明において、特に断らない限り、照明装置が天井面に取り付けられた状態を基準として、天井側を「上面側」と呼び、その反対側(床側)を「下面側」と呼ぶ。
図1(a)〜(c)に示すように、LED照明装置10は、略円形状の照明器具本体11と、照明器具本体11の下面側に配置されたLEDを用いた主照明用光源12と、主照明用光源12を覆う略円形状の透光カバー13と、照明器具本体11の少なくとも上面側周辺部を覆い、照明器具本体11の側面部よりも外側に位置する外周部14を有し、外周部14に複数の補助照明用光源収容部15を設けた透光性の天板16と、複数の補助照明用光源収容部15にそれぞれ収容される補助照明用光源17と、補助照明用光源17からの光を端面より導入し上面および下面より出射する、補助照明用光源17間に配置された円弧状の複数の導光板18と、補助照明用光源17より補助照明用光源収容部15内にもれた光を遮光する、補助照明用光源収容部15に設けられた遮光部材19とを備える。
本例では、3つの補助照明用光源収容部15にそれぞれ、空間の明るさを検知する照度センサ20と、照度センサ20の動作時に点灯する照度センサ動作表示灯21と、主照明用光源および補助照明用光源を点灯制御するリモコン信号を受信するリモコン信号受信部22とが、それぞれ対応する遮光部材19に形成された開口部の位置に置かれている。
図2Aは、図1のLED照明装置の分解斜視図である。図示のように、LED照明装置10は、天井側に近い部材から、略円形状の天板16と、LEDを用いた補助照明用光源17間に配置された円弧状の複数の導光板18と、略円形状の本体ベース111、絶縁板112、電源基板113、制御基板114および放熱板115を含む照明器具本体11と、主照明用LED基板121およびLEDカバー122を含む主照明用光源12と、透光カバー13とを備えて構成されている。
照明器具本体11において、本体ベース111は、例えば金属板などを略円形状に加工成形した部品である。本体ベース111の中央には、略円形状の孔である器具取付部116が設けられている。器具取付部116には、不図示の取付アダプタが引掛け部を介して係合固定される。この取付アダプタは、天井側の屋内配線器具に係合固定される。これにより、本体ベース111を含むLED照明装置10は、取付アダプタ、器具取付部116および屋内配線器具をそれぞれ介して、天井面の所定位置に固定されるようになっている。
器具取付部116の近傍には、不図示の給電接続部が設けられている。給電接続部は、不図示の電線を介して、取付アダプタと電源基板113との間を電気的に接続している。これにより、LED照明装置10は、屋内配線器具、取付アダプタ、および給電接続部をそれぞれ介して給電を受けるようになっている。
絶縁板112は、本体ベース111と、放熱板115との間に介在させて設けられている。本体ベース111および放熱板115は、いずれも金属製で、例えばプレコートメタル(PCM)鋼板である。これに対し、絶縁板112は、電気絶縁性および難燃性を有する例えばポリプロピレン(PP)などの樹脂材料を用いて成形されている。
電源基板113および制御基板114は、絶縁板112の外縁に突設された基板係止部を介して絶縁板112に保持されている。絶縁板112は、本体ベース111にねじ止め固定されている。これにより、電源基板113および制御基板114は、本体ベース111および放熱板112によって囲まれた放熱空間内に、電気絶縁性を維持した状態で係止固定されている。
放熱板115は、電源基板113、制御基板114、および、複数のLEDが実装されたLED基板121を冷却する役割を果たす。これら基板は、その作動時に発熱する。一般に、半導体素子であるLED123は、熱に弱い性質がある。また、使用時には低電圧の大電流を流して高輝度発光を行うため、この発光に伴う発熱によってLED123それ自体や周囲の部材が劣化してゆく。かかる劣化を抑制して長寿命・高信頼性を実現するには、適切な放熱を行うことが求められる。
電源基板113、制御基板114、およびLED基板121が発熱すると、本体ベース111および放熱板115によって囲まれた放熱空間の雰囲気温度は上昇する。このとき、放熱空間の容積が小さいと、そこに収容される空気の量は少なくなる。その結果、空気の接触による放熱効果が低下してしまうため、放熱空間の容積はできるだけ大きい方が好ましい。また、熱伝導性を良好に維持する観点から、放熱板115は、略円錐台形状で、継ぎ目なく一体に成形されることが好ましい。こうした放熱板115は、金属製の薄板をプレス成形することによって製造される。
主照明用光源12において、LED基板121は、それぞれが共通の略扇形状の4枚の基板を含んで構成される。これら4枚の基板は、放熱板115の所定位置に取り付けられた状態において、全体として略ドーナツ形状を形成するようになっている。
LED基板121には、複数のLED123が半田付けにより実装されている。これらのLED123は、作動時に光を放射すると共に発熱し、それら自体の温度が上昇する。LED123は、温度が高くなるにしたがって、その発光効率が低下してゆく。また、寿命も短くなってゆく。このため、温度上昇に見合った適切な放熱手段を別途設ける必要がある。
LEDカバー122は、複数のLED123より発せれた光束を下面側(床側)へ導く機能、複数のLED123に係る給電線への接触を物理的に妨げる機能、および、LED基板121を放熱板21に対して密着させるように押し付ける機能を有している。
図2Bは、LED基板121にLEDカバー122を取り付けた状態の一例を示す部分図である。図示のように、複数のLED123は、対応する複数のドーム形状部124を介して光を出射するように構成されている。本例では、一対のLED123の組を、ひとつのドーム形状部124内に収容しているが、ドーム形状部124内に収容されるLEDの数はこれに限定されない。一対のLED123の組のうち、例えば、一方は白色系統の光束を放射する白色系統LEDであり、他方は暖色系統の光束を放射する暖色系統LEDである。これらのLED123としては、例えば、青色の光束を放射する青色LEDと黄色の蛍光体とを組み合わせることによって、青色発光と黄色発光とが合成されて白色光や暖色光(例えばオレンジ色など)を放射するものなどを適宜採用すればよい。
図2Aに戻って説明すると、LEDカバー122は、例えばポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)、ポリスチレン(PS)などの、透光性および電気絶縁性を有する樹脂を用いて一体成形される。この樹脂を用いた一体成形と、各LED123からの光をそれぞれ通過させる複数のドーム形状部124とが相まって、LEDカバー122の剛性を確保すると共に、放熱板115に対するLED基板121の密着性を向上するようにしている。
放熱板115とLEDカバー122との間は、LED基板121を介在させて放熱板115に対してLEDカバー122をねじ止め固定する構成を採用している。これにより、放熱板115に対するLED基板121の密着性が高くなり、放熱性を向上することができる。このため、発光面の密度が均一で、かつ、LED123の発光効率に優れたLED照明装置10を実現することができる。さらに、LEDカバー122に対する適正な位置にLED123の配置を矯正すると共に、LED基板121の反りや変形を軽減するといった効果もある。
透光カバー13は、放熱板115の裾野部に固定された取付具によって、吊り下げ状態で係合保持される。具体的には、例えば、透光カバー13を周方向反時計回りに回転させることによって、透光カバー13に突設した図示しない係合部が外れるようになっている。透光カバー13は、例えばアクリル(PMMA)などの透光性樹脂を用いて一体成形される。
天板16は、照明器具本体11の少なくとも上面側周辺部を覆い照明器具本体11の側面部よりも外側に位置する外周部14を有し、外周部14に複数の補助照明用光源収容部15を設けたものである。本例では、補助照明用光源収容部15の数は3つであるが、2つでも3つ以上でもよい。補助照明用光源収容部15の数は、1つでも原理的には可能であるが、導光板18をほぼ均一に発光させるためには2つ以上が好ましい。天板16は、光源からの光を天井側にも照らすようにするため、例えばポリカーボネート(PC)やポリスチレン(PS)などの透光性樹脂を用いて一体成形される。また、導光板18は、長手方向に沿ってほぼ均一に発光するように、その上面、下面または上下両面に、光が導入される端面から離れるに従って粗から密に配置された乱反射機構、例えばドットやストライプ等の不図示のパターンを備えることができる。ここで、粗から密とは、単位面積当たりの乱反射機構の数を少数から徐々に多数にする場合のほか、乱反射機構の大きさを小から徐々に大にする場合も含む。ドットやストライプ等の乱反射機構は、例えばシルク印刷やスクリーン印刷等により形成することができる。導光板18は、例えばポリスチレン(PS)などの透光性樹脂を用いて一体成形される。
補助照明用光源17は、補助照明用光源収容部15にそれぞれ収容される。円弧状の複数の導光板18は、天板11の外周部14に沿って補助照明用光源17間に配置される。導光板18は、そのほぼ中央部において押え部材29により天板の外周部14に押え付けられている。補助照明用光源収容部15には、補助照明用光源17より補助照明用光源収容部15内にもれた光を遮光する遮光部材19が設けられる。遮光部材19は、本例では、補助照明用光源17を保持する遮光ケース31と、補助照明用光源収容部15を覆う遮光カバー32とを含む。
各遮光カバー32には、それぞれ開口部が設けられており、それに対応する補助照明用光源収容部15内の補助照明用光源17の回路基板には、それぞれ不図示の照度センサ20、照度センサ動作表示灯21、およびリモコン信号受信部22が設けられる。照度センサ20およびリモコン信号受信部22は、それぞれ透明シート25を介して、かつ、補助照明用光源収容部15内の光を遮光するための筒状のインナーケース26を通して、対応する遮光カバー32の開口部に向き合っている。
図3は、天板16と遮光ケース31と補助照明用光源17との関係を説明するための図であり、(a)は天板16の下面側(床側)を上向きにした一例を示す斜視図、(b)は遮光ケース31の一例を示す斜視図、(c)は補助照明用光源17の一例を示す斜視図である。
図3(a)に示すように、略円形状の天板16の外周部14には3つの補助照明用光源収容部15が、それぞれ補助照明用光源17を収容するため凹部として形成されている。本例では、補助照明用光源17は後述のように遮光ケース31を介して、補助照明用光源収容部15に収容される。補助照明用光源収容部15から天板16の中央部に伸びる傾斜部には、補助照明用光源収容部15を覆う遮光カバー32の延長部を受ける受け部45が形成されている。また、3つの補助照明用光源収容部15間の天板15の外周部14には、円弧状の導光板18を幅方向に支えることができる断面凹状の浅い溝46が設けられている。溝46の深さは、導光板18の厚みとほぼ同等である。
遮光ケース31は、補助照明用光源収容部15の凹部に嵌め込むことができる外形を有し、図3(b)に示すように、内部には2つの突起部41,42を有する。遮光ケース31は、補助照明用光源17より補助照明用光源収容部15内にもれた光を遮光するため、例えば非透光性のABS樹脂などを用いて一体成形される。
補助照明用光源17は、図3(c)に示すように、2つの開口部43,44を有する長方形状の回路基板30と、回路基板30の長手方向の両端部に配置したLED33−38と、LED33−38と電気配線を介して接続されたLED駆動部39とを有する。LED駆動部39は、不図示の電線により図2Aに示す電源基板113および点灯制御基板114に接続される。LED33−38は、本図では回路基板30の両端部にそれぞれ3つずつ配置されているが、その数はこれに限定されない。また、LED33−38はそれぞれ、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)をそれぞれ発光する3種のLEDを含むことができる。この場合、RGBの3種のLEDの各出力を調整することにより、補助照明の色を種々変化させることができる。
また、本例では、回路基板30のほぼ中央部に、照度センサ20が配置されている。照度センサ20は、不図示の電線により図2Aに示す電源基板113および点灯制御基板114に接続される。別の補助照明用光源収容部15には、それぞれ照度センサ動作表示灯21およびリモコン信号受信部22が回路基板30に配置され、電源基板113および点灯制御基板114に接続される。これらは、1つの回路基板30に、その2つまたは3つを配置することもできるが、本例では3つの補助照明用光源収容部15に収容される回路基板30に、それぞれ照度センサ20、照度センサ動作表示灯21およびリモコン信号受信部22を配置している。
以下、天板16への補助照明用光源17および導光板18の設置方法の一例について説明する。まず、天板16の3つの補助照明用光源収容部15にそれぞれの突起部41,42を上にして遮光ケース31を嵌め込む。次に、補助照明用光源17を構成する回路基板30に形成された2つの開口部43,44をそれぞれ遮光ケース31の2つの突起部41,42に通すことで、遮光ケース31は回路基板30を動かないように保持する。
図4は、補助照明用光源収容部15周辺の拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。図示のように、回路基板30に照度センサ20またはリモコン信号受信部22が配置されている場合、照度センサ20またはリモコン信号受信部22には、透明シート25を介して光を遮光するための筒状のインナーケース26が設けられる。導光板18は、天板の外周部14の溝46に沿って配置される。このとき、回路基板30の両端面に設けられたLED33−35、およびLED36−38と対向する導光板18の両端面との間の間隔を例えばそれぞれ1mmに保つようにする。導光板18は、不図示の押え部材29により天板の外周部14に押え付ける。その後、図2Aに示す遮光カバー32で補助照明用光源収容部15を覆う。
図5は、図1のB−B断面部の拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図5(a)に示すように、補助照明用光源収容部15は、遮光カバー32で覆われている。遮光カバー32のほぼ中央部の開口部51は、補助照明用光源収容部15内に設けられた照度センサ20またはリモコン信号受信部22に光または信号を通過させる役目をはたす。本例の開口部51は略円形であるが、形状はこれに限定されない。
図5(b)に示す矢印55は、主照明用光源12から透光カバー13を介して天井側とは反対側(床側)に照射される主照明であり、一方、矢印56は、補助照明用光源17から導光板18を介して天井側とは反対側(床側)に照射される補助照明である。また、矢印57は、主照明用光源12から主として透光カバー13内を反射して透光性の天板16を介して天井側に照射される光であり、一方、矢印58は、補助照明用光源17から導光板18および透光性の天板の周辺部14を介して天井側に照射される光である。これにより、天井面に届く光の量を従来のものと比べ多くすることができる。
図6は、図5(a)のC−C断面部の拡大図であり、(a)は透光カバー13および遮光カバー32があるときの斜視図、(b)は透光カバー13および遮光カバー32を外したときの斜視図である。また、図7は、図5(a)のD−D断面部の拡大図であり、(a)は透光カバー13および遮光カバー32があるときの斜視図、(b)は透光カバー13および遮光カバー32を外したときの斜視図である。両図に示すように、天板16の外周部14に設けられた補助照明用光源収容部15内には、遮光ケース31が配置されている。遮光ケース31は、その突起部41,42を回路基板30の開口部43、44を通すことで補助照明用光源17を保持している。一方、補助照明用光源収容部15の開口側上部は遮光カバー32で覆われている。遮光カバー32の延長部48は天板16の受け部45に固定することができる。
このように、補助照明用光源17を遮光ケース31および遮光カバー32で囲むことにより、透光性の天板の補助照明用光源収容部15内にもれた光を遮光することができる。一方、補助照明用光源17による補助照明は、導光板18を介してそのまま出射される。これにより、照明装置を下面側(床側)から見たとき、天板の周辺部14に配置された導光板18は明るく、補助照明用光源収容部15は暗くなり、補助照明領域の明暗を明確にすることができる。
また、遮光カバー32のほぼ中央部の開口部51には、筒状の遮光性のインナーケース26の一端が対向して配置され、その他端は透明シート25を介して不図示の照度センサ20またはリモコン信号受信部22に対向して配置される。これにより、補助照明用光源収容部15内にもれた光が、照度センサ20またはリモコン信号受信部22に伝達されないようにしている。
以下、この主照明用光源12と補助照明用光源17とを備えた照明装置10の点灯制御について説明する。
図8は、照明装置10の点灯制御について説明するための図であり、(a)は照明装置10の点灯状態の種類を示す図、(b)は照明装置10に点灯制御用の信号を送信するリモコンの点灯制御ボタンを示す図である。点灯制御装置は図示しないが、図2に示す制御基板114に搭載されている。
照明装置10は、図8(a)に示すように、主照明消灯+補助照明消灯、主照明点灯+補助照明点灯、主照明(単体)点灯、および補助照明(単体)点灯の4種類の状態がある。リモコン80は、図8(b)に示すように、点灯状態を表示することができる表示部90と、点灯制御用の各種ボタン81−88とを備える。まず、全灯ボタン81を押すと、全灯の主照明点灯+補助照明点灯となり、そして他の点灯状態であっても全灯の主照明点灯+補助照明点灯に移行する。消灯ボタン82を押すと、主照明消灯+補助照明消灯に移行する。保安灯ボタン83を押すと、補助照明(単体)点灯となり、そして他の点灯状態であっても補助照明(単体)点灯に移行する。
自動調光ボタン84を押すと、主照明(単体)点灯となり自動調光される。自動調光は、空間の明るさを検知する上述の照度センサ20からの信号に基づいて、あらかじめ設定した明るさを保つように主照明を制御するものである。例えば、外光が差し込まない夜などは100%の明るさとし、曇りや雨天のときなどは約50%の明るさとし、外光が十分な晴れのときなどは約15%の明るさとし、明るさが十分なときは自動消灯する。
あかりA−D選択ボタン85−88は、生活シーンに応じたあかりをワンタッチで選ぶことができるボタンである。あかりA選択ボタン85を押すと、主照明点灯+補助照明点灯となり、主照明および補助照明とも暖かみのある白熱電球に近いあかりAとなる。あかりB選択ボタン86を押すと、主照明点灯+補助照明点灯となり、主照明および補助照明とも食事やだんらんに適したあかりBとなる。あかりC選択ボタン87を押すと、主照明点灯+補助照明点灯となり、主照明および補助照明とも読書や趣味などに適した白色のあかりCとなる。あかりD選択ボタン87を押すと、主照明点灯+補助照明点灯となり、主照明および補助照明とも広く使われている蛍光灯に近いさわやかな白さのあかりDとなる。
図9は、主照明に対応する補助照明の生成方法の一例を示す図である。本例は、補助照明用光源としてRGBの3種のLEDを用いたものである。図の横軸は主照明の色温度(K)、縦軸は補助照明用光源を構成するRGBの3種のLEDの出力である。まず、全灯の場合、主照明の色温度は約4200Kであり、補助照明用光源はRG用LEDを各100%出力とし、B用LEDを約75%出力とする。上述のあかりAの場合、主照明の色温度は約2700Kであり、補助照明用光源はR用LEDを100%出力とし、G用LEDを約50%出力とし、B用LEDを0%出力とする。上述のあかりBの場合、主照明の色温度は約3000Kであり、補助照明用光源はR用LEDを100%出力とし、G用LEDを約75%出力とし、B用LEDを約25%出力とする。上述のあかりCの場合、主照明の色温度は約5000Kであり、補助照明用光源はR用LEDを約50%出力とし、G用LEDを100%出力とし、B用LEDを約75%出力とする。上述のあかりDの場合、主照明の色温度は約6500Kであり、補助照明用光源はR用LEDを0%出力とし、G用LEDを約75%出力とし、B用LEDを100%出力とする。
なお、主照明用光源による照明は、上述のように、図2Aおよび図2Bに示す複数のLED123の発光色および蛍光体を選択し、その両者の組み合わせで所望の色温度を得るようにされている。別の実施の形態として、主照明用光源のLED123も、それぞれRGBの3種のLEDを含むものとし、その3種のLEDの出力を調整することで、上述の補助照明用光源と同様な色の照明光を得るようにしてもよい。
10 LED照明装置
11 照明器具本体
12 主照明用光源
13 透光カバー
14 外周部
15 補助照明用光源収容部
16 天板
17 補助照明用光源
18 導光板
19 遮光部材

Claims (5)

  1. 照明器具本体と、
    前記照明器具本体の下面側に配置された主照明用光源と、
    前記主照明用光源を覆う透光カバーと、
    前記照明器具本体の少なくとも上面側周辺部を覆い、前記照明器具本体の側面部よりも外側に位置する外周部を有し、前記外周部に複数の補助照明用光源収容部を設けた透光性の天板と、
    前記複数の補助照明用光源収容部にそれぞれ収容される補助照明用光源と、
    前記補助照明用光源からの光を端面より導入し上面および下面より出射する、前記天板の前記外周部に沿って前記補助照明用光源間に配置された導光板と、
    前記補助照明用光源より前記補助照明用光源収容部内にもれた光を遮光する、前記補助照明用光源収容部に設けられた遮光部材と、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記遮光部材は、前記補助照明用光源を保持する遮光ケースと、前記補助照明用光源収容部を覆う遮光カバーとを含むことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明器具本体が設置されている空間の明るさを検知する照度センサが前記複数の補助照明用光源収容部の1つに収容され、前記遮光部材は前記照度センサの受光部に対応する位置に開口部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記主照明用光源および前記補助照明用光源を点灯制御するためのリモコン信号を受信するリモコン信号受信部が前記複数の補助照明用光源収容部の1つに収容され、前記遮光部材は前記リモコン信号受信部に対応する位置に開口部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  5. 前記補助照明用光源は、赤色、緑色および青色の3種の発光ダイオードを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
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